JP2005271880A - ステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】 装飾部位の変形時における装飾部材の浮き上がりを抑制できるとともに、外観が良好なステアリングホイールを提供すること。
【解決手段】 リム被覆部16の上面の一部分に装着凹部25を凹設する。装飾部材26を構成する分割体18及びフィルム部材19を軟質の合成樹脂材料より形成するとともに、該分割体18を前記装着凹部25に応じた形状に成形する。そして、分割体18の上面を覆うようにフィルム部材19を該分割体18に取着した後、これらを装着凹部25に取着する。
【選択図】 図2
【解決手段】 リム被覆部16の上面の一部分に装着凹部25を凹設する。装飾部材26を構成する分割体18及びフィルム部材19を軟質の合成樹脂材料より形成するとともに、該分割体18を前記装着凹部25に応じた形状に成形する。そして、分割体18の上面を覆うようにフィルム部材19を該分割体18に取着した後、これらを装着凹部25に取着する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両に装着されるステアリングホイールに関するものである。
一般に、この種のステアリングホイールとしては、円環状のリム部における表面の一部分に装飾部材を取着することによって意匠性を向上させたものが知られている。そして、このような装飾部材の多くは、硬質の合成樹脂より形成されている。このため、ステアリングホイールの変形時において、前記装飾部材が変形されずにリム部表面から浮き上がり、ステアリングホイールの操作を妨げるおそれがあった。
また一方で、硬質の合成樹脂から形成した装飾部材以外に、合成樹脂製のフィルムから形成した装飾部材を用いたステアリングホイールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような装飾部材であれば、ステアリングホイールの変形時に、該装飾部材がその変形に追従するため、リム部表面からの浮き上がりは抑制できると考えられる。
特開平11−78907号公報
しかしながら、特許文献1に記載のステアリングホイールは、インサート成形によってリム部にフィルムを取着したものである。このため、離型後に装飾部材の両縁をトリミングしなければならず、このトリミング跡が外観低下の要因となり易かった。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、装飾部位の変形時における装飾部材の浮き上がりを抑制できるとともに、外観が良好なステアリングホイールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、リム部、スポーク部及びパッド部のうち少なくとも1つの前面の一部分に設けられた装飾部位に装飾部材を取着したステアリングホイールであって、前記装飾部位には装着凹部を凹設し、前記装飾部材は軟質の合成樹脂により前記装着凹部に応じた形状に成形されたものであることを要旨とする。
上記構成によれば、前記装飾部材は軟質の合成樹脂より形成されているため、前記装飾部位が変形されても、該変形に追従して該装飾部材が変形される。このため、装飾部位の変形時における該装飾部位からの装飾部材の浮き上がりが抑制される。したがって、この装飾部材の浮き上がりによるステアリングホイールの操作への影響がほとんどなくなる。さらに、いわゆるインサート成形をすることなく装飾部材が装着凹部に取着されるため、該装飾部材にパーティングラインが生じることがなくなり、ステアリングホイールの外観が良好となる。
なお、ここでいう軟質とは、前記装飾部位の変形に追従して変形可能な程度の硬度をいうものとする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記装飾部材は、前記装着凹部に応じた形状をなす分割体と、該分割体の表面を覆うフィルム部材とよりなることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記装飾部材は、前記装着凹部に応じた形状をなす分割体と、該分割体の表面を覆うフィルム部材とよりなることを要旨とする。
上記構成によれば、前記分割体の表面を前記フィルム部材で覆うことで、容易に前記装飾部材が形成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記装着凹部は、前記装飾部材の厚み分だけ窪ませて形成したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記装着凹部は、前記装飾部材の厚み分だけ窪ませて形成したことを要旨とする。
上記構成によれば、前記装飾部材の前面と、前記装飾部位以外のステアリングホイールの前面とが面一となるため、ステアリングホイールの把持感が向上するとともに、外観がより一層良好となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記リム部、スポーク部及びパッド部には、芯金が埋設されており、前記装着凹部の内面には、該芯金が露出していることを要旨とする。
上記構成によれば、装着凹部は露出した芯金により前記装飾部材を受けることができるため、該装着凹部に装飾部材が精度良く取着される。また、前記装着凹部は、芯金を金型に接触させた状態で成形されるものであり、成形時に芯金が金型に固定されるため、該装着凹部の深さ方向の寸法精度が向上する。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記分割体の側面は、前記装着凹部に対する装着方向へ向かって内側に傾斜したテーパ形状をなすことを要旨とする。
上記構成によれば、前記装飾部材を前記装着凹部に取着する際に、該装飾部材の位置決めが容易となり、該装飾部材が該装着凹部に正確に取着される。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明において、前記分割体の側面には該フィルム部材の厚み分だけ窪ませて形成した収納凹部が設けられ、前記フィルム部材の周縁部は前記収納凹部に収納されることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明において、前記分割体の側面には該フィルム部材の厚み分だけ窪ませて形成した収納凹部が設けられ、前記フィルム部材の周縁部は前記収納凹部に収納されることを要旨とする。
上記構成によれば、前記分割体の側面に前記フィルム部材の厚みによる段差が発生しない。このため、前記装飾部材を前記装着凹部に取着する際に、該装飾部材の側面と該装着凹部の内側面との間の密着性が向上する。したがって、装飾部材の取着性向上と、ステアリングホイールの意匠性向上との双方を図ることができる。
本発明によれば、装飾部位の変形時における装飾部材の浮き上がりを抑制できるとともに、外観が良好なステアリングホイールを提供することができる。
以下、本発明を自動車のステアリングホイールに具体化した実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、ステアリングホイール11は円環状のリム部12と、その中央に配置されたパッド部13と、リム部12とパッド部13とを連結する複数(本実施形態では3本)のスポーク部14とを備えている。リム部12は、芯金としての円環状のリム部芯金15と、そのリム部芯金15の外面を被覆するリム被覆部16とから構成されている。このリム被覆部16は、円環状のリム被覆部本体17と、装飾部材26とを備えている。装飾部材26は、分割体18と、該分割体18の表面を覆うフィルム部材19とから構成されている。
図1及び図2に示すように、ステアリングホイール11は円環状のリム部12と、その中央に配置されたパッド部13と、リム部12とパッド部13とを連結する複数(本実施形態では3本)のスポーク部14とを備えている。リム部12は、芯金としての円環状のリム部芯金15と、そのリム部芯金15の外面を被覆するリム被覆部16とから構成されている。このリム被覆部16は、円環状のリム被覆部本体17と、装飾部材26とを備えている。装飾部材26は、分割体18と、該分割体18の表面を覆うフィルム部材19とから構成されている。
なお、ステアリングホイール11において、図1における上方を上側、下方を下側、紙面に対して直交する手前側を前側、紙面に対して直交する奥側を後側とする。
このステアリングホイール11は、車両に装備されるステアリングシャフト24に装着される。このとき、本実施形態におけるステアリングシャフト24の先端は、車両後方側の上方へ傾斜した状態で装備されている。従って、車両に装着されたステアリングホイール11の前面は車両後方側の上方へ傾斜した状態となる。すなわち、車両装着状態におけるステアリングホイール11の上部は車両前方側、その下部は車両後方側、その前面は車両上方側及びその後面は車両下方側へ向かうこととなる。また、図1に示すようなステアリングホイール11が回動されていない状態、すなわち車両を直進させる状態をステアリングホイール11が直進操舵位置にあるとする。
このステアリングホイール11は、車両に装備されるステアリングシャフト24に装着される。このとき、本実施形態におけるステアリングシャフト24の先端は、車両後方側の上方へ傾斜した状態で装備されている。従って、車両に装着されたステアリングホイール11の前面は車両後方側の上方へ傾斜した状態となる。すなわち、車両装着状態におけるステアリングホイール11の上部は車両前方側、その下部は車両後方側、その前面は車両上方側及びその後面は車両下方側へ向かうこととなる。また、図1に示すようなステアリングホイール11が回動されていない状態、すなわち車両を直進させる状態をステアリングホイール11が直進操舵位置にあるとする。
リム部芯金15は、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金等の金属材料からダイカスト成形によって得られる。直進操舵位置におけるリム部芯金15の左右両側及び後部には、四角板状の芯金としてのスポーク部芯金20がリム部芯金15の内側に延びるように設けられている。各スポーク部芯金20の先端部には、三角板状のボスプレート21が連結されることによって、リム部芯金15の中央部にボスプレート21が設けられたステアリングホイール11の骨格が構成されている。
パッド部13は、芯金としてのボスプレート21がボス被覆部22によって被覆されて構成される。スポーク部14は、スポーク部芯金20がスポーク被覆部23によって被覆されることにより構成される。このスポーク被覆部23は、リム被覆部本体17と一体に形成されている。これらのリム被覆部本体17、スポーク被覆部23及びボス被覆部22は、発泡ポリウレタン等の合成樹脂材料から形成されている。
図1及び図2に示すように、直進操舵位置において、リム部芯金15の後部の左右両側におけるリム被覆部16の上面(ステアリングホイールの前面)の一部分には、分割体18及びフィルム部材19を取着する装飾部位としての装着凹部25がリム被覆部本体17の周壁に沿うように湾曲状に一対凹設されている。この装着凹部25は、リム被覆部16の上面を、分割体18の厚みとフィルム部材19の厚みとを足した厚み分、つまり装飾部材26の厚み分だけ窪ませることによって形成されている。このとき、装着凹部25の内面、すなわち装着凹部25の内底面には、前記リム部芯金15が露出している。装着凹部25の内側面は内底面へ向かって内側に傾斜したテーパ形状をなしている。
分割体18は、前記装着凹部25と対応する形状に形成されている。分割体18の側面は、前記装着凹部25に対する装着方向へ向かって、すなわち該分割体18の底部へ向かって内側に傾斜したテーパ形状をなしている。ステアリングホイール11の前面となる分割体18の上面は、該分割体18の上方へ膨らむように円弧状をなしており、下面は平坦状になっている。分割体18の側面上部には、前記フィルム部材19の厚み分だけ窪ませて形成した収納凹部18aが設けられている。
また、分割体18は、前記リム被覆部本体17を形成している合成樹脂材料の硬度以下の軟質の合成樹脂材料によって形成されている。分割体18を形成する軟質の合成樹脂材料には、ポリウレタン、サーモプラスチックオレフィン等の熱可塑性エラストマ等が挙げられる。具体的に硬度はショアAで50〜90度であることが好ましい。このとき、分割体18を形成する合成樹脂材料の硬度の値と、リム被覆部本体17を形成する合成樹脂材料の硬度の値との差は、ステアリングホイールの変形への追従性を考慮した場合、小さいほど好ましい。
フィルム部材19は、PA(ポリアミド)、PE(ポリエチレン)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)等の軟質の合成樹脂製フィルムからなり、前記分割体18の上面と対応する形状に形成されている。このとき、フィルム部材19を形成する合成樹脂材料の硬度の値と、分割体18を形成する合成樹脂材料の硬度の値との差は、ステアリングホイールの変形に伴う分割体18の変形への追従性を考慮した場合、小さいほど好ましい。フィルム部材19の周縁部には、前記収納凹部18aに収納される壁状の収納片19aが、該周縁部全体に連続して突設されており、該収納片19aを収納凹部18aに収納することによって前記分割体18にフィルム部材19がそれぞれ取着されるようになっている。このとき、フィルム部材19の上面は、リム被覆部16の上面の一部分を構成するようになっており、フィルム部材19の上面とリム被覆部16の上面とは面一となっている。フィルム部材19の上面は、リム被覆部本体17の上面と色、艶等の外観が異なるように構成され、これらのフィルム部材19によってステアリングホイール11の意匠性が向上されるようになっている。
次に、このステアリングホイール11の製造方法について説明する。
図3に示すように、ステアリングホイール11の製造に用いる被覆用金型31は、第1金型31aとその第1金型31aに対して開閉可能な第2金型31bとを備えている。
図3に示すように、ステアリングホイール11の製造に用いる被覆用金型31は、第1金型31aとその第1金型31aに対して開閉可能な第2金型31bとを備えている。
まず、被覆用金型31のキャビティ内に、予めダイカスト成形されたリム部芯金15をインサートする。その後、リム部芯金15の外面と被覆用金型31のキャビティ面との隙間に、リム被覆部本体17となる合成樹脂材料を充填し、この合成樹脂材料を固化させる。これにより、図4に示すように、リム部芯金15の外面にリム被覆部本体17が成形されるとともに、リム部芯金15の外面にリム被覆部本体17が密着される。このとき、同時に、リム被覆部16の上面には、前記第1金型31aのキャビティ面の形状により装着凹部25が形成される。そして、予め別工程で成形した分割体18の上面に、該上面を覆うようにフィルム部材19を接着剤により取着する。このとき、フィルム部材19の収納片19aは、分割体18の収納凹部18aに収納される。
その後、フィルム部材19が取着された分割体18を装着凹部25に接着剤によって取着する。このとき、図2に示すように、フィルム部材19の上面とリム被覆部16の上面とは面一となる。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
・ 前記分割体18及びフィルム部材19は軟質の合成樹脂材料より形成されているため、前記装着凹部25が変形されても、該変形に追従して分割体18及びフィルム部材19が変形される。このため、装着凹部25の変形時において該装着凹部25から分割体18及びフィルム部材19が浮き上がるのを抑制することができる。したがって、これらの分割体18及びフィルム部材19の浮き上がりによるステアリングホイール11の操作への影響がほとんどなくなる。このため、ステアリングホイール11の操作時に頻繁に把持する部位であっても装着凹部25を形成することができるので、該装着凹部25を形成する位置の選択の自由度を高めることができる。加えて、リム被覆部16の上面の一部分に分割体18及びフィルム部材19を取着する装着凹部25が設けられているため、運転者の手とフィルム部材19との接触面積が小さく、装着凹部25からフィルム部材19がズレ難い。
・ 前記分割体18及びフィルム部材19は軟質の合成樹脂材料より形成されているため、前記装着凹部25が変形されても、該変形に追従して分割体18及びフィルム部材19が変形される。このため、装着凹部25の変形時において該装着凹部25から分割体18及びフィルム部材19が浮き上がるのを抑制することができる。したがって、これらの分割体18及びフィルム部材19の浮き上がりによるステアリングホイール11の操作への影響がほとんどなくなる。このため、ステアリングホイール11の操作時に頻繁に把持する部位であっても装着凹部25を形成することができるので、該装着凹部25を形成する位置の選択の自由度を高めることができる。加えて、リム被覆部16の上面の一部分に分割体18及びフィルム部材19を取着する装着凹部25が設けられているため、運転者の手とフィルム部材19との接触面積が小さく、装着凹部25からフィルム部材19がズレ難い。
・ フィルム部材19の上面と、装着凹部25以外のリム被覆部16の上面とが面一であるため、ステアリングホイール11の外観をより一層良好とすることができるとともに、把持感を向上させることができる。
・ 装着凹部25は、露出したリム部芯金15により前記装飾部材26を受けることができるため、該装着凹部25に装飾部材26を精度良く取着することができる。また、装着凹部25は、リム部芯金15を第1金型31aに接触させた状態で成形されるものであり、成形時にリム部芯金15が第1金型31aに固定されるため、該装着凹部25の深さ方向の寸法精度を向上させることができる。
・ 前記分割体18の側面は、前記装着凹部25に対する装着方向へ向かって内側に傾斜したテーパ形状をなしている。このため、前記分割体18を前記装着凹部25に取着する際に、該分割体18の位置決めが容易となり、該分割体18を該装着凹部25に正確に取着することができる。
・ 前記分割体18の側面には前記フィルム部材19の厚み分だけ窪ませて形成した収納凹部18aが設けられ、前記フィルム部材19の収納片19aは前記収納凹部18aに収納されるようになっている。このため、前記分割体18の側面に前記フィルム部材19の厚みによる段差が発生しない。したがって、前記装飾部材26を前記装着凹部25に取着する際に、前記装飾部材26の側面と、装着凹部25の内側面との間の密着性が向上する。したがって、装飾部材26の取着性向上と、ステアリングホイール11の意匠性向上との双方を図ることができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記ボス被覆部22の上面、あるいはスポーク被覆部23の上面に前記装着凹部25を形成して、ここに前記フィルム部材19が取着された分割体18を取着するようにしてもよい。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記ボス被覆部22の上面、あるいはスポーク被覆部23の上面に前記装着凹部25を形成して、ここに前記フィルム部材19が取着された分割体18を取着するようにしてもよい。
・ 前記フィルム部材19の収納片19aを収納する収納凹部18aを、分割体18の側面上部ではなく、前記装着凹部25の内側面の上部に設けてもよい。
・ 前記分割体18の側面下部を窪ませて、該分割体18の側面下部に段部を設けてもよい。この場合、前記装着凹部25の形状は、分割体18の形状に応じた形状にする必要がある。このようにすれば、分割体18の位置決めが一層容易となる。
・ 前記分割体18の側面下部を窪ませて、該分割体18の側面下部に段部を設けてもよい。この場合、前記装着凹部25の形状は、分割体18の形状に応じた形状にする必要がある。このようにすれば、分割体18の位置決めが一層容易となる。
・ 分割体18のみで装飾部材26を構成してもよい。この場合、分割体18の上面とリム被覆部16の上面とは面一であることが好ましい。
・ 分割体18の内側面は、対向する少なくとも一対がテーパ形状であれば、他の一対は略平行形状としてもよい。
・ 分割体18の内側面は、対向する少なくとも一対がテーパ形状であれば、他の一対は略平行形状としてもよい。
・ フィルム部材19がリム被覆部16の上面から突出するように構成してもよい。
・ リム部芯金15を装着凹部25の内底で露出させないように構成してもよい。
・ リム部芯金15を装着凹部25の内底で露出させないように構成してもよい。
11…ステアリングホイール、12…ステアリングホイールを構成するリム部、13…ステアリングホイールを構成するパッド部、14…ステアリングホイールを構成するスポーク部、15…芯金としてのリム部芯金、18…装飾部材を構成する分割体、18a…収納凹部、19…装飾部材を構成するフィルム部材、19a…収納片、20…芯金としてのスポーク部芯金、21…芯金としてのボスプレート、25…装飾部位としての装着凹部、26…装飾部材。
Claims (6)
- リム部、スポーク部及びパッド部のうち少なくとも1つの前面の一部分に設けられた装飾部位に装飾部材を取着したステアリングホイールであって、
前記装飾部位には装着凹部を凹設し、前記装飾部材は軟質の合成樹脂により前記装着凹部に応じた形状に成形されたものであることを特徴とするステアリングホイール。 - 前記装飾部材は、前記装着凹部に応じた形状をなす分割体と、該分割体の表面を覆うフィルム部材とよりなることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記装着凹部は、前記装飾部材の厚み分だけ窪ませて形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステアリングホイール。
- 前記リム部、スポーク部及びパッド部には、芯金が埋設されており、前記装着凹部の内面には、該芯金が露出していることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- 前記分割体の側面は、前記装着凹部に対する装着方向へ向かって内側に傾斜したテーパ形状をなすことを特徴とする請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- 前記分割体の側面には該フィルム部材の厚み分だけ窪ませて形成した収納凹部が設けられ、前記フィルム部材の周縁部は前記収納凹部に収納されることを特徴とする請求項2〜請求項5のうちいずれか一項に記載のステアリングホイール。
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JP2008024113A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Nippon Plast Co Ltd | ステアリングホイール |
KR100887509B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2009-03-10 | 주식회사 엘지화학 | 조향핸들 |
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US8051567B2 (en) | 2007-04-10 | 2011-11-08 | Lg Chem, Ltd. | Steering wheel and method of manufacturing the same |
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