JP2005258842A - 駐車場管理システム - Google Patents

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Sumiaki Yokoyama
純明 横山
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Abstract

【課題】 例えばパークアンドライドとして利用される市街地又は観光地周辺部駐車場と、市街地又は観光地中心部駐車場とを有機的に利用することにより、市街地又は観光地における車両の渋滞を無くすことができると共に、中心部駐車場における営業面での影響も解消し、且つ、利用者の利便性も向上できるように工夫した駐車場管理システムを提供する。
【解決手段】 市街地又は観光地Tの周辺部に設けた周辺部駐車場10に、希望する駐車場の選定条件と整理番号を記録した整理券を発行する整理券発行機11と、選定条件に合致した中心部駐車場20の指定情報を記録した入場許可証を発行する入場許可証発行機13を設ける。市街地又は観光地Tの中に設けた中心部駐車場20に、入場許可証の差込みを受けると車両の入庫を許可する入場許可証読取機21と、出庫に際して、入場許可証発行時刻から出庫時刻までの時間を駐車料金として徴収する料金精算機22を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばパークアンドライド(Park and Ride)として利用される市街地周辺部駐車場と、市街地中心部駐車場(市街地地域内駐車場)の双方、或いは、観光地の周辺部駐車場とその中心部駐車場(観光地地域内駐車場)の双方を、有機的に利用できるように管理する駐車場管理システムに関するものである。
特許文献1に記載の「交通システム」には、いわゆるパークアンドライドと呼ばれている駐車システムを利用した交通システムに関する記載が見られる。ここでパークアンドライドとは、都心部郊外の最寄りの駅まで自宅から自動車を使い、駅に近接する駐車場に自動車を駐車させた後、公共交通機関(主に鉄道やバス等)に乗り換えて、目的地(都心部)に向かうシステムを云う。
特開2002−288290号公報
昨今の観光地における交通混雑(交通渋滞)を解消するために、パークアンドライドシステムを利用した交通システムの運用が提案されているが、実際の運用に当たっては、市街地又は観光地中心部の交通渋滞の問題は解決できるが、反面、市街地や観光地中心部に存在する駐車場の稼働率が低下し、当該中心部駐車場の営業に影響が生じる問題があって、いまだに本格的な運用に至っていないのが実状である。
そこで本発明の技術的課題は、例えばパークアンドライドとして利用される市街地又は観光地周辺部駐車場と、市街地又は観光地中心部駐車場とを有機的に利用することにより、市街地又は観光地における車両の渋滞を無くすことができると共に、中心部駐車場における営業面での影響も解消し、且つ、利用者の利便性も向上できるように工夫した駐車場管理システムを提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解消するために、本発明の請求項1に係る駐車場管理システムは、市街地又は観光地の周辺部或いはその地域外に位置する周辺部駐車場と、市街地又は観光地の中心部或いはその地域内に位置する中心部駐車場と、これ等双方の駐車場に通信手段を介して接続されていて、各駐車場を有機的に利用できるように管理する管理用コンピュータとによって構成された駐車場管理システムであって、
上記の周辺部駐車場は、利用客が駐車を希望する中心部駐車場の選定条件を入力するための入力手段と、上記管理用コンピュータによる検索の結果、利用客が希望する中心部駐車場の選定条件に合致する駐車場が見つかった場合に、当該駐車場の指定情報と発行時刻を記録した入場許可証を発行する入場許可証発行機とを備え、上記の中心部駐車場は、車両の入庫に際して、上記入場許可証から当該駐車場の指定情報を読み取ると入庫を許可する入場許可証読取機と、車両の出庫に際して、上記入場許可証の差込みを受けると、当該出庫時刻と入場許可証に記録されている前記入場許可証発行時刻とから駐車料金を算出して、その精算が済むと車両の出庫を許可する料金精算機とを備え、上記の管理用コンピュータは、車両の入庫に際して、上記周辺部駐車場から利用客が希望する中心部駐車場の選定条件が送られて来ると、この選定条件を記憶部に記憶する記憶手段と、上記中心部駐車場の空き情報と記憶部に記憶された上記中心部駐車場の選定条件とから、利用者の希望条件に合致した中心部駐車場を抽出して、該駐車場の入場許可証を発行するための指令を上記周辺部駐車場の入場許可証発行機に送る入場許可情報発信手段とを備えることを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る駐車場管理システムは、前記管理用コンピュータに、前記周辺部駐車場から送られて来る選定条件ごとに統一整理番号を決めて前記の記憶部に記憶する整理番号決定手段を設け、前記周辺部駐車場には、上記利用客又は係員によって入力された選定条件、及び、上記管理用コンピュータから送られて来る当該選定条件ごとの整理番号を記録した駐車整理券を発行する整理券発行機と、上記管理用コンピュータから入場許可証発行指令を受けると、前記選定条件ごとに決められた整理番号を掲示する掲示部を設けると共に、前記入場許可証発行機には、差込まれた駐車整理券から当該整理番号を読み取ると、前記の入場許可証を発行する入場許可証発行手段が具備されていることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る駐車場管理システムは、前記利用客によって入力される中心部駐車場の選定条件が、中心部駐車場を特定しない自由選択指定、中心部駐車場のブロック指定、特定駐車場の指名指定、或いは、車両の大きさ指定のいずれかであることを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る駐車場管理システムは、前記駐車整理券発行機によって発行された整理券と、前記入場許可証発行機によって発行された入場許可証に、利用客の運転免許証ナンバーや、車番といった個人識別情報が記録されていることを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る駐車場管理システムは、前記入場許可証発行機によって入場許可証が発行されてから、車両が指定された駐車場に入庫するまでの経過時間が、予め設定された時間を超過した場合に、前記料金精算機による駐車料金の精算時に、超過した時間に相当する割増し料金を徴収するように構成したことを特徴としている。
(6) また、本発明の請求項6に係る駐車場管理システムは、前記周辺部駐車場に料金精算機を設け、この料金精算機には、前記入場許可証に記録されている駐車場出庫時刻を読み取って、当該出庫時刻から現在時刻に至る経過時間が所定の時間内である場合に、前記中心部駐車場の料金精算機で精算を済ませた駐車料金を割いて、その割引き料金を利用客に還元する等の特典を与える特典精算手段が具備されていることを特徴としている。
(7) また、本発明の請求項7に係る駐車場管理システムは、前記中心部駐車場では駐車料金の精算を行わずに、車両を出庫させる出庫時刻のチェックと、入場許可証への当該出庫時刻の記録のみを行い、前記周辺部駐車場に、前記入場許可証発行時刻から中心部駐車場を出庫する出庫時刻に至るまでの駐車時間と駐車料金を計算する機能と、上記出庫時刻から現在時刻に至る経過時間を計算して、その経過時間が所定の時間内である場合に、上記駐車料金を割引く機能を備えた料金精算機を設けたことを特徴としている。
(8) 更に、本発明の請求項8に係る駐車場管理システムは、前記中心部駐車場と周辺部駐車場の双方に、駐車料金を精算する料金精算機を設け、中心部駐車場に設けた料金精算機には、前記入場許可証に記録されている入場許可証発行時刻に基づいて駐車料金を計算する際に、割増しの料金を計算して、利用客がこの割増し料金を精算すると、入場許可証にその精算情報を記録して利用客に返却する仮払い精算手段を具備せしめ、上記周辺部駐車場の料金精算機には、上記仮払い済みの入場許可証の差込みを受けると、この差込みの時刻に基づいて最終の精算を行って、上記中心部駐車場での精算を済ませてから最終精算までの経過時間が所定の時間内である場合は、上記仮払い精算を済ませた駐車料金のうち、割増し分の金額を利用客に返却する一方、上記経過時間が予め設定された時間を超過した場合は、上記割増し料金を含めて超過料金の再精算を行う最終精算手段を具備せしめたことを特徴としている。
上記(1)で述べた手段によれば、利用客は、入庫時に例えば周辺部駐車場に設置されている入力装置を用いて、中心部の希望先駐車場を入力することで、より希望条件に合致した中心部駐車場を簡単に見つけることができるため、駐車に当たって市街地や観光地の中心部をうろうろ走り回って駐車場を見つける必要がなく、その結果、市街地や観光地の中心部が車両で混雑する問題を解決することができる。一方、中心部駐車場にとっては、周辺部駐車場より入庫予約を受けることになるため、パークアンドライド方式のような営業面での影響はなく、合理的な営業を可能にする。
更に、外周部駐車場における駐車希望車両の待ち時間に関しては、周辺部駐車場において入場許可証発行機が入場許可証を発行した時点から、駐車料金の計算が開始されるものであって、実質的には予約料金として取り扱かわれることになるため、利用客にとって不利になることはない。また、周辺部駐車場を出て中心部駐車場に入庫されるまでの間も、駐車料金の計算対象になることから、利用客は市街地や観光地の中を無用に走り回ることなく、出来るだけ早く指定された中心部駐車場へ車両を入庫させるように心掛けることになるため、市街地や観光地中心部での車両の混雑を緩和することが可能となる。
上記(2)で述べた手段によれば、管理用コンピュータによって利用客又は係員が入力した選定条件ごとに整理番号が決定され、希望する中心部駐車場の選定条件に合った駐車場が見つかると、周辺部駐車場に設けた掲示部にその整理番号を掲示して知らせるため、利用客はこの掲示を見ながら順番待ち情況を把握することができ、また、掲示を見て入場許可証を受け取ることにより、中心部駐車場への駐車を可能にすることができる。尚、中心部駐車場に対する選定条件の違いにより、例えば整理番号の表示の色や表示形態、或いは、表示位置等を変えるようにすれば、番号を飛び越して許可が与えられた状況を開示することができる。また、整理番号の掲示から設定時間を過ぎても入場許可証の発行要求が無い場合には、保留又はキャンセル扱いにして、次の条件にあった整理券の番号に割り振ることにする。
上記(3)で述べた手段によれば、周辺部駐車場の整理券発行機、又は、その近辺に、選定条件を選択できる各種キーや表示部を設け、合わせて、中心部駐車場の位置やその混雑状況等をリアルタイムで表示する表示板や表示器を設けることにより、利用客は自分の希望に合った中心部駐車場の選定を可能にする。
上記(4)で述べた手段によれば、駐車に際して発行される整理券と入場許可証には、整理券発行時に撮像した車番や、運転免許証ナンバー等の個人識別情報が記録されているため、整理券や入場許可証の横流しといった不正を防止できると共に、駐車料金の不払い等の不正も合わせて防止することができる。尚、上記の個人識別情報を記録することが個人情報保護の見地から抵抗がある場合は、それ等をハッシュ値(一方向性関数)化して記録し、トレースできないデータとして扱うようにすればよい。
上記(5)で述べた手段によれば、入場許可証発行から指定された中心部駐車場に車両を入庫させるまでの時間が、予め定められている時間を超過した場合には、割増し料金が徴収されることになるため、中心部内における車両の無駄な動きや、路上駐車を減らして、中心部での車両の混雑や渋滞の発生を予防することができる。
上記(6)、(7)及び(8)で述べた手段によれば、車両を中心部駐車場から出庫させた利用客は、なるべく早く周辺部駐車場での最終的な精算を済ますことで、中心部駐車場から周辺部駐車場に至る経過時間が設定時間内である場合は、その時間だけ駐車料金を割引いて料金を還元してくれるため、車両を早く市街地又は観光地の中から外に出そうと努力することが予想され、その結果、市街地又は観光地内の車両の混雑を緩和させることを可能にする。
以上述べた次第で、本発明に係る駐車場管理システムによれば、市街地や観光地の中心地区への無制限な自動車の乗り入れを防止して、中心地区での自動車の渋滞を緩和することができると共に、利用客は自動車を走らせながら駐車場を探す煩わしさから解放されて、長時間待ちをすることなく中心地区の希望する駐車場に自動車を駐車させることができるため、買い物や観光を心置きなく楽しむことができるものであって、複数存在する中心部駐車場を偏りなく公平に利用して、地域全体の駐車場を有効に、且つ、有機的に利用できる利点を備えている。
また、本発明に係る駐車場管理システムによれば、中心部駐車場は、電話やインターネット等による予約の場合と違って、駐車スペースが空いてから予約を受けることになるため、予約車を受け入れるために駐車スペースを空けておかなければならない時間の必要がなく、且つ、周辺部駐車場に自動車が来ていて、駐車の確定から到着までの時間が比較的短く、予定時間に到着する確実性も高く、而も、入場許可証発行機時刻から駐車料金が計算されるため、待ち時間による損失を防ぐことができる経済性も発揮できるものであって、パークアンドライドシステムやレンタサイクルシステム等と組み合わせて運用することにより、優れた利便性を発揮することができる。
以下に、本発明に係る駐車場管理システムの実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の全体を説明した構成図、図2はその電気的構成を説明したブロック図であって、図中、Tは市街地又は観光地で、10…は市街地又は観光地Tの周辺部に設けられた周辺部駐車場、20…は市街地又は観光地Tの中心部(中心地域内)に設けられた中心部駐車場、30はこれ等周辺部と中心部の各駐車場10…、20…の間を結んで、各駐車場を有機的に利用できるようにコントロールすると共に、各中心部駐車場20…の利用状態を管理する管理用コンピュータで、このコンピュータ30は管理会社や管理室等(図示省略)に設置されている。
上記の各周辺部駐車場10…は、図1と図2に示すように整理券発行機11と、整理券発行状況掲示板12と、入場許可証発行機13を備えている。整理券発行機11は、車両の入庫に際して、利用客が中心部駐車場20…の配地図や表示を参照しながら入力キー或いは選択キー(いずれも図示省略)等の入力手段を用いて入力した希望する中心部駐車場の選定条件、例えば、中心部駐車場を特定しない「自由選択指定」、市街地や観光地Tの「ブロック指定」、特定駐車場の「指名指定」、車両の「大きさ指定」等と、当該選定条件ごとに前記管理用コンピュータ30が付した整理番号とを記録した整理券を発行する。尚、管理用コンピュータ30は、各周辺部駐車場10…に設置された複数の整理券発行機11…を統合して、重複することのない一連した整理番号を各選定条件ごとに付すと共に、これら選定条件と整理番号を関連付けて記憶する。
更に整理券発行機11には、入庫する車両の車番を撮像して、その車番を上記発行する整理券に記録したり、利用客の運転免許証ナンバーを読み取りにより、又は、手書きによって、整理券に記録したりする個人識別情報記録機能を備えている。
上記整理券発行情況掲示板12には、上記の管理用コンピュータ30による検索の結果、その蓄積データの中に上記利用客によって入力された選定条件に合致する中心部駐車場20が見つかった場合に、管理用コンピュータ30の指令に従ってその選定条件に付されている整理番号を掲示する掲示手段が具備されている。
また、上記入場許可証発行機13は、上記の掲示板12に掲示された整理番号が記録されている駐車整理券の挿入を受けると、上記の選定条件(具体的な駐車場名や駐車場番号等)と、発行時刻(現在時刻)を記録した入場許可証を発行する機能を備えていて、利用客はこの入場許可証を受け取ると、入場許可証(ステッカー)をフロントガラスの部分に置いたり、貼り付けたりすることにより、入場許可を受けた車両であることが外目でわかるようにして、指定された中心部駐車場20に向けて車両を進めることになる。これと同時に、上記入場許可証に記録されている整理番号やその発行時刻、或いは、選定条件に合致した指定駐車場名等の各種指定情報は、管理用コンピュータ30の記憶部に記憶され、且つ、管理用コンピュータ30を経由して指定された中心部駐車場20(具体的には入場許可証読取機21)に送信される。
一方、上記の中心部駐車場20は、図1、図2に示すように入場許可証読取機21と、料金精算機22と、ゲート23を備えている、入場許可証読取機21は、車両の入庫に際して上記入場許可証の差込みを受けると、入場許可証に記録されている指定情報を読み取り、その情報が適正である場合に、入場許可証に入庫時刻を記録して返却し、利用客がこの入場許可証を引き取ると、ゲート23が開いて車両の入庫を可能にする入庫管理機能が具備されており、また、これ等入庫データは管理用コンピュータ30に送られて蓄積される。
上記の料金精算機22には、出庫に際して、上記入庫時に用いた入場許可証を利用客が差込むと、現在時刻と前記周辺部駐車場10の入場許可証発行機13が入場許可証に記録した発行時刻とから、駐車時間と駐車料金を計算して表示し、この駐車料金の精算を済ませると、上記のゲート23が開いて車両の出庫を可能にする出庫管理機能が具備されている。
上述したように、駐車料金の計算を、入場許可証の発行時刻から中心部駐車場20を出庫するまでの時間から求めるため、利用客は市街地又は観光地T内での車両の無駄な動きや、路上駐車を減らして、なるべく早く指定された中心部駐車場20に車両を入庫させるように努める結果、市街地又は観光地T内の車両の混雑や渋滞を解消することができる。また、入場許可証が発行されてから、車両を指定された中心部駐車場20に入庫させるまでの経過時間が、予め設定されている時間を超過した場合には、請求項5に記載の如く、ペナルティとして割増し料金を精算時に徴収することが可能に構成されているため、これも市街地又は観光地T内の交通渋滞を緩和するポイントになる。
また、請求項6に記載の如く、周辺部駐車場10にも中心部駐車場20と同様に料金精算機(図示所略)を設けて、中心部駐車場30を出庫する際に受け取った精算済み入場許可証をこの料金精算機に差し込むことにより、指定された中心部駐車場20から外周部駐車場10に至る経過時間を計算し、この経過時間が予め設定した時間内である場合に、精算を済ませた駐車料金を割引いて、その割引料金を利用客に戻すようにすれば、利用客は出庫させた車両をなるべく早く外周部駐車場10に向けて進めることになるため、その結果、市街地又は観光地T内の交通渋滞を緩和することができる。
一方、請求項7に記載されているように、中心部駐車場20では駐車料金の精算を行わずに、最終的な料金精算を外周部駐車場10に設けた料金精算機で精算するようにしたり、或いは、中心部駐車場20で仮払い精算を行い、本精算を外周部駐車場10で行うようにすると共に、中心部駐車場20から外周部駐車場10に至る経過時間が所定時間内である場合に、駐車料金を割引くように構成することによっても、利用客は車両をなるべく早く外周部駐車場10に向かわせることになるため、市街地又は観光地T内の交通渋滞を緩和することが可能になる。
上記外周部駐車場10と中心部駐車場20との間で行われるデータ通信は、全て管理用コンピュータ30を経由して行われ、また、これ等各データは各駐車場10及び20別に管理用コンピュータ30の記憶部に蓄積させて、後日、管理会社等が各駐車場10、20から回収した駐車料金の中から、蓄積された駐車実績に従って料金が配分される事になる。尚、具体的な配分方法としては、外周部駐車場10と中心部駐車場20との間で、その配分比率を予め決めておく方法と、各駐車場10、20に対する駐車時間の比率で料金を配分する方法等が存在するが、これは実施の一例である。
次に、図3、図4、図5は、上述した本発明に係る駐車場管理システムの処理手順を説明したフローチャートであって、図3に示した整理券の発行処理を説明したフローチャートにおいて、ステップS1,S2,S3,S9,S10は周辺部駐車場10における整理券発行機11の処理操作を示し、ステップS14は各中心部駐車場20…の空き情報を管理する中心部駐車場管理システム20T(図1、図2では省略)による処理操作を示し、ステップS4,S5,S7,S11,S15は、管理用コンピュータ30の処理操作で、ステップS8,S12,S13は前記周辺部駐車場10における整理券発行機11の処理操作を示す。
また、図4は入場許可証の発行手順を説明したフローチャートであって、図中、ステップS16とS17は管理用コンピュータ30の処理操作を示し、次のステプS18,S19,S20,S21は、周辺部駐車場10の整理券発行機11による処理操作を示し、次のステップS22,S23,S24は、管理用コンピュータ30による処理操作を示し、次のステップS25とS26は、周辺部駐車場10の入場許可証発行機13による処理操作を示し、更に、ステップS27とS28は、中心部駐車場20の入場許可証読取機21の処理操作を示す。
更に、図5に示した入庫処理と出庫処理を説明したフローチャートにおいて、ステップS29,S30,S31,S32,S33は、中心部駐車場20の入場許可証読取機21による入庫の処理操作を示し、ステップS34,S35,S36,S37,S38は、中心部駐車場20の料金精算機22による出庫の処理操作を示したものである。
本発明に係る駐車場管理システムの全体を説明した構成図。 本発明に係る駐車場管理システムの全体を説明したブロック図。 整理券発行の処理手順を説明したフローチャート。 入場許可証発行の処理手順を説明したフローチャート。 入庫処理と出庫処理の手順を説明したフローチャート。
符号の説明
T 市街地又は観光地
10 周辺部駐車場
11 整理券発行機
12 整理券発行状況掲示板
13 入場許可証発行機
20 中心部駐車場
21 入場許可証読取機
22 料金精算機
30 管理用コンピュータ

Claims (8)

  1. 市街地又は観光地の周辺部或いはその地域外に位置する周辺部駐車場と、市街地又は観光地の中心部或いはその地域内に位置する中心部駐車場と、これ等双方の駐車場に通信手段を介して接続されていて、各駐車場を有機的に利用できるように管理する管理用コンピュータとによって構成された駐車場管理システムであって、
    上記の周辺部駐車場は、利用客が駐車を希望する中心部駐車場の選定条件を入力するための入力手段と、上記管理用コンピュータによる検索の結果、利用客が希望する中心部駐車場の選定条件に合致する駐車場が見つかった場合に、当該駐車場の指定情報と発行時刻を記録した入場許可証を発行する入場許可証発行機とを備え、
    上記の中心部駐車場は、車両の入庫に際して、上記入場許可証から当該駐車場の指定情報を読み取ると入庫を許可する入場許可証読取機と、車両の出庫に際して、上記入場許可証の差込みを受けると、当該出庫時刻と入場許可証に記録されている前記入場許可証発行時刻とから駐車料金を算出して、その精算が済むと車両の出庫を許可する料金精算機とを備え、
    上記の管理用コンピュータは、車両の入庫に際して、上記周辺部駐車場から利用客が希望する中心部駐車場の選定条件が送られて来ると、この選定条件を記憶部に記憶する記憶手段と、上記中心部駐車場の空き情報と記憶部に記憶された上記中心部駐車場の選定条件とから、利用者の希望条件に合致した中心部駐車場を抽出して、該駐車場の入場許可証を発行するための指令を上記周辺部駐車場の入場許可証発行機に送る入場許可情報発信手段とを備えることを特徴とする駐車場管理システム。
  2. 前記管理用コンピュータに、前記周辺部駐車場から送られて来る選定条件ごとに統一整理番号を決めて前記の記憶部に記憶する整理番号決定手段を設け、前記周辺部駐車場には、上記利用客又は係員によって入力された選定条件、及び、上記管理用コンピュータから送られて来る当該選定条件ごとの整理番号を記録した駐車整理券を発行する整理券発行機と、上記管理用コンピュータから入場許可証発行指令を受けると、前記選定条件ごとに決められた整理番号を掲示する掲示部を設けると共に、前記入場許可証発行機には、差込まれた駐車整理券から当該整理番号を読み取ると、前記の入場許可証を発行する入場許可証発行手段が具備されていることを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 前記利用客によって入力される中心部駐車場の選定条件が、中心部駐車場を特定しない自由選択指定、中心部駐車場のブロック指定、特定駐車場の指名指定、或いは、車両の大きさ指定のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車場管理システム。
  4. 前記駐車整理券発行機によって発行された整理券と、前記入場許可証発行機によって発行された入場許可証に、利用客の運転免許証ナンバーや、車番といった個人識別情報が記録されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の駐車場管理システム。
  5. 前記入場許可証発行機によって入場許可証が発行されてから、車両が指定された駐車場に入庫するまでの経過時間が、予め設定された時間を超過した場合に、前記料金精算機による駐車料金の精算時に、超過した時間に相当する割増し料金を徴収するように構成したことを特徴とする請求項1、2,3又は4に記載の駐車場管理システム。
  6. 前記周辺部駐車場に料金精算機を設け、この料金精算機には、前記入場許可証に記録されている駐車場出庫時刻を読み取って、当該出庫時刻から現在時刻に至る経過時間が所定の時間内である場合に、前記中心部駐車場の料金精算機で精算を済ませた駐車料金を割いて、その割引き料金を利用客に還元する等の特典を与える特典精算手段が具備されていることを特徴とする請求項1、2,3、4又は5に記載の駐車場管理システム。
  7. 前記中心部駐車場では駐車料金の精算を行わずに、車両を出庫させる出庫時刻のチェックと、入場許可証への当該出庫時刻の記録のみを行い、前記周辺部駐車場に、前記入場許可証発行時刻から中心部駐車場を出庫する出庫時刻に至るまでの駐車時間と駐車料金を計算する機能と、上記出庫時刻から現在時刻に至る経過時間を計算して、その経過時間が所定の時間内である場合に、上記駐車料金を割引く機能を備えた料金精算機を設けたことを特徴とする請求項1、2,3、4、5又は6に記載の駐車場管理システム。
  8. 前記中心部駐車場と周辺部駐車場の双方に、駐車料金を精算する料金精算機を設け、中心部駐車場に設けた料金精算機には、前記入場許可証に記録されている入場許可証発行時刻に基づいて駐車料金を計算する際に、割増しの料金を計算して、利用客がこの割増し料金を精算すると、入場許可証にその精算情報を記録して利用客に返却する仮払い精算手段を具備せしめ、上記周辺部駐車場の料金精算機には、上記仮払い済みの入場許可証の差込みを受けると、この差込みの時刻に基づいて最終の精算を行って、上記中心部駐車場での精算を済ませてから最終精算までの経過時間が所定の時間内である場合は、上記仮払い精算を済ませた駐車料金のうち、割増し分の金額を利用客に返却する一方、上記経過時間が予め設定された時間を超過した場合は、上記割増し料金を含めて超過料金の再精算を行う最終精算手段を具備せしめたことを特徴とする請求項1、2,3、4、5、6又は7に記載の駐車場管理システム。
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