JP2001076194A - 駐車場の課金システム - Google Patents

駐車場の課金システム

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JP2001076194A
JP2001076194A JP24981999A JP24981999A JP2001076194A JP 2001076194 A JP2001076194 A JP 2001076194A JP 24981999 A JP24981999 A JP 24981999A JP 24981999 A JP24981999 A JP 24981999A JP 2001076194 A JP2001076194 A JP 2001076194A
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parking
parking lot
card
vehicle
base
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JP24981999A
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Takahiro Tsubota
隆宏 坪田
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TOSHI KAIZOU SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地域一帯の多数の駐車場で低額に駐車でき
る、駐車場の料金精算システムを提供する。 【構成】 プリペイドカード6と車両2とをプレートナ
ンバーでリンクさせ、ナンバーが一致するときに駐車を
許可する。1枚のカード6で複数の駐車場8−1〜5に
駐車でき、同日中であれば駐車を複数回行っても、最初
の駐車に対してのみ課金する。また夜間はベース駐車場
8−2以外では、昼間の料金とは別途に料金を課金す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、駐車場のネットワーク
として機能する駐車場の課金システムに関する。
【0002】
【従来技術】駐車場の多くは一時貸しあるいは月極貸し
により運営されているが、複数の駐車場に対して共通に
駐車できるようにしたシステムは知られていない。この
ようなシステムが得られれば、運転先の様々な場所で駐
車場を利用でき便利である。そしてこれに伴って、違法
駐車も減少し、駐車場の利用効率も向上して、駐車料金
の引き下げも可能になる。
【0003】
【発明の課題】この発明の駐車場の課金システムの課題
は、 1) 広域的に複数の駐車場で共通に駐車できるように
し、 2) この場合に、駐車媒体となるカード等の不正利用を
防止して、システムの運営を可能にすることにある(請
求項1)。請求項2の発明での追加の課題は、 3) 1日内の最初の出庫に対してのみ定額を課金するこ
とを可能にして、地域の行く先々の駐車場を容易に利用
できるようにすることにある。請求項3の発明での追加
の課題は、 4) 夜間は指定された駐車場(ベース駐車場)以外でも
駐車できるようにして、駐車場のネットワークを車庫と
して機能させるとともに、 5) ベース駐車場以外での夜間での駐車には、日中での
駐車料金より高額にしてベース駐車場での駐車を優遇
し、 6) この一方で日中は他の駐車場を車庫とするカード所
有者の車両を駐車させて、駐車場の効率を向上させるこ
とにある。請求項4の発明での追加の課題は、 7) カード所有者以外の一般客の駐車需要が高い特定時
間帯に、一般客への駐車スペースを提供して、都心等の
混雑を緩和することにある。請求項5の発明での追加の
課題は、 8)複数の駐車場からなるネットワークにおいて、各駐
車場での駐車状況を集計し、ベース駐車場とその他の駐
車場毎の稼働率を得、これらから各駐車場の利用料金の
分配額を算出し、駐車場の事業主間の清算、またはベー
ス駐車場と他の駐車場間の精算を容易に行うことにあ
る。さらに請求項6の発明での追加の課題は、 9) 道路交通情報に、広域的な複数の駐車場の満空情報
を加え、走行中の車両を空き駐車場へ誘導することにあ
る。
【0004】
【発明の構成】この発明は、複数の駐車場に対して共通
で、かつ車両のナンバーを記録し、さらに駐車場の利用
料金の課金を行うための媒体と、各駐車場の入庫口に設
けられて、入庫車両のプレートナンバーを撮像するため
のカメラと、入庫時に前記媒体にアクセスして、少なく
とも車両ナンバーを読み取るためのアクセス手段と、読
み取った車両ナンバーと、撮影した車両ナンバーとが一
致するか否かをチェックして入庫を許可するための管理
手段とを設けた、駐車場の課金システムにある。媒体は
カード以外に、車両に搭載したカーナビゲーションシス
テム等でも良い。
【0005】好ましくは、前記媒体をカードとし、前記
アクセス手段をカードリーダーとすると共に、同日内で
の当該車両の駐車状況を求めるための手段と、出庫時に
カードに対して課金するための課金手段とを設けて、課
金手段では同日内の最初の出庫に対してのみ、駐車時間
に係わらない定額を課金するようにする。同日内での当
該車両の駐車状況を求めるには、例えばカード自体に駐
車状況を記録すれば良く、あるいは駐車場間の通信で各
車両の駐車状況を求めても良い。
【0006】さらに好ましくは、前記複数の駐車場の1
つをベース駐車場として、前記カードに記録し、前記管
理手段をベース駐車場以外への夜間入庫に対し制限を設
けるようにする。夜間入庫に対する制限は、例えばベー
ス駐車場以外での夜間の駐車料金に、日中の定額料金と
は別途に料金を徴収する、ことなどである。
【0007】特に好ましくは、特定時間帯を設けて、特
定時間帯での駐車には時間単位で課金する。時間単位と
は、1時間単位を意味するのではなく、同日内であれば
何回また何時間駐車しても定額とすることとの対比であ
る。
【0008】さらにこの発明では、好ましくは、前記ベ
ース駐車場の駐車状況と、ベース以外の複数の駐車場で
の駐車状況とを集計するための手段と、前記ベース駐車
場と前記他の駐車場間の清算を行うための手段とを設け
て、前記集計に基づき、駐車場の事業主毎または駐車場
毎の利用料金の分配額を求めるようにする。
【0009】さらに好ましくは、前記複数の駐車場の満
空情報を、走行中の車両へ発信するための送信手段を設
けることとする。
【0010】そして最も好ましくは、前記カードを磁気
あるいはIC等のプリペイドカードとすることである。
【0011】
【発明の作用と効果】この発明では、媒体を複数の駐車
場に対して共通に使用できるようにするので、例えば京
阪神一帯、首都圏、札幌市内等の、駐車場のネットワー
クを構成することができる。そしてこのようにすると、
不正駐車が問題となる。ここでこの発明では、車両のナ
ンバープレートと媒体に記録した車両番号とを照合する
ので不正使用を防止できる。また車体のサイズに応じて
駐車位置を変えるようにした駐車場では、ナンバープレ
ートの撮像を利用して車体サイズを求め、効率的な駐車
位置を決めることができる(請求項1)。
【0012】請求項2の発明では、同日内での当該車両
(駐車した課金対象となる車両)の駐車状況を求めて、
同日内の駐車に対して最初の出庫に対してのみ、駐車時
間に係わらずに課金する。このため多数の駐車場を日に
何回使用しても定額となり、違法駐車を減らせると共
に、駐車場の効率を増すことができる。
【0013】請求項3の発明では、原則的には夜間はベ
ース駐車場に車両を駐車させることとし、ベース駐車場
を車庫として使用させる。すなわちベース駐車場では、
日中、夜間を問わず自由に駐車できる一方、ベース以外
の駐車場では日中は自由に駐車できるが、夜間は制限を
設ける。そしてカードの有効発行枚数をベース駐車場の
駐車能力の範囲に制限すれば、ベース駐車場以外の駐車
場には夜間はほとんど駐車しないので、確実に駐車でき
る。さらに夜間はベース駐車場に、日中は他の駐車場に
駐車することができ、駐車場の効率が増す。このように
日中、夜間共に駐車場の稼働率が向上するので、駐車場
の収益が改善され、駐車料金の低料金化が可能になる。
また駐車が便利になり、駐車場の稼働率が向上するの
で、不法駐車が減少する。さらにベース駐車場を設ける
ことは、各車両に対して所属する駐車場を決めることで
あり、夜間での特定の駐車場のオーバーフローを防止す
ることにもなる。
【0014】ここで都心等の駐車場に対して土曜日、日
曜日、祝日の昼間などに特定時間帯を設ければ、特定時
間帯には一般客を優先して駐車させることができ、混雑
を緩和すると共に平日の駐車効率を増すことができる
(請求項4)。
【0015】さらに、複数の駐車場での駐車状況を集計
し、それぞれの車両について、ベース駐車場毎の収益と
ベース以外の駐車場の収益とを算出、集計すれば、駐車
場の事業主毎または駐車場毎の駐車料金の分配額が定ま
る。その結果、駐車場間の駐車料金の清算だけでなく、
複数駐車場を管理する事業主間での清算も容易にできる
(請求項5)。
【0016】また、広域な地域での複数駐車場の満空情
報を、走行中の車両に与えることが可能になる。各車両
は、広域的に存在する各駐車場の満空状況を得ることが
できるので、空き駐車場をサーチして誘導されることに
なり、各駐車場の稼働率を高めることができる(請求項
6)。
【0017】
【実施例】図1,図2に、実施例での駐車システムの概
要と、駐車場の管理システムの概要を示す。図1におい
て、2は車両で、4はナンバープレート、6は駐車用の
プリペイドカードで、車両のプレートナンバーが磁気的
あるいは電子的に記録され、プレートナンバーが一致す
る車両に限って通用する。カード6はプリペイドカード
の他デビットカード(駐車料金を銀行口座から引き落と
すカード)等でも良く、磁気カードに限らずICカード
やスマートカード等でも良い。
【0018】カード6には、車両のプレートナンバー、
ベース駐車場のナンバー、所有者の住所氏名等のID情
報、有効期間、ポイントで表した残高、過去の駐車記録
等を記録する。8−1〜5は多数の駐車場で、例えば京
阪神地区、首都圏、北九州地区等の地域でのネットワー
ク的な駐車場である。そしてカード6は、夜間を除き、
多数の駐車場8−1〜5に共通に通用する。駐車場8−
1〜5には駐車場番号が付与されており、かつその1つ
(ここでは駐車場8−2)がベース駐車場となり、カー
ド6にはベース駐車場の番号2が付されている。ベース
駐車場8−2は車庫証明の対象となる駐車場で、夜間で
の駐車は原則的にベース駐車場8−2で、かつベース駐
車場8−2のカードの有効発行枚数は駐車台数の範囲に
制限されて、車庫としての資格を備えている。
【0019】駐車場8−1〜5の種類は自走式立体駐車
場、機械式立体駐車場、平面駐車場等の任意で、設置場
所はデパートやスーパー、野球場、ホテル、オフィスビ
ル、高速道路等の道路下、等の任意である。10は各駐
車場8−1〜5に設けた駐車場管理用のコンピュータ
で、CPU、各種のファイルを記憶したメモリ、端末、
通信インターフェース等からなり、カードリーダと接続
されている。コンピュータ10のファイルには、発行し
たカードの番号、所有者名や住所、車両プレート番号、
残高ポイント、有効期間、過去の駐車記録などを記憶し
たカードファイル、駐車場の空きスペースの数、駐車中
の車両のプレート番号や入庫時間、カード番号等を記憶
した駐車ファイル、過去の入出庫台数や駐車台数等を夜
間、昼間、特定時間帯等に区分して記憶した統計ファイ
ル等がある。この内カードファイルは、各カード6のベ
ース駐車場8−2のコンピュータ10で管理し、カード
6自体を管理するためのものである。駐車ファイルは駐
車場8−1〜5の管理のためのファイルで、統計ファイ
ルは過去の駐車の実績から今後の駐車台数を予測して、
駐車場8−1〜5に必要な空きスペース等を予測するた
めのファイルである。
【0020】各駐車場8−1〜5のコンピュータ10は
通信回線で互いに接続され、各車両の駐車の記録や課金
の記録はベース駐車場8−2のコンピュータ10に送信
されて、ベース駐車場8−2で管理する。12は、各駐
車場8−1〜5の入庫口近くに設置したカメラで、入庫
車両のナンバープレートや車体のサイズを撮像する。そ
して車体のプレートナンバーとカードのプレート番号が
一致することを、駐車の条件とする。
【0021】車両2と各駐車場8−1〜5との関係を説
明する。運転者は任意の駐車場8−1〜5で駐車するた
め、その駐車場8−1〜5の入庫口に設けたカードリー
ダにカード6を挿入する。車両2が入庫口へ進入する時
点で、カメラ12によりそのナンバープレートや車両の
サイズを撮影し、撮影した車両ナンバーとカード6の車
両ナンバーが一致していれば、入庫を許可する。後述の
夜間の時間帯と特定時間帯とを除いて、1日に何時間で
も何回駐車しても、1日分のみが課金される。出庫時に
は、カード6をカードリーダに挿入して清算する。
【0022】図2に、コンピュータ10の構成を示す
と、14,16は各駐車場8−1〜5の入出庫ゲートに
設けたカードリーダで、入庫用カードリーダ14を駐車
場8−1〜5の入庫口に、出庫用カードリーダ16を出
庫口に設置し、共にカード6の読み取りと書き込みとが
できる。入庫用カードリーダ14と出庫用カードリーダ
16とを別個に設けたのは、入庫口と出庫口とを別個に
設けたからで、これらが兼用であればカードリーダ1
4,16も兼用となる。カードリーダ14には、入庫す
る車両2のナンバープレートを読みとるためのカメラ1
2を設け、例えばカメラ12は首振りと上下動により撮
像位置を変えれるようにし、最初に入庫車両の存在を検
出し、次に車両前面全体を撮影して、車体サイズを確認
する。車体のサイズに応じた駐車位置へ誘導する。次い
で入庫車両2のナンバープレートを読み取る。入庫車両
の検出、あるいは車体サイズやナンバープレートの撮影
に必要な画像処理は、カメラ12に内蔵の画像認識装置
等で行い、カメラ12の姿勢は画像認識装置で制御す
る。実施例では入庫側にのみカメラ12を設置したが、
出庫カードリーダ16側にもカメラ12を設置して、出
庫車両2のナンバーとカード6のナンバーとが一致する
かをチェックし、盗難などによる無断出庫を防止しても
良い。
【0023】18はCPUで、カードリーダ14からの
入庫要求や、カードリーダ16からの出庫要求に基づい
て、機械式駐車場での入出庫の制御等を行い、自走式駐
車場では、駐車位置への誘導等を行う。またこれ以外
に、駐車場間の通信や駐車場の管理全般を行う。20は
そのメモリで、カードファイル24、駐車ファイル2
6、統計ファイル28等の各種のファイルを記憶し、2
2は制御用の端末である。そして、各駐車場での車両2
の駐車記録や課金記録等の情報は、駐車場間の通信を介
しベース駐車場で管理させる。車両毎の駐車実績はベー
ス駐車場のファイルで管理されており、その車両のベー
ス駐車場での駐車と、その他の駐車場での駐車とを駐車
場毎に集計し、駐車場間の料金精算を通信回線を介し行
う。
【0024】入庫時にカード6をカードリーダ14に挿
入し、カード情報や入庫時刻をメモリ20で記憶する。
出庫時も同様に、カード6をカードリーダ16に挿入
し、機械式の駐車場の場合、これに基づいて車両を出庫
する。そして機械式、自走式共に、出庫時にカード6の
残高を減算して課金する。駐車料金の課金では、同日で
の最初の出庫時にのみ残高ポイントを減算し、同日での
2回目以降の駐車であれば課金しない。出庫時でなく入
庫時に課金し、同日での最初の入庫時に課金し、2回目
以降の入庫時には課金しないこととしても良い。カード
6は複数の駐車場で使用でき、例えば首都圏やその周辺
地域のように、圏域毎に複数の駐車場に共通して使用で
きる場合や、公営駐車場や私営駐車場のように、事業主
体毎に複数の駐車場に共通して使用できる場合等、使用
可能な範囲を設けてもよい。
【0025】図3に、カード6を示すと、30はカード
の情報記録域で、模式的に示してある。記録域30の内
容は任意であるが、車両プレートナンバー、ベース駐車
場、氏名、住所等の個人識別データ、有効期限や残高ポ
イント、過去の駐車記録(入庫した日時、駐車場の番
号、出庫時刻)等を記録する。磁気カードの場合、カー
ドの裏面等に残高等のプリント域32を設け、使用年月
日等と残高ポイントとを記録する。カード6は、プリペ
イドカードのような磁気カードや、大容量のICカー
ド、スマートカード、クレッジットカードやデビットカ
ード、あるいはカーナビゲーションシステムの車載器に
挿入するカードでも良い。
【0026】ベース駐車場8−2では、車両2は、特定
時間帯を除き、日単位の料金計算で自由に駐車できる。
一方、ベース駐車場8−2以外の駐車場では、特定時間
帯を除き、日中は日単位の料金計算で自由に駐車できる
が、夜間は日単位の料金に加え夜間料金が必要である。
このようにベース駐車場では日中、夜間を問わず自由に
カード6を使用できる一方、ベース駐車場以外では、夜
間にはこのような特典を受けることができないという制
限を受ける。実施例のカードシステムでは、多数の駐車
場8−1〜5に対して、1枚のカード6でどの駐車場で
も、夜間と特定時間帯を除き自由に駐車できる。1枚の
カードで広域的にしかも低額で駐車が可能になるため、
カードの不正利用が生じる恐れがある。そこで、車両ナ
ンバーをカード6に記憶させ、車両2とカード6とを
1:1にリンクさせる。カード6は有効期限を持ち、こ
れが車庫証明の有効期間に対応する。例えばデビットカ
ードの場合、カードの有効期限が車庫証明期間に対応
し、プリペイドカードの場合は少なくとも1ヶ月以上の
有効期間分のカードとする。
【0027】実施例の課金システムでは、カード6の再
発行は、ベース駐車場8−2で行うが、他の駐車場で行
っても良い。またカードファイルで駐車状況を管理する
ことにより、夜間駐車が極端に少ない車両や、ベース以
外の駐車場での駐車頻度が極端に高い車両等を検出でき
る。各駐車場8−1〜5は通信回線で接続されているの
で、満車時に周辺での空き駐車場の位置を表示したりで
きる。
【0028】図4〜図6に、入庫時及び出庫時の処理の
流れを示す。図4は入庫時の処理の流れを示し、プレー
トナンバー不一致の場合は、車両2が速やかに入庫口か
ら退去できるように、好ましくはカードリーダ14の付
近に退出用の走行路を設置する。駐車場が満杯の場合
は、駐車場8の入り口等に予め入庫不可を表示する。
【0029】入庫時には、運転者がカードリーダ14に
カード6を挿入し、カメラ12はプレートナンバーや車
体サイズをCPU18に送信する。CPU18はカード
情報をメモリ20にストアし、入庫の可否を決定する。
先ずカード6のプレートナンバーと、カメラ12で撮影
したのプレートナンバーとを比較し、一致していなけれ
ば入庫不可とする。同様に有効期限切れのカード6にも
入庫を拒否する。次にベース駐車場8−2であるか否か
をチェックし、ベース駐車場であれば、特定時間帯で空
きがない場合を除き、時間の制限なく入庫を許可する。
またベース駐車場8−2以外の駐車場でも、特定時間帯
で空きがない場合には同様に入庫を拒否するが、夜間時
間では、フラグ(ベース駐車場ではないが入庫させるこ
とを示す)をメモリに立て、入庫を許可する。これは、
ベース駐車場以外での夜間入庫に対し、出庫時の清算方
式を異ならせるためである。即ち、このような夜間入庫
にはカード6による特典、即ち同日(夜間を含む)にお
ける複数回の駐車に対し1日分の駐車料金で駐車できる
という特典は与えずに、駐車を許可する。実施例では、
ベース駐車場8−2以外では、夜間料金を別途支払うこ
とを条件に夜間入庫を許可するが、夜間の入庫を拒否す
ることとしても良い。
【0030】大型車/中型車/小型車等で駐車位置を変
えるようにした駐車場では、撮影した車両のサイズ、あ
るいはカード6に記録した車体のサイズに応じて駐車位
置を定める。駐車場8が満車の場合、入庫不可表示を行
うが、カード6の発行枚数を駐車実績に応じて制限して
いるので、実際上は特定時間帯以外には満車となること
はない。
【0031】図5、図6に出庫時の処理を示す。出庫時
にはカード情報から残高を算出し、駐車料金分のポイン
トを減算して出庫させる。料金や残高は、実際の金額単
位で計算しても、ポイント単位で計算しても良い。駐車
料金(駐車に対して課金するポイント数)は、土曜日、
日曜日、祝日等の11時〜18時等の特定の時間帯(以
下「特定時間帯」)、平日の昼間、曜日を問わず夜間
(例えば23時〜翌朝の6時)の3つの時間帯により区
別する。以下では、これらを特定時間帯、昼間、夜間と
呼ぶ。特定時間帯を設けるのは、例えば都心の駐車場に
対して意味がある。このような駐車場では土曜日、日曜
日、祝日等の昼間は駐車場の需要が多いが、平日は駐車
場の需要が少ない。そこで平日の利用を前提にこの発明
のカードを発行し、特定時間帯の利用には割高な料金を
適用する。すると駐車需要の少ない平日に多数のカード
所有者の車両を駐車させることができ、これらの車両の
車庫を提供できる。特定時間帯には、これらの車両は割
高な駐車場を避けて郊外の自宅等に駐車するようにな
る。そしてこれによって特定時間帯に生じた空きスペー
スを、時間貸しとして不特定多数の車両の駐車に用い
る。ただし、この発明は特定時間帯を設けたものに限ら
ず、夜間と昼間との区別のみをしたものでも良い。
【0032】出庫時の基本的な処理は残高の更新であ
る。最初に駐車時間帯に特定時間帯が含まれているか否
かをチェックし、特定時間帯が含まれていれば、特定時
間帯内の時間当たりで定まるポイント数の駐車料金を課
金する。次に特定時間帯以外の駐車料金に対して課金す
る。ベース駐車場からの出庫の場合には、先ず入出庫が
同日内であるか否かをチェックする。ここで「同日内の
入出庫」を説明すると、例えば1日の開始時刻を午前0
時とすれば、午前0時から24時間後の次の午前0時ま
での間に入出庫があれば、その入出庫は同日内の入出庫
であり、1回目の出庫時に日単位料金B分を精算する。
しかし、同日内の2回目以後の入出庫に関しては、料金
が加算されない。このことは、同日内であれば回数、時
間にかかわらず1日分の料金で駐車できることを意味す
る。例えば、ベース駐車場8−2では、早朝の出庫が通
常は1日の最初の出庫となり、その日の午後11時以降
の夜間の入庫から午前0時までの駐車は2回目以降の駐
車となり、早朝に既に出庫済みなので無料となる。
【0033】駐車時間が1日を越える場合、実際の駐車
日数を入庫時間と出庫時間との差から求める。ただし最
初の日に別の駐車場等で既に入出庫があり、既に日単位
料金Bが精算されていることがある。例えば別の駐車場
で同日に入出庫した後、午後11時に再入庫し48時間
後に出庫すると、1日目の料金は支払い済みであるにも
かかわらず、3日間の駐車料金が出庫時に請求されるこ
とになる。このような事態を避けるため、駐車を開始し
た最初の日に既に出庫されているかをチェックする。1
度でも出庫されていれば、その際に1日分の駐車料金の
精算が行われているので、48時間後の出庫時には1日
分少ない日数分、即ち2日分の駐車料金を精算する。
【0034】また多数の駐車場で入出庫を繰り返して
も、これら駐車場が同一圏内、即ちそのカード6が通用
する圏内の同日内であれば、1日分の駐車料金で良い。
例えば同日内で1回目に出庫した駐車場がベース駐車場
8−2で、2回目以降に駐車場8−1等に駐車しても、
2回目以降の駐車場8−1では課金しない。
【0035】図6の結合子A以降に、ベース駐車場8−
2以外の駐車場での出庫時の料金精算を示す。特定時間
帯に対しては、図5で既に駐車料金を課金済みである。
昼間の駐車に対しては、ベース駐車場8−2と同様に、
その日の1回目の出庫に対してのみ課金する。そして夜
間の駐車について説明すると、ベース駐車場8−2であ
れば夜間でも自由に駐車できるが、ベース駐車場8−2
以外では、昼間であれば1日に何時間でも何回駐車して
も1日分の料金でよいが、夜間料金については別途課金
される。即ち、ベース駐車場以外では、昼間であればナ
ンバーが一致することを条件に自由に駐車できるが、昼
間に入庫し夜間も駐車したときには、出庫時に夜間の駐
車料金を別途課金される。
【0036】例えば、ベース駐車場8−2以外の駐車場
に、昼間に入庫し夜間に渡り駐車した場合について説明
すると、昼間の駐車日数、及び夜間駐車は何泊か、を得
る。そして、昼間駐車料金Cを日単位で計算し、夜間駐
車料金Dを例えば1泊単位で計算する。昼間駐車分につ
いては、ベース駐車場8−2の場合と同様であり、最初
の日の入庫前に既に1度でも出庫したことがあれば、既
にその日の精算は済んでおり、2日目以降から昼間分の
駐車料金Cを計算する。夜間駐車料金Dは、1泊の夜間
駐車料金Aと夜間駐車日数(何泊)とから算出する。そ
して、これと先に算出した料金Cとを加算して駐車料金
を得る。
【0037】このように実施例では、夜間の駐車時間の
長短にかかわらず、夜間での駐車が何泊かにより課金す
る。夜間のベース駐車場以外での駐車では、例えば、第
1日(同日)の最初の入庫が午後7時で、翌朝の午前7
時に出庫すると、1泊と2日分の駐車料金となり、同日
の二回目以降の入庫が午後7時で、翌朝の午前7時に出
庫すると、1泊と1日の駐車料金となる。また午前12
時に入庫し翌朝の午前7時に出庫すると、1泊と1日分
の駐車料金となる。即ち、夜間はベース駐車場以外では
カード6の特典を与えず、夜間駐車料金を1泊単位で課
金する。その結果、ベース駐車場で夜間駐車する車両を
優遇し、特定の駐車場が混雑することを防止すると共
に、車庫としての駐車場のネットワークを機能させる。
【0038】実施例で用いた、夜間の1泊料金A,昼間
での日単位料金B等の料金体系は、例えば地域的圏域や
駐車場の事業主体毎にそれぞれ定めればよい。さらに、
夜間は時間単位で料金を算出したり、夜間1泊料金と日
単位料金とが同額にする等、自由に定めることができ
る。
【0039】駐車場間の料金精算について説明すると、
実施例では、車両毎の情報は原則として各ベース駐車場
毎に管理する。そして駐車場間の料金精算は、各車両の
駐車実績をベース駐車場とそれ以外の駐車場毎に集計
し、その集計結果から各駐車場の稼動実績を求め、ベー
ス駐車場とその他の駐車場間の清算を通信回線を介し行
う。
【0040】車両毎の駐車場への入出庫,駐車状況は全
てメモリされているので、それぞれの車両について、ベ
ース駐車場での駐車と、それ以外の駐車場での駐車とを
集計し、ベース駐車場8−2とその他の駐車場8−n間
との駐車料金の精算を行う。例えば、ベース駐車場8−
2とその他の駐車場8−nとの分配割合を、1:1とす
ると、その車両2のトータルの駐車料金の例えば50%
をベース駐車場8−2に、残り50%をベース駐車場を
含むn個の駐車場に、それぞれ各駐車場の利用実績に応
じ分配する。ここで、駐車場個数のnは、集計期間にお
ける車両2の利用駐車場個数を示す。実施例での分配率
について説明すると、ベース駐車場8−2は夜間は車庫
としての機能を果たすため50%とし、昼間はベース駐
車場8−2を含むn個の駐車場のいずれにも自由に駐車
することができるので、各駐車場の稼動実績に応じ50
%を分配することとした。
【0041】このように各ベース駐車場で集計・清算・
料金分配を行う、いわゆる分散型清算処理に対し、例え
ば事業主毎の集計センターを設け、各駐車場での全ての
入出庫情報をこの集計センターに集中させ、事業主毎に
集計を行うようにしても良い。また地域的な圏域毎に清
算することも、可能である。
【0042】実施例のように、複数の駐車場を共通のカ
ード6で低額な料金で駐車でき、しかも車庫証明を発行
するためのベース駐車場を車両毎に定めることにより、
所定地域内での駐車場のネットワークを構築することに
なる。そして、この駐車場のネットワークでは、昼間は
複数回の駐車や長時間での駐車に対しても1日分の駐車
料金で良く、夜間の駐車に対して、ベース駐車場以外で
は別料金を加算する。この駐車場のネットワークには事
業主体が複数参加することも可能であり、またその結
果、実施例のカードシステムの公共性が増大し、利便性
も高く、しかも駐車場の稼働率が上がるため、収益性の
増大にもつながる。
【0043】例えば都営、首都高速、道路公団、営団等
の他、府営等の複数の事業主体にまたがる複数駐車場に
1枚のカードで駐車させることとし、このような複数駐
車場を管理するための集計センターを設けることとして
もよい。また、地域的な圏域で駐車可能範囲を設けず、
全国の公営駐車場において1枚のカードで駐車できるこ
ととすれば、カード6の利用価値が増大するだけでな
く、公営駐車場の収益向上を図ることもできる。
【0044】なお、圏域や事業主体が複数にまたがって
いる場合、全ての駐車場において同一の条件で駐車させ
ることとしても良いが、料金等に差を設けてもよい。例
えば、圏域1での最初の出庫では1日分の清算を行い、
同日での圏域2での2回目の出庫では圏域2の日中(昼
間)分の基準料金の5割の料金とする、等任意に定める
ことができる。
【0045】図7に、カード6及びカードリーダ14,
16の代わりに、高速道路でのノンストップ自動料金収
受システムにこの発明を適用した例を示す。42はカー
ナビゲーション機能やゲートとの通信機能を備えた車載
器で、40は車載器42に挿入するための新たなICカ
ードで、カード6と類似、あるいは共通カードとしても
良い。44,46は駐車場の入出庫口に設けたゲート
で、ゲート44,46にはアンテナを設け、車載器42
と双方向の無線通信を行う。ゲート44には、図示しな
いカメラを設置してある。そして、入庫時に車両がゲー
ト44を通過すれば、CPU18に対し入庫要求を行う
と同時に、カード40からの車両データをCPU18に
送信し、プレートナンバーの一致等を判別する処理を行
う。出庫時に車両がゲート46を通過すると、アンテナ
を介し車載器42に挿入したカード40とCPU18間
で、出庫車両に対し料金精算を行う。この変形例は、カ
ードリーダ14,16に代えて、車載器42とゲート4
4,46を用いる点以外は、図1〜図6の実施例と同様
である。
【0046】実施例のカードシステムを、道路交通情報
提供システムに組み込めば、各車両に対し提供する道路
情報と共に、駐車場の満空状況も発信,提供することが
可能になる。駐車場の満空状況は、各駐車場毎のコンピ
ュータ10から直接、あるいは上述した集計センターか
ら、無線アンテナを介し得ることができる。なおこの場
合には、道路に設置した図示しないゲートを介して通信
情報を得る。そして、車両に対しては空き駐車場を探し
ての無駄な時間を省略させ、各駐車場では、駐車場間の
満空に極端な差が生じることなく、均一に入庫させるこ
とになる。さらには、効率の悪い、例えば市街地の公営
駐車場の稼働率を向上させることや、常に満車状態の特
定の駐車場の待ち状況を緩和することができる。
【0047】なお、車載器2に挿入するカードと、駐車
用のカード6とを共通カードとした場合には、カード6
の使用により車両が空き駐車場へ誘導され、駐車場の稼
働率向上に寄与することとなるので、駐車料金をさらに
低額にする等の特典を付加しても良い。
【0048】実施例の特徴を説明する。 1) 1枚のカード6で、広い範囲の多数の駐車場8−1
〜5を利用できる。 2) 昼間の駐車では最初の駐車に対してのみ課金するの
で、こまめに駐車する場合に追加の駐車料金が不要で、
このため違法駐車が減少する。 3) 夜間はベース駐車場に確実に駐車できる。なおベー
ス駐車場8−2でのカード6の発行枚数は、駐車能力の
例えば100〜80%程度に制限するのが好ましい。こ
れらに伴って、ベース駐車場8−2で車庫としての機能
を提供できる。 4) ベース駐車場以外での駐車では、夜間の時間帯は、
昼間の駐車料金とは別途の料金とし、夜間では原則的に
ベース駐車場で駐車させると共に、夜間での特定駐車場
の混雑を緩和する。 5) 特定時間帯には、駐車場8−1〜5をカード6の所
有者以外の一般客に開放でき、都心部の混雑を防止でき
る。 6) 夜間の車庫サービス、平日昼間の駐車サービス、特
定時間帯の駐車サービスの3種のサービスにより、駐車
場の稼働率を常に高く保つことができる。このため駐車
料金を低下させることができ、混雑の緩和にも寄与す
る。 7) ナンバープレートのチェックにより、カードの不正
使用を防止できる。 8) 車両サイズを撮影する場合や、カード6に車両サイ
ズを記録する場合、大型/中型/小型に区別して駐車位
置を決めることができる。 9) 複数の駐車場8−1〜8−5での精算に関して、ベ
ース駐車場8−2のカードファイルに駐車記録を設け
て、駐車場間で駐車状況を通信することにより、複数の
駐車場間で公平に精算できる。 10) 地域毎や、事業主体毎に駐車場のネットワークを
構築し、これら複数の駐車場の管理を統括して行い、各
駐車場の駐車状況から、駐車場毎の稼働率を得る。そし
て、車両毎にベース駐車場の収益と、利用した駐車場の
収益とをそれぞれ算出し、ベース駐車場間の駐車料金の
分配・清算を迅速に行うことができる。 11) カードの使用状況等から、違法駐車の疑いが高い
車両の検出、盗難車のチェック、駐車場の利用状況の予
測などができ、円滑かつ安全で効率的な駐車場8−1〜
5の運営ができる。 12) 自動料金収受システムを、実施例のカードシステ
ムに利用し、出庫時の料金精算を迅速に行うことができ
る。 13) 道路情報を得るための道路交通情報提供システム
を利用し、複数の駐車場の満空状況を各車両に提供する
ことができる。
【0049】例えば都心のオフィスビルに付属の駐車場
の場合、夜間はベース駐車場8−2として業務用の車両
の車庫となり、平日の昼間はカード6の所有者に対して
広く駐車サービスを提供でき、特定時間帯には業務用の
車両をより駐車料金の低い郊外の車庫や自宅等に移すこ
とにより、都心の混雑の防止に役立てることができる。
また郊外型のスーパー、百貨店等の駐車場の場合、平日
昼間は近隣住民の通勤車の車庫となり、土、日、祝日の
昼間は買い物客のための車庫として機能する。いずれの
場合も、平均の駐車効率は単純な月極め駐車場の2倍程
度に達し、同時に違法駐車を防止し、地域一帯で追加の
駐車料金無しに何回でも駐車できる駐車場のネットワー
クを提供できる。そして、その地域における種々の活動
に対するサービスとして、1日に1回分の駐車料金で駐
車できるネットワーク的な駐車サービスを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の課金システムの全体構成を示す図
【図2】 実施例でのコンピュータ10の構成を示すブ
ロック図
【図3】 実施例でのカードの構成を示す図
【図4】 実施例の駐車場への入庫時の処理を示すフロ
ーチャート
【図5】 実施例のカードでのベース駐車場の駐車料金
を算出するためのフローチャート
【図6】 実施例のカードでのベース以外の駐車場の駐
車料金を算出するためのフローチャート
【図7】 変形例の課金システムのブロック図
【符号の説明】
2 車両 4 ナンバープレート 6,40 カード 8−1〜5 駐車場 10 コンピュータ 12 カメラ 14,16 カードリーダ 18 CPU 20 メモリ 22 端末 30 記録域 32 プリント域 42 車載器 44,46 ゲート
フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 EA03 EB01 EB10 EC06 EC08 3E044 AA11 BA04 BA06 CA05 CA06 CB03 DA10 DE02 5B049 AA05 BB17 BB31 CC31 CC36 CC39 CC40 CC46 DD04 EE01 EE07 EE28 FF04 GG03 GG06 5H180 AA01 BB12 CC04 EE10 KK01 KK06 KK08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駐車場に対して共通で、かつ車両
    のナンバーを記録し、さらに駐車場の利用料金の課金を
    行うための媒体と、 各駐車場の入庫口に設けられて、入庫車両のプレートナ
    ンバーを撮像するためのカメラと、 入庫時に前記媒体にアクセスして、少なくとも車両ナン
    バーを読み取るためのアクセス手段と、 読み取った車両ナンバーと、撮影した車両ナンバーとが
    一致するか否かをチェックして入庫を許可するための管
    理手段とを設けた、駐車場の課金システム。
  2. 【請求項2】 前記媒体をカードとし、前記アクセス手
    段をカードリーダーとすると共に、 同日内での当該車両の駐車状況を求めるための手段と、 出庫時にカードに対して課金するための課金手段とを設
    けて、課金手段では同日内の最初の出庫に対してのみ、
    駐車時間に係わらない定額を課金するようにしたことを
    特徴とする、請求項1の駐車場の課金システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の駐車場の1つをベース駐車場
    として、前記カードに記録し、 前記管理手段をベース駐車場以外への夜間入庫を制限す
    るように構成したことを特徴とする、請求項2の駐車場
    の課金システム。
  4. 【請求項4】 特定時間帯を設けて、特定時間帯での駐
    車には時間単位で課金するようにしたことを特徴とす
    る、請求項2または3の駐車場の課金システム。
  5. 【請求項5】 前記ベース駐車場の駐車状況と、ベース
    以外の複数の駐車場での駐車状況とを集計するための手
    段と、 前記ベース駐車場と前記他の駐車場間の清算を行うため
    の手段とを設けて、前記集計に基づき、駐車場の事業主
    毎または駐車場毎の利用料金の分配額を求めるようにし
    たことを特徴とする、請求項3の駐車場の課金システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記複数の駐車場の満空情報を、走行中
    の車両へ発信するための送信手段を設けたことを特徴と
    する、請求項3の駐車場の課金システム。
  7. 【請求項7】 前記カードがプリペイドカードであるこ
    とを特徴とする、請求項2〜6のいずれかの駐車場の課
    金システム。
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