JP2005255271A - エレベータ伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの主制御装置から、乗りかごまたは各階床に備えられた各制御装置に出力した制御データの伝送動作確認を容易に行なう。
【解決手段】伝送解析装置11はマスタコントローラ2が出力した制御信号を入力し、この制御信号に、伝送解析装置11で予め設定したアドレスが含まれている場合に、プローブ7Aを介してトリガ信号をオシロスコープ6に出力する。オシロスコープ6は、伝送解析装置11からトリガ信号を入力した時点でマスタコントローラ2からプローブ7を介して入力した制御データ、つまり、前述のように設定したアドレスに対応する制御データの波形を、伝送解析装置11からのトリガ信号の波形とともに表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータの運行動作を制御するための制御データを伝送するエレベータ伝送システムに関する。
従来のエレベータ伝送システムでは、マスタコントローラと呼ばれる主制御装置から、この主制御装置とLANを介して接続され、乗りかごおよび各階床のホールにそれぞれ備えられる制御装置に、乗りかごの駆動のための制御データを伝送している。
乗りかごにおよび各階床のホールに備えられた制御装置には、それぞれに固有のアドレスが割り当てられており、マスタコントローラは、制御対象である、乗りかごおよび各階床のホールの制御装置に対する制御データに、それぞれの制御対象に割り当てられたアドレスを付加してアドレス順に一定周期で繰り返し出力する。
乗りかごおよび各階床のホールの制御装置は、マスタコントローラから入力した制御データに付加されたアドレスが自身に割り当てられたアドレスであれば、当該入力した制御データの内容にしたがった処理を行なう(例えば特許文献1参照)。
特開2003−081546号公報
前述したエレベータにおいて、例えば開発試験やトラブル解析を行なう際は、マスタコントローラからLANを介して出力された制御データの波形の状態を確認する必要がある。この確認のため、マスタコントローラをオシロスコープと接続し、このオシロスコープにより制御データの波形を表示する。
しかし、制御データはアドレス順に一定周期で繰り返し出力されているので、乗りかごおよび各階床のホールの制御装置のうち、マスタコントローラからの制御データの伝送動作確認を行ないたい制御装置に対する、該制御データの波形をオシロスコープですぐに表示させることはできなかった。よって、マスタコントローラと、このマスタコントローラと接続される個々の制御対象との間の制御データの伝送動作確認が容易に行なえなかった。
そこで、本発明の目的は、エレベータの主制御装置から出力した制御データの伝送動作確認が容易に行なえるエレベータ伝送システムを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータ伝送システムは、主制御装置と、この主制御装置にネットワークを介して接続される複数の制御装置とを有し、前記主制御装置から前記各制御装置に対する制御データに各制御装置に固有のアドレスを付加して、一定周期ごとに繰り返し伝送するエレベータ伝送システムにおいて、前記各制御装置のうち、前記制御データの波形を表示すべき制御装置のアドレスを指定する指定手段と、前記主制御装置が出力した各制御データを示す波形を連続的に表示する表示手段と、前記指定手段が指定したアドレスが付加された制御データを判別する判別手段と、この判別手段が判別した制御データの波形を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とする。
このようなエレベータ伝送システムを用いれば、主制御装置が出力した制御データのうち、予め指定したアドレスが付加された制御データを判別して、この波形を表示手段に表示させるので、主制御装置から、予め指定したアドレスが割り当てられた制御装置に対する制御データの伝送動作確認が容易に行なえるようになる。
本発明に係わるエレベータ伝送システムでは、主制御装置から、この主制御装置に接続される複数の制御装置のうち予め指定したアドレスが割り当てられた制御装置に対する制御データの伝送動作確認が容易に行なえるようになる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがったエレベータ伝送システムの全体構成を示すブロック図である。
このエレベータ伝送システム1は、マスタコントローラ2、ホールコントローラ3、かごコントローラ4を備える。マスタコントローラ2は、エレベータの乗りかご(図示せず)の昇降動作を含む、エレベータの運行の全体制御を行なうのものであり、LANケーブル5を介してホールコントローラ3、かごコントローラ4と接続される。
ホールコントローラ3は各階床に設置され、各階床のエレベータホール(図示せず)に備えられたスイッチの操作検出や、エレベータホールに備えられたホールインジケータ(図示せず)の表示制御を行なう。
かごコントローラ4は、乗りかご内に備えられたスイッチの操作検出や、乗りかご内のインジケータ(図示せず)の表示制御を行なう。各階床のホールコントローラ3、かごコントローラ4には、それぞれに固有のアドレスが割り当てられている。
ここで、本システムにおいて、マスタコントローラ2はマスタ局、各階床のホールコントローラ3、かごコントローラ4はスレーブ局として存在する。
マスタコントローラ2から、各階床のホールコントローラ3に対して送信される制御データには、当該ホールコントローラ3に割り当てられたアドレスが付加される。ホールコントローラ3に対する制御データには、例えばホールインジケータを点灯させるためのデータなどが含まれる。
また、マスタコントローラ2から、かごコントローラ4に対して送信される制御データには、当該かごコントローラ4に割り当てられたアドレスが付加される。かごコントローラ4に対する制御データには、例えば乗りかご内のインジケータを点灯させるためのデータなどが含まれる。
マスタコントローラ2は、各階床のホールコントローラ3に対する制御データ、および、かごコントローラ4に対する制御データをアドレス順に一定周期ごとに繰り返し出力する。
図2に、マスタコントローラ2から出力される制御信号の一例を示す。
この例では、第1の制御対象機器、第2の制御対象機器に対する制御データが一定周期ごとに繰り返される信号を示している。図中の、Tの時間に出力されている信号は、第1の制御対象機器に割り当てられたアドレスを示す。Tの時間に出力した信号は、第1の制御対象機器に対する制御データを示す。Tの時間に出力した信号は、第2の制御対象機器に割り当てられたアドレスを示す。Tの時間に出力した信号は、第2の制御対象機器に対する制御データを示す。Tの時間からは、前記各信号が繰り返し出力される。
各階床のホールコントローラ3、かごコントローラ4は、マスタコントローラ2が出力した制御信号に含まれる、自身に割り当てられたアドレスを有する制御データを入力した際に、この制御データで指示された処理を行なう。
ここでLANケーブル5には、プローブ7を介してオシロスコープ6が接続されると共に、伝送解析装置11が接続されるオシロスコープ6は、マスタコントローラ2が出力した制御信号を入力し、この制御信号に含まれる制御データ、および当該制御データに付加されたアドレスの波形を表示する。
伝送解析装置11は、プローブ7Aを介してオシロスコープ6と接続される。伝送解析装置11は、マスタコントローラ2が出力した制御信号を入力し、この制御信号に含まれる各制御データのうち、任意に指定されたアドレスの波形、およびこのアドレスに対応する制御データの波形をオシロスコープ6に表示するよう制御する。
図3は、オシロスコープ6の一例を示す図である。
オシロスコープ6は、2現象オシロスコープであり、信号入力端子10,10Aを備える。信号入力端子10はプローブ7と接続される。信号入力端子10Aはプローブ7Aと接続される。
また、伝送解析装置11は、設定アドレス入力部16を備える。設定アドレス入力部16は、各階床のホールコントローラ3、かごコントローラ4のうち、制御データの波形をオシロスコープ6に表示させたい機器に割り当てられたアドレスの設定操作を受け付ける。本実施形態では、アドレスは16進数3桁で表現される。
図4は、設定アドレス入力部16の外観構成を示す図である。
設定アドレス入力部16は、ロータリスイッチ16A〜16Cを備える。ロータリスイッチ16Aは、16進数3桁のアドレスのうち、最上位桁の数値の設定操作を受け付け、ロータリスイッチ16Bは、16進数3桁のうち、2桁目の数値の設定操作を受け付け、ロータリスイッチ16Cは、16進数3桁のうち、最下位桁の数値の設定操作を受け付ける。
ユーザは、これらロータリスイッチ16A〜16Cを操作して、各階床のホールコントローラ3、かごコントローラ4のうち、マスタコントローラ2から出力された制御データの内容の監視対象である機器に割り当てられた16進数3桁のアドレスをセットする。例えば、制御データの波形を表示させたい機器が、かごコントローラ4であり、これに割り当てられた16進数3桁のアドレスが「1EF」である場合には、ロータリスイッチ16Aを操作して「1」にセットし、ロータリスイッチ16Bを操作して「E」にセットし、ロータリスイッチ16Cを操作して「F」にセットする。
伝送解析装置11は、このアドレス入力部16により設定されたアドレスを有する制御データを入力した際に、トリガ信号をプローブ7Aを介してオシロスコープ6の信号入力端子10Aに出力する。
信号入力端子10Aに入力されたトリガ信号の波形は、オシロスコープ6の表示部8にトリガ信号波形13として表示される。また、伝送解析装置11からオシロスコープ6の信号入力端子10に入力された制御信号の波形は、オシロスコープ6の表示部8にオシロ波形9として表示される。
図3に示した表示画面中のトリガ位置14はトリガ信号波形13の立ち上がりエッジである。トリガ位置14の位置は、オシロスコープ6側の設定スイッチ(図示せず)の操作により任意の位置に変更できる。
オシロ波形9は、アドレスフレーム9Aとデータフレーム9Bが連続してなる。データフレーム9Bは、制御データを示す波形であり、アドレスフレーム9Aは、データフレーム9Bで示された制御データに付加されたアドレスを示す波形である。
図5は、伝送解析装置11の内部構成を示す図である。
伝送解析装置11は、前述した設定アドレス入力部16の他に、伝送ドライバ12、シリアル/パラレル変換部30、通信フォーマットチェック部15、設定アドレス比較部17、取得データ認識部18、CRC(Cyclic Redundancy Check code)エラーチェック部19、表示部27、設定アドレストリガ出力部25、CRCエラー出力部26、取得データCRCエラー出力部28、AND回路29を備える。
表示部27は、伝送有無検出表示部20、設定アドレス有無表示部21、取得データ有無表示部22、取得データ数値表示部23、CRCエラー有無表示部24を備える。
設定アドレス入力部16は、設定アドレス比較部17と接続される。伝送ドライバ12は、LANケーブル5を介してエレベータ伝送システム1のマスタコントローラ2と接続される。伝送ドライバ12は、シリアル/パラレル変換部30と接続される。シリアル/パラレル変換部30は、通信フォーマットチェック部15、設定アドレス比較部17、取得データ認識部18、CRCエラーチェック部19、伝送有無検出表示部20と接続される。また、設定アドレス比較部17は、取得データ認識部18と接続される。
設定アドレス有無表示部21は、設定アドレス比較部17と設定アドレストリガ出力部25の間に備えられる。取得データ有無表示部22は、取得データ認識部18とAND回路29の入力端子の間に備えられる。取得データ数値表示部23は、取得データ認識部18と接続される。CRCエラー有無表示部24は、CRCエラーチェック部19とAND回路29の入力端子の間に備えられ、かつ、CRCエラー出力部26と接続される。
また、設定アドレストリガ出力部25はプローブ7Aと接続され、取得データCRCエラー出力部28はプローブ7Bと接続され、CRCエラー出力部26はプローブ7Bと接続される。プローブ7A,7B,7Cのうちいずれかは、オシロスコープ6の信号入力端子10Aと接続される。
伝送ドライバ12は、RS485規格に準拠した伝送ドライバである。通信フォーマットチェック部15は、制御信号の基本フォーマットであるデータ長やパリティ、ストップビットを確認する。
次に、本システムの表示処理について説明する。表示処理とは、マスタコントローラ2からの制御信号のうち、設定アドレス入力部16で入力したアドレスを示す波形、およびこのアドレスが付加された制御データの波形をオシロスコープ6により表示する処理である。この処理を行なう際に、プローブ7Aをオシロスコープ6の信号入力端子6Aに接続する。
まず、マスタコントローラ2から出力された制御信号は、LANケーブル5を介して伝送ドライバ12に入力される。この伝送ドライバ12からマスタコントローラ2から入力した信号はRS485規格の信号である。伝送ドライバ12は、RS485規格の信号をロジック信号に変換し、これをシリアル/パラレル変換部30に出力する。
シリアル/パラレル変換部30に入力された信号はシリアル方式の信号であるが、シリアル/パラレル変換部30は、このシリアル方式の信号をパラレル方式の信号に変換する。
シリアル/パラレル変換部30は、パラレル方式に変換した信号を通信フォーマットチェック部15、設定アドレス比較部17、取得データ認識部18、CRCエラーチェック部19に出力する。
設定アドレス入力部16で設定したアドレスは、設定アドレス比較部17に出力される。設定アドレス比較部17は、設定アドレス入力部16からのアドレスを記憶する。
通信フォーマットチェック部15は、シリアル/パラレル変換部30から入力した制御信号のフォーマットを確認し、正常であると確認した場合に設定アドレス比較部17を動作させる。
設定アドレス比較部17は、通信フォーマットチェック部15から動作を指示された際に、シリアル/パラレル変換部30から出力された制御信号を入力する。そして、この入力した制御信号に含まれるアドレスと、設定アドレス入力部16で設定したアドレスを照合する。そして、設定アドレス比較部17は、シリアル/パラレル変換部30からの制御信号に含まれるアドレスのうち、前述のように設定したアドレスと同一のアドレスを入力した際に、その旨を示す設定アドレス検出信号を、設定アドレス有無表示部21に出力する。設定アドレス検出信号は、設定アドレス有無表示部21を介して設定アドレストリガ出力部25にも出力される。
設定アドレストリガ出力部25は、設定アドレス有無表示部21からの設定アドレス検出信号を入力すると、トリガ信号をプローブ7Aを介してオシロスコープ6の信号入力端子10Aに出力する。
信号入力端子10Aに入力されたトリガ信号は、図3に示すように、静止したトリガ信号波形13としてオシロスコープ6の表示部8に表示される。
オシロスコープ6は、設定アドレストリガ出力部25からのトリガ信号が入力された際に、当該トリガ信号を入力した時点で、信号入力端子10を介して入力された制御信号の波形を表示部8に表示する。この表示された波形は静止する。このとき表示部8に表示された制御信号のアドレスフレーム9Aの終了位置は、トリガ信号波形13の立ち上がりエッジと一致する。つまり、トリガ信号波形13とともに表示部8に表示されたアドレスフレーム9Aは、設定アドレス入力部16で設定したアドレスを示す波形である。また、アドレスフレーム9Aに連続したデータフレーム9Bは、設定アドレス入力部16で設定したアドレスに対応した制御データを示す波形である。
以上のように、設定アドレス入力部16で予めアドレスを設定すると、マスタコントローラ2から入力した制御信号のうち、設定アドレスに対応する制御データの波形をオシロスコープ6の表示部8に表示することができる。したがって、各制御装置(コントローラ)毎の動作内容を個々に、かつ容易に確認できる。
次に、伝送解析装置11の表示部27による各種表示処理について説明する。
図6は、図5に示した表示部27の外観構成を示す図である。
表示部27は、伝送有無検出表示ランプ20A、CRCエラー有無表示ランプ24A、設定アドレス有無表示ランプ21A、取得データ有無表示ランプ22A、取得データ数値表示ランプ23Aを備える。伝送有無検出表示ランプ20Aは伝送有無検出表示部20と、CRCエラー有無表示ランプ24AはCRCエラー有無表示部24と、設定アドレス有無表示ランプ21Aは設定アドレス有無表示部21と、取得データ有無表示ランプ22Aは取得データ有無表示部22と、取得データ数値表示ランプ23Aは取得データ数値表示部23とそれぞれ接続される。
取得データ数値表示ランプ23Aは、2桁の7セグメントLED(図6参照)の数値部分である。設定アドレス有無表示ランプ21A、取得データ有無表示ランプ22Aは、7セグメントLEDのドット部分である。
まず、伝送有無検出表示ランプ20Aよる表示処理について説明する。
シリアル/パラレル変換部30は、前述のようにシリアル方式からパラレル方式に変換した制御信号を伝送有無検出表示部20に出力する。
伝送有無検出表示部20は、シリアル/パラレル変換部30からのパラレル方式の制御信号を入力した際に、伝送有無検出表示ランプ20Aを点滅させる。また、伝送有無検出表示部20は、シリアル/パラレル変換部30からのパラレル方式の制御信号を入力しない場合には、伝送有無検出表示ランプ20Aを消灯させる。これにより、ユーザは、シリアル/パラレル変換部30による制御信号の変換処理が正常になされた否かを把握することが出来、また、マスタコントローラ2から制御信号が正常に出力されているか否かを容易に確認することが出来る。
次に、設定アドレス有無表示ランプ21Aによる表示処理について説明する。
設定アドレス有無表示部21は、前述したように設定アドレス比較部17が出力したトリガ信号を入力した際に、設定アドレス有無表示ランプ21Aを点滅させる。また、設定アドレス有無表示部21は、設定アドレス比較部17からのトリガ信号を入力しない場合には、設定アドレス有無表示ランプ21Aを消灯させる。これにより、ユーザは、マスタコントローラ2からの制御信号に、設定アドレス入力部16の操作により予め設定したアドレスが含まれているか否かを容易に把握することが出来る。
次に、取得データ有無表示ランプ22A、取得データ数値表示部23Aによる表示処理について説明する。取得データ有無表示ランプ22Aによる表示処理は、設定アドレス入力部16の操作により設定したアドレスがマスタコントローラ2からの制御信号中に存在することを設定アドレス比較部17が検出した場合に、このアドレスに対応する制御データが存在するか否かを表示する処理である。取得データ数値表示部23Aによる表示処理は、設定アドレス入力部16の操作により設定したアドレスに対応する制御データを16進数2桁で表示する処理である。
まず、設定アドレス比較部17は、シリアル/パラレル変換部30から出力された制御信号に、前述のように設定アドレス入力部16で設定したアドレスが含まれる場合には、このアドレスを示すアドレス信号を取得データ認識部18に出力する。
取得データ認識部18は、設定アドレス比較部17からのアドレス信号を入力した場合に、シリアル/パラレル変換部30が出力した制御信号を入力する。そして、取得データ認識部18は、シリアル/パラレル変換部30から入力した制御信号のうち、設定アドレス比較部17からのアドレス信号で示されたアドレスを入力した際に、このアドレスに対応する制御データが存在する場合には、これを取得する。取得データ認識部18は、前述した制御データを取得した旨を示すデータ検出信号を取得データ有無表示部22に出力する。
取得データ有無表示部22は、取得データ認識部18からのデータ検出信号を入力した際に、取得データ有無表示ランプ22Aを点滅させる。また、取得データ有無表示部22は、取得データ認識部18からのデータ検出信号を入力しない場合に、取得データ有無表示ランプ22Aを消灯させる。これにより、ユーザは、設定アドレス入力部16により予め設定したアドレスに対応する制御データが存在するか否かを容易に把握することが出来る。
また、取得データ認識部18は、前述した制御データを取得した際に、これを取得データ数値表示部23に出力する。取得データ数値表示部23は、取得データ認識部18からの制御データを入力した際に、これを16進数2桁の数値に変換し、この数値を取得データ数値表示ランプ23Aにより表示する。
取得データ数値表示ランプ23Aに表示された数値は、設定アドレス入力部16により他のアドレスが設定されて、このアドレスに対応する制御データが該取得データ数値表示部23に出力されるまで変化しない。
これにより、ユーザは、設定アドレス入力部16により予め設定したアドレスに対応する制御データの内容を容易に把握することができる。
次に、CRCエラー有無表示ランプ24Aによる表示処理について説明する。
CRCエラーチェック部19は、シリアル/パラレル変換部30からの制御信号を入力し、この制御信号にエラーがあるか否かをアドレスおよび制御データごとに判別する。この判別の結果、全てのアドレスにそれぞれ対応する制御データにエラーがあると判別した場合には、これを示すエラー検出信号をCRCエラー有無表示部24に出力する。
CRCエラー有無表示部24は、CRCエラーチェック部19からのエラー検出信号を入力した際に、CRCエラー有無表示ランプ24Aを点滅させる。また、CRCエラー有無表示部24は、CRCエラーチェック部19からのエラー検出信号を入力しない場合に、CRCエラー有無表示ランプ24Aを消灯させる。これにより、ユーザは、マスタコントローラ2からの制御信号中のエラーの有無を把握することが出来る。
また、CRCエラーチェック部19は、前述したエラー検出信号を、CRCエラー有無表示部24を介してCRCエラー出力部26に出力する。CRCエラー出力部26は、CRCエラーチェック部19からのエラー検出信号を入力した際に、トリガ信号をプローブ7Cに出力する。
前述したプローブ7Aに代えて、プローブ7Cをオシロスコープ6の信号入力端子10Aと接続した場合には、CRCエラー出力部26からのトリガ信号が信号入力端子10Aに入力される。信号入力端子10Aに入力されたトリガ信号の波形は表示部8に表示される。よって、ユーザは、シリアル/パラレル変換部30が出力した制御データにエラーが存在することを容易に把握することができる。
取得データ認識部18は、前述したデータ検出信号を出力する際に、取得データ有無表示部22を介して、“1”の信号をAND回路29に出力する。また、CRCエラーチェック部19は、前述したエラー検出信号を出力する際に、CRCエラー有無表示部24を介して、“1”の信号をAND回路29に出力する。
取得データ認識部18、CRCエラーチェック部19からともに“1”の信号が出力された際は、取得データ認識部18が認識した制御データにエラーが存在することを意味する。AND回路29は、取得データ認識部18、CRCエラーチェック部19からともに“1”の信号を入力した際に、“1”の信号を取得データCRCエラー出力部28に出力する。
取得データCRCエラー出力部28は、AND回路29からの“1”の信号を入力した際に、トリガ信号をプローブ7Bに出力する。ここで、前述したプローブ7A,7Cに代えて、プローブ7Bをオシロスコープ6の信号入力端子10Aと接続した場合には、トリガ信号はプローブ7Bを介して信号入力端子10Aに入力される。信号入力端子10Aに入力されたトリガ信号の波形は表示部8に表示される。よって、ユーザは、取得データ認識部18が認識した制御データにエラーが存在することを容易に把握することができる。
また、伝送解析装置11の機能は、ロジック回路により実現することができ、殆どの処理回路はPLD(Programmable Logic Device)により組むことができる。よって、伝送解析装置11の機能をプログラムで実現した場合と比較して、入力信号に対する応答性が非常に早くなるので、マスタコントローラ2からの制御信号に対する信号処理をリアルタイムで行なうことができる。
また、オシロスコープ6は、表示部8に表示した波形を複数保存する機能を有している。この機能を用いて、前述したCRCエラー出力部26が出力したトリガ信号の波形を複数保存できるため、エラーのトラブル解明に有効である。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがったエレベータ伝送システムの全体構成を示すブロック図。 図1に示したマスタコントローラが出力する制御信号の一例を示す図。 図1に示したオシロスコープの一例を示す図。 図3に示した設定アドレス入力部の外観構成を示す図。 図1に示した伝送解析装置の内部構成を示す図。 図5に示した伝送解析装置の表示部の外観構成を示す図。
符号の説明
1…エレベータ伝送システム、2…マスタコントローラ、3…ホールコントローラ、4…かごコントローラ、5…LANケーブル、6…オシロスコープ、7,7A,7B,7C…プローブ、8…表示部、9…オシロ波形、9A…アドレスフレーム、9B…データフレーム、10,10A…信号入力端子、11…伝送解析装置、12…伝送ドライバ、13…トリガ信号波形、14…トリガ位置、15…通信フォーマットチェック部、16…設定アドレス入力部、16A〜16C…ロータリスイッチ、17…設定アドレス比較部、18…取得データ認識部、19…CRCエラーチェック部、20…伝送有無検出表示部、20A…伝送有無検出表示ランプ、21…設定アドレス有無表示部、21A…設定アドレス有無表示ランプ、22…取得データ有無表示部、22A…取得データ有無表示ランプ、23…取得データ数値表示部、23A…取得データ数値表示ランプ、24…CRCエラー有無表示部、24A…CRCエラー有無表示ランプ、25…設定アドレストリガ出力部、26…CRCエラー出力部、27…表示部、28…取得データCRCエラー出力部、29…AND回路、30…シリアル/パラレル変換部。

Claims (6)

  1. 主制御装置と、この主制御装置にネットワークを介して接続される複数の制御装置とを有し、前記主制御装置から前記各制御装置に対する制御データに各制御装置に固有のアドレスを付加して、一定周期ごとに繰り返し伝送するエレベータ伝送システムにおいて、
    前記各制御装置のうち、前記制御データの波形を表示すべき制御装置のアドレスを指定する指定手段と、
    前記主制御装置が出力した各制御データを示す波形を連続的に表示する表示手段と、
    前記指定手段が指定したアドレスが付加された制御データを判別する判別手段と、
    この判別手段が判別した制御データの波形を前記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータ伝送システム。
  2. 前記表示制御手段は、前記主制御装置が前記制御データを出力している状態を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記指定したアドレスを前記主制御装置が出力している状態を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記指定したアドレスに対応する制御データを前記主制御装置が出力している状態を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記主制御装置が出力した、前記指定したアドレスが付加された制御データを数値化して前記表示手段に表示させること特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
  6. 前記表示制御手段は、前記主制御装置が出力した制御データのエラーの有無を判別する手段を有し、この判別結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
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