JP2010064843A - エレベータ伝送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベータ伝送システム1の伝送路4に伝送信号変換ユニット15を接続する。伝送異常系の試験を実施する場合、保守員は、パーソナルコンピュータ9の画面上で、波形の時間間隔を変更するためのアドレス値、データ値、アドレス・データ間の時間間隔、アドレス・アドレス間の時間間隔を入力する。画面20上での入力後、パーソナルコンピュータ9から伝送信号変換ユニット15を介してマスタ制御部2と同様な伝送が開始され、アドレスフレームとデータフレームの間隔およびアドレスフレームと次のアドレスフレームとの間隔が変更される。
【選択図】 図1
Description
ビルやマンション等の建屋の機械室や各エレベータホール、エレベータの乗りかごに接続しているエレベータ伝送システム1では、内部にエレベータのかごが上下移動するエレベータ昇降路の上側の機械室内にかごを上下移動させる電動機を含む図示しない巻上機と、この巻上機を駆動することによって、エレベータのかごの昇降動作を制御する配電盤に組込まれたマスタ制御部2とが設けられる(例えば特許文献1参照)。
例えば、伝送異常系として伝送タイミングを変更する場合、伝送波形のタイミングとして時間間隔を決定し(ステップS21)、マスタ制御部2のソフトウェアを解読し(ステップS22)、当該ソフトウェアの変更箇所を定め(ステップS23)、つくり込む異常系の時間間隔値をソフトウェアに合わせた変数値にするために算出する(ステップS24)。
図1は、本発明の実施形態におけるエレベータ伝送システムおよび伝送解析システムの概略構成例を示す図である。図1に示した構成のうち図6に示す構成と同一部分には同一符号を付して重複する部分の詳細説明は省略する。
本実施形態では、エレベータ伝送システム1の伝送解析として伝送の異常系試験を行なうために伝送解析システム14を用いる。伝送解析システム14は、伝送信号変換ユニット15およびパーソナルコンピュータ9を有する。パーソナルコンピュータ9には伝送コントロールソフト17およびオペレーティングシステム10が組み込まれる。
前述した異常系試験を行なう場合は、まず、エレベータ伝送システム1の伝送路4に伝送信号変換ユニット15を信号取り出しケーブル5を介して接続する。伝送信号変換ユニット15はRS232Cケーブル16によりパーソナルコンピュータ9に接続される。
図2に示した画面はパーソナルコンピュータ9の画面20である。この画面表示や画面上の選択による動作はパーソナルコンピュータ9の伝送コントロールソフト17が実行されることで実現する。
また、データ側フレーム28のチェックボックスは、正常波形チェックボックス28A、パリティエラーチェックボックス28B、CRCエラーチェックボックス28Cおよびコリジョンエラーチェックボックス28Dである。
これらのチェックボックスの機能は画面20上での入力操作による選択によって有効もしくは無効になる。
また、画面20には伝送信号変換ユニット15との通信開始のために選択可能な通信開始ボタン29と通信停止のための選択可能な通信停止ボタン30が表示される。
図3に示すように、伝送信号変換ユニット15は伝送ドライバIC32、CPU内部処理部50および伝送ドライバIC44を有する。
パーソナルコンピュータ9での通信処理はシリアル通信での処理であり、CPU内部処理部50による処理はパラレル通信での処理である。
コントロール部41はエラー設定部40にも接続される。このエラー設定部40は、アドレス生成部38およびデータ生成部39に接続される。
まず、エレベータ伝送システム1伝送路4に伝送信号変換ユニット15を信号取り出しケーブル5を介して接続する。
図4に示すように、エレベータ伝送システムによるアドレスおよびデータの伝送形態は、1サイクルの間に、第1のアドレスフレーム「001H」、第1のデータフレーム「AAH」、第2のアドレスフレーム「002H」、第2のデータフレーム「BBH」、第3のアドレスフレーム「003H」、第3のデータフレーム「EEH」、第4のアドレスフレーム「004H」、第4のデータフレーム「DDH」、第5のアドレスフレーム「005H」、第5のデータフレーム「EEH」を順に伝送する形態である。
詳細を述べると、アドレス側フレーム27のパリティエラーチェックボックス27Bが有効に選択されると、画面上で入力されたアドレスのパリティ符号を反転させた波形が生成され、データ側フレーム28のパリティエラーチェックボックス28Bが有効に選択されると、画面上で入力されたデータのパリティ符号を反転させた波形が生成される。
詳細を述べると、アドレス側フレーム27のCRCエラーチェックボックス27Cが有効に選択されると、画面上で入力されたアドレスのCRCチェックビットを1加算した波形が生成され、データ側フレーム28のCRCエラーチェックボックス28Cが有効に選択されると、画面上で入力されたデータのCRCチェックビットを1加算した波形が生成される。
詳細を述べると、アドレス側フレーム27の正常波形チェックボックス27Aが有効に選択されると、画面上で入力されたアドレスの波形が正常に戻り、データ側フレーム28の正常波形チェックボックス28Aが有効に選択されると、画面上で入力されたデータの波形が正常に戻る。この動作は、通信開始後でも変更可能である。
画面20上の通信停止ボタン30が選択されると、パーソナルコンピュータ9は、マスタ制御部側としての伝送を中止する。
まず、パーソナルコンピュータ9の画面20上の通信開始ボタン29が選択されると通信開始動作が開始する(ステップS1)。そして、パーソナルコンピュータ9の画面20で入力された情報である設定値データの送信が始まる(ステップS2)。設定値データは、RS232Cケーブル16を介してパーソナルコンピュータ9から伝送信号変換ユニット15で送信される(ステップS3)。設定値データが伝送信号変換ユニット15で受信されると(ステップS4)、伝送信号変換ユニット15は、設定値データの正常受信が行なえたとして設定値ACKをパーソナルコンピュータ9送出する(ステップS5)。
コントロール部41は、受信データ処理部35からのデータを取得し、この取得データをパラレル/シリアル変換部42および伝送ドライバIC44を介してパーソナルコンピュータ9に送信する。
Claims (10)
- 少なくとも各エレベータのかごの昇降動作を制御するマスタ制御部と、少なくとも乗場呼び又はかご呼びを制御する複数のスレーブ制御部とで構成され、前記マスタ制御部と各スレーブ制御部との間で伝送路を介して制御情報に各スレーブ制御部に固有のアドレスを付加してサイクリックにシリアル伝送するエレベータ伝送システムにおいて、
前記各スレーブ制御部に伝送する制御情報の形態および伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスの入力を受け付ける入力手段と、
前記入力した制御情報の形態にしたがった伝送波形を前記入力したアドレスに対応するスレーブ制御部に伝送する伝送手段と
を備えたことを特徴とするエレベータ伝送システム。 - 前記入力手段は、
前記伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスが付加される制御情報の値の入力を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスに続く制御情報の伝送タイミングである
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスに続く制御情報のパリティビットを反転させた値を示す制御情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスに続く制御情報のCRCチェックビットに1を加算した値を示す制御情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスに続く制御情報を当該アドレスに変換した制御情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスに対するサイクル単位における次の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスの伝送タイミングである
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスのパリティビットを反転させた値を示すアドレスである
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記制御情報の形態は、
当該制御情報の伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスのCRCチェックビットに1を加算した値を示すアドレスである
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。 - 前記入力手段は、
前記伝送手段による伝送開始後に、前記各スレーブ制御部に伝送する制御情報の別の形態および伝送先のスレーブ制御部に固有のアドレスの指定をさらに受け付け、
前記伝送手段は、
前記入力した別の制御情報の形態にしたがった伝送波形を前記入力したアドレスに対応するスレーブ制御部に伝送する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ伝送システム。
Priority Applications (1)
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JP2008232352A JP2010064843A (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | エレベータ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2008232352A Pending JP2010064843A (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | エレベータ伝送システム |
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2008
- 2008-09-10 JP JP2008232352A patent/JP2010064843A/ja active Pending
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