JP2005249754A - モータ支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被取り付け部である基板等に設けた挿通孔に「ぐらつき」や「揺れ動き」を生じさせることなく、モータを強固に取り付けることができるモータ支持構造を提供すること。
【解決手段】 モータ1のケーシング11側面に、弾性変形可能なアーム11fを側面視略門型状となるように対向して突設し、それぞれのアーム11fの先部にケーシング11外側に向かって延出するように略鍵形状の係合凸部11hを設けてケーシング11を構成する。一方、電子基板2に、アーム11f先部が挿通される挿通孔2cおよび係合凸部11hと係合される係合凹部2gとを設ける。そして、挿通孔2cにアーム11fの先部を挿通させ押し込むことで、係合凹部2gに係合凸部11hが係合すると共に、ケーシング本体部11cが電子基板2に当接して、モータ1が電子基板2に取着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用車速計、各種積算計等に用いられているモータに関し、更に詳しくは、モータを基板等へ取り付けるための構造の改良に関する。
従来のモータの支持構造は、例えば、モータのケーシング側面に、弾性変形可能なアームを側面視略門型状となるように対向して突設し、それぞれのアームの先部にケーシング外側に向かって延出する平面状の顎面を設けてモータのケーシングを構成し、一方、その先部が挿通される挿通孔を基板に設け、上記した平面状の顎面が基板面に当接するように、先部を挿通孔に挿通・嵌合させている(特許文献1参照)。
特願2001−137827号公報(第2頁、図1)
この上記した従来のモータの支持構造は、下記の問題点を有する。
まず、この種のモータのケーシングは、合成樹脂部材で構成されているため、略U字状に形成されたアームの傾き(開き具合)等に多少のばらつきが生じやすい。一方、基板に設ける挿通孔も先部を挿通させるために、先部より大きい所要の大きさで設ける必要がある。
そうすると、先部を挿通孔に挿通・嵌合させた際に、図4に示したように、先部aと挿通孔の側壁面bとの間に間隙cが生じる場合があり、そのままでは、基板dに対してモータeが、ぐらついたように取着されてしまう。
このように僅かでも「遊び」がある状態でモータが取着されてしまうと、このモータが自動車の車速計などに用いられた場合、自動車の震動等によって、その先部が挿通孔の側壁面に当接・離間を繰り返して疲労破壊に至ったり、あるいは破壊に至らずとも基板から脱落してしまう虞がある。
また、仮に「遊び」がない場合でも、アームの先部は、ケーシング外側に向かって延出する平面状の顎面であるころから、震動等によってモータが揺れ動きやすく、折り曲がり部に応力が集中して疲労破壊に至りやすい。
そこで、本発明は、被取り付け部である基板等に設けた挿通孔に「ぐらつき」や「揺れ動き」を生じさせることなく、強固にモータを取り付けることができるモータ支持構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかるモータの支持構造は、下記の技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1のモータ支持構造は、ケーシング本体部から弾性変形可能なアームが突設されて側面視略門型状となるように形成され、夫々のアームの先部が外側に延出されると共に折り返されて略鍵形状の係合凸部が設けられてなるケーシングと、そのケーシング内に回動機構を具備したモータと、前記先部が挿通される挿通孔と、前記係合凸部と係合される係合凹部とが設けられた被取付部材とを備えてなり、前記挿通孔に前記先部を挿通させ押し込むことで、前記係合凹部に前記係合凸部が係合されると共に、前記ケーシング本体部が前記被取付部材に当接されて、前記モータが、前記被取付部材に取着されることを特徴とする特徴とする。
請求項2にかかるモータ支持構造は、請求項1において、前記被取付部材は、基材とその基材面に設けられた銅箔とを有して構成された電子基板であると共に、前記係合凹部は、前記銅箔の肉盛りの有無または肉盛りの度合いによって形成されていることを特徴とする。
請求項1によれば、アームの先部を鍵形状の係合凸部に形成して略コ字状にしたから、従来の言わば略L字状のアームの先部よりその開き方向の強度が向上(応力集中する箇所を1箇所から2箇所になって力が分散)して、結果的にモータは、「ぐらつき」や「揺れ動き」を生じさせることなく、強固にモータを取り付けることができる。
請求項2によれば、係合凹部を、銅箔の肉盛りの有無または肉盛りの度合いによって形成して、別途、基板等の被取り付け部材に孔明けする必要がないことから、生産コストを下げることができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明をする。
図中、符号1は、モータを、符号2は被取付部材である電子基板を、夫々示す。
本実施の形態にかかるモータ支持構造は、図1および図2に示すように、モータ1と、電子基板2とを備えてなる。
モータ1は、ケーシング11と、回動機構(図示せず)とを備えてなる。
ケーシング11は、合成樹脂部材からなり、後述する回動機構の出力軸12aを案内支持させるボス11dとガイドピン11eが突設された上ケース11aと、その上ケース11aに嵌合された下ケース11bとでボックス状に形成されたケーシング本体部11cと、そのケーシング本体部11cを挟んで対向するように、下ケース11bの下縁部から突設された一対の略L字状のアーム11fとで構成され、側面視略門型状に形成されている。
この上記した一対のアーム11fは、合成樹脂部材の弾性によって、開閉方向に弾性変形可能になっており、その夫々のアーム11fの先部が外側に延出されると共に、折り返されて鍵形状の係合凸部11hが設けられている。また、夫々のアーム11fの頂部は、外側に向かって漸次低くなる傾斜面11gが形成されている。
回動機構(図示せず)は、入力された電気パルス信号に基づいて上ケース11aのボス11dから突設させた出力軸12aを回動させるように構成されており、上記したケーシング11に内装されている。なお、その機構部の構成・作動原理は、周知であるため詳細な説明は省略する。
電子基板2は、銅箔2aが薄膜形成された基材2bをエッチング処理等を経て所望したプリント配線を施したもので、上記のモータ1を取着させる所望した位置に、アーム11fの先部外形より若干大きい寸法の挿通孔2cが、一対のアーム11fの先部間ピッチより若干幅狭なピッチでもって設けられていると共に、ガイドピン11eとボス11dとを挿嵌させる挿嵌孔2d、2eが設けられている。
さらに、この電子基板2は、アーム11fの先部と係合するように、挿通孔2cから所要距離離間した部位の銅箔2aが、エッチング処理などによって取り除かれて、銅箔2aの厚さに基づいた所要深さの係合凹部2gが形成されている。なお、この係合凹部2g側の面を裏面とし、反対面を表面と呼称する。
以上のように構成された本実施の形態にかかるモータ支持構造は、図2に示すように、電子基板2の表面側から、ボス11dおよびガイドピン11e、アーム11fの先部の夫々と、挿嵌孔2d、2e、挿通孔2cの夫々と係合するようにモータ1を位置決めしてから、電子基板2にモータ1を押し込む。
このとき、アーム11fの先部は、頂部に形成された傾斜面11gが挿通孔2c縁部に当接し、案内されて、図1において二点鎖線で示したように、内側に向かって弾性変形をしながら押し込まれる。
そして、同図において、実線で示したように、挿通孔2cを抜け出たアーム11fの先部は、外側に向かって弾性変形(付勢)し、係合凹部2gに係合凸部11hが係合すると同時に、ケーシング本体部11cが電子基板2に当接して、モータ1が電子基板2に強固に取着する(図3参照)。
このように、本実施の形態にかかるモータ支持構造は、アーム11fの先部を鍵形状の係合凸部11hに形成して略コ字状にしたから、従来の言わば略L字状のアーム11fの先部よりその開き方向の強度が向上(応力集中する箇所を1箇所から2箇所になって力が分散)して、結果的にモータ1は、「ぐらつき」や「揺れ動き」を生じさせることなく、強固にモータ1を取り付けることができる。
以上、本実施の形態にかかるモータ支持構造を説明したが、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、係合凹部2gは、基板等の被取付部材の表面をプレス加工で凹状に形成したり、挿通孔にしても良い。また。アームは2本に限定されず、多数本でも良いものである。
本実施の形態にかかるモータ支持構造を示す縦断面図である。 同、組み付け状態時の分解斜視図である。 同、組み付け状態時の斜視図である。 従来のモータ支持構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 モータ
11 ケーシング
11a 上ケース
11b 下ケース
11c ケーシング本体部
11d ボス
11e ガイドピン
11f アーム
11g 傾斜面
11h 係合凸部
12a 出力軸
2 電子基板
2a 銅箔
2b 基材
2c 挿通孔
2d、2e 挿嵌孔
2g 係合凹部

Claims (2)

  1. ケーシング本体部から弾性変形可能なアームが突設されて側面視略門型状となるように形成され、夫々のアームの先部が外側に延出されると共に折り返されて略鍵形状の係合凸部が設けられてなるケーシングと、そのケーシング内に回動機構を具備したモータと、
    前記先部が挿通される挿通孔と、前記係合凸部と係合される係合凹部とが設けられた被取付部材とを備えてなり、
    前記挿通孔に前記先部を挿通させ押し込むことで、前記係合凹部に前記係合凸部が係合されると共に、前記ケーシング本体部が前記被取付部材に当接されて、前記モータが、前記被取付部材に取着されることを特徴とするモータ支持構造。
  2. 前記被取付部材は、基材とその基材面に設けられた銅箔とを有して構成された電子基板であると共に、前記係合凹部は、前記銅箔の肉盛りの有無または肉盛りの度合いによって形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ支持構造。
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