JP2007202323A - 取付対象物と回路基板との接続構造 - Google Patents

取付対象物と回路基板との接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】半田の使用を回避した取付対象物と回路基板との接続構造を提供する。
【解決手段】ステッピングモータ20の端子24と回路基板30の導体パターン30aとを接続する接続構造1は、回路基板30のステッピングモータ20が取り付けられる側の面に取り付けられたコネクタ33と、端子24の周囲を包囲する端子包囲部21,26cと、を有している。端子24と導体パターン30aとを接続する際には、コネクタ33を端子包囲部21,26cの内側に進入させるとともに、端子24をコネクタ33に嵌合させる。この際、コネクタ33は、コネクタハウジング36が端子包囲部26cに案内されながらこの端子包囲部21,26cの内側に進入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ等の取付対象物の端子と該取付対象物が取り付けられる回路基板の導体パターンとを接続する接続構造に関するものである。
従来から、モータとしてのステッピングモータは、各種OA機器、家電製品、自動車等の分野におけるアクチュエータ部品として利用されている。例えば、車両には車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する車両用計器装置が搭載されており、この車両用計器装置においては、文字板の前面に配置される指針を駆動する内機としてステッピングモータが用いられている。
この種のステッピングモータ120は、図10に示すように、前記計器装置の回路基板130などに取り付けられるモータ本体121と、モータ本体121から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸122を有している。モータ本体121は、モータ本体121の外郭を形成しかつ扁平な箱状に形成されたケース123と、ケース123に固定されたコイルを有するステータと、ケース123に回転自在に支持された磁石を有するロータと、前記コイルに励磁信号を伝える端子124とを有している。端子124は、棒状に形成されており、その一端側がケース123の外部に露出しかつ回路基板130に向かって立設しているとともに、回路基板130に設けられた導体パターンと接続されている。そして、他端側が前記コイルと接続されている。また、出力軸122は、前記ロータに連結されている。このような構成のステッピングモータ120は、前記コイルを励磁して磁束を発生させることにより、前記ロータを回転させるとともに出力軸122を回転させて、前記指針を回転させる。
上記ステッピングモータ120の端子124と回路基板130の前記導体パターンとを接続する際には、図10に示すように、端子124を回路基板130に設けられた端子孔160に挿通するとともに、該端子124と端子孔160との間の部分Hを、鉛を主成分とした半田200を用いてろう付けする(特許文献1を参照。)。図10中の201は半田ごてである。
特開2002−333344号公報
しかしながら、図10に示した従来のろう付けに用いられる半田200には、環境負荷物質である鉛が含まれていた。従来の電子部品と回路基板との接続にはこのような鉛を含んだ半田200を用いてろう付けするのが一般的であったが、近年の地球環境保護への関心の高まりから、前述した半田200を使用しない接続構造が要望されていた。
従って、本発明は、半田の使用を回避した取付対象物と回路基板との接続構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、取付対象物の端子と回路基板の導体パターンとを接続する接続構造であって、前記回路基板から前記取付対象物に向かって立設しかつ前記端子と接続して該端子と前記導体パターンとを接続するコネクタと、前記取付対象物の外郭に設けられかつ前記端子を包囲するとともに該端子に接続したコネクタが内側に侵入する端子包囲部と、を有していることを特徴とする取付対象物と回路基板との接続構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記端子包囲部が、前記取付対象物の外郭から前記回路基板に向かって立設して該回路基板に係合する係止爪と、前記取付対象物の外郭の前記回路基板と交差する側面と、で構成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記端子包囲部が、前記取付対象物の外郭の前記回路基板と相対する面から凹に形成された凹部の内面で構成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された発明において、前記コネクタに係合する係合手段を前記凹部の内面に設けたことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載された発明において、前記端子が、外部に露出しかつ前記回路基板に向かって立設している第1接続部と、該第1接続部の前記回路基板から離れた側の端部に連なりかつ前記第1接続部と交差する方向でかつ前記外郭の内側に向かって延びた第2接続部と、を有したL字型に形成されているとともに、前記第2接続部が、前記外郭内に埋設されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、取付対象物の端子が回路基板に設けられたコネクタと嵌合することにより前記端子と前記回路基板の導体パターンとが接続するので、半田を使用することなくかつ容易にこれらを接続及び分離することができる。また、前記端子と前記コネクタとを嵌合させる際、前記コネクタが前記取付対象物の外郭に当接しながら端子包囲部の内側に進入して前記端子と前記コネクタとが嵌合する。即ち、前記取付対象物の外郭が前記コネクタを嵌合位置に案内するので、容易に前記端子と前記コネクタとを嵌合させることができる。また、前記端子と前記コネクタとの接続箇所が端子包囲部及び前記コネクタのハウジングによって覆われているので、この接続箇所を埃・結露などから保護することができ、前記端子と前記コネクタとの接続信頼性を向上させることができる。また、前記コネクタが、前記回路基板の前記取付対象物が取り付けられる側の面に設けられているので、前記回路基板の前記取付対象物が取り付けられる側と反対側の面を厚さ方向に省スペース化することができる。さらに、前記端子が前記端子包囲部に包囲されることにより保護されているので、前記取付対象物の搬送中に不慮の外力を受けて前記端子が破損・変形することを防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、前記端子と前記コネクタとを嵌合させる際、前記コネクタが前記端子包囲部を構成する前記取付対象物の外郭の前記回路基板と交差する側面に当接しながら前記端子包囲部の内側に進入して前記端子と前記コネクタとが嵌合する。即ち、前記取付対象物の外郭の前記回路基板と交差する側面が前記コネクタを嵌合位置に案内するので、容易に前記端子と前記コネクタとを嵌合させることができる。また、係止爪が前記回路基板に完全係合するのと同時に前記端子が前記コネクタと完全嵌合するので、作業者は前記端子が前記コネクタと嵌合したことを前記係止爪の係合を視認することにより確認できる。したがって、前記取付対象物と前記回路基板との組み立て作業性の向上を図ることができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記端子と前記コネクタとを嵌合させる際、前記コネクタが前記端子包囲部を構成する凹部の内面に当接しながら前記凹部内に進入して前記端子と前記コネクタとが嵌合する。即ち、前記凹部の内面が前記コネクタを嵌合位置に案内するので、容易に前記端子と前記コネクタとを嵌合させることができる。
請求項4に記載された発明によれば、前記凹部の内面を前記コネクタに直接固定することができるので、前記端子と前記コネクタとのガタを減らすことができ、これらの接続信頼性を向上させることができる。さらに、前記凹部に係合手段を設けているので前記取付対象物の外郭に前記係止爪を設ける必要がないとともに、前記回路基板側に設けられる係止爪受け孔を廃止することができ、前記回路基板における取付面積の省スペース化・構造の簡素化を図ることができる。
請求項5に記載された発明によれば、第2接続部が、前記回路基板に向かって立設した第1接続部と交差する方向に沿って延びているとともに前記取付対象物の外郭内に埋設されているので、前記コネクタとの嵌合時及び前記コネクタからの離脱時にかかる抵抗を前記外郭に受けさせることができ、前記端子が変形することを防止することができる。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる取付対象物と回路基板との接続構造1を図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す斜視図である。図2は、図1中のA−A線に沿う断面図である。図3は、図2に示された接続構造の取付対象物の端子が回路基板のコネクタに嵌合して両者が接続した状態を示す断面図である。
本発明における「取付対象物の回路基板への接続構造1」(以下、接続構造1と呼ぶ。)とは、取付対象物に設けられた端子と回路基板に設けられた導体パターンとを電気的に接続する接続構造1である。また、本実施形態における前記「回路基板」は、車両用計器装置を構成する回路基板30であるとともに、前記「取付対象物」は、この車両用計器装置の文字板の前面に配置される指針を駆動する内機としてのステッピングモータ20である。
上記回路基板30は、図1ないし図3に示すように、絶縁性の合成樹脂などにより構成されるとともに、ステッピングモータ20が取り付けられる面と反対側の表面に導体パターン30aが設けられている。この導体パターン30aは、銅などの導電性材料が薄い箔状に形成されたものである。導体パターン30aは、後述のコネクタ33及び後述のステッピングモータ20の端子24を介してステッピングモータ20の後述のコイルに励磁信号を伝える。
上記ステッピングモータ20は、図1ないし図3に示すように、回路基板30に取り付けられるモータ本体23と、このモータ本体23から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸22を有している。モータ本体23は、ステッピングモータ20(即ち、取付対象物)の外郭としてのケース26と、ステータと、ロータと、端子24と、を有している。
上記ケース26は、互いに連結可能な上ケース26aと下ケース26bとを有している。上ケース26aと下ケース26bとが互いに連結して、ケース26は扁平な箱状になる。ケース26は、ステータとロータとを収容する。
上記ステータは、フレームと、複数のコイルとを有している。フレームは、ケース26に固定される。コイルは、フレームに取り付けられる。上記ロータは、円盤状に形成されかつその軸芯を中心として回転自在にケース26に支持された永久磁石を有して構成されている。また、前記出力軸22は、ロータに連結されている。
上記端子24は、図2及び図3に示すように、棒状に形成されかつ回路基板30に向かって立設した第1接続部24aと、棒状に形成されかつ第1接続部24aの回路基板30から離れた側の端部に連なり第1接続部24aと交差する方向でかつケース26の内側、即ち前記コイル、に向かって延びた第2接続部24bと、を有したL字型に形成されている。この第1接続部24aは、回路基板30寄りの部分がケース26の外部に露出しているとともに、この露出部分が回路基板30に設けられた導体パターン30aと後述のコネクタ33を介して接続する。また、第2接続部24bは、第1接続部24aから離れた側の端部が前記コイルと接続する。このように、端子24は、回路基板30の導体パターン30aとステッピングモータ20の前記コイルとを接続し、前記コイルに励磁信号を伝える。
さらに、上記端子24は、第2接続部24bがケース26とモールド成形によって一体形成されてケース26内に埋設されている。このように第2接続部24bがケース26に埋設されていることにより、端子24と後述のコネクタ33との嵌合時及びコネクタ33からの離脱時にかかる抵抗をケース26に受けさせることができ、端子24がコネクタ33との嵌合及び離脱により変形することを防止することができる。
このような構成のステッピングモータ20は、回路基板30の導体パターン30aと接続した端子24から前記コイルに励磁信号が伝えられることにより前記ロータの周方向に磁束を発生させ、前記ロータをその軸芯を中心として回転させるとともに出力軸22を回転させて、前記指針を回転させる。
本実施形態の接続構造1は、コネクタ33と、端子包囲部としての側面26c及び係止爪21と、回路基板30を貫通するとともに出力軸22が通される軸挿通孔31と、回路基板30を貫通するとともに後述の係止爪21が係合する爪受け孔32と、コネクタ33の近傍に配されかつ回路基板30を貫通した引出し孔34と、を有している。
上記コネクタ33は、回路基板30のステッピングモータ20が取り付けられる面に取り付けられている。このコネクタ33は、端子24の第1接続部24aの前述した露出部と嵌合しかつ電気的に接続する端子35と、この端子35を収容する絶縁性の合成樹脂で構成される筒状のコネクタハウジング36とを有している。端子35は、所謂雌型の端子35であるとともに、端子24の第1接続部24aを収容して端子24と電気的に接続する電気接触部35dと、この電気接触部35dの端子24が挿入される挿入口と反対側から延設された引き出し部35aと、を有している。この引出し部35aは、上記引出し孔34内を通されるとともに回路基板30のコネクタ33が取り付けられた面と反対側に引き出されて上述した導体パターン30aと接続されている。このようなコネクタ33は、端子24の第1接続部24aが電気接触部35d内に収容されること、即ち端子24と嵌合すること、により端子24と導体パターン30aとを接続する。
また、上記コネクタ33は、回路基板30とは別体で形成されて、回路基板30に取り付けられる。このコネクタ33を回路基板30に取り付ける際には、予めコネクタハウジング36内に端子35を挿入しておき、引出し部35aと導体パターン30aとの接続箇所にクリーム半田を塗布し、コネクタ33を回路基板30の取り付け位置に載置するとともに、引き出し部35aを引出し孔34内に通して回路基板30の反対側の面に引出し、導体パターン30aに重ねる。そして、これら回路基板30とコネクタ33とをリフロー炉にて加熱し、過熱により溶融したクリーム半田により導体パターン30aと引出し部35aとを溶着させる。所謂リフロー接合である。また、前記クリーム半田は、鉛を使用していない錫及び銀を主成分とするクリーム半田である。
上記端子包囲部としての側面26cは、ケース26の表面のうち、回路基板30の平面方向と交差する方向に位置付けられた側面26cでかつ、端子24の第1接続部24aの露出部分よりもステッピングモータ20の内方に位置付けられた側面26cである。この側面26cは、第1接続部24aの露出部分と間隔をあけて平行に配されている。
上記端子包囲部としての係止爪21は、下ケース26bから延設されかつ回路基板30に向かって立設している。この係止爪21は、第1接続部24aの露出部分と間隔をあけて配されているとともに、第1接続部24aの露出部分よりもステッピングモータ20の外方に位置付けられている。また、この係止爪21は、回路基板30寄りの端部に設けられた突起が回路基板30に設けられた爪受け孔32内を弾性変形しながら通されるとともに爪受け孔32の内縁部、即ち回路基板30、に係合する。
また、本実施形態では、上記側面26cは、係止爪21と相対して配された側面26cと、この相対して配された側面26cと交差する方向に配された側面26cとの2面設けられている。このように、第1接続部24aの露出部分は、端子包囲部26c,21の3面に周囲を包囲されている。また、上記側面26c及び係止爪21の回路基板30寄りの端部は、第1接続部24aの回路基板30寄りの端部よりも回路基板30寄りに位置付けられている。
そして、上記端子包囲部26c,21の内側、即ち側面26cと係止爪21との3面によって囲まれた空間には、上述したコネクタ33が進入するとともにこのコネクタ33と第1接続部24aとが嵌合する。さらに、コネクタ33が端子包囲部26c,21の内側に進入する際には、コネクタハウジング36が側面26cに当接しながら進入する。即ち、側面26cは、コネクタ33を端子包囲部26c,21の内側に案内する機能を有している。
上述したステッピングモータ20を上述した回路基板30に取り付ける際には、図2に示すようにコネクタ33と第1接続部24aとを相対させ、図3に示すように、ステッピングモータ20と回路基板30とを相対的に近づけてコネクタ33を端子包囲部としての係止爪21,側面26cの内側に進入させるとともに端子24の第1接続部24aをコネクタ33の電気接触部35d内に進入させ、嵌合させる。この際、コネクタ33は、コネクタハウジング36が側面26cにより案内されながら進入する。また、第1接続部24aがコネクタ33と完全嵌合するのと同時に出力軸22が軸挿通孔31内に挿入され、係止爪21が爪受け孔32の内縁部に係合される。このため、作業者は、係止爪21が係合するのを視認することにより、端子24がコネクタ33に完全嵌合したことを確認できる。こうしてステッピングモータ20が回路基板30に取り付けられるとともに、接続構造1により端子24と導体パターン30aとが接続される。また、ステッピングモータ20を回路基板30から取り外す際には、係止爪21を回路基板30から離れる方向に押圧するなどして爪受け孔32の内縁部への係合を解除させるとともに、ステッピングモータ20と回路基板30とを互いに離れる方向に移動させることにより取り外すことができる。
本実施形態によれば、ステッピングモータ20の端子24が回路基板30に設けられたコネクタ33と嵌合することにより端子24と回路基板30の導体パターン30aとが接続するので、半田を使用することなく容易にこれらを接続及び分離することができる。また、端子24とコネクタ33とを嵌合させる際、コネクタ33がケース26の側面26cに案内されながら端子包囲部としての係止爪21,側面26cの内側に進入して端子24とコネクタ33とが嵌合するので、容易に端子24とコネクタ33とを嵌合させることができる。
また、端子24とコネクタ33内の端子35との接続箇所が端子包囲部としての係止爪21,側面26c及びコネクタハウジング36によって覆われているので、この接続箇所を埃・結露などから保護することができ、端子24とコネクタ33との接続信頼性を向上させることができる。
また、コネクタ33が、回路基板30のステッピングモータ20が取り付けられる側の面に設けられているので、回路基板30のステッピングモータ20が取り付けられる側と反対側の面を厚さ方向に省スペース化することができる。
また、端子24が端子包囲部としての係止爪21,側面26cに包囲されることにより保護されているので、ステッピングモータ20の搬送中に不慮の外力を受けて端子24が破損することを防止できる。
また、係止爪21が回路基板30の爪受け孔32に完全係合するのと同時に端子24がコネクタ33と完全嵌合するので、作業者は端子24がコネクタ33と嵌合したことを係止爪21の係合を視認することにより確認できる。したがって、ステッピングモータ20と回路基板30との組み立て作業性の向上を図ることができる。
また、上述した回路基板30は、リフロー接合によりコネクタ33が取り付けられるので、回路基板30及びコネクタハウジング36を構成する合成樹脂は、PBT、PPS、不飽和ポリエステル、フェノール樹脂等の耐熱性の高いものを用いる必要があるが、ステッピングモータ20のケース26は、熱の影響を受けることがないので、耐熱性にこだわらない安価なものを用いることができる。このため、ステッピングモータ20を安価で製造することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる接続構造1を図4ないし図6を参照して説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す斜視図である。図5は、図4中のB−B線に沿う断面図である。図6は、図5に示された接続構造の取付対象物の端子が回路基板のコネクタに嵌合して両者が接続した状態を示す断面図である。前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の接続構造1は、図4ないし図6に示すように、上ケース26aの回路基板30と相対する面から凹に形成された凹部25を有している。この凹部25は、コネクタハウジング36の外郭に沿って矩形状に形成されているとともに、凹部25内にコネクタ33が進入する。端子24の第1接続部24aは、この凹部25の底面を貫通してケース26の外部に露出している。即ち、第1接続部24aは、凹部25の4面の内面25bにより包囲されている。即ち、本実施形態では、凹部25の内面25bが特許請求の範囲に記載した「端子包囲部」を構成している。また、第1接続部24aの回路基板30寄りの端部は、前記相対する面よりも回路基板30から離れた位置に位置付けられている。
また、本実施形態では、第2接続部24bが上ケース26aと下ケース26bの間に挟まれてこれらのケース26a,26bと密に接触することでケース26内に埋設されている。
上記ステッピングモータ20を回路基板30に取り付ける際には、図5に示すようにコネクタ33と凹部25とを相対させ、図6に示すように、ステッピングモータ20と回路基板30とを相対的に近づけてコネクタ33を凹部25内に進入させるとともに端子24の第1接続部24aをコネクタ33の電気接触部35d内に進入させ、嵌合させる。この際、コネクタ33は、コネクタハウジング36が凹部25の内面25bにより案内されながら進入する。
本実施形態によれば、端子24とコネクタ33とを嵌合させる際、コネクタ33が凹部25の内面25bに案内されながら凹部25内に進入して端子24とコネクタ33とが嵌合するので、容易に端子24とコネクタ33とを嵌合させることができる。
続いて、本発明の第3の実施形態にかかる接続構造1を図7を参照して説明する。図7は、本発明の第3の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。前述した第1,2の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の接続構造1は、上述した第2の実施形態の接続構造1に加えて、図7に示すように、コネクタハウジング36に設けられかつ凹部25の内面25bに向かって突出した突起33aと、凹部25の内面25bに設けられかつ進入するコネクタ33に向かって突出した係合手段としての係止突起25aをさらに有している。この係止突起25aは、コネクタ33が凹部25内に進入すると、突起33aに係合して凹部25の内面25bをコネクタ33に固定する。
本実施形態によれば、凹部25の内面25bをコネクタ33に直接固定することができるので、端子24とコネクタ33とのガタを減らすことができ、そのためにこれらの接続信頼性を向上させることができる。また、このような係止突起25aを設けることにより、係止爪21を廃止することも可能であり、回路基板30への取付面積が省スペース化でき、回路基板30に設けられる爪受け孔32も設ける必要がなくなる。
続いて、本発明の第4の実施形態にかかる接続構造1を図8を参照して説明する。図8は、本発明の第4の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。前述した第1〜3の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の接続構造1は、上述した第1ないし第3の実施形態の接続構造1が有していた引出し孔34及び引出し部35aが廃止されているとともに、図8に示すように、スルーホール34’と、プレスフィット部35cと、を有している。このスルーホール34’は、回路基板30を貫通した孔であるとともに、その内部に導体パターン30aから連続した第2の導体パターン30bが設けられている。また、プレスフィット部35cは、電気接触部35dの端子24が挿入される挿入口と反対側から延設されている。このプレスフィット部35cは、スルーホール34’の内径よりも幅が広い状態と、スルーホール34’の内径よりも幅が狭い状態とに亘って弾性変形可能なバネ構造を有して構成されている。そして、このプレスフィット部35cは、スルーホール34’内に圧入されると、その弾性力により第2の導体パターン30bとの接触を維持する。
そして、上記コネクタ33を回路基板30に取り付ける際には、上記プレスフィット部35cをスルーホール34’内に圧入した後、このスルーホール34’内に前述したクリーム半田を注入して、プレスフィット部35cと第2の導体パターン30bとをリフロー接合により接続することによりコネクタ33を回路基板30に取り付ける。
本実施形態によれば、プレスフィット部35cがスルーホール34’内に圧入されて自らの弾性力により第2の導体パターン30bとの接触を維持している状態から、さらにプレスフィット部35cと第2の導体パターン30bとをリフロー接合するので、これらの接続信頼性及びコネクタ33の回路基板30への取り付け強度を向上させることができる。
続いて、本発明の第5の実施形態にかかる接続構造1を図9を参照して説明する。図9は、本発明の第5の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。前述した第1〜4の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の接続構造1は、上述した第4の実施形態の接続構造1が有していたプレスフィット部35cが廃止されているとともに、図9に示すように、接続部35bと、圧入ピン33bと、を有している、さらに、本実施形態の回路基板30は、コネクタ33が取り付けられた側の面に、第2の導体パターン30bから連続した第3の導体パターン30cが設けられている。この接続部35bは、電気接触部35dの端子24が挿入される挿入口と反対側に延設されているとともに、回路基板30と平行に形成されている。また、この接続部35bは、第3の導体パターン30cと重なる位置に配されている。また、圧入ピン33bは、コネクタハウジング36のステッパモータ20から離れた側に延設されているとともに、スルーホール34’の内径よりも幅が広い状態と、スルーホール34’の内径よりも幅が狭い状態とに亘って弾性変形可能なバネ構造を有して構成されている。そして、この圧入ピン33bは、スルーホール34’内に圧入されると、その弾性力によりスルーホール34’内に係止した状態を維持する。
そして、上記コネクタ33を回路基板30に取り付ける際には、第3の導体パターン30cまたは接続部35bに前述したクリーム半田を塗布して、第3の導体パターン30cと接続部35bとを重ねるとともに、スルーホール34’内に圧入ピン33bを圧入する。そして、第3の導体パターン30cと接続部35bとをリフロー接合により接続することによりコネクタ33を回路基板30に取り付ける。
本実施形態によれば、圧入ピン33bが、回路基板30とコネクタ33とがリフロー炉によって接合されるまでの位置決め機能を果たすので、コネクタ33を高い位置精度で回路基板30に取り付けることができる。
上述した第1ないし第5の実施形態では、コネクタ33をリフロー接合により回路基板30に取り付けていたが、本発明はこれに限らず、導電性または非導電性の接着剤を用いてこれらを接着しても良いし、超音波接合により接合しても良い。
前述した実施形態では、ステッピングモータについて記載している。しかしながら、本発明では、ステッピングモータに限らず、各種のモータに適用できることは勿論である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿う断面図である。 図2に示された接続構造の取付対象物の端子が回路基板のコネクタに嵌合して両者が接続した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す斜視図である。 図4中のB−B線に沿う断面図である。 図5に示された接続構造の取付対象物の端子が回路基板のコネクタに嵌合して両者が接続した状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る取付対象物と回路基板との接続構造を示す断面図である。 従来のステッピングモータと回路基板との接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1 接続構造
20 ステッピングモータ(取付対象物)
21 係止爪(端子包囲部)
24 端子
24a 第1接続部
24b 第2接続部
25 凹部
25a 係止突起(係合手段)
25b 内面(端子包囲部)
26 ケース(取付対象物の外郭)
26c 側面(端子包囲部)
30 回路基板
30a,30b,30c 導体パターン
33 コネクタ

Claims (5)

  1. 取付対象物の端子と回路基板の導体パターンとを接続する接続構造であって、
    前記回路基板から前記取付対象物に向かって立設しかつ前記端子と接続して該端子と前記導体パターンとを接続するコネクタと、
    前記取付対象物の外郭に設けられかつ前記端子を包囲するとともに該端子に接続したコネクタが内側に侵入する端子包囲部と、を有していることを特徴とする取付対象物と回路基板との接続構造。
  2. 前記端子包囲部が、前記取付対象物の外郭から前記回路基板に向かって立設して該回路基板に係合する係止爪と、前記取付対象物の外郭の前記回路基板と交差する側面と、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の取付対象物と回路基板との接続構造。
  3. 前記端子包囲部が、前記取付対象物の外郭の前記回路基板と相対する面から凹に形成された凹部の内面で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の取付対象物と回路基板との接続構造。
  4. 前記コネクタに係合する係合手段を前記凹部の内面に設けたことを特徴とする請求項3に記載の取付対象物と回路基板との接続構造。
  5. 前記端子が、外部に露出しかつ前記回路基板に向かって立設している第1接続部と、該第1接続部の前記回路基板から離れた側の端部に連なりかつ前記第1接続部と交差する方向でかつ前記外郭の内側に向かって延びた第2接続部と、を有したL字型に形成されているとともに、
    前記第2接続部が、前記外郭内に埋設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の取付対象物と回路基板との接続構造。
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