JP4751211B2 - 接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ステッピングモータの端子と該ステッピングモータが取り付けられる回路基板の導体パターンとを接続する接続構造に関するものである。
従来から、ステッピングモータは、各種OA機器、家電製品、自動車等の分野におけるアクチュエータ部品として利用されている。たとえば、車両には車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する車両用計器装置が搭載されており、この車両用計器装置においては、文字板の前面に配置される指針を駆動する内機としてステッピングモータが用いられている。
この種のステッピングモータ120は、図5に示すように、前記計器装置の回路基板130などに取り付けられるモータ本体121と、モータ本体121から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸122を有している。モータ本体121は、モータ本体121の外郭を形成しかつ扁平な箱状に形成されたケース123と、ケース123に固定されたコイル(図示せず)を有するステータ(図示せず)と、ケース123に回転自在に支持された磁石(図示せず)を有するロータ(図示せず)と、前記コイルに励磁信号を伝える端子124とを有している。端子124は、棒状に形成されており、その一端側がケース123の外部に露出しかつ回路基板130に向かって立設しているとともに、回路基板130に設けられた導体パターン(図示せず)と接続されている。そして、他端側が前記コイルと接続されている。また、出力軸122は、前記ロータに連結されている。このような構成のステッピングモータ120は、前記コイルを励磁して磁束を発生させることにより、前記ロータを回転させるとともに出力軸122を回転させて、前記指針を回転させる。
上記ステッピングモータ120の端子124と回路基板130の前記導体パターンとを接続する際には、図5に示すように、端子124を回路基板130に設けられた端子孔160に挿通するとともに、該端子124と端子孔160との間の部分Hを、鉛を主成分とした半田200を用いてろう付けする(特許文献1を参照。)。図5中の201は半田ごてである。
特開2002−333344号公報
しかしながら、図5に示した従来のろう付けに用いられる半田200には、環境負荷物質である鉛が含まれていた。従来の電子部品と回路基板との接続にはこのような鉛を含んだ半田200を用いてろう付けするのが一般的であったが、近年の地球環境保護への関心の高まりから、前述した半田200を使用しない接続構造が要望されていた。
従って、本発明は、半田の使用を回避したステッピングモータと回路基板との接続構造を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、ステッピングモータの端子と回路基板の導体パターンとを接続する接続構造であって、前記ステッピングモータが、指針等が取り付けられる出力軸と、前記回路基板に向かって立設した立設部と、該立設部の端部に連なりかつ前記回路基板の平面方向に沿って突出した突起部と、を有する係止アームと、を有し、前記回路基板が、前記出力軸を通す軸挿通孔と、前記係止アームを通す係止孔と、前記回路基板から立設し、かつ前記ステッピングモータ内のコイルと接続した前記端子と嵌合することにより、該端子と前記導体パターンとを接続する第2の端子を有するコネクタと、を有し、前記第2の端子が、前記端子を収容可能な筒状に形成されているとともに前記端子を付勢する弾性片を有しており、前記ステッピングモータの発熱により前記回路基板の熱膨張による変形が生じた場合に、前記端子と前記第2の端子との接触圧の変化を抑制するように、前記ステッピングモータの前記出力軸及び前記係止アームが前記回路基板の前記軸挿通孔及び前記係止孔に挿通され前記係止アームが前記係止孔内で係止される際に記係止孔内で前記係止アームが撓む方向と前記第2の端子の前記弾性片による前記端子を付勢する付勢方向とが直交することを特徴とする接続構造である。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記第2の端子が、前記係止アームの前記係止孔内に係止する際に撓む方向と直交する方向に沿って複数並べられたことを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記第2の端子が、前記係止アームの前記係止孔内に係止する際に撓む方向と平行な方向に沿って複数並べられたことを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1ないし請求項のうちいずれか1項に記載された発明において、前記回路基板が車両用計器装置を構成するとともに、前記ステッピングモータが前記車両用計器装置の文字板の前面に配置される指針を駆動する内機を構成することを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、ステッピングモータの端子が回路基板に設けられたコネクタの第2の端子と嵌合することにより前記端子と前記回路基板の導体パターンとが接続するので、半田を使用することなくかつ容易にこれらを接続及び分離することができる。た、前記係止アームが前記係止孔に完全係合する部位で前記端子が前記第2の端子と完全嵌合するので、作業者は前記端子が前記第2の端子と嵌合したことを前記係止アームと前記係止孔との係合を視認することにより確認できる。したがって、前記ステッピングモータと前記回路基板との組み立て作業性の向上を図ることができる。
また、請求項1に記載された発明によれば、前記第2の端子が前記端子を付勢する付勢方向が、係止アームの撓む方向と直交するので、係止アームが撓んだ際、即ち前記ステッピングモータと前記回路基板とが係止アームの撓み方向に位置ずれした際、前記端子は、前記第2の端子の内側を前記付勢方向と直交する方向に移動する。よって、たとえ前記端子が前記第2の端子に対して移動したとしても、前記端子が前記第2の端子の挟持隙間に沿って摺動するので、前記端子と前記第2の端子との接触圧は変化することがない。よって、前記端子と前記第2の端子との接続信頼性を向上させることができる。
また、請求項1に記載された発明によれば、前記端子と前記第2の端子とを、ろう付けなどの溶着を行うことなく続することができるので、前記ステッピングモータと前記回路基板とが溶着の熱の影響を受けることがない。よって、前記ステッピングモータと前記回路基板を構成する合成樹脂を、耐熱性にこだわらない安価なものを採用することができる。
以下、本発明の第1の実施形態にかかるステッピングモータと回路基板との接続構造1を図1ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るステッピングモータと回路基板との接続構造を示す斜視図である。図2は、図1中のA−A線に沿う断面図である。図3は、図1に示された接続構造のステッピングモータの端子と回路基板のコネクタの第2の端子とが嵌合して両者が接続した状態を示す平面図である。
本発明における「ステッピングモータの回路基板への接続構造1」(以下、接続構造1と呼ぶ。)とは、ステッピングモータに設けられた端子と回路基板に設けられた導体パターンとを電気的に接続する接続構造1である。また、本実施形態における前記「回路基板」は、車両用計器装置を構成する回路基板3であるとともに、前記「ステッピングモータ」は、この車両用計器装置の文字板の前面に配置される指針を駆動する内機を構成するステッピングモータ2である。
上記回路基板3は、図1に示すように、絶縁性の合成樹脂などにより構成されるとともに、ステッピングモータ2が取り付けられる面と反対側の表面に導体パターン37が設けられている。この導体パターン37は、銅などの導電性材料が薄い箔状に形成されたものである。導体パターン37は、後述のコネクタ33及び後述のステッピングモータ2の端子24を介してステッピングモータ2の後述のコイル23に励磁信号を伝える。
上記ステッピングモータ2は、図1に示すように、回路基板3に取り付けられるモータ本体20と、このモータ本体20から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸21を有している。モータ本体20は、ケース25と、ステータ(図示せず)と、ロータ(図示せず)と、端子24と、を有している。
上記ケース25は、互いに連結可能な上ケース25aと下ケース25bとを有している。上ケース25aと下ケース25bとが互いに連結して、ケース25は扁平な箱状になる。ケース25は、ステータとロータとを収容する。
上記ステータは、フレームと、複数のコイル23とを有している。フレームは、ケース25に固定される。コイル23は、フレームに取り付けられる。上記ロータは、円盤状に形成されかつその軸芯を中心として回転自在にケース25に支持された永久磁石を有して構成されている。また、前記出力軸21は、ロータに連結されている。
上記端子24は、棒状に形成されている。この端子24は、その一端部がコイル23と接続しているとともに、他端部がケース25の外部に露出しかつ回路基板3に向かって立設している。またこの他端部は、後述のコネクタ33の第2の端子35と嵌合することにより回路基板3の導体パターン37と接続する。このように、端子24は、回路基板3の導体パターン37とステッピングモータ2のコイル23とを接続し、コイル23に励磁信号を伝える。
このような構成のステッピングモータ2は、回路基板3の導体パターン37と接続した端子24からコイル23に励磁信号が伝えられることにより前記ロータの周方向に磁束を発生させ、前記ロータをその軸芯を中心として回転させるとともに出力軸21を回転させて、前記指針を回転させる。
本実施形態の接続構造1は、係止アーム22と、係止孔32と、コネクタ33と、軸挿通孔31と、を有している。
上記係止アーム22は、下ケース25bの側面から延設されかつ回路基板3に向かって立設した板状の立設部22aと、立設部22aの回路基板3寄りの端部に連なりかつ回路基板3の平面方向に沿ってケース25の外方に向かって突出した突起部22bと、を有している。また、この突起部22bの回路基板3寄りの端部には、回路基板3側からケース25に向かうに従ってケース25の外方に延びたテーパ面が形成されている。この係止アーム22は、図示例では4つ設けられている。また、前記「下ケース25bの側面」とは、下ケース25bの回路基板3と平行に配された面の外縁から回路基板3と交差する方向に延びた面を言う。即ちこの側面はケース25の外縁をなしている。
上記係止孔32は、回路基板3を貫通した孔である。この係止孔32には、係止アーム22が通される。係止孔32は、平面視が長方形に形成されており、その長手方向が立設部22aの幅方向の寸法よりわずかに広く形成されているとともに、その幅方向が突起部22bの厚み方向の寸法よりもやや広く形成されている。このような係止孔32に係止アーム22が通される際には、立設部22aがケース25の内側に向かって変位しながら通される。この立設部22aが係止孔32内を通される際に変位する方向を、本明細書では「撓み方向」と呼び、矢印Xで示す(図3を参照。)。そして、係止孔32に係合した状態の係止アーム22は、立設部22aのケース25から離れた側の面が係止孔32の内縁のうち長手方向に延びかつケース25の外方側に位置付けられた内縁に当接するとともに、この内縁をケース25の外方に向かって付勢する。
上記コネクタ33は、回路基板3のステッピングモータ2が取り付けられる面と反対側の面に取り付けられている。また、コネクタ33は、係止孔32の近傍でかつ係止孔32よりもケース25の内側に設けられている。即ち、このコネクタ33と嵌合する上述の端子24は、係止アーム22の近傍でかつケース25の外縁寄りの端部から立設している。このコネクタ33は、上述した端子24と嵌合する第2の端子35と、この第2の端子35を収容する絶縁性の合成樹脂で構成されたコネクタハウジング34とを有している。
上記第2の端子35は、図2に示すように、導電性の板金を折り曲げるなどして形成されている。また、第2の端子35は、所謂雌型の端子であるとともに、端子24を収容可能な筒状に形成されている。また、第2の端子35は、その内部に互いに相対した一対の板ばね状の弾性片35aを有している。これら一対の弾性片35aは、互いに相対する方向に弾性変形自在に形成されており、第2の端子35内に収容された端子24を付勢するとともに端子24と電気的に接続する。このとき、それぞれの弾性片35aには、相対する弾性片35aに向かって弾性復元力が生じている。この弾性復元力が生じている方向を、本明細書では、「弾性片35aが端子24を付勢する付勢方向」と呼び、矢印Fで示す。また、この第2の端子35は、図3に示すように、付勢方向Fが、撓み方向Xと直行するように配されているとともに、2つの第2の端子35が撓み方向Xに沿って平行に並べられている。なお、図2中の36は、回路基板3を貫通するとともに端子24が通される端子挿通孔である。なお、第2の端子35は、その一部がコネクタハウジング34から露出して回路基板3の導体パターン37と接続されている。
このようなコネクタ33は、端子24が第2の端子35内に収容される、即ち嵌合する、ことにより端子24と回路基板3の導体パターンとを接続する。そして、上述したように、第2の端子35が、付勢方向Fが撓み方向Xと直行するように配されていることにより、ステッピングモータ2と回路基板3とに車両走行中の振動がかかった場合や、モータ本体20の発熱により回路基板3の熱膨張による変形が生じた場合に係止アーム22が撓み方向Xに沿って撓んでステッピングモータ2と回路基板3とが位置ずれしたとしても、端子24は、第2の端子35の内側を付勢方向Fと直交する方向に移動するので、端子24と第2の端子35との接触圧は変化することがない。また、上述したように、係止孔32は、その長手方向の寸法が立設部22aの幅方向の寸法よりわずかに広く形成されているので、係止アーム22の撓み方向Xと直行する方向に撓む量は極めて少ない。よって、たとえ車両走行中の振動がかかったり回路基板3が熱変形したとしても、端子24が撓み方向Xと直行する方向、即ち付勢方向F、に沿って撓む量が極めて少なく、第2の端子35との接触圧はほとんど変化することがない。
また、上記コネクタ33は、回路基板3とは別体で形成されて、回路基板3に取り付けられる。このコネクタ33を回路基板3に取り付ける際には、予めコネクタハウジング34内に第2の端子35を挿入しておき、第2の端子35と回路基板3の導体パターン37との接続箇所にクリーム半田を塗布し、コネクタ33を回路基板3の導体パターン上に重ねる。そして、これら回路基板3とコネクタ33とをリフロー炉にて加熱し、過熱により溶融したクリーム半田により導体パターン37と第2の端子35とを溶着させる。所謂リフロー接合である。また、前記クリーム半田は、鉛を使用していない錫及び銀を主成分とするクリーム半田である。
上記軸挿通孔31は、回路基板3を貫通した孔である。この軸挿通孔31には、出力軸21が通される。
上述したステッピングモータ2を上述した回路基板3に取り付ける際には、図1に示すようにコネクタ33と端子24とを相対させ、ステッピングモータ2と回路基板3とを相対的に近づけてコネクタ33の第2の端子35内に端子24を進入させるとともに、係止アーム22を係止孔32内に進入させるとともに、出力軸21を軸挿通孔31内に進入させる。この際、端子24がコネクタ33の第2の端子35と完全嵌合するのと係止アーム22が係止孔32に完全係合するのとが同時に行われるので、作業者は、係止アーム22が係止孔32に完全係合するのを視認することにより、端子24がコネクタ33の第2の端子35に完全嵌合したことを確認できる。こうしてステッピングモータ2が回路基板3に取り付けられるとともに、接続構造1により端子24と回路基板3の導体パターン37とが接続される。また、ステッピングモータ2を回路基板3から取り外す際には、係止アーム22をケース25の内側に押圧するなどして係止孔32の内縁への係合を解除させるとともに、ステッピングモータ2と回路基板3とを互いに離れる方向に移動させることにより取り外すことができる。
本実施形態によれば、ステッピングモータ2の端子24が回路基板3に設けられたコネクタ33の第2の端子35と嵌合することにより端子24と回路基板3の導体パターンとが接続するので、半田を使用することなく容易にこれらを接続及び分離することができる。
また、端子24と第2の端子35とが嵌合する箇所が、係止アーム22と係止孔32とが係合する箇所の近傍に配されているので、ステッピングモータ2と回路基板3とに車両走行中の振動がかかった場合やモータ本体20の発熱による回路基板3の変形が生じた場合に、この端子24と第2の端子35とが嵌合する箇所におけるステッピングモータ2と回路基板3との位置ずれを最小にすることができ、そのために、端子24と第2の端子35との位置ずれを最小にすることができる。さらに、第2の端子35が端子24を付勢する付勢方向Fが、係止アーム22の撓み方向Xと直交するので、係止アーム22が撓んだ際、即ちステッピングモータ2と回路基板3とが位置ずれした際、端子24は、第2の端子35の内側を付勢方向Fと直交する方向に移動する。よって、たとえ端子24が第2の端子35に対して移動したとしても、端子24と第2の端子35との接触圧は変化することがない。よって、端子24と第2の端子35との接続信頼性を向上させることができる。なお、第2の端子35は、図3における係止アーム22の中心線の延長上に配置されることが好ましいが、中心線の延長上でなくても中心線と平行な向きに配置されていればよい。
さらに、上述した回路基板3は、リフロー接合によりコネクタ33が取り付けられるので、回路基板3及びコネクタハウジング34を構成する合成樹脂は、PBT、PPS、不飽和ポリエステル、フェノール樹脂等の耐熱性の高いものを用いる必要があるが、ステッピングモータ2のケース25は、熱の影響を受けることがないので、耐熱性にこだわらない安価なものを用いることができる。このため、ステッピングモータ2を安価で製造することができる。
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる接続構造1’を図4を参照して説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る接続構造におけるステッピングモータの端子と回路基板のコネクタの第2の端子とが嵌合して両者が接続した状態を示す平面図である。前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の接続構造1’は、図4に示すように、コネクタ33’が、2つの第2の端子35を有している。この第2の端子35は、係止アーム22の撓み方向Xと直行する方向に沿って並べられているとともに、付勢方向Fが撓み方向Xと直行するように配されている。
このように、本発明では、複数の第2の端子35が係止アーム22の撓み方向Xと直行する方向に沿って並べられていても良く、係止アーム22の撓み方向Xに沿って平行に並べられていても良い。即ち、付勢方向Fが撓み方向Xと直行する方向となるように第2の端子35が配されていれば良く、第2の端子35の数や配列方向は問わない。
上述した第1及び第2の実施形態では、弾性片35aが一対設けられていたが、本発明では、弾性片35aを少なくとも一つ有していれば良い。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、コネクタ33をリフロー接合により回路基板3に取り付けていたが、本発明はこれに限らず、導電性または非導電性の接着剤を用いてこれらを接着しても良いし、超音波接合により接合しても良い。また、上述した第1及び第2の実施形態では、コネクタ33が回路基板3のステッピングモータ2から離れた側の面に取り付けられていたが、本発明では、コネクタ33が回路基板3のステッピングモータ2寄りの面に取り付けられていても良い。
さらに、上述した第1及び第2の実施形態では、ステッピングモータについて記載している。しかしながら、本発明では、ステッピングモータに限らず、各種のモータに適用できることは勿論である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態に係るステッピングモータと回路基板との接続構造を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿う断面図である。 図1に示された接続構造のステッピングモータの端子と回路基板のコネクタの第2の端子とが嵌合して両者が接続した状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る接続構造におけるステッピングモータの端子と回路基板のコネクタの第2の端子とが嵌合して両者が接続した状態を示す平面図である。 従来のステッピングモータと回路基板との接続構造を示す断面図である。
符号の説明
1,1’ 接続構造
ステッピングモータ
3 回路基板
22 係止アーム
22a 立設部
22b 突起部
24 端子
32 係止孔
33,33’ コネクタ
35 第2の端子
35a 弾性片
F 付勢方向
X 撓み方向

Claims (4)

  1. ステッピングモータの端子と回路基板の導体パターンとを接続する接続構造であって、
    前記ステッピングモータが、
    指針等が取り付けられる出力軸と、
    前記回路基板に向かって立設した立設部と、該立設部の端部に連なりかつ前記回路基板の平面方向に沿って突出した突起部と、を有する係止アームと、を有し、
    前記回路基板が、
    前記出力軸を通す軸挿通孔と、
    前記係止アームを通す係止孔と、
    前記回路基板から立設し、かつ前記ステッピングモータ内のコイルと接続した前記端子と嵌合することにより、該端子と前記導体パターンとを接続する第2の端子を有するコネクタと、を有し、
    前記第2の端子が、前記端子を収容可能な筒状に形成されているとともに前記端子を付勢する弾性片を有しており、
    前記ステッピングモータの発熱により前記回路基板の熱膨張による変形が生じた場合に、前記端子と前記第2の端子との接触圧の変化を抑制するように、前記ステッピングモータの前記出力軸及び前記係止アームが前記回路基板の前記軸挿通孔及び前記係止孔に挿通され前記係止アームが前記係止孔内で係止される際に記係止孔内で前記係止アームが撓む方向と前記第2の端子の前記弾性片による前記端子を付勢する付勢方向とが直交する
    ことを特徴とする接続構造。
  2. 前記第2の端子が、前記係止アームの前記係止孔内に係止する際に撓む方向と直交する方向に沿って複数並べられたことを特徴とする請求項1に記載の接続構造。
  3. 前記第2の端子が、前記係止アームの前記係止孔内に係止する際に撓む方向と平行な方向に沿って複数並べられたことを特徴とする請求項1に記載の接続構造。
  4. 前記回路基板が車両用計器装置を構成するとともに、前記ステッピングモータが前記車両用計器装置の文字板の前面に配置される指針を駆動する内機を構成する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の接続構造。
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