JP2005190966A - コネクタ - Google Patents

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Kenji Okamura
憲知 岡村
Hiroshi Nakano
寛 中野
Eiji Kojima
映二 児嶋
Masaaki Tabata
正明 田端
Tetsuya Aihara
哲哉 相原
Hiroyoshi Maeso
宏芳 前岨
Toshifumi Ichio
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Abstract


【課題】 ランスの視認性を損なうことのないようロックアームを配置する。
【解決手段】 雌ハウジング20には、相手の雄コネクタMを嵌合状態に保持するためのロックアーム30が設けられている。雌ハウジング20には、雌端子金具21を収容可能なキャビティ22が幅方向に沿って並列配置されている。各キャビティ22内には、雌端子金具21に対して係止することでその抜け止めが可能なランス24がそれぞれ設けられている。ランス24は、雌端子金具21を挿入する途中では弾性変形して雌ハウジング20における上面20aや下面20bから外部へ突出可能とされている。ロックアーム30は、雌ハウジング20の周面のうちランス24が突出可能とされる上面20aや下面20bとは異なる側面20cに配設されている。
【選択図】 図8

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、端子金具を抜け止めするためのランスを備えたコネクタの一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものでは、ハウジングのキャビティ内に端子金具を挿入すると、キャビティ内に突出して配されたランスが端子金具に対して係止することで、その抜け止めが図られるようになっている。このランスは、外部に露出して配されており、端子金具を挿入する途中で弾性変形するとハウジングの下面から外部へ突出するようになっているので、ランスを目視することで端子金具の挿入状況を検知できるようになっている。
特開2000−268915公報
上記のような構造のコネクタにおいて、ハウジングに相手コネクタを嵌合状態に保持するためのロックアームを設ける場合、ロックアームによりランスが外側から覆われるような配置とすると、外部からランスを目視し難くなるため、その配設位置には配慮が必要となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ランスの視認性を損なうことのないようロックアームを配置することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングには、相手コネクタを嵌合状態に保持するためのロックアームが設けられるとともに、端子金具を収容可能なキャビティが一の方向に沿って並列配置され、各キャビティ内には、前記端子金具に対して係止することでその抜け止めが可能なランスがそれぞれ設けられ、且つランスは、前記端子金具を挿入する途中では弾性変形して前記ハウジングにおける前記キャビティの並列方向に沿った面から外部へ突出するようになっているものであって、前記ロックアームは、前記ハウジングの周面のうち前記ランスが突出可能とされる面とは異なる面に配設されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームは、前記ハウジングに対して連結される支持部を支点として弾性変形可能とされるとともにその後端部にロック解除操作が可能な操作部が設けられており、前記ハウジングの周面のうち前記ランスが突出可能とされる面の後端側には、前記キャビティの並列方向に沿って延出するリブが設けられ、且つリブには、前記操作部の脇に達する保護部が延長して設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
端子金具をキャビティ内に挿入する途中では、ランスが弾性変形してハウジングにおける並列方向に沿った面から外部へ突出するので、そのランスを目視することで端子金具が挿入途中であることを検知できる。端子金具が正規深さまで挿入されると、ランスが係止することでその抜け止めが図られる。その後、ハウジングに相手コネクタを嵌合すると、ロックアームにより相手コネクタを嵌合状態に保持することができる。
本発明によれば、ロックアームがハウジングの周面のうちランスが突出可能とされる面とは異なる面に配されているから、ランスを目視する上でロックアームがその妨げとなることがない。
<請求項2の発明>
保護部が操作部の脇に達するよう形成されているから、外部の電線などが操作部に引っ掛かり難くなり、もってロックアームが反転変形させられる事態を防ぐことができる。しかも、リブを延長して保護部を設けるようにしたから、例えばリブとは無関係に保護部を設けるようにした場合と比較すると、ハウジングの構造の簡素化を図ることができる。
本発明の一実施形態を図1ないし図13によって説明する。本実施形態では、相手の雄コネクタMと嵌合可能な雌コネクタFにロックアーム30を設けたものを例示する。なお以下では、両コネクタF,Mにおける嵌合面側を前方とし、上下方向については図1〜図3、図5〜図7、図11及び図13を基準として説明する。
先に相手の雄コネクタMについて説明する。雄コネクタMは、図1及び図7に示すように、基板Kに取り付けられる基板用コネクタであって、合成樹脂製の雄ハウジング10を備えるとともにこの雄ハウジング10に、複数本(40本)の雄端子金具11を装着した構成とされる。詳しくは、雄ハウジング10は、全体として幅方向に沿って細長い形状に形成されており、雄端子金具11を後方から挿入可能な端子挿入孔12aを有する端子保持部12と、端子保持部12の周縁から前方へ突出する略角筒状のフード部13とから構成される。端子挿入孔12aは、幅方向に沿って並列した状態で上下2段に20本ずつほぼ等間隔に配されており、上段側の各端子挿入孔12aと下段側の各端子挿入孔12aは、互いに幅方向にずれた位置(互い違いの位置)に配されている。雄端子金具11は、端子保持部12から後方へ突出した部分が一旦下方へほぼ直角に屈曲された後、その後端部が再び後方へ向けてほぼ直角に屈曲された形状とされている。この雄端子金具11のうち、フード部13内に突き出す前端部が雌コネクタFの雌端子金具21と導通接触可能なコネクタ側接続部11aとされるのに対し、後端部が基板K上にプリントされた導電路(図示せず)に対して半田付けにより導通接続される基板側接続部11bとなっている。
フード部13内には、雌コネクタFの雌ハウジング20が前方から嵌合可能とされており、その図1に示す右端側には、ロックアーム30を受け入れるためのロック受け入れ空間14が確保されている。そして、フード部13における幅方向に沿って長い上壁及び下壁を繋ぐ比較的短い一対の側壁のうち、ロック受け入れ空間14に臨む図示右側の側壁13aには、図8に示すように、ロックアーム30のロック部33が進入可能なロック部進入用凹部15が形成されるとともに、その前側にはロック部33が係止可能な被ロック部16が形成されている。ロック部進入用凹部15は、側壁13aの途中位置に配されるとともに幅方向に沿って側方外部へ開口する孔状に形成されている。被ロック部16は、側壁13aにおける前端部に設けられており、その内側面が前方へ向かって上り勾配をなすテーパ面とされるのに対し、ロック部33との係止面である後面が幅方向に沿って真っ直ぐな面とされている。またフード部13の内周面における上面及び下面の両端位置には、図1に示すように、雌コネクタFの各突条26を受け入れ可能な突条受け入れ凹部17が2つずつ形成されている。なお雄ハウジング10は、図示しない取付部材を用いて基板Kに対して固定可能とされている。
続いて雌コネクタFについて説明する。雌コネクタFは、図2及び図7に示すように、ロックアーム30が一体形成された合成樹脂製の雌ハウジング20を備えるとともに、雌ハウジング20内に複数本(40本)の雌端子金具21が収容された構成となっている。雌ハウジング20は、全体として幅方向に沿って細長い、横長なブロック状に形成されている。雌ハウジング20には、後方から雌端子金具21を挿入可能なキャビティ22が雄コネクタMの各端子挿入孔12aに対応した位置に配置されている。すなわち、各キャビティ22は、雌ハウジング20において上下2段に20室ずつ幅方向に沿ってほぼ等間隔に(途中でピッチを変更することなく)並列して配されており、上段側の各キャビティ22と下段側の各キャビティ22は、互いに幅方向にずれた位置に配されている。雌端子金具21は、前後に開口する略箱形をなす本体部21aと、電線Wの端末に圧着接続されるバレル部21bとを前後に繋げた構成とされている。本体部21a内には、雄端子金具11のコネクタ側接続部11aと弾性接触可能な弾性接触片21cが設けられている。
各キャビティ22の周壁、詳細には上段側のキャビティ22の上壁と下段側のキャビティ22の下壁とには、図4及び図7に示すように、平面視略コ字型のスリット23を入れることで片持ち状のランス24が形成されている。各スリット23は、雌ハウジング20の上面20aと下面20bにおいて外部に開口して形成されているので、外部からスリット23を通してキャビティ22内を目視することが可能とされるとともに、各ランス24は上下外部に露出して配されている。ランス24は、上下方向に沿って弾性変形可能とされるとともに雌端子金具21の本体部21aのあご部21dに対して係止することでその抜け止めを図ることができるようになっている。ランス24は、基端である後端部側から自由端である前端部側へ向けてキャビティ22内へ張り出すよう傾斜状に形成され、その外面が雌ハウジング20の上面20aや下面20b(キャビティ22の並列方向に沿った外面)に連続するよう形成されている。ランス24の前端部外面からは、検知部25が外方へ突出して設けられている。この検知部25は、ランス24が自然状態のときは外面が雌ハウジング20の上面20aや下面20bと略面一状をなすものの、ランス24が弾性変形したときには、雌ハウジング20の上面20aや下面20bよりも外方へ突出して配されるようになっている(図6参照)。従って、ランス24が弾性変形した状態で両ハウジング10,20を嵌合しようとすると、フード部13の前端面に対して検知部25の前端面が突き当たることで、嵌合動作を規制できるようになっている。
雌ハウジング20の上面20a及び下面20bには、図2及び図7に示すように、両ハウジング10,20の嵌合動作を案内するなどに機能する突条26が設けられている。詳しくは、各突条26は、雌ハウジング20の上下面20a,20bにおける幅方向両端位置に2本ずつ配され、雌ハウジング20の後端位置から前後方向(嵌合・離脱方向)に沿って前方へ延出する形態とされている。下側の突条26は、前端位置が雌ハウジング20とほぼ揃っているのに対し、上側の突条26は、前端位置が雌ハウジング20よりも引っ込んだ位置に設定されるとともにその前端面が前方へ向かって上り勾配をなすオーバーハング状に形成されている。雌ハウジング20の上面20a及び下面20bにおける後端部には、図2及び図4に示すように、幅方向(キャビティ22の並列方向)に沿って延出するリブ27が一対設けられている。リブ27は、雌ハウジング20の全幅領域にわたって形成されるとともに両端の突条26同士を連結しているので、雌ハウジング20の強度向上に寄与している。リブ27は、突条26と同じ高さを有するとともに雌ハウジング20を嵌合・離脱させる際などに作業者が指を掛けることができるようになっている(図13参照)。
ここで、ロックアーム30について詳細に説明する。ロックアーム30は、雌ハウジング20における図2に示す左側の側面20c、すなわち雌ハウジング20の外周面のうちランス24が突出可能とされる上面20aや下面20bとは異なる(上面20a及び下面20bに隣接する)面に配設されている。ロックアーム30は、図3及び図8に示すように、前後方向に沿って延出するアーム部31を備え、このアーム部31の前端部に配された支持部32が雌ハウジング20の側面20cにおける前端位置に連結されることで片持ち状をなしている。ロックアーム30は、支持部32を支点として幅方向に沿って弾性変形可能とされ、それに伴って雌ハウジング20の側面20cに対して接離するよう変位されるようになっている。アーム部31の外面における長さ方向略中央位置には、雄コネクタMの被ロック部16に対して係止可能なロック部33が外方へ突出して設けられている。ロック部33は、前後両面が被ロック部16の内側面や後面に沿った形状とされており、前面が後方へ向かって上り勾配をなすテーパ状に形成され、後面が幅方向に沿ってほぼ真っ直ぐな面とされる。
ロックアーム30の自由端であるアーム部31の後端部は、その前側の部分よりも僅かに幅狭な操作部34とされ、この操作部34の外面34aを外方から押圧操作することで、ロックアーム30を雌ハウジング20の側面20cに接近する方向(ロック部33が被ロック部16から離間する方向)、すなわちロック解除方向へ向けて弾性変形させることが可能とされている。操作部34は、ロック部33よりもさらに外方へ突出して形成されており、後半部分が前半部分よりも突出量が増加する段付き状に形成されることで、押圧操作時に作業者の指が引っ掛け易くなっている(図12参照)。そして、この操作部34を保護すべく、雌ハウジング20における両リブ27からは、操作部34の脇に達する一対の保護部28がそれぞれ延長形成されている。詳しくは、保護部28は、リブ27におけるロックアーム30側の端部からロックアーム30とほぼ平行に外方へ突出して形成されており、その突出端が操作部34の内面34b(被操作面である外面34aとは反対側の面、雌ハウジング20の側面20cとの対向面)よりも外側に達するような長さに設定されている。これら両保護部28により操作部34を両側方から覆うようにしているので、操作部34の内面34bと雌ハウジング20の側面20cとの間に後方から外部の電線が入り込み難くなっており、もって電線が操作部34に引っ掛かってロックアーム30が反転変形させられる事態を防ぐことができるようになっている。また操作部34には、雌ハウジング20の樹脂成形時にロック部33を成形するための金型ピンを後方へ型抜きする都合上、型抜き孔35が前後に開口して形成されている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。雌コネクタFの組み付けにあたっては、図5に示すように、電線Wの端末に圧着接続した雌端子金具21を各キャビティ22内に挿入する作業を行う。雌端子金具21を挿入すると、図6に示すように、本体部21aによって押圧されることでランス24が一旦弾性変形してその検知部25が雌ハウジング20の上面20aや下面20bから外方へ突出する。そして、雌端子金具21が正規深さに達すると、図7に示すように、ランス24が復元するとともに本体部21aのあご部21dに対して係止することで、雌端子金具21の抜け止めが図られる。なお仮に雌端子金具21が挿入途中の状態に留められていた場合には、突出した検知部25や、スリット23を通してキャビティ22内の雌端子金具21を目視することで、雌端子金具21の半挿入を検知することができる。その一方で雄コネクタMの組み付けを行うとともに雄コネクタMを基板Kに対して取り付けておく。
続いて雄コネクタMに対して雌コネクタFを嵌合する作業を行う。このとき、仮に雄ハウジング10に対して雌ハウジング20を正規の姿勢から上下に反転した姿勢のまま嵌合しようとした場合には、各突条26の前端面がフード部13の前端面に突き当たることで、その嵌合動作が規制され、もって誤嵌合が防止されるようになっている。また目視による雌端子金具21の半挿入検知が看過されたまま嵌合作業を行おうとした場合には、雌ハウジング20の上面20aや下面20bから突出したランス24の検知部25の前端面がフード部13の前端面に突き当たることで嵌合動作が規制され、もって雌端子金具21の半挿入を確実に検知することができる(図6参照)。
図7及び図8に示すように、正規の姿勢とした雌ハウジング20を雄ハウジング10のフード部13内に嵌合すると、各突条26が対応する突条受け入れ凹部17内に進入することで嵌合動作が円滑に案内される。所定深さまで雌ハウジング20が嵌合されると、互いにテーパ状をなすロック部33の前面と被ロック部16の内側面とが摺接されることで、図9に示すように、ロックアーム30が弾性変形させられる。このとき、ロックアーム30は、支持部32を支点として弾性変形し、操作部34が雌ハウジング20の側面20cに接近するよう変位する。そして、雌ハウジング20が正規深さまで嵌合されると、ロック部33がロック部進入用凹部15に達し、図10に示すように、ロックアーム30が復元するとともにロック部33の後面が被ロック部16の後面に対して係止される。これにより、両コネクタF,Mが嵌合状態から離脱不能に保持される。このとき、図11に示すように、雄端子金具11のコネクタ側接続部11aに対して雌端子金具21の弾性接触片21cが正規に弾性接触する。
一方、メンテナンスなどの事情により雄コネクタMから雌コネクタFを離脱させる場合がある。その場合には、操作部34の外面34aを外側方から指で押圧操作することで、ロックアーム30を強制的に弾性変形させる。すると、図12に示すように、ロックアーム30が支持部32を支点として弾性変形し、操作部34及びロック部33が被ロック部16及びロック部進入用凹部15から離間するよう変位するので、被ロック部16との係止代が減少していく。そして、ロック部33が被ロック部16から完全に外れる位置まで操作部34を押圧した状態に保ちつつ雌ハウジング20を後方へ引っ張ることで、雄コネクタMから雌コネクタFを離脱させることができる。この離脱時には、図13に示すように、雌ハウジング20の上下両面20a,20bに設けられた両リブ27に指を掛けて把持することで、雌コネクタFの引き抜き作業がし易くなっている。
以上説明したように本実施形態によれば、ロックアーム30が雌ハウジング20の周面のうちランス24が突出可能とされる上面20aや下面20bとは異なる面である側面20cに配されているから、ランス24を目視する上でロックアーム30がその妨げとなることがない。つまり、ランス24の視認性を損なうことがないようロックアーム30を配置することができる。またロックアーム30を雌ハウジング20の側面20cから幅方向に沿って突出させているから、高さ方向について雌コネクタFを小型化することができる。
その上、保護部28が操作部34の脇に達するよう形成されているから、外部の電線などが操作部34に引っ掛かり難くなり、もってロックアーム30が反転変形させられる事態を防ぐことができる。しかも、雌ハウジング20に設けられたリブ27を延長して保護部28を設けるようにしているから、例えばリブとは無関係に保護部を設けるようにした場合と比較すると、雌ハウジング20の構造の簡素化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)ロックアームの形態については任意に変更可能である。例えばアーム部の前端ではなく途中部分が支持部により雌ハウジングに連結される、いわゆるシーソー状のロックアームや、アーム部の両端が一対の支持部により雌ハウジングに連結される、いわゆる両持ち状のロックアームについても本発明は適用可能である。またロックアームの配置について、雌ハウジングのうち上記実施形態とは反対側の側面に設定したり、また雌ハウジングの両側面に一対配するようにしてもよい。
(2)リブ及び保護部の配置については、雌ハウジングの後端位置に限らず、それよりも多少前側の位置としたものも本発明に含まれる。また保護部の形状や突出長さについても任意に変更可能であり、また保護部やリブを片方のみ設けるようにしてもよい。また保護部を省略することも可能である。
(3)上記した実施形態では、アーム部から突出するロック部がロック部進入用凹部内に進入する形態としたものを示したが、例えばアーム部にロック部を凹み形成するとともに、ロック部進入凹部を省略して被ロック部がフード部から突出する形態としたものも本発明に含まれる。
(4)上記した実施形態では、ランスが雌ハウジングに一体形成された場合を示したが、雌ハウジングとは別体形成されて雌ハウジングに対して組付可能な部材にランスを設けるようにしたものも本発明に含まれる。
(5)上記した実施形態では、雄コネクタが基板に固定されるものを示したが、雄コネクタが電線の端末に設けられるものであってもよい。
(6)上記した実施形態では、雌コネクタにロックアームが設けられたものを示したが、逆に雄コネクタ側にロックアームを設けるようにしたものにも本発明は適用可能である。また各端子金具の本数・配置は任意に変更可能である。
本発明の一実施形態に係る雄コネクタの正面図 雌コネクタの正面図 雌コネクタの側面図 雌コネクタの平面図 雌ハウジングに雌端子金具を挿入する前の状態を示す側断面図 雌ハウジングに雌端子金具を挿入する途中の状態を示す側断面図 両コネクタを嵌合する前の状態を示す側断面図 両コネクタを嵌合する前の状態を示す一部切欠平断面図 両コネクタを嵌合する途中の状態を示す一部切欠平断面図 両コネクタを正規嵌合した状態を示す一部切欠平断面図 両コネクタを正規嵌合した状態を示す側断面図 離脱時に操作部を押圧した状態を示す一部切欠平断面図 離脱時にリブを把持した状態を示す側断面図
符号の説明
20…雌ハウジング(ハウジング)
20a…上面(ランスが突出可能とされる面)
20b…下面(ランスが突出可能とされる面)
20c…側面(ランスが突出可能とされる面とは異なる面)
21…雌端子金具(端子金具)
22…キャビティ
24…ランス
27…リブ
28…保護部
30…ロックアーム
32…支持部
34…操作部
F…雌コネクタ(コネクタ)
M…雄コネクタ(相手コネクタ)

Claims (2)

  1. ハウジングには、相手コネクタを嵌合状態に保持するためのロックアームが設けられるとともに、端子金具を収容可能なキャビティが一の方向に沿って並列配置され、各キャビティ内には、前記端子金具に対して係止することでその抜け止めが可能なランスがそれぞれ設けられ、且つランスは、前記端子金具を挿入する途中では弾性変形して前記ハウジングにおける前記キャビティの並列方向に沿った面から外部へ突出するようになっているものであって、
    前記ロックアームは、前記ハウジングの周面のうち前記ランスが突出可能とされる面とは異なる面に配設されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロックアームは、前記ハウジングに対して連結される支持部を支点として弾性変形可能とされるとともにその後端部にロック解除操作が可能な操作部が設けられており、
    前記ハウジングの周面のうち前記ランスが突出可能とされる面の後端側には、前記キャビティの並列方向に沿って延出するリブが設けられ、且つリブには、前記操作部の脇に達する保護部が延長して設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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