JP4186804B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ショート端子は、保持手段による弾性係合を解除することで、コネクタハウジングから簡易に取り外すことができ、ショート端子の交換にあたってコネクタ全体を破棄する必要がない。また、ショート端子が保持手段により弾性的に保持されるため、ショート端子に対し何らかの外力が加わったときに、ショート端子に応力集中が生じることを防止できる。さらに、カバーで収容空間の出入り口を閉じることでショート端子が保持され、開くことでショート端子の着脱が許容される状態となる。これにより、簡易な構成でショート端子を着脱可能とすることができる。
<請求項2の発明>
ショート端子がコネクタハウジングに対する装着方向に沿って細長い棒材であるから、収容空間の出入り口の大きさやカバーの大きさを小さく留めることができる。従って、例えば収容空間の出入り口を設けることによるコネクタハウジングの強度低下を防ぐことができる。
<請求項3の発明>
ショート端子を回転させることで、相手側端子との接触領域を変位させることができるため、ショート端子の摩耗を抑えることができる。
本発明の第1実施形態を図1から図4を参照して説明する。
まずハウジング10の開口部21より収容孔19内にショート端子30を左右方向(相手の雄端子金具42の配列方向)に沿って挿入する。そして、カバー35を圧縮しつつ収容孔19の開口部21を塞ぐように嵌め込むとともに、カバー35の内面をショート端子30の端面に当てて、カバー35でショート端子30をその装着方向に押さえ付けるようにする。これにより、カバー35がハウジング10に対し弾性的に保持されるとともに、ショート端子30がカバー35により弾性的に係合保持される。即ち、ショート端子30は、カバー35により弾性的に保持されていることから、収容孔19内で前後上下方向へ僅かに移動可能とされ、また長さ方向の軸周りに回転可能となっている。続いて、ハウジング10の各キャビティ15に雄端子金具14を挿入する。
また、ショート端子30がカバー35により弾性的に保持されるため、ショート端子30に対し何らかの外力が加わったときに、ショート端子30に応力集中が生じることを防止できる。
次に、本発明の第1参考例を図5から図10を参照して説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、ハウジング50内に異物が侵入してショート端子60に当接した場合など、ショート端子60に何らかの外力が加わったようなときには、ショート端子60がランス54により弾性的に保持されていることから、ショート端子60が若干移動することで、ショート端子30に応力集中が生じることが防がれる。
また、ショート端子60がランス54により弾性的に保持されるため、ショート端子60に対し何らかの外力が加わったときに、ショート端子60に応力集中が生じることを防止できる。
さらに、ランス54を弾性撓みさせつつショート端子60を装着できるので、挿入済みのショート端子60を保持するための別作業が不要である。
また、弾性接触片62を角筒部61で覆っているので、ショート端子60を単体で扱う場合に弾性接触片62を保護できる。
次に、本発明の第2参考例を図11から図13を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態及び第1参考例と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第3参考例を図14から図16を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態及び第1、第2参考例と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
また、ショート端子60が抜止部材83により弾性的に保持されるため、ショート端子70に対し何らかの外力が加わったときに、ショート端子70に応力集中が生じることを防止できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)第1実施形態において、ショート端子は、平板状など他の形状でも良く、例えば断面形状を楕円、長円、多角形、台形等としても良い。
(2)第1実施形態において、カバーにショート端子の端部を嵌合して保持する嵌合部を設けても良い。
(3)第1〜3参考例において、ショート端子から複数の雄タブ部を突出させて相手コネクタの有する複数の雌端子金具を短絡するようにしても良い。
19…収容孔(収容空間)
21…開口部(出入り口)
30,60,70…ショート端子
35…カバー(保持手段、弾性変位部)
40…機器側コネクタ(相手コネクタ)
42…雄端子金具(相手側端子)
54,78…ランス(保持手段、弾性変位部)
61…角筒部(被係止部)
62…弾性接触片
73…被係止部
83…抜止部材(保持手段)
85…ヒンジ部
86…ロック片(弾性変位部)
88…ロック突起(被ロック部)
Claims (3)
- コネクタハウジングと、このコネクタハウジングと嵌合される相手コネクタの有する複数の相手側端子を短絡させるショート端子とを備えたコネクタにおいて、
前記ショート端子は、前記コネクタハウジングに対して着脱可能とされるとともに、このショート端子を前記コネクタハウジングに対し装着状態に保持する保持状態と、弾性撓みすることでショート端子の前記コネクタハウジングからの離脱を許容する解除状態との間で弾性的に変位する弾性変位部を有する保持手段が設けられ、
かつこの保持手段は、装着された前記ショート端子に対して弾性的に係合することで、そのショート端子を保持する一方、前記ショート端子は、短絡すべき前記複数の相手側端子の配列方向に沿って移動させつつ、前記コネクタハウジング内の収容空間に対して着脱可能とされるとともに、前記保持手段として、前記収容空間の出入り口には、前記ショート端子をその装着方向に弾性的に押さえ付けて保持するカバーが開閉可能に設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ショート端子は、前記コネクタハウジングに対する装着方向に沿って細長い棒材よりなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記ショート端子は、外周面が丸い棒材であって、前記収容空間内で中心軸周りに回転可能とされるとともに、その外周面に相手側端子が接触するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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