JP4075709B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、互いに嵌合した雄雌両ハウジングのがたつきを抑制するようにしたものの一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、雄ハウジングには、雌ハウジングに設けられたロックアームに設けられたロック部の後面に係止する被ロック部と、ロック部の前面に係止する規制部とが設けられており、これら被ロック部と規制部とによってロック部を前後から挟み込むことで、両ハウジングが嵌合・離脱方向に沿って前後にがたつくのを抑制できるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−45566公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記コネクタでは、被ロック部と規制部とが互いに前後に対向して配され、前後方向に沿って同一直線上に並んだ配置とされている。このため、雄ハウジングを樹脂成形する際には、前後方向に沿って型閉じ・型開きする金型に加えて、上下方向に沿って型閉じ・型開きするいわゆるスライド型が必要になるため、金型構造が複雑になっており、高コストとなっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、金型構造を簡素化することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、被ロック部が設けられるのに対し、他方のコネクタハウジングには、前記被ロック部に対して係止することで正規に嵌合した両コネクタハウジングを離脱方向へ相対変位不能に保持するロックアームが設けられ、前記一方のコネクタハウジングには、前記ロックアームに係止することで、正規嵌合した両コネクタハウジングが嵌合方向へ相対変位するのを規制可能な規制部が設けられており、さらに前記規制部は、前記被ロック部に対して両コネクタハウジングの嵌合・離脱方向に関する幅方向の外側に配されており、前記ロックアームは、前記嵌合・離脱方向に沿って延出するアーム部が一対の前側支持部と後側支持部とによって3点支持されることで両持ち梁状に形成されるとともに、前記両前側支持部及び前記後側支持部を支点として前記嵌合・離脱方向と直交する方向に弾性変形可能とされ、前記規制部は、前記幅方向に関して離間した位置に一対設けられるとともに、前記両コネクタハウジングが嵌合された状態では、前記ロックアームに設けられた前記嵌合・離脱方向に沿った面に対して当接され、且つ前記両コネクタハウジングを嵌合する途中では、弾性変形した前記ロックアームにおける前記嵌合・離脱方向に沿った面に対して摺接されるようになっている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
両コネクタハウジングが正規に嵌合した状態では、ロックアームに被ロック部が係止するとともに、ロックアームに規制部が係止することで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向に相対変位するのが規制され、もってがたつきが抑制される。
本発明によれば、規制部を被ロック部に対して嵌合・離脱方向に関する幅方向の外側に配したから、一方のコネクタハウジングを樹脂成形するにあたっては、嵌合・離脱方向と交差する方向に型閉じ・型開きする、いわゆるスライド型が不要となる。これにより、金型構造の簡素化を図ることができる。
また、幅方向に関して離間して配された両規制部がロックアームにおける嵌合・離脱方向に沿った面に当接されることで、両ハウジングが幅方向についてがたつくのを抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。この実施形態では、互いに嵌合可能な雄雌のコネクタハウジング10,20を備えるとともに、雌コネクタハウジング20(以下、単に雌ハウジング20という)側にロックアーム30を設け、雄コネクタハウジング10(以下、単に雄ハウジング10という)側にロックアーム30に係止可能な被ロック部13を設けるようにしたものを示す。なお、以下では両ハウジング10,20における嵌合面側を前方とし、また上下方向については図1などを基準として説明する。
【0010】
雄ハウジング10は、合成樹脂製とされており、図1に示すように、前方へ突出する略角筒状のフード部11を備え、このフード部11の内側に雌ハウジング20の端子収容部21が、フード部11の外側に筒部22が嵌合可能とされている。フード部11の奥面には、前方へ突出するタブ状の雄端子金具12が設けられている。フード部11の上面には、雌ハウジング20側のロックアーム30が係止可能な被ロック部13が上方へ突出して設けられている。被ロック部13は、前面13aがロックアーム30の乗り上げ動作を案内できるよう後方へ向かって上り勾配をなすテーパ面として形成されるものの、ロックアーム30との係止面である後面13bが上下方向に沿って真っ直ぐな真直面として形成されている。被ロック部13がロックアーム30に係止することで、正規嵌合した両ハウジング10,20を離脱方向に相対変位不能に保持できるようになっている。フード部11の上面には、ロックアーム30の前面側に係止することで、正規嵌合した両ハウジング10,20を嵌合方向について相対変位するのを規制可能な一対の規制部14が上方に突出して設けられている。規制部14は、ロックアーム30に対する係止面である前面14aが上下方向に沿って真っ直ぐな真直面として形成されるに対し、後面14bが後方へ向かって下り勾配をなすテーパ面として形成されている。なおこれら被ロック部13と規制部14の位置関係については後に詳細に説明するものとする。
【0011】
雌ハウジング20は、合成樹脂製とされ、雌端子金具25を収容可能な端子収容部21と、この端子収容部21を取り囲む略角筒状をなす筒部22とが連結された構成とされ、これら端子収容部21と筒部22との間には、雄ハウジング10のフード部11が嵌合可能な嵌合凹部23が前方に開口して形成されている。端子収容部21には、雌端子金具25を後方から挿入可能なキャビティ24が設けられている。雌端子金具25は、内部に雄端子金具12と弾性接触可能な山形の弾性接触片25cを備えた略箱型をなす接続部25aと、被覆の端末にゴム栓26を嵌着した電線Wにゴム栓26ごと圧着接続されるバレル部25bとを前後に備えている。またこのゴム栓26は、キャビティ24の内周面に密着することでキャビティ24内をシール可能とされる。キャビティ24の下面側には、接続部25aの後端に形成されたあご部25dに係止することで雌端子金具25を抜け止め保持可能なランス27が設けられている。ランス27は、片持ち状に形成され、挿入時に雌端子金具25により押圧されることで下方の撓み空間内に撓み変形可能とされる。端子収容部21の周りには、ランス27の撓み空間内に進入してランス27の撓み変形を規制可能なフロントリテーナ28が前方から被せ付けられている。端子収容部21の外周面におけるフロントリテーナ28の後側には、シールリング29が嵌着されており、このシールリング29は、嵌合時に端子収容部21とフード部11との間に挟圧されることで、両ハウジング10,20間をシール可能とされる。
【0012】
筒部22は、端子収容部21に対してその長さ方向の中央より後ろ寄りの位置にて連結されている。筒部22の上部22aは、図1及び図2に示すように、他の部分よりも幅狭に形成されるとともに所定形状に切り欠かれることで、ロックアーム30が形成されている。ロックアーム30は、前後に延出するアーム部31と、アーム部31の前端部を支持する一対の前側支持部32と、アーム部31の長さ方向略中央部を支持する後側支持部33とを備えた両持ち梁状に形成され、各支持部32,33により3点支持されている。アーム部31の前部は、幅方向中央部分に前方及び上下に開口する切欠部34が形成されることで二股状に形成されており、その二股部35の前端部の側縁がそれぞれ前側支持部32を介して筒部22の上部22aにおける側壁22bに連結されている。一方、後側支持部33は、アーム部31の下面と端子収容部21の上面とに連結されている。そして、ロックアーム30は、各支持部32,33を支点として弾性変形可能とされており、弾性変形時にはアーム部31のうち両支持部32,33の間の部分が上方へ変位するとともに、後側支持部33よりも後側の部分が下方へ変位するようになっている。なお筒部22の側壁22bは、ロックアーム30を全長にわたって両側方から覆うことができるよう、雌ハウジング20の後端に至るまで延長されている。
【0013】
このアーム部31のうち二股部35と後側支持部33の間の部分には、上下に貫通する四角形の角孔状をなすロック部36が設けられている。このロック部36内には両ハウジング10,20が正規に嵌合されたときに被ロック部13が進入可能とされ、両者13,36が係止することで両ハウジング10,20が抜け止め状態に保持、すなわち離脱方向に相対変位するのが規制されるようになっている。このロック部36の内周面は、被ロック部13との係止面である前面36aも含めて上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐな真直面とされている。アーム部31のうち二股部35とロック部36の間の部分は、両ハウジング10,20が正規に嵌合されたときに被ロック部13と規制部14との間に嵌合可能な被規制部37とされている。被規制部37の前面37aが規制部14の前面14aに当接されることで、両ハウジング10,20が嵌合方向に相対変位するのが規制されるようになっている。この被規制部37の前面37aは、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐな真直面とされている。被規制部37は、前後両支持部32,33間のほぼ中間位置に配されているので、ロックアーム30が弾性変形するときには、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐに変位可能とされている(図5を参照)。またアーム部31の後端部上面側には、上方からロックアーム30を解除操作可能な操作部38が段付き状に形成されている。
【0014】
ここで、雄ハウジング10における被ロック部13と規制部14について詳細に説明する。被ロック部13は、図3に示すように、雄ハウジング10において幅方向略中央位置に配されるのに対し、両規制部14は、幅方向について互いに離間して配されるとともに、被ロック部13に対しては共に幅方向(嵌合・離脱方向と直交(交差)する方向)の外側にずれた位置に配されている。つまり、被ロック部13と両規制部14は、幅方向について互いに異なる(別の)位置に配されている。言い換えると、前後方向(嵌合・離脱方向)に沿って型閉じ・型開きする金型を用いて雄ハウジング10を樹脂成形するにあたり、被ロック部13と規制部14は、互いに成形上の影にならない配置となっていて、いわゆるアンダーカットの配置となっていない。従って、雄ハウジング10を樹脂成形するにあたって前後方向と直交(交差)する上下方向や幅方向に沿って型閉じ・型開きする、いわゆるスライド型が不要となっている。また被ロック部13の後面13bと規制部14の前面14aは、前後外部に露出し互いに対向しない配置となっている。
【0015】
両規制部14の対向面とは反対側の側面14c間の距離は、ロックアーム30における切欠部34の幅寸法、すなわち両二股部35における互いに対向する側面35a間の距離とほぼ等しく設定されている。従って、両ハウジング10,20の嵌合に伴って両規制部14が切欠部34内に進入すると、両規制部14の側面14cが二股部35の側面35aに対して当接可能とされ、これにより両ハウジング10,20が幅方向についてがたつくのを抑制できるようになっている。両規制部14の側面14c及び両二股部35の側面35aは、共に前後方向に沿ってほぼ真っ直ぐな面となっている。
【0016】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。雄ハウジング10のフード部11を雌ハウジング20の嵌合凹部23内に嵌合すると、被ロック部13と両規制部14とが順次にロックアーム30の切欠部34(両二股部35の間)に進入する。このとき、両規制部14の側面14cがそれぞれ二股部35の側面35aに摺接することで嵌合動作が案内される。両ハウジング10,20が所定深さまで嵌合されると、図4に示すように、ロックアーム30の被規制部37が被ロック部13に対してその前面13bに案内されつつ乗り上げるとともに、ロックアーム30が弾性変形する。このとき、アーム部31は、前側支持部32と後側支持部33の間の部分が上方へ変位し、後側支持部33よりも後側の部分が下方へ変位する。特に、アーム部31のうち前後両支持部32,33の略中間位置に配された被規制部37については、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐに変位する。
【0017】
そして、両ハウジング10,20が正規深さまで嵌合されると、図5に示すように、雄端子金具12が雌端子金具25の弾性接触片25cに弾性接触されるとともに、ロックアーム30の被規制部37が被ロック部13を乗り越えてロックアーム30が復元する。ロックアーム30が復元すると、被ロック部13は、ロック部36内に嵌合するとともに、被規制部37は、規制部14と被ロック部13との間に嵌合して両者13,14間に前後から挟まれる。この復元時における被規制部37の変位軌跡は、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐとなっているので、被規制部37と規制部14の間、及び被規制部37と被ロック部13の間には、殆どクリアランスが生じない。従って、ロック部36の前面36a(被規制部37の後面)が被ロック部13の後面13bに、規制部14の前面14aが被規制部37の前面37aにそれぞれほぼ隙間無く当接するので、正規嵌合した両ハウジング10,20が前後にがたつくのを抑制することができる。しかもこの状態では、図6に示すように、両規制部14の側面14cが両二股部35の側面35aに当接されているので、ロックアーム30が幅方向にがたつくのが規制され、もって正規嵌合した両ハウジング10,20が幅方向についてがたつくのを抑制することができる。また正規嵌合状態では、シールリング29が端子収容部21の外周面とフード部11の内周面に対して挟圧状態で密着することで、両ハウジング10,20間のシールがとられる。
【0018】
一方、メンテナンスなどの事情により両ハウジング10,20を離脱する場合がある。その場合には、ロックアーム30の操作部38を上方から押圧操作してロックアーム30を強制的に弾性変形させる。このとき、被規制部37は、被ロック部13の後面13bとロック部36の前面36aとの間にクリアランスが殆どなくても、上方へ向かってほぼ垂直に変位することで、被ロック部13と規制部14の間から抜け出すことができる。図5の想像線に示すように、被規制部37が被ロック部13と規制部14の間から完全に抜け出す高さまでロックアーム30を弾性変形させると、被ロック部13の後面13bとロック部36の前面36aとの係止状態が解除されるので、雄ハウジング10から雌ハウジング20を引き離すことで、両ハウジング10,20を離脱する。
【0019】
以上説明したように本実施形態によれば、規制部14を被ロック部13に対して両ハウジング10,20の嵌合・離脱方向に関する幅方向の外側に配したから、雄ハウジング10を樹脂成形するにあたっては、前後方向に沿って型閉じ・型開きする金型を用意すればよく、上下方向や幅方向に沿って型閉じ・型開きする、いわゆるスライド型が不要となる。これにより、金型構造を簡素化することができ、もって低コスト化などに寄与することができる。
【0020】
しかも、規制部14が幅方向に関して互いに離間した位置に一対設けられるとともに、ロックアーム30のうち前後方向に沿った二股部35の側面35aに対して当接可能とされているから、両ハウジング10,20が幅方向についてがたつくのを抑制することができる。
【0021】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)規制部や被ロック部については形状や配置等を任意に変更することが可能である。例えば被ロック部や規制部を前後に開口するスリット状に形成し、それに合わせてロック部や被規制部を突起形状に形成したものも本発明に含まれる。
【0022】
(2)上記した実施形態とは逆に、雄ハウジング側にロックアームを設け、雌ハウジング側に被ロック部及び規制部を設けたものも本発明に含まれる。
(3)上記した実施形態では、防水コネクタを例示したが、非防水タイプのコネクタについても本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る両ハウジングを嵌合する前の状態を示す側断面図
【図2】雌ハウジングの切欠平面図
【図3】雄ハウジングの平面図
【図4】両ハウジングを嵌合する途中の状態を示す側断面図
【図5】両ハウジングが正規に嵌合した状態を示す側断面図
【図6】両ハウジングが正規に嵌合した状態を示す切欠平面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(一方のコネクタハウジング)
13…被ロック部
14…規制部
20…雌ハウジング(他方のコネクタハウジング)
30…ロックアーム
35a…側面(嵌合・離脱方向に沿った面)
Claims (1)
- 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、被ロック部が設けられるのに対し、他方のコネクタハウジングには、前記被ロック部に対して係止することで正規に嵌合した両コネクタハウジングを離脱方向へ相対変位不能に保持するロックアームが設けられ、
前記一方のコネクタハウジングには、前記ロックアームに係止することで、正規嵌合した両コネクタハウジングが嵌合方向へ相対変位するのを規制可能な規制部が設けられており、
さらに前記規制部は、前記被ロック部に対して両コネクタハウジングの嵌合・離脱方向に関する幅方向の外側に配されており、
前記ロックアームは、前記嵌合・離脱方向に沿って延出するアーム部が一対の前側支持部と後側支持部とによって3点支持されることで両持ち梁状に形成されるとともに、前記両前側支持部及び前記後側支持部を支点として前記嵌合・離脱方向と直交する方向に弾性変形可能とされ、
前記規制部は、前記幅方向に関して離間した位置に一対設けられるとともに、前記両コネクタハウジングが嵌合された状態では、前記ロックアームに設けられた前記嵌合・離脱方向に沿った面に対して当接され、且つ前記両コネクタハウジングを嵌合する途中では、弾性変形した前記ロックアームにおける前記嵌合・離脱方向に沿った面に対して摺接されるようになっていることを特徴とするコネクタ。
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