JP2005249024A - すべり軸受 - Google Patents

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    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/22Internal combustion engines

Abstract

【課題】 クラッシュリリーフが形成されていながら、潤滑部分での油圧低下を防止できるすべり軸受を提供する。
【解決方法】 半割形状のすべり軸受1に形成されたクラッシュリリーフ切上り部3aと油溝切上り5aとの間には、油溝5内に保持される潤滑油がクラッシュリリーフ3内に流入することを阻止する流入阻止部4が円周方向で0〜15度の範囲で形成されている。これにより、油溝5内に保持される潤滑油が流入阻止部4によってクラッシュリリーフ3内への流入が阻止され、クラッシュリリーフ3からすべり軸受1の外部への潤滑油の漏れを低減することができるため、潤滑油の潤滑部分での油圧が低下することがない。
【選択図】 図1

Description

2個を組み合わせて円筒形を構成する半割形状に形成され且つ円周方向に沿って内周面に油溝が形成されると共に円周方向の両端部内周面にクラッシュリリーフが形成されてハウジングに固定されるすべり軸受に関するものである。
従来から、内燃機関用のクランクシャフト等の回転軸を支持するすべり軸受においては、2個を組み合わせて円筒形とする半割形状のすべり軸受が用いられており、このすべり軸受の内周に円周方向で形成された油溝によって、すべり軸受と回転軸との間に潤滑油を供給して油膜を形成する構造としている。このようなすべり軸受においては、油溝内の潤滑油がすべり軸受の合わせ目付近から漏れることを防止するため、油溝をすべり軸受の円周方向の全体に亘って設けず、すべり軸受の端部から所定の間隔をおいて油溝の端部を位置させることにより、油溝内の潤滑油がすべり軸受の合わせ目に進入しないようにするものが提案されている(例えば、特許文献1)。
実公昭61−573号公報
一方、上記したような半割形状のすべり軸受の場合、すべり軸受をハウジングに組み付ける際に、すべり軸受同士の端部の合わせ目でずれが生じたり、あるいはすべり軸受のクラッシュハイト(高さ)が高すぎた場合に合わせ目付近で変形を起こしてしまうことがある。そして、この合わせ目のずれや変形が径方向内側への膨らみ等となって軸に局部当たりすることがある。このため、すべり軸受の円周方向の両端部の内周面にクラッシュリリーフを形成することにより、すべり軸受の端部と軸との局部当たりを防止するものが提案されている。そして、このようなクラッシュリリーフが形成されたすべり軸受においては、油溝に供給された潤滑油がこのクラッシュリリーフに流入し、クラッシュリリーフから軸方向へ潤滑油が漏れることにより、潤滑系統内での油圧が低下するという問題があった。
ところで、上記した特許文献1に開示されるすべり軸受にはクラッシュリリーフが形成されていないため、クラッシュリリーフによる潤滑油の漏れによって潤滑系統内での油圧が低下するという問題がない反面、すべり軸受の端部と軸とが局部当たりするという問題があった。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、クラッシュリリーフが形成されていながら、潤滑系統内での油圧低下を防止できるすべり軸受を提供することにある。
そこで、請求項1に係る発明について、図面を参照して説明すると、図1乃至図4に示すように、2個を組み合わせて円筒形を構成する半割形状に形成され且つ円周方向に沿って内周面に油溝5が形成されると共に円周方向の両端部7内周面にクラッシュリリーフ3が形成されてハウジング10,15に固定されるすべり軸受1において、前記クラッシュリリーフ3の中央クラウン部2側の端部に形成されるクラッシュリリーフ切上り部3aから中央クラウン部(図2の符号2で示す、すべり軸受1の縦中心線の位置)側に向けて円周方向で0〜15度の範囲には、前記油溝5の端部に形成される油溝切上り部5aが位置し、前記0〜15度の範囲であって前記油溝5の延長上に形成される部分は、前記油溝5内に保持される潤滑油が前記クラッシュリリーフ3内に流入することを阻止する流入阻止部4として形成されていることを特徴とするすべり軸受1とした。
また、請求項2に係る発明では、図面を参照して説明すると、図4に示すように、請求項1に記載される前記すべり軸受1は、前記ハウジング10,15の内周面であって、前記すべり軸受1が装着された際に前記油溝5の裏面側と対応する位置にハウジング溝12,16が形成されている場合において、前記流入阻止部4には、前記流入阻止部4が疲労することを防止する疲労防止浅溝4aが、前記油溝5の幅寸法で前記クラッシュリリーフ3深さよりも浅く形成されていることを特徴とするすべり軸受1とした。
請求項1に係る発明においては、半割形状のすべり軸受1に形成されたクラッシュリリーフ切上り部3aと油溝切上り5aとの間には、油溝5内に保持される潤滑油がクラッシュリリーフ3内に流入することを阻止する流入阻止部4が円周方向で0〜15度の範囲で形成されている。これにより、油溝5内に保持される潤滑油が流入阻止部4によってクラッシュリリーフ3内への流入が阻止され、クラッシュリリーフ3からすべり軸受1の外部への潤滑油の漏れを低減することができるため、潤滑油の潤滑系統内での油圧が低下することがない。このため、例えば、通常のエンジンにおいては、メインシャフト用すべり軸受へ給油した後にコンロッド用すべり軸受に給油しているが、メインシャフト用すべり軸受への給油時で油圧が低下することがないので、コンロッド用すべり軸受への給油量が減少することがなく、コンロッドでの焼付や摩耗が発生することがない。このように、クラッシュリリーフ3からの潤滑油の漏れが低減されるため、コンロッド用すべり軸受等の他の摺動部における不具合も防止することができる。また、油圧低下を防止することにより、エンジンの可変バルブ機構等の制御に必要な油圧を供給及び確保することができる。
そして、流入阻止部4は円周方向で0〜15度の範囲で形成されるが、これは角度が0度、即ち、クラッシュリリーフ切上り部3aと油溝切上り部5aとが少なくとも一致する位置でなければ流入阻止部4が形成されず、また、15度を超えると油溝5を十分な長さとすることができなくなり、油溝5で供給及び保持する潤滑油の量が減少してしまうためである。つまり、流入阻止部4を円周方向で0〜15度の範囲で形成することにより、油溝5の十分な長さを確保することができ、必要な潤滑油量を供給及び保持することができる。
また、請求項2に係る発明においては、流入阻止部4が疲労することを防止する疲労防止浅溝4aが、油溝5の幅寸法でクラッシュリリーフ3深さよりも浅く形成されている。このように、すべり軸受1が取り付けられているハウジング10,15にすべり軸受1の油溝5の裏面側と対応する位置でハウジング溝12,16が形成されている場合において、疲労防止浅溝4aが形成されているため、すべり軸受1の流入阻止部4の裏面側が油膜圧力によりハウジング溝12,16内に突出するように変形してしまうことがない。また、この疲労防止浅溝4aは、クラッシュリリーフ3深さよりも浅く形成されているため、すべり軸受1の油溝5からクラッシュリリーフ3への潤滑油の流入を最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図4を参照して説明する。図1は、ハウジング10,15とすべり軸受1との関係を示す分解斜視図であり、図2は、すべり軸受1によって軸20を支持する状態の断面図であり、図3は、すべり軸受1の断面図(ハッチングは省略してある)であり、図4は、ハウジング10,15にハウジング溝12,16が形成されている場合のハウジング10,15とすべり軸受1との関係を示す分解斜視図であり、図5は、当たり防止浅溝4aを示す断面図(ハッチングは省略してある)である。なお、上記した図は、実施形態に係るすべり軸受1の概略図であり、構成,構造等を理解し易くするために各箇所が誇張あるいは省略して描かれている。
なお、本実施形態に係るすべり軸受1は、その使用例の1つとして、自動車エンジンのメインシャフト等を支持するものについて説明する。図1に示すように、本実施形態にかかるすべり軸受1は、半割形状に形成されており、このすべり軸受1を2個組み合わせることにより円筒形に構成して軸20(図2参照)を回転可能に支持するものである。このすべり軸受1の内周面は、非焼付性などすべり軸受1の軸受特性を満足するために、例えば、銅系合金、アルミニウム合金、錫系または鉛系合金の摺動材がライニングされており、必要に応じて錫系あるいは鉛系合金や合成樹脂系のオーバーレイが施されている。
また、すべり軸受1の内周面には、すべり軸受1とすべり軸受1に支持される軸20(図3参照)との間に潤滑油を供給するための油溝5が、円周方向に沿って軸方向ほぼ中央に形成されている。この油溝5は、所定の範囲に亘って一定の深さで形成されると共に、その両端部が徐々にその深さが浅くなる油溝漸減部5bとして形成され、その油溝漸減部5bの延長線と内周面との交わる部分が油溝切上り部5aとして形成されている。また、この油溝5のほぼ中央には、油溝5に潤滑油を供給するための供給穴6がすべり軸受1に貫通して形成されている。
また、すべり軸受1の円周方向の両端部7の内周面が凹形状に切り欠かれ、軸方向に亘ってクラッシュリリーフ3として形成されている。このクラッシュリリーフ3は、2つのすべり軸受1を組み合わせて円筒形状にした際、すべり軸受1同士の端部7の合わせ目でずれが生じた場合、あるいはすべり軸受1のクラッシュハイト(高さ)が高すぎた場合等に起こる合わせ目付近での変形を吸収するためのものである。この合わせ目でのずれや変形は、径方向での膨らみ等となって軸20に局部当たりすることがあるため、予め円周方向の両端部7の内周面を凹形状に切り欠いてクラッシュリリーフ3を形成しておくことにより、その局部当たりを防止するものである。このクラッシュリリーフ3は、すべり軸受1の中央クラウン部2側に向けて徐々にその深さが浅くなっており、その最端部がクラッシュリリーフ切上り部3aとして形成されている。なお、クラッシュリリーフの深さは、0.01〜0.05mmの範囲で設定されるものである。
また、上記した油溝切上り部5aとクラッシュリリーフ切上り部3aとの間であって油溝5の延長上の部分は、油溝5内に保持される潤滑油がクラッシュリリーフ3内に流入することを阻止する流入阻止部4として形成されている。この流入阻止部4は、すべり軸受1の内周面と同一の面として形成されるものである。なお、上記したクラッシュリリーフ3,流入阻止部4及び油溝5については、後に詳述する。
上記のように構成されるすべり軸受1は、図1に示すように、エンジンを構成するハウジング10(例えば、シリンダブロック)及びハウジング15(例えば、キャップ)にそれぞれ装着され、このハウジング10及びハウジング15を組み合わせることにより円筒形に構成され、エンジン内部に組み付けられる。そして、ハウジング10,15によってエンジン内部に組み付けられたすべり軸受1によって、図2に示すように、軸(メインシャフト)20が支持される。このとき、前述したように、すべり軸受1の円周方向の両端部7の内周面には、クラッシュリリーフ3が形成されているため、すべり軸受1の端部7が変形して軸20に局部当たりすることを防止できる。
しかして、すべり軸受1によって支持された軸20が回転する際、潤滑油供給ポンプ(図示しない)から送出される潤滑油が、ハウジング10に形成された油穴11から供給穴6を介して油溝5内に供給される。そして、油溝5からすべり軸受1の内周面全体に給油されることにより、すべり軸受1と軸20との間に油膜が生成され、この油膜により軸20が滑らかに回転可能となる。また、油溝5に供給された潤滑油は、軸20の直径方向に貫通して穿設される第1油通路21から軸20の軸方向に穿設される第2油通路22を通って、コンロッドシャフト(図示しない)を支持するすべり軸受(図示しない)に対して供給されてその潤滑を行なうようになっている。
以上、すべり軸受1の構成,取り付け,作用等について説明したが、次に、本発明の要部を構成する流入阻止部4について、図3を参照して説明する。
前述したように、油溝切上り部5aとクラッシュリリーフ切上り部3aとの間であって油溝5の延長上の部分は、油溝5内に保持される潤滑油がクラッシュリリーフ3内に流入することを阻止する流入阻止部4として形成されている。図3に示すように、クラッシュリリーフ切上り部3aから中央クラウン部2側に向けて円周方向で所定の角度θの範囲に油溝切上り部5aが位置しており、この角度θの範囲が流入阻止部4として形成されている。このθは0〜15度の範囲で設定されるが、これはθが0度、即ち、クラッシュリリーフ切上り部3aと油溝切上り部5aとが少なくとも一致する位置でなければ流入阻止部4が形成されず、また、15度を超えると油溝5を十分な長さとすることができなくなり、油溝5で供給及び保持する潤滑油の量が減少してしまうためである。なお、好ましくは、θは1〜13度で設定することが望ましい。これは、θの下限値を1度とすることにより、流入阻止部4の先端部を平坦とすることができるため油溝5からクラッシュリリーフ3への潤滑油の流入防止の効果をより高めることができ、また、θの上限値を13度とすることにより、油溝5の長さをより長くすることができ、潤滑油供給及び保持の効果をより高めることができるためである。
このように、クラッシュリリーフ切上り部3aと油溝切上り部5aとの間に流入阻止部4が形成されているため、油溝5内に供給及び保持される潤滑油のクラッシュリリーフ3内への流入を阻止し、クラッシュリリーフ3からすべり軸受1の外部への潤滑油の漏れを低減することができる。これにより、メインシャフト用のすべり軸受1への給油時で油圧が低下することがないので、コンロッド用のすべり軸受への給油量が減少することがなく、コンロッドでの焼付や摩耗が発生することがない。また、クラッシュリリーフ3からの潤滑油の漏れが低減されることにより、コンロッド用のすべり軸受等の他の摺動部における潤滑油供給不足による不具合も防止することもできる。更に、油圧低下を防止することにより、エンジンの可変バルブ機構等の制御に必要な油圧を確保することができる。
また、クラッシュリリーフ切上り部3aは、図3に示すように、すべり軸受1の端部7から中央クラウン部2側に向けて所定の角度αの位置に形成されており、この角度αは、すべり軸受1の内径により異なるが、通常0〜25度の範囲で設定される。ただし、好ましくはα+θは、1〜30度、より好ましくは1〜20度とすることが望ましい。
また、油溝5は、前述したように、所定の範囲に亘って一定の深さで形成されると共に、その両端部が徐々にその深さが浅くなる油溝漸減部5bとして形成され、その油溝漸減部5bの延長線と内周面との交わる部分が油溝切上り部5aとして形成されているが、図3に示す角度βは、油溝切上り部5aから、油溝5と油溝漸減部5bとの境までの間の角度を示している。即ち、油溝5の端部は、角度βの範囲に亘って油溝漸減部5bとして形成されている。この角度βは、
β=tan-1([R2−{(R2−r2+a2)/2a}21/2/{(R2−r2+a2)/2a})
の式で表される。ここで、
・R:すべり軸受内径/2
・r:油溝漸減部半径
・T:完成肉厚
・G:溝底厚さ
・a=(R+T)−(r+G)
である。なお、油溝漸減部5bの半径rは、油溝5を形成する際のカッター半径によって決まるものである。
上記のように、βの値はすべり軸受1の内径等の諸寸法によって決まるものであるが、βの値が小さいほど油溝5の容積が大きくなり、潤滑油の保持量を多くすることができるため、βの値は極力小さくすることが望ましい。
以上、実施形態(第1実施形態)に係るすべり軸受1に形成される流入阻止部4等について説明したが、次に、流入阻止部4に疲労防止浅溝4aが形成されている実施形態(第2実施形態)について図4を参照して説明する。なお、第1実施形態と同じ機能を奏する部材については、第1実施形態と同じ符号が付してある。
まず、図4に示す第2実施形態に係るハウジング10,15の内周面には、ハウジング溝12,16が、円周方向全体に沿って軸方向ほぼ中央にそれぞれ形成されている。このハウジング溝12,16は、所定の範囲に亘って一定の深さで形成されるものであり、すべり軸受1が装着された際に、すべり軸受1に形成された油溝5の裏面側と対応する位置に形成されるものである。
このように、すべり軸受1が装着される内周面にハウジング溝12,16が形成される場合があるが、このようなハウジング10,15に装着されるすべり軸受1の流入阻止部4には、図4及び図5に示すように、流入阻止部4に疲労することを防止するための疲労防止浅溝4aが油溝5の幅寸法で形成されている。この疲労防止浅溝4aは、すべり軸受1の流入阻止部4の裏面側に対応する面が、ハウジング溝12,16内に突出するように変形し、疲労してしまうことを防止するためのものである。即ち、流入阻止部4に疲労防止浅溝4aが形成されていない場合には、軸20が油膜圧力を介して流入阻止部4を押圧するが、すべり軸受1の流入阻止部4の裏面側には、上記のようにハウジング溝12,16が形成されているため、押圧された流入阻止部4の裏面側がこのハウジング溝12,16内に突出するように変形してしまう。そこで、流入阻止部4に疲労防止浅溝4aを形成することにより、流入阻止部4の裏面側がハウジング溝12,16内に突出するように変形してしまうことを防止するようにしたものである。また、疲労防止浅溝4aは、0.01〜0.05mmの範囲の深さでクラッシュリリーフ3深さよりも浅く形成されており、このため、すべり軸受1の油溝5からクラッシュリリーフ3への潤滑油の流入を最小限に抑えることができる。
なお、上記した実施形態にかかるすべり軸受1は、その使用例の1つとして、自動車エンジンのメインシャフト等を支持するものについて説明したが、自動車エンジンに限らず、その他の内燃機関等にも用いることができる。
ハウジングとすべり軸受との関係を示す分解斜視図である。 すべり軸受によって軸を支持する状態の断面図である。 すべり軸受の断面図である。 ハウジングにハウジング溝が形成されている場合のハウジングとすべり軸受との関係を示す分解斜視図である。 当たり防止浅溝を示す断面図である。
符号の説明
1 すべり軸受
2 中央クラウン部
3 クラッシュリリーフ
3a クラッシュリリーフ切上り部
4 流入阻止部
4a 疲労防止浅溝
5 油溝
5a 油溝切上り部
5b 油溝漸減部
6 供給穴
7 端部
10 ハウジング
11 油穴
12 ハウジング溝
15 ハウジング
16 ハウジング溝
21 第1油通路
22 第2油通路

Claims (2)

  1. 2個を組み合わせて円筒形を構成する半割形状に形成され且つ円周方向に沿って内周面に油溝が形成されると共に円周方向の両端部内周面にクラッシュリリーフが形成されてハウジングに固定されるすべり軸受において、
    前記クラッシュリリーフの中央クラウン部側の端部に形成されるクラッシュリリーフ切上り部から中央クラウン部側に向けて円周方向で0〜15度の範囲には、前記油溝の端部に形成される油溝切上り部が位置し、
    前記0〜15度の範囲であって前記油溝の延長上に形成される部分は、前記油溝内に保持される潤滑油が前記クラッシュリリーフ内に流入することを阻止する流入阻止部として形成されていることを特徴とするすべり軸受。
  2. 前記ハウジングの内周面であって、前記すべり軸受が装着された際に前記油溝の裏面側と対応する位置にハウジング溝が形成されている場合において、
    前記流入阻止部には、浅溝が、前記油溝の幅寸法で前記クラッシュリリーフ深さよりも浅く形成されていることを特徴とする請求項1記載のすべり軸受。

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