JP2011085260A - すべり軸受、並びにこれを備えるトルク伝達装置及びエンジン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アッパーベアリング7には、油孔77及び油溝78が設けられている。アッパーベアリング7の内周側の面において内周側開口部77Aよりも回転方向前方AF側の部分には、前方側クラッシュリリーフ73F及び前方側面取り74Fが形成されている。また、内周側開口部77Aと前方側クラッシュリリーフ73F及び前方側面取り74Fとが油溝78により互いに接続されている。アッパーベアリング7の内周側の面において内周側開口部77Aよりも回転方向後方AR側の部分には、後方側クラッシュリリーフ73R及び後方側面取り74Rが形成されている。油溝78と後方側クラッシュリリーフ73Rとの間には、油路が形成されていない切り上がり部7ERが設けられている。
【選択図】図9
Description
(1)請求項1に記載の発明は、半円形状の主軸受体と半円形状の副軸受体とに分割されることと、該主軸受体において外部の潤滑油を当該すべり軸受と回転軸との間に流通させるための第1油路が設けられることと、該第1油路を介して当該すべり軸受の内周側に流れ込んだ潤滑油を周方向へ流通させるための第2油路が設けられることとを条件として構成されるすべり軸受において、前記第1油路の開口部である内周側開口部が前記主軸受体の内周側の面に形成されていること、前記第2油路の潤滑油を当該すべり軸受の軸方向から外部に送り出すための補助油路が形成されていること、前記回転軸の回転方向の前方側を回転方向前方側として、前記主軸受体においての前記内周側開口部よりも前記回転方向前方側の部分及び前記副軸受体の少なくとも一方に前記補助油路が設けられていること、前記内周側開口部と前記補助油路とが前記第2油路により互いに接続されていること、前記回転軸の回転方向の後方側を回転方向後方側として、前記主軸受体においての前記内周側開口部よりも前記回転方向後方側の部分と前記回転軸との間の潤滑油を当該すべり軸受の軸方向から外部に送り出すための後方補助油路が前記主軸受体の内周側の面に形成されていること、ならびに、油路が形成されていない部分である切り上がり部が前記主軸受体においての前記内周側開口部と前記後方補助油路との間に形成されていることを要旨としている。
本発明の第1実施形態について、図1〜図30を参照して説明する。本実施形態では、直列4気筒のエンジンについて、そのクランクシャフトを支持するすべり軸受(クランクベアリング)として本発明のすべり軸受を具体化している。
図1を参照して、エンジン1の全体の構造について説明する。
エンジン1は、空気と燃料との混合気を燃焼させるためのシリンダブロック3と、動弁系の部品を配置するためのシリンダヘッド11と、クランクシャフト5を配置するためのクランクケース12と、エンジンオイル41を貯留するためのオイルパン13とを含めて構成されている。また、エンジン1の各部にエンジンオイル41を供給するための潤滑装置4を含めて構成されている。
図1及び図3を参照して、クランクシャフト5の潤滑構造について説明する。
図1に示されるように、シリンダブロック3には、オイルポンプ42により吐出されたエンジンオイル41をエンジン1の各部に供給するための本体油路35として、第1本体油路35Aと第2本体油路35Bと複数の第3本体油路35Cとが設けられている。第1本体油路35Aは、シリンダブロック3外部のエンジンオイル41を第2本体油路35Bに流通させるための油路として形成されている。第2本体油路35Bは、第1本体油路35Aから供給されたエンジンオイル41を各第3本体油路35Cに分配するための油路として形成されている。第3本体油路35Cは、第2本体油路35Bから供給されたエンジンオイル41をクランク軸受部34のクランクベアリング6に供給するための油路として形成されている。
図6〜図16を参照して、クランクベアリング6の詳細な構造について説明する。なお、図6は、クランクベアリング6についてアッパーベアリング7及びロアベアリング8に分割された状態の斜視構造を示す。また、図7は、アッパーベアリング7の平面構造を示す。また、図8は、アッパーベアリング7の底面構造を示す。また、図9は、アッパーベアリング7の正面構造を示す。また、図10は、径方向に沿うアッパーベアリング7の断面構造を示す。また、図11及び図12は、図10の一部の拡大構造を示す。また、図13は、ロアベアリング8の底面構造を示す。また、図14は、ロアベアリング8の正面構造を示す。また、図15及び図16は、図14の一部の拡大構造を示す。また、各図面においては、面取り及びクラッシュリリーフの大きさをクランクベアリング6のその他の部位に対して誇張して表現している。
エンジン1においては、クランクベアリング6を通じてクランクジャーナル51が支持されることにより、クランクベアリング6とクランクジャーナル51との間にオイルクリアランス60が形成される。すなわち、アッパーベアリング7の内周面75及びロアベアリング8の内周面85とクランクジャーナル51の外周面51Zとの間にオイルクリアランス60が形成される。
図25〜図28を参照して、クランクベアリング6のオイルクリアランス60におけるエンジンオイル41の流通態様について説明する。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、以下の(1)〜(16)に示す効果が得られるようになる。
上記第1実施形態は、例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、油孔77の内周側開口部77Aよりも回転方向前方AF側における油溝78の深さが前方側端部78Fにて最も小さく設定される構成を採用したが、油溝78の深さの設定態様は上記実施形態にて例示した態様に限られるものではない。要するに、油溝78において油孔77の内周側開口部77Aよりも回転方向前方AF側に設けられる部位について、相対的な通路面積が最も小さくなる箇所が少なくとも1箇所形成される設定態様であれば、油溝78の深さの設定態様は適宜変更可能である。
本発明の第2実施形態について、図31を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)及び(3)〜(14)の効果に加えて、以下の(15)に示す効果が得られるようになる。
本発明の第3実施形態について、図32を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリングとして構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(3)及び(5)〜(14)の効果に加えて、以下の(16)に示す効果が得られるようになる。
本発明の第4実施形態について、図33を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリングとして構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)、(2)及び(4)〜(14)の効果に加えて、以下の(17)及び(18)に示す効果が得られるようになる。
本発明の第5実施形態について、図34を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第4実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリングとして構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第4実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)、(2)及び(4)〜(14)の効果、並びに先の第4実施形態による前記(17)及び(18)の効果に加えて、先の第2実施形態による前記(15)の効果が得られるようになる。
本発明の第6実施形態について、図35を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第4実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第4実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)、(2)及び(4)〜(14)の効果、並びに先の第4実施形態による前記(17)及び(18)の効果に加えて、以下の(19)に示す効果が得られるようになる。
本発明の第7実施形態について、図36を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6における油溝の形状が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(14)の効果に加えて、以下の(20)に示す効果が得られるようになる。
本発明の第8実施形態について、図37を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(14)の効果に準じた効果が得られるようになる。
本発明の第9実施形態について、図38を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(14)の効果に準じた効果が得られるようになる。
本発明の第10実施形態について、図39を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、先の第1実施形態による前記(1)〜(14)の効果に準じた効果が得られるようになる。
本発明の第11実施形態について、図40及び図41を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、以下の(21)に示す効果に加えて、先の第1実施形態による前記(2)〜(4)、(13)及び(14)の効果が得られるようになる。
本発明の第12実施形態について、図42及び図43を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、以下の(22)に示す効果に加えて、先の第1実施形態による前記(2)〜(5)、(13)及び(14)の効果が得られるようになる。
本発明の第13実施形態について、図44を参照して説明する。
本実施形態のクランクベアリング6は、前記第1実施形態のクランクベアリング6の一部が以下で説明するように変更されたクランクベアリング6として構成されている。なお、本実施形態のクランクベアリング6について、以下で説明する点以外は前記第1実施形態のクランクベアリング6と同様の構造が採用されている。また、図面において、前記第1実施形態と共通する要素については同第1実施形態と同一の符合が付されている。
以上詳述したように、本実施形態のクランクベアリングによれば、以下の(23)に示す効果に加えて、先の第1実施形態による前記(2)〜(5)、(13)及び(14)の効果が得られるようになる。
その他、上記各実施形態に共通して変更することのできる形態を以下に示す。
・上記各実施形態は、適宜組み合わせて実施することもできる。
5…クランクシャフト、51…クランクジャーナル、51A…第1クランクジャーナル、51B…第2クランクジャーナル、51C…第3クランクジャーナル、51D…第4クランクジャーナル、51E…第5クランクジャーナル、51Z…外周面、52…クランクピン、52A…第1クランクピン、52B…第2クランクピン、52C…第3クランクピン、52D…第4クランクピン、53…クランクアーム、54…カウンタウエイト、55…クランク油路、55A…第1クランク油路、55B…第2クランク油路、55C…第3クランク油路、55D…第4クランク油路、55J…入口側油路、55JA…第1入口側油路、55JB…第2入口側油路、55JC…第3入口側油路、55JD…第4入口側油路、55P…出口側油路、55PA…第1出口側油路、55PB…第2出口側油路、55PC…第3出口側油路、55PD…第4出口側油路。
Claims (8)
- 半円形状の主軸受体と半円形状の副軸受体とに分割されることと、該主軸受体において外部の潤滑油を当該すべり軸受と回転軸との間に流通させるための第1油路が設けられることと、該第1油路を介して当該すべり軸受の内周側に流れ込んだ潤滑油を周方向へ流通させるための第2油路が設けられることとを条件として構成されるすべり軸受において、
前記第1油路の開口部である内周側開口部が前記主軸受体の内周側の面に形成されていること、
前記第2油路の潤滑油を当該すべり軸受の軸方向から外部に送り出すための補助油路が形成されていること、
前記回転軸の回転方向の前方側を回転方向前方側として、前記主軸受体においての前記内周側開口部よりも前記回転方向前方側の部分及び前記副軸受体の少なくとも一方に前記補助油路が設けられていること、
前記内周側開口部と前記補助油路とが前記第2油路により互いに接続されていること、
前記回転軸の回転方向の後方側を回転方向後方側として、前記主軸受体においての前記内周側開口部よりも前記回転方向後方側の部分と前記回転軸との間の潤滑油を当該すべり軸受の軸方向から外部に送り出すための後方補助油路が前記主軸受体の内周側の面に形成されていること、
ならびに、油路が形成されていない部分である切り上がり部が前記主軸受体においての前記内周側開口部と前記後方補助油路との間に形成されていること
を特徴とするすべり軸受。 - 請求項1に記載のすべり軸受において、
前記主軸受体と前記副軸受体とが組み合わせられるときに互いに接触する各軸受体の面を合わせ面とし、前記内周側開口部よりも前記回転方向前方側に設けられる前記主軸受体の合わせ面を前方側合わせ面として、該前方側合わせ面の一辺に設けられる面取りを通じて前記補助油路が形成されること
を特徴とするすべり軸受。 - 請求項1または2に記載のすべり軸受において、
前記主軸受体と前記副軸受体とが組み合わせられるときに互いに接触する各軸受体の面を合わせ面とし、前記内周側開口部よりも前記回転方向前方側に設けられる前記主軸受体の合わせ面を前方側合わせ面とし、該前方側合わせ面を含む前記主軸受体の端部を前方側端部として、該前方側端部に設けられるクラッシュリリーフを通じて前記補助油路が形成されること
を特徴とするすべり軸受。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のすべり軸受において、
前記主軸受体と前記副軸受体とが組み合わせられるときに互いに接触する各軸受体の面を合わせ面とし、前記内周側開口部よりも前記回転方向前方側に設けられる前記主軸受体の合わせ面を前方側合わせ面として、前記第2油路の深さが前記第2油路の中間部から該前方側合わせ面に向かうにつれて小さくなるように設定されること
を特徴とするすべり軸受。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のすべり軸受において、
前記第1油路の内周側開口部が前記主軸受体の周方向の中心よりも前記回転方向後方側に1つ設けられること
を特徴とするすべり軸受。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のすべり軸受において、
前記第1油路の内周側開口部が前記主軸受体の周方向の中心よりも前記回転方向前方側に1つ設けられること
を特徴とするすべり軸受。 - 一方向に回転する主軸と、該主軸を支持する主軸用すべり軸受とを含めて構成されるトルク伝達装置において、
前記主軸用すべり軸受として請求項1〜6のいずれか一項に記載のすべり軸受が設けられることと、該すべり軸受の主軸受体について、前記切り上がり部が前記第1油路の内周側開口部よりも前記主軸の回転方向の後方側に位置するように設けられることと
を特徴とするトルク伝達装置。 - クランクシャフトを支持するすべり軸受として請求項1〜6のいずれか一項に記載のすべり軸受が設けられることと、該すべり軸受の主軸受体について、前記切り上がり部が前記第1油路の内周側開口部よりも前記クランクシャフトの回転方向の後方側に位置するように設けられることと
を特徴とするエンジン。
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