JP2005241975A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、特定の構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、該電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体、その電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
【選択図】 なし
Description
支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(1)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(1)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体である。
支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(2)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(2)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体である。
支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(3)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(3)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体である。
支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(4)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(4)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体である。
支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(5)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(5)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体である。
あるいは、上記式(2)中のZ21〜Z26が置換または無置換のビフェニレン基、置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であり、
あるいは、上記式(3)中のZ31〜Z37が置換または無置換のビフェニレン基、置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であり、
あるいは、上記式(4)中のZ41〜Z48が置換または無置換のビフェニレン基、置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であり、
あるいは、上記式(5)中のZ51〜Z59が、置換または無置換のビフェニレン基、置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基である。
あるいは、上記式(2)中のZ21〜Z26のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ21〜Z26が置換または無置換のビフェニレン基であり、
あるいは、上記式(3)中のZ31〜Z37のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ21〜Z26が置換または無置換のビフェニレン基であり、
あるいは、上記式(4)中のZ41〜Z48のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ21〜Z26が置換または無置換のビフェニレン基であり、
あるいは、上記式(5)中のZ51〜Z59のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ11〜Z59が置換または無置換のビフェニレン基である。
<ビス(2,4−ジメチルフェニル)アミンの製造>
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、2,4−ジメチルフェニルアミン133g(1.1mol)、1−ブロモ−2,4−ジメチルベンゼン185g(1.0mol)、酢酸パラジウム11.2g(0.05mol)、2−tert−ブチルフォスフィノイル−2−メチルプロパン32.4g(0.2mol)、リン酸三カリウム212g(1.0mol)、ジメチルホルムアミド500mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、12時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、目的のビス(2,4−ジメチルフェニル)アミンを得た。得られた化合物の収量は189g、収率は84%であった。得られた化合物を元素分析器(CHNコーダー MT−5、YANACO(株)製)を用いて測定した。なお、以下の元素分析による実測値および計算値の単位は質量%である。実測値:C,85.24、H,8.53、N,6.63(計算値:C,85.28、H,8.50、N,6.22)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した2Lの3口反応容器に、(2,4−ジメチルフェニル)アミン112.5g(0.5mol)、2,8−ジブロモジベンゾフラン163g(0.5mol)、酢酸パラジウム5.6g(0.025mol)、ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン27.7g(0.05mol)、tert−ブトキシナトリウム63.7g(0.7mol)、キシレン800mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、5時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=2:1)にて精製を行い、目的の(8−ブロモジベンゾフラン−2−イル)−ビス(2,4−ジメチルフェニル)アミンを得た。得られた化合物の収量は159.8g、収率は68%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,71.44、H,5.12、N,2.94(計算値:C,71.49、H,5.14、N,2.98)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、(8−ブロモジベンゾフラン−2−イル)−ビス(2,4−ジメチルフェニル)アミン94.1g(0.2mol)、2,4−ジメチルフェニルアミン36.3g(0.3mol)、酢酸パラジウム2.24g(0.01mol)、ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン11.1g(0.02mol)、tert−ブトキシナトリウム26.9g(0.28mol)、キシレン500mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、3時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=1:1)にて精製を行い、目的のN,N,N’−トリス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は85.8g、収率は84%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,84.62、H,6.70、N,5.50(計算値:C,84.67、H,6.71、N,5.49)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、N,N,N’−トリス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミン51.1g(0.1mol)、2,8−ジブロモジベンゾフラン32.6g(0.1mol)、酢酸パラジウム1.13g(0.005mol)、ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン5.54g(0.01mol)、tert−ブトキシナトリウム13.4g(0.14mol)、キシレン300mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、5時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=2:1)にて精製を行い、目的のN−(8−ブロモジベンゾフラン−2−イル)−N,N’,N’−トリス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は52.9g、収率は70%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,76.26、H,5.18、N,3.73(計算値:C,76.28、H,5.20、N,3.71)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した500mLの3口反応容器に、2,8−ジブロモジベンゾフラン65.2g(0.2mol)、2,4−ジメチルフェニルアミン72.6g(0.6mol)、酢酸パラジウム2.24g(0.01mol)、トリ(o−トリル)ホスフィン12.2g(0.04mol)、tert−ブトキシナトリウム51.8g(0.54mol)、キシレン300mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、5時間還流させた。反応終了後、減圧蒸留により過剰量の2,4−ジメチルフェニルアミン、および溶媒を留去、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧により溶媒留去、再結晶により目的のN,N’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は71.5g、収率は88%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,82.68、H,6.44、N,6.92(計算値:C,82.73、H,6.45、N,6.89)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した500mLの3口反応容器に、N−(8−ブロモジベンゾフラン−2−イル)−N,N’,N’−トリス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミン37.8g(0.05mol)、N,N’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)ジベンゾフラン−2,8−ジアミン10.2g(0.025mol)、酢酸パラジウム0.57g(0.0025mol)、ビフェニル−2−イル−ジ−tert−ブチルフォスフィン3.0g(0.01mol)、tert−ブトキシナトリウム6.7g(0.07mol)、キシレン200mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、4時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧により溶媒留去し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=1:1)にて精製を行い、例示化合物(CT−1)で示される目的の電荷輸送物質を得た。得られた化合物の収量は39.1g、収率は89%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,84.80、H,5.81、N,4.83(計算値:C,84.85、H,5.85、N,4.79)。さらに、得られた化合物の質量分析をレーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析(MALDI−TOF−MASS)装置(REFLEX III、BRUKER社製、マトリックス;9−ニトロアントラセン)を用いて行い、このとき得られた質量スペクトルから得られた化合物が例示化合物(CT−1)で示される構造を有する目的の電荷輸送物質であることを確認した。
<(2,4−ジメチルフェニル)−p−トリルアミンの製造>
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、2,4−ジメチルフェニルアミン133g(1.1mol)、1−ブロモ−4−メチルベンゼン171g(1.0mol)、酢酸パラジウム11.2g(0.05mol)、2−tert−ブチルフォスフィノイル−2−メチルプロパン32.4g(0.2mol)、リン酸三カリウム212g(1.0mol)、ジメチルホルムアミド500mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、12時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、目的の(2,4−ジメチルフェニル)−p−トリルアミンを得た。得られた化合物の収量は189.5g、収率は88%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,85.27、H,8.09、N,6.64(計算値:C,85.26、H,8.11、N,6.63)。
空気冷却管、およびメカニカルスターラーを付した2Lの3口反応容器に、(2,4−ジメチルフェニル)−p−トリルアミン105.7g(0.5mol)、4’−ブロモ−4−ヨードビフェニル215.4g(0.6mol)、銅粉50g、炭酸カリウム60g、o−ジクロロベンゼン600mLを入れ、オイルバスにて12時間加熱した。反応終了後、室温まで放冷し、ろ過により固形物を除去後、トルエン/水により抽出。有機層より溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=2:1)にて精製を行い、目的の(4’−ブロモビフェニル−4−イル)−(2,4−ジメチルフェニル)−p−トリルアミンを得た。得られた化合物の収量は165.9g、収率は75%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,73.33、H,5.48、N,3.17(計算値:C,73.30、H,5.47、N,3.17)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、(4’−ブロモビフェニル−4−イル)−(2,4−ジメチルフェニル)−p−トリルアミン88.5g(0.2mol)、2,4−ジメチルフェニルアミン26.7g(0.22mol)、酢酸パラジウム2.2g(0.01mol)、ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン11.1g(0.02mol)、tert−ブトキシナトリウム26.8g(0.28mol)、キシレン400mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、5時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧蒸留し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=1:1)にて精製を行い、目的のN4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−N4−p−トリルビフェニル−4,4’−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は71.4g、収率は74%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,87.05、H,7.14、N,5.81(計算値:C,87.10、H,7.10、N,5.80)。
空気冷却管、およびメカニカルスターラーを付した2Lの3口反応容器に、(N4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−N4−p−トリルビフェニル−4,4’−ジアミン48.3g(0.1mol)、4’−ブロモ−4−ヨードビフェニル39.5g(0.11mol)、銅粉20g、o−ジクロロベンゼン200mLを入れ、オイルバスにて12時間加熱した。反応終了後、室温まで放冷し、ろ過により固形物を除去後、トルエン/水により抽出。有機層より溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=2:1)にて精製を行い、目的のN4’−(4’−ブロモビフェニル−4−イル)−N4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−N4−p−トリルビフェニル−4,4’−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は45.0g、収率は63%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,78.88、H,5.69、N,3.96(計算値:C,79.09、H,5.79、N,3.92)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した1Lの3口反応容器に、4、4’−ジブロモビフェニル62.4g(0.2mol)、2,4−ジメチルフェニルアミン72.6g(0.6mol)、酢酸パラジウム2.24g(0.01mol)、トリ(o−トリル)ホスフィン12.2g(0.04mol)、tert−ブトキシナトリウム51.8g(0.54mol)、キシレン300mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、5時間還流させた。反応終了後、減圧蒸留により過剰量の2,4−ジメチルフェニルアミン、および溶媒を留去、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧により溶媒留去、再結晶により目的のN4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−ビフェニル−4,4’−ジアミンを得た。得られた化合物の収量は62.7g、収率は80%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,85.66、H,7.18、N,7.16(計算値:C,85.67、H,7.19、N,7.14)。
冷却管、およびメカニカルスターラーを付した500mLの3口反応容器に、N4’−(4’−ブロモビフェニル−4−イル)−N4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−N4−p−トリルビフェニル−4,4’−ジアミン35.7g(0.05mol)、N4,N4’−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−ビフェニル−4,4’−ジアミン9.8g(0.025mol)、酢酸パラジウム0.57g(0.0025mol)、ビフェニル−2−イル−ジ−tert−ブチルフォスフィン3.0g(0.01mol)、tert−ブトキシナトリウム6.7g(0.07mol)、キシレン200mLを入れ、窒素ガス雰囲気下、オイルバスで加熱、4時間還流させた。反応終了後、室温まで放冷し、トルエン/水により抽出、塩酸水で洗浄し、その後、有機層を減圧により溶媒留去し、シリカゲルカラム(展開溶媒ヘキサン/トルエン=1:1)にて精製を行い、例示化合物(CT−39)で示された目的の電荷輸送物質を得た。得られた化合物の収量は34.4g、収率は83%であった。得られた化合物を上述と同様の元素分析器を用いて測定した。実測値:C,88.40、H,6.51、N,5.09(計算値:C,88.37、H,6.56、N,5.07)。また、得られた化合物の質量分析をレーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析(MALDI−TOF−MASS)装置(REFLEX III、BRUKER社製、マトリックス;9−ニトロアントラセン)を用いて行い、このとき得られた質量スペクトルから得られた化合物が例示化合物(CT−39)で示される構造を有する目的の電荷輸送物質であることを確認した。
(I)ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリヘキセン、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−ヘキセン共重合体等の単独重合または異種オレフィンとの共重合体、またはそれらの熱変性物からなるポリオレフィン微粒子、
(II)ポリスチレン、架橋型ポリスチレン、ポリメチルメタアクリレイト、架橋ポリメチルメタアクリレイト等のビニル系熱可塑性ポリマーまたはベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド縮合体等の縮合系熱硬化性ポリマーからなる有機高分子球状微粒子、
(III)ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素原子含有樹脂微粒子、
(IV)シロキサン結合が三次元の網目構造をとり、ケイ素原子にアルキル基、アリール基、アミノ置換アルキル基、ジアルキルシリコーンなどで置換されたもので有機溶媒に不溶なもの、あるいはシロキサン結合の三次元結合密度が低く、有機溶剤に溶解し電荷輸送層を形成時、結着樹脂と相溶せず、表層が海島構造をとるもの、ジビニルベンゼン、二官能、三官能アクリルモノマーとジアルキルシロキサンモノマーと共重合して得られるシロキサン樹脂微粒子等のケイ素原子含有樹脂微粒子
などが挙げられる。
直径30mm×長さ357mmのアルミニウムシリンダー上に、以下の材料より構成される塗料を浸漬塗布法にて塗布し、140℃で30分熱硬化することにより、膜厚が15μmの導電層を形成した。
抵抗調整用顔料:酸化チタン 2部
結着樹脂:フェノール樹脂 6部
レベリング材:シリコーンオイル 0.001部
溶剤:メタノール/メトキシプロパノール=2/8 20部
電荷輸送物質及び潤滑剤として表2で示した電荷輸送物質及び潤滑剤を使用した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
実施例10〜13で電荷輸送層の結着樹脂として用いられたポリカーボネート樹脂の代わりに、(PA−2)で示される繰り返し構造単位を有するポリアリレート樹脂(重量平均分子量(Mw)=120000、樹脂中におけるテレフタル酸とイソフタル酸の質量比:テレフタル酸/イソフタル酸=50/50)を使用した以外はそれぞれ実施例10〜13と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
実施例16〜19で電荷輸送層の結着樹脂として用いられたポリカーボネート樹脂の代わりに、(PA−2)および(PA−9)で示された繰り返し構造単位を有する共重合ポリアリレート樹脂(樹脂中における共重合比:繰り返し構造単位例(PA−2)/繰り返し構造単位例(PA−9)=70/30、重量平均分子量(Mw)=125000、樹脂中におけるテレフタル酸とイソフタル酸の質量比:テレフタル酸/イソフタル酸=50/50)を使用した以外はそれぞれ実施例16〜19と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
実施例1で潤滑剤として用いたアルミナの代わりに(B−1−4)で示される構造を有するシリコーン変性樹脂を電荷輸送層に含まれるポリカーボネート樹脂に対して10質量%添加した以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、潤滑剤を添加しなかった以外は、実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
電荷輸送物質として下記式(5)で示される構造を有する化合物を使用した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
電荷輸送物質として下記式(6)で示される構造を有する化合物を使用した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
電荷輸送物質として、特許文献6に記載されている重合反応によって下記式(7)で示される化合物を作製した。下記式(7)で示される化合物は通常のGPCによる測定(使用カラム:昭和電工(株)製KF−802、展開溶媒:メタノール/テトラヒドロフラン=7/3、検出器:RI検出器、サンプルの分子量はポリスチレン換算法により決定)のピーク面積比により、繰り返し回数y=4:y=5:y=6:y=7:y=8が7:23:50:17:3の比率で混合されている電荷輸送物質であった。この下記式(7)で示される化合物を使用した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を作製し、同様の評価を行なった。結果を表2に示す。
実施例46で潤滑剤として用いたシリコーン変性樹脂の代わりに、下記式(B−2)で示される構造を有する化合物(重量平均分子量(Mw)=15000)を添加した以外は、実施例46と同様に電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表2に示す。なお、下記式(B−2)中のPhはフェニル基、Buはターシャリーブチル基を示し、括弧の外の右下に記載の数字は括弧内の繰り返し構造単位の繰り返し回数を示す。
2 支柱
3 ホルダー支柱アーム
4 上部ホルダー
5 下部ホルダー
6 固定ビス
7 サンプル
8 電子写真感光体
9 軸
10 一次帯電手段
11 露光光
12 現像手段
13 転写手段
14 転写材
15 像定着手段
16 クリーニング手段
17 前露光光
18 案内手段
19 プロセスカートリッジ
Claims (16)
- 支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(1)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(1)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体。
- 支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(2)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(2)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体。
- 支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(3)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(3)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体。
- 支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(4)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(4)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体。
- 支持体及び該支持体上に感光層を有し、該感光層が最外層であり、該感光層は1種または2種以上の電荷輸送物質を含有し、
該感光層に含有される電荷輸送物質の少なくとも1種は、下記式(5)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質であり、
該感光層に含有される電荷輸送物質全質量に対して、下記式(5)で示される構造を有し、かつ、分子量が1500〜4000である電荷輸送物質が占める割合が、90質量%〜100質量%であり、
該感光層の表面の純水に対する接触角が90°以上であり、かつ、該感光層の表面の動摩擦係数が1.0以下であることを特徴とする電子写真感光体。
- 前記式(1)中のZ11〜Z15のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ11〜Z15が置換または無置換のビフェニレン基であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記式(2)中のZ21〜Z26のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ21〜Z26が置換または無置換のビフェニレン基であることを特徴とする請求項2に記載の電子写真感光体。
- 前記式(3)中のZ31〜Z37のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ31〜Z37が置換または無置換のビフェニレン基であることを特徴とする請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記式(4)中のZ41〜Z48のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ41〜Z48が置換または無置換のビフェニレン基であることを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体。
- 前記式(5)中のZ51〜Z59のうち、1つが置換または無置換のジベンゾフラニレン基、または、置換または無置換のジベンゾチオフェニレン基であって、その他のZ51〜Z59が置換または無置換のビフェニレン基であることを特徴とする請求項5に記載の電子写真感光体。
- 前記感光層が、潤滑剤を含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記潤滑剤が、微粒子であることを特徴とする請求項11に記載の電子写真感光体。
- 前記潤滑剤が、フッ素原子またはケイ素原子を有する微粒子であることを特徴とする請求項11または12に記載の電子写真感光体。
- 前記潤滑剤が、フッ素含有樹脂微粒子またはケイ素原子含有樹脂微粒子であることを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段からなる群より選ばれた少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1〜14のいずれかに記載の電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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