JP2005225310A - 車両とホームの隙間調整装置 - Google Patents

車両とホームの隙間調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、プラットホームと車両の間の隙間を塞ぐと同時に、車両のステップ面とプラットホーム上面の段差を滑らかな傾斜でつなぐことができ、かつ、設置容易にして工事期間を短くし、コストの安価な車両とホームの隙間調整装置を提供しようとするものである。
【解決手段】 プラットホーム80上に設置され、車両とプラットホーム80間の隙間を調整するための隙間調整装置において、上記プラットホーム80上に設置された機枠2に一端が回転可能に支持され、かつ他端を車両のフロア位置に応じて上下方向に揺動して車両とプラットホーム80間の隙間を調整するステップ板17を設け、このステップ板17を揺動する駆動機構10を、上記機枠2に設けたことにある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば鉄道等、軌道用車両乗降場において、乗客の軌道への転落を防止したり、車椅子等での乗降を容易にするための、車両とホームの隙間調整装置に関する。
一般に、鉄道の駅等、軌道用車両乗降場において、構内に列車が到達したときプラットホームに沿う軌道が直線の場合は、各車両とプラットホームの間には、大きな隙間は生じないが、軌道が弧を描いている場合は、各車両の中央部又は前後部の出入口において、プラットホームとの間に大きな隙間が生じる。そのために、車両とプラットホームとの間に生じる隙間を調整する隙間調整装置が提案されており、例えば、特開2002−053035(特許文献1と称す)に開示されている。
特許文献1について、図14に基づいて簡単に説明する。図14において、プラットホーム80の端縁部83の上面に凹形状の収納部84を形成し、この収納部84に隙間調整装置81(特許文献1においては転落防止装置20)が固定されている。
この隙間調整装置81を説明すると、プラットホーム80の端縁部83に沿うように転落防止部材85が設けられており、この転落防止部材85は、各々両端部および中央部をプレート86に固定されて支持されている。これら各々のプレート86は、ガイドレール87を形成したプレートに組み付けられ、上記ガイドレール87に沿ってプラットホーム80の幅方向に進退移動可能になっている。そして、ガイドレール87を形成したプレートは、プラットホーム80の収納部84に固定されたガイド機構89に組付けられている。転落防止部材85の中央部に取り付けられたプレート86の側面には、プラットホーム80の幅方向にラック91が固定されている。このラック91にはピニオン92が噛合しており、ピニオン92には、駆動装置93が連結されている。この駆動装置93の正逆転方向の駆動により、カイドレール87に沿って転落防止部材85が車両に対して略水平方向に進退移動して隙間を調整する構成になっている。そして、プラットホーム80の収納部全体を天井板95で上から覆って隙間調整装置81を外部から見えないようにしている。
以上説明したようにして、車両とプラットホーム80の端縁部83の隙間を塞ぐのであるが特許文献1には次の課題がある。即ち、車両の床面もしくはステップの位置は、通常はプラットホーム上面より高くなっている(現行法規上)。従って、水平に移動して隙間を塞いだとしても車両のステップとの段差は解消されない。また、天井板95とプレート86が重なって滑り合うのでつなぎ面に天井板95の板厚分(図中δで示す)の段差が生じる。これが車椅子等で乗降する際の障害となる。さらに、転落防止部材85は曲げおよびねじり剛性の高い構成になっており、これをスムーズに進退移動させるためには、隙間調整装置81全体の組立精度やプラットホーム80の収納部84への設置に際して、その精度を保つ為に緻密な組立作業を要しコストアップの要因となる。
特許文献1に対し、さらに設置作業性や組立性の向上を図ることができる隙間調整装置として、例えば特開2002-274363(以下特許文献2と称す)が開示されており、これを図15によって説明する。
図15において、プラットホーム80と車両の間の隙間を調整する為に複数のプレート97が略水平に進退可能に取付けられている。プレート97を進退移動する為の駆動機構およびガイド機構等は特許文献1と略同様である為、説明を省略する。
互いに隣合うプレート97はピン等の手段によって柔軟に係合されており、組立てや設置作業に厳密さを必要とせず、作業の効率の向上、コスト低減が図られている。しかしながら、特許文献2においても車両のステップ面との段差および天井板95の厚み分(δ)による段差は解消しておらず依然として車椅子等による乗降の際の障害となっている。
特開2002−053035号公報 特開2002−274363号公報 特開平9−20235号公報
本発明は上記事情に鑑み、プラットホームと車両の間の隙間を塞ぐと同時に、車両のステップ面とプラットホーム上面の段差を滑らかな傾斜でつなぐことができ、かつ、設置容易にして工事期間を短くし、コストの安価な車両とホームの隙間調整装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するため、プラットホーム上に設置され、車両とプラットホーム間の隙間を調整するための隙間調整装置において、上記プラットホーム上に設置された機枠に一端が回転可能に支持され、かつ他端を車両のフロア位置に応じて上下方向に揺動して車両とプラットホーム間の隙間を調整するステップ板を設け、このステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けたことにある。
また、本発明は、上記ステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けられた垂直軸周りに回動駆動される回転軸と、この回転軸と上記ステップ板の下面とを連結し、かつ上記回転軸の回動に伴って上記ステップ板を上下方向に回動操作するリンク機構とで構成したことにある。
さらに、本発明は、上記回転軸とステップ板とを第1および第2の連結棒で連結し、上記第1の連結棒と第2の連結棒の結合部に自在継ぎ手を配設し、上記第2の連結棒とステップ板の結合部に自在継ぎ手を配設して上記リンク機構を構成したことにある。
またさらに、上記回転軸およびリンク機構を上記ステップ板の長手方向に沿って少なくとも2組設け、これら回転軸の少なくとも一方に駆動装置を連結するとともに、上記リンク機構相互間を連結ロッドで連結したことにある。
また、本発明は、上記プラットホームにおける隙間調整装置の据え付け位置の車両進入側に非常用装置を設け、該非常用装置を、車両側に張り出した非常用ビームと、該非常用ビームを水平方向に回動可能に支持する軸部と、上記第1の連結棒と非常用ビームを連結した非常用連結棒とで構成し、上記非常用ビームの回動に連動させて上記ステップ板を下方向に回動操作させることにある。
さらに、上記プラットホームにおける隙間調整装置の据え付け位置の車両進入側に非常用装置を設け、該非常用装置を、車両側に張り出した非常用ビームと、上記ステップ板を回動自在に支持する水平軸と、上記非常用ビームの軸部と上記水平軸との間に設けられた歯車機構とを備え、上記非常用ビームの回動を歯車機構を介して水平軸に伝え、上記ステップ板を下方向に回動操作させることにある。
またさらに、プラットホーム上に設置され、車両とプラットホーム間の隙間を調整するための隙間調整装置において、上記プラットホーム上に設置された機枠に、該機枠の上面を覆う覆い板を兼ねるとともに、一端が機枠の後端に回転可能に支持され、かつ他端を車両のフロア位置に応じて上下方向に揺動して車両とプラットホーム間の隙間を調整するステップ板を設け、このステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けたことにある。
本発明は、ステップ板を車両とプラットホーム間の隙間に合わせて回動操作する駆動機構を設けたので、プラットホームと車両の間の隙間を塞ぐと同時に、車両のステップ面とプラットホーム上面の段差を滑らかな傾斜でつなぐことができ、かつ、設置容易にして工事期間を短くし、コストの安価な車両とホームの隙間調整装置を提供することができる。
また、本発明は、プラットホームにおける隙間調整装置の据え付け位置の車両進入側に非常用装置を設けたので、ステップ板と車両との接触を防止することができる。
以下、図示の実施の形態を図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1および図2に示すように、隙間調整装置1は、あらかじめ山形鋼等で短形状の機枠2が成形され、この機枠2に補強部材4や各構成機器が取付けられている。この隙間調整装置1をプラットホーム80の端縁部83に、車両のドアに対応するように所定長さで、かつホームの幅方向に段差上に設けられた凹形状の収納部3に固定し、この隙間調整装置1の上面にプラットホーム80上面と同一平面になるように覆い板6が取付けられている。この隙間調整装置1の長手方向両端部の底面には、各々、回転軸5が軸受7によって、図示しない垂直軸まわりに回動自在に取付けられている。そして、一方の回転軸5には減速機9を介して駆動モータ10が連結されている。
図1および図2においては駆動モータを示しているが、駆動源としては、油圧モータや空圧のモータ、若しくはシリンダで駆動されたラック&ピニオンのようなものであっても良い。いずれにしても、垂直に設置された回転軸5を必要な角度だけ回転するための駆動装置を配設する。各々の回転軸5の周面には、基端を介して第1連結棒11が水平方向に固定されており、この第1連結棒11の先端にはボールジョイント(自在継ぎ手)13を介して、第2連結棒15の一端が揺動自在に連結されている。
上記第2連結棒15の他端は、ステップ板17の裏面側に設けられた取付部材17aにボールショイント(自在継ぎ手)19を介して連結されている。更に、上記ステップ板17は、上記隙間調整装置1の機枠2にピン(軸部)20によって図示矢印のように上下方向に回動自在に取付けられている。そして、隙間調整装置1の両端部に設けられた2組の第1連結棒11の相互間は、ビーム21によって連繋されており、このビーム21の両端は、それぞれピン(軸部)23によって垂直軸まわりに回動自在に第1連結棒11の途中に取付けられている。これら2組の第1連結棒11はビーム21を介して互いに連繋され、一方の回転軸5、減速機9に設けた駆動モータ10によって左右の回転軸5が連動して動くように構成されている。
また、上記隙間調整装置1には、プラットホーム80の車両が進入する側(図1矢印Qで示す)には非常用装置25が設けられている。この非常用装置25は次の通りに構成されている。
即ち、非常用装置25は、上記凹形状の収納部3に隣接して上記プラットホーム80の車両が進入する側の端縁部83に設けた図示しない凹部に設置されており、この非常用装置25は、ピン27によって図示せざる軸受を介して垂直軸廻りに非常用ビーム29の基端が回転可能に支持されている。この非常用ビーム29の先端は車両側に向けて水平方向に延設されており、この非常用ビーム29の先端には適当な緩衝材を介して、衝突(接触)部材30が回動自在に取付けられている。上記非常用ビーム29の略中間位置あるいは途中には、ピン31によって非常用連結棒33の一端が垂直軸まわりに回動自在に取付けられており、この非常用連結棒33の他端は隣接する第1連結棒11にピン35によって回動自在に取付けられている。
尚、図1において、理解を容易にするために非常用ビーム29および非常用連結棒33は実線で表示しているが、当然ながら、これらは覆い板6および非常用覆い板によって覆われている。
図3ないし図4(a)(b)に示すように、収納部3はプラットホーム80の端縁部83の上面をほぼ短形状にかつ長さ(ホームの長さ方向)、幅(ホームの幅方向)、深さは配設される機器の形状に応じて最小限削り取るように段差上の凹形状に形成される。
本発明に係わる隙間調整装置1の動作について、図1および図2によって説明する。
いま、プラットホーム80と車両のステップの間の隙間を塞ぐべく、駆動モータ10を回転駆動すると回転軸5が回転して第1連結棒11がプラットホーム80の端縁部83に突出するように回転する。そして、ビーム21によって連結された他方の第1連結棒11も同方向に、同じ変位量だけ回転する。左右の第1連結棒11が水平方向に回転するのに伴い、第1連結棒11とボールジョイント13によって一方の先端を係合され、他方の先端をステップ板17にボールジョイント19によって連結されている第2連結棒15がステップ板17を、ピン20を中心に、上方に押上げる。すなわち、第1連結棒11の回動に伴って、ボールジョイント13の位置が、車両側に移動し、このボールジョイント13に連結された第2連結棒15が車両側に押し出される。こうして、ステップ板17の取付部に連結されたボールジョイント19は、第2連結棒15の先端によってピン20を中心に回動し、ステップ板17を、車両のステップ高さに対応するように押し上げる。
このとき、図示せざる車両の乗降口におけるステップ面の高さに応じて、回転軸5の回転角を適当に制御することにより、ステップ板17の上下方向の回転角度を調節して、ステップ板17の先端と車両の乗降口ステップ間の段差をなくすことができる。即ち、車両に乗降する乗降客は車両のステップから多少の傾斜角を保ったステップ板17を経て、水平面の覆い板6から覆い板6と同一平面のプラットホーム80にスムーズに移動することが出来る。なお、車両の乗降口におけるステップ面の高さにステップ板17の上下方向の回転角度を調節する方法としては、例えば、車両のステップの高さ位置を光センサによって検出してこの検出に基づいて、回転軸5の回転角を調整するように駆動モータ10を制御すればよい。
次に非常用装置25の作用について説明する。通常の場合は、隙間調整装置1が作動して、ステップ板17が最大限に突出しても車両との隙間は規定量以上に確保されるようになっているため、車両と接触したり、衝突することはない。しかしながら、何らかの理由により、車両が進入するときステップ板17が突出したままになっていたり、車両の特殊な事情によりプラットホーム80との間の隙間が異常に少なかったりした場合、非常用装置25が有用となる。非常用装置25は隙間調整装置1が未使用の場合には、非常用ビーム29は収納部3内に収納された状態にある。回転軸5が回転駆動され、第1連結棒11が水平面内で回動することにより、第1連結棒11にピン35およびピン31で連結された非常用連結棒33が押されて非常用ビーム29がピン27を中心に回動して車両側に突出し、非常用装置25が待機状態となる。このとき、非常用ビーム29の先端に取付けられた衝突部材30の先端は略ステップ板17の先端と同じ突出量となっている。そして、車両が進入(図1矢印Qで示す)して、衝突部材30に接触すると、非常用ビーム29は車両の進行方向に押され、非常用連結棒33を介して第1連結棒11を復帰側に押し戻し、ステップ板17を収納部3内に復帰させて車両との接触を防止する。
本発明に係る車両とホームの間の隙間調整装置1によれば、プラットホーム80の端縁部83の上面を必要な深さだけ凹形状に削り取った段差状の収納部3に、はめ込むようにして設置するので、プラットホーム80下方の設置用空間の有無に関係無く本装置を設置することが出来る。
また、隙間を塞ぐ為のステップ板17がピン20を中心とした開閉方式であるためプラットホーム80の端縁部83における収納部3の奥行き寸法(図3にYで示す)を小さくすることが可能で設置作業の工事期間、コストを大幅に低減することが出来る。
さらに、ステップ板17を開閉式にし、勾配をつけて高さを調節することが可能なため、車両の乗降口のステップ床面との段差をなくすことができ、老人や車椅子等の乗降客の安全を確保することが出来る。また、簡単な非常用装置25を設けたことにより低コストで車両との接触や衝突を防止できる。
図5ないし図8は、本発明に係る他の実施の形態で、隙間調整装置38の構成について、先に実施の形態1において詳述した構成と同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
図5および図6において、2組に分割された機枠37a、37bが配設されており、各々の機枠37a、37bは山形鋼等で成る枠に底板39および覆い板40が固定されている。(但し、図5においては覆い板40を図示していない。)一方の機枠37aの回転軸5の上端には底板39に取付けられた駆動モータ10が減速機9を介して連結されている。上記実施の形態1で説明したように、他方の機枠37bに取付けられた回転軸5に固定された第1連結棒11には、非常用装置25の非常用ビーム29との間に非常用連結棒33が連結されている。さらに左右の第1連結棒11を連結するビーム21を収納する収納部41の上面にはプラットホーム80の上面および機枠37a、37bの覆い板40と同一平面となるように覆い板で覆われている(図示省略)。
図7ないし図8(a)(b)に示すように、収納部41はプラットホーム80の端縁部83の上面を各々2区画の小短形状に、且つ、深さは配設される機器の形状に応じて最小限削り取るように段差状の凹形状に形成される。
本発明に係る隙間調整装置38によれば、小形の機枠37a、37bを左右に分割して配設することにより、図7に示すように、その中間のプラットホーム80を(図7に矢印Xで示す)切削する必要がなくなる。また、減速機9および駆動モータ10を回転軸5の上面に設置することにより、図8(b)に示すように収納部41の深さ(図中Zで示す)を大幅に浅くすることが出来る。
したがって、収納部41の容積を非常に小さくすることが可能で工事期間、コスト共に大幅に低減できる。
本発明に係る隙間調整装置51を図9および図10(a)(b)によって説明する。
図9および図10(a)(b)において、山形鋼等で形成された機枠53がプラットホーム80の端縁部83上に設けられた収納部63aに固定されている。機枠53の底板55上には、駆動装置56が固定され、駆動装置56の出力軸は軸受57によって回動自在に支持されたスプロケット59aに連結されている。機枠53の車両側には、プラットホーム80の端縁部83に平行に、あるいは端縁部83に沿って開閉軸61が配設され、開閉軸61の一方の先端部は機枠53に固定された軸受62によって回動自在に支持されている。開閉軸61の他方の適当な位置は、プラットホーム80の端縁部83上面に設けた、収納部63bに固定された軸受64によって支持されている。上記軸受62および軸受64の位置において、ステップ板71が開閉軸61に固定されている。
さらに、駆動装置56側のスプロケット59aに対向してスプロケット59bが開閉軸61に固定されており、スプロケット59a、59b間にはチェーン73が掛け渡されている。図9および図10(a)においては駆動装置56とスプロケット59、チェーン73を示しているが、駆動源としては、ベルトによる駆動、若しくはシリンダで駆動されたラック&ピニオンのようなものであっても良い。いずれにしても、水平に配設した開閉軸61を必要な角度だけ回転するための駆動装置を配設する。
開閉軸61の他方の先端には非常用装置65が設けてある。非常用装置65の構成は、車両の進入する側(図9の矢印Qで示す)の開閉軸61の軸端において、ステップ板71の開閉方向と同方向に非常用ビーム66が固定されており、非常用ビーム66の基部(開閉軸61との係合部)は図示せざる軸受にて支持され、傘歯車機構67を介して開閉軸61に連係している。
図11ないし図12(a)(b)に示すように、収納部63a、63bはプラットホーム80の端縁部83の上面をほぼ短形状にかつ深さは配設される機器の形状に応じて最小限削り取るように段差状あるいは凹形状に形成され、ステップ板71を収納するために、全幅にわたり、収納部63cが設けてある。
プラットホーム80と車両の間の隙間を塞ぐべく、駆動装置56が所定量回転すると開閉軸61が回転し、ステップ板71及び非常用ビーム66が車両側に突出して駆動装置56のブレーキ装置によってこの状態を保持する。このとき、車両の乗降口のステップ上面との段差をなくすようにステップ板71の開閉角度を変えることは前記実施の形態と同様に容易に可能である。また、駆動装置56を逆方向に回転駆動することにより、ステップ板71および非常用装置65は収納部63c内に収納される。
次に車両の進入側(図9の矢印Qで示す)に設けた非常用装置65の作用について説明する。
いま、進入して来た車両が非常用装置65の衝突部材69に接触すると矢印方向に屈曲し、傘歯車機構67を介して開閉軸61をステップ板71を閉じる方向に回転させ、ステップ板71および非常用装置65をプラットホーム80内の収納部63c内に退避させて車両との衝突を防止する構成になっている。
本発明に係る隙間調整装置51は構造が簡単であり、コスト安価で確実に作動するものである。また、収納部63a,63b,63cの容積が小さいため設置工事が短期間に低コストで施工できる。
図13は、図1および図2で示した隙間調整装置1の実施の形態の変形例であり、同一部分は同符号を付して同一部分の説明は省略して説明する。この場合、ステップ板17Aは、図2の機枠2上面を塞ぐ覆い板6を兼ねるようにステップ板を大きく形成したもので、ステップ板17Aの後端を、ピン20Aを介して揺動可能に機枠2の後端壁部2aにヒンジ結合している。
上記第2連結棒15の他端は、ボールショイント(自在継ぎ手)19を介して、ステップ板17Aの前方側の裏面側に連結されている。
この変形例によると、ステップ板17Aは、ピン20Aを軸に上下方向に回動し、ステップ板17Aの先端部が車両のフロア、すなわちステップ高さに応じて揺動し、車両とホーム間の隙間が調整される。
したがって、車両とプラットホーム80との間を緩やかな傾斜で繋ぐので車椅子などによる乗り降りを容易に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態では、車両の1つのドアに対するステップについて説明したが、複数のドアに対してそれぞれ適用することができるのはいうまでもない。その際、上記実施の形態で説明したいくつかの種類の異なる隙間調整装置1,38,51を組み合わせて用いることもできる。など、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
本発明に係る隙間調整装置の実施の形態を示す概念図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置を設置する為に、プラットホーム端縁部上に設ける収納部形状を示す平面図である。 (a)は図3のB−B線断面図、(b)は図3のC−C線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置を示す概念図である。 図5のD−D線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置を設置する為にプラットホーム端縁部上に設ける収納部形状を示す平面図である。 (a)は図7のE−E線断面図、(b)は図7のF−F線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置を示す概念図である。 (a)は図9のG−G線断面図、(b)は図9のH−H線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置を設置するためにプラットホーム端縁部上に設ける収納部形状を示す平面図である。 (a)は図11のI−I線断面図、(b)は図11のJ−J線断面図である。 本発明に係る隙間調整装置の変形例を示す概念図である。 従来の隙間調整装置を示す分解斜視図である。 従来の隙間調整装置を示す斜視図である。
符号の説明
1,38,81 隙間調整装置
2 機枠
3,41,84 収納部
4 補強部材
5 回転軸
6 覆い板
7 軸受
9 減速機
10 駆動モータ
11 第1連結棒
13,19 ボールジョイント
15 第2連結棒
17,71 ステップ板
20,23,27,31,35 ピン
25,65 非常用装置
29,66 非常用ビーム
30,69 衝突部材
33 非常用連結棒
80 プラットホーム
83 端縁部

Claims (7)

  1. プラットホーム上に設置され、車両とプラットホーム間の隙間を調整するための隙間調整装置において、上記プラットホーム上に設置された機枠に一端が回転可能に支持され、かつ他端を車両のフロア位置に応じて上下方向に揺動して車両とプラットホーム間の隙間を調整するステップ板を設け、このステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けたことを特徴とする隙間調整装置。
  2. 上記ステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けられた垂直軸周りに回動駆動される回転軸と、この回転軸と上記ステップ板の下面とを連結し、かつ上記回転軸の回動に伴って上記ステップ板を上下方向に回動操作するリンク機構とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の隙間調整装置。
  3. 上記回転軸とステップ板とを第1および第2の連結棒で連結し、上記第1の連結棒と第2の連結棒の結合部に自在継ぎ手を配設し、上記第2の連結棒とステップ板の結合部に自在継ぎ手を配設して上記リンク機構を構成したことを特徴とする請求項2に記載の隙間調整装置。
  4. 上記回転軸およびリンク機構を上記ステップ板の長手方向に沿って少なくとも2組設け、これら回転軸の少なくとも一方に駆動装置を連結するとともに、上記リンク機構相互間を連結ロッドで連結したことを特徴とする請求項2または3に記載の隙間調整装置。
  5. 上記プラットホームにおける隙間調整装置の据え付け位置の車両進入側に非常用装置を設け、該非常用装置を、車両側に張り出した非常用ビームと、該非常用ビームを水平方向に回動可能に支持する軸部と、上記第1の連結棒と非常用ビームを連結した非常用連結棒とで構成し、上記非常用ビームの回動に連動させて上記ステップ板を下方向に回動操作させることを特徴とする請求項3または4に記載の隙間調整装置。
  6. 上記プラットホームにおける隙間調整装置の据え付け位置の車両進入側に非常用装置を設け、該非常用装置を、車両側に張り出した非常用ビームと、上記ステップ板を回動自在に支持する水平軸と、上記非常用ビームの軸部と上記水平軸との間に設けられた歯車機構とを備え、上記非常用ビームの回動を歯車機構を介して水平軸に伝え、上記ステップ板を下方向に回動操作させることを特徴とする請求項3または4に記載の隙間調整装置。
  7. プラットホーム上に設置され、車両とプラットホーム間の隙間を調整するための隙間調整装置において、上記プラットホーム上に設置された機枠に、該機枠の上面を覆う覆い板を兼ねるとともに、一端が機枠の後端に回転可能に支持され、かつ他端を車両のフロア位置に応じて上下方向に揺動して車両とプラットホーム間の隙間を調整するステップ板を設け、このステップ板を揺動する駆動機構を、上記機枠に設けたことを特徴とする隙間調整装置。
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