JPH0363377A - パワーウインド装置 - Google Patents
パワーウインド装置Info
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- JPH0363377A JPH0363377A JP1199062A JP19906289A JPH0363377A JP H0363377 A JPH0363377 A JP H0363377A JP 1199062 A JP1199062 A JP 1199062A JP 19906289 A JP19906289 A JP 19906289A JP H0363377 A JPH0363377 A JP H0363377A
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- pinion gear
- window glass
- width direction
- power window
- rack
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- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims abstract description 64
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F11/00—Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening
- E05F11/38—Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for sliding windows, e.g. vehicle windows, to be opened or closed by vertical movement
- E05F11/42—Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for sliding windows, e.g. vehicle windows, to be opened or closed by vertical movement operated by rack bars and toothed wheels or other push-pull mechanisms
- E05F11/423—Man-operated mechanisms for operating wings, including those which also operate the fastening for sliding windows, e.g. vehicle windows, to be opened or closed by vertical movement operated by rack bars and toothed wheels or other push-pull mechanisms for vehicle windows
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/665—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings
- E05F15/689—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings specially adapted for vehicle windows
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/40—Motors; Magnets; Springs; Weights; Accessories therefor
- E05Y2201/43—Motors
- E05Y2201/434—Electromotors; Details thereof
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2600/00—Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
- E05Y2600/40—Mounting location; Visibility of the elements
- E05Y2600/46—Mounting location; Visibility of the elements in or on the wing
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Type of wing
- E05Y2900/55—Windows
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はパワーウィンド装置に係り、特に、ラックとピ
ニオンギヤとを備えこのラックに沿ってピニオンギヤが
回転移動することによりウィンドガラスを開閉移動させ
るパワーウィンド装置に関する。
ニオンギヤとを備えこのラックに沿ってピニオンギヤが
回転移動することによりウィンドガラスを開閉移動させ
るパワーウィンド装置に関する。
[従来の技術]
車両のウィンドガラスを開閉移動させるパワーウィンド
装置として、ラックとピニオンギヤとを備えたパワーウ
ィンド装置が知られている(例えば、実開昭60−68
284号、特開昭61−286485号公報)。
装置として、ラックとピニオンギヤとを備えたパワーウ
ィンド装置が知られている(例えば、実開昭60−68
284号、特開昭61−286485号公報)。
これらのパワーウィンド装置では、ドアパネルの内方に
ウィンドガラスの開閉方向に沿ってラックが配置されて
いる。また、ウィンドガラスの下端部にはホルダーを介
してモータが固定されており、さらに、モータ回転軸に
はピニオンギヤが連結されこのピニオンギヤがラックに
噛み合っている。したがって、モータによってピニオン
ギヤが回転すると、ピニオンギヤがラックに沿って回転
移動し、ウィンドガラスがピニオンギヤやモータと共に
上下方向へ開閉移動する構成である。
ウィンドガラスの開閉方向に沿ってラックが配置されて
いる。また、ウィンドガラスの下端部にはホルダーを介
してモータが固定されており、さらに、モータ回転軸に
はピニオンギヤが連結されこのピニオンギヤがラックに
噛み合っている。したがって、モータによってピニオン
ギヤが回転すると、ピニオンギヤがラックに沿って回転
移動し、ウィンドガラスがピニオンギヤやモータと共に
上下方向へ開閉移動する構成である。
この種のパワーウィンド装置は、所謂Xアーム式のパワ
ーウィンド装置に比べて、部品点数が少なくまた部品の
配置に必要なスペースが小さくてよいため、ドアの内部
スペースの有効利用が図れる等の利点がある。
ーウィンド装置に比べて、部品点数が少なくまた部品の
配置に必要なスペースが小さくてよいため、ドアの内部
スペースの有効利用が図れる等の利点がある。
ところで、ドア内部に収納されたウィンドガラスとドア
アウタパネルとの間には、ドアアウタパネルの補強材や
ドア開閉用のロッドやアーム部材等が存在している。
アウタパネルとの間には、ドアアウタパネルの補強材や
ドア開閉用のロッドやアーム部材等が存在している。
このため、従来のパワーウィンド装置では、ウィンドガ
ラス開放時すなわちウィンドガラスがドア内方に収納さ
れた状態でウィンドガラスがこれらの補強材やドア開閉
用の部材に干渉しないように、ラックやモータ等の各部
品が配置されると共にウィンドガラスの移動軌跡が設定
されている。
ラス開放時すなわちウィンドガラスがドア内方に収納さ
れた状態でウィンドガラスがこれらの補強材やドア開閉
用の部材に干渉しないように、ラックやモータ等の各部
品が配置されると共にウィンドガラスの移動軌跡が設定
されている。
すなわち、換言すれば、従来のパワーウィンド装置では
、ラックやモータ等の各部品およびウィンドガラス自体
をドアアウタパネルから車両幅方向内方へ若干離間させ
て配置し、かつ、ウィンドガラスがドア厚さ方向に湾曲
しているので、ドア内部に収納するにはドアアウタパネ
ルから車両幅方向内方へ離間した位置に設定していた。
、ラックやモータ等の各部品およびウィンドガラス自体
をドアアウタパネルから車両幅方向内方へ若干離間させ
て配置し、かつ、ウィンドガラスがドア厚さ方向に湾曲
しているので、ドア内部に収納するにはドアアウタパネ
ルから車両幅方向内方へ離間した位置に設定していた。
これによって、パワーウィンド装置の各部品およびウィ
ンドガラス自体が前述の他の部品と干渉することなく、
ウィンドガラスをスムースに開閉移動させることができ
るようになっている。
ンドガラス自体が前述の他の部品と干渉することなく、
ウィンドガラスをスムースに開閉移動させることができ
るようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来のパワーウィンド装置は、前述の如
くパワーウィンド装置の各部品やウィンドガラス自体が
ドアアウタパネルから車両幅方向内方へ離間して配置さ
れる構成のため、ウィンドガラス閉状態において、ウィ
ンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面との間に必
然的に段差が生じている。ここで、このウィンドガラス
外表面とドアアウタパネル外表面との間の段差は当然な
がら小さいことが好ましく、特にウィンドガラス全閉状
態においては所謂フラッシュサーフェイスとなることが
望まれている。
くパワーウィンド装置の各部品やウィンドガラス自体が
ドアアウタパネルから車両幅方向内方へ離間して配置さ
れる構成のため、ウィンドガラス閉状態において、ウィ
ンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面との間に必
然的に段差が生じている。ここで、このウィンドガラス
外表面とドアアウタパネル外表面との間の段差は当然な
がら小さいことが好ましく、特にウィンドガラス全閉状
態においては所謂フラッシュサーフェイスとなることが
望まれている。
この場合、ウィンドガラス開放時すなわちウィンドガラ
スがドア内方に収納された状態では、前述の如くこのウ
ィンドガラスとドアアウタパネルとの間に他の部材が存
在するため、単にウィンドガラスをドアアウタパネルに
接近して配置することはできない。
スがドア内方に収納された状態では、前述の如くこのウ
ィンドガラスとドアアウタパネルとの間に他の部材が存
在するため、単にウィンドガラスをドアアウタパネルに
接近して配置することはできない。
本発明は上記事実を考慮し、従来のパワーウィンド装置
の機能を損なうことなく、ウィンドガラス外表面とドア
アウタパネル外表面との間の段差を小さくしウィンドガ
ラス全閉状態においてフラッシュサーフェイス化が図れ
るパワーウィンド装置を得ることが目的である。
の機能を損なうことなく、ウィンドガラス外表面とドア
アウタパネル外表面との間の段差を小さくしウィンドガ
ラス全閉状態においてフラッシュサーフェイス化が図れ
るパワーウィンド装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段]
請求項(1)に係る発明のパワーウィンド装置は、車両
のウィンドガラスの開閉方向に沿って配置されたラック
と、前記ラックに歯合すると共に駆動源に連結されたピ
ニオンギヤと、を備え、前記ピニオンギヤが回転するこ
とにより前記ウィンドガラスを前記駆動源と共に前記ラ
ックに沿って開閉移動させるパワーウィンド装置であっ
て、前記ウィンドガラスの全閉位置付近で少なくともウ
ィンドガラス下端部を車両幅方向外側へ移動させる移動
手段を備えたことを特徴としている。
のウィンドガラスの開閉方向に沿って配置されたラック
と、前記ラックに歯合すると共に駆動源に連結されたピ
ニオンギヤと、を備え、前記ピニオンギヤが回転するこ
とにより前記ウィンドガラスを前記駆動源と共に前記ラ
ックに沿って開閉移動させるパワーウィンド装置であっ
て、前記ウィンドガラスの全閉位置付近で少なくともウ
ィンドガラス下端部を車両幅方向外側へ移動させる移動
手段を備えたことを特徴としている。
請求項(2〉に係る発明のパワーウィンド装置は、請求
項(1〉記載のパワーウィンド装置において、前記ピニ
オンギヤは回転軸が車両前後方向へ向いて配置され、か
つ、前記ラックはそのピツチ線が前記ウィンドガラス全
閉位置付近での前記ピニオンギヤに対応する部分で車両
幅方向外側へ屈曲されたことを特徴としている。
項(1〉記載のパワーウィンド装置において、前記ピニ
オンギヤは回転軸が車両前後方向へ向いて配置され、か
つ、前記ラックはそのピツチ線が前記ウィンドガラス全
閉位置付近での前記ピニオンギヤに対応する部分で車両
幅方向外側へ屈曲されたことを特徴としている。
請求項(3)に係る発明のパワーウィンド装置は、請求
項(1〉または請求項(2)記載のパワーウィンド装置
において、前記ピニオンギヤは、一組のベベルギヤによ
って駆動力の伝達方向を変更されて回転することを特徴
としている。
項(1〉または請求項(2)記載のパワーウィンド装置
において、前記ピニオンギヤは、一組のベベルギヤによ
って駆動力の伝達方向を変更されて回転することを特徴
としている。
請求項(4)に係る発明のパワーウィンド装置は、請求
項(1)記載のパワーウィンド装置において、前記ピニ
オンギヤは回転軸が車両幅方向へ向いて配置され、前記
ウィンドガラスは前記ピニオンギヤに対し車両幅方向へ
相対移動可能に支持され、さらに、前記ウィンドガラス
全閉位置付近で前記ピニオンギヤの移動に伴って前記ウ
ィンドガラスを車両幅方向外側へ移動させる移動部材を
備えたことを特徴としている。
項(1)記載のパワーウィンド装置において、前記ピニ
オンギヤは回転軸が車両幅方向へ向いて配置され、前記
ウィンドガラスは前記ピニオンギヤに対し車両幅方向へ
相対移動可能に支持され、さらに、前記ウィンドガラス
全閉位置付近で前記ピニオンギヤの移動に伴って前記ウ
ィンドガラスを車両幅方向外側へ移動させる移動部材を
備えたことを特徴としている。
[作用コ
請求項(1〉記載のパワーウィンド装置では、ラックに
沿ってピニオンギヤが回転移動しこれに伴ってウィンド
ガラスが開閉移動される。
沿ってピニオンギヤが回転移動しこれに伴ってウィンド
ガラスが開閉移動される。
ここで、ウィンドガラスが全閉位置付近に達すると、移
動手段によってウィンドガラスの下端部が車両幅方向外
側すなわちドアアウタパネル方向へ移動される。したが
って、ウィンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面
との間の段差が減少され、フラッシュサーフェイス化が
図られる。
動手段によってウィンドガラスの下端部が車両幅方向外
側すなわちドアアウタパネル方向へ移動される。したが
って、ウィンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面
との間の段差が減少され、フラッシュサーフェイス化が
図られる。
請求項(2〉記載のパワーウィンド装置では、ウィンド
ガラス全閉位置付近におけるピニオンギヤに対応するラ
ックが車両幅方向外側へ屈曲して配置されているため、
このラックに沿って回転移動するピニオンギヤは、ウィ
ンドガラスが全閉位置付近に達すると車両幅方向外側す
なわちドアアウタパネル方向へ移動される。したがって
、この場合にも、ウィンドガラス外表面とドアアウタパ
ネル外表面との間の段差が減少され、フラッシュサーフ
ェイス化が図られる。
ガラス全閉位置付近におけるピニオンギヤに対応するラ
ックが車両幅方向外側へ屈曲して配置されているため、
このラックに沿って回転移動するピニオンギヤは、ウィ
ンドガラスが全閉位置付近に達すると車両幅方向外側す
なわちドアアウタパネル方向へ移動される。したがって
、この場合にも、ウィンドガラス外表面とドアアウタパ
ネル外表面との間の段差が減少され、フラッシュサーフ
ェイス化が図られる。
請求項(3)記載のパワーウィンド装置では、ピニオン
ギヤは、一組のベベルギヤによって駆動力の伝達方向を
変更されて回転されるため、モータ等の駆動源の回転軸
を車両前後方向に配置でき、ドアの内部スペースの有効
利用が図れる。
ギヤは、一組のベベルギヤによって駆動力の伝達方向を
変更されて回転されるため、モータ等の駆動源の回転軸
を車両前後方向に配置でき、ドアの内部スペースの有効
利用が図れる。
請求項〈4〉記載のパワーウィンド装置では、ラックに
沿ってピニオンギヤが回転移動しこれに伴ってウィンド
ガラスが開閉移動される。
沿ってピニオンギヤが回転移動しこれに伴ってウィンド
ガラスが開閉移動される。
ここで、ウィンドガラスが全閉位置付近に達すると、ピ
ニオンギヤの移動に伴って移動部材がウィンドガラスを
車両幅方向外側すなわちドアアウタパネル方向へ移動さ
せる。したがって、ウィンドガラス外表面とドアアウタ
パネル外表面との間の段差が減少され、フラッシュサー
フェイス化が図られる。この場合、ウィンドガラスはピ
ニオンギヤに対し相対移動可能とされピニオンギヤと独
立して移動するため、ピニオンギヤとラックの歯合が損
なわれることは無い。
ニオンギヤの移動に伴って移動部材がウィンドガラスを
車両幅方向外側すなわちドアアウタパネル方向へ移動さ
せる。したがって、ウィンドガラス外表面とドアアウタ
パネル外表面との間の段差が減少され、フラッシュサー
フェイス化が図られる。この場合、ウィンドガラスはピ
ニオンギヤに対し相対移動可能とされピニオンギヤと独
立して移動するため、ピニオンギヤとラックの歯合が損
なわれることは無い。
[実施例]
第1図には本発明の第1実施例に係るパワーウィンド装
置IOの要部斜視図が示されている。また、第2図には
このパワーウィンド装置10が適用された車両右側ドア
11の一部破断した正面図が示されており、第3図には
このドア11の断面図が示されている。なお、各図にお
いて矢印FRは車両前方を示し、矢印RSは車両右方を
示している。
置IOの要部斜視図が示されている。また、第2図には
このパワーウィンド装置10が適用された車両右側ドア
11の一部破断した正面図が示されており、第3図には
このドア11の断面図が示されている。なお、各図にお
いて矢印FRは車両前方を示し、矢印RSは車両右方を
示している。
ドア11のウィンドガラス14は、ドア11の上下方向
に沿いかつ互いに対向し平行に配置されたドアサツシュ
15によって、車両前後方向両端部をそれぞれスライド
可能に支持されている。このウィンドガラス14の下端
部に、パワーウィンド装置IOが連結されている。
に沿いかつ互いに対向し平行に配置されたドアサツシュ
15によって、車両前後方向両端部をそれぞれスライド
可能に支持されている。このウィンドガラス14の下端
部に、パワーウィンド装置IOが連結されている。
パワーウィンド装置10は、ガイド板12を備えている
。ガイド板12は、その長平方向がウィンドガラス14
の開閉方向に沿いかつ幅方向が車両前後方向となって配
置されており、ドアインナパネル16に固定されている
。このガイド板12は、第4図に示す如く、断面略コ字
状に形成されており、幅方向両端部にはそれぞれ水平断
面が矩形状のガイド部18.20が形成されている。こ
のガイド板12の一方のガイド部18の近傍には、ラッ
ク22がドアアウタパネル17方向く矢印RS方向)に
面して形成されている。
。ガイド板12は、その長平方向がウィンドガラス14
の開閉方向に沿いかつ幅方向が車両前後方向となって配
置されており、ドアインナパネル16に固定されている
。このガイド板12は、第4図に示す如く、断面略コ字
状に形成されており、幅方向両端部にはそれぞれ水平断
面が矩形状のガイド部18.20が形成されている。こ
のガイド板12の一方のガイド部18の近傍には、ラッ
ク22がドアアウタパネル17方向く矢印RS方向)に
面して形成されている。
一方、第1図に詳細に示す如く、ウィンドガラス14の
下端部にはホルダー24が固定されている。ホルダー2
4には一対の長孔25が形成されており、ボルト27が
この長孔25内に相対移動可能に挿通された後にギヤハ
ウジング26に固定されている。したがって、ホルダー
24は、ギヤハウジング26に対し、長孔25の長手方
向に相対移動可能となっている。
下端部にはホルダー24が固定されている。ホルダー2
4には一対の長孔25が形成されており、ボルト27が
この長孔25内に相対移動可能に挿通された後にギヤハ
ウジング26に固定されている。したがって、ホルダー
24は、ギヤハウジング26に対し、長孔25の長手方
向に相対移動可能となっている。
ギヤハウジング26の一端部には、ガイド板12方向へ
延出する腕部28が突出形成されており、さらにこの腕
部28の近傍には、腕部28と直交して係合部30が車
両前方(矢印FR方向)へ向いて突出形成されている。
延出する腕部28が突出形成されており、さらにこの腕
部28の近傍には、腕部28と直交して係合部30が車
両前方(矢印FR方向)へ向いて突出形成されている。
腕部28は、ガイド板12に形成されたラック22の側
壁に対応しており、また、係合部30はガイド板12の
ガイド部18に係合しこのガイド部18内にスライド可
能に入り込んでいる。一方、ギヤハウジング26の腕部
28と反対側の端部近傍には、ガイド板12方向へ延出
する腕部32が腕部28と平行に突出形成されている。
壁に対応しており、また、係合部30はガイド板12の
ガイド部18に係合しこのガイド部18内にスライド可
能に入り込んでいる。一方、ギヤハウジング26の腕部
28と反対側の端部近傍には、ガイド板12方向へ延出
する腕部32が腕部28と平行に突出形成されている。
この腕部32には、腕部28と反対方向へ直角に突出し
た突出部32Aが形成されており、ガイド板12のガイ
ド部20に係合しこのガイド部20内にスライド可能に
入り込んでいる。このため、ギヤハウジング26は各腕
部28.30.32がガイド板12のガイド部18.2
0及びラック22の側壁に案内されガイド板12に沿っ
て上下移動可能となっている。
た突出部32Aが形成されており、ガイド板12のガイ
ド部20に係合しこのガイド部20内にスライド可能に
入り込んでいる。このため、ギヤハウジング26は各腕
部28.30.32がガイド板12のガイド部18.2
0及びラック22の側壁に案内されガイド板12に沿っ
て上下移動可能となっている。
ギヤハウジング26の車両後方側の端部(腕部28と反
対側の端部〉には、駆動源としてのモータ34が取り付
けられている。モータ34はその回転軸36が車両前後
方向(すなわち、ガイド板12の幅方向)へ向いた状態
でギヤハウジング26に固定されており、回転軸36は
ギヤハウジング26の内方へ突出されている。回転軸3
6の先端にはウオームギヤ38が形成されており、ギヤ
ハウジング26内に配置されたウオームホイール40と
噛み合っている。
対側の端部〉には、駆動源としてのモータ34が取り付
けられている。モータ34はその回転軸36が車両前後
方向(すなわち、ガイド板12の幅方向)へ向いた状態
でギヤハウジング26に固定されており、回転軸36は
ギヤハウジング26の内方へ突出されている。回転軸3
6の先端にはウオームギヤ38が形成されており、ギヤ
ハウジング26内に配置されたウオームホイール40と
噛み合っている。
ウオームホイール40の回転軸42は、ギヤハウジング
26の腕部28と腕部32との間に位置してギヤハウジ
ング26からガイド板12方向へ突出されており、先端
にはベベルギヤ44が取り付けられている。このベベル
ギヤ44はベベルギヤ46に噛み合っている。
26の腕部28と腕部32との間に位置してギヤハウジ
ング26からガイド板12方向へ突出されており、先端
にはベベルギヤ44が取り付けられている。このベベル
ギヤ44はベベルギヤ46に噛み合っている。
ベベルギヤ46は、ギヤハウジング26の腕部28と腕
部32とに回転可能に支持されたピニオン軸48の中間
部に取り付けられている。すなわち、ピニオン軸48と
ウオームホイール40(ベベルギヤ44〉の回転軸42
とは直交しており、ウオームホイール40の回転力はベ
ベルギヤ44とベベルギヤ46によって回転方向が変更
されて車両前後方向へ向いたピニオン軸48へ伝達され
るようになっている。
部32とに回転可能に支持されたピニオン軸48の中間
部に取り付けられている。すなわち、ピニオン軸48と
ウオームホイール40(ベベルギヤ44〉の回転軸42
とは直交しており、ウオームホイール40の回転力はベ
ベルギヤ44とベベルギヤ46によって回転方向が変更
されて車両前後方向へ向いたピニオン軸48へ伝達され
るようになっている。
ピニオン軸48の車両前方側の先端にはピニオンギヤ5
0が取り付けられており、前述のガイド板12のラック
22に噛み合っている。したがって、モータ34が作動
すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオームホイ
ール40、ベベルギヤ44及びベベルギヤ46によって
ピニオンギヤ50へ伝達されてピニオンギヤ50が回転
し、さらに、ピニオンギヤ50が回転すると、このピニ
オンギヤ50がラック22に沿って回転移動し、ギヤハ
ウジング26がウィンドガラス14、モータ34と共に
ガイド板12に沿って移動しウィンドガラス14が上下
方向へ開閉される構成である。
0が取り付けられており、前述のガイド板12のラック
22に噛み合っている。したがって、モータ34が作動
すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオームホイ
ール40、ベベルギヤ44及びベベルギヤ46によって
ピニオンギヤ50へ伝達されてピニオンギヤ50が回転
し、さらに、ピニオンギヤ50が回転すると、このピニ
オンギヤ50がラック22に沿って回転移動し、ギヤハ
ウジング26がウィンドガラス14、モータ34と共に
ガイド板12に沿って移動しウィンドガラス14が上下
方向へ開閉される構成である。
第5図に詳細に示す如く、ガイド板12はその上端部近
傍において、車両幅方向外側(ドアアウタパネル17方
向〉へ屈曲されている。この屈曲部分においては、ガイ
ド板12と共にラック22もそのピッチ線Pが車両幅方
向外側へ屈曲されて屈曲傾斜部52となっており、移動
手段を構成している。すなわち、ピニオンギヤ50がラ
ック22に沿って回転移動し屈曲傾斜部52に達すると
、この屈曲傾斜部52に沿って車両幅方向外側へ変移し
ながら回転移動するようになっている。したがって、ピ
ニオンギヤ50と共に移動するギヤハウジング26が車
両幅方向外側方向へ移動されるようになっている。なお
、この屈曲傾斜部52は、ウィンドガラス14の全閉位
置に対応して屈曲位置や寸法が設定されている。また、
ドアサッシュ15は、ギヤハウジング26の車両幅方向
外側方向への移動(すなわち、ウィンドガラス14の車
両幅方向外側方向への移動)を吸収できるように部分的
に広幅となっている。
傍において、車両幅方向外側(ドアアウタパネル17方
向〉へ屈曲されている。この屈曲部分においては、ガイ
ド板12と共にラック22もそのピッチ線Pが車両幅方
向外側へ屈曲されて屈曲傾斜部52となっており、移動
手段を構成している。すなわち、ピニオンギヤ50がラ
ック22に沿って回転移動し屈曲傾斜部52に達すると
、この屈曲傾斜部52に沿って車両幅方向外側へ変移し
ながら回転移動するようになっている。したがって、ピ
ニオンギヤ50と共に移動するギヤハウジング26が車
両幅方向外側方向へ移動されるようになっている。なお
、この屈曲傾斜部52は、ウィンドガラス14の全閉位
置に対応して屈曲位置や寸法が設定されている。また、
ドアサッシュ15は、ギヤハウジング26の車両幅方向
外側方向への移動(すなわち、ウィンドガラス14の車
両幅方向外側方向への移動)を吸収できるように部分的
に広幅となっている。
次に本実施例の作用を説明する。
上記構成のパワーウィンド装置lOでは、モータ34が
作動すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオーム
ホイール40、ベベルギヤ44及びベベルギヤ46によ
ってピニオンギヤ50へ伝達されてピニオンギヤ50が
回転し、さらに、ピニオンギヤ50が回転すると、この
ピニオンギヤ50がラック22に沿って回転移動し、ギ
ヤハウジング26がウィンドガラス14と共にガイド板
12に沿って移動しウィンドガラス14が上下方向へ開
閉される。
作動すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオーム
ホイール40、ベベルギヤ44及びベベルギヤ46によ
ってピニオンギヤ50へ伝達されてピニオンギヤ50が
回転し、さらに、ピニオンギヤ50が回転すると、この
ピニオンギヤ50がラック22に沿って回転移動し、ギ
ヤハウジング26がウィンドガラス14と共にガイド板
12に沿って移動しウィンドガラス14が上下方向へ開
閉される。
この場合、ピニオンギヤ50は、一組のベベルギヤ44
.46によってウオームホイール40の回転力の伝達方
向を90度変更されて回転されるため(すなわち、モー
タ34の回転軸36と同方向に回転されるため)、モー
タ34の回転軸36(換言すれば、モータ34の長手方
向〉を車両前後方向に沿って配置でき、ドアの内部スペ
ースの有効利用が図れる。
.46によってウオームホイール40の回転力の伝達方
向を90度変更されて回転されるため(すなわち、モー
タ34の回転軸36と同方向に回転されるため)、モー
タ34の回転軸36(換言すれば、モータ34の長手方
向〉を車両前後方向に沿って配置でき、ドアの内部スペ
ースの有効利用が図れる。
ピニオンギヤ50の移動が進行し、ウィンドガラス14
が全閉位置付近に達すると、ピニオンギヤ50がラック
22に沿って回転移動し屈曲傾斜部52に達する。さら
にピニオンギヤ50がこの屈曲傾斜部52に沿って回転
移動すると、屈曲傾斜部52は車両幅方向外側へ屈曲傾
斜して配置されているため、ピニオンギヤ50は車両幅
方向外側へ変移しながら回転移動する。したがって、ピ
ニオンギヤ50と共に移動するギヤハウジング26が車
両幅方向外側方向へ強制的に移動され、これによって、
ギヤハウジング26に連結されたウィンドガラス14が
車両幅方向外側すなわちドアアウタパネル17方向へ移
動される。したがって、ウィンドガラス14の外表面と
ドアアウタパネル1フ外表面との間の段差が減少され、
フラッシュサーフェイス化が図られる。
が全閉位置付近に達すると、ピニオンギヤ50がラック
22に沿って回転移動し屈曲傾斜部52に達する。さら
にピニオンギヤ50がこの屈曲傾斜部52に沿って回転
移動すると、屈曲傾斜部52は車両幅方向外側へ屈曲傾
斜して配置されているため、ピニオンギヤ50は車両幅
方向外側へ変移しながら回転移動する。したがって、ピ
ニオンギヤ50と共に移動するギヤハウジング26が車
両幅方向外側方向へ強制的に移動され、これによって、
ギヤハウジング26に連結されたウィンドガラス14が
車両幅方向外側すなわちドアアウタパネル17方向へ移
動される。したがって、ウィンドガラス14の外表面と
ドアアウタパネル1フ外表面との間の段差が減少され、
フラッシュサーフェイス化が図られる。
次に本発明の第2実施例について説明する。なお、前記
第1実施例と基本的に同一の部品には前記第1実施例と
同一の符号を付与しその説明を省略している。
第1実施例と基本的に同一の部品には前記第1実施例と
同一の符号を付与しその説明を省略している。
第6図及び第7図には第2実施例に係るパワーウィンド
装置60の要部斜視図が示されている。
装置60の要部斜視図が示されている。
また、第8図及び第9図にはこのパワーウィンド装置6
0の要部断面図が示されている。
0の要部断面図が示されている。
パワーウィンド装置60では、ウィンドガラス14の下
端部にはホルダー62が固定されており、さらにこのホ
ルダー62にギヤハウジング26が連結されている。
端部にはホルダー62が固定されており、さらにこのホ
ルダー62にギヤハウジング26が連結されている。
ホルダー62には一対の長孔64が形成されており、ボ
ルト66がこの長孔64内に相対移動可能に挿通された
後にギヤハウジング26に固定されている。したがって
、ホルダー62は、ギヤハウジング26に対し、長孔6
4の長手方向およびボルト66の軸線方向(車両幅方向
)に相対移動可能となっている。
ルト66がこの長孔64内に相対移動可能に挿通された
後にギヤハウジング26に固定されている。したがって
、ホルダー62は、ギヤハウジング26に対し、長孔6
4の長手方向およびボルト66の軸線方向(車両幅方向
)に相対移動可能となっている。
ホルダー62とボルト66との間には圧縮スプリング6
7が配置されており、常にホルダー62をギヤハウジン
グ26方向へ付勢している。つまり、ウィンドガラス1
4の下端を車室内側へ付勢している。
7が配置されており、常にホルダー62をギヤハウジン
グ26方向へ付勢している。つまり、ウィンドガラス1
4の下端を車室内側へ付勢している。
ギヤハウジング26内に配置されたウオームホイール4
0の回転軸42の先端には、前記第1実施例におけるベ
ベルギヤ44に代えて、ピニオンギヤ68が直接取り付
けられている。したがって、ピニオンギヤ68とウオー
ムホイール40とは一体的に回転し、ピニオンギヤ68
の回転軸線は車両幅方向に配置されている。
0の回転軸42の先端には、前記第1実施例におけるベ
ベルギヤ44に代えて、ピニオンギヤ68が直接取り付
けられている。したがって、ピニオンギヤ68とウオー
ムホイール40とは一体的に回転し、ピニオンギヤ68
の回転軸線は車両幅方向に配置されている。
このピニオンギヤ68は、ガイド板70のラック72に
噛み合っている。ラック72は、ガイド板70の幅方向
に面して(すなわち、車両後方に面して)形成されてい
る。
噛み合っている。ラック72は、ガイド板70の幅方向
に面して(すなわち、車両後方に面して)形成されてい
る。
一方、第7図に詳細に示す如く、ガイド板70の上端部
近傍、すなわち、ウィンドガラス14の全閉位置近傍に
は、移動部材としての一対の曲板74が車両幅方向外側
(ドアアウタパネル17方向)へ向けて取り付けられて
いる。この曲板74はウィンドガラス14に固定された
ホルダー62に係合可能となっている。すなわち、ピニ
オンギヤ68がランク72に沿って回転移動し曲板74
に達すると、この曲板74の傾斜面74Aがホルダー6
2に係合してカム作用によりピニオンギヤ68の回転移
動に伴ってホルダー62を車両幅方向外側方向へ押圧し
て移動させるようになっている。なお、この曲板74も
、ウィンドガラス14の全閉位置に対応して取付は位置
や寸法が設定されている。
近傍、すなわち、ウィンドガラス14の全閉位置近傍に
は、移動部材としての一対の曲板74が車両幅方向外側
(ドアアウタパネル17方向)へ向けて取り付けられて
いる。この曲板74はウィンドガラス14に固定された
ホルダー62に係合可能となっている。すなわち、ピニ
オンギヤ68がランク72に沿って回転移動し曲板74
に達すると、この曲板74の傾斜面74Aがホルダー6
2に係合してカム作用によりピニオンギヤ68の回転移
動に伴ってホルダー62を車両幅方向外側方向へ押圧し
て移動させるようになっている。なお、この曲板74も
、ウィンドガラス14の全閉位置に対応して取付は位置
や寸法が設定されている。
次に本実施例の作用を説明する。
上記構成のパワーウィンド装置60では、モータ34が
作動すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオーム
ホイール40によってピニオンギヤ68へ伝達されてピ
ニオンギヤ68が回転し、さらに、ピニオンギヤ68が
回転すると、このピニオンギヤ68がランク72に沿っ
て回転移動し、ギヤハウジング26がウィンドガラス1
4と共にガイド板70に沿って移動しウィンドガラス1
4が上下方向へ開閉される。
作動すると、この回転力がウオームギヤ38、ウオーム
ホイール40によってピニオンギヤ68へ伝達されてピ
ニオンギヤ68が回転し、さらに、ピニオンギヤ68が
回転すると、このピニオンギヤ68がランク72に沿っ
て回転移動し、ギヤハウジング26がウィンドガラス1
4と共にガイド板70に沿って移動しウィンドガラス1
4が上下方向へ開閉される。
この時点においては、第8図に示す如く、ホルダー62
は圧縮スプリング67の付勢力によって押圧され、ウィ
ンドガラス14はギヤハウジング26に接近した状態と
なってガタつきが解消されている。
は圧縮スプリング67の付勢力によって押圧され、ウィ
ンドガラス14はギヤハウジング26に接近した状態と
なってガタつきが解消されている。
ピニオンギヤ68の移動が進行し、ウィンドガラス14
が全閉位置付近に達すると、ピニオンギヤ68がラック
72に沿って回転移動し曲板74に達する。さらにピニ
オンギヤ68の回転移動が進行すると、曲板74は車両
幅方向外側へ向けて取り付けられているため、ピニオン
ギヤ68の移動に伴って曲板74がホルダー62に係合
しホルダー62を圧縮スプリング67の付勢力に抗して
車両幅方向外側方向へ押圧する。このため、ホルダー6
2がボルト66の軸線に沿って車両幅方向外側へ変移し
ながら移動する。したがって、ホルダー62に固定され
たウィンドガラス14が車両幅方向外側すなわちドアア
ウタパネル17方向へ移動される(第9図図示状態〉。
が全閉位置付近に達すると、ピニオンギヤ68がラック
72に沿って回転移動し曲板74に達する。さらにピニ
オンギヤ68の回転移動が進行すると、曲板74は車両
幅方向外側へ向けて取り付けられているため、ピニオン
ギヤ68の移動に伴って曲板74がホルダー62に係合
しホルダー62を圧縮スプリング67の付勢力に抗して
車両幅方向外側方向へ押圧する。このため、ホルダー6
2がボルト66の軸線に沿って車両幅方向外側へ変移し
ながら移動する。したがって、ホルダー62に固定され
たウィンドガラス14が車両幅方向外側すなわちドアア
ウタパネル17方向へ移動される(第9図図示状態〉。
また、全閉位置からウィンドガラス14を開放する時に
は、ピニオンギヤ68が逆転しホルダー62が下降する
に従って、スプリング67の付勢力がホルダー62を曲
板74に押圧しているので、曲板74に倣ってウィンド
ガラス14の下端が車室内側へ移動しつつ下降される。
は、ピニオンギヤ68が逆転しホルダー62が下降する
に従って、スプリング67の付勢力がホルダー62を曲
板74に押圧しているので、曲板74に倣ってウィンド
ガラス14の下端が車室内側へ移動しつつ下降される。
したがって、ウィンドガラス14の外表面とドアアウタ
パネル17外表面との間の段差が減少され、フラッシュ
サーフェイス化が図られる。
パネル17外表面との間の段差が減少され、フラッシュ
サーフェイス化が図られる。
またこの場合、ウィンドガラス14及びホルダー62は
ボルト66によってギヤハウジング26(すなわち、ピ
ニオンギヤ68)に対し相対移動可能とされピニオンギ
ヤ68と独立して移動するため、ピニオンギヤ68とラ
ック72の歯合が損なわれることは無く、ウィンドガラ
ス14はスムースに昇降移動する。
ボルト66によってギヤハウジング26(すなわち、ピ
ニオンギヤ68)に対し相対移動可能とされピニオンギ
ヤ68と独立して移動するため、ピニオンギヤ68とラ
ック72の歯合が損なわれることは無く、ウィンドガラ
ス14はスムースに昇降移動する。
なお、前記各実施例においては、ウィンドガラス14の
下端部のみを車両幅方向外側へ移動させる構成としたが
、本発明はこれに限らず、ウィンドガラス14の上端部
あるいはウィンドガラス14を全体的に車両幅方向外側
へ移動させる構成としてもよい。これらの場合であって
も、ウィンドガラス外表面と車体パネル外表面との間の
段差を減少することができ、フラッシュサーフェイス化
を図ることができる。
下端部のみを車両幅方向外側へ移動させる構成としたが
、本発明はこれに限らず、ウィンドガラス14の上端部
あるいはウィンドガラス14を全体的に車両幅方向外側
へ移動させる構成としてもよい。これらの場合であって
も、ウィンドガラス外表面と車体パネル外表面との間の
段差を減少することができ、フラッシュサーフェイス化
を図ることができる。
[発明の効果]
以上説明した如く本発明に係るパワーウィンド装置は、
ウィンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面との間
の段差を小さくしてフラッシュサーフェイス化を図るこ
とができる効果を有している。
ウィンドガラス外表面とドアアウタパネル外表面との間
の段差を小さくしてフラッシュサーフェイス化を図るこ
とができる効果を有している。
第1図は本発明の第1実施例に係るパワーウィンド装置
10の要部斜視図、第2図はパワーウィンド装置10が
適用されたドア11の一部破断した正面図、第3図は第
2図■−■線に沿ったドア11の断面図、第4図はパワ
ーウィンド装置10の要部横断面図、第5図はパワーウ
ィンド装置10の要部縦断面図、第6図は第2実施例に
係るパワーウィンド装置60の要部斜視図、第7図は曲
板74を示す斜視図、第8図及び第9図はパワーウィン
ド装置60の作動状態を示す横断面図である。 10・・・パワーウィンド装置、 12・ ・ ・ガイド板、 14・・・ウィンドガラス、 22・・・ラック、 34・・・モータ、 38・・・ウオームギヤ、 40・・・ウオームホイール、 44.46・・・ベベルギヤ、 50・・・ピニオンギヤ、 52・・・屈曲傾斜部、 60・・・パワーウィンド装置、 62・・・ホルダー 64・・・長孔、 68・・・ピニオンギヤ、 70・ ・ ・ガイド板、 72・・・ラック、 74・・・曲板。 4A
10の要部斜視図、第2図はパワーウィンド装置10が
適用されたドア11の一部破断した正面図、第3図は第
2図■−■線に沿ったドア11の断面図、第4図はパワ
ーウィンド装置10の要部横断面図、第5図はパワーウ
ィンド装置10の要部縦断面図、第6図は第2実施例に
係るパワーウィンド装置60の要部斜視図、第7図は曲
板74を示す斜視図、第8図及び第9図はパワーウィン
ド装置60の作動状態を示す横断面図である。 10・・・パワーウィンド装置、 12・ ・ ・ガイド板、 14・・・ウィンドガラス、 22・・・ラック、 34・・・モータ、 38・・・ウオームギヤ、 40・・・ウオームホイール、 44.46・・・ベベルギヤ、 50・・・ピニオンギヤ、 52・・・屈曲傾斜部、 60・・・パワーウィンド装置、 62・・・ホルダー 64・・・長孔、 68・・・ピニオンギヤ、 70・ ・ ・ガイド板、 72・・・ラック、 74・・・曲板。 4A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)車両のウインドガラスの開閉方向に沿って配置さ
れたラックと、前記ラックに歯合すると共に駆動源に連
結されたピニオンギヤと、を備え、前記ピニオンギヤが
回転することにより前記ウインドガラスを前記駆動源と
共に前記ラックに沿って開閉移動させるパワーウインド
装置であって、前記ウインドガラスの全閉位置付近で少
なくともウインドガラス下端部を車両幅方向外側へ移動
させる移動手段を備えたことを特徴とするパワーウイン
ド装置。 (2)前記ピニオンギヤは回転軸が車両前後方向へ向い
て配置され、かつ、前記ラックはそのピッチ線が前記ウ
インドガラス全閉位置付近での前記ピニオンギヤと対応
する部分で車両幅方向外側へ屈曲されたことを特徴とす
る請求項(1)記載のパワーウインド装置。(3)前記
ピニオンギヤは、一組のベベルギヤによって駆動力の伝
達方向を変更されて回転することを特徴とする請求項(
1)または請求項(2)記載のパワーウインド装置。 (4)前記ピニオンギヤは回転軸が車両幅方向へ向いて
配置され、前記ウインドガラスは前記ピニオンギヤに対
し車両幅方向へ相対移動可能に支持され、さらに、前記
ウインドガラス全閉位置付近で前記ピニオンギヤの移動
に伴って前記ウインドガラスを車両幅方向外側へ移動さ
せる移動部材を備えたことを特徴とする請求項(1)記
載のパワーウインド装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199062A JP2669558B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | パワーウインド装置 |
US07/417,466 US4991348A (en) | 1989-07-31 | 1989-10-05 | Power window apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199062A JP2669558B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | パワーウインド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363377A true JPH0363377A (ja) | 1991-03-19 |
JP2669558B2 JP2669558B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16401477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199062A Expired - Lifetime JP2669558B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | パワーウインド装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4991348A (ja) |
JP (1) | JP2669558B2 (ja) |
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US11324553B2 (en) | 2005-11-10 | 2022-05-10 | Biolitec Unternehmensbeteilgungs II AG | Side fire optical fiber for high power applications |
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1989
- 1989-07-31 JP JP1199062A patent/JP2669558B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-05 US US07/417,466 patent/US4991348A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP2669558B2 (ja) | 1997-10-29 |
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