JPH09310555A - 車両ドアのパワーウインド装置 - Google Patents

車両ドアのパワーウインド装置

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JPH09310555A
JPH09310555A JP8130371A JP13037196A JPH09310555A JP H09310555 A JPH09310555 A JP H09310555A JP 8130371 A JP8130371 A JP 8130371A JP 13037196 A JP13037196 A JP 13037196A JP H09310555 A JPH09310555 A JP H09310555A
Authority
JP
Japan
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guide rail
window device
power window
vehicle door
door
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Pending
Application number
JP8130371A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kamimura
敬一 上村
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両ドアの本来の衝撃吸収機能及び従来のパ
ワーウインド装置の機能を共に確保できるのみならず、
簡単な構造によりがたつきや異音が発生することがなく
安定して作動する車両ドアのパワーウインド装置を得
る。 【解決手段】 パワーウインド装置10では、車両ドア
12の後方側端部にガイドレール22が配置されてい
る。また、ウインドガラス14には支持ブラケット20
が連結固定されており、この支持ブラケット20に設け
られた二つのローラ24、26がガイドレール22内に
移動可能に嵌まり込んでいる。支持ブラケット20には
テープ30が連結されており、テープ30の移動によっ
てウインドガラスが開閉移動する。これにより、ウイン
ドガラス14はガイドレール22に対し二箇所(ローラ
24、26)で支持されてがたつくことがなく、安定し
て支持され、異音が発生することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両ドアに用いられ
るパワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のウインドガラスを開閉移動させる
パワーウインド装置としては、種々の構成のものがある
が、車両が緊急状態に至った際のドアアウタパネル自体
の変形がドアインナパネルに達することがなく車室内に
影響することがないように工夫されたパワーウインド装
置を既に本出願人が提案している(特開平4−1550
83号公報)。
【0003】このパワーウインド装置は、車両ドアパネ
ルの内部にウインドガラスの開閉方向に対応して配置さ
れたラツクと、ラツクに歯合するピニオンギヤが連結さ
れると共にウインドガラスに連結された駆動源(モー
タ)とを備えており、駆動源によってピニオンギヤが正
逆方向に回転することによりウインドガラスを駆動源と
共にラツクに沿って開閉移動させる構成であり、さら
に、ウインドガラスの少なくとも全閉位置及び全開位置
において駆動源が車両ドアの前後方向端部付近に位置す
べく、ラツクの両端部を車両ドアの前後方向端部付近に
配置した構成となっている。
【0004】したがって、このパワーウインド装置で
は、駆動源が作動するとラツクに沿ってピニオンギヤが
回転移動し、これに伴ってウインドガラスが開閉移動さ
れる。ピニオンギヤがラツクの端部に達すると、ウイン
ドガラスは全閉状態あるいは全開状態となる。
【0005】またここで、ウインドガラスの全閉状態あ
るいは全開状態、すなわち、ピニオンギヤがラツクの端
部に達した時点では、駆動源は車両ドアの前後方向端部
付近に位置する。すなわち、この状態では、駆動源はド
アアウタパネル中央部分とドアインナパネル中央部分と
の間に介在しない。したがって、車両が緊急状態に至っ
た場合であっても、ドアアウタパネルに加わった外力や
その変形を駆動源がドアインナパネルへ伝達することが
なく、ドアパネルやその補強材の衝撃吸収機能を阻害す
ることがない。
【0006】この場合、ウインドガラスの全閉状態ある
いは全開状態は最も頻繁に使用される状態であるため、
一層効果的である。
【0007】このように、ドアパネルの重量やコストの
増加を伴うことなく、車両ドアの本来の衝撃吸収機能お
よびパワーウインド装置の機能を共に確保できる。ま
た、既存の車両ドアにそのまま配設できるため、適用範
囲も拡大する。
【0008】ところで、前記パワーウインド装置では、
前述の如くウインドガラスの全閉状態あるいは全開状態
においては駆動源はドアアウタパネル中央部分とドアイ
ンナパネル中央部分との間に介在せず車両ドアの前後方
向端部付近に位置する構成であるため、ウインドガラス
の支持状態が比較的不安定になり易かった。このため、
ウインドガラスが傾斜して支持荷重がドアフレームの一
点に集中してしまい、ウインドガラスの開閉移動を阻害
したり、がたつきによる異音発生の原因であり、この点
において改善の余地があった。
【0009】この場合、ウインドガラスを支持するラッ
クを車両ドアの前後方向両端部に共に設ける構成とすれ
ば、ウインドガラスの支持状態が安定し、ウインドガラ
スの開閉移動がスムースになりがたつきや異音が発生す
ることもなくなるが、反面、各ラックにそれぞれ対応し
て設けられる駆動源同志の同期をとる必要が生じたり、
部品点数や配置スペースあるいは重量が増加してしま
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、車両ドアの本来の衝撃吸収機能および従来のパワ
ーウインド装置の機能を共に確保できるのみならず、簡
単な構造によりがたつきや異音が発生することがなく安
定して作動する車両ドアのパワーウインド装置を得るこ
とが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の車
両ドアのパワーウインド装置は、車両ドアパネルの内部
にウインドガラスの開閉方向に対応して車両ドアの前後
方向何れか一端部付近に配置されたガイドレールと、前
記ウインドガラスを前記ガイドレールに対し移動可能に
二箇所で支持する支持手段と、前記ガイドレールと同じ
車両ドアの前後方向何れか一端部付近に配置されると共
に前記ウインドガラスに連結され、正逆方向に回転する
ことにより前記ウインドガラスを前記ガイドレールに沿
って移動させる駆動手段と、を備えている。
【0012】請求項1記載の車両ドアのパワーウインド
装置では、駆動手段が作動するとガイドレールに沿って
ウインドガラスが開閉移動される。
【0013】ここで、ガイドレール及び駆動手段は、車
両ドアの前後方向何れか一端部付近に配置されているた
め、換言すればガイドレール及び駆動手段はドアアウタ
パネル中央部分とドアインナパネル中央部分との間に介
在しない。したがって、車両が緊急状態に至った場合で
あっても、ドアアウタパネルに加わった外力やその変形
をガイドレール及び駆動手段がドアインナパネルへ伝達
することがなく、ドアパネルやその補強材の衝撃吸収機
能を阻害することがない。また、車両ドアの前後方向両
端部に共にガイドレール及び駆動手段を設ける構成では
ないため、駆動手段の同期をとる必要が生じることもな
く、部品点数や配置スペースあるいは重量が増すること
もない。
【0014】さらにここで、ウインドガラスは、支持手
段によってガイドレールに対し移動可能に二箇所で支持
されている。したがって、ウインドガラスはガイドレー
ルに対しがたつくことなく安定して確実に支持される。
このため、ウインドガラスが傾斜することがなく、ウイ
ンドガラスの開閉移動が阻害されたりがたつきによる異
音が発生することがない。
【0015】このように、請求項1記載の車両ドアのパ
ワーウインド装置では、車両ドアの本来の衝撃吸収機能
および従来のパワーウインド装置の機能を共に確保でき
るのみならず、簡単な構造によりがたつきや異音が発生
することがなく安定して作動する。
【0016】請求項2に係る発明の車両ドアのパワーウ
インド装置は、請求項1記載の車両ドアのパワーウイン
ド装置において、前記駆動手段はガイドレールに一体的
に組付けられ、前記ガイドレール及び駆動手段のうち少
なくとも一方によって車両ドアに取り付けられたことを
特徴としている。
【0017】請求項2記載の車両ドアのパワーウインド
装置では、駆動手段がガイドレールに一体的に組付けら
れ、これらのうち少なくとも一方によって車両ドアに取
り付けられるため、車両ドアにウインドガラス及びパワ
ーウインド装置を組付ける際のウインドガラスの位置合
わせが容易になり、組付性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1の実施の形
態に係るパワーウインド装置10の概略全体構成が正面
図にて示されており、図2にはパワーウインド装置10
の概略全体構成が側面図にて示されている。また、図3
にはパワーウインド装置10の主要部の構成が図1に対
応して正面図にて示されており、図4にはパワーウイン
ド装置10の主要部の構成が図2に対応して側面図にて
示されている。
【0019】車両ドア12のウインドガラス14は、車
両ドア12の上下方向に沿いかつ互いに対向して平行に
配置されたドアフレーム16(図1には一方のドアフレ
ーム16のみを図示)によって、車両前後方向両端部を
それぞれスライド可能に支持されている。また、ウイン
ドガラス14の下端部には、ボルト18によって支持ブ
ラケット20がウインドガラス14の下端縁に沿って連
結固定されている。
【0020】一方、車両ドア12の車両後方側端部に
は、パワーウインド装置10が配置されている。パワー
ウインド装置10は、ガイドレール22を備えている。
図5にも示す如く、ガイドレール22は断面コ字形に形
成されており、ウインドガラス14の開閉移動方向(す
なわち、ドアフレーム16)に沿って車両ドア12に固
定されている。
【0021】このガイドレール22には、前記支持ブラ
ケット20が取り付けられている。すなわち、支持ブラ
ケット20の車両後方側端部に設けられた支持手段とし
ての二つのローラ24、26がガイドレール22内に移
動可能に嵌まり込んでおり、これにより、ウインドガラ
ス14がガイドレール22に対し移動可能に二つ(二箇
所)のローラ24、26によって支持される構成であ
る。
【0022】なお、ローラ24、26とガイドレール2
2との間にはブッシュ28が設けられており、ローラ2
4、26がガイドレール22に沿ってスムースに移動で
きるようになっている。
【0023】また、支持ブラケット20には、テープ3
0が連結されている。テープ30は可撓性を有してお
り、長手方向に沿って矩形の係合孔32が一定間隔で連
続して形成されている。このテープ30は、ガイドレー
ル22の上部及び下部に軸線を略水平にして各々配置さ
れたスプロケット34及びスプロケット36に巻き掛け
られており、中間部は連結ホルダ38を介して支持ブラ
ケット20に連結されている。このため、テープ30が
移動することによって支持ブラケット20すなわちウイ
ンドガラス14をガイドレール22に沿って移動させる
ことができる。
【0024】ガイドレール22の長手方向中間部には、
駆動手段を構成するモータ40が一体的に設けられてお
り、さらに、モータ40の近傍にはスプロケット42、
44、46が設けらている。中央に位置するスプロケッ
ト44はテープ30の無端状内側に位置し、両側に位置
するスプロケット42、46はそれぞれテープ30の無
端状外側に位置して、それぞれテープ30が巻き掛けら
れている。中央に位置するスプロケット44は、モータ
40に図示を省略した減速機構を介して連結されてお
り、モータ40によって回転される。一方、両側に位置
するスプロケット42、46はそれぞれフリータイプと
されており、テープ30を案内している。これにより、
モータ40の回転駆動力がスプロケット44を介してテ
ープ30へ伝達され、モータ40の正逆回転によりテー
プ30が移動される構成である。
【0025】また、上方に位置するスプロケット42
は、支持アーム48によって支持されている。支持アー
ム48は、中央に位置するスプロケット44の軸芯を中
心として回転可能であり、さらに、腕部50が突出形成
されている。この腕部50にはテンションスプリング5
2が連結されている。このテンションスプリング52
は、スプロケット42がテープ30を押圧する方向(図
3において反時計回転方向)に常に支持アーム48を付
勢している。これによりテープ30には常に一定の張力
が付与されている。
【0026】次に本第1の実施の形態の作用を説明す
る。上記構成のパワーウインド装置10では、ウインド
ガラス14を昇降させるためにモータ40を正逆方向に
作動させると、この回転力がスプロケット44を介して
テープ30へ伝達されてテープ30が引っ張られる。こ
のテープ30の移動によって、テープ30に連結固定さ
れた支持ブラケット20がテープ30と共に移動され、
これにより、ウインドガラス14がガイドレール22
(ドアフレーム16)に沿って上下方向へ開閉される。
【0027】ここで、ガイドレール22、及びモータ4
0やスプロケット44等の駆動手段は、車両ドア12の
後方側端部付近に配置されているため、換言すればガイ
ドレール22、及びモータ40やスプロケット44等の
駆動手段はドアアウタパネル中央部分とドアインナパネ
ル中央部分との間に介在しない。したがって、車両が緊
急状態に至った場合であっても、ドアアウタパネルに加
わった外力やその変形をガイドレール22、及びモータ
40やスプロケット44等の駆動手段がドアインナパネ
ルへ伝達することがなく、ドアパネルやその補強材の衝
撃吸収機能を阻害することがない。また、車両ドア12
の前後方向両端部に共にガイドレール22等を設ける構
成(駆動用モータを二つ備えた構成)ではないため、二
つのモータの同期をとる必要がなく、部品点数や配置ス
ペースあるいは重量が増することもない。
【0028】さらにここで、ウインドガラス14は、一
対のローラ24、26によってガイドレール22に対し
移動可能に二箇所で支持されている。したがって、ウイ
ンドガラス14はガイドレール22に対しがたつくこと
なく安定して確実に支持される。このため、ウインドガ
ラス14が不要に傾斜することがなく、ウインドガラス
14の開閉移動が阻害されたり、がたつきによる異音が
発生することがない。
【0029】このように、本第1の実施の形態に係るパ
ワーウインド装置10では、車両ドア12の本来の衝撃
吸収機能および従来のパワーウインド装置の機能を共に
確保できるのみならず、簡単な構造によりがたつきや異
音が発生することがなく安定して作動する。
【0030】さらに、パワーウインド装置10では、モ
ータ40やスプロケット44等の駆動手段がガイドレー
ル22に一体的に組み付けられ、この状態でガイドレー
ル22が車両ドア12に取り付けられるため、車両ドア
12にウインドガラス14及びパワーウインド装置10
を組付ける際のウインドガラス14の位置合わせが容易
になり、組付性が向上する。
【0031】なお、前述した第1の実施の形態において
は、車両ドア12の車両後方側端部にパワーウインド装
置10が配置された構成としたが、これに限らず、この
パワーウインド装置10を車両ドア12の車両前方側端
部に配置する構成としてもよい。この場合であっても、
ウインドガラス14は、一対のローラ24、26によっ
てガイドレール22に対し移動可能に二箇所で支持され
るため、ガイドレール22に対しがたつくことなく安定
して確実に支持される。このため、ウインドガラス14
が不要に傾斜することがなく、ウインドガラス14の開
閉移動が阻害されたり、がたつきによる異音が発生する
ことがない。
【0032】次に本発明の他の実施の形態について説明
する。なお、前記第1実施の形態と基本的に同一の部品
には前記第1実施の形態と同一の符号を付与しその説明
を省略している。
【0033】図6には本発明の第2の実施の形態に係る
パワーウインド装置60の概略全体構成が正面図にて示
されており、図7にはパワーウインド装置60の概略全
体構成が側面図にて示されている。
【0034】パワーウインド装置60では、前記第1の
実施の形態に係るパワーウインド装置10の支持ブラケ
ット20が省略されており、ウインドガラス14には支
持手段としての二つのローラ24、26が直接取り付け
られている。これら二つのローラ24、26がガイドレ
ール22内に移動可能に嵌まり込んでおり、これによ
り、ウインドガラス14がガイドレール22に対し移動
可能に二つ(二箇所)のローラ24、26によって支持
される構成である。
【0035】また、ウインドガラス14には、連結ホル
ダ38によってテープ30が直接連結されている。この
ため、テープ30が移動することによってウインドガラ
ス14がガイドレール22に沿って移動される構成であ
る。
【0036】上記以外の他の構成は、前述した第1の実
施の形態に係るパワーウインド装置10と基本的に同一
である。
【0037】上記構成のパワーウインド装置60では、
ウインドガラス14を昇降させるためにモータ40を正
逆方向に作動させると、この回転力がスプロケット44
を介してテープ30へ伝達されてテープ30が引っ張ら
れる。このテープ30の移動によって、テープ30に連
結固定されたウインドガラス14がガイドレール22
(ドアフレーム16)に沿って上下方向へ開閉される。
【0038】ここで、このパワーウインド装置60にお
いても、ガイドレール22、及びモータ40やスプロケ
ット44等の駆動手段は、車両ドア12の後方側端部付
近に配置されているため、換言すればガイドレール2
2、及びモータ40やスプロケット44等の駆動手段は
ドアアウタパネル中央部分とドアインナパネル中央部分
との間に介在しない。したがって、車両が緊急状態に至
った場合であっても、ドアアウタパネルに加わった外力
やその変形をガイドレール22、及びモータ40やスプ
ロケット44等の駆動手段がドアインナパネルへ伝達す
ることがなく、ドアパネルやその補強材の衝撃吸収機能
を阻害することがない。また、車両ドア12の前後方向
両端部に共にガイドレール22等を設ける構成(駆動用
モータを二つ備えた構成)ではないため、二つのモータ
の同期をとる必要がなく、部品点数や配置スペースある
いは重量が増することもない。
【0039】さらにここで、ウインドガラス14は、一
対のローラ24、26によってガイドレール22に対し
移動可能に二箇所で支持されている。したがって、ウイ
ンドガラス14はガイドレール22に対しがたつくこと
なく安定して確実に支持される。このため、ウインドガ
ラス14が不要に傾斜することがなく、ウインドガラス
14の開閉移動が阻害されたり、がたつきによる異音が
発生することがない。
【0040】このように、本第2の実施の形態に係るパ
ワーウインド装置60では、車両ドア12の本来の衝撃
吸収機能および従来のパワーウインド装置の機能を共に
確保できるのみならず、簡単な構造によりがたつきや異
音が発生することがなく安定して作動する。
【0041】さらに、パワーウインド装置60では、モ
ータ40やスプロケット44等の駆動手段がガイドレー
ル22に一体的に組み付けられ、この状態でガイドレー
ル22が車両ドア12に取り付けられるため、車両ドア
12にウインドガラス14及びパワーウインド装置60
を組付ける際のウインドガラス14の位置合わせが容易
になり、組付性が向上する。
【0042】次に、図8には本発明の第3の実施の形態
に係るパワーウインド装置70の概略全体構成が正面図
にて示されており、図9にはパワーウインド装置70の
概略全体構成が側面図にて示されている。
【0043】パワーウインド装置70では、前記第1の
実施の形態に係るパワーウインド装置10のテープ30
に代えて、ワイヤ72が用いられている。
【0044】すなわち、ワイヤ72は、ガイドレール2
2の上部及び下部に軸線を略水平にして各々配置された
巻き掛けローラ74及び巻き掛けローラ76に巻き掛け
られており、中間部は連結ホルダ38を介して支持ブラ
ケット20に連結されている。また、前記第1の実施の
形態におけるスプロケット42、44、46に代えて、
巻き掛けローラ78、80、82が配置されており、そ
れぞれワイヤ72が巻き掛けられている。これにより、
ワイヤ72が移動することによって支持ブラケット20
すなわちウインドガラス14をガイドレール22に沿っ
て移動させることができる。
【0045】上記以外の他の構成は、前述した第1の実
施の形態に係るパワーウインド装置10と基本的に同一
である。
【0046】上記構成のパワーウインド装置70では、
ウインドガラス14を昇降させるためにモータ40を正
逆方向に作動させると、この回転力が巻き掛けローラ8
0を介してワイヤ72へ伝達されてワイヤ72が引っ張
られる。このワイヤ72の移動によって、ワイヤ72に
連結固定された支持ブラケット20がワイヤ72と共に
移動され、これにより、ウインドガラス14がガイドレ
ール22(ドアフレーム16)に沿って上下方向へ開閉
される。
【0047】ここで、このパワーウインド装置70にお
いても、車両が緊急状態に至った場合にドアパネルやそ
の補強材の衝撃吸収機能を阻害することがない。また、
車両ドア12の前後方向両端部に共にガイドレール22
等を設ける構成(駆動用モータを二つ備えた構成)では
ないため、二つのモータの同期をとる必要がなく、部品
点数や配置スペースあるいは重量が増することもない。
さらに、ウインドガラス14はガイドレール22に対し
がたつくことなく安定して確実に支持される。このた
め、ウインドガラス14が不要に傾斜することがなく、
ウインドガラス14の開閉移動が阻害されたり、がたつ
きによる異音が発生することがない。
【0048】図10には本発明の第4の実施の形態に係
るパワーウインド装置90の概略全体構成が正面図にて
示されている。
【0049】パワーウインド装置90は、前述した第2
の実施の形態に係るパワーウインド装置60と同一構成
であり、このパワーウインド装置90は大型トラックの
ドア92に適用されている。
【0050】ここで、このような大型トラックのドア9
2では、視界を確保するために、上窓部94の他に下窓
部96が設けられている。このため、従来のパワーウイ
ンド装置では、ドア92の中央部分にレール等が介在し
て下窓部の視界を遮るため、このような大型トラックの
ドア92に適用することができなかった。
【0051】これに対し、パワーウインド装置90で
は、ガイドレール22、及びモータ40やスプロケット
44等の駆動手段が、ドア92の後方側端部付近に配置
されているため、換言すればガイドレール22、及びモ
ータ40やスプロケット44等の駆動手段は、ドア92
の下窓部96に介在しない。したがって、下窓部96の
視界を遮ることがなく、ウインドガラス14を好適に開
閉することができる。
【0052】また、車両が緊急状態に至った場合であっ
ても、ドアアウタパネルに加わった外力やその変形をガ
イドレール22、及びモータ40やスプロケット44等
の駆動手段がドアインナパネルへ伝達することがなく、
ドアパネルやその補強材の衝撃吸収機能を阻害すること
がない。さらに、ドア92の前後方向両端部に共にガイ
ドレール22等を設ける構成(駆動用モータを二つ備え
た構成)ではないため、二つのモータの同期をとる必要
がなく、部品点数や配置スペースあるいは重量が増する
こともない。
【0053】さらに、ウインドガラス14は、一対のロ
ーラ24、26によってガイドレール22に対し移動可
能に二箇所で支持されている。したがって、ウインドガ
ラス14はガイドレール22に対しがたつくことなく安
定して確実に支持される。このため、ウインドガラス1
4が不要に傾斜することがなく、ウインドガラス14の
開閉移動が阻害されたり、がたつきによる異音が発生す
ることがない。
【0054】図11には本発明の第5の実施の形態に係
るパワーウインド装置100の概略全体構成が正面図に
て示されている。
【0055】パワーウインド装置100では、ウインド
ガラス14の下端部にはスライドレール102がウイン
ドガラス14の下端縁に沿って連結固定されている。
【0056】一方、車両ドア12の車両前方側端部に
は、ガイドレール22が配置されている。このガイドレ
ール22には、ウインドガラス14に取り付けられた支
持手段としての二つのローラ24、26が移動可能に嵌
まり込んでおり、これにより、ウインドガラス14がガ
イドレール22に対し移動可能に二つ(二箇所)のロー
ラ24、26によって支持される構成である。
【0057】また、ガイドレール22の長手方向中間部
には、駆動手段を構成するモータ40が一体的に設けら
れており、さらに、モータ40の近傍には作動レバー1
04が設けらている。作動レバー104は、モータ40
に図示を省略した減速機構を介して連結されており、モ
ータ40によって正逆方向に回動される。作動レバー1
04の先端部にはスライダ106が取り付けられてい
る。このスライダ106は、スライドレール102内に
移動可能に嵌まり込んでいる。このため、作動レバー1
04が回動することによって、スライドレール102す
なわちウインドガラス14をガイドレール22に沿って
上下に移動させることができる構成である。
【0058】上記構成のパワーウインド装置100で
は、ウインドガラス14を昇降させるためにモータ40
を正逆方向に作動させると、この回転力が作動レバー1
04を介してスライドレール102へ伝達され、ウイン
ドガラス14がガイドレール22に沿って上下方向へ開
閉される。
【0059】ここで、ガイドレール22、及びモータ4
0や作動レバー104等の駆動手段は、車両ドア12の
前方側端部付近に配置されているため、換言すればガイ
ドレール22、及びモータ40や作動レバー104等の
駆動手段はドアアウタパネル中央部分とドアインナパネ
ル中央部分との間に介在しない。したがって、車両が緊
急状態に至った場合であっても、ドアアウタパネルに加
わった外力やその変形をガイドレール22、及びモータ
40や作動レバー104等の駆動手段がドアインナパネ
ルへ伝達することがなく、ドアパネルやその補強材の衝
撃吸収機能を阻害することがない。また、車両ドア12
の前後方向両端部に共にガイドレール22等を設ける構
成(駆動用モータを二つ備えた構成)ではないため、二
つのモータの同期をとる必要がなく、部品点数や配置ス
ペースあるいは重量が増することもない。
【0060】さらにここで、ウインドガラス14は、一
対のローラ24、26によってガイドレール22に対し
移動可能に二箇所で支持されている。したがって、ウイ
ンドガラス14はガイドレール22に対しがたつくこと
なく安定して確実に支持される。このため、ウインドガ
ラス14が不要に傾斜することがなく、ウインドガラス
14の開閉移動が阻害されたり、がたつきによる異音が
発生することがない。
【0061】このように、本第5の実施の形態に係るパ
ワーウインド装置100では、車両ドア12の本来の衝
撃吸収機能および従来のパワーウインド装置の機能を共
に確保できるのみならず、簡単な構造によりがたつきや
異音が発生することがなく安定して作動する。
【0062】さらに、パワーウインド装置100では、
モータ40や作動レバー104等の駆動手段がガイドレ
ール22に一体的に組み付けられ、この状態でガイドレ
ール22が車両ドア12に取り付けられるため、車両ド
ア12にウインドガラス14及びパワーウインド装置1
00を組付ける際のウインドガラス14の位置合わせが
容易になり、組付性が向上する。
【0063】図12には本発明の第6の実施の形態に係
るパワーウインド装置110の概略全体構成が正面図に
て示されている。
【0064】パワーウインド装置110では、ウインド
ガラス14の下端部には支持ブラケット20がウインド
ガラス14の下端縁に沿って連結固定されており、さら
に、この支持ブラケット20にはスライドレール102
が固定されている。
【0065】一方、車両ドア12の車両後方側端部に
は、ガイドレール22が配置されている。このガイドレ
ール22には、支持ブラケット20に取り付けられた支
持手段としての二つのローラ24、26が移動可能に嵌
まり込んでおり、これにより、ウインドガラス14がガ
イドレール22に対し移動可能に二つ(二箇所)のロー
ラ24、26によって支持される構成である。
【0066】上記以外の構成は、前述した第5の実施の
形態に係るパワーウインド装置100と基本的に同一で
ある。
【0067】上記構成のパワーウインド装置110で
は、ウインドガラス14を昇降させるためにモータ40
を正逆方向に作動させると、この回転力が作動レバー1
04を介してスライドレール102へ伝達され、ウイン
ドガラス14がガイドレール22に沿って上下方向へ開
閉される。
【0068】ここで、このパワーウインド装置110に
おいても、ガイドレール22、及びモータ40や作動レ
バー104等の駆動手段は、車両ドア12の後方側端部
付近に配置されているため、ドアアウタパネルに加わっ
た外力やその変形をガイドレール22、及びモータ40
や作動レバー104等の駆動手段がドアインナパネルへ
伝達することがなく、ドアパネルやその補強材の衝撃吸
収機能を阻害することがない。また、部品点数や配置ス
ペースあるいは重量が増することもない。
【0069】さらに、ウインドガラス14は、一対のロ
ーラ24、26によってガイドレール22に対し移動可
能に二箇所で支持されているため、ウインドガラス14
はガイドレール22に対しがたつくことなく安定して確
実に支持される。このため、ウインドガラス14が不要
に傾斜することがなく、ウインドガラス14の開閉移動
が阻害されたり、がたつきによる異音が発生することが
ない。
【0070】なお、前述した各実施の形態においては、
図5に示す如くローラ24、26とガイドレール22と
の間にブッシュ28を設けてローラ24、26の軸線方
向の負荷をこのブッシュ28で受け止め、ローラ24、
26がガイドレール22に沿ってスムースに移動できる
ように構成したが、これに限らず、他の構成でローラ2
4、26のスムースな移動を確保するようにしてもよ
い。
【0071】例えば、図13に示すガイドレール114
の如く、ローラ24、26の端面に摺接する段部116
を設け、この段部116によってローラ24、26の軸
線方向の負荷を受け止めてローラ24、26がガイドレ
ール114に沿ってスムースに移動できるように構成し
てもよい。
【0072】また、前記各実施の形態においては、図5
に示す如くガイドレール22を断面コ字形に形成しこの
ガイドレール22内にローラ24、26を移動可能に嵌
まり込ませた構成としたが、ガイドレール22とローラ
24、26の連結支持は他の構成でも可能である。
【0073】例えば、図14に示すガイドレール118
の如く断面I字形に形成すると共に、このガイドレール
118を一対のローラ120、122で挟持するように
構成してもよい。この場合には、ウインドガラス14は
ローラ120、122によってガイドレール118に対
しがたつくことなく安定して確実に支持されるのみなら
ず、ガイドレール118の形状が単純化されるため、低
コストになる。
【0074】さらに、ウインドガラス14(支持ブラケ
ット20)をガイドレール22、114等に対し支持す
る部材としては、前述の如きローラ24、26等に限る
ものではない。例えば、図15に示す如く、支持ブラケ
ット20をガイドレール22に対し摺動材124によっ
て支持すると共にこの摺動材124がガイドレール22
に沿って摺動するように構成することもできる。
【0075】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る車両ドア
のパワーウインド装置は、車両ドアの本来の衝撃吸収機
能および従来のパワーウインド装置の機能を共に確保で
きるのみならず、簡単な構造によりがたつきや異音が発
生することがなく安定して作動するという優れた効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係るパワーウインド
装置の主要部の構成を図1に対応して示す正面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施の形態に係るパワーウインド
装置の主要部の構成を図2に対応して示す側面図であ
る。
【図5】本発明の第1実施の形態に係るパワーウインド
装置のガイドレールとローラの関係を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図9】本発明の第3実施の形態に係るパワーウインド
装置の概略全体構成を示す側面図である。
【図10】本発明の第4実施の形態に係るパワーウイン
ド装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図11】本発明の第5実施の形態に係るパワーウイン
ド装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図12】本発明の第6実施の形態に係るパワーウイン
ド装置の概略全体構成を示す正面図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のガイドレールとローラの変形例を示す図5に対応す
る断面図である。
【図14】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のガイドレールとローラの変形例を示す図5に対応す
る断面図である。
【図15】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のガイドレールとローラの変形例を示す図5に対応す
る断面図である。
【符号の説明】
10 パワーウインド装置 12 車両ドア 14 ウインドガラス 22 ガイドレール 24 ローラ(支持手段) 26 ローラ(支持手段) 30 テープ(駆動手段) 40 モータ(駆動手段) 44 スプロケット(駆動手段) 60 パワーウインド装置 70 パワーウインド装置 72 ワイヤ(駆動手段) 80 巻き掛けローラ(駆動手段) 90 パワーウインド装置 92 ドア 100 パワーウインド装置 104 作動レバー(駆動手段) 110 パワーウインド装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアパネルの内部にウインドガラス
    の開閉方向に対応して車両ドアの前後方向何れか一端部
    付近に配置されたガイドレールと、 前記ウインドガラスを前記ガイドレールに対し移動可能
    に二箇所で支持する支持手段と、 前記ガイドレールと同じ車両ドアの前後方向何れか一端
    部付近に配置されると共に前記ウインドガラスに連結さ
    れ、正逆方向に回転することにより前記ウインドガラス
    を前記ガイドレールに沿って移動させる駆動手段と、 を備えた車両ドアのパワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段はガイドレールに一体的に
    組付けられ、前記ガイドレール及び駆動手段のうち少な
    くとも一方によって車両ドアに取り付けられたことを特
    徴とする請求項1記載の車両ドアのパワーウインド装
    置。
JP8130371A 1996-05-24 1996-05-24 車両ドアのパワーウインド装置 Pending JPH09310555A (ja)

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