JP3619546B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のチルトアップタイプのサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車体のルーフパネルに開口部を形成し、ルーフパネルの開口部に蓋体を配設し、ルーフパネルの開口部の前縁に蓋体の前端を回動自在に連結し、ルーフパネルの下部にフレームを設け、フレームにルーフパネルの開口部に臨んで開口を形成し、蓋体の後端寄りの中央付近の下部にロック機構を設け、蓋体の両側寄りの下部に蓋体の後端を上方に持ち上げるアシスト機構を設けたサンルーフ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のサンルーフ装置では、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、蓋体のロック機構によるロックを解除した後、蓋体をチルトアップ方向に押し上げることにより、蓋体の後端がアシスト機構によりルーフパネルの開口部の後縁から上方に持ち上がったチルトアップ状態となるものであり、アシスト機構に蓋体をチルトアップする方向に常時スプリングの付勢力が作用しているので、蓋体が全閉時に撓み、ルーフパネルの開口部と蓋体との間に隙間を生じて風切音が発生し、蓋体のチルトアップ状態の姿勢の保持をアシスト機構のスプリングの付勢力のみで行うので、蓋体が走行中に閉まるおそれがあった。
【0004】
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、駆動手段を駆動することにより、案内体が駆動手段の駆動に伴いながら一対のガイドレールに沿って互いに離れる反対方向に移動し、案内体の長孔がチルトリンクの一端寄りに係合しながら一対のガイドレールに沿って互いに反対方向に移動し、チルトリンクの係合体が案内体のカム部に係合しながら従動し、チルトリンクが案内体の移動に伴いながら起き上がるように回動し、支持体がチルトリンクの回動に伴いながら一定の位置を上方に向って移動し、蓋体が支持体の移動に伴いながらルーフパネルの開口部の前縁に対して回動し、蓋体の後端が支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って持ち上がり、蓋体をチルトリンクによりルーフパネルの開口部に対してチルトアップ状態とし、チルトリンクを回動する時の抵抗が小さく、支持体のチルトリンクの回動に伴う上方への移動を安定した状態でスムーズに行え、チルトリンクの案内体に対するガタ付きが少なく、蓋体のチルトリンクによるチルトアップに際し、チルトリンクが起き上がったままの状態を維持し、蓋体のチルトアップ状態の姿勢を保持することが可能なサンルーフ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るサンルーフ装置は、車体のルーフパネルに開口部を形成し、前記ルーフパネルの開口部に蓋体を配設し、前記ルーフパネルの開口部の前縁に前記蓋体の前端を回動自在に連結したものであって、前記ルーフパネルの開口部の後縁の近傍に前記車体の左右方向に沿って間隔を置いて一対のガイドレールをそれぞれ一直線上に配設し、前記一対のガイドレールに左右の案内体をそれぞれ移動自在に設けると共に、前記案内体に前記ガイドレールと平行な長孔を設け、前記蓋体の後端寄りの下部に前記車体の左右方向に間隔を置いて支持体をそれぞれ設け、前記案内体と前記支持体との間に前記蓋体の後端を上方に向って移動するチルトリンクを設け、前記案内体の外端寄りに前記チルトリンクを起伏するカム部を形成し、前記チルトリンクに前記案内体のカム部に沿って従動する係合体を設け、前記案内体の長孔に前記チルトリンクの一端寄りを移動自在に係合し、前記チルトリンクの他端部をアームに回動自在に連結し、前記アームに前記支持体を前記車体の前後方向に移動可能に連結し、前記一対のガイドレールの間の近傍に、駆動手段により回転するピニオンと前記ピニオンに噛み合って互いに反対方向に移動する2つのギヤドケーブルを設け、前記2つのギヤドケーブルをそれぞれ前記左右の案内体に連結したことを特徴とする構成を有するものである。
【0006】
【作用】
蓋体が車体のルーフパネルに形成した開口部を閉塞する全閉状態の位置から、ルーフパネルの開口部の後縁に、車体の左右方向に沿って間隔を置いて一直線上に配設した一対のガイドレールの間の近傍に設けた駆動手段を駆動すると、ピニオンが回転し、ピニオンに噛み合って2つのギヤドケーブルが互いに反対方向に移動し、2つのギヤドケーブルにそれぞれ連結された左右の案内体が一対のガイドレールに沿って互いに離れる反対方向にそれぞれ移動すると同時に、案内体に設けた長孔がチルトリンクの一端寄りに係合しながら一対のガイドレールに沿って互いに反対方向にそれぞれ移動し、チルトリンクに設けた係合体が案内体の外端寄りに形成したカム部に係合しながら従動し、チルトリンクが案内体の移動に伴いながら起き上がるように回動し、蓋体の後端寄りの下部に車体の左右方向に間隔を置いて設けた支持体がチルトリンクの回動に伴いながら一定の位置を上方に向って移動し、蓋体が支持体の移動に伴いながらルーフパネルの開口部の前縁に対して回動し、蓋体の後端が支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って持ち上がったチルトアップ状態となり、ルーフパネルの開口部が車体の後方に向って開口する。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
図1において、1は車体のルーフパネルであり、ルーフパネル1には、図2に示すように、開口部2が形成され、ルーフパネル1の開口部2には蓋体としてサンルーフリッド3が配設され、ルーフパネル1の開口部2の前縁にはサンルーフリッド3の前端が回動自在に連結されている。
【0009】
ルーフパネル1の開口部2の後縁の近傍には、図1、図2及び図3に示すように、車体の左右方向に沿って間隔を置いて一直線上に一対のガイドレール4,5がそれぞれ配設され、ガイドレール4,5には、図3に示すように、案内体となるガイドウェッジ6,7がそれぞれ移動自在に設けられると共に、ガイドウェッジ6,7にはガイドレール4,5と平行な長孔8,9がそれぞれ設けられている。
【0010】
サンルーフリッド3の後端寄りの下部には、図1及び図2に示すように、車体の左右方向に間隔を置いて支持体となるブラケット10,11がそれぞれ設けられると共に、ガイドウェッジ6,7とブラケット10,11との間には、図3に示すように、サンルーフリッド3の後端を上方に向って移動するチルトリンク12,13がそれぞれ設けられている。
【0011】
ガイドウェッジ6,7の外端寄りには、図3に示すように、チルトリンク12,13を起伏するカム部14,15がそれぞれ形成され、チルトリンク12,13にはガイドウェッジ6,7のカム部14,15に沿って従動する係合体となる係合ピン16,17がそれぞれ設けられ、ガイドウェッジ6,7の長孔8,9にはチルトリンク12,13の一端寄りがそれぞれ移動自在に係合され、ブラケット10,11にはチルトリンク12,13の他端部が車体の前後方向にそれぞれ移動自在に連結されている。
【0012】
ガイドレール4,5の間の近傍には、図2及び図3に示すように、ガイドウェッジ6,7を互いに反対方向に移動する駆動手段としてモータMが設けられている。
【0013】
ルーフパネル1の中央よりも前方には、図1に示すように、開口部2が形成されると共に、ルーフパネル1の開口部2の内周縁には下方に向って折曲した水切片18が形成されている。
【0014】
ルーフパネル1の開口部2には、図1に示すように、サンルーフリッド3が配置され、サンルーフリッド3の全周には、図2に示すように、全閉時の雨洩れを防止するためのウェザストリップ19が設けられ、ウェザストリップ19はルーフパネル1の開口部2の水切片18の内側面に圧接されている。
【0015】
サンルーフリッド3は透明または半透明のガラス板あるいは合成樹脂板よりなり、ウェザストリップ19は弾性材料よりなる。
【0016】
ルーフパネル1の下部には、図1に示すように、アッパフレーム20及びロワフレーム21がそれぞれ配設され、アッパフレーム20及びロワフレーム21には、図2に示すように、ルーフパネル1の開口部2に臨んで開口22が形成されると共に、ロワフレーム21には開口22の前部及び後部に相当する箇所に下方に向って膨出した膨出部23及び膨出部24がそれぞれ形成されている。
【0017】
ロワフレーム21の膨出部23及びサンルーフリッド3の前端寄りの下部には、図1及び図2に示すように、車体の左右方向に間隔を置いて板バネ25,25がそれぞれ配設され、ロワフレーム21の膨出部23の下部には板バネ25の一端部が複数のボルトにより固定されると共に、サンルーフリッド3の前端寄りの下部には板バネ25の他端部が複数のボルトにより固定され、ロワフレーム21の膨出部23には板バネ25,25を介してサンルーフリッド3の前端が回動自在に連結されている。
【0018】
アッパフレーム20及びロワフレーム21の開口22の後縁の近傍には、図1,図2及び図3に示すように、車体の左右方向に間隔を置いて直列にガイドレール4,5がそれぞれ配設され、ガイドレール4の車体の左右方向に沿って長尺な底壁26の一側縁寄りには、図4に示すように、上方に向って側壁27が形成されると共に、ガイドレール4の底壁26の他側縁寄りには上方に向って側壁28が形成され、ガイドレール4の側壁27には内方に向って開口するレール溝29が形成され、ガイドレール4の側壁28には内方に向って開口するレール溝30が形成され、ガイドレール4の側壁28の中央には外方に向って張出した張出片31が形成されている。
【0019】
ガイドレール5の車体の左右方向に沿って長尺な底壁32の一側縁寄りには、図5に示すように、上方に向って側壁33が形成されると共に、ガイドレール5の底壁32の他側縁寄りには上方に向って側壁34が形成され、ガイドレール5の側壁33には内方に向って開口するレール溝35が形成され、ガイドレール5の側壁34には内方に向って開口するレール溝36が形成され、ガイドレール5の側壁34の中央には外方に向って張出した張出片37が形成されている。
【0020】
ロワフレーム21の膨出部24の下部には、図1に示すように、車体の左右方向に沿ってブラケット38が配設され、ブラケット38にはガイドレール4の張出片31及びガイドレール5の張出片37が複数のネジによりそれぞれ固定されている。
【0021】
ガイドレール4の底壁26の上部には、図6に示すように、スライダ39が摺動自在に配設され、スライダ39の上部には、図7に示すように、ガイドウェッジ6が配置され、ガイドウェッジ6には、図8に示すように、ガイドレール4と平行な長孔8が設けられ、ガイドウェッジ6の内端寄りにはチルトリンク12を起伏するためのカム部40が形成されると共に、ガイドウェッジ6の内端には上方に向って突片41が形成され、ガイドウェッジ6の中央付近の上面には長孔8と平行な平面部42が形成され、ガイドウェッジ6の外端寄りにはチルトリンク12を起伏するためのカム部14が形成され、ガイドウェッジ6の外端にはカム部14に沿って規制片43が形成され、ガイドウェッジ6はスライダ39に複数のネジにより固定されている。
【0022】
ガイドレール4のレール溝29及びレール溝30には、図6に示すように、スライダ39の一側縁寄り及び他側縁寄りがそれぞれ嵌入され、スライダ39はガイドレール4のレール溝29,30に沿って摺動され、ガイドウェッジ6はスライダ39と共にガイドレール4に沿って移動されるようになっている。
【0023】
ガイドレール5の底壁32の上部には、図6に示すように、スライダ44が摺動自在に配設され、スライダ44の上部には、図7に示すように、ガイドウェッジ7が配置され、ガイドウェッジ7には、図9に示すように、ガイドレール5と平行な長孔9が設けられ、ガイドウェッジ7の内端寄りにはチルトリンク13を起伏するためのカム部45が形成されると共に、ガイドウェッジ7の内端には上方に向って突片46が形成され、ガイドウェッジ7の中央付近の上面には長孔9と平行な平面部47が形成され、ガイドウェッジ7の外端寄りにはチルトリンク13を起伏するためのカム部15が形成され、ガイドウェッジ7の外端にはカム部15に沿って規制片48が形成され、ガイドウェッジ7はスライダ44に複数のネジにより固定されている。
【0024】
ガイドレール5のレール溝35及びレール溝36には、図6に示すように、スライダ44の一側縁寄り及び他側縁寄りがそれぞれ嵌入され、スライダ44はガイドレール5のレール溝35,36に沿って摺動され、ガイドウェッジ7はスライダ44と共にガイドレール5に沿って移動されるようになっている。
【0025】
サンルーフリッド3の後端寄りの下部には、図3及び図7に示すように、車体の左右方向に間隔を置いてブラケット10,11がそれぞれ配設され、ブラケット10には、図8に示すように、下方に向って折曲した垂下片49が形成され、ブラケット10の垂下片49には車体の前後方向に沿って長孔50が設けられ、ブラケット10はサンルーフリッド3の後端寄りの下部に複数のボルトにより固定されている。
【0026】
ブラケット11には、図9に示すように、下方に向って折曲した垂下片51が形成され、ブラケット11の垂下片51には車体の前後方向に沿って長孔52が設けられ、ブラケット11はサンルーフリッド3の後端寄りの下部に複数のボルトにより固定されている。
【0027】
ガイドウェッジ6の両側には、図6に示すように、チルトリンク12,12がそれぞれ配設され、チルトリンク12,12の一端寄りの間には、図8及び図10に示すように、支持ピン53が設けられ、ガイドウェッジ6の長孔8にはチルトリンク12,12の一端寄りが支持ピン53を介して移動自在に支持され、支持ピン53はガイドウェッジ6の長孔8に摺動自在に嵌入されている。
【0028】
チルトリンク12,12の一端部の間には、図8及び図11に示すように、係合ピン54が設けられ、チルトリンク12,12の係合ピン54はガイドウェッジ6のカム部40に摺動自在に係合され、チルトリンク12,12の一端部は係合ピン54を介してガイドウェッジ6のカム部40に係合しながら従動されるようになっている。
【0029】
チルトリンク12,12の中央付近の間には、図8及び図12に示すように、係合ピン16が設けられ、チルトリンク12,12の係合ピン16はガイドウェッジ6のカム部14と規制片43との間に摺動自在に嵌入され、チルトリンク12,12の中央付近は係合ピン16を介してガイドウェッジ6のカム部14に係合しながら従動されるようになっている。
【0030】
チルトリンク12,12の他端部の間には、図8及び図13に示すように、支持ピン55が設けられ、支持ピン55にはアーム56の基端部が回動自在に支持され、アーム56の先端には連結ピン57が固定され、アーム56の連結ピン57はブラケット10の垂下片49の長孔50に移動自在に連結されている。
【0031】
ガイドウェッジ7の両側には、図6に示すように、チルトリンク13,13がそれぞれ配設され、チルトリンク13,13の一端寄りの間には、図9及び図14に示すように、支持ピン58が設けられ、ガイドウェッジ7の長孔9にはチルトリンク13,13の一端寄りが支持ピン58を介して移動自在に支持され、支持ピン58はガイドウェッジ7の長孔9に摺動自在に嵌入されている。
【0032】
チルトリンク13,13の一端部の間には、図9及び図15に示すように、係合ピン59が設けられ、チルトリンク13,13の係合ピン59はガイドウェッジ7のカム部45に摺動自在に係合され、チルトリンク13,13の一端部は係合ピン59を介してガイドウェッジ7のカム部45に係合しながら従動されるようになっている。
【0033】
チルトリンク13,13の中央付近の間には、図9及び図16に示すように、係合ピン17が設けられ、チルトリンク13,13の係合ピン17はガイドウェッジ7のカム部15と規制片48との間に摺動自在に嵌入され、チルトリンク13,13の中央付近は係合ピン17を介してガイドウェッジ7のカム部15に係合しながら従動されるようになっている。
【0034】
チルトリンク13,13の他端部の間には、図9及び図17に示すように、支持ピン60が設けられ、支持ピン60にはアーム61の基端部が回動自在に支持され、アーム61の先端には連結ピン62が固定され、アーム61の連結ピン62はブラケット11の垂下片51の長孔52に移動自在に連結されている。
【0035】
ガイドレール4,5の間には、図7に示すように、ホルダプレート63が配設され、ホルダプレート63の両側縁には、図18に示すように、上方に向って側壁64,65がそれぞれ形成され、ホルダプレート63の中央には支持孔66が設けられている。
【0036】
ホルダプレート63の側部には、図3及び図6に示すように、モータMが配設され、モータMの軸には、図19に示すように、ウォーム67が連結されている。
【0037】
ホルダプレート63の上部には、図3に示すように、ケーシング68が配設され、ケーシング68の周壁69には切欠部70が形成されると共に、ケーシング68の端壁71の中央には、図7に示すように、ホルダプレート63の支持孔66と同一軸線上に下方に向って膨出したボス72が形成され、ケーシング68の内部にはウォーム67と噛合うウォームホイール73が収納され、ケーシング68の周壁69の切欠部70にはウォーム67が挿入されている。
【0038】
ケーシング68の端壁71のボス72とホルダプレート63の支持孔66との間には、図7に示すように、鉛直方向に沿ってシャフト74が設けられ、シャフト74の中央付近にはウォームホイール73が固定されると共に、シャフト74の下端寄りにはホルダプレート63の中央付近の上部に臨んでピニオン75が固定され、ケーシング68の端壁71のボス72にはシャフト74の上端部が回動自在に支持され、ホルダプレート63の支持孔66にはシャフト74の下端部が回動自在に支持されている。
【0039】
ガイドレール4の内端には、図7に示すように、チューブホルダ76が配設され、チューブホルダ76には、図18に示すように、突片77が形成され、チューブホルダ76の突片77はガイドレール4の底壁26の内端寄りの上部にねじ(図示せず)により固定されている。
【0040】
ガイドレール5の内端には、図7に示すように、チューブホルダ78が配設され、チューブホルダ78には、図18に示すように、突片79が形成され、チューブホルダ78の突片79はガイドレール5の底壁32の内端寄りの上部にねじ(図示せず)により固定されている。
【0041】
ガイドレール4,5の底壁26,32の外端寄りの上部にはガイドウェッジ6,7の車体の外方への移動を阻止するストッパ(図示せず)がそれぞれ配設されている。
【0042】
ホルダプレート63の一端寄りとチューブホルダ76との間には、図18に示すように、車体の左右方向に沿って互いに平行なアウターチューブ80,81がそれぞれ配設され、ホルダプレート63の一端寄りにはアウターチューブ80,81の一端部がそれぞれ保持されると共に、チューブホルダ76にはアウターチューブ80,81の他端部がそれぞれ保持されている。
【0043】
ホルダプレート63の他端寄りとチューブホルダ78との間には、図18に示すように、車体の左右方向に沿って互いに平行なアウターチューブ82,83がそれぞれ配設され、ホルダプレート63の他端寄りにはアウターチューブ82,83の一端部がそれぞれ保持されると共に、チューブホルダ78にはアウターチューブ82,83の他端部がそれぞれ保持されている。
【0044】
アウターチューブ80及びアウターチューブ82の内部には、図18に示すように、ギヤドケーブル84が移動自在に挿通されると共に、アウターチューブ81及びアウターチューブ83の内部にはギヤドケーブル84と平行なギヤドケーブル85が移動自在に挿通され、ギヤドケーブル84及びギヤドケーブル85にはピニオン75と噛合う螺旋状の突条(図示せず)が形成されている。
【0045】
ガイドレール4の側壁27のレール溝29及びガイドレール5の側壁33のレール溝35には、図18に示すように、ギヤドケーブル84が移動自在に嵌入され、ギヤドケーブル84の一端寄りにはスライダ39の一側縁寄りが係止パイプ86及び係止キャップ87により係止されている。
【0046】
ガイドレール4の側壁28のレール溝30及びガイドレール5の側壁34のレール溝36には、図18に示すように、ギヤドケーブル85が移動自在に嵌入され、ギヤドケーブル85の一端寄りにはスライダ44の他側縁寄りが係止パイプ88及び係止キャップ89により係止されている。
【0047】
ルーフパネル1の下方には、図1に示すように、ルーフライニング90が配設され、ルーフライニング90には、図2に示すように、ルーフパネル1の開口部2に臨んで室内開口91が形成されている。
【0048】
サンルーフリッド3の下方には、図1に示すように、ルーフライニング90の室内開口91の上部に臨んで遮光パネルとなるサンシェード92が配設され、サンシェード92の前端寄りの下部には取手(図示せず)が設けられ、サンシェード92はサンルーフリッド3を通過する光線を遮るようになっている。
【0049】
ロワフレーム21とルーフライニング90との間には、図1に示すように、ルーフパネル1の開口部2の後方にサンシェード92を収納する収納部93が形成されている。
【0050】
図3においては、チルトリンク12の一端寄りの支持ピン53がガイドウェッジ6の長孔8の一端部に位置されると共に、チルトリンク12の一端部の係合ピン54がガイドウェッジ6のカム部40の上縁に位置され、チルトリンク12の中央付近の係合ピン16がガイドウェッジ6のカム部14と規制片43との間の内端部に位置され、チルトリンク12がガイドレール4と略平行な状態となっている。
【0051】
また、図3に示すように、チルトリンク13の一端寄りの支持ピン58がガイドウェッジ7の長孔9の一端部に位置されると共に、チルトリンク13の一端部の係合ピン59がガイドウェッジ7のカム部45の上縁に位置され、チルトリンク13の中央付近の係合ピン17がガイドウェッジ7のカム部15と規制片48との間の内端部に位置され、チルトリンク13がガイドレール5と略平行な状態となっている。
【0052】
さらに、図13に示すように、アーム56の連結ピン57がブラケット10の垂下片49の長孔50の一端部に位置され、図17に示すように、アーム61の連結ピン62がブラケット11の垂下片51の長孔52の一端部に位置され、図1に示すように、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態となり、サンルーフリッド3の全周のウェザストリップ19がルーフパネル1の開口部2の内周縁の水切片18に圧接して車室内と外部との密閉遮断を行うようになっている。
【0053】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0054】
[サンルーフリッド3のチルトアップ]
サンルーフリッド3が図1に示すルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態の位置から、モータMを駆動すると、モータMの軸が回動すると同時に、ウォーム67がモータMの軸と共に回動し、ウォームホイール73がウォーム67と噛合いながら図19の反時計方向に回転し、シャフト74がウォームホイール73の回転に伴いながらケーシング68の端壁71のボス72及びホルダプレート63の支持孔66に対して図19の反時計方向に回動し、ピニオン75がシャフト74の回動に伴いながら図19の反時計方向に回転する。
【0055】
ピニオン75のシャフト74の回動に伴う回転により、ギヤドケーブル84がピニオン75と噛合いながら図19の矢印a方向に移動すると同時に、ギヤドケーブル85がピニオン75と噛合いながらギヤドケーブル84と反対方向の図19の矢印b方向に移動する。
【0056】
ギヤドケーブル84のピニオン75の回転に伴う移動により、スライダ39がギヤドケーブル84の移動に伴いながらガイドレール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の外方に摺動すると同時に、ガイドウェッジ6がスライダ39の摺動に伴いながらガイドレール4に沿って車体の外方に移動する。
【0057】
ガイドウェッジ6のスライダ39の摺動に伴うガイドレール4に対する車体の外方への移動により、ガイドウェッジ6の長孔8がチルトリンク12の支持ピン53に係合しながら車体の外方に向って摺動すると同時に、ガイドウェッジ6の長孔8の他端がチルトリンク12の支持ピン53をガイドレール4の長手方向に沿って車体の外方に移動し、チルトリンク12の係合ピン54がガイドウェッジ6のカム部40に係合しながら上縁から下縁に向って従動し、チルトリンク12の係合ピン16がガイドウェッジ6のカム部14に係合しながらカム部14と規制片43との間の内端から平面部42の上部に向って従動し、チルトリンク12が支持ピン53を支点としてガイドウェッジ6に対して図7の反時計方向に回動し、図20に示すように、ガイドウェッジ6の突片41がチルトリンク12の係合ピン54を係止し、チルトリンク12の支持ピン53はガイドウェッジ6の長孔8の他端部に位置すると共に、チルトリンク12の係合ピン54はガイドウェッジ6のカム部40の下縁に位置し、チルトリンク12の係合ピン16はガイドウェッジ6の平面部42の上部に位置する。
【0058】
チルトリンク12のガイドウェッジ6に対する回動により、図20に示すように、アーム56がチルトリンク12の回動に伴いながら水平状態のまま一定の位置をガイドレール4の外端寄りの上方に向って移動し、ブラケット10がアーム56の連結ピン57と共に上方に向って移動する。
【0059】
ギヤドケーブル85のピニオン75の回転に伴うギヤドケーブル84と反対方向への移動により、スライダ44がギヤドケーブル85の移動に伴いながらガイドレール5のレール溝35及びレール溝36に沿って車体の外方に摺動すると同時に、ガイドウェッジ7がスライダ44の摺動に伴いながらガイドレール5に沿って車体の外方に移動する。
【0060】
ガイドウェッジ7のスライダ44の摺動に伴うガイドレール5に対する車体の外方への移動により、ガイドウェッジ7の長孔9がチルトリンク13の支持ピン58に係合しながら車体の外方に向って摺動すると同時に、ガイドウェッジ7の長孔9の他端がチルトリンク13の支持ピン58をガイドレール5の長手方向に沿って車体の外方に移動し、チルトリンク13の係合ピン59がガイドウェッジ7のカム部45に係合しながら上縁から下縁に向って従動し、チルトリンク13の係合ピン17がガイドウェッジ7のカム部15に係合しながらカム部15と規制片48との間の内端から平面部47の上部に向って従動し、チルトリンク13が支持ピン58を支点としてガイドウェッジ7に対して図7の時計方向に回動し、図20に示すように、ガイドウェッジ7の突片46がチルトリンク13の係合ピン59を係止し、チルトリンク13の支持ピン58はガイドウェッジ7の長孔9の他端部に位置すると共に、チルトリンク13の係合ピン59はガイドウェッジ7のカム部45の下縁に位置し、チルトリンク13の係合ピン17はガイドウェッジ7の平面部47の上部に位置する。
【0061】
チルトリンク13のガイドウェッジ7に対する回動により、図20に示すように、アーム61がチルトリンク13の回動に伴いながら水平状態のまま一定の位置をガイドレール5の外端寄りの上方に向って移動し、ブラケット11がアーム61の連結ピン62と共に上方に向って移動する。
【0062】
ブラケット10及びブラケット11のチルトリンク12及びチルトリンク13の回動に伴う上方への移動により、サンルーフリッド3がブラケット10及びブラケット11の移動に伴いながらルーフパネル1の開口部2の前縁に対して板バネ25,25により図1の反時計方向に回動し、図21に示すように、アーム56の連結ピン57がブラケット10の垂下片49の長孔50の他端部に位置すると共に、アーム61の連結ピン62がブラケット11の垂下片51の長孔52の他端部に位置する。
【0063】
サンルーフリッド3のブラケット10及びブラケット11の移動に伴うルーフパネル1の開口部2の前縁に対する回動により、図20及び図21に示すように、サンルーフリッド3の後端がブラケット10及びブラケット11と共にルーフパネル1の開口部2の後縁から上方に向って持ち上がり、サンルーフリッド3がチルトリンク12及びチルトリンク13によりルーフパネル1の開口部2に対してチルトアップ状態となり、ルーフパネル1の開口部2が車体の後方に向って開口する。
【0064】
その後、サンシェード92の取手を手でルーフライニング90の室内開口91の上部から車体の後方に向って移動することにより、図21に示すように、サンシェード92をロワフレーム21とルーフライニング90との間の収納部93に収納する。
【0065】
[サンルーフリッド3のチルトダウン]
サンルーフリッド3が図21に示すルーフパネル1の開口部2を車体の後方に向って開口するチルトアップ状態の位置から、モータMを逆転するように駆動すると、モータMの軸が回動すると同時に、ウォーム67がモータMの軸と共に回動し、ウォームホイール73がウォーム67と噛合いながら図19の時計方向に回転し、シャフト74がウォームホイール73の回転に伴いながらケーシング68の端壁71のボス72及びホルダプレート63の支持孔66に対して図19の時計方向に回動し、ピニオン75がシャフト74の回動に伴いながら図19の時計方向に回転する。
【0066】
ピニオン75のシャフト74の回動に伴う回転により、ギヤドケーブル84がピニオン75と噛合いながら図19の矢印c方向に移動すると同時に、ギヤドケーブル85がピニオン75と噛合いながらギヤドケーブル84と反対方向の図19の矢印d方向に移動する。
【0067】
ギヤドケーブル84のピニオン75の回転に伴う移動により、スライダ39がギヤドケーブル84の移動に伴いながらガイドレール4のレール溝29及びレール溝30に沿って車体の内方に摺動すると同時に、ガイドウェッジ6がスライダ39の摺動に伴いながらガイドレール4に沿って車体の内方に移動する。
【0068】
ガイドウェッジ6のスライダ39の摺動に伴うガイドレール4に対する車体の内方への移動により、ガイドウェッジ6の長孔8がチルトリンク12の支持ピン53に係合しながら車体の内方に向って摺動すると同時に、ガイドウェッジ6の長孔8の一端がチルトリンク12の支持ピン53をガイドレール4の長手方向に沿って車体の内方に移動し、チルトリンク12の係合ピン54がガイドウェッジ6のカム部40に係合しながら下縁から上縁に向って従動し、チルトリンク12の係合ピン16がガイドウェッジ6のカム部14に係合しながら平面部42の上部からカム部14と規制片43との間の内端に向って従動し、チルトリンク12が支持ピン53を支点としてガイドウェッジ6に対して図20の時計方向に回動し、図7に示すように、ガイドウェッジ6の規制片43がチルトリンク12の係合ピン16を係止し、チルトリンク12はガイドレール4と略平行な状態となり、チルトリンク12の支持ピン53はガイドウェッジ6の長孔8の一端部に位置すると共に、チルトリンク12の係合ピン54はガイドウェッジ6のカム部40の上縁に位置し、チルトリンク12の係合ピン16はガイドウェッジ6のカム部14と規制片43との間の内端部に位置する。
【0069】
チルトリンク12のガイドウェッジ6に対する回動により、図7に示すように、アーム56がチルトリンク12の回動に伴いながら水平状態のまま一定の位置をガイドレール4の外端寄りの上部に向って下方に移動し、ブラケット10がアーム56の連結ピン57と共に下方に向って移動する。
【0070】
ギヤドケーブル85のピニオン75の回転に伴うギヤドケーブル84と反対方向への移動により、スライダ44がギヤドケーブル85の移動に伴いながらガイドレール5のレール溝35及びレール溝36に沿って車体の内方に摺動すると同時に、ガイドウェッジ7がスライダ44の摺動に伴いながらガイドレール5に沿って車体の内方に移動する。
【0071】
ガイドウェッジ7のスライダ44の摺動に伴うガイドレール5に対する車体の内方への移動により、ガイドウェッジ7の長孔9がチルトリンク13の支持ピン58に係合しながら車体の内方に向って摺動すると同時に、ガイドウェッジ7の長孔9の一端がチルトリンク13の支持ピン58をガイドレール5の長手方向に沿って車体の内方に移動し、チルトリンク13の係合ピン59がガイドウェッジ7のカム部45に係合しながら下縁から上縁に向って従動し、チルトリンク13の係合ピン17がガイドウェッジ7のカム部15に係合しながら平面部47の上部からカム部15と規制片48との間の内端に向って従動し、チルトリンク13が支持ピン58を支点としてガイドウェッジ7に対して図20の反時計方向に回動し、図7に示すように、ガイドウェッジ7の規制片48がチルトリンク13の係合ピン17を係止し、チルトリンク13はガイドレール5と略平行な状態となり、チルトリンク13の支持ピン58はガイドウェッジ7の長孔9の一端部に位置すると共に、チルトリンク13の係合ピン59はガイドウェッジ7のカム部45の上縁に位置し、チルトリンク13の係合ピン17はガイドウェッジ7のカム部15と規制片48との間の内端部に位置する。
【0072】
チルトリンク13のガイドウェッジ7に対する回動により、図7に示すように、アーム61がチルトリンク13の回動に伴いながら水平状態のまま一定の位置をガイドレール5の外端寄りの上部に向って下方に移動し、ブラケット11がアーム61の連結ピン62と共に下方に向って移動する。
【0073】
ブラケット10及びブラケット11のチルトリンク12及びチルトリンク13の回動に伴う下方への移動により、サンルーフリッド3がブラケット10及びブラケット11の移動に伴いながらルーフパネル1の開口部2の前縁に対して板バネ25,25により図21の時計方向に回動し、図1に示すように、アーム56の連結ピン57がブラケット10の垂下片49の長孔50の一端部に位置すると共に、アーム61の連結ピン62がブラケット11の垂下片51の長孔52の一端部に位置する。
【0074】
サンルーフリッド3のブラケット10及びブラケット11の移動に伴うルーフパネル1の開口部2の前縁に対する回動により、サンルーフリッド3の後端がブラケット10及びブラケット11と共にルーフパネル1の開口部2の後縁に向って下降し、サンルーフリッド3の全周のウェザストリップ19がルーフパネル1の開口部2の水切片18の内側面に圧接し、図1に示すように、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態となる。
【0075】
その後、サンシェード92の取手を手でロワフレーム21とルーフライニング90との間の収納部93からルーフライニング90の室内開口91の上部に向って車体の前方に移動することにより、図1に示すように、サンシェード92がルーフライニング90の室内開口91を閉塞するサンルーフリッド3の下方に位置し、サンシェード92はサンルーフリッド3を通過する光線を遮蔽する。
【0076】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のサンルーフ装置によれば、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、駆動手段を駆動することにより、案内体が駆動手段の駆動に伴いながら一対のガイドレールに沿って互いに離れる反対方向に移動するので、案内体の長孔をチルトリンクの一端寄りに係合しながら一対のガイドレールに沿って互いに反対方向に移動することができ、チルトリンクの係合体が案内体のカム部に係合しながら従動するので、チルトリンクを案内体の移動に伴いながら起き上がるように回動することができ、支持体がチルトリンクの回動に伴いながら一定の位置を上方に向って移動するので、蓋体を支持体の移動に伴いながらルーフパネルの開口部の前縁に対して回動することができ、蓋体の後端が支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って持ち上がるので、蓋体をチルトリンクによりルーフパネルの開口部に対してチルトアップ状態とすることができ、チルトリンクを回動する時の抵抗が小さいので、支持体のチルトリンクの回動に伴う上方への移動を安定した状態でスムーズに行うことができ、チルトリンクの案内体に対するガタ付きが少なく、蓋体のチルトリンクによるチルトアップに際し、チルトリンクが起き上がったままの状態を維持するので、蓋体のチルトアップ状態の姿勢を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサンルーフ装置の要部側断面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の要部切断正面図
【図4】図3のガイドレールの側面図
【図5】図3のガイドレールの側面図
【図6】図3の要部平面図
【図7】図3の要部正面図
【図8】図7の要部拡大正面図
【図9】図7の要部拡大正面図
【図10】図8の要部側断面図
【図11】図8の要部側断面図
【図12】図8の要部側断面図
【図13】図8の側面図
【図14】図9の要部側断面図
【図15】図9の要部側断面図
【図16】図9の要部側断面図
【図17】図9の側面図
【図18】図7の要部平面図
【図19】モータユニットの回転伝達機構を示す概略平面図
【図20】サンルーフリッドの後端のチルトリンクによる上方への移動状態を示す要部切断正面図
【図21】サンルーフリッドのチルトアップ状態を示す要部側断面図
【符号の説明】
1 ルーフパネル
2 開口部
3 サンルーフリッド
4 ガイドレール
5 ガイドレール
6 ガイドウェッジ
7 ガイドウェッジ
8 長孔
9 長孔
10 ブラケット
11 ブラケット
12 チルトリンク
13 チルトリンク
14 カム部
15 カム部
16 係合ピン
17 係合ピン
18 水切片
19 ウェザストリップ
20 アッパフレーム
21 ロワフレーム
22 開口
23 膨出部
24 膨出部
25 板バネ
26 底壁
27 側壁
28 側壁
29 レール溝
30 レール溝
31 張出片
32 底壁
33 側壁
34 側壁
35 レール溝
36 レール溝
37 張出片
38 ブラケット
39 スライダ
40 カム部
41 突片
42 平面部
43 規制片
44 スライダ
45 カム部
46 突片
47 平面部
48 規制片
49 垂下片
50 長孔
51 垂下片
52 長孔
53 支持ピン
54 係合ピン
55 支持ピン
56 アーム
57 連結ピン
58 支持ピン
59 係合ピン
60 支持ピン
61 アーム
62 連結ピン
63 ホルダプレート
64 側壁
65 側壁
66 支持孔
67 ウォーム
68 ケーシング
69 周壁
70 切欠部
71 端壁
72 ボス
73 ウォームホイール
74 シャフト
75 ピニオン
76 チューブホルダ
77 突片
78 チューブホルダ
79 突片
80 アウターチューブ
81 アウターチューブ
82 アウターチューブ
83 アウターチューブ
84 ギヤドケーブル
85 ギヤドケーブル
86 係止パイプ
87 係止キャップ
88 係止パイプ
89 係止キャップ
90 ルーフライニング
91 室内開口
92 サンシェード
93 収納部
M モータ

Claims (1)

  1. 車体のルーフパネルに開口部を形成し、前記ルーフパネルの開口部に蓋体を配設し、前記ルーフパネルの開口部の前縁に前記蓋体の前端を回動自在に連結したサンルーフ装置において、前記ルーフパネルの開口部の後縁の近傍に前記車体の左右方向に沿って間隔を置いて一対のガイドレールをそれぞれ一直線上に配設し、前記一対のガイドレールに左右の案内体をそれぞれ移動自在に設けると共に、前記案内体に前記ガイドレールと平行な長孔を設け、前記蓋体の後端寄りの下部に前記車体の左右方向に間隔を置いて支持体をそれぞれ設け、前記案内体と前記支持体との間に前記蓋体の後端を上方に向って移動するチルトリンクを設け、前記案内体の外端寄りに前記チルトリンクを起伏するカム部を形成し、前記チルトリンクに前記案内体のカム部に沿って従動する係合体を設け、前記案内体の長孔に前記チルトリンクの一端寄りを移動自在に係合し、前記チルトリンクの他端部をアームに回動自在に連結し、前記アームに前記支持体を前記車体の前後方向に移動可能に連結し、前記一対のガイドレールの間の近傍に、駆動手段により回転するピニオンと前記ピニオンに噛み合って互いに反対方向に移動する2つのギヤドケーブルを設け、前記2つのギヤドケーブルをそれぞれ前記左右の案内体に連結したことを特徴とするサンルーフ装置。
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