JP4791153B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータ装置に関し、特にかごが乗り場に着床した際に生じる乗り場側敷居とかご側敷居との間の隙間を縮小できるエレベータ装置に関するものである。
一般に、エレベータ装置においては、かごが乗り場に着床すると、かご側戸に装着されているベーンが乗り場側戸に装着されているドライブローラに嵌合し、かご側戸の開閉力が乗り場側戸に伝達され、乗り場側戸がかご側戸の開閉動作に同期して開閉するようになっている。そこで、かごの昇降動作時に、ベーンおよびドライブローラが乗り場側敷居およびかご側敷居に干渉しないように、かご側敷居と乗り場側敷居との間には、約30mm程度の隙間が生じていた。このため、車椅子、ベビーカー、手押し車、ショッピングカーなどの車両を使用する乗客がエレベータ装置を利用すると、車両の車輪がかご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間に落ち込む恐れがあった。
このような状況を鑑み、かごに設けられてかご側敷居の長手に沿って配置され、長手に交差し突出端が水平軸線を介してかごの固定部に枢着された回動腕を有する補助敷居と、かごに設けられて作動部が補助敷居に係合されて、常時は引退位置に配置された補助敷居を回動腕の回動変位を介して乗り場側敷居およびかご側敷居の両者の間に変位する駆動機構と、この駆動機構を制御し、かごの着床時に両者間の段差の中間位置に補助敷居を配置する制御装置と、を備え、かごの着床時に、補助敷居をかご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間に位置させるようにしたエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−118930号公報(請求項1)
従来のエレベータ装置では、かごの出入り口幅より長い補助敷居が、かご側敷居と乗り場側敷居との間の作動位置とかご側敷居下部の引退位置との間を移動可能にかごに取り付けられているので、その駆動機構が大掛かりなものとなってしまうとともに、補助敷居の駆動源が新たに必要となり、コストアップしてしまうという課題があった。
その改善策として、切り欠きを乗り場側に開口するようにかご側敷居に形成し、かつ、ベーンとドライブローラとをかご側敷居の切り欠き上部で嵌合させるようにして、かごの昇降時におけるかご側敷居とドライブローラとの干渉を回避すると共に、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を縮小することが考えられる。しかし、この場合、かご側敷居が切り欠きにより凹凸形状となるので、切り欠きがかごに乗り降りする乗客に見られてしまい、意匠性が低下してしまうという新たな課題が生じてしまう。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、かごの昇降時におけるドライブローラとの干渉を回避する切り欠きを乗り場側に開口するようにかご側敷居に形成し、かつ、切り欠きを閉塞する閉塞板をかご側敷居に設け、かご側戸の開閉力を活用して閉塞板を作動させて切り欠きを閉塞するようにして、低コストで、かつ、意匠性の低下を抑えて、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を縮小できるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内に昇降自在に配設されたかごと、上記かごの着床時に、乗り場側敷居に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように該かごに設けられたかご側敷居と、かご側戸の乗り場側壁面の上部側に配設された係合部材と、上記かごの着床時に上記係合部材に係合するように乗り場側戸のかご側壁面に配設され、該係合部材と係合して上記かご側戸の開閉力を該乗り場側戸に伝達する被係合部材と、鉛直方向から見て上記被係合部材を内包するように上記かご側敷居に形成された乗り場側に開口する切り欠きと、を備えている。さらに、エレベータ装置は、軸心方向を上記かご側戸の開閉方向に一致させて、該軸心周りに回転自在に、かつ、上記切り欠きを横断するように上記かご側敷居に配設された駆動軸と、上記駆動軸の回転に連動して、上記かご側敷居の上面と同一面位置となって上記切り欠きを閉塞する作動位置と鉛直方向に垂下して鉛直方向から見て上記被係合部材と重ならない退避位置との間を移動可能に、該駆動軸の切り欠き横断部に取り付けられた閉塞板と、を備えている。さらにまた、エレベータ装置は、上記駆動軸の外周壁面に凹設され、該駆動軸の軸心方向に延在する作動位置保持溝部、該作動位置保持溝部に対して戸閉方向に所定距離離れて、かつ、周方向に90度回転した位置の退避位置保持溝部および上記作動位置保持溝部と上記退避位置保持溝部とを連結する動力変換溝部からなる動力変換溝と、先端部が上記動力変換溝に挿入されるように上記かご側戸の下面から突設され、戸全閉状態では該先端部が上記退避位置保持溝部内に位置して上記閉塞板を上記退避位置に保持し、戸開途中と戸全開状態との間では該先端部が上記作動位置保持部溝内を移動して上記閉塞板を上記作動位置に保持し、上記戸開途中と上記戸全閉状態との間では該先端部が上記動力変換溝部内を移動して上記駆動軸を回転させて上記閉塞板を上記作動位置と上記退避位置との間を移動させる駆動ピンと、を備えている。
この発明によれば、戸全閉状態では、閉塞板が退避位置に保持される。そして、かごの昇降時における被係合部材とかご側敷居との衝突が切り欠きにより回避される。そこで、被係合部材とかご側敷居との衝突を回避するために、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を過度に開ける必要がなく、当該隙間の縮小化が実現される。
また、戸開途中と戸全開状態との間では、閉塞板が作動位置に保持され、切り欠きが閉塞板により閉塞される。そこで、車両を使用する乗客が、車両の車輪を当該隙間に落とすようなことが防止されるとともに、切り欠きによる凹凸が視覚的に見にくくなり、意匠性が向上される。
さらに、かご側戸の開閉力を活用して閉塞板を作動位置と退避位置との間を移動させているので、閉塞板の駆動機構に新たな動力源が不要となり、低コスト化が図られる。
以下、本願の実施例を図面に基づいて説明する。
図1および図2はそれぞれこの発明の一実施例に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図であり、図1は戸全閉状態を示し、図2は戸全開状態を示している。図3はこの発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板駆動機構を説明する要部縦断面図、図4および図5はそれぞれこの発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板駆動機構の駆動軸の動作を説明する斜視図であり、図4は閉塞板の退避状態を示し、図5は閉塞板の作動状態を示している。図6はこの発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板の退避状態を示す要部縦断面図、図7はこの発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板の作動状態を示す要部縦断面図である。
各図において、エレベータ装置は、昇降路1を昇降するかご2と、かご2の出入り口3を開閉するかご側戸4と、出入り口3の下縁部を構成するかご側敷居5と、かご2が着床する乗り場10と、乗り場10の出入り口11を開閉する乗り場側戸12と、出入り口11の下縁部を構成する乗り場側敷居13と、を備えている。なお、このエレベータ装置は、2枚両引き戸のものであり、かご側敷居5は、かご2の着床時に、乗り場側敷居13に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように設けられている。
かご側敷居5の上面には、かご側敷居溝6が、溝方向をかご側戸4の開閉方向に一致させて、かご側敷居5の長さ方向の全域に渡って凹設されている。また、脚部7が先端をかご側敷居溝6内に挿入するようにかご側戸4の下面に取り付けられている。さらに、係合部材としてのベーン8がかご側戸4の乗り場側壁面の上部側に突設されている。なお、ベーン8は、鉛直方向から見て後述する乗り場側敷居13と重ならない程度にかご側戸4の乗り場側壁面から延出されている。さらにまた、かご側戸4は、脚部7の先端をかご側敷居溝6内に挿入させて、出入り口3を開閉自在に配設されている。そして、かご側戸4は、図示しない戸開閉機構により駆動されてかご2の出入り口3を開閉する。
また、かご側敷居5には、乗り場側に開口する切り欠き9が鉛直方向から見てドライブローラ15を内包するように形成されており、かご2の昇降運転時に、後述する被係合部材としてのドライブローラ15が切り欠き9内を通過するようになっている。さらに、平板状の閉塞板19が、後述する閉塞板駆動機構に駆動されて、鉛直状態に垂下してドライブローラ15との干渉を回避する退避位置と、水平状態となって切り欠き9を閉塞する作動位置と、を採るように切り欠き9内に配設されている。
乗り場側敷居13の上面には、乗り場側敷居溝14が、溝方向を乗り場側戸12の開閉方向に一致させて、乗り場側敷居13の長さ方向の全域に渡って凹設されている。また、脚部(図示せず)が先端を乗り場側敷居溝14内に挿入するように乗り場側戸12の下面に取り付けられている。さらに、ドライブローラ15が、かご2の着床時に、ベーン8と嵌合するように乗り場側戸12のかご側壁面の上部側に取り付けられている。そして、乗り場側戸12は、脚部の先端を乗り場側敷居溝14内に挿入して、出入り口11を開閉自在に配設されている。
閉塞板駆動機構は、図3に示されるように、軸心方向をかご側戸4の開閉方向に一致させて、切り欠き9を横断して、かつ、軸心周りに回転自在にかご側敷居5に配設された円柱状の駆動軸21と、溝方向をかご側戸4の開閉方向に一致させて、駆動軸21の収納空間とかご側戸4の下面側とを連通するようにかご側敷居5に形成されたガイド溝22と、ガイド溝22を挿通するようにかご側戸4の下面から突設されて、かご側戸4の開閉力を駆動軸21に伝達する駆動ピン23と、駆動軸21の外周壁面に凹設され、かつ、ガイド溝22を挿通した駆動ピン23の先端部が挿入され、かご側戸4の開閉力を駆動軸21の軸心周りの回転力に変換する動力変換溝24と、を備えている。
この動力変換溝24は、溝方向を駆動軸21の軸心向として延在する作動位置保持溝部24aと、作動位置保持溝部24aに対して、かご側戸4の戸閉方向に所定距離離れて、かつ、駆動軸21の軸心周りに90°回転した位置の退避位置保持溝部24bと、作動位置保持溝部24aと退避位置保持溝部24bとを連結する動力変換溝部24cとからなる溝形状に構成されている。そして、閉塞板19は、表面が作動位置保持溝部24aの溝中心位置における駆動軸21の接線と平行となるようにして、駆動軸21の切り欠き9を横断する領域に取り付けられている。また、閉塞板19は、駆動ピン23が作動位置保持溝部24aに係合しているときには、図5および図7に示されるように、その表面がかご側敷居5の表面と同一面位置となり、かつ、切り欠き9をほぼ閉塞し、駆動ピン23が退避位置保持溝部24bに係合しているときには、図4および図6に示されるように、その表面が鉛直となって切り欠き9の乗り場側を開口するように構成されている。
このように構成されたエレベータ装置は、図1に示されるように、鉛直方向から見て、ドライブローラ15が切り欠き9内に位置している。また、かご側戸4の下面から突設された駆動ピン23はガイド溝22を挿通して動力変換溝24に挿入されている。
そして、戸全閉状態では、駆動ピン23は退避位置保持溝部24b内に位置し、閉塞板19は、図6に示され退避位置に保持され、切り欠き9の乗り場側が開口されている。そこで、かご2が昇降路1内を昇降移動する際には、ドライブローラ15は切り欠き9内を通過することになる。
そして、かご2が乗り場10に着床すると、図1に示されるように、ドライブローラ15がベーン8に嵌合される。そして、戸開閉機構が作動して、かご側戸4が開方向に移動される。この時、かご側戸4の移動力が、ベーン8およびドライブローラ15を介して乗り場側戸12に伝達され、乗り場側戸12がかご側戸4に同期して開方向に移動する。そして、駆動ピン23はガイド溝22に案内されて戸開方向に移動する。この駆動ピン23は、退避位置保持溝部24bから動力変換溝部24c内を移動する。これにより、かご側戸4の開閉力が駆動軸21の軸心周りの回転力に変換され、駆動軸21は軸心周りに回動し、閉塞板19が垂下状態から水平状態となるように徐々に姿勢を変える。そして、かご側戸4が開方向にさらに移動し、駆動ピン23が動力変換溝部24cから作動位置保持溝部24aに入ると、閉塞板19は姿勢が水平状態となり、作動位置となる。さらに、かご側戸4が開方向に移動すると、駆動ピン23は作動位置保持溝部24a内を戸開方向に移動し、閉塞板19は作動位置に保持される。ついには、図2に示されるように、かご側戸4および乗り場側戸12が全開状態となる。この時、切り欠き9は閉塞板19により閉塞されているので、車両を使用する乗客は、車両の車輪を切り欠き9に落とすことなく乗降できる。
ついで、かご側戸4が戸閉方向に移動すると、乗り場側戸12も同期して戸閉方向に移動する。そして、駆動ピン23は作動位置保持溝部24aから動力変換溝部24cを経て退避位置保持溝部24bに至る。これにより、閉塞板19は作動位置から姿勢を変えつつ退避位置に戻り、切り欠き9の乗り場側が開口される。そして、かご2は昇降路1内を昇降して呼び階に移動する。
この発明によれば、切り欠き9が、鉛直方向から見て、ドライブローラ15を内包するようにかご側敷居5に形成されているので、かご2の昇降運転時にドライブローラ15がかご側敷居5に衝突することが回避される。そこで、ドライブローラ15とかご側敷居5との衝突を回避するために、かご側敷居5と乗り場側敷居13との間の隙間を過度に開ける必要がなく、当該隙間の縮小化が実現される。つまり、従来、30mm程度の隙間が必要であったかご側敷居5と乗り場側敷居13との隙間を10mm程度まで縮小することができる。
また、閉塞板19がドライブローラ15と干渉しない退避位置と、切り欠き9を閉塞する作動位置とを採るように取り付けられている。さらに、閉塞板駆動機構が、戸全閉状態では閉塞板19を退避位置に位置させ、戸開途中と戸全開状態との間では閉塞板19を作動位置に位置させるように構成されている。そこで、戸全開状態では、切り欠き9は閉塞板19により閉塞されるので、車両の車輪が切り欠き9に落ちるような不具合が確実に防止される。同時に、乗客の乗降時には、切り欠き9の凹凸は目視的に見にくくなり、意匠性が向上される。さらに、戸全閉時には、閉塞板19は退避位置に保持されており、かご2の昇降運転時のドライブローラ15とかご側敷居5との衝突は確実に回避される。
また、かご側戸4の開閉力を利用して閉塞板19の姿勢を退避位置から作動位置に、あるいは作動位置から退避位置に変えるようにしているので、閉塞板19の駆動用として、電動モータなどの動力源を設ける必要はなく、低コスト化が図られる。
また、閉塞板駆動機構は、軸心を戸開閉方向に一致させて軸心周りに回動自在に配設した駆動軸21と、駆動軸21の外周壁面に形成した動力変換溝24と、動力変換溝24に嵌合するようにかご側戸4の下面から突設した駆動ピン23とを備えている。そこで、かご側戸4の開閉力を駆動軸21の回転力に変換する機構が、大掛かりな機構を用いることなく、簡易な構成で実現でき、低コスト化が図られる。
なお、上記実施例では、2枚両引き戸のエレベータ装置について説明しているが、戸の形式は横引き戸であればよく、例えば片引き戸のエレベータ装置にも適用できる。また、引き戸の枚数も2枚のものに限定されるものではない。
この発明の一実施例に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板駆動機構を説明する要部縦断面図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板駆動機構の駆動軸の動作を説明する斜視図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板駆動機構の駆動軸の動作を説明する斜視図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板の退避状態を示す要部縦断面図である。 この発明の一実施例に係るエレベータ装置における閉塞板の作動状態を示す要部縦断面図である。
符号の説明
2 かご、4 かご側戸、5 かご側敷居、8 ベーン(係合部材)、9 切り欠き、12 乗り場側戸、13 乗り場側敷居、15 ドライブローラ(被係合部材)、19 閉塞板、21 駆動軸、23 駆動ピン、24 動力変換溝、24a 作動位置保持溝部、24b 退避位置保持溝部、24c 動力変換溝部。

Claims (1)

  1. 昇降路内に昇降自在に配設されたかごと、
    上記かごの着床時に、乗り場側敷居に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように該かごに設けられたかご側敷居と、
    かご側戸の乗り場側壁面の上部側に配設された係合部材と、
    上記かごの着床時に上記係合部材に係合するように乗り場側戸のかご側壁面に配設され、該係合部材と係合して上記かご側戸の開閉力を該乗り場側戸に伝達する被係合部材と、
    鉛直方向から見て上記被係合部材を内包するように上記かご側敷居に形成された乗り場側に開口する切り欠きと、
    軸心方向を上記かご側戸の開閉方向に一致させて、該軸心周りに回転自在に、かつ、上記切り欠きを横断するように上記かご側敷居に配設された駆動軸と、
    上記駆動軸の回転に連動して、上記かご側敷居の上面と同一面位置となって上記切り欠きを閉塞する作動位置と鉛直方向に垂下して鉛直方向から見て上記被係合部材と重ならない退避位置との間を移動可能に、該駆動軸の切り欠き横断部に取り付けられた閉塞板と、
    上記駆動軸の外周壁面に凹設され、該駆動軸の軸心方向に延在する作動位置保持溝部、該作動位置保持溝部に対して戸閉方向に所定距離離れて、かつ、周方向に90度回転した位置の退避位置保持溝部および上記作動位置保持溝部と上記退避位置保持溝部とを連結する動力変換溝部からなる動力変換溝と、
    先端部が上記動力変換溝に挿入されるように上記かご側戸の下面から突設され、戸全閉状態では該先端部が上記退避位置保持溝部内に位置して上記閉塞板を上記退避位置に保持し、戸開途中と戸全開状態との間では該先端部が上記作動位置保持部溝内を移動して上記閉塞板を上記作動位置に保持し、上記戸開途中と上記戸全閉状態との間では該先端部が上記動力変換溝部内を移動して上記駆動軸を回転させて上記閉塞板を上記作動位置と上記退避位置との間を移動させる駆動ピンと
    を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
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