JPH08127484A - エレベーターの出入口構造 - Google Patents

エレベーターの出入口構造

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JPH08127484A
JPH08127484A JP26862894A JP26862894A JPH08127484A JP H08127484 A JPH08127484 A JP H08127484A JP 26862894 A JP26862894 A JP 26862894A JP 26862894 A JP26862894 A JP 26862894A JP H08127484 A JPH08127484 A JP H08127484A
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JP
Japan
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car
door
side sill
escape portion
car side
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26862894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishii
浩 石井
Shoichi Oyama
昭一 尾山
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 かごの出入口の両側に配設された一対のシー
ブ24,25,26,27と、係合ローラ15a,15
bから逃げるために切欠された逃げ部16と、この逃げ
部16を塞ぐためにかご側敷居10に移動可能に設けら
れた塞ぎ部材17と、一端がかご側ドア4に止着され一
対のシーブの一方24,26に掛けられた後に塞ぎ部材
17に止着された第1ロープ22と、一端がかご側ドア
4に止着され一対のシーブの他方25,27に掛けられ
た後に塞ぎ部材17に止着された第2ロープ23とを備
え、かご側ドア4を開けるときには、逃げ部16を塞ぎ
部材17によって塞ぎ、かご側ドア4を閉めるときには
逃げ部16を空けるようにした。 【効果】 かごの移動中にかご側敷居10が係合ローラ
15a,15bに当たることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの出入口
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターのドアはかご側と乗
場側とに二重に配設され、乗場側のドアの開閉はかご側
のドアの開閉と連動するようになっており、このような
エレベーターの出入口構造として図7及び図8に示すよ
うなものがある。同図において、符号101,102は
かごの出入口に開閉自在に配設された一対のドアであ
り、このドア101,102の開閉はかご側敷居103
に案内される。ドア101,102には一対のドア10
4,105が乗場側に対向配設され、このドア104,
105の開閉は乗場側敷居106に案内される。かご側
ドア101と乗場側ドア104とにはそれぞれカーカム
107と係合ローラ108が設けられ、かごが乗場へ移
動すると、カーカム107は係合ローラ108と係合す
るようになっている。ドア101,102は開閉機構1
10を介してモータ109によって開閉され、このとき
のドア101の開閉はカーカム107、係合ローラ10
8を介して乗場側ドア104に伝達され、さらに乗場側
の連動機構(図示せず)を介してドア105も開閉され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエレベーターの出入口構造にあっては、カー
カム107と係合ローラ108とはかご側ドア101と
乗場側ドア104とのそれぞれの前面に設けられていた
ので、かご側敷居103と乗場側敷居106との間には
約30mm程の大きな隙間t1が介在していた。このた
め、車椅子や台車等が敷居103,106を通過する際
に、隙間t1にこれらの車輪が挾まってしまったり、ま
たこの隙間t1から昇降路内へ物が落ちてしまったりす
るという問題点があった。そこで、かご側敷居103を
乗場側敷居106に近ずけて隙間t1を約10mm程に
狭くすることも考えられるが、そうするとかごが移動中
にかご側敷居103は係合ローラ108に当たってしま
う虞れがあった。
【0004】本発明は、敷居の隙間に車椅子や台車等の
車輪が挾まらず、また昇降路内へ物が落ちてしまわない
ように前記隙間を狭くしても、かご側敷居が係合ローラ
に当たらないようにしたエレベーターの出入口構造を提
供するのを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、開閉駆動力によって開閉
されるかご側ドアと、このかご側ドアの開閉を案内し乗
場側敷居に近ずけて配設されたかご側敷居と、前記かご
側ドアからの開閉駆動力を乗場側ドアに伝達するために
係合可能に配設されたドア連動駆動部材およびドア連動
従動部材と、かごの出入口の両側に配設された一対のシ
ーブと、前記ドア連動従動部材から逃げるために前記か
ご側敷居に形成された逃げ部と、この逃げ部を塞ぐため
に前記かご側敷居に移動可能に設けられた塞ぎ部材と、
一端がこの塞ぎ部材に止着され前記一対のシーブの一方
に掛けられた後に前記かご側ドアに止着された第1ロー
プと、一端が前記塞ぎ部材に止着され前記一対のシーブ
の他方に掛けられた後に前記かご側ドアに止着された第
2ロープとを備え、前記かご側ドアを開けるときには、
前記逃げ部を塞ぎ部材によって塞ぎ、前記かご側ドアを
閉めるときには前記逃げ部を空けるようにした。
【0006】
【作用】かごが目的階の乗場に到着すると、かご側ドア
が開く。かご側ドアが開くと、塞ぎ部材は第2ロープに
よって引っ張られて移動し、逃げ部を塞いでしまう。こ
のとき、かご側敷居と乗場側敷居との隙間は約10mm
程である。
【0007】次に、かご側ドアが閉じられると、かごは
乗場から発車する。このとき、第1ロープによって塞ぎ
部材は引っ張られて移動し、逃げ部は空けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図6は本発明に係るエレベーターの出入口構造
の一実施例を示す図である。
【0009】図1において、符号1はエレベーターのか
ごであり、このかご1の前面には支持フレーム2が設け
られている。支持フレーム2の上部にはドアレール3が
横架され、ドアレール3には両開き式のかご側ドア4,
5がハンガー6,7を介して摺動自在に支持されてい
る。支持フレーム2の上部にドアオペレーター8が設け
られており、このドアオペレーター8を駆動すると、か
ご側ドア4,5は開閉機構9を介して開閉される。
【0010】かご側ドア4,5は、図2に示すようにか
ごのプラットフォーム前端に取り付けられたかご側敷居
10に沿って開閉される。かご側敷居10には乗場側敷
居11が対向位置しており、この乗場側敷居11に沿っ
て対の乗場側ドア12,13は開閉される。かご側ドア
4には開閉機構9のカーカム14(ドア連動駆動部材)
が取り付けられており、乗場側ドア12にはカーカム1
4と係合可能な係合ローラ15a,15b(ドア連動従
動部材)が取り付けられている。
【0011】かご側敷居10は乗場側敷居11に近づけ
て配設されており、これらの間の隙間t2は従来の30
mmより狭い10mmとなっている。このため、乗場側
ドア12に取り付けられた係合ローラ15a,15b
は、かご1が昇降路を上下移動する際にかご側敷居10
と当たってしまうことになる。そこで、図3に示すよう
に、かご側敷居10における係合ローラ15a,15b
と当たる箇所には矩形状に切欠された逃げ部16が形成
されている。
【0012】かご側敷居10は、図4に示すように断面
略四角形の筒状となっており、このかご側敷居10の中
に箱形をした塞ぎ部材17が移動可能に装着されてい
る。図5および図6に示すように、かご側敷居10の内
側の上下部分には案内突起18,19が形成され、この
案内突起18,19は塞ぎ部材17に形成された係合溝
20,21と係合している。このため、塞ぎ部材17は
案内突起18,19に沿って移動する。このとき、塞ぎ
部材17は逃げ部16より大きいので逃げ部16に落ち
込んだりすることなく逃げ部16を塞いだり、空けたり
することができる。
【0013】塞ぎ部材17の両端には、それぞれ第1ロ
ープ22および第2ロープ23の一端が止着されてい
る。第1,第2ロープ22,23は図1に示すように、
支持フレーム2の両側に配設されたシーブ24,25に
掛けられ、さらにシーブ26,27に掛けられた後、か
ご側ドア4のハンガー6にそれぞれのロープ22,23
の他端が止着されている。
【0014】かご1が昇降路内を移動している間は、塞
ぎ部材17は逃げ部16から移動し、この逃げ部16は
空いた状態となっている。このため、かご1が昇降路内
を移動しても、かご側敷居10は各階の乗場から突出し
ている係合ローラ15a,15bに当たったりすること
はない。
【0015】かご1が目的階の乗場に到着すると、ドア
オペレーター8が駆動してかご側ドア4,5が開く。か
ご側ドア4,5が開くと、塞ぎ部材17は第2ロープ2
3によって引っ張られて移動し、逃げ部16を塞いでし
まう。このとき、かご側敷居10と乗場側敷居11との
隙間t2は約10mm程であり、また逃げ部16も塞が
れているために、車椅子や台車等が通過しても、この隙
間t2に車輪が挾まってしまったり、また隙間t2から昇
降路内へ物が落ちてしまうようなことはない。
【0016】次に、かご側ドア4,5が閉じられると、
かご1は乗場から発車する。このとき、第1ロープ22
によって塞ぎ部材17は引っ張られて移動し、逃げ部1
6は空けられる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
かご側敷居を乗場側敷居に近ずけてこの間の隙間を狭く
したので、この隙間に車椅子や台車等の車輪が挾まるよ
うなことはなくなり、前記隙間から昇降路内へ物が落ち
てしまうこともなくなる。また、かご側ドアを開けると
きには逃げ部を塞ぎ部材によって塞ぎ、前記かご側ドア
を閉めるときには前記逃げ部を空けるようにしたので、
かごの移動中にかご側敷居がドア連動従動部材に当たる
こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターの出入口構造の一実
施例を示す正面図。
【図2】この要部の平面図。
【図3】同上平面断面図。
【図4】この要部の斜視図。
【図5】逃げ部の平面図。
【図6】逃げ部の断面図。
【図7】従来のエレベーターの出入口構造の正面図。
【図8】従来のエレベーターの出入口構造の要部の平面
図。
【符号の説明】
4,5…かご側ドア 10…かご側敷居 14…カーカム 15a,15b…係合ローラ 16…逃げ部 17…塞ぎ部材 22…第1ロープ 23…第2ロープ 24,25,26,27…シーブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉駆動力によって開閉されるかご側ド
    アと、このかご側ドアの開閉を案内し乗場側敷居に近ず
    けて配設されたかご側敷居と、前記かご側ドアからの開
    閉駆動力を乗場側ドアに伝達するために係合可能に配設
    されたドア連動駆動部材およびドア連動従動部材と、か
    ごの出入口の両側に配設された一対のシーブと、前記ド
    ア連動従動部材から逃げるために前記かご側敷居に形成
    された逃げ部と、この逃げ部を塞ぐために前記かご側敷
    居に移動可能に設けられた塞ぎ部材と、一端がこの塞ぎ
    部材に止着され前記一対のシーブの一方に掛けられた後
    に前記かご側ドアに止着された第1ロープと、一端が前
    記塞ぎ部材に止着され前記一対のシーブの他方に掛けら
    れた後に前記かご側ドアに止着された第2ロープとを備
    え、前記かご側ドアを開けるときには、前記逃げ部を塞
    ぎ部材によって塞ぎ、前記かご側ドアを閉めるときには
    前記逃げ部を空けるようにしたことを特徴とするエレベ
    ーターの出入口構造。
  2. 【請求項2】 前記かご側敷居に案内部を形成し、この
    案内部に係合する係合部を前記塞ぎ部材に形成し、この
    塞ぎ部材を前記案内部に沿って移動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベーターの出入口構
    造。
JP26862894A 1994-11-01 1994-11-01 エレベーターの出入口構造 Withdrawn JPH08127484A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115