JP3383481B2 - エレベータの敷居隙間縮小装置 - Google Patents
エレベータの敷居隙間縮小装置Info
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Description
居隙間縮小装置に関するものである。
2枚片開き式の敷居隙間周りを示す断面図であり、図に
おいて1は乗場床、2は乗場床1の先端に設けられた乗
場敷居である。3は乗場側高速扉であり、この乗場側高
速扉3は、扉上部に設けられたハンガーローラを乗場枠
に架設されたレールに載せ(図示せず)、扉下部に設け
られたドアシュー3aを乗場敷居2の溝内に挿入して取
り付けられ、ハンガーローラがレールに案内され、ドア
シュー3aが乗場敷居2の溝内を摺動しつつ開閉動作す
る。4は乗場側高速扉3とともに乗場側扉を構成する乗
場側低速扉であり、この乗場側低速扉4は、扉上部に設
けられたハンガーローラを乗場枠に架設されたレールに
載せ(図示せず)、扉下部に設けられたドアシュー4a
を乗場敷居2の溝内に挿入して取り付けられ、乗場側高
速扉3の開閉動作に連動してハンガーローラがレールに
案内され、ドアシュー4aが乗場敷居2の溝内を摺動し
つつ開閉動作する。
れたかご敷居、7はかご側高速扉であり、このかご側高
速扉7は、扉上部に設けられたハンガーローラをかご枠
に架設されたレールに載せ(図示せず)、扉下部に設け
られたドアシュー7aをかご敷居6の溝内に挿入して取
り付けられ、ハンガーローラがレールに案内され、ドア
シュー7aがかご敷居6の溝内を摺動しつつ開閉動作す
る。8はかご側高速扉7とともにかご側扉を構成するか
ご側低速扉であり、このかご側低速扉8は、扉上部に設
けられたハンガーローラをかご枠に架設されたレールに
載せ(図示せず)、扉下部に設けられたドアシュー8a
をかご敷居6の溝内に挿入して取り付けられ、かご側高
速扉7の開閉動作に連動してハンガーローラがレールに
案内され、ドアシュー8aがかご敷居6の溝内を摺動し
つつ開閉動作する。
動装置、10は駆動装置9により進退動作される駆動
軸、11は駆動軸10の先端に取り付けられて、その上
面がかご敷居6の上面と同じ面位置となるようにかご敷
居6の先端に沿って延設された可動敷居である。ここ
で、駆動装置9、駆動軸10および可動敷居11により
敷居隙間縮小装置が構成されている。
隙間縮小装置の動作について説明する。かごが着床する
と、乗場側高速扉3および乗場側低速扉4が開動作する
とともに、かご側高速扉7およびかご側低速扉8が開動
作して、乗場出入口およびかご出入口が開けられる。そ
して、駆動装置9が駆動されて、駆動軸10が乗場敷居
2の方向に進出される。この駆動軸10の進出動作によ
り可動敷居11が乗場敷居2側に移動し、乗場敷居2と
かご敷居6との中間位置で駆動装置9の駆動が停止され
る。乗場敷居2とかご敷居6との隙間は可動敷居11に
より均等に分割されて、敷居隙間が縮小する。そこで、
コロが敷居隙間に落ちたりせず、台車や車椅子などでも
スムーズに乗り降りできる。かごへの乗り降りが終われ
ば、駆動装置9が駆動されて、駆動軸10がかご敷居2
の方向に退却される。そして、可動敷居11がかご敷居
6に密接した後、駆動装置9の駆動が停止され、乗場側
高速扉3および乗場側低速扉4が閉動作するとともに、
かご側高速扉7およびかご側低速扉8が閉動作して、乗
場出入口およびかご出入口が閉じられる。
居隙間縮小装置は以上のように構成されているので、可
動敷居11を駆動させる駆動装置9が必要となるととも
に、かご側扉や乗場側扉の開閉動作に同期して駆動装置
9を駆動させる制御装置が必要となるという課題があっ
た。また、可動敷居11が駆動軸10のみで支持されて
いるので、台車や車椅子などが乗場敷居2とかご敷居6
との間の敷居隙間を通過する際のコロの衝撃が全て駆動
軸10を通じて駆動装置9に加わり、駆動装置9の回転
子の軸受や取付部に負担がかかり損傷事故を生じやすい
という課題もあった。
ためになされたもので、かご側扉の開閉力を駆動源とし
て、特別な駆動装置や制御装置を不要とし、構成の簡素
化が図られるとともに、耐衝撃性を改善してコロの衝撃
による損傷事故の発生を抑えるエレベータの敷居隙間縮
小装置を得ることを目的とする。
係るエレベータの敷居隙間縮小装置は、かご敷居にかご
扉の開閉方向と平行で、かつ、水平な回転軸廻りに倒及
び立の2状態をとるように回動可能に取り付けられ、倒
状態ではかご敷居と乗場敷居とに架け渡されて敷居隙間
を縮小させ、立状態では敷居隙間を通常使用状態に復帰
させる渡し板組立体と、かご扉の開閉方向の移動力を回
転トルクに変換し、この回転トルクにより渡し板組立体
を回転軸廻りに回動駆動させる駆動部とを備え、前記駆
動部は、前記回転軸に同軸的に一体化された駆動軸と、
前記駆動軸の外周面に設けられた螺旋溝と、前記螺旋溝
に係合して螺旋溝に案内されて移動する係合ピンと、か
ご扉と前記係合ピンとを連結し前記かご扉の開閉動作に
連動して前記係合ピンを往復直線移動させる連結部とか
ら構成されているものである。
敷居隙間縮小装置は、上記第1の発明において、螺旋溝
がかご扉の全閉手前から全閉位置に対応する係合ピンの
往復直線移動範囲にわたって設けられているものであ
る。
敷居隙間縮小装置は、上記第1の発明において、連結部
は、螺旋溝に係合する係合ピンが内周面に突設されて駆
動軸に遊嵌された環体と、一端がかご扉に固着され、他
端が前記環体に固着された連結片とから構成されている
ものである。
敷居隙間縮小装置は、かご敷居にかご扉の開閉方向と平
行で、かつ、水平な回転軸廻りに倒及び立の2状態をと
るように回動可能に取り付けられ、倒状態ではかご敷居
と乗場敷居とに架け渡されて敷居隙間を縮小させ、立状
態では敷居隙間を通常使用状態に復帰させる渡し板組立
体と、かご扉の開閉方向の移動力を回転トルクに変換
し、この回転トルクにより渡し板組立体を回転軸廻りに
回動駆動させる駆動部とを備え、前記渡し板組立体は、
かごの出入口の両端に相対して平行に配置され、一端が
前記回転軸に固定され、他端に乗場敷居接触面を有する
一対の支持板と、この一対の支持板に架け渡されて、該
渡し板組立体の倒状態時に前記かご敷居および前記乗場
敷居とほぼ同じ面位置となるように敷居隙間内に位置す
る渡し板と、かご敷居に取り付けられて前記回転軸を軸
支する軸受とから構成されているものである。
敷居隙間縮小装置は、上記第4の発明において、支持板
の乗場敷居接触面に緩衝ゴムが設けられているものであ
る。
について説明する。図1はこの発明の一実施の形態に係
る敷居隙間縮小装置を搭載したエレベータを示す要部平
面図、図2は図1のII−II矢視断面図であり、図に
おいて図7に示した従来のエレベータと同一または相当
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図にお
いて、15はかご敷居6の先端にかご側扉の開閉方向と
平行で、かつ、水平な回転軸16廻りに倒及び立の2状
態をとるように回動可能に取り付けられた渡し板組立体
であり、この渡し板組立体15は倒状態ではかご敷居6
と乗場敷居2とに架け渡されて敷居隙間を縮小させ、立
状態では該敷居隙間を通常使用状態に復帰させるように
構成されている。17は駆動部であり、この駆動部17
はかご側扉の開閉方向の移動力を回転トルクに変換し、
この回転トルクにより渡し板組立体15を回転軸16廻
りに回転駆動するように構成されている。
成について図1乃至図3を参照しつつ説明する。軸受2
0がかご敷居6の先端側(乗場敷居2側)のかごの出入
口の両端に相対して取り付けられ、一対の回転軸16,
16が各軸受20により軸支されている。これらの回転
軸16,16は軸心がかご側扉の開閉方向と平行で、水
平で、かつ、互いに一致するように取り付けられてい
る。そして、一対の支持板21,21が各回転軸16に
回転軸止めネジ22によりそれぞれ締着固定されてい
る。これらの支持板21,21は互いに平行に取り付け
られ、それぞれの端部に乗場敷居接触面21aが設けら
れ、さらに中央上端に渡し板取付片21bが設けられて
いる。また、渡し板23が両端部を固定ネジ24および
ナット25により渡し板取付片21bに締着固定され
て、一対の支持板21,21に架け渡されて取り付けら
れている。この時、渡し板23と渡し板取付片21bと
の間には緩衝ゴム26が挟持され、乗場敷居接触面21
aにも緩衝ゴム27が取り付けられている。さらに、渡
し板23の中央上面は、回転軸16が回動されて支持板
21の乗場敷居接触面21aが乗場敷居2上に載置され
た際に、かご敷居6および乗場敷居2の上面とほぼ同じ
面位置になっている。
図1乃至図5を参照しつつ説明する。一方の回転軸16
には駆動軸30が同軸的に一体に形成され、この駆動軸
30の他端はかご敷居6に取り付けられた軸受31に軸
支されている。さらに、この駆動軸30は、軸受31側
の小径部30aと回転軸16側の大径部30bとから構
成されている。そして、大径部30bの外周面には螺旋
溝32が設けられている。この駆動軸30には環体とし
てのリング体33が遊嵌され、リング体33の内周面に
は係合ピン34が径方向内方に突設されている。そし
て、この係合ピン34が螺旋溝32内に摺動自在に係合
している。さらに、このリング体33は連結片35によ
りかご側扉、この場合かご側低速扉8に連結一体化され
ている。なお、螺旋溝32は溝の両端が周方向で約90
°回転しており、その小径部30a側の端部が幅広に形
成されている。そして、螺旋溝32はかご側扉の全閉手
前(例えば、全閉位置から150〜250mm手前)か
ら全閉位置に対応する係合ピン34の往復直線移動範囲
にわたって設けられている。さらに、駆動軸30の小径
部30aは係合ピン34と係合しないように小径に形成
されている。
小装置の動作について説明する。まず、かご側扉が閉じ
られている場合には、係合ピン34は図4のAで示され
る螺旋溝32内に位置して、図6の(a)に示されるよ
うに、渡し板組立体15が立状態、すなわち通常使用状
態となっており、かご敷居6と乗場敷居2との間の敷居
隙間が所定分あいて、かごの運行の障害となることがな
い。そして、かごが着床すると、かご側扉が開かれる。
この時、かご側高速扉7がまず開動作をし、出入口が所
定量あけられると、かご側低速扉8がかご側高速扉7の
開動作に連動して開動作を行う。そして、かご側低速扉
8の開動作に連動してリング体33が駆動軸30に沿っ
て図1中右方向に移動する。そして、係合ピン34が螺
旋溝32に案内されて図4のAからBを経てCに移動す
る。係合ピン34はリング体33とともに直線移動する
ことから、係合ピン34と螺旋溝32との係合から直線
移動力が回転トルクに変換され、駆動軸30が回動され
る。そこで、駆動軸30と一体に構成されている回転軸
16が回動され、渡し板組立体15が回動される。この
螺旋溝32は両端(図4のAとC)の位置が周方向で約
90°回転しているので、渡し板組立体15は回転軸1
6を回動中心として回動し、図6の(a)から図6の
(b)を経て図6の(c)の状態となる。そこで、支持
板21の乗場敷居接触面21a、すなわち緩衝ゴム27
が乗場敷居2上に当接して、渡し板組立体15がかご敷
居6と乗場敷居2とに架け渡され、渡し板23が敷居隙
間内に位置し、敷居隙間が縮小される。この渡し板組立
体15は、かご側扉が150〜250mm開いた時にか
ご敷居6と乗場敷居2とに架け渡される。
高い位置にあるときには、係合ピン34が螺旋溝32の
途中位置(例えば図4のBの位置)で渡し板組立体15
が図4の(c)の状態となる。また、乗場敷居2がかご
敷居6に比べて低い位置にあるときには、係合ピン34
が螺旋溝32の端部位置で渡し板組立体15が図4の
(b)の状態となり、係合ピン34が螺旋溝32の端部
の幅広部に到達した際に螺旋溝32との係合が解除さ
れ、渡し板組立体15は自重により乗場敷居2側に倒れ
て図4の(c)の状態となる。さらにかご側低速扉8が
あけられると、リング体33が駆動軸30の小径部30
aに沿って移動し、係合ピン34と駆動軸30との係合
がなくなる。そこで、駆動軸30は回転することなく、
渡し板組立体15の倒状態が確保される。かごの出入口
が全開されると、コロが敷居隙間に落ちたりせず、台車
や車椅子などでもスムーズに乗り降りできる。
とかご側扉が閉じられる。この時、かご側高速扉7がま
ず閉動作をし、出入口が所定量閉じられると、かご側低
速扉8がかご側高速扉7の閉動作に連動して閉動作を行
う。このかご側低速扉8の閉動作に連動してリング体3
3が駆動軸30に沿って図1中左方向に移動する。そし
て、係合ピン34が螺旋溝32に係合すると、係合ピン
34の直線移動力が回転トルクに変換されて駆動軸30
の回動が開始され、渡し板組立体15がかご側扉の全閉
手前150〜250mmの位置から起立し始める。さら
にかご側低速扉8が閉動作して全閉すると、係合ピン3
4が螺旋溝32の端部(図4のAの位置)に至り、渡し
板組立体15は図6の(a)に示すように完全に起立状
態となる。そこで、敷居隙間が通常使用状態に復帰し、
かごが障害なく運行される。なお、乗場敷居2とかご敷
居6との高低差にかかわらず、係合ピン34は螺旋溝3
2の端部の幅広部に案内されて螺旋溝32に係合される
ことになる。
ご敷居6にかご側低速扉8の開閉方向と平行で、かつ、
水平な回転軸16廻りに倒及び立の2状態をとるように
回動可能に取り付けられ、倒状態ではかご敷居6と乗場
敷居2とに架け渡されて敷居隙間を縮小させ、立状態で
は敷居隙間を通常使用状態に復帰させる渡し板組立体1
5と、かご側低速扉8の開閉方向の移動力を回転トルク
に変換し、この回転トルクにより渡し板組立体15を回
転軸16廻りに回動駆動させる駆動部17とを備えてい
るので、かご側扉の開閉動作に同期して渡し板組立体1
5を駆動する特別な駆動装置が不要となり、構成の簡素
化が図られるとともに、渡し板組立体15がかご敷居6
と乗場敷居2との間に架け渡され、コロの衝撃が分散さ
れて回転軸16や軸受20にかかる負担が抑えられ、損
傷事故の発生を防止することができる。
に一体化された駆動軸30と、駆動軸30の大径部30
b外周面に設けられた螺旋溝32と、螺旋溝32に係合
して螺旋溝32に案内されて移動する係合ピン34と、
かご側低速扉8と係合ピン34とを連結しかご側低速扉
8の開閉動作に連動して係合ピン34を往復直線移動さ
せる連結片35とから構成されているので、特別な電気
的な駆動装置を用いることなく、簡易な構成でかご扉の
開閉動作に同期して渡し板組立体15を駆動できる駆動
部が得られる。
ら全閉位置に対応する係合ピン34の往復直線移動範囲
にわたって設けられているので、渡し板組立体15の起
立動作がかご側扉の全閉間近で行われ、人の出入りの障
害となることがない。
が内周面に突設されて駆動軸30に遊嵌されたリング体
33と、一端がかご側低速扉8に固着され、他端がリン
グ体33に固着された連結片35とから連結部17が構
成されているので、かご側低速扉8の開閉方向の移動力
を係合ピン34に伝達できる機構を簡易な構成で構成す
ることができ、さらには電気的な制御装置を用いること
なくかご側低速扉8の開閉動作に同期して渡し板組立体
15を駆動できる。
の両端に相対して平行に配置され、一端が回転軸16に
固定され、他端に乗場敷居接触面21aを有する一対の
支持板21,21と、この一対の支持板21,21に架
け渡されて、渡し板組立体15の倒状態時にかご敷居6
および乗場敷居2とほぼ同じ面位置となるように敷居隙
間内に位置する渡し板23と、かご敷居6に取り付けら
れて回転軸16を軸支する軸受20とから構成されてい
るので、簡易な構成で、コロの衝撃を分散できる渡し板
組立体15が得られる。
に緩衝ゴム27が設けられているので、台車などが渡し
板組立体15の渡し板23上を通過する際のコロの衝撃
が緩衝ゴム27により吸収され、回転軸16にかかる衝
撃荷重を軽減することができる。また、渡し板23と支
持板21との間に緩衝ゴム26が設けられているので、
同様に回転軸16にかかる衝撃荷重を軽減することがで
きる。
駆動軸30とが一体に形成されているものとしている
が、回転軸16と駆動軸30とを別体で構成してもよ
い。この場合、駆動軸30の回転トルクが回転軸16に
伝達できるように両者を連結すればよい。また、上記実
施の形態では、かご側扉の全閉位置手前から全開位置ま
でかご側扉の開閉方向の移動力を回転トルクに変換しな
いように、駆動軸30に係合ピン34と係合しない小径
部30aを設けるものとしているが、駆動軸30を大径
部のみで構成し、駆動軸の外周面に螺旋溝32に連続し
て直線溝を設けれてもよい。この場合、かご側扉の全閉
位置手前から全開位置までの間において、かご側低速扉
8の開閉方向の移動と連動して係合ピン34が直線移動
する際に、係合ピン34は直線溝に案内されて移動す
る。そこで、係合ピン34の直線移動力が回転トルクに
変換されず、回転軸16が回動されず、渡し板組立体1
5の倒状態もしくは立状態が保持される。この時、直線
溝の溝幅を係合ピン34の外径より大きくすれば、乗場
敷居2とかご敷居6との高低差があっても、渡し板組立
体15の倒状態もしくは立状態を保持することができ
る。
枚戸2枚片開き式のエレベータに適用した場合について
説明しているが、この発明は横方向スライド方式のエレ
ベータ、例えば3枚戸3枚片開き式や2枚戸中央開き式
のエレベータに適用することができる。
装置を搭載したエレベータを示す要部平面図である。
敷居隙間縮小装置の渡し板組立体を示す分解斜視図であ
る。
敷居隙間縮小装置の駆動部を示す平面図である。
敷居隙間縮小装置の動作を説明する側面図である。
図である。
渡し板組立体、16回転軸、17 駆動部、20 軸
受、21 支持板、21a 乗場敷居接触面、23 渡
し板、27 緩衝ゴム、30 駆動軸、32 螺旋溝、
33 リング体(環体、連結部)、34 係合ピン、3
5 連結片(連結部)。
Claims (5)
- 【請求項1】 かご敷居にかご扉の開閉方向と平行で、
かつ、水平な回転軸廻りに倒及び立の2状態をとるよう
に回動可能に取り付けられ、倒状態ではかご敷居と乗場
敷居とに架け渡されて敷居隙間を縮小させ、立状態では
前記敷居隙間を通常使用状態に復帰させる渡し板組立体
と、前記かご扉の開閉方向の移動力を回転トルクに変換
し、この回転トルクにより前記渡し板組立体を前記回転
軸廻りに回動駆動させる駆動部とを備えたエレベータの
敷居隙間縮小装置において、 前記駆動部は、前記回転軸に同軸的に一体化された駆動
軸と、前記駆動軸の外周面に設けられた螺旋溝と、前記
螺旋溝に係合して該螺旋溝に案内されて移動する係合ピ
ンと、前記かご扉と前記係合ピンとを連結し該かご扉の
開閉動作に連動して該係合ピンを往復直線移動させる連
結部とから構成されている ことを特徴とするエレベータ
の敷居隙間縮小装置。 - 【請求項2】 螺旋溝がかご扉の全閉手前から全閉位置
に対応する係合ピンの往復直線移動範囲にわたって設け
られていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ
の敷居隙間縮小装置。 - 【請求項3】 連結部は、螺旋溝に係合する係合ピンが
内周面に突設されて駆動軸に遊嵌された環体と、一端が
かご扉に固着され、他端が前記環体に固着された連結片
とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の
エレベータの敷居隙間縮小装置。 - 【請求項4】 かご敷居にかご扉の開閉方向と平行で、
かつ、水平な回転軸廻りに倒及び立の2状態をとるよう
に回動可能に取り付けられ、倒状態ではかご敷居と乗場
敷居とに架け渡されて敷居隙間を縮小させ、立状態では
前記敷居隙間を通常使用状態に復帰させる渡し板組立体
と、前記かご扉の開閉方向の移動力を回転トルクに変換
し、この回転トルクにより前記渡し板組立体を前記回転
軸廻りに回動駆動させる駆動部とを備えたエレベータの
敷居隙間縮小装置において、 前記 渡し板組立体は、かごの出入口の両端に相対して平
行に配置され、一端が前記回転軸に固定され、他端に乗
場敷居接触面を有する一対の支持板と、この一対の支持
板に架け渡されて、該渡し板組立体の倒状態時に前記か
ご敷居および前記乗場敷居とほぼ同じ面位置となるよう
に敷居隙間内に位置する渡し板と、前記かご敷居に取り
付けられて前記回転軸を軸支する軸受とから構成されて
いることを特徴とするエレベータの敷居隙間縮小装置。 - 【請求項5】 支持板の乗場敷居接触面に緩衝ゴムが設
けられていることを特徴とする請求項4記載のエレベー
タの敷居隙間縮小装置。
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JP21378395A JP3383481B2 (ja) | 1995-08-22 | 1995-08-22 | エレベータの敷居隙間縮小装置 |
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1995
- 1995-08-22 JP JP21378395A patent/JP3383481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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