JP4955279B2 - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4955279B2 JP4955279B2 JP2006029952A JP2006029952A JP4955279B2 JP 4955279 B2 JP4955279 B2 JP 4955279B2 JP 2006029952 A JP2006029952 A JP 2006029952A JP 2006029952 A JP2006029952 A JP 2006029952A JP 4955279 B2 JP4955279 B2 JP 4955279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- sill
- car
- movable
- movable sill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
実施の形態1.
図1および図2はそれぞれこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図であり、図1は戸全閉状態を示し、図2は戸全開状態を示している。図3および図4はそれぞれこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における可動敷居駆動機構の動作を説明する模式図であり、図3は戸全開状態を示し、図4は戸全閉状態を示している。図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全開状態を示す要部正面図、図6は図5のVI−VI矢視断面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全閉状態を示す要部正面図、図8は図7のVIII−VIII矢視断面図である。
また、ストッパ12が本体部10aのかご側戸4の開閉方向の両側壁面に突設され、可動敷居10を軸11周りに図6中時計方向に回動させた際に、かご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接し、可動敷居10を作動位置に位置決めする。また、ストッパ30が凹部9の壁面に突設され、可動敷居10を軸11周りに図8中反時計方向に回動させた際に、可動敷居10の作動片10bに当接し、可動敷居10を退避位置に位置決めする。さらに、復帰ばね13が、各隙間Bを利用して、ストッパ12をかご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接させる方向に付勢するように、かご側敷居5と本体部10aとの間に伸長状態に取り付けられている。
一方、張力調整用ばね29は、戸全閉状態から戸全閉直前までの間のかご側戸4の開閉動作時では、伸長状態(最長の伸長長さ)をとり、張力調整用滑車28が最上位置に位置し、戸全開状態では、収縮状態(最短の伸長長さ)をとり、張力調整用滑車28を最下位置に保持する。そして、戸全開状態から戸全閉直前までの間でのかご側戸4の開閉動作時にのみ、張力調整用滑車28の昇降動作が行われる。
まず、戸全開状態では、図3に示されるように、可動敷居10は、復帰ばね13の付勢力により、ストッパ12がかご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接するまで軸11周りに時計回りに回動し、かご側敷居5と同一面位置となって切り欠き8を塞いでいる。即ち、可動敷居10は、図5および図6に示されるように、作動位置に位置している。この時、復帰ばね13および張力調整用ばね29は、収縮状態をとり、ワイヤ27の緊張状態が保持される。また、張力調整用滑車28は、最下位置に保持されている。
この時、図4に示されるように、張力調整用滑車28は最上位置に位置し、張力調整用ばね29にはその伸張分のばね力が蓄勢される。また、復帰ばね13には、その伸長分のばね力が蓄勢される。そして、この復帰ばね13の蓄勢力がワイヤ27を介してかご側戸4に受けられ、可動敷居10が退避位置に保持される。
また、可動敷居駆動機構は、かご側戸4の開閉力を可動敷居10に伝達するワイヤ27と、ワイヤ27の走行方向を変えつつワイヤ27の延線経路を構築する第1乃至第6滑車20〜26と、を備えている。そこで、かご側戸4の開閉力を可動敷居10の回動力に変換する機構が、大掛かりな機構を用いることなく、簡易な構成で実現でき、低コスト化が図られる。
さらに、戸全閉状態から戸全閉直前までの数十mmの範囲でのかご側戸4の開閉動作時にのみ、可動敷居10の軸11周りの回動動作が行われるので、乗客の目にふれないときに可動敷居10を回動させることができる。
図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ装置におけるかご側敷居の切り欠きを示す断面図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ装置における可動敷居を示す断面図、図11は図10のXI−XI矢視断面図である。なお、図11において、左半分は係止ピンの埋没状態を示し、右半分は係止ピンの延出状態を示している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
ついで、かご側戸4がさらに開けられると、ワイヤ27は張力調整用ばね29を収縮させつつ走行する。この時、張力調整用滑車28が最上位置から最下位置に向かって下降する。そして、かご側戸4が戸全開状態まで開けられると、張力調整用滑車28が最下位置に到達し、張力調整用ばね29の収縮が停止する。
なお、係止ピン40による可動敷居10Aの回動規制動作および回動規制解除動作は、戸全閉直前での数mmの戸開閉時に行われる。
また、可動敷居10Aが作動位置に位置しているときに、係止ピン40を係合穴31に挿入して可動敷居10Aの軸11周りの回動を規制するようにしているので、車両が可動敷居10A上を移動しているときに可動敷居10Aが回動するようなことが防止され、車両を使用する乗客がスムーズに乗り降りできる。
また、上記各実施の形態では、可動敷居10,10Aを回動させるためのかご側戸4の開閉力として、かご側戸4の開閉移動に伴って発生する力を利用するものとしているが、かご側戸4の開閉力として、かご側戸4を開閉駆動する戸開閉機構の駆動モータの回転力を利用するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、可動敷居10,10Aが戸全閉状態と戸全閉直前との間の戸開閉動作時にのみ回動動作するものとして説明しているが、可動敷居10,10Aの回動動作時期は上記のものに限定されるものではなく、可動敷居10,10Aが戸全閉時に退避位置に位置し、戸全開時に作動位置に位置していればよい。
Claims (2)
- 昇降路内に昇降自在に配設されたかごと、
上記かごの着床時に、乗り場側敷居に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように該かごに設けられたかご側敷居と、
かご側戸の乗り場側壁面の上部側に配設された係合部材と、
上記かごの着床時に上記係合部材に係合するように乗り場側戸のかご側壁面に配設され、該係合部材と係合して上記かご側戸の開閉力を該乗り場側戸に伝達する被係合部材と、
鉛直方向から見て上記被係合部材を内包するように上記かご側敷居に形成された乗り場側に開口する切り欠きと、
上記切り欠き内に位置し、かつ、その反乗り場側端部を軸方向を上記かご側戸の開閉方向とする軸に回動自在に支持されて上記かご側敷居に取り付けられ、上記かご側敷居の上面と同一面位置となって上記切り欠きを閉塞する作動位置とその乗り場側端部を下方にするように上記軸周りに回動して鉛直方向から見て上記被係合部材と重ならない退避位置との間を移動する可動敷居と、
上記可動敷居と上記かご側敷居との間に配設されて、該可動敷居を上記軸周りに回動させて上記作動位置に位置させるように付勢する復帰ばねと、
上記かご側戸の開閉力を上記可動敷居に伝達するワイヤを有し、戸閉時には、上記復帰ばねの付勢力に抗して上記可動敷居を上記作動位置から上記退避位置に移行するように上記軸周りに回動させ、戸開時には、上記復帰ばねの蓄勢力を放勢させて上記可動敷居を上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動させる可動敷居駆動機構と、
一端が上記かご側戸に固着され、他端が上記可動敷居に固着されて、上記かご側戸の開閉力を上記可動敷居に伝達するワイヤ、および上記ワイヤが掛け渡されて上記かご側戸から上記可動敷居に至るワイヤ走行経路を形成する複数の滑車を有し、戸閉時には、上記復帰ばねの付勢力に抗して上記可動敷居を上記作動位置から上記退避位置に移行するように上記軸周りに回動させ、戸開時には、上記復帰ばねの蓄勢力を放勢させて上記可動敷居を上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動させる可動敷居駆動機構と、
上記複数の滑車の中の隣り合う一対の滑車間に上記ワイヤが掛けられた状態で移動可能に構成され、戸全閉直前で上記一対の滑車間のワイヤ走行経路長さが最小となるように設定された張力調整用滑車と、
上記復帰ばねのばね力より小さいばね力を有し、上記一対の滑車間の上記ワイヤ走行経路長さが長くなる方向に上記張力調整用滑車を付勢する張力調整用ばねと、を備え、
上記可動敷居は、戸全閉直前と戸全閉状態との間の戸開閉時に、上記作動位置から上記退避位置に、又は上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動され、戸全閉直前と戸全開状態との間の戸開閉時には、上記作動位置に保持されることを特徴とするエレベータ装置。 - 上記かご側敷居に設けられた係合穴と、
上記ワイヤの端部に連結されて上記可動敷居に出没自在に設けられ、上記可動敷居から延出して上記係合穴に挿入されて該可動敷居の上記軸周りの回動を規制して該可動敷居を上記作動位置に保持し、上記可動敷居内に埋没して該係合穴から抜けて該可動敷居の上記軸周りの回動規制を解除とする係止ピンと、
上記係止ピンを延出するように付勢するスプリングと、を備え、
上記係合ピンは、戸開動作において、上記かご側戸が上記戸全閉直前に到達したときに、上記スプリングの付勢力により上記可動敷居から延出して上記係合穴に挿入されて上記可動敷居の上記軸周りの回動を規制し、戸閉動作において、上記かご側戸が上記戸全閉直前に到達したときに、上記スプリングの付勢力に抗して上記可動敷居内に埋没して上記係合穴から引き抜かれて上記可動敷居の上記軸周りの回動規制を解除することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006029952A JP4955279B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006029952A JP4955279B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | エレベータ装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007210712A JP2007210712A (ja) | 2007-08-23 |
JP2007210712A5 JP2007210712A5 (ja) | 2008-04-03 |
JP4955279B2 true JP4955279B2 (ja) | 2012-06-20 |
Family
ID=38489486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006029952A Expired - Fee Related JP4955279B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4955279B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101514317B1 (ko) * | 2014-07-15 | 2015-04-24 | (주)대성티엠씨 | 승강대용 무동력 개폐장치 |
CN108439112A (zh) * | 2018-03-06 | 2018-08-24 | 林锦穗 | 一种连续运行的保护型电梯机构 |
KR102273089B1 (ko) * | 2020-04-22 | 2021-07-06 | 한국미쓰비시엘리베이터 주식회사 | 승강기의 회전식 문턱, 승강기의 회전식 문턱 시스템 및 이를 포함하는 승강기 |
CN113493160B (zh) * | 2021-07-26 | 2023-01-06 | 日立电梯(中国)有限公司 | 一种电梯轿门强度贯标的改造方法及其改造装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04235890A (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-24 | Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd | エレベータの敷居装置 |
JPH08127484A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Otis Elevator Co | エレベーターの出入口構造 |
JP3255868B2 (ja) * | 1997-03-13 | 2002-02-12 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータ用敷居隙間閉塞装置 |
-
2006
- 2006-02-07 JP JP2006029952A patent/JP4955279B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007210712A (ja) | 2007-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5940220B2 (ja) | エレベータのかごドアロック装置 | |
KR101858911B1 (ko) | 엘리베이터의 엘리베이터 칸 도어 장치 | |
JP2011148635A (ja) | エレベータのドア装置 | |
US20070056810A1 (en) | Method for Carrying Out Maintenance and Inspection Operations at an Elevator Installation | |
JP2009113976A (ja) | エレベータのドア装置 | |
JP5448306B2 (ja) | エレベータのかご側ドア施錠装置 | |
JP2011063384A (ja) | エレベータドア係合装置 | |
JP4955279B2 (ja) | エレベータ装置 | |
KR20100004987A (ko) | 엘리베이터의 출입구장치 | |
KR20120042948A (ko) | 엘리베이터의 도어 결합 장치 | |
JP2009203068A (ja) | エレベータのかご位置保持装置 | |
JP5579159B2 (ja) | エレベータのドアロック機構 | |
JP4680795B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2015151269A (ja) | エレベータ用乗りかご敷居間継装置 | |
JP2010013214A (ja) | エレベータのドア装置 | |
JP4791153B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2008001521A (ja) | エレベータの敷居装置 | |
JP4759379B2 (ja) | エレベータのドア用係合装置 | |
JP2007084294A (ja) | エレベータのドアシステム | |
JP2013001482A (ja) | エレベータのドア装置、及びエレベータの敷居溝閉塞装置 | |
JP2009166953A (ja) | エレベータのドア装置 | |
JP4135453B2 (ja) | エレベータドア装置 | |
CN113544076A (zh) | 电梯的轿厢门装置 | |
JP7425528B2 (ja) | エレベータのかごドア装置 | |
JP7153250B1 (ja) | エレベータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080220 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120313 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |