JP4955279B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータ装置に関し、特にかごが乗り場に着床した際に生じる乗り場側敷居とかご側敷居との間の隙間を縮小できるエレベータ装置に関するものである。
一般に、エレベータ装置においては、かごが乗り場に着床すると、かご側戸に装着されているベーンが乗り場側戸に装着されているドライブローラに嵌合し、かご側戸の開閉力が乗り場側戸に伝達され、乗り場側戸がかご側戸の開閉動作に同期して開閉するようになっている。そこで、かごの昇降動作時に、ベーンおよびドライブローラが乗り場側敷居およびかご側敷居に干渉しないように、かご側敷居と乗り場側敷居との間には、約30mm程度の隙間が生じていた。このため、車椅子、ベビーカー、手押し車、ショッピングカーなどの車両を使用する乗客がエレベータ装置を利用すると、車両の車輪がかご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間に落ち込む恐れがあった。
このような状況を鑑み、回動動作により、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を塞ぐように細長に形成されるとともに、両端部には長さ方向にガイド棒を突出させた塞ぎ部材と、かごに設けられ、ガイド棒を上下方向に案内して塞ぎ部材が開閉動作可能となるように構成されたガイド機構と、塞ぎ部材とかご側戸の開閉モータとの間に連結され、塞ぎ部材をかご側戸の開閉動作に連動して駆動する駆動機構と、を備え、かごの着床時に、塞ぎ部材をかご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間に位置させるようにしたエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−229773号公報
従来のエレベータ装置では、かごの出入り口幅より長い塞ぎ部材が、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を塞ぐ位置とかご側敷居下部に退避する位置との間を回動可能にかごに取り付けられているので、その駆動機構が大掛かりなものとなり、低コスト化が図れないという課題があった。
その改善策として、切り欠きを乗り場側に開口するようにかご側敷居に形成し、かつ、ベーンとドライブローラとをかご側敷居の切り欠き上部で嵌合させるようにして、かごの昇降時におけるかご側敷居とドライブローラとの干渉を回避すると共に、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を縮小することが考えられる。しかし、この場合、かご側敷居が切り欠きにより凹凸形状となるので、切り欠きがかごに乗り降りする乗客に見られてしまい、意匠性が低下してしまうという新たな課題が生じてしまう。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、かごの昇降時におけるドライブローラとの干渉を回避する切り欠きを乗り場側に開口するようにかご側敷居に形成し、かつ、切り欠きを閉塞する可動敷居をかご側敷居に設け、かご側戸の開閉力を活用して可動敷居を作動させて切り欠きを閉塞するようにして、簡易な構成で低コスト化を図り、かつ、意匠性の低下を抑えて、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を縮小できるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内に昇降自在に配設されたかごと、上記かごの着床時に、乗り場側敷居に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように該かごに設けられたかご側敷居と、かご側戸の乗り場側壁面の上部側に配設された係合部材と、上記かごの着床時に上記係合部材に係合するように乗り場側戸のかご側壁面に配設され、該係合部材と係合して上記かご側戸の開閉力を該乗り場側戸に伝達する被係合部材と、鉛直方向から見て上記被係合部材を内包するように上記かご側敷居に形成された乗り場側に開口する切り欠きと、上記切り欠き内に位置し、かつ、その反乗り場側端部を軸方向を上記かご側戸の開閉方向とする軸に回動自在に支持されて上記かご側敷居に取り付けられ、上記かご側敷居の上面と同一面位置となって上記切り欠きを閉塞する作動位置とその乗り場側端部を下方にするように上記軸周りに回動して鉛直方向から見て上記被係合部材と重ならない退避位置との間を移動する可動敷居と、上記可動敷居と上記かご側敷居との間に配設されて、該可動敷居を上記軸周りに回動させて上記作動位置に位置させるように付勢する復帰ばねと、一端が上記かご側戸に固着され、他端が上記可動敷居に固着されて、上記かご側戸の開閉力を上記可動敷居に伝達するワイヤ、および上記ワイヤが掛け渡されて上記かご側戸から上記可動敷居に至るワイヤ走行経路を形成する複数の滑車を有し、戸閉時には、上記復帰ばねの付勢力に抗して上記可動敷居を上記作動位置から上記退避位置に移行するように上記軸周りに回動させ、戸開時には、上記復帰ばねの蓄勢力を放勢させて上記可動敷居を上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動させる可動敷居駆動機構と、上記複数の滑車の中の隣り合う一対の滑車間に上記ワイヤが掛けられた状態で移動可能に構成され、戸全閉直前で上記一対の滑車間のワイヤ走行経路長さが最小となるように設定された張力調整用滑車と、上記復帰ばねのばね力より小さいばね力を有し、上記一対の滑車間の上記ワイヤ走行経路長さが長くなる方向に上記張力調整用滑車を付勢する張力調整用ばねと、を備えている。そして、上記可動敷居は、戸全閉直前と戸全閉状態との間の戸開閉時に、上記作動位置から上記退避位置に、又は上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動され、戸全閉直前と戸全開状態との間の戸開閉時には、上記作動位置に保持される。
この発明によれば、戸全閉状態では、可動敷居が退避位置に位置され、かごの昇降時における被係合部材とかご側敷居との衝突が切り欠きにより回避される。そこで、被係合部材とかご側敷居との衝突を回避するために、かご側敷居と乗り場側敷居との間の隙間を過度に開ける必要がなく、当該隙間の縮小化が実現される。また、戸全開状態では、可動敷居板が作動位置に位置し、切り欠きが可動敷居により閉塞される。そこで、車両を使用する乗客が、車両の車輪を当該隙間に落とすようなことが防止されるとともに、切り欠きによる凹凸が視覚的に見にくくなり、意匠性が向上される。さらに、可動敷居駆動機構は新たな動力源を必要とせず、簡易な構成で実現でき、低コスト化が図られる。
以下、本願の実施例を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1および図2はそれぞれこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図であり、図1は戸全閉状態を示し、図2は戸全開状態を示している。図3および図4はそれぞれこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における可動敷居駆動機構の動作を説明する模式図であり、図3は戸全開状態を示し、図4は戸全閉状態を示している。図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全開状態を示す要部正面図、図6は図5のVI−VI矢視断面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全閉状態を示す要部正面図、図8は図7のVIII−VIII矢視断面図である。
各図において、エレベータ装置は、昇降路1を昇降するかご2と、かご2の出入り口3を開閉するかご側戸4と、出入り口3の下縁部を構成するかご側敷居5と、かご2が着床する乗り場14と、乗り場14の出入り口15を開閉する乗り場側戸16と、出入り口15の下縁部を構成する乗り場側敷居17と、を備えている。なお、このエレベータ装置は、2枚両引き戸のものであり、かご側敷居5は、かご2の着床時に、乗り場側敷居17に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように設けられている。
かご側敷居5の上面には、かご側敷居溝6が、溝方向をかご側戸4の開閉方向に一致させて、かご側敷居5の長さ方向の全域に渡って凹設されている。また、脚部(図示せず)が先端をかご側敷居溝6内に挿入するようにかご側戸4の下面に取り付けられている。さらに、係合部材としてのベーン7がかご側戸4の乗り場側壁面の上部側に突設されている。なお、ベーン7は、鉛直方向から見て後述する乗り場側敷居17と重ならない程度にかご側戸4の乗り場側壁面から延出されている。さらにまた、かご側戸4は、脚部の先端をかご側敷居溝6内に挿入させて、出入り口3を開閉自在に配設されている。そして、かご側戸4は、図示しない戸開閉機構により駆動されてかご2の出入り口3を開閉する。
また、かご側敷居5には、乗り場側に開口する切り欠き8が鉛直方向から見てベーン7を内包するように形成されている。さらに、凹部9が、切り欠き8の反乗り場側に連なって、かつ、下方に開口するようにかご側敷居5に形成されている。
可動敷居10は、切り欠き8の上部開口部を塞ぐ本体部10aと、本体部10aの一端下部から延設された作動片10bとを備えている。この可動敷居10は、本体部10aを切り欠き8内に位置させて、かつ、作動片10bを凹部9の下方に位置させて、軸方向をかご側戸4の開閉方向とする軸11に本体部10aの一端(反乗り場側端部)上部を回動自在に支持されてかご側敷居5に取り付けられている。これにより、可動敷居10は、かご側敷居5と同一面位置となって切り欠き8の上部開口部を塞ぐ作動位置と、本体部10aの他端部(乗り場側端部)を下向きに軸11周りに回動して、本体部10aの他端部をかご側敷居5の乗り場側端面から反乗り場側に所定距離Aだけ後退させた退避位置と、をとる。
また、本体部10aには、切り欠き8の両側のかご側敷居溝6を連通する敷居溝10cが形成されている。この敷居溝10cは、図6および図8に示されるように、可動敷居10を軸11周りに回動させたときに、かご側敷居溝6の溝方向から見てかご側敷居溝6内に入り込まない内壁面形状に形成されている。これにより、かご側戸4の開閉動作時に、脚部が可動敷居10にぶつかることが回避され、かご側戸4がスムーズに開閉される。
ここで、切り欠き8は、その上部開口部を除いて、かご側戸4の開閉方向の幅が広く形成されている。これにより、本体部10aのかご側戸4の開閉方向の両側において、隙間Bが、かご側敷居5と本体部10aとの間に形成されている。
また、ストッパ12が本体部10aのかご側戸4の開閉方向の両側壁面に突設され、可動敷居10を軸11周りに図6中時計方向に回動させた際に、かご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接し、可動敷居10を作動位置に位置決めする。また、ストッパ30が凹部9の壁面に突設され、可動敷居10を軸11周りに図8中反時計方向に回動させた際に、可動敷居10の作動片10bに当接し、可動敷居10を退避位置に位置決めする。さらに、復帰ばね13が、各隙間Bを利用して、ストッパ12をかご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接させる方向に付勢するように、かご側敷居5と本体部10aとの間に伸長状態に取り付けられている。
このように構成された可動敷居10は、後述する可動敷居駆動機構に駆動されて、本体部10aの他端部を下向きに軸11周りに回動されて後述するドライブローラ19との干渉を回避する退避位置と、水平状態となって切り欠き8を閉塞する作動位置との間を移動する。
乗り場側敷居17の上面には、乗り場側敷居溝18が、溝方向を乗り場側戸16の開閉方向に一致させて、乗り場側敷居17の長さ方向の全域に渡って凹設されている。また、脚部(図示せず)が先端を乗り場側敷居溝18内に挿入するように乗り場側戸16の下面に取り付けられている。さらに、被係合部材としてのドライブローラ19が、かご2の着床時に、鉛直方向から見て退避位置に位置している可動敷居10と重ならない位置で、ベーン7と嵌合するように乗り場側戸16のかご側壁面の上部側に取り付けられている。そして、乗り場側戸16は、脚部の先端を乗り場側敷居溝18内に挿入して、出入り口15を開閉自在に配設されている。
可動敷居駆動機構は、図3および図4に示されるように、かご側敷居5の戸開方向端部上方に戸開閉方向と直交する鉛直軸周りに回転自在に取り付けられた方向変換用の第1滑車20、かご2の側外壁面に第1滑車20と略同一高さ位置で戸開閉方向と平行な水平軸回りに回転自在に取り付けられた方向変換用の第2滑車21と、かご2の側外壁面に第2滑車21の反乗り場側で、かつ第2滑車21と略同一高さ位置で戸開閉方向と平行な水平軸回りに回転自在に取り付けられた方向変換用の第3滑車22と、かご2の側外壁面に第3滑車22の鉛直下方で、かつ、後述する第5滑車24と略同一高さ位置で戸開閉方向と平行な水平軸回りに回転自在に取り付けられた方向変換用の第4滑車23と、かご側敷居5の戸開方向端部に戸開閉方向と直交する鉛直軸周りに回転自在に取り付けられた方向転換用の第5滑車24と、凹部9内に取り付けられた方向変換用の第6および第7滑車25,26と、動力伝達用のワイヤ27と、を備えている。さらに、張力調整用滑車28が、第2滑車21と第3滑車22との間に、第2および第3滑車21,22の軸と平行な水平軸回りに回動自在に、かつ鉛直方向に移動可能にかご2の側外壁面に配設されている。さらにまた、張力調整用ばね29が張力調整用滑車28を鉛直下方に付勢するように配設されている。
そして、ワイヤ27が、その一端をかご側戸4の戸開側端部に固着されて戸開方向に第1滑車20まで延ばされ、第1滑車20に掛けられてワイヤ方向を変換して反乗り場側に延ばされ、第2滑車21、張力調整用滑車28および第3滑車22に掛けられて垂下される。ついで、ワイヤ27は第4滑車23まで垂下され、第4滑車23に掛けられてワイヤ方向を変換して乗り場側に延ばされる。ついで、ワイヤ27は第5滑車24に掛けられてワイヤ方向を変換して戸閉方向に延ばされ、かご側敷居5の戸開方向端部と凹部9とを連通するようにかご側敷居5に穿設された貫通穴5a内を通って凹部9内に引き出される。その後、ワイヤ27は、第6滑車25および第7滑車26に掛けられ、その他端を可動敷居10の作動片10bに固着されている。
ここで、復帰ばね13は、戸全開状態から戸全閉直前(戸全閉状態から開方向に数十mm移動した位置)までの間のかご側戸4の開閉動作では、収縮状態(最短の伸長長さ)をとり、可動敷居10を作動位置に保持し、戸全閉状態では、伸長状態(最長の伸長長さ)をとり、可動敷居10が退避位置に位置するように、ばね力を設定してある。そして、復帰ばね13のばね力が、張力調整用ばね29のばね力より大きく設定されており、後述するように、戸全閉状態から戸全閉直前までの数十mmの範囲でのかご側戸4の開閉動作時にのみ、可動敷居10の軸11周りの回動動作が行われる。
一方、張力調整用ばね29は、戸全閉状態から戸全閉直前までの間のかご側戸4の開閉動作時では、伸長状態(最長の伸長長さ)をとり、張力調整用滑車28が最上位置に位置し、戸全開状態では、収縮状態(最短の伸長長さ)をとり、張力調整用滑車28を最下位置に保持する。そして、戸全開状態から戸全閉直前までの間でのかご側戸4の開閉動作時にのみ、張力調整用滑車28の昇降動作が行われる。
つぎに、このように構成された可動敷居駆動機構の動作について説明する。
まず、戸全開状態では、図3に示されるように、可動敷居10は、復帰ばね13の付勢力により、ストッパ12がかご側敷居5の切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接するまで軸11周りに時計回りに回動し、かご側敷居5と同一面位置となって切り欠き8を塞いでいる。即ち、可動敷居10は、図5および図6に示されるように、作動位置に位置している。この時、復帰ばね13および張力調整用ばね29は、収縮状態をとり、ワイヤ27の緊張状態が保持される。また、張力調整用滑車28は、最下位置に保持されている。
ついで、かご側戸4が戸閉動作を開始すると、ワイヤ27は図3中第1滑車20を反時計回りに回転させながら戸閉方向に走行される。そして、復帰ばね13のばね力が、張力調整用ばね29のばね力より大きく設定されているので、このワイヤ27の走行動作は、張力調整用ばね29を伸長させつつ、張力調整用滑車28を最下位置から最上位置に向かって移動させる。このとき、可動敷居10は復帰ばね13のばね力により、作動位置に保持される。そして、かご側戸4が戸全閉直前(戸全閉状態から開方向に数十mm移動した位置)まで移動すると、張力調整用滑車28が最上位置に到達し、それ以上の移動が阻止される。
ついで、かご側戸4がさらに戸閉動作を続けると、ワイヤ27は張力調整用ばね29に代わって復帰ばね13を伸張させつつ走行する。このワイヤ27の走行動作は、図3中可動敷居10を軸11周りに反時計周りに回動させるように作用する。これにより、可動敷居10が、図3中復帰ばね13を伸長させつつ軸11周りに反時計周りに回動する。そして、かご側戸4が戸全閉状態まで移動すると、可動敷居10の作動片10bが凹部9の壁面に配設されたストッパ30に当接し、それ以上の回動が阻止され、図7および図8に示されるように、可動敷居10は退避位置に位置する。
この時、図4に示されるように、張力調整用滑車28は最上位置に位置し、張力調整用ばね29にはその伸張分のばね力が蓄勢される。また、復帰ばね13には、その伸長分のばね力が蓄勢される。そして、この復帰ばね13の蓄勢力がワイヤ27を介してかご側戸4に受けられ、可動敷居10が退避位置に保持される。
ついで、かご側戸4が戸開動作を開始し、ワイヤ27が弛むと、まず復帰ばね13の蓄勢力が放勢され、復帰ばね13が収縮する。これにより、ワイヤ27の弛みが吸収されるので、ワイヤ27の緊張状態が維持され、第1乃至第7滑車20〜26からのワイヤ27の外れが未然に防止される。そして、かご側戸4が復帰ばね13を収縮させつつ戸開動作を続け、可動敷居10が図4中軸11周りに時計回りに回動し、退避位置から作動位置に姿勢を変える。そして、かご側戸4が戸全閉状態から数十mm(戸全閉直前)まで開けられると、図3、図5および図6に示されるように、ストッパ12が切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接し、可動敷居10は作動位置に保持される。なお、かご側戸4が戸全閉状態から数十mm(戸全閉直前)まで開けられる間、張力調整用滑車28は最上位置に保持される。
ついで、かご側戸4が戸全閉直前からさらに開けられると、ワイヤ27は復帰ばね13に代わって張力調整用ばね29を収縮させつつ走行する。この時、張力調整用滑車28が最上位置から最下位置に向かって下降する。そして、かご側戸4が戸全開状態まで開けられると、張力調整用滑車28が最下位置に到達し、張力調整用ばね29の収縮が停止する。
このように構成されたエレベータ装置は、可動敷居10が退避位置に位置しているときには、ドライブローラ19は、鉛直方向から見て、可動敷居10と重なることなく切り欠き8内に位置している。そこで、かご2が昇降路1内を昇降移動する際には、ドライブローラ19は可動敷居10に衝突することなく切り欠き8内を通過することになる。
そして、かご2が乗り場14に着床すると、図1に示されるように、ドライブローラ19がベーン7に嵌合される。そして、戸開閉機構が作動して、かご側戸4が戸開方向に移動される。この時、かご側戸4の移動力が、ベーン7およびドライブローラ19を介して乗り場側戸16に伝達され、乗り場側戸16がかご側戸4に同期して戸開方向に移動する。そして、可動敷居10が軸11周りに回動して退避位置から作動位置に徐々に姿勢を変えてゆく。かご側戸4が戸全閉状態から数十mm開かれると、可動敷居10は作動位置に位置し、切り欠き8は、図5及び図6に示されるように、可動敷居10により閉塞される。ついには、図2に示されるように、かご側戸4および乗り場側戸16が戸全開状態となる。そこで、車両を使用する乗客は、車両の車輪を切り欠き8に落とすことなく乗降できる。
ついで、かご側戸4が戸閉方向に移動すると、乗り場側戸16も同期して戸閉方向に移動する。そして、かご側戸4が戸全閉直前まで閉められると、可動敷居10は作動位置から退避位置への姿勢を変え始める。そして、かご側戸4が戸全閉状態となると、可動敷居10は退避位置に戻り、切り欠き8の乗り場側が開口される。そして、かご2は昇降路1内を昇降して呼び階に移動する。
この実施の形態1によれば、可動敷居10が退避位置に位置している時、切り欠き8の乗り場側が、鉛直方向から見て、ドライブローラ19を内包するように構成されているので、かご2の昇降運転時にドライブローラ19がかご側敷居5および可動敷居10に衝突することが回避される。そこで、ドライブローラ19とかご側敷居5との衝突を回避するために、かご側敷居5と乗り場側敷居17との間の隙間を過度に開ける必要がなく、当該隙間の縮小化が実現される。つまり、従来、30mm程度の隙間が必要であったかご側敷居5と乗り場側敷居17との隙間を10mm程度まで縮小することができる。
また、可動敷居10がドライブローラ19と干渉しない退避位置と、切り欠き8を閉塞する作動位置とを採るように取り付けられている。さらに、可動敷居駆動機構が、戸全閉状態では可動敷居10を退避位置に位置させ、戸全開状態では可動敷居10を作動位置に位置させるように構成されている。そこで、戸全開状態では、切り欠き8は可動敷居10により閉塞されるので、車両の車輪が切り欠き8に落ちるような不具合が確実に防止される。同時に、乗客の乗降時には、切り欠き8の凹凸は目視的に見にくくなり、意匠性が向上される。さらに、戸全閉時には、可動敷居10は退避位置に保持されており、かご2の昇降運転時のドライブローラ19とかご側敷居5との衝突は確実に回避される。
また、かご側戸4の開閉力を利用して可動敷居10の姿勢を退避位置から作動位置に、あるいは作動位置から退避位置に変えるようにしているので、可動敷居10の駆動用として、新たに電動モータなどの動力源を設ける必要はなく、低コスト化が図られる。
また、可動敷居駆動機構は、かご側戸4の開閉力を可動敷居10に伝達するワイヤ27と、ワイヤ27の走行方向を変えつつワイヤ27の延線経路を構築する第1乃至第6滑車20〜26と、を備えている。そこで、かご側戸4の開閉力を可動敷居10の回動力に変換する機構が、大掛かりな機構を用いることなく、簡易な構成で実現でき、低コスト化が図られる。
さらに、戸全閉状態から戸全閉直前までの数十mmの範囲でのかご側戸4の開閉動作時にのみ、可動敷居10の軸11周りの回動動作が行われるので、乗客の目にふれないときに可動敷居10を回動させることができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ装置におけるかご側敷居の切り欠きを示す断面図、図10はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ装置における可動敷居を示す断面図、図11は図10のXI−XI矢視断面図である。なお、図11において、左半分は係止ピンの埋没状態を示し、右半分は係止ピンの延出状態を示している。
図9において、係合穴31が、かご側敷居5の切り欠き8の戸開閉方向の両壁面に、それぞれ穴方向を戸開閉方向に一致させて形成されている。また、一対のガイド穴32が、それぞれ穴方向を戸開閉方向に一致させて、可動敷居10Aが作動位置に位置するときに各係合穴31と相対するように可動敷居10Aの本体部10aに形成されている。そして、第1連通穴33が、穴方向を戸開閉方向に一致させて両ガイド穴32を連通するように可動敷居10Aの本体部10aに穿設されている。また、第2連通穴34が、凹部9内と第1連通穴33とを連通するように本体部10aおよび作動片10bに穿設されている。さらに、ワイヤ方向を変換する第1乃至第3方向転換滑車35〜37が第2連通穴34内に回転自在に配設され、第4および第5方向転換滑車38,39が、第1連通穴33と第2連通穴34との接続部に回転自在に配設されている。
そして、係止ピン40がガイド穴32に出没自在に配設され、スプリング41が係止ピン40を延出させる方向に付勢するようにガイド穴32の底部に配設されている。また、ワイヤ27が、第7滑車26により方向を変えられて垂下され、第1方向転換滑車35に掛けられて第2連通穴34内に導入される。そして、第2連通穴34内に導かれたワイヤ27は、第2方向転換滑車36および第3方向転換滑車37に掛けられた後、第4および第5方向転換滑車38,39に掛けられる。そして、ワイヤ27は、第4および第5方向転換滑車38,39で互いに逆方向に分岐され、第1連通穴33内に導かれ、それぞれ係止ピン40の底部に連結される。ここで、スプリング41のばね力は復帰ばね13のばね力より小さく、かつ、張力調整用ばね19のばね力より大きく設定されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2では、まず、かご側戸4が戸全開状態にあり、可動敷居10Aが作動位置に位置しているとき、係止ピン40はスプリング41の付勢力によりガイド穴32から延出され、係合穴31内に挿入されている。これにより、可動敷居10Aは、軸11周りの回動が規制され、作動位置に保持される。
そして、かご側戸4が戸閉方向に移動すると、ワイヤ27が戸閉方向に走行する。この時、スプリング41のばね力が、張力調整用ばね29のばね力より大きいので、このワイヤ27の走行動作は、張力調整用ばね29を伸長させつつ、張力調整用滑車28を最下位置から最上位置に向かって移動させる。このとき、係止ピン40はスプリング41のばね力により、係合穴31内に挿入されている。そして、かご側戸4が戸全閉直前まで移動すると、張力調整用滑車28が最上位置に到達に到達し、それ以上の移動が阻止される。
ついで、かご側戸4がさらに戸閉動作を続けると、スプリング41のばね力が復帰ばね13のばね力より小さいので、ワイヤ27の戸閉方向への走行は、スプリング41を収縮させつつ係止ピン40を係合穴31から引き抜く。そして、係止ピン40が係合穴31から完全に引き出され、ガイド穴32内に埋没して、可動敷居10Aの軸11周りの回動規制が解除される。そして、係止ピン40がガイド穴32の底部に当接し、ワイヤ27の戸閉方向への走行が復帰ばね13を伸張させつつ可動敷居10Aを軸11周りに回動させるように作用する。そして、かご側戸4が戸全閉状態まで移動すると、可動敷居10Aの作動片10bが凹部9の壁面に配設されたストッパ30に当接し、それ以上の回動が阻止され、可動敷居10Aは退避位置に位置する。
ついで、かご側戸4が戸開動作を開始し、ワイヤ27が弛むと、まず復帰ばね13の蓄勢力が放勢され、復帰ばね13が収縮する。これにより、ワイヤ27の弛みが吸収されるので、ワイヤ27の緊張状態が維持され、第1乃至第7滑車20〜26からのワイヤ27の外れが未然に防止される。そして、かご側戸4が復帰ばね13を収縮させつつ戸開動作を続け、可動敷居10Aが退避位置から作動位置に姿勢を変えるように回動する。そして、かご側戸4が戸全閉状態から数十mm(戸全閉直前)まで開けられると、ストッパ12が切り欠き8の上部開口部の縁部下面に当接し、可動敷居10Aは作動位置に位置する。
ついで、かご側戸4が戸全閉直前からさらに開けられると、係止ピン40がスプリング41の付勢力によりガイド穴32から延出し、係合穴31内に挿入される。そして、係止ピン40が係合穴31内に完全に挿入され、可動敷居10Aの軸11周りに回動が規制される。
ついで、かご側戸4がさらに開けられると、ワイヤ27は張力調整用ばね29を収縮させつつ走行する。この時、張力調整用滑車28が最上位置から最下位置に向かって下降する。そして、かご側戸4が戸全開状態まで開けられると、張力調整用滑車28が最下位置に到達し、張力調整用ばね29の収縮が停止する。
なお、係止ピン40による可動敷居10Aの回動規制動作および回動規制解除動作は、戸全閉直前での数mmの戸開閉時に行われる。
この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に、簡易な構成で低コスト化を図り、かつ、意匠性の低下を抑えて、かご側敷居5と乗り場側敷居17との間の隙間を10mm程度まで縮小できるエレベータ装置を実現できる。
また、可動敷居10Aが作動位置に位置しているときに、係止ピン40を係合穴31に挿入して可動敷居10Aの軸11周りの回動を規制するようにしているので、車両が可動敷居10A上を移動しているときに可動敷居10Aが回動するようなことが防止され、車両を使用する乗客がスムーズに乗り降りできる。
なお、上記各実施の形態では、2枚両引き戸のエレベータ装置について説明しているが、戸の形式は横引き戸であればよく、例えば片引き戸のエレベータ装置にも適用できる。また、引き戸の枚数も2枚のものに限定されるものではない。
また、上記各実施の形態では、可動敷居10,10Aを回動させるためのかご側戸4の開閉力として、かご側戸4の開閉移動に伴って発生する力を利用するものとしているが、かご側戸4の開閉力として、かご側戸4を開閉駆動する戸開閉機構の駆動モータの回転力を利用するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、可動敷居10,10Aが戸全閉状態と戸全閉直前との間の戸開閉動作時にのみ回動動作するものとして説明しているが、可動敷居10,10Aの回動動作時期は上記のものに限定されるものではなく、可動敷居10,10Aが戸全閉時に退避位置に位置し、戸全開時に作動位置に位置していればよい。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の要部を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における可動敷居駆動機構の動作を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における可動敷居駆動機構の動作を説明する模式図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全開状態を示す要部正面図である。 図5のVI−VI矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置における戸全閉状態を示す要部正面図である。 図7のVIII−VIII矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ装置におけるかご側敷居の切り欠きを示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータ装置における可動敷居を示す断面図である。 図10のXI−XI矢視断面図である。
符号の説明
1 昇降路、2 かご、4 かご側戸、5 かご側敷居、7 ベーン(係合部材)、8 切り欠き、10,10A 可動敷居、11 軸、13 復帰ばね、16 乗り場側戸、17 乗り場側敷居、19 ドライブローラ(被係合部材)、20 第1滑車(可動敷居駆動機構)、21 第2滑車(可動敷居駆動機構)、22 第3滑車(可動敷居駆動機構)、23 第4滑車(可動敷居駆動機構)、24 第5滑車(可動敷居駆動機構)、25 第6滑車(可動敷居駆動機構)、26 第7滑車(可動敷居駆動機構)、27 ワイヤ(可動敷居駆動機構)、28 張力調整用滑車(可動敷居駆動機構)、29 張力調整用ばね(可動敷居駆動機構)、31 係合穴、40 係止ピン、41 スプリング。

Claims (2)

  1. 昇降路内に昇降自在に配設されたかごと、
    上記かごの着床時に、乗り場側敷居に対して水平方向に所定の隙間を有して対向するように該かごに設けられたかご側敷居と、
    かご側戸の乗り場側壁面の上部側に配設された係合部材と、
    上記かごの着床時に上記係合部材に係合するように乗り場側戸のかご側壁面に配設され、該係合部材と係合して上記かご側戸の開閉力を該乗り場側戸に伝達する被係合部材と、
    鉛直方向から見て上記被係合部材を内包するように上記かご側敷居に形成された乗り場側に開口する切り欠きと、
    上記切り欠き内に位置し、かつ、その反乗り場側端部を軸方向を上記かご側戸の開閉方向とする軸に回動自在に支持されて上記かご側敷居に取り付けられ、上記かご側敷居の上面と同一面位置となって上記切り欠きを閉塞する作動位置とその乗り場側端部を下方にするように上記軸周りに回動して鉛直方向から見て上記被係合部材と重ならない退避位置との間を移動する可動敷居と、
    上記可動敷居と上記かご側敷居との間に配設されて、該可動敷居を上記軸周りに回動させて上記作動位置に位置させるように付勢する復帰ばねと、
    上記かご側戸の開閉力を上記可動敷居に伝達するワイヤを有し、戸閉時には、上記復帰ばねの付勢力に抗して上記可動敷居を上記作動位置から上記退避位置に移行するように上記軸周りに回動させ、戸開時には、上記復帰ばねの蓄勢力を放勢させて上記可動敷居を上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動させる可動敷居駆動機構と、
    一端が上記かご側戸に固着され、他端が上記可動敷居に固着されて、上記かご側戸の開閉力を上記可動敷居に伝達するワイヤ、および上記ワイヤが掛け渡されて上記かご側戸から上記可動敷居に至るワイヤ走行経路を形成する複数の滑車を有し、戸閉時には、上記復帰ばねの付勢力に抗して上記可動敷居を上記作動位置から上記退避位置に移行するように上記軸周りに回動させ、戸開時には、上記復帰ばねの蓄勢力を放勢させて上記可動敷居を上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動させる可動敷居駆動機構と、
    上記複数の滑車の中の隣り合う一対の滑車間に上記ワイヤが掛けられた状態で移動可能に構成され、戸全閉直前で上記一対の滑車間のワイヤ走行経路長さが最小となるように設定された張力調整用滑車と、
    上記復帰ばねのばね力より小さいばね力を有し、上記一対の滑車間の上記ワイヤ走行経路長さが長くなる方向に上記張力調整用滑車を付勢する張力調整用ばねと、を備え、
    上記可動敷居は、戸全閉直前と戸全閉状態との間の戸開閉時に、上記作動位置から上記退避位置に、又は上記退避位置から上記作動位置に移行するように上記軸周りに回動され、戸全閉直前と戸全開状態との間の戸開閉時には、上記作動位置に保持されることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記かご側敷居に設けられた係合穴と、
    上記ワイヤの端部に連結されて上記可動敷居に出没自在に設けられ、上記可動敷居から延出して上記係合穴に挿入されて該可動敷居の上記軸周りの回動を規制して該可動敷居を上記作動位置に保持し、上記可動敷居内に埋没して該係合穴から抜けて該可動敷居の上記軸周りの回動規制を解除とする係止ピンと、
    上記係止ピンを延出するように付勢するスプリングと、を備え、
    上記係合ピンは、戸開動作において、上記かご側戸が上記戸全閉直前に到達したときに、上記スプリングの付勢力により上記可動敷居から延出して上記係合穴に挿入されて上記可動敷居の上記軸周りの回動を規制し、戸閉動作において、上記かご側戸が上記戸全閉直前に到達したときに、上記スプリングの付勢力に抗して上記可動敷居内に埋没して上記係合穴から引き抜かれて上記可動敷居の上記軸周りの回動規制を解除することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
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