JP3255868B2 - エレベータ用敷居隙間閉塞装置 - Google Patents

エレベータ用敷居隙間閉塞装置

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JP3255868B2 JP05929097A JP5929097A JP3255868B2 JP 3255868 B2 JP3255868 B2 JP 3255868B2 JP 05929097 A JP05929097 A JP 05929097A JP 5929097 A JP5929097 A JP 5929097A JP 3255868 B2 JP3255868 B2 JP 3255868B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/24Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers
    • B66B13/28Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers between car or cage and wells
    • B66B13/285Toe guards or apron devices

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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ着床
時に敷居隙間からピット内に物の落下を防止するエレベ
ータ用敷居隙間閉塞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば実開平3−25482号公
報に記載された従来のエレベータ用敷居隙間閉塞装置の
要部を示す斜視図、図6は図5のVI−VI矢視断面図
である。図において、乗りかご5の先端にはかご敷居2
が設けられている。そして、かご扉6が、扉上部に設け
られたハンガローラ(図示せず)をかご枠に架設された
レールに載せ(図示せず)、扉下部に設けられたドアシ
ュー7をかご敷居2の溝内に挿入して取り付けられ、ハ
ンガローラがレールに案内され、ドアシュー7がかご敷
居2の溝内を摺動しつつ開閉動作する。このかご敷居2
の端面からエプロン3が垂下されており、さらにこのエ
プロン3に閉塞帯1が取付ビス4にて固定されている。
この閉塞帯1は、L字状に成形され、乗りかご5が着床
時にかご敷居2と乗り場敷居10との隙間を閉塞するよ
うになっている。さらに、この閉塞帯1には、昇降動作
の際に、ドア開閉用係合ローラ等の乗り場側機器(図示
せず)との接触を防止するための切り欠き部1aが設け
られている。一方、乗り場床8の先端には乗り場敷居1
0が設けられている。そして、乗り場扉9が、扉上部に
設けられたハンガローラ(図示せず)を乗り場枠に架設
されたレールに載せ(図示せず)、扉下部に設けられた
ドアシュー11を乗り場敷居10の溝内に挿入して取り
付けられ、ハンガローラがレールに案内され、ドアシュ
ー11が乗り場敷居10の溝内を摺動しつつ開閉動作す
る。また、中・高速度エレベータにおいては、この乗り
場敷居10の端面からトーガード12が垂下されてい
る。
【0003】このように構成された従来のエレベータ用
隙間閉塞装置では、閉塞帯1の切り欠き部1aがドア開
閉用係合ローラ等の乗り場側機器を通過して、乗り場側
機器と接触することなく乗りかご5が昇降運転される。
そして、乗りかご5が着床し、かご扉6および乗り場扉
9が開けられると、かご敷居2と乗り場敷居10との間
は閉塞帯1により閉塞されている。そこで、利用者が物
を落としても、物は閉塞帯1上に確保され、ピット内へ
の落下が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ用隙
間閉塞装置は以上のように、乗り場側機器との接触を防
止するために閉塞帯1に切り欠き部1aが設けられてい
るので、該切り欠き部1aから物がピット内に落下して
しまうという課題があった。また、中・高速度エレベー
タにおいては、乗り場敷居10にトーガード12が設け
られているので、閉塞帯1とトーガード12との隙間が
狭く、閉塞帯1がトーガード12を通過する際に風切音
または風圧による異常音が発生してしまうという課題も
あった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、かご扉の開閉動作に連動して閉
塞帯を倒および立の2状態をとるようにし、乗りかごの
昇降運転中には閉塞帯を立状態として閉塞帯と乗り場側
機器との干渉および風切音や異常音の発生を防止し、さ
らに着床時には閉塞帯を倒状態としてかご敷居と乗り場
敷居との隙間を閉塞して物のピット内への落下を防止で
きるエレベータ用隙間閉塞装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ用敷居隙間閉塞装置は、かご敷居の前面にかご扉の開
閉方向と平行で、かつ、水平な回転軸回りに、水平方向
を向きかご敷居と乗り場敷居との敷居隙間を出入口全長
にわたって閉塞する閉塞状態および鉛直方向下方を向き
該敷居隙間を出入口全長にわたって開放する開放状態の
2状態をとるように回動可能に取り付けられた閉塞帯
と、該かご敷居と該閉塞帯との間に配設されて、該閉塞
帯を該回転軸回りに該開放状態から該閉塞状態をとる方
向に回動させるように付勢する戻しバネと、該かご敷居
に設けられて、該閉塞帯に当接して該戻しバネの付勢力
による該開放状態から該閉塞状態をとる方向の該回転軸
回りの回動動作を規制し、該閉塞帯を該閉塞状態に維持
する第1のストッパと、該かご敷居に立設されたピン回
りに回動自在に取り付けられ、一側の駆動腕が該かご扉
側に延出し、かつ、他側の従動腕が該閉塞帯側に延出す
る曲臂形状に構成され、該従動腕が該閉塞帯と係合して
該閉塞帯を該回転軸回りに回動させる押し下げレバー
と、該かご敷居と該押し下げレバーとの間に配設され
て、該閉塞帯が該回転軸回りに該開放状態から該閉塞状
態をとる方向に回動するように該押し下げレバーを該ピ
ン回りに回動させるように付勢する引きバネと、該かご
敷居に設けられて、該従動腕に当接して該引きバネの付
勢力による該押し下げレバーの該ピン回りの回動動作を
規制し、該閉塞帯が該閉塞状態をとるように該押し下げ
レバーを維持する第2のストッパと、該かご扉の全閉状
態と開閉途中の状態との間で該駆動腕と係合するように
該かご扉の下部側に設けられ、該かご扉が該全閉状態に
あるときに該駆動腕に係合して該引きバネの付勢力に抗
して該閉塞帯が該開放状態をとるように該押し下げレバ
ーを維持し、かつ、該かご扉が該開閉途中の状態と全開
状態との間にあるときに該駆動腕との係合が解除され
て、該引きバネの付勢力により該従動腕を該第2のスト
ッパに当接させるレバー作動片とを備えたものである。
【0007】また、ピンが軸をかご敷居に対して下方に
傾斜させて立設されているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すエ
レベータ用隙間閉塞装置を示す斜視図、図2はこのエレ
ベータ用隙間閉塞装置の取付状態を示す正面図であり、
図において図5および図6に示した従来のエレベータ用
隙間閉塞装置と同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0009】図において、取付板20がかご敷居2の前
面にエプロン3の取付ビス4を利用して固定されてい
る。閉塞帯21は長さが乗りかご5の出入口幅で、奥行
きがかご敷居2と乗り場敷居10との敷居隙間幅の平板
状に成形され、取付板20の下端に蝶番22により水平
な回転軸回りに回動自在に取り付けられている。また、
取付板20の一端側には、L字状の第1のストッパ23
が取り付けられ、蝶番22の回転軸回りに回動する閉塞
帯21に当接して、該閉塞帯21の開放状態(垂下状
態)から閉塞状態(水平状態)を超えての回動動作を阻
止している。さらに、取付板20と閉塞帯21との間に
は、戻しバネ24が伸設され、閉塞帯21を回転軸回り
に開放状態から閉塞状態の方向に回動させるように付勢
している。また、取付板20の他端側には、L字状の第
2のストッパ25が取り付けられている。押し下げレバ
ー26は、互いに120度の角度を有する従動腕26a
と駆動腕26bとから構成された曲臂形状に成形され、
取付板20に立設されたピン27を中心として揺動自在
に取り付けられている。そして、ピン27は軸方向が取
付板20に対して30度下方に傾斜して取り付けられ、
押し下げレバー26は従動腕26aが閉塞帯21側に延
出し、駆動腕26bがかご扉6側に延出するように取り
付けられている。この押し下げレバー26は、引きバネ
28により図1中反時計回りに付勢されて、その従動腕
26aが第2のストッパ25に当接している。ドアシュ
ー7には、かご扉6の閉動作時に押し下げレバー26の
駆動腕26bに係合して、該押し下げレバー26をピン
27を回動中心として引きバネ28の付勢力に抗して図
1中時計回りに回動させるレバー作動片29が取り付け
られている。
【0010】つぎに、この実施の形態1によるエレベー
タ用敷居隙間閉塞装置の動作について図3および図4を
参照しつつ説明する。乗りかご5が昇降運転していると
き、即ちかご扉6が全閉状態のとき、図3に示されるよ
うに、レバー作動片29が押し下げレバー26の駆動腕
26bに係合している。そして、押し下げレバー26は
従動腕26aが鉛直方向下方に向いており、閉塞帯21
が戻しバネ24の付勢力に抗してこの従動腕26aに押
し下げられている。ここで、ピン27が取付板20に対
して30度下方に傾斜しているので、従動腕26aの先
端は、ピン27回りに鉛直方向下方に向かって回動する
際に、取付板20の前面(乗り場敷居10と相対する
面)を延長する面に漸次近づきながら回動し、ついには
該延長面上に位置する。そこで、閉塞帯21は取付面2
1の前面と面位置が一致して、鉛直方向下方に向き、か
ご敷居2と乗り場敷居10との敷居隙間が開放される
(開放状態)。従って、乗りかご5が乗り場側機器と接
触することなく昇降運転される。
【0011】また、乗りかご5が着床されると、かご扉
6および乗り場扉9が開けられる。このかご扉6の開放
動作において、かご扉6は図3中矢印Aで示される方向
に移動する。このかご扉6の移動に同期してドアシュー
7に取り付けられたレバー作動片29が移動し、押し下
げレバー26はその駆動腕26bがレバー作動片29と
係合しつつ、引きバネ28の付勢力により、ピン27を
回動中心として図3中反時計回りに回動する。そして、
閉塞帯21は押し下げレバー26の従動腕26aと接触
しつつ、戻しバネ24の付勢力により、蝶番22の回転
軸回りに回動する。この押し下げレバー26は、従動腕
26aが第2のストッパ25に当接するまでピン27を
回動中心として回動する。そして、従動腕26aが第2
のストッパ25に当接すると、引きバネ28の付勢力が
第2のストッパ25で受けられ、それ以上の回動動作が
阻止される。この時、閉塞帯21は、第1のストッパ2
3に当接して水平状態となり、戻しバネ24の付勢力が
第1のストッパ23で受けられ、それ以上の回動動作が
阻止され、閉塞状態が保持される。かご扉6はさらに開
放動作し、レバー作動片29が押し下げレバー26の駆
動腕26bから離れ、ついには全開状態となる。そこ
で、出入口が全開され、図4に示されるように、閉塞帯
21により敷居間隙間が閉塞された状態で利用者の乗降
が行われる。
【0012】利用者の乗降が終わると、乗り場扉9およ
びかご扉6が閉じられる。かご扉6が図4中矢印B方向
に移動し、レバー作動片29が押し下げレバー26の駆
動腕26bに当接し、引きバネ28の付勢力に抗して押
し下げレバー26をピン27回りに図3中時計回りに回
動させる。この押し下げレバー26の回動動作により、
閉塞帯21が従動腕26aにより押し下げられ、戻しバ
ネ24の付勢力に抗して蝶番22の回転軸回りに回動す
る。そして、かご扉6が全閉状態まで移動すると、図3
に示されるように、押し下げレバー26は従動腕26a
が鉛直方向下方に向き、閉塞帯21が鉛直方向下方に向
いている。そこで、閉塞帯21により敷居隙間が開放さ
れた状態となり、乗りかご5の昇降運転が行われる。
【0013】このように、この実施の形態1によれば、
かご扉6の開閉動作に連動して閉塞帯21が動作され、
かご扉6の全閉状態では閉塞帯21により敷居隙間が開
放状態とされ、かご扉6の全開状態では閉塞帯21によ
り敷居隙間が閉塞状態とされている。そこで、閉塞帯2
1が乗り場側機器と接触することなく乗りかご5の昇降
運転ができ、乗り場側機器との接触に伴う閉塞帯21の
損傷を未然に防止することができる。また、乗りかご5
の昇降運転中における閉塞帯21とトーガード12との
隙間が確保され、昇降中の風切音や風圧による異常音の
発生を抑えることができる。さらに、かご扉6が全開さ
れているときに、かご敷居2と乗り場敷居10との敷居
隙間が閉塞帯21により出入口の長さ方向にわたって閉
塞されているので、利用者が物を落としても、該物は閉
塞帯21上に保持され、ピット内への落下がない。
【0014】また、押し下げレバー26が従動腕26a
と駆動腕26bとの角度を120度とする曲臂形状に成
形され、取付板20に30度傾斜して立設されたピン2
7に揺動自在に取り付けられているので、押し下げレバ
ー26をピン27回りに回動させて従動腕26aを鉛直
方向の下方に向けさせた時に、該従動腕26aの先端を
取付板20の前面の延長面上に位置するようにできる。
そこで、閉塞帯21が完全に鉛直方向下方に向けられ、
かご敷居2と乗り場敷居10との敷居隙間を完全に開放
でき、乗りかご5の昇降運転における閉塞帯21と乗り
場側機器との接触を確実に防止できる。
【0015】なお、上記実施の形態1では、レバー作動
片29がドアシュー7に取り付けられるものとしている
が、レバー作動片29はかご扉6の開閉動作と連動して
移動すればよく、かご扉6の下端側に取り付けてもよ
い。また、上記実施の形態1では、ピン27が取付板2
0に対して下方に30度傾斜されて該取付板20に立設
されているものとしているが、取付板20に対するピン
27の傾斜角は30度に限定されるものではなく、従動
腕26aを鉛直下方に回動させた時にその先端が取付板
20の前面の延長面上に位置するように、取付板20に
対して下方に傾斜させればよい。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】この発明によれば、かご敷居の前面にかご
扉の開閉方向と平行で、かつ、水平な回転軸回りに、水
平方向を向きかご敷居と乗り場敷居との敷居隙間を出入
口全長にわたって閉塞する閉塞状態および鉛直方向下方
を向き該敷居隙間を出入口全長にわたって開放する開放
状態の2状態をとるように回動可能に取り付けられた閉
塞帯と、該かご敷居と該閉塞帯との間に配設されて、該
閉塞帯を該回転軸回りに該開放状態から該閉塞状態をと
る方向に回動させるように付勢する戻しバネと、該かご
敷居に設けられて、該閉塞帯に当接して該戻しバネの付
勢力による該開放状態から該閉塞状態をとる方向の該回
転軸回りの回動動作を規制し、該閉塞帯を該閉塞状態に
維持する第1のストッパと、該かご敷居に立設されたピ
ン回りに回動自在に取り付けられ、一側の駆動腕が該か
ご扉側に延出し、かつ、他側の従動腕が該閉塞帯側に延
出する曲臂形状に構成され、該従動腕が該閉塞帯と係合
して該閉塞帯を該回転軸回りに回動させる押し下げレバ
ーと、該かご敷居と該押し下げレバーとの間に配設され
て、該閉塞帯が該回転軸回りに該開放状態から該閉塞状
態をとる方向に回動するように該押し下げレバーを該ピ
ン回りに回動させるように付勢する引きバネと、該かご
敷居に設けられて、該従動腕に当接して該引きバネの付
勢力による該押し下げレバーの該ピン回りの回動動作を
規制し、該閉塞帯が該閉塞状態をとるように該押し下げ
レバーを維持する第2のストッパと、該かご扉の全閉状
態と開閉途中の状態との間で該駆動腕と係合するように
該かご扉の下部側に設けられ、該かご扉が該全閉状態に
あるときに該駆動腕に係合して該引きバネの付勢力に抗
して該閉塞帯が該開放状態をとるように該押し下げレバ
ーを維持し、かつ、該かご扉が該開閉途中の状態と全開
状態との間にあるときに該駆動腕との係合が解除され
て、該引きバネの付勢力により該従動腕を該第2のスト
ッパに当接させるレバー作動片とを備えたので、かご扉
が全閉状態では、閉塞帯が鉛直方向下方を向いて敷居隙
間を開放状態とし、かご扉が全開状態では、閉塞帯が水
平方向を向いて敷居隙間を閉塞状態としている。そこ
で、乗りかごの昇降運転時に、閉塞帯が乗り場側機器と
接触することがなく、閉塞帯の損傷を未然に防止でき、
風切音や異常音の発生を防止できるとともに、着床時に
利用者が落とした物が閉塞帯上に確保され、ピット内へ
の落下が防止できるエレベータ用敷居隙間閉塞装置が得
られる。
【0018】また、ピンが軸をかご敷居に対して下方に
傾斜させて立設されているので、押し下げレバーをピン
回りに回動させて閉塞帯を鉛直方向下方に向けさせるこ
とができ、乗りかごの昇降運転時における閉塞帯と乗り
場側機器との接触が確実に防止され、閉塞帯の損傷を未
然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータ用
隙間閉塞装置を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベータ用
隙間閉塞装置の取付状態を示す正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るエレベータ用
隙間閉塞装置の動作を説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るエレベータ用
隙間閉塞装置の動作を説明する図である。
【図5】 従来のエレベータ用敷居隙間閉塞装置の要部
を示す斜視図である。
【図6】 図5のVI−VI矢視断面図である。
【符号の説明】 2 かご敷居、6 かご扉、10 乗り場敷居、21
閉塞帯、22 蝶番、23 第1のストッパ、24 戻
しバネ、25 第2のストッパ、26 押し下げレバ
ー、26a 従動腕、26b 駆動腕、27 ピン、2
8 引きバネ、29 レバー作動片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 13/00 - 13/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご敷居の前面にかご扉の開閉方向と平
    行で、かつ、水平な回転軸回りに、水平方向を向きかご
    敷居と乗り場敷居との敷居隙間を出入口全長にわたって
    閉塞する閉塞状態および鉛直方向下方を向き該敷居隙間
    を出入口全長にわたって開放する開放状態の2状態をと
    るように回動可能に取り付けられた閉塞帯と、 前記かご敷居と前記閉塞帯との間に配設されて、該閉塞
    帯を前記回転軸回りに前記開放状態から前記閉塞状態を
    とる方向に回動させるように付勢する戻しバネと、 前記かご敷居に設けられて、前記閉塞帯に当接して前記
    戻しバネの付勢力による前記開放状態から前記閉塞状態
    をとる方向の前記回転軸回りの回動動作を規制し、該閉
    塞帯を該閉塞状態に維持する第1のストッパと、 前記かご敷居に立設されたピン回りに回動自在に取り付
    けられ、一側の駆動腕が前記かご扉側に延出し、かつ、
    他側の従動腕が前記閉塞帯側に延出する曲臂形状に構成
    され、該従動腕が該閉塞帯と係合して該閉塞帯を前記回
    転軸回りに回動させる押し下げレバーと、 前記かご敷居と前記押し下げレバーとの間に配設され
    て、前記閉塞帯が前記回転軸回りに前記開放状態から前
    記閉塞状態をとる方向に回動するように該押し下げレバ
    ーを前記ピン回りに回動させるように付勢する引きバネ
    と、 前記かご敷居に設けられて、前記従動腕に当接して前記
    引きバネの付勢力による前記押し下げレバーの前記ピン
    回りの回動動作を規制し、前記閉塞帯が前記閉塞状態を
    とるように該押し下げレバーを維持する第2のストッパ
    と、 前記かご扉の全閉状態と開閉途中の状態との間で前記駆
    動腕と係合するように該かご扉の下部側に設けられ、該
    かご扉が該全閉状態にあるときに該駆動腕に係合して前
    記引きバネの付勢力に抗して前記閉塞帯が前記開放状態
    をとるように前記押し下げレバーを維持し、かつ、該か
    ご扉が該開閉途中の状態と全開状態との間にあるときに
    該駆動腕との係合が解除されて、該引きバネの付勢力に
    より前記従動腕を前記第2のストッパに当接させるレバ
    ー作動片とを備えたことを特徴とするエレベータ用敷居
    隙間閉塞装置。
  2. 【請求項2】 ピンが軸をかご敷居に対して下方に傾斜
    させて立設されていることを特徴とする請求項1記載の
    エレベータ用敷居隙間閉塞装置。
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