JP6388418B1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗場側の敷居とかご側の敷居との隙間を、かご扉の開閉に連動するリンク機構によって、大きな操作力を要することなく塞ぎ部材を回動させて塞ぐことにより、出入口幅や隙間が広い場合にも低負荷・省スペースで実現したエレベータ装置を提供する。【解決手段】かご側の敷居31と乗り場側の敷居32との間に生じる隙間を塞ぐ塞ぎ部材35の一辺を、かご側の敷居31側に回動可能に取り付け、この回動により塞ぎ位置と退避位置とに変位可能とした。この塞ぎ部材35を回動させるリンク機構は、かご扉の戸開の開始に伴いかご扉側の作動部材との係合が解かれて、塞ぎ部材35を塞ぎ位置へ回動させると共にこの塞ぎ位置で固定する。かご扉の戸閉端への移動時には、作動部材と係合し、塞ぎ部材35の塞ぎ位置での固定を解除し、退避位置への回動を許容する。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、乗りかごへの出入り口部に設けられた乗り場側及びかご側の敷居間に生じる隙間の塞ぎ構造を有するエレベータ装置に関する。
建物の昇降路内に設置された乗りかごが、各階床間を昇降して人員や荷物を運搬するエレベータ装置では、乗りかごを昇降させるために、各階床の乗り場と乗りかごとの間に一定の隙間が設けられている。このため、乗りかごが乗り場に着床停止して出入り口の扉が開いた状態では、乗り場側の敷居とかご側の敷居との間に隙間が生じる。この敷居間の隙間は、人がつまずいたり、或いは車椅子や台車等の車輪が落ち込んで引っ掛かったりする原因となり、危険でもある。また、鍵やカード等の小物品が敷居隙間からピット内に落下し、その回収が困難になる場合がある。
そこで、従来から敷居間の隙間を塞ぐための塞ぎ部材を設け、扉の開放時に敷居隙間を塞ぐように動作させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−250962号公報
特許文献1の発明は、敷居隙間を塞ぐ板をかご床の下部に設置し、エレベータの戸開時に板を回転させて敷居隙間を塞ぎ、エレベータ着床時に敷居隙間からピット内への物の落下を防止している。板は蝶番と戻しばねにより、隙間閉塞状態に付勢される構造になっており、板側に設けられた押し下げレバーを戸閉時にドアが押し、板を戻しばねの付勢力に抗して回転させることによって隙間が開放状態となる。
このような装置では、板を回転させるための押し下げレバーが板の一端部を押して回転動作させるため、出入口幅が広くなると、戻しばねの付勢力に抗して板を回転させる押し下げレバーを動作させるための操作力が大となり、戸閉時のドアへの負荷が大きくなる。またレバーの動作域が広く、設置に広いスペースを要する。
本発明は、乗場側の敷居とかご側の敷居との隙間を、かご扉の開閉に機械的に連動するリンク機構によって、大きな操作力を要することなく塞ぎ部材を回動させて塞ぐことにより、出入口幅や隙間が広い場合にも低負荷・省スペースで実現したエレベータ装置を提供することにある。
本発明の実施の形態係るエレベータ装置は、乗りかごの出入り口に設けられたかご扉を、その開閉方向に沿ってガイドするかご側の敷居と、前記乗りかごが着床可能な各階床の、前記乗りかごへの出入り口に設けられた乗り場扉を、その開閉方向に沿ってガイドする乗り場側の敷居と、前記かご側の敷居と乗り場側の敷居との間に生じる隙間を塞ぐことができる形状を有し、一辺が前記かご側の敷居側の支持部材に回動可能に支持され、この回動により前記隙間を塞いだ塞ぎ位置と退避位置とに変位可能な塞ぎ部材と、前記かご扉の戸閉端からの戸開の開始に伴い前記かご扉側の作動部材との係合が解かれて作動し、前記塞ぎ部材を前記塞ぎ位置へ回動させると共にこの塞ぎ位置で固定し、前記かご扉の戸閉端への移動に伴いかご扉側の作動部材と係合し、かご扉の移動力を受けて前記塞ぎ部材の前記塞ぎ位置での固定を解除し、前記塞ぎ部材の前記退避位置への回動を許容するリンク機構とを備え、前記リンク機構は、前記かご扉側の作動部材との係合が解かれると構成部品の自重によって下方向に移動し、前記かご扉側の作動部材との係合により上昇するように構成され、かつ、前記リンク機構には摺動ブロックが連結され、前記リンク機構の前記下降に伴い、この摺動ブロックが、前記塞ぎ部材の回動軸と同軸に設置され、前記塞ぎ部材に、その回動と連動可能に連結された回動ブロックの一端を押し下げることによって前記塞ぎ部材を前記塞ぎ位置へ回動させ、前記摺動ブロックの上昇により前記塞ぎ部材の前記退避位置への回動を許容する。
上記構成によれば、大きな操作力を要することなく塞ぎ部材を回動させて、敷居間の比較的大きな隙間を有効に塞ぐことができる。
本発明の一実施形態に係るエレベータ装置の全体構成を示す図である。 本発明の一実施形態における乗りかごの扉部分を乗り場側から見た正面図であり、かご扉の戸閉状態を表している。 本発明の一実施形態における乗りかごの扉部分を乗り場側から見た正面図であり、かご扉戸開開始状態を表している。 本発明の一実施形態における塞ぎ部材と乗り場側の敷居との関係を示す斜視図である。 退避位置にある塞ぎ部材とかご側及び乗り場側の敷居との関係を示す側面図である。 塞ぎ位置にある塞ぎ部材とかご側及び乗り場側の敷居との関係を示す側面図である。 緩衝動作時の塞ぎ部材の動作を示す斜視図である。 リンク機構設置方法の一例を示す図である。 リンク機構設置方法の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図1によりエレベータ装置の全体構成を説明する。図1で示すように、エレベータ装置1は、昇降路3内に配置された乗りかご4および釣合いおもり5を備える。昇降路3の上方には、メインロープ9を駆動する巻上機7及び制御装置8等が設置された機械室6が設けられている。制御装置8は、エレベータ装置1の全体を制御するもので、乗り場呼び又はかご呼びに応じて巻上機7を運転制御し、乗りかご4を呼びのあった階へ着床させる。
なお、機械室6を設けずに巻上機7や制御装置8を小形化して昇降路3内の上部に設けた、所謂機械室レスのエレベータ装置であってもよい。
このエレベータ装置1では、建屋の各階床に設けられた乗り場11に、昇降路3内の乗りかご4に通じる出入り口12が設けられ、この出入り口12には、乗り場扉2が設けられている。この乗り場扉2は、乗りかご4の着床時、乗りかご4の出入り口24に設けられたかご扉25側と、図示しないインターロック機構を介して係合し、かご扉25の開閉に連動して開閉動作する。
図2A、図2Bは乗りかご4の出入り口部の右側部分を、乗り場11側から見た正面図である。かご扉25は、左右一対の扉パネルからなる両開式とするが、図では一対の扉パネルのうち右側の扉パネル25aのみを示している。この扉パネル25aは、戸開時、図示右方へ移動するものとする。このかご扉25は、乗りかご4側に構成された扉開閉機構に連結しており、この扉開閉機構により図示左右方向に駆動され、開閉動作する。
なお、扉開閉機構は公知のものであり、本願発明とは直接的に関係しないので構造説明は省略するが、図示しないモータの動力により、扉パネル25aを、図示しない左側のパネルと互いに連動させ、ガイドレールに沿って左右方向に駆動し、開閉動作させるものである。
ここで、図2Aはかご扉25が全閉した戸閉状態を表し、扉パネル25aの図示左側辺は、図示しない左側の扉パネルの右側辺と接合している。図2Bは、上述した戸閉状態から戸開動作を開始し、扉パネル25aが図示右方へ移動した状態を表している。
この乗りかご4の出入り口24部分には、かご側の敷居31が設けられており、上述したかご扉25を、その開閉方向に沿ってスライド可能にガイドする。このかご側の敷居31は、乗りかごの出入り口24の下辺部に設けられており、その上面に形成されたガイド溝は、扉パネル25aの下端部と係合し、この扉パネル25aを開閉方向にガイドする。
かご側の敷居31に対し、乗り場11側にも図4,5で示すように敷居32が設けられている。この乗り場側の敷居32は、かご側の敷居31の一側面( 図4,5の左側面)と所定の間隔を保って対向配置される。この乗り場側の敷居32の上面にもガイド溝が形成されており、図1で示した乗り場扉2を、その開閉方向に沿ってスライド可能にガイドする。
この乗り場扉2も、前述のように、乗りかご4が乗り場11に着床すると、かご扉25と係合し、かご扉25と共に開閉動作する。すなわち、乗り場扉2は、乗りかご4が着床していないときは、図示しないインターロック機構により扉パネルが閉状態にロックされており、乗りかご4が着床すると、乗りかご4側の図示しない係合部材と係合して上述したロック状態が解かれ、かご扉25と共に開閉動作する。
乗りかご4が所定階へ着床したとき、かご側の敷居31と乗り場側の敷居32との間に、図4,5で示す隙間が生じる。本発明の実施形態では、この敷居間の隙間を、図2乃至図5で示す板状の塞ぎ部材35により、かご扉25の戸開動作に伴って塞ぐものである。以下、詳述する。
塞ぎ部材35は、かご側の敷居31と乗り場側の敷居32との間に生じる隙間を塞ぐことができる形状を有する。すなわち、その形状は、かご側の出入り口24の間口よりやや大きな長さと、図4,5で示す敷居31,32の隙間よりやや大きな幅とからなる。なお、この塞ぎ部材35は金属製或いは樹脂製の何れでもよいが、加工性や他の部品との緩衝性などを考慮すれば樹脂材を用いるとよい。
この塞ぎ部材35は、その一辺が敷居31側の支持部材に回動可能に支持されており、この回動により、図5で示す敷居31,32の隙間を塞いだ塞ぎ位置と、図4で示すかご側の敷居31の下部に退避した退避位置とに変位する。すなわち、塞ぎ部材35の一辺には、図3で示すように軸取付ブロック53によって回動軸56が取り付けられ、この回動軸56は軸支持部材57によって、かご側の敷居31に固定されている。
軸取付ブロック53は、塞ぎ部材35とそれぞれの凹凸部をはめ合うように組み立て可能な形状となっており、塞ぎ部材35の一辺に軸取付ブロック53を複数設置した場合に、回動軸56の同軸度を確保しやすい構成となっている。
この回動軸56上には、塞ぎ部材35との間に、図6に示すように、緩衝用のねじりばね52を介して回動ブロック51が設置され、後述するリンク機構41により回動ブロック51が回動駆動されると、ねじりばね52のばね力により塞ぎ部材35が追従して回動する。すなわち、回動ブロック51は、回動方向への緩衝機構であるねじりばね52を介して塞ぎ部材35に連結されている。
このように、回動ブロック51は、ねじりばね52を介して塞ぎ部材35に設置されており、塞ぎ位置にある塞ぎ部材35に負荷がかかった際、塞ぎ部材35の回動ブロック51に対する回転動作をねじりばね52のばね力によって緩衝しながら過負荷を回避する。
この構成により、塞ぎ部材35に荷重が加わることによる塞ぎ部材35支持部の損傷を防止できる。
この塞ぎ部材35を回動させるためのリンク機構41は、扉パネル25aの図4で示す戸閉端からの戸開(図示右方への移動)の開始に伴い、扉パネル25a側の作動部材42との係合が解かれて作動し、塞ぎ部材35を図5で示す塞ぎ位置へ回動させると共にこの塞ぎ位置で固定する。
すなわち、扉パネル25aの図示右部分には、斜辺を介して所定高さに位置設定された作動部材42が設けられている。リンク機構41は、作動ブラケット55、アーム43、リンク61を有し、アーム43の後述する下降動作により、図4で示す摺動ブロック44を、固定板46を介して図5で示す状態まで引き下げ、回動ブロック51を図示右回りに回動させ、塞ぎ部材35を図5で示す塞ぎ位置へ変位させる。
リンク機構41を構成する作動ブラケット55は、図2A,Bで示すように、リンク機構41の図示右端部に縦向きに設けられ、その上端近くには作動部材42上と係合可能なピン55aが設けられている。このピン55aは、扉パネル25aが図2Aで示す戸閉端位置に在るとき、作動部材42上に係合し、作動ブラケット55を所定高さに保っている。
かご扉25の戸開動作により扉パネル25aが図示右方へ移動すると、ピン55aは図2Bで示すように作動部材42上から外れる。すなわち、作動ブラケット55は、この作動部材42との係合が解かれて斜辺に沿って自重により下方へ作動する。
これに対し、かご扉25の戸閉動作により、扉パネル25aが図5の状態から図4の状態へ図示左方に移動すると、この扉パネル25aの移動力を受けて作動ブラケット55のピン55aは作動部材42の斜辺に沿って上昇する。そして、図4で示す戸閉端では、作動部材42上に係合し、作動ブラケット55を所定の高さまで上昇させる。
作動ブラケット55の下端にはアーム43の一端が連結されている。アーム43はかご扉25が設けられた乗りかご4の出入り口の間口方向に沿って設けられており、この間口方向に沿って配置された複数のリンク61により、図4及び図5で示すかご側敷居取付梁36に、取付けベース47を介して上下動可能に連結されている。したがって、アーム43は、作動ブラケット55の上下動に伴い、上下方向に平行移動する。
アーム43には、図4、図5及び図7、図8で示すように額縁上に形成された摺動ブロック44が、固定板46を介して取り付けられており、アーム43の上下動に伴い、摺動ブロック44も上下動する。すなわち、リンク機構41は摺動ブロック44を有し、リンク61を介してかご側敷居取付梁36に取付けベース47を介して設けられている。
ここで、塞ぎ部材35が図4で退避位置にあるとき、回動ブロック51の一端部(図示右端部)は、摺動ブロック44の額縁状の開口内に位置しており、摺動ブロック44が下降すると、これに係合している回動ブロック51の図示右端部が押し下げられ、回動ブロック51は図示右回りに回動する。この回動ブロック51の回動に伴い、塞ぎ部材35も同方向に回動し、図5で示す塞ぎ位置へ変位する。
また、このとき摺動ブロック44は、図5で示すように回動後の回動ブロック51の図示右側面とかご側の敷居31の側面との間に位置し、回動ブロック51の図示左回りの回動を阻止する。このため、塞ぎ部材35は図5で示す塞ぎ位置に保持される。すなわち、摺動ブロック44は、その下降により、回動ブロック51とかご側の敷居31との間に挟まることで、塞ぎ部材35を塞ぎ位置で固定している。
一方、かご扉25の戸閉時に扉パネル25aが図示左方に移動したことにより、前述のようにリンク機構41を構成する作動ブラケット55及びアーム43が上昇すると、摺動ブロック44も上昇し、回動ブロック51が回動可能となる。このため、塞ぎ部材35はその自重によって図示左回り回転し、退避位置で保持される。すなわち、塞ぎ部材35の塞ぎ位置での固定を解除し、塞ぎ部材35の図4で示す退避位置への回動を許容する。
このように、リンク機構41は、かご扉25の戸開動作に伴い作動部材42との係合が解かれると、構成部品の自重によって下方向に移動する。また、かご扉25の戸閉動作に伴い作動部材42と係合することにより上昇する。このリンク機構41には摺動ブロック44が連結されており、リンク機構41の下降に伴い、この摺動ブロック44が、回動ブロック51の一端を押し下げ、これを回動させる。回動ブロック51は、塞ぎ部材35の回動軸と同軸に設置され、塞ぎ部材35と連動可能に連結されており、回動ブロック51の回動に伴い、塞ぎ部材35を塞ぎ位置へ回動させる。また反対に、摺動ブロック44の上昇により回動ブロック51に対するロックが解除され、塞ぎ部材35の退避位置への回動を許容する。
摺動ブロック44は、上下に動く際にかご側の敷居31と擦れないよう隙間を開けているが、図5の上右方向に負荷がかかると、摺動ブロック44を固定板46と共に保持している板ばね45が撓むことで、摺動ブロック44が右方向に倒れる。このことにより、前述した挟まれ動作が可能となっている。なお、図示左方向に変位した場合、摺動ブロック44と回動ブロック51の係合位置がずれ、回転動作できない可能性がある。このため、固定板46によって左方向の変位を制限している。
塞ぎ部材35の先端には、図6で示すように、柔軟性のある素材の先端部材54が設置されている。この先端部材54は、塞ぎ部材35の回動方向に対して部分的に変形可能な状態で取り付けられている。また、この先端部材54は、塞ぎ部材35の先端から乗り場側の敷居32下に達する長さを有する。
この構成により、塞ぎ部材35及び先端部材54によって敷居31,32間を塞ぐことができ、小物類がこの隙間からピット内まで落下するようなことはなく、容易に回収可能である。また、先端部材54はゴム等の柔軟な素材で形成されており、先端位置では塞ぎ部材35と独立して変形することが可能となっている。
この塞ぎ状態において、乗りかご4 の荷重が大きく変化すると、乗りかご4 が一時的に僅かに上昇することがある。このような乗りかご4 の一時的上昇が生じて先端部材54が乗り場側の敷居32に接触しても、変形可能であるため損傷や塞ぎ部材35の回転動作不良は生じない。
リンク機構41は、図7に示すように、取付けベース47によってかご側敷居取付梁36の補強板36aに設置される。
この構成により、かご側敷居取付梁36の板厚等の形状を乗りかご4の仕様に応じて変更した場合にも、補強板36aの位置を変更するだけで容易に対応可能である。
また図8に示すように、補強板36aに取付ブラケット49を介して取付けベース47を設置してもよい。このように設置すれば、図示左右方向にも位置調整が可能であり、補強板36aに高い取付精度を要求しない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 … エレベータ装置
2 … 乗り場扉
3 … 昇降路
4 … 乗りかご
11 … 乗り場
24 … 乗りかごの出入り口
25 … かご扉
31 … かご側の敷居
32 … 乗り場側の敷居
35 … 塞ぎ部材
36 … かご側敷居取付梁
36a … かご側敷居取付梁の補強板
41 … リンク機構
42… 作動部材
43 … アーム
44 … 摺動ブロック
45 … 板ばね
46 … 固定板
47 … 取付ベース
48 … ストッパー
49 … 取付ブラケット
51 … 回動ブロック
52 … ねじりばね
53 … 軸取付ブロック
54 … 塞ぎ部材先端部材
55 … 作動ブラケット
56 … 回動軸
57 … 軸支持ブロック
61 … リンク

Claims (5)

  1. 乗りかごの出入り口に設けられたかご扉を、その開閉方向に沿ってガイドするかご側の敷居と、
    前記乗りかごが着床可能な各階床の、前記乗りかごへの出入り口に設けられた乗り場扉を、その開閉方向に沿ってガイドする乗り場側の敷居と、
    前記かご側の敷居と乗り場側の敷居との間に生じる隙間を塞ぐことができる形状を有し、一辺が前記かご側の敷居側の支持部材に回動可能に支持され、この回動により前記隙間を塞いだ塞ぎ位置と退避位置とに変位可能な塞ぎ部材と、
    前記かご扉の戸閉端からの戸開の開始に伴い前記かご扉側の作動部材との係合が解かれて作動し、前記塞ぎ部材を前記塞ぎ位置へ回動させると共にこの塞ぎ位置で固定し、前記かご扉の戸閉端への移動に伴い前記かご扉側の作動部材と係合し、前記かご扉の移動力を受けて前記塞ぎ部材の前記塞ぎ位置での固定を解除し、前記塞ぎ部材の前記退避位置への回動を許容するリンク機構とを備え、
    前記リンク機構は、前記かご扉側の作動部材との係合が解かれると構成部品の自重によって下方向に移動し、前記かご扉側の作動部材との係合により上昇するように構成され、
    かつ、前記リンク機構には摺動ブロックが連結され、前記リンク機構の前記下降に伴い、この摺動ブロックが、前記塞ぎ部材の回動軸と同軸に設置され、前記塞ぎ部材に、その回動と連動可能に連結された回動ブロックの一端を押し下げることによって前記塞ぎ部材を前記塞ぎ位置へ回動させ、前記摺動ブロックの上昇により前記塞ぎ部材の前記退避位置への回動を許容するエレベータ装置。
  2. 前記摺動ブロックは、その下降により、前記回動ブロックと前記かご側の敷居の間に挟まることで、前記塞ぎ部材を前記塞ぎ位置で固定する請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記回動ブロックは、回動方向への緩衝機構を介して前記塞ぎ部材に連結されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記塞ぎ部材の先端には、柔軟性のある素材が前記塞ぎ部材の回動方向に対して部分的に変形可能な状態で取り付けられる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記リンク機構は、前記かご側の敷居が設置される梁の補強板に設置される請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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