JP2005204912A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【目的】 操作演出に対する期待感を低下させることなく、遊技者の意思に応じて操作演出の有無を決定することができる遊技機を提供する。
【構成】 選択演出においてボタン演出の「あり」が選択された場合、可変表示の実行期間中に操作ボタンを用いて可変表示装置9に表示されたピストル104から的106に向って弾105を発射させる演出表示を行う。また、選択演出においてボタン演出の「なし」が選択された場合、表示結果が大当りとなるときは表示結果がハズレとなるときに比べて高い割合で可変表示の実行期間中に再び選択演出を実行する。これにより、ボタン演出(操作演出)に対する期待感を低下させることなく、遊技者の意思に応じて操作演出の有無を決定することができる。
【選択図】 図21
【構成】 選択演出においてボタン演出の「あり」が選択された場合、可変表示の実行期間中に操作ボタンを用いて可変表示装置9に表示されたピストル104から的106に向って弾105を発射させる演出表示を行う。また、選択演出においてボタン演出の「なし」が選択された場合、表示結果が大当りとなるときは表示結果がハズレとなるときに比べて高い割合で可変表示の実行期間中に再び選択演出を実行する。これにより、ボタン演出(操作演出)に対する期待感を低下させることなく、遊技者の意思に応じて操作演出の有無を決定することができる。
【選択図】 図21
Description
本発明は、所定の始動条件が成立した後、可変表示の開始条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数の識別情報を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置に導出表示する表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段と、を備え、前記表示結果事前決定手段によって表示結果を予め定められた特定表示結果とすることを決定したときに前記可変表示装置に前記特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機に関するものである。
従来、一般に、可変表示装置を備えた遊技機の一例としてのパチンコ遊技機は、可変表示装置における複数列(例えば、左・中・右の3列)の可変表示部で図柄(識別情報)を可変表示し、各可変表示部の停止図柄が同一図柄で揃った大当り図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技状態を発生するようになっていた。また、このようなパチンコ遊技機には、遊技盤に設けた操作センサの操作により選択画像を選択させて、あたかも遊技者に停止させる図柄を選択させるような操作演出を行うもの(例えば、特許文献1参照)や、可変表示中の図柄を停止させる操作ボタンを設け、操作ボタンの操作を有効とする期間を設けると共にその操作ボタンの有効タイミングを遊技者に報知するもの(例えば、特許文献2参照)が提案されていた。
特開2003−299816号公報(第4−14頁、図26)
特開2002−239144号公報(第5−6頁、図5)
ところで、上記特許文献1の構成では、遊技者が操作演出を行わずに通常の態様で図柄を停止させたいと思う場合でも、予め定めた条件が成立すると強制的に操作センサを用いた操作演出を行わせる構成となっていた。そこで、特許文献1の操作演出の構成を特許文献2の構成にそのまま組み合わせた場合、操作演出を実行するか否かを遊技者に選択させる構成とすることができる。しかしながら、図柄の表示結果は、操作演出を実行するか否かの選択が行われる以前に決定されるので、このような構成とした場合、遊技者が操作演出を実行しないことを選択したときに大当りが頻繁に発生するようになってしまい、操作演出に対する期待感が低下するという問題が生じる。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、操作演出に対する期待感を低下させることなく、遊技者の意思に応じて操作演出の有無を決定することができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、所定の始動条件が成立(例えば、始動入賞口14への始動入賞)した後、可変表示の開始条件の成立(例えば、前回の特別図柄の可変表示及び特定遊技状態の終了)に基づいて各々が識別可能な複数の識別情報(例えば、特別図柄)を可変表示する可変表示装置(例えば、可変表示装置9)と、該可変表示装置に導出表示する表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段(例えば、ステップS300の特別図柄通常処理で大当り判定用乱数によって大当りか否かを決定し、ランダム2又はランダム3の抽出値に基づいて表示結果を決定する機能)と、を備え、前記表示結果事前決定手段によって表示結果を予め定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)とすることを決定したときに前記可変表示装置に前記特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)において、可変表示に関わる決定に用いられる数値データ(例えば、大当り判定用乱数であるランダム1)を更新する数値データ更新手段(例えば、2msタイマ割込処理でCPU56の大当り判定用乱数をカウントアップする機能)と、始動条件の成立に応じて前記数値データ更新手段から数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、始動口スイッチ通過処理のステップS113でCPU56の大当り判定用乱数から乱数を抽出する機能)と、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを予め定められた上限個数まで記憶可能な始動記憶手段(例えば、始動口スイッチ通過処理のステップS113で大当り判定用乱数の抽出値を格納する機能)と、を含み、前記表示結果事前決定手段は、前記始動記憶手段に記憶されている数値データが所定の判定値データ(例えば、大当り判定値「7」)と合致するか否かにより、前記特定表示結果を表示するか否かの決定を行う機能(例えば、ステップS300の特別図柄通常処理で大当り判定用乱数によって大当りか否かを決定する機能)を有し、遊技者が操作可能な操作手段(例えば、操作ボタン60、光センサ61,62)と、前記操作手段の操作を検出する検出手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS180、特別図柄変動処理のステップS225、図柄変動中処理のステップS828)と、前記操作手段を使用して所定の演出(例えば、ピストル104から弾105を発射して的106に当てる演出)を行う操作演出(例えば、ボタン演出)を実行する操作演出実行手段(例えば、図柄変動中処理のステップS828で操作ボタン60が操作されたことを判定して、ステップS829で弾105を発射する表示を行う制御)と、前記操作演出を実行するか否かの選択を、前記操作手段を使用して行う選択演出を実行する選択演出実行手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS175〜S180)と、前記選択演出の実行期間中における前記検出手段の検出に基づいて、前記操作演出を実行するか否かを判定する判定手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS171〜S182)と、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき(例えば、始動口スイッチ通過処理のステップS113で大当りを決定する大当り判定用乱数値が抽出されて大当り図柄を表示する旨の決定がなされたとき)、複数の操作演出のうち、第1の操作演出(例えば、ボタン演出において弾105が的106に当った表示を行った後に「命中」の文字108を表示する大当り演出)を行う第1操作演出実行手段(例えば、変動パターン設定処理におけるステップS203のボタン演出時変動パターン種別テーブル選択処理で通常の大当り演出を実行する変動パターンを選択し、これに基づいて演出制御プロセス処理の図柄変動中処理(ステップS803)で通常の大当り演出を実行する制御)と、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示しない旨の決定がなされたとき(例えば、始動口スイッチ通過処理のステップS113でハズレを決定する大当り判定用乱数値が抽出されて大当り図柄を表示しない旨の決定がなされたとき)、前記第1の操作演出とは異なる第2の操作演出(例えば、ボタン演出において弾105が的106から外れた表示を行った後に「残念」の文字107を表示するハズレ演出)を行う第2操作演出実行手段(例えば、変動パターン設定処理におけるステップS203のボタン演出時変動パターン種別テーブル選択処理で通常のハズレ演出を実行する変動パターンを選択し、これに基づいて演出制御プロセス処理の図柄変動中処理(ステップS803)で通常のハズレ演出を実行する制御)と、前記判定手段により操作演出が実行されない旨の判定がなされたときに(例えば、ボタン演出設定処理のステップS181でボタン演出の「なし」を判定したときに)、再び前記選択演出を実行するか否かを決定する再選択演出実行決定手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS183〜S193)と、を備え、前記再選択演出実行決定手段は、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたときに再び選択演出を実行する旨の決定がなされる割合(例えば、ボタン演出設定処理のステップS191において「0〜29」の計30個の再選択判定用乱数のうち「0〜27」の計28個の再選択判定値で選択演出を実行する旨の決定がなされる割合)が、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示しない旨の決定がなされたときに再び選択演出を実行する旨の決定がなされる割合(例えば、ボタン演出設定処理のステップS189において「0〜29」の計30個の再選択判定用乱数のうち「28,29」の計2個の再選択判定値で選択演出を実行する旨の決定がなされる割合)よりも高くなるように設定されている設定値データ(例えば、大当り時の再選択判定用テーブルの再選択判定値「0〜27」、リーチはずれ時の再選択判定用テーブルの再選択判定値「28,29」)を用いて決定を行うことを特徴とする遊技機。
また、請求項2の発明においては、前記操作手段は、第1の操作手段(例えば、光センサ61,62)と、該第1の操作手段とは異なる第2の操作手段(例えば、操作ボタン60)と、から構成され、前記検出手段は、前記判定手段による判定のために前記第1の操作手段の操作を検出する第1の検出手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS180、特別図柄変動処理のステップS225)と、前記操作演出実行手段による操作演出のために前記第2の操作手段の操作を検出する第2の検出手段(例えば、図柄変動中処理のステップS828)と、から構成されることを特徴とする。
また、請求項3の発明においては、前記判定手段は、前記選択演出の実行期間中に前記検出手段の検出がないとき、前記操作演出を実行する旨の判定を行う(例えば、ボタン演出設定処理のステップS180で選択入力がないことを判定することでボタン演出を実行する旨の判定を行う)ことを特徴とする。
また、請求項4の発明においては、前記検出手段の検出が行われた後に前記操作演出を開始するまでの時間を前記検出手段の検出タイミングに応じて調整することで、前記検出手段の検出タイミングに関わらず、前記操作演出の開始タイミングを一定にする時間調整手段(例えば、ボタン演出設定処理のステップS177aで選択入力ありを判定すると、ボタン演出の有無に応じて演出あり点灯指定コマンド又は演出なし点灯指定コマンドをセットし(ステップS177c,S177d)、ステップS179で選択タイマのタイムアウトを判定した後に、ステップS181でボタン演出ありを判定してステップS182へ移行する制御)を備えたことを特徴とする。
また、請求項5の発明においては、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき、複数の操作演出のうち、特定の操作演出(例えば、ボタン演出における特定の大当り演出)を行う特定操作演出実行手段(例えば、演出制御プロセス処理の図柄変動中処理(ステップS803)で特定の大当り演出を実行する制御)を備え、前記特定操作演出実行手段は、前記検出手段の検出が予め定められた有効回数(例えば、5回)に達したとき、前記第2の操作演出と同様の操作演出をした後に(例えば、「残念」の文字107を表示した後に)、前記検出手段の検出を無効にした状態で前記第1の操作演出と同様の操作演出を行う(例えば、「命中」の文字108を表示する)特定の操作演出を実行することを特徴とする。
また、請求項6の発明においては、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき、複数の操作演出のうち、特別の操作演出(例えば、ボタン演出における特別の大当り演出)を行う特別操作演出実行手段(例えば、演出制御プロセス処理の図柄変動中処理(ステップS803)で特別の大当り演出を実行する制御)を備え、前記特別操作演出実行手段は、前記検出手段の検出が予め定められた有効回数に(例えば、5回)達したとき、前記第2の操作演出と同様の操作演出をした後に(例えば、「残念」の文字107を表示した後に)、前記検出手段の検出を有効にした状態で前記第1の操作演出と同様の操作演出を行う(例えば、「命中」の文字108を表示する)特別の操作演出を実行することを特徴とする。
請求項1の発明においては、遊技者が操作演出の実行を選択しなかった場合、特定表示結果を表示する旨の決定がなされたときは、特定表示結果を表示しない旨の決定がなされたときに比べて高い割合で可変表示の実行期間中に再び選択演出を実行するので、操作演出に対する期待感を低下させることなく、遊技者の意思に応じて操作演出の有無を決定することができる。
また、請求項2の発明においては、選択演出時に用いられる操作手段と、操作演出時に用いられる操作手段とを個別に設けることで、各演出における操作性を異ならせることができ、ひいては遊技の興趣を向上することができる。
また、請求項3の発明においては、操作演出を実行する頻度を高めることができ、ひいては操作演出に対する期待感を向上することができる。
また、請求項4の発明においては、検出手段の検出タイミングに関わらず操作演出の開始タイミングを一定にすることで可変表示時間を制御するデータを共通化でき、ひいては制御負担を軽減することができる。
また、請求項5の発明においては、一旦、第2の操作演出と同様の操作演出を行った後に検出手段の検出を無効にした状態で第1の操作演出と同様の操作演出を行うことで、敗者復活的な演出を行うことができ、ひいては演出の興趣を向上することができる。
また、請求項6の発明においては、一旦、第2の操作演出と同様の操作演出を行った後に検出手段の検出を有効にした状態で第1の操作演出と同様の操作演出を行うことで、敗者復活的な演出を行うことができ、ひいては演出の興趣を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。先ず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機の全体構成について説明する。図1はパチンコ遊技機を示す正面図であり、図2は遊技盤を示す正面図である。
パチンコ遊技機1は、縦長方形状に形成された外枠(図示しない)と、該外枠の内側に開閉可能に取り付けられる遊技枠とを備える。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示しない)と、機構部品等が取り付けられる機構板(図示しない)と、前面枠及び機構板に取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤を除く)とを含む構造体である。また、パチンコ遊技機1は、額縁形状に形成されて遊技枠に開閉可能に設けられるガラス扉枠2を有する。
図1に示すように、ガラス扉枠2は額縁状に形成され、ガラス扉枠2の下方には打球供給皿3が設けられている。打球供給皿3の下方には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4と、打球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5とが設けられている。遊技盤6は、該遊技盤6を構成する板状体と、該板状体に取り付けられる種々の部品とを含む構造体である。遊技盤6の前面には、図2に示すように、遊技領域7が形成されている。遊技領域7の中央付近には、特別図柄を個々に可変表示する「左」「中」「右」の可変表示部8a〜8cを含む可変表示装置9が設けられている。本実施形態では、「左」「中」「右」の3つの可変表示部8a〜8cにおいて、図柄が全て同一図柄で揃うと大当りとなるように制御され、このうち予め定めた図柄(例えば、奇数数字の図柄)で揃う確変図柄となると確変大当りとなるように制御される。
また、可変表示装置9には、後で詳述するボタン演出の選択画面(選択演出)で遊技者からの選択指示(遊技者の操作)を検出する第1の操作手段としての左右一対の光センサ61,62が設けられている。左側の光センサ61は、画面表示上の左側の選択肢(例えば、図15(A)に示す「あり」の選択肢)の選択を検出する一方、右側の光センサ62は、画面表示上の右側の選択肢(例えば、図15(A)に示す「なし」の選択肢)の選択を検出する。光センサ61,62による具体的な選択検出方法は、遊技者が選択したい選択肢の表示を押すような感覚でガラス前面に指を移動させることで、光センサ61,62からの投射光が指に衝突して反射し、その反射光を光センサ61,62の受光部で受光する。そして、光センサ61,62は、受光した受光スポットの位置に基づき反射点である遊技者の指までの距離が所定距離範囲内であったか否かを判別し、所定距離範囲内であった場合には、遊技者からの選択指示として主基板31に検出信号を出力する。なお、実施形態中では、第1の操作手段を光センサによって構成しているが、これに限らず、押しボタンスイッチやレバー等によって構成するようにしてもよい。また、ボタン演出時に用いられる後述の操作ボタン60に第1の操作手段としての機能を併合させる構成としてもよい。
可変表示装置9の上部には、左右一対のランプにより構成された普通図柄表示器10が設けられている。一方、可変表示装置9の下部には、始動入賞口14に入った有効入賞球の数、即ち始動記憶数を表示する特別図柄始動記憶表示器41(4つのLED)が設けられている。特別図柄の始動記憶は、4個を上限数として記憶可能である。そして、特別図柄始動記憶表示器41は、始動入賞口14への入賞がある毎に点灯するLEDを1個増やす一方、可変表示装置9の可変表示が開始される毎に点灯するLEDを1個減らす。
可変表示装置9の下方には、始動入賞口14を備えた可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16の駆動によって始動入賞口14の開閉動作を行い(但し、閉鎖状態でも始動入賞口14への入賞が可能である)、始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれて始動口スイッチ14aで検出される。
可変入賞球装置15の下方には、特定遊技状態においてソレノイド21によって開放状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチ22で検出され、開閉板20からの入賞球はカウントスイッチ23で検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21A(図3参照)が設けられている。
可変入賞球装置15の左側方には、ゲート32が設けられている。ゲート32に遊技球が入賞し、その遊技球がゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄始動記憶が上限に達していなければ、所定の乱数値が抽出される。そして、普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態であれば、普通図柄表示器10による可変表示が開始される。普通図柄表示器10において表示状態が変化する可変表示を開始できる状態でなければ、普通図柄の始動記憶数が1個増やされる。なお、普通図柄の始動記憶数は、4個を上限値として記憶可能であり、その始動記憶数が普通図柄始動記憶表示器(図示しない)に表示される。
本実施形態では、普通図柄表示器10を構成する左右一対のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって普通図柄の可変表示が行われ、可変表示は所定時間(例えば29.2秒)継続する。そして、可変表示の終了時に左側のランプが点灯すれば当りとなる。当りとするか否かは、ゲート32に遊技球が入賞したときに抽出された乱数の値が所定の当り判定値と一致したか否かによって決定される。普通図柄表示器10における可変表示の表示結果が当りである場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開放状態になって遊技球が入賞し易い状態になる。即ち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。
さらに、特別遊技状態としての確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められると共に、可変入賞球装置15の開放時間及び開放回数のうちの一方又は双方が高められ、遊技者にとってさらに有利になる。また、確変状態等の所定の状態では、普通図柄表示器10における可変表示期間(変動時間)が短縮されることによって、遊技者にとってさらに有利になるようにしてもよい。
また、遊技領域7には、複数の入賞口29,30,33,39が設けられ、これらの入賞口29,30,33,39への遊技球の入賞は、それぞれ入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aによって検出される。遊技領域7の左右両端には、遊技中に点滅表示される飾りランプ25が設けられ、遊技領域7の下端には、入賞しなかった打球を吸収するアウト口26が設けられている。さらに、遊技領域7の外周となるガラス扉枠2の前面には、効果音や音声を発生させる左右一対のスピーカ27と、光装飾用の天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、及び右枠ランプ28cと、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51と、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52と、が設けられている。また、本実施形態のパチンコ遊技機1には、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50(図3参照)が隣接して設置されている。
また、パチンコ遊技機1には、駆動モータ94(図3参照)の回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示しない)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入った後に遊技領域7を流下する。特別図柄の可変表示を開始できる状態において、打球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ14aで検出されると、可変表示部8a〜8cにおいて特別図柄の可変表示を開始する。特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、特別図柄の始動記憶数を1個増やす。
可変表示部8a〜8cにおける特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄の組み合わせが大当り図柄であると、特定遊技状態に移行する。即ち、一定時間が経過するまで又は所定個数(例えば10個)の打球が入賞するまで開閉板20が開放する。そして、開閉板20の開放中に打球がV入賞領域に入賞してV入賞スイッチ22で検出されると、継続権が発生して開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。停止時の可変表示部8a〜8cにおける表示結果が確率変動を伴う大当り図柄(確変図柄)である場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。即ち、確変状態という遊技者にとってさらに有利な状態(特別遊技状態)となる。具体的には、後述する大当り判定用乱数となるランダム1の大当り判定値の数を通常時に比べて増やすことで、大当りとなる確率を高く設定する。
また、本実施形態のパチンコ遊技機1には、ボタン演出(操作演出)時に用いられる第2の操作手段としての操作ボタン60が打球操作ハンドル5の近傍に設けられている。操作ボタン60は、ボタン演出の実行期間内に設定される有効期間でのみボタン操作の検出が有効となり、そのボタン操作がボタン演出での演出内容に反映されるようになっている。具体的な演出内容としては、図16(G)に示すように、操作ボタン60が押されたタイミングで、ピストル104から弾105が発射される。なお、実施形態中では、第2の操作手段を押しボタンスイッチによって構成しているが、これに限らず、前述した第1の操作手段としての光センサ61,62と同様な光センサやレバー等によって構成するようにしてもよい。また、第1の操作手段としての光センサに第2の操作手段としての機能を併合させる構成としてもよい。
図3は、パチンコ遊技機1に設けられる主基板31の回路構成を示すブロック図である。なお、図3には、ランプ・LED制御基板35、払出制御基板37、音制御基板70、演出制御基板80、及び発射制御基板91も示されている。
主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a、満タンスイッチ48、球切れスイッチ95、賞球カウントスイッチ96、及びクリアスイッチ97からの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、各ソレノイド16,21,21Aを基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路59と、基本回路53から与えられるデータに従って大当り情報等の情報出力信号を外部装置(ホールコンピュータ等)に出力する情報出力回路64と、主基板31に記憶されたシステム内容をリセットするためのシステムリセット回路65と、が搭載されている。基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54と、ワークメモリとして使用されるRAM55と、プログラムに従って制御動作を行うCPU56と、該CPU56と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部57とを含む。また、基本回路53には、光センサ61,62からの検出信号が入力されるようになっている。
ランプ・LED制御基板35に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信するランプ制御用のコマンド信号に応じて、遊技盤6に設けられている特別図柄始動記憶表示器41及び飾りランプ25の表示制御を行うと共に、枠側に設けられている天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、賞球ランプ51、球切れランプ52の表示制御を行う。
払出制御基板37に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、各種入賞口への遊技球の入賞に基づいて主基板31から受信する払出制御用のコマンド信号に応じて、球払出装置98を駆動制御して遊技球の払い出しを制御する。
音制御基板70に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信する音制御用のコマンド信号に応じて、スピーカ27からの音発生を制御する。
演出制御基板80に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信する図柄制御用のコマンド信号に応じて、特別図柄を可変表示する可変表示装置9と普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の表示制御を行う。また、演出制御基板80には、操作ボタン60からの検出信号が入力されるようになっている。
発射制御基板91に搭載されているマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM)は、打球発射装置の駆動モータ94を駆動制御することで、遊技球の発射を制御する。なお、駆動モータ94の駆動力は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。即ち、発射制御基板91のマイクロコンピュータによって、操作ノブ5の操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御される。
次に、パチンコ遊技機1の動作について説明する。図4は、主基板31における遊技制御手段(例えば、CPU56等)が実行する特別図柄プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャートである。この処理は、主基板31の遊技制御手段が実行するメイン処理の2msタイマ割込処理にて2ms毎に行われる割込処理内で実行される。なお、2msタイマ割込処理では、図6(A)中に示す各種乱数の更新処理、特別図柄を表示制御するための特別図柄プロセス処理、普通図柄を表示制御するための普通図柄プロセス処理、大当り中や始動入賞回数等の情報を外部(例えば、ホールコンピュータ等)に出力するための情報出力処理、賞球払出コマンド信号を払出制御基板37に出力する賞球処理、始動記憶数の表示制御コマンド信号をランプ・LED制御基板35に出力する記憶処理等が実行される。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う際に、遊技盤6に設けられている始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための始動口スイッチ14aがオンしていたら、即ち遊技球が始動入賞口14に入賞する始動入賞が発生していたら(ステップS310)、始動口スイッチ通過処理(ステップS311)を行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S308のうちのいずれかの処理を行う。
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄の可変表示を開始できる状態になるのを待つ。CPU56は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、始動記憶の記憶数を確認する。始動記憶の記憶数が0でなければ、後述する大当り判定用乱数(ランダム1)の抽出値が予め定めた大当り決定の乱数値と合致するか否かの判定によって大当りとするか否か決定する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に移行するように更新する。
特別図柄停止図柄設定処理(ステップS301):可変表示後の特別図柄の停止図柄を決定する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に移行するように更新する。
変動パターン設定処理(ステップS302):特別図柄の可変表示の変動パターンを、変動パターン決定用乱数の値に応じて決定する。また、決定された変動パターンに基づいて、特別図柄が可変表示を行って導出表示されるまでの可変表示時間(変動時間)を特別図柄プロセスタイマにセットした後、特別図柄プロセスタイマをスタートさせる。このとき、演出制御基板80に対して、特別図柄の停止図柄を指令する情報(特別図柄指定コマンド)と、変動態様(変動パターン)を指令する情報(変動パターンコマンド)と、が送信される。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に移行するように更新する。
特別図柄変動処理(ステップS303):所定時間が経過(ステップS302の特別図柄プロセスタイマがタイムアウト)すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。
特別図柄停止処理(ステップS304):可変表示部8a〜8cにおいて可変表示される特別図柄が停止されるように制御する。具体的には、特別図柄停止を示す演出制御コマンド(確定コマンド)が送信される状態に設定する。そして、停止後の特別図柄が大当り図柄となった場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に移行するように更新する。そうでない場合には、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
大入賞口開放前処理(ステップS305):大入賞口(開閉板20)を開放する制御を開始する。具体的には、カウンタやフラグを初期化すると共に、ソレノイド21を駆動して開閉板20を開状態とすることで大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、大当り中フラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に移行するように更新する。
大入賞口開放中処理(ステップS306):大入賞口ラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御基板80に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。最後の大入賞口の閉成条件が成立したら、内部状態をステップS307に移行するように更新する。
特定領域有効時間処理(ステップS307):V入賞スイッチ22の通過の有無を監視して、特定遊技状態の継続条件の成立を確認する処理を行う。特定遊技状態の継続条件が成立し、且つまだ残りラウンドがある場合には、内部状態をステップS305に移行するように更新する。また、所定の有効時間内に特定遊技状態の継続条件が成立しなかった場合、又は全てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステップS308に移行するように更新する。
大当り終了処理(ステップS308):特定遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御手段に行わせるための制御を行う。そして、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
図5は、始動口スイッチ通過処理(ステップS311)を示すフローチャートである。始動口スイッチ通過処理において、CPU56は、始動記憶数が最大値(上限数)である4に達しているかどうか確認する(ステップS111)。始動記憶数が4に達していなければ、始動記憶数を1増やし(ステップS112)、大当り判定用乱数等の各乱数の値を抽出し、それらを始動記憶数の値に対応した保存領域(特別図柄判定用バッファ)に格納する(ステップS113)。乱数を抽出するとは、乱数を生成させるためのカウンタからカウント値を読み出して、読み出したカウント値を乱数値とすることである。ステップS113では、図6(A)に示す乱数のうち、ランダム1〜ランダム5が抽出される。
図6(A)は、各乱数を示す説明図である。各乱数は以下のように使用される。なお、各乱数は、図6(A)中に示すタイミングによってメイン処理の2msタイマ割込処理で個々にカウントアップされる。
(1)ランダム1:大当りを発生させるか否か決定する(大当り判定用)
(2)ランダム2−1〜2−3(ランダム2):特別図柄の左中右のはずれ図柄を決定する(はずれ図柄決定用)
(3)ランダム3:大当りを発生させる特別図柄の組合せを決定する(大当り図柄決定用)
(4)ランダム4:特別図柄の変動パターンを決定する(変動パターン決定用)
(5)ランダム5:大当りを発生させない場合にリーチとするか否かを決定する(リーチ判定用)
(6)ランダム6:普通図柄に基づく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(7)ランダム7:ランダム1の初期値を決定する(ランダム1初期値決定用)
(8)ランダム8:ランダム6の初期値を決定する(ランダム6初期値決定用)
(9)ランダム9:再選択演出を実行するか否かを決定する(再選択判定用)
なお、大当り判定用乱数であるランダム1は、「0〜316」の範囲内で各カウンタ値が繰返し更新され、始動入賞の発生に伴って抽出された大当り判定用ランダムカウンタの値が大当り判定値「7」の場合には、その始動入賞に基づく可変表示の結果、大当りとすることが事前に決定される。また、遊技状態が確変状態にある場合には、大当り判定値が「7,57,77,107,157」とされる。また、大当り図柄用乱数であるランダム3は、「0〜11」の範囲内で各カウンタ値が繰返し更新され、このうち大当り図柄決定判定値「0,2,4,6,8,10」が確変図柄以外での大当りを決定し、大当り図柄決定判定値「1,3,5,7,9,11」が確変図柄での大当りを決定する。
(1)ランダム1:大当りを発生させるか否か決定する(大当り判定用)
(2)ランダム2−1〜2−3(ランダム2):特別図柄の左中右のはずれ図柄を決定する(はずれ図柄決定用)
(3)ランダム3:大当りを発生させる特別図柄の組合せを決定する(大当り図柄決定用)
(4)ランダム4:特別図柄の変動パターンを決定する(変動パターン決定用)
(5)ランダム5:大当りを発生させない場合にリーチとするか否かを決定する(リーチ判定用)
(6)ランダム6:普通図柄に基づく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)
(7)ランダム7:ランダム1の初期値を決定する(ランダム1初期値決定用)
(8)ランダム8:ランダム6の初期値を決定する(ランダム6初期値決定用)
(9)ランダム9:再選択演出を実行するか否かを決定する(再選択判定用)
なお、大当り判定用乱数であるランダム1は、「0〜316」の範囲内で各カウンタ値が繰返し更新され、始動入賞の発生に伴って抽出された大当り判定用ランダムカウンタの値が大当り判定値「7」の場合には、その始動入賞に基づく可変表示の結果、大当りとすることが事前に決定される。また、遊技状態が確変状態にある場合には、大当り判定値が「7,57,77,107,157」とされる。また、大当り図柄用乱数であるランダム3は、「0〜11」の範囲内で各カウンタ値が繰返し更新され、このうち大当り図柄決定判定値「0,2,4,6,8,10」が確変図柄以外での大当りを決定し、大当り図柄決定判定値「1,3,5,7,9,11」が確変図柄での大当りを決定する。
図7は、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、CPU56は、先ず、始動記憶数が0であるか否かを判定する(ステップS161)。始動記憶数が0のときはそのままメインフローに復帰する一方、始動記憶数が0でないときはボタン演出設定処理(ステップS162)に移行する。ステップS162のボタン演出設定処理を行った後は、始動記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納すると共に(ステップS163)、始動記憶数の値を1減らし、且つ、各保存領域の内容をシフトする(ステップS164)。即ち、始動記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、始動記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。よって、各始動記憶数に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、始動記憶数=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。即ち、この例では、可変表示の開始条件が成立する毎に、各保存領域の内容をシフトする構成としているので、各乱数値が抽出された順番を特定することができる。次に、CPU56は、乱数格納バッファから大当り判定用乱数を読み出し(ステップS165)、大当り判定モジュールを実行する(ステップS166)。大当りとすることに決定した場合には(ステップS167)、大当りフラグをセットする(ステップS168)。そして、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止図柄設定処理に対応した値に更新する(ステップS169)。
図8は、特別図柄通常処理におけるボタン演出設定処理(ステップS162)を示すフローチャートである。ボタン演出設定処理において、CPU56は、先ず、選択タイマスタートフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS171)。選択タイマスタートフラグは、そのセットによって選択タイマがスタートされていること、言い換えれば選択演出が開始されていることを示すフラグである。選択タイマスタートフラグがセットされていれば、そのまま後述のステップS178へ移行する。選択タイマスタートフラグがセットされていなければ、始動記憶数=1に対応する保存領域に保存されている大当り判定用乱数値と大当り図柄決定用乱数値を読み出し(ステップS172)、リーチ判定モジュールを実行する(ステップS173)。リーチとしないことに決定した場合には(ステップS174)、選択タイマスタートフラグをリセットして(ステップS194)メインフローに復帰する。リーチとすることに決定した場合には(ステップS174)、選択表示指定コマンドをセットすることで(ステップS175)、後述する図16(A)に示す「ボタン演出」の文字100、「あり」の文字101、「なし」の文字102が選択演出の画像として表示される。その後、選択タイマをスタートすると共に(ステップS176)選択タイマスタートフラグをセットする(ステップS177)。そして、選択入力(光センサ61,62による検出)の有無を判定する(ステップS177a)。選択入力がなければ、そのまま後述のステップS178へ移行する一方、選択入力があれば、その選択入力となる検出が光センサ61による検出であるか否か、言い換えれば遊技者がボタン演出の「あり」を選択したか否かを判定する(ステップS177b)。ボタン演出の「あり」を選択したときは、演出あり点灯指定コマンドをセットした後に(ステップS177c)、また、ボタン演出の「なし」を選択したときは、演出なし点灯指定コマンドをセットした後に(ステップS177d)、ステップS178へ移行する。なお、演出あり点灯指定コマンドは、後述する調整演出時に「あり」の文字101を点灯制御するためのコマンドであり、演出なし点灯指定コマンドは、調整演出時に「なし」の文字102を点灯制御するためのコマンドである。
次に、CPU56は、選択タイマから1を減算(ステップS178)した後に、選択タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS179)。選択タイマがタイムアウトしていなければ、前記ステップS169の特別図柄プロセスフラグの更新処理を行うことなく、メインフローとなる2msタイマ割込処理に復帰する。選択タイマがタイムアウトしていれば、選択入力(光センサ61,62による検出)の有無を判定する(ステップS180)。なお、選択タイマがスタートしてからタイムアウトするまでに検出された光センサ61,62の検出結果は、光センサ61,62の検出毎に主基板31のRAM55に更新記憶され、ステップS180を実行するタイミングで最終的な検出結果が読み出されて選択入力の有無が判定される。そして、選択入力がなければ、即ち選択演出における光センサ61,62の有効期間が経過したにも拘わらず、光センサ61,62による検出がなければ、そのまま後述のステップS182へ移行する。一方、選択入力があれば、即ち選択演出における光センサ61,62の有効期間内に光センサ61,62のいずれかによる検出があれば、その検出が光センサ61による検出であるか否か、言い換えれば遊技者がボタン演出の「あり」を選択したか否かを判定する(ステップS181)。ボタン演出の「あり」を選択したときは、ボタン演出の実行を示すボタン演出フラグをセットした後に(ステップS182)、そのままステップS194へ移行する。
また、ステップS181においてボタン演出の「なし」を選択したときは、始動記憶数=1に対応する保存領域に保存されている大当り判定用乱数値を読み出し(ステップS183)、大当り判定モジュールを実行する(ステップS184)。大当りとすることに決定した場合には(ステップS185)、大当り時の再選択判定用テーブルを設定した後に(ステップS191)、後述のステップS190へ移行する。一方、ステップS185で大当りとしないことに決定した場合には、始動記憶数=1に対応する保存領域に保存されているリーチ判定用乱数値を読み出し(ステップS186)、リーチ判定モジュールを実行する(ステップS187)。リーチとしないことに決定した場合には(ステップS188)、そのまま前記ステップS194へ移行する。ステップS188でリーチとすることに決定した場合には、リーチはずれ時の再選択判定用テーブルを設定する(ステップS189)。
その後、CPU56は、再選択判定用乱数を抽出し(ステップS190)、設定された再選択判定用テーブルを参照して再選択演出の有無を判定する(ステップS192)。なお、図6(B)に示すように、大当り時の再選択判定用テーブルでは、「0〜29」の計30個の再選択判定用乱数のうち再選択演出の実行を決定する再選択判定値が「0〜27」の計28個設定されている。即ち、大当りとなる始動記憶に対して遊技者がボタン演出の「なし」を選択したときは、高い割合で再選択演出を実行するようになっている。一方、リーチはずれ時の再選択判定用テーブルでは、「0〜29」の計30個の再選択判定用乱数のうち再選択演出の実行を決定する再選択判定値が「28,29」の計2個設定されている。即ち、リーチはずれとなる始動記憶に対して遊技者がボタン演出の「なし」を選択したときは、低い割合で再選択演出を実行するようになっている。再選択演出がなければ、そのままステップS194へ移行する。再選択演出があれば、再選択フラグをセットした後に(ステップS193)ステップS194へ移行する。
図9は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS302)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、CPU56は、先ず、ボタン演出フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS201)。ボタン演出フラグがセットされていれば、ボタン演出フラグをリセットすると共に(ステップS202)ボタン演出時の変動パターン種別テーブルを選択する処理を実行して(ステップS203)、後述するステップS209へ移行する。ボタン演出フラグがセットされていなければ、次に、再選択フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS204)。再選択フラグがセットされていれば、再選択時の変動パターン種別テーブルを選択する処理を実行して(ステップS205)、ステップS209へ移行する。また、再選択フラグがセットされていなければ、次に、大当りフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS206)。大当りフラグがセットされているときは、大当り時の変動パターン種別テーブルを選択する処理を実行して(ステップS207)、ステップS209へ移行する。なお、大当りフラグは、前述した特別図柄通常処理のステップS168でセットされ、ステップS207では、ボタン演出を実行することなくリーチを実行する複数種類の変動パターンのうちいずれかの変動パターンを選択する処理が実行される。一方、大当りフラグがセットされていないときは、はずれ時の変動パターン種別テーブルを選択する処理を実行した後に(ステップS208)ステップS209へ移行する。
ところで、上記したボタン演出時の変動パターン種別テーブルは、可変表示中にボタン演出を実行する変動パターンが選択されるように設定されている。なお、ボタン演出には複数の種類が設定されており、ボタン演出時の変動パターン種別テーブルからの変動パターン決定用乱数値に基づく変動パターンの選択によってボタン演出の種類が決定するようになっている。具体的なボタン演出の種類としては、図10のボタン演出時の変動パターン種別テーブルに示すように、大当りのときは、遊技者が操作ボタン60を所定回数(1〜5回のうちいずれかの回数)操作することでピストル104から弾105を所定回数発射し、所定回数目で弾105が的106に命中して大当りとなる演出(以下、これを通常の大当り演出ともいう)と、操作ボタン60を5回操作して(弾105を5回発射して)全ての弾105が的106から外れ、その後、自動的に弾105が発射されて的106に命中して大当りとなる演出(以下、これを特定の大当り演出ともいう)と、操作ボタン60を5回操作して(弾105を5回発射して)全ての弾105が的106から外れ、その後、弾105が1個追加されて操作ボタン60の操作で発射された弾105が的106に命中して大当りとなる演出(以下、これを特別の大当り演出ともいう)と、がある。変動パターン決定用乱数値が「0〜9」のいずれかのときに通常の大当り演出(1回操作)が選択され、「10〜29」のいずれかのときに通常の大当り演出(2回操作)が選択され、「30〜59」のいずれかのときに通常の大当り演出(3回操作)が選択され、「60〜89」のいずれかのときに通常の大当り演出(4回操作)が選択され、「90〜129」のいずれかのときに通常の大当り演出(5回操作)が選択され、「130〜139」のいずれかのときに特定の大当り演出が選択され、「140〜149」のいずれかのときに特別の大当り演出が選択される。
一方、ハズレのときは、遊技者が操作ボタン60を5回操作することでピストル104から弾105を5回発射し、全ての弾105が的106から外れてハズレとなる演出(以下、これを通常のハズレ演出ともいう)と、操作ボタン60を5回操作して(弾105を5回発射して)全ての弾105が的106から外れ、その後、弾105が1個追加されて操作ボタン60の操作で発射された弾105が再度的106から外れてハズレとなる演出(以下、これを特別のハズレ演出ともいう)と、がある。変動パターン決定用乱数値が「0〜119」のいずれかのときに通常のハズレ演出(5回操作)が選択され、「120〜149」のいずれかのときに特別のハズレ演出が選択される。
また、再選択時の変動パターン種別テーブルは、可変表示中に再選択演出を行い、その後、ボタン演出を実行する変動パターンが選択されるように設定されている。なお、再選択演出後に実行されるボタン演出は、前記ボタン演出時の変動パターン種別テーブルに設定されたボタン演出と同一の複数種類設定されている。但し、再選択演出でボタン演出の「なし」が選択されたときは、後述する特別図柄変動処理において短縮時間タイマがタイムアウトした時点で特別図柄プロセスフラグが特別図柄停止処理に更新されることで、ボタン演出を開始する直前に可変表示が停止されるようになっている。
次に、CPU56は、変動パターン決定用乱数カウンタをロードし(ステップS209)、選択された変動パターンテーブルに基づいて変動パターンを決定し(ステップS210)、決定された変動パターンに基づく変動時間を特別図柄プロセスタイマに設定する(ステップS211)。その後、決定された変動パターンに基づく変動パターンコマンドに応じたコマンド送信テーブルのアドレスをポインタにセットし(ステップS212)、サブルーチンであるコマンドセット処理を実行する(ステップS213)。このコマンドセット処理を実行することによって、演出制御コマンドが演出制御基板80に送信される。本実施形態では、演出制御基板80に送信され得る各演出制御コマンドは、主基板31のROM54のコマンド送信テーブルに格納されている。また、コマンドセット処理では、CPU56は、ポインタが示すROM54のアドレスに格納されている演出制御コマンドデータを、演出制御コマンドデータを出力するための出力ポートに設定すると共に、コマンドを送信することを示す演出制御INT信号を出力する。その後は、再選択開始タイマ、再選択終了タイマ、短縮時間タイマ、特別図柄プロセスタイマをそれぞれスタートさせた後に(ステップS214)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄変動処理に対応した値に更新する(ステップS215)。
図11は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動処理において、CPU56は、先ず、再選択フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS221)。再選択フラグがセットされていなければ、そのまま後述のステップS229へ移行する。再選択フラグがセットされていれば、次に、時間短縮フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS222)。時間短縮フラグは、遊技者が再選択演出でボタン演出の「なし」を選択したときに、後述するステップS227でセットされるフラグである。時間短縮フラグがセットされていれば、そのまま後述のステップS228へ移行する。時間短縮フラグがセットされていなければ、再選択開始タイマがタイムアウトしたか否か、即ち再選択演出において光センサ61,62の検出が有効となる有効期間が開始されたか否かを判定する(ステップS223)。再選択開始タイマがタイムアウトしていなければ、そのままステップS229へ移行する。再選択開始タイマがタイムアウトしていれば、次に、選択入力(光センサ61,62による検出)の有無を判定する(ステップS223a)。選択入力がなければ、そのままステップS229へ移行する一方、選択入力があれば、その選択入力となる検出が光センサ61による検出であるか否か、言い換えれば遊技者がボタン演出の「あり」を選択したか否かを判定する(ステップS223b)。ボタン演出の「あり」を選択したときは、演出あり点灯指定コマンドをセットする一方(ステップS223c)、ボタン演出の「なし」を選択したときは、演出なし点灯指定コマンドをセットする(ステップS223d)。その後、CPU56は、再選択終了タイマがタイムアウトしたか否か、即ち再選択演出において光センサ61,62の検出が有効となる有効期間が終了したか否かを判定する(ステップS224)。
ステップS224で再選択終了タイマがタイムアウトしていなければ、そのままステップS229へ移行する。再選択終了タイマがタイムアウトしていれば、次に、光センサ61,62の有効期間内で遊技者の選択入力があったか否かを判定する(ステップS225)。選択入力があれば、そのままステップS229へ移行する。選択入力がなければ、遊技者がボタン演出の「あり」「なし」のいずれを選択したかを判定する(ステップS226)。なお、再選択開始タイマがタイムアウトしてから再選択終了タイマがタイムアウトするまでに検出された光センサ61,62の検出結果は、光センサ61,62の検出毎に主基板31のRAM55に更新記憶され、ステップS225の処理では、前述したボタン演出設定処理のステップS180と同様に、ステップS225を実行するタイミングで最終的な検出結果が読み出されて選択入力の有無が判定される。ボタン演出の「あり」を選択したときは、そのままステップS229へ移行する。ボタン演出の「なし」を選択したときは、時間短縮フラグをセットした後に(ステップS227)短縮時間タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS228)。短縮時間タイマがタイムアウトしていれば、再選択フラグをリセットすると共に(ステップS231)時間短縮フラグをリセットした後に(ステップS232)、特別図柄プロセスフラグの値を特別図柄停止処理に対応した値に更新する(ステップS230)。短縮時間タイマがタイムアウトしていなければ、特別図柄プロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS229)。特別図柄プロセスタイマがタイムアウトしていれば、前記ステップS230へ移行する一方、特別図柄プロセスタイマがタイムアウトしていなければ、そのままメインフローに復帰する。
次に、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)の動作を説明する。図12は、図示しないメイン処理における演出制御プロセス処理を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S806のうちのいずれかの処理が行われる。各処理において、以下のような処理が実行される。
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):コマンド受信割込処理によって、変動時間を特定可能な演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信したか否か確認する。具体的には、変動パターンコマンドが受信されたことを示すフラグ(変動パターン受信フラグ)がセットされたか否か確認する。変動パターン受信フラグは、コマンド解析処理によって、変動パターン指定の演出制御コマンドが受信されたことが確認された場合にセットされる。
演出設定処理(ステップS801):ボタン演出又は再選択演出を行うことになっているか否かと、行う場合の各種設定を行う。
図柄変動開始処理(ステップS802):左中右図柄の変動が開始されるように制御する。
図柄変動中処理(ステップS803):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミングを制御するとともに、変動時間の終了を監視する。また、左右図柄の停止制御を行う。
図柄停止待ち設定処理(ステップS804):変動時間の終了時に、全図柄停止を指示する演出制御コマンド(特別図柄停止の演出制御コマンド)を受信していたら、図柄の変動を停止し停止図柄(確定図柄)を表示する制御を行う。
大当り表示処理(ステップS805):変動時間の終了後、確変大当り表示または通常大当り表示の制御を行う。
大当り遊技中処理(ステップS806):大当り遊技中の制御を行う。例えば、大入賞口開放前表示や大入賞口開放時表示の演出制御コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。
図13は、演出制御プロセス処理における演出設定処理(ステップS801)を示すフローチャートである。演出設定処理において、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、先ず、選択表示タイマスタートフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS810a)。選択表示タイマスタートフラグは、そのセットによって選択表示タイマがスタートされていること、言い換えれば選択演出が開始されていることを示すフラグである。選択表示タイマスタートフラグがセットされていれば、そのまま後述のステップS810fへ移行する。選択表示タイマスタートフラグがセットされていなければ、選択表示指定コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS810b)。選択表示指示コマンドは、主基板31(CPU56)側の制御となるボタン演出設定処理のステップS175でセットされて主基板31(CPU56)から演出制御基板80(マイクロコンピュータ)に送信される。選択表示指示コマンドの受信がないときは、そのまま後述のステップS817へ移行する。一方、選択表示指示コマンドの受信があるときは、可変表示装置9に選択表示画像(図16(A)に示すボタン演出の選択画面)を表示制御する(ステップS810c)。その後、選択表示タイマをスタートすると共に(ステップS810d)選択表示タイマスタートフラグをセットする(ステップS810e)。そして、演出あり点灯指示コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS810f)。演出あり点灯指示コマンドの受信があるとき、言い換えれば選択演出時に光センサ61による検出があるときは、調整演出として「あり」の文字101を点灯制御した後に(ステップS810g)、後述するステップS810jへ移行する。一方、演出あり点灯指示コマンドの受信がないときは、演出なし点灯指示コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS810h)。演出なし点灯指示コマンドの受信があるとき、言い換えれば選択演出時に光センサ62による検出があるときは、調整演出として「なし」の文字102を点灯制御した後に(ステップS810i)、また、演出なし点灯指示コマンドの受信がないときは、そのままステップS810jへ移行して選択表示タイマから1減算する。その後、選択表示タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS810k)。選択表示タイマがタイムアウトしていなければ、そのまま演出制御プロセス処理のメインフローに復帰する。一方、選択表示タイマがタイムアウトしたら、選択表示スタートフラグをリセットする(ステップS810l)。即ち、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、選択表示タイマの時間管理に基づいて光センサ61,62の操作有効期間と対応する選択演出の画像を一定時間表示制御し、光センサ61,62による検出があると、その検出時点から一定時間が経過するまで(選択演出が終了するまで)の期間を調整演出の実行期間として「あり」の文字101又は「なし」の文字102を点灯制御する。
その後、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、受信した変動パターンコマンドに基づいてボタン演出又は再選択演出を実行するか否かを判定する(ステップS811)。具体的には、受信した変動パターンコマンドのEXTデータを参照して、ボタン演出又は再選択演出の実行を指定する変動パターンコマンドがあるか否か判定する。ボタン演出又は再選択演出を実行しないと判定した場合には(ステップS812)、そのまま後述のステップS817へ移行する。ボタン演出又は再選択演出を実行すると判定した場合には(ステップS812)、ボタン演出実行フラグをセットし(ステップS813)、その後、変動パターンに応じた値を操作カウンタにセットすると共に(ステップS814)、変動パターンに応じた有効期間開始タイマ及び有効期間タイマを設定する(ステップS815)。なお、有効期間開始タイマは、操作ボタン60の操作が有効となる有効期間の開始時点を計時するためのタイマであり、有効期間タイマは、操作ボタン60の有効期間の終了時点を計時するためのタイマである。また、変動パターンに応じた値とは、変動パターン(ボタン演出の種類)毎に設定された操作ボタン60の有効な操作回数と対応する値のことである。例えば、操作ボタン60の3回目の操作で弾105が的106に命中して大当りとなる変動パターン(通常の大当り演出(3回操作))の場合、ステップS814の処理で操作カウンタに「3」の値がセットされ、ステップS815の処理で操作ボタン60の3回の操作と個々に対応する有効期間開始タイマ1〜3及び有効期間タイマ1〜3が設定される。また、当りハズレに関わらず特別の演出が選択された場合には、操作カウンタに「6」の値がセットされる。その後は、有効期間開始タイマ1及び有効期間タイマ1をスタートして(ステップS816)演出制御プロセスフラグの値を図柄変動開始処理に対応した値に更新する(ステップS817)。
図14は、演出制御プロセス処理における図柄変動開始処理(ステップS802)を示すフローチャートである。図柄変動開始処理において、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、特別図柄の可変表示の変動パターンに応じたプロセスデータを選択する(ステップS841)。そして、選択したプロセスデータにおける表示制御実行データ1に対応したプロセスタイマをスタートさせる(ステップS842)。また、プロセスデータ中の表示制御実行データ1に基づいてLCD制御を行う(ステップS843)。例えば、表示制御実行データ1の内容に応じた信号を、LCDによる可変表示装置9に与える。なお、表示制御実行データにはROMのアドレスが設定され、そのアドレスから始まる領域に、より詳細な制御データを格納しておき、それらの制御データに従ってLCD制御を行うように構成してもよい。その後、変動時間タイマ(特別図柄の変動時間に応じたタイマ)をスタートし(ステップS844)、演出制御プロセスフラグの値を図柄変動中処理に対応した値にする(ステップS845)。
なお、プロセスデータは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、特別図柄の可変表示実行期間中における可変表示装置9の表示状態を示すデータが設定されている。例えば、表示制御実行データ1には、可変表示開始時の可変表示装置9の表示状態を示すデータが設定されている。そして、特別図柄の変動期間中において、表示状態を切り替えるタイミングが到来すると、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、プロセスデータにおける次の表示制御実行データに従って、可変表示装置9の表示状態を制御する。また、プロセスタイマ設定値には、表示制御実行データの切り替えタイミングに応じた時間が設定されている。
図15は、演出制御プロセス処理における図柄変動中処理(ステップS803)を示すフローチャートである。図柄変動中処理において、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、演出あり点灯指示コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS821a)。演出あり点灯指示コマンドの受信があるとき、言い換えれば再選択演出時に光センサ61による検出があるときは、調整演出として「あり」の文字101を点灯制御した後に(ステップS821b)、後述するステップS821へ移行する。一方、演出あり点灯指示コマンドの受信がないときは、演出なし点灯指示コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS821c)。演出なし点灯指示コマンドの受信があるとき、言い換えれば再選択演出時に光センサ62による検出があるときは、調整演出として「なし」の文字102を点灯制御した後に(ステップS821d)、また、演出なし点灯指示コマンドの受信がないときは、そのままステップS821へ移行する。なお、演出あり点灯指示コマンド及び演出なし点灯指示コマンドは、それぞれ主基板31(CPU56)側の制御となる図柄変動中処理における光センサ61,62の操作有効期間内で、主基板31(CPU56)から演出制御基板80(マイクロコンピュータ)に送信される。そして、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、演出あり点灯指示コマンド又は演出なし点灯指示コマンドを受信したタイミングで、演出あり点灯制御(ステップS821b)又は演出なし点灯制御(ステップS821d)を実行する。また、このとき、演出制御基板80(マイクロコンピュータ)は、後述するステップS835,S836でのプロセスタイマの時間管理に基づいた表示制御実行データの切り替え制御によって光センサ61,62の操作有効期間と対応する再選択演出の画像表示を制御する。即ち、再選択演出の画像は、プロセスタイマの時間管理に基づいて予め定めた一定時間表示され、光センサ61,62による検出があると、その検出時点から一定時間が経過するまで(再選択演出の画像を切り替えるまで)の期間を調整演出の実行期間として「あり」の文字101又は「なし」の文字102を点灯制御する。
ステップS821では、ボタン演出実行フラグがセットされているか否かを判定する。ボタン演出実行フラグがセットされていなければ、そのまま後述のステップS833へ移行する。ボタン演出実行フラグがセットされていれば、操作カウンタが0であるか否かを判定する(ステップS822)。操作カウンタが0であれば、ボタン演出実行フラグをリセットした後に(ステップS823)ステップS833へ移行する。操作カウンタが0でなければ、次に、有効期間開始タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS824)。有効期間開始タイマがタイムアウトしていなければ、有効期間開始タイマから1減算して(ステップS825)ステップS833へ移行する。有効期間開始タイマがタイムアウトしていれば、有効期間タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS826)。
ステップS826で有効期間タイマがタイムアウトしていれば、そのまま後述のステップS829へ移行する。有効期間タイマがタイムアウトしていなければ、有効期間タイマから1減算した後に(ステップS827)操作ボタン60が操作されたか否かを判定する(ステップS828)。操作ボタン60が操作されていなければ、ステップS833へ移行する一方、操作ボタン60が操作されていれば、ピストル104から弾105を発射する表示を行った後に(ステップS829)操作カウンタから1減算する(ステップS830)。その後、有効期間タイマがタイムアウトしたか否かを判定し(ステップS831)、有効期間タイマがタイムアウトしていなければ、そのままステップS833へ移行する。有効期間タイマがタイムアウトしていれば、有効期間開始タイマ及び有効期間タイマの切り替えを行った後(ステップS832)、即ち、次に設定されている有効期間開始タイマ及び有効期間タイマをスタートさせた後に、ステップS833へ移行する。
ステップS833では、特別図柄停止コマンドを受信したか否かを判定する。特別図柄停止コマンドを受信していれば、ボタン演出実行フラグをリセットした後に(ステップS834)後述のステップS839へ移行する。一方、特別図柄停止コマンドを受信していなければ、プロセスタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS835)。プロセスタイマがタイムアウトしたら、プロセスデータにおける表示制御実行データの切り替えを行う(ステップS836a)。即ち、プロセスデータにおいて、次に設定されているプロセスタイマをスタートさせると共に(ステップS836b)、次に設定されている表示制御実行データに基づいてLCD制御を行う(ステップS836c)。一方、プロセスタイマがタイムアウトしていなければ、プロセスタイマから1減算する(ステップS836d)。そして、変動時間タイマがタイムアウトしていたら(ステップS837)、特別図柄停止の表示制御コマンドの受信を監視するための監視タイマをスタートさせ(ステップS838)、演出制御プロセスフラグの値を図柄停止待ち処理に対応した値にする(ステップS839)。
次に、ボタン演出における表示画像の一例について図16乃至図21を参照して説明する。最初に、前述したボタン演出設定処理のステップS173,S174でリーチとなることが判定されると、図16(A)に示すように、可変表示の開始前に「ボタン演出」の文字100と光センサ61と対応する「あり」の文字101と光センサ62と対応する「なし」の文字102とが可変表示装置9の表示画面全体にボタン演出の選択画面(選択演出)として表示される。このとき、主基板31から演出制御基板80に送信される演出制御コマンドは、ボタン演出設定処理のステップS175でセットされる選択表示指定コマンドである。なお、図16(A)中では、遊技者が「あり」の文字101を押すことで光センサ61がこれを検出して「あり」の文字101が点灯し、ボタン演出の「あり」が選択された場合を例示している。また、ボタン演出の「あり」が選択された時点から次に示す図16(B)(C)の可変表示の開始時点(ボタン演出設定処理のステップS179で選択タイマがタイムアウトする時点)までは、ボタン演出の開始タイミングを一定にするための調整演出として図16(A)に示す画面(「あり」の文字101が点灯した選択画面)が継続的に表示される。その後、図16(B)(C)に示すように、全図柄(可変表示部8a〜8c)の可変表示が開始され、図16(D)に示すように、左右の図柄(可変表示部8a,8c)が停止されてリーチ図柄が表示されると(同図中では、「7,・,7」のリーチ図柄を例示)、図16(E)に示すように、可変表示装置9の表示画面全体にボタン演出の開始画面が表示される。このとき、ボタン演出の開始画面には、「的に当てろ!」の文字103が表示されると共に、ピストル104と5つの弾105と的106が画像表示される。また、表示画面の右上部分には、リーチ図柄を停止表示した可変表示部8a,8cと可変表示中の可変表示部8bが縮小して表示される。但し、ボタン演出の「なし」が選択されると共に再選択演出が実行されない場合は、図16(D)に示す表示態様からそのまま中図柄(可変表示部8b)のリーチ変動が行われて最終的な表示結果が導出される。
次いで、図16(F)に示すように、「的に当てろ!」の文字103が消え、5つの弾105のうち1つがピストル104に装填されると共に、的106の右端から左方向への移動が開始される。なお、この時点で有効期間開始タイマ1がタイムアウトして操作ボタン60の操作が有効になる。その後、操作ボタン60が操作されると、図16(G)に示すように、ピストル104から弾105が発射される。同図中には、発射された弾105が的106から外れた場合を例示している。なお、的106が画面のほぼ中央位置に移動した時点で有効期間タイマ1がタイムアウトして操作ボタン60の操作が無効になる。また、有効期間タイマ1がタイムアウトするまでに操作ボタン60の操作がない場合は、有効期間タイマ1のタイムアウトと同時に自動的に弾105が発射される。また、有効期間タイマ1のタイムアウトと同時に、有効期間開始タイマ2と有効期間タイマ2がスタートする。その後、図16(H)に示すように、2つ目の弾105がピストル104に装填されると共に、的106の右端から左方向への移動が再度開始される。また、この時点で有効期間開始タイマ2がタイムアウトして操作ボタン60の操作が再度有効になる。
そして、通常のハズレ演出の場合には、操作ボタン60の4回の操作でいずれも弾105が的106から外れ、その後、図17(A)(B)に示すように、5回目のボタン操作で弾105が的106から外れる。これにより、図16(C)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「残念」の文字107が表示されてボタン演出が終了し、最終的には、図17(D)に示すように、可変表示部8a〜8cが表示画面全体に元の大きさで表示されると共に、中図柄(可変表示部8b)の可変表示が停止されてはずれ図柄が導出される(同図中では、「7,6,7」のはずれ図柄を例示)。なお、操作ボタン60の3回目から5回目の操作においても、操作ボタン60の2回目の操作時と同様に、各有効期間開始タイマ3〜5と各有効期間タイマ3〜5のスタート及びタイムアウトが行われ、それぞれ的106の右端から左方向への移動開始時点で操作ボタン60の操作が有効になる。一方、通常の大当り演出の場合には、図17(E)(F)に示すように、操作ボタン60の操作で発射された弾105が的106に当る。これにより、図17(G)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「命中」の文字108が表示されてボタン演出が終了し、最終的には、図17(H)に示すように、可変表示部8a〜8cが表示画面全体に元の大きさで表示されると共に、中図柄(可変表示部8b)の可変表示が停止されて大当り図柄が導出される(同図中では、「7,7,7」の大当り図柄を例示)。
なお、図17(E)〜(H)中には、操作ボタン60の4回の操作でいずれも弾105が的106から外れ、その後、5回目のボタン操作で弾105が的106に当った場合を例示しているが、これに限らず、1回目乃至4回目のボタン操作で弾105が的106に当り、その直後に「命中」の文字108を表示して大当り図柄を導出する場合もある。このような弾105が的106に当る操作ボタン60の操作回数目は、変動パターン設定処理においてボタン演出時の変動パターン種別テーブル又は再選択時の変動パターン種別テーブルに基づいて選択される変動パターンによって決定される。また、大当りとなる場合に、通常の大当り演出を実行するか、あるいは後述する特定の大当り演出又は特別の大当り演出を実行するかの決定についても、ボタン演出時の変動パターン種別テーブル又は再選択時の変動パターン種別テーブルに基づいて選択される変動パターンによって決定される。同様に、ハズレとなる場合に、通常のハズレ演出を実行するか、あるいは後述する特別のハズレ演出を実行するかの決定についても、ボタン演出時の変動パターン種別テーブル又は再選択時の変動パターン種別テーブルに基づいて選択される変動パターンによって決定される。
次に、特定の大当り演出について説明すると、通常のハズレ演出と同様に、操作ボタン60の5回の操作でいずれも弾105が的106から外れ、図18(A)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「残念」の文字107が表示される。その後、図18(B)に示すように、再度、ピストル104と的106の画像が表示されて、画面の中央位置を通過した的106が右方向へ移動され、次いで、図18(C)に示すように、ピストル104から自動的に弾105が発射されて、弾105が的106に当る。これにより、図18(D)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「命中」の文字108が表示されてボタン演出が終了し、最終的には、図18(E)に示すように、可変表示部8a〜8cが表示画面全体に元の大きさで表示されると共に、中図柄(可変表示部8b)の可変表示が停止されて大当り図柄が導出される(同図中では、「7,7,7」の大当り図柄を例示)。
次に、特別の大当り演出について説明すると、通常のハズレ演出と同様に、操作ボタン60の5回の操作でいずれも弾105が的106から外れ、図19(A)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「残念」の文字107が表示される。その後、図19(B)に示すように、「残念」の文字107が「チャンス弾追加」の文字109に切り替わると共に1つの弾105が画像表示され、次いで、図19(C)に示すように、弾105がピストル104に装填されて的106の右端から左方向への移動が開始される。また、この時点で有効期間開始タイマ6がタイムアウトして操作ボタン60の操作が有効になる。その後、操作ボタン60が操作されると、図20(A)に示すように、ピストル104から発射された弾105が的106に当る。これにより、図20(B)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「命中」の文字108が表示されてボタン演出が終了し、最終的には、図20(C)に示すように、可変表示部8a〜8cが表示画面全体に元の大きさで表示されると共に、中図柄(可変表示部8b)の可変表示が停止されて大当り図柄が導出される(同図中では、「7,7,7」の大当り図柄を例示)。
一方、特別のハズレ演出の場合には、前記図19(C)に示した的106の移動開始後に、操作ボタン60が操作されると、図20(D)に示すように、ピストル104から発射された弾105が的106から外れる。これにより、図20(E)に示すように、ボタン演出の表示画面からピストル104と的106の画像が消え、替わりに「残念」の文字107が表示されてボタン演出が終了し、最終的には、図20(F)に示すように、可変表示部8a〜8cが表示画面全体に元の大きさで表示されると共に、中図柄(可変表示部8b)の可変表示が停止されてはずれ図柄が導出される(同図中では、「7,6,7」のはずれ図柄を例示)。
次に、再選択演出を実行する場合について説明すると、図21(A)に示すように、「ボタン演出」の文字100と光センサ61と対応する「あり」の文字101と光センサ62と対応する「なし」の文字102とが可変表示装置9の表示画面全体に表示されるボタン演出の選択画面(選択演出)で、遊技者が「なし」の文字102を押すことで光センサ62がこれを検出して「なし」の文字102が点灯し、ボタン演出の「なし」が選択される。その後、図21(B)(C)に示すように、全図柄(可変表示部8a〜8c)の可変表示が開始され、図21(D)に示すように、左右の図柄(可変表示部8a,8c)が停止されてリーチ図柄が表示されると(同図中では、「7,・,7」のリーチ図柄を例示)、図21(E)に示すように、「ボタン演出再選択」の文字110と光センサ61と対応する「あり」の文字101と光センサ62と対応する「なし」の文字102とが可変表示装置9の表示画面全体にボタン演出の選択画面(再選択演出)として表示される。なお、図21(E)中では、遊技者が「あり」の文字101を押すことで光センサ61がこれを検出して「あり」の文字101が点灯し、ボタン演出の「あり」が選択された場合を例示している。また、ボタン演出の「あり」が選択された時点から次に示す図21(F)のボタン演出の開始時点(特別図柄変動処理のステップS224で再選択終了タイマがタイムアウトする時点)までは、ボタン演出の開始タイミングを一定にするための調整演出として図21(E)に示す画面(「あり」の文字101が点灯した選択画面)が継続的に表示される。
その後は、前記図16(E)に示したボタン演出の開始と同様に、図21(F)に示すように、可変表示装置9の表示画面全体に「的に当てろ!」の文字103が表示されると共に、ピストル104と5つの弾105と的106が画像表示されてボタン演出が開始される。但し、図21(E)に示した再選択演出の表示画面でボタン演出の「なし」が選択された場合は、図21(E)に示す表示態様からそのまま中図柄(可変表示部8b)のリーチ変動が行われて最終的な表示結果が導出される。このときの具体的な画像表示制御としては、再選択時の変動パターン種別テーブルに基づいて選択された変動パターンによって予めボタン演出「あり」の表示制御を設定しておく。そして、ボタン演出「なし」の選択によって時間短縮フラグをセットすることで、短縮時間タイマがタイムアウトした時点で主基板31から演出制御基板80に特別図柄停止コマンドを送信し、ボタン演出を実行することなく表示結果を導出する。
ところで、選択演出において、前記図16(A)に示した光センサ61の検出が行われた後に前記図16(E)に示すボタン演出を開始するまでの時間を、前述したボタン演出設定処理のステップS179〜S181のフロー制御に基づき、光センサ61の検出タイミングに応じて調整するようになっており、結果として、光センサ61の検出タイミングに関わらずボタン演出の開始タイミングを一定にするようになっている。具体的には、図22(A)に示すように、選択演出の実行期間、言い換えれば光センサ61,62の操作有効期間をT1、可変表示の開始時点からボタン演出の開始時点までの時間をT2、ボタン演出の実行期間をT3とした場合、可変表示の開始から終了までの時間は、T2+T3となり、可変表示の開始タイミングは、選択演出の開始時点からT1が経過したタイミングとなり、ボタン演出の開始タイミングは、選択演出の開始時点からT1+T2が経過したタイミングとなる。そして、図22(B)に示すように、選択演出の開始から時間A1が経過したタイミング(但し、A1<T1)で光センサ61が操作されてボタン演出「あり」が選択されると、その後、可変表示の開始タイミング、言い換えればボタン演出の開始タイミングを一定にするように、操作有効期間T1が終了するまでの時間A2が経過するまで選択演出の画面で「あり」の文字101を点灯した調整演出が行われ、次いで可変表示が時間T2を実行期間として実行された後に、ボタン演出が時間T3を実行期間として実行される。このとき、調整演出の実行期間となる時間A2は、A2=T1−A1を成立させる値に設定される。また、図22(C)に示すように、選択演出の開始から時間B1が経過したタイミング(但し、A1<B1<T1)で光センサ61が操作されてボタン演出「あり」が選択されると、その後、可変表示の開始タイミング、言い換えればボタン演出の開始タイミングを一定にするように、操作有効期間T1が終了するまでの時間B2が経過するまで選択演出の画面で「あり」の文字101を点灯した調整演出が行われ、次いで可変表示が時間T2を実行期間として実行された後に、ボタン演出が時間T3を実行期間として実行される。このとき、調整演出の実行期間となる時間B2は、B2=T1−B1を成立させる値に設定される。即ち、光センサ61の検出が行われた後に可変表示を開始するまでの時間を光センサ61の検出タイミングに応じて調整して、ボタン演出の開始タイミングを一定にする。これにより、可変表示時間を制御するデータを共通化でき、ひいては制御負担を軽減することができる。
また、再選択演出においても、選択演出と同様に、前記図21(E)に示した光センサ61の検出が行われた後に前記図21(F)に示すボタン演出を開始するまでの時間を、前述した特別図柄変動処理のステップS223〜S226のフロー制御に基づき、光センサ61の検出タイミングに応じて調整するようになっており、結果として、光センサ61の検出タイミングに関わらずボタン演出の開始タイミングを一定にするようになっている。具体的には、図23(A)に示すように、可変表示の開始時点から再選択演出の開始時点までの時間をt1、再選択演出の実行期間、言い換えれば光センサ61,62の操作有効期間をt2、ボタン演出の実行期間をt3とした場合、可変表示の開始から終了までの時間は、t1+t2+t3となる。そして、図23(B)に示すように、再選択演出の開始から時間C1が経過したタイミング(但し、C1<t2)で光センサ61が操作されてボタン演出「あり」が選択されると、その後、ボタン演出の開始タイミングを一定にするように、操作有効期間t2が終了するまでの時間C2が経過するまで再選択演出の画面で「あり」の文字101を点灯した調整演出が行われ、次いでボタン演出が時間t3を実行期間として実行される。このとき、調整演出の実行期間となる時間C2は、C2=t2−C1を成立させる値に設定される。また、図23(C)に示すように、再選択演出の開始から時間D1が経過したタイミング(但し、C1<D1<t2)で光センサ61が操作されてボタン演出「あり」が選択されると、その後、ボタン演出の開始タイミングを一定にするように、操作有効期間t2が終了するまでの時間D2が経過するまで再選択演出の画面で「あり」の文字101を点灯した調整演出が行われ、次いでボタン演出が時間t3を実行期間として実行される。このとき、調整演出の実行期間となる時間D2は、D2=t2−D1を成立させる値に設定される。即ち、光センサ61の検出が行われた後に可変表示を開始するまでの時間を光センサ61の検出タイミングに応じて調整して、ボタン演出の開始タイミングを一定にする。これにより、可変表示時間を制御するデータを共通化でき、ひいては制御負担を軽減することができる。
なお、実施形態中では、遊技機の構成として、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に発射して、少なくとも遊技球が所定の領域に入賞したことを条件成立に含み特定遊技状態を発生させるパチンコ遊技機を例示しているが、特にこれに限定するものではない。例えば、コインを遊技媒体として遊技を行うスロットマシンやコインゲーム等の遊技機であってもよい。
また、本発明に係るリーチとは、停止した図柄(リーチ表示態様という)が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない図柄(リーチ変動中の図柄という)については可変表示が行われていること、全て又は一部の図柄が大当り図柄の全て又は一部を構成しながら同期して可変表示している状態である。具体的には、予め定められた複数の可変表示部に、予め定められた図柄が停止することで大当りとなる有効ラインが定められ、その有効ライン上の一部の可変表示部に予め定められた図柄が停止しているときに未だ停止していない有効ライン上の可変表示部において可変表示が行われている状態(例えば、左・中・右の可変表示部のうち左右の可変表示部には大当り図柄の一部となる図柄(例えば、「7」)が停止表示されている状態で中央の可変表示部は未だ可変表示が行われている状態)、有効ライン上の可変表示部の全て又は一部の図柄が大当り図柄の全て又は一部を構成しながら同期して可変表示している状態(例えば、左・中・右の可変表示部の全てに可変表示が行われてどの状態が表示されても同一の図柄が揃っている状態で可変表示が行われている状態)である。また、リーチの際に、通常とは異なる演出がランプや音で行われることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクター(人物等を模した演出表示であり、図柄とは異なるもの)を表示させたり、背景の表示態様を変化させたりすることがある。このキャラクターの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。
1 パチンコ遊技機
6 遊技盤
9 可変表示装置
14 始動入賞口
31 主基板
41 特別図柄始動記憶表示器
54 ROM
55 RAM
56 CPU
60 操作ボタン
61,62 光センサ
80 演出制御基板
6 遊技盤
9 可変表示装置
14 始動入賞口
31 主基板
41 特別図柄始動記憶表示器
54 ROM
55 RAM
56 CPU
60 操作ボタン
61,62 光センサ
80 演出制御基板
Claims (6)
- 所定の始動条件が成立した後、可変表示の開始条件の成立に基づいて各々が識別可能な複数の識別情報を可変表示する可変表示装置と、該可変表示装置に導出表示する表示結果をその導出表示以前に決定する表示結果事前決定手段と、を備え、前記表示結果事前決定手段によって表示結果を予め定められた特定表示結果とすることを決定したときに前記可変表示装置に前記特定表示結果を表示した後に遊技者にとって有利な特定遊技状態となる遊技機において、
可変表示に関わる決定に用いられる数値データを更新する数値データ更新手段と、
始動条件の成立に応じて前記数値データ更新手段から数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを予め定められた上限個数まで記憶可能な始動記憶手段と、を含み、
前記表示結果事前決定手段は、前記始動記憶手段に記憶されている数値データが所定の判定値データと合致するか否かにより、前記特定表示結果を表示するか否かの決定を行う機能を有し、
遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作を検出する検出手段と、
前記操作手段を使用して所定の演出を行う操作演出を実行する操作演出実行手段と、
前記操作演出を実行するか否かの選択を、前記操作手段を使用して行う選択演出を実行する選択演出実行手段と、
前記選択演出の実行期間中における前記検出手段の検出に基づいて、前記操作演出を実行するか否かを判定する判定手段と、
前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき、複数の操作演出のうち、第1の操作演出を行う第1操作演出実行手段と、
前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示しない旨の決定がなされたとき、前記第1の操作演出とは異なる第2の操作演出を行う第2操作演出実行手段と、
前記判定手段により操作演出が実行されない旨の判定がなされたときに、再び前記選択演出を実行するか否かを決定する再選択演出実行決定手段と、を備え、
前記再選択演出実行決定手段は、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたときに再び選択演出を実行する旨の決定がなされる割合が、前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示しない旨の決定がなされたときに再び選択演出を実行する旨の決定がなされる割合よりも高くなるように設定されている設定値データを用いて決定を行うことを特徴とする遊技機。 - 前記操作手段は、第1の操作手段と、該第1の操作手段とは異なる第2の操作手段と、から構成され、
前記検出手段は、前記判定手段による判定のために前記第1の操作手段の操作を検出する第1の検出手段と、前記操作演出実行手段による操作演出のために前記第2の操作手段の操作を検出する第2の検出手段と、から構成されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記判定手段は、前記選択演出の実行期間中に前記検出手段の検出がないとき、前記操作演出を実行する旨の判定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
- 前記検出手段の検出が行われた後に前記操作演出を開始するまでの時間を前記検出手段の検出タイミングに応じて調整することで、前記検出手段の検出タイミングに関わらず、前記操作演出の開始タイミングを一定にする時間調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
- 前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき、複数の操作演出のうち、特定の操作演出を行う特定操作演出実行手段を備え、
前記特定操作演出実行手段は、前記検出手段の検出が予め定められた有効回数に達したとき、前記第2の操作演出と同様の操作演出をした後に、前記検出手段の検出を無効にした状態で前記第1の操作演出と同様の操作演出を行う特定の操作演出を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。 - 前記表示結果事前決定手段により前記特定表示結果を表示する旨の決定がなされたとき、複数の操作演出のうち、特別の操作演出を行う特別操作演出実行手段を備え、
前記特別操作演出実行手段は、前記検出手段の検出が予め定められた有効回数に達したとき、前記第2の操作演出と同様の操作演出をした後に、前記検出手段の検出を有効にした状態で前記第1の操作演出と同様の操作演出を行う特別の操作演出を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
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