JP2005200800A - ポリ乳酸仮撚糸およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 50重量%以上がポリ乳酸よりなる仮撚糸であって、その沸騰水収縮率が14%以下であり、CR値が10%以上であり、かつ残留トルクが110T/m以下であることを特徴とするポリ乳酸仮撚糸により達成される。
【選択図】 図2
Description
本発明のポリ乳酸仮撚糸の製造方法において、デリベリローラー25とチーズ28の巻取速度との速度比(チーズ28の巻取速度÷デリベリローラー25の速度)は0.6〜1.0であることが好ましい。速度比が0.6以上であればデリベリローラー25とチーズ28との間で糸条Fが弛むことなく、安定して走行し、1.0以下であればチーズ28への巻取張力が適正化され、得られたチーズ28において巻き締まりによる繊維物性の内外層差を低減できるほか、パッケージの形状が安定するため、製編織時の解舒張力が安定して糸切れや製品欠点を低下させ、生産性を向上させることが可能となる。速度比は0.7〜0.98であるとより好ましく、0.75〜0.95であれば最も好ましい。
試料のクロロホルム溶液にTHF(テトロヒドロフラン)を混合し測定溶液とした。これをGPCで測定し、ポリスチレン換算で重量平均分子量を求めた。
未延伸糸または仮撚加工糸をかせ取りし、初荷重0.09cN/dtex下で測定したかせの原長(L0)を測定し、その後かせを実質的に荷重フリーの状態で沸騰水中で15分間処理し、風乾後初荷重0.09cN/dtex下でのかせ長(L1)を測定し、以下の式に従って沸騰水収縮率を計算した。
C.CR値
仮撚糸をかせ取りし、実質的に荷重フリーの状態で沸騰水中15分間処理し、24時間風乾した。このサンプルに0.09cN/dtex相当の荷重をかけ水中に浸漬し、2分後のかせ長(L’0)を測定した。次に、水中で0.009cN/dtex相当のかせを除き0.0018cN/dtex相当の微荷重に交換し、2分後のかせ長(L’1)を測定した。そして下式によりCR値を計算した。
D.残留トルク
仮撚糸を解舒撚りが加えられないように、更に撚り戻りが発生しないように、セラミック製の棒ガイドを支点にV字に折り曲げ、その総試料長が1mとなるように、両上端を0.0588cN/dtexの初荷重下にて固定する。棒ガイドの試料部分に0.00294cN/dtexの微荷重を掛けてから、棒ガイドから試料を取り外し、懸垂状態のまま自己旋回させる。旋回が停止したら検撚機にて検撚を行い、旋回数を測定した。試験回数を5回とし、その平均値を2倍することで試料1m当たりの残留トルクを求めた。
仮撚糸24を10m引き出し、目視にて未解撚部分が全く存在しないものを◎、1〜3個存在するものを○、4個以上のものを×とし、○以上を合格として3段階にて評価した。
東レ(株)製毛羽テスター(DT−104型)を使用し、1000m当たりの毛羽数を測定した。毛羽数が0〜5個であるものは◎、5〜8個であるものは○、8〜10個であるものは△、11個以上であるものを×とし、△以上を合格として4段階で評価した。
加熱雰囲気下(90℃)で、初期試料長200mm、引っ張り速度200mm/分とし、JIS L1013(1999)に示される条件で荷重−伸長曲線を求めた。次に、破断時の荷重値を初期の繊度で割り、それを強度とし、破断時の伸びを初期試料長で割り伸度として強伸度曲線を求め、最大点の強度を90℃加熱下強度とした。
未延伸糸をサンプリングし、オリンパス社製BH−2偏光顕微鏡により、Na光源で波長589nmにてコンペンセーター法により単糸のレターデーションと糸径を測定することにより求めた。
紡糸巻取時の第2引取ローラー11と紡糸巻取装置12との間において、金井工機(株)製三点式張力計(CHECK MASTER)により張力を測定し、巻取張力とした。
仮撚加工時の冷却板18〜施撚体19間の張力を加撚張力(T1)とし、施撚体19〜延伸ローラー20間の張力を解撚張力(T2)とし、それぞれの張力を金井工機(株)製三点式張力計(CHECK MASTER)により測定し、T2/T1を求めた。
仮撚加工時の施撚体20の回転数(S)をストロボにて測定し、施撚体の周長(LL)から施撚体表面速度(S×LL)を求め、延伸ローラー速度を糸条走行速度(Y)として下式にて算出した。
ベルトニップ型摩擦仮撚具:VR=(S×LL)/Y
L.総合評価
本発明の方法に従って仮撚糸28を得るに際して、そのときの仮撚糸の沸騰水収縮率、CR値、残留トルク、毛羽数、未解撚数、糸切れ回数より判断し、充分に生産に適用できるレベルを◎、生産に適用できるレベルを○、生産には適用できないレベルを×として3段階評価し、○以上を合格とした。
重量平均分子量16万、98重量%がL−ポリ乳酸である重合体チップを100℃に設定した真空乾燥機にて10時間乾燥した。チップの水分率は80ppmであった。乾燥したチップを図1に示す紡糸装置のホッパー1に仕込み、これを押出機2にて220℃の温度で溶融した後押し出して、計量ポンプ3にて58.3g/分の吐出量に計量し、240℃に加熱されたスピンブロック4内に設置された紡糸パック5へ導き、孔径0.3mm、孔深度0.5mm、孔数36の口金6から糸条Fを紡出した。この糸条Fを、チムニー7にて25m/分の速度で冷却風を糸条Fに当てて冷却固化させた後、給油装置8にて収束させ、紡糸用油剤(平滑剤として脂肪酸エステルを60重量%含有した油剤を調整し、純油分15重量%の水エマルジョンとした)を繊維重量に対して油分1.0重量%になるように計量して付与した。その後、流体処理装置9にて0.3MPaの空気流にて交絡処理を施した後、周速5000m/分の第1引取ローラー10、周速5025m/分の第2引取ローラー11をそれぞれ介して引き取り(引取速度5000m/分)、巻取速度4925m/分で巻取装置12にてチーズ13を巻き取った。得られた未延伸糸の物性は、繊度117dtex、沸騰水収縮率15%、複屈折度0.013であり、充分な耐熱性を有していた。
<布帛加工条件>
・精錬:ソーダ灰(1g/l)、界面活性剤(0.5g/l)、98℃×20分
・中間セット:140℃×3分
・染色:Dianix Navy Blue ERFS 200(2重量%owf)、pH調整剤(0.2g/l)、110℃×40分
・ソーピング:界面活性剤(0.2g/l)、60℃×20分
・仕上げセット:140℃×30分
実施例2
接触型第2ヒーター24の温度を140℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は5%、CR値は16%、残留トルクは60T/mであった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。
接触型第2ヒーター24の温度を80℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は8%、CR値は21%、残留トルクは88T/mであった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い良好なものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない良好な表面を持つ布帛が得られた。
接触型第2ヒーター24の温度を150℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸を製造しようと試みたが、ヒーター温度が高すぎるため、ヒーター内で糸切れが頻発し、サンプルを得ることができなかった。
接触型第2ヒーター24の温度を150℃、デリベリローラー25の周速を376m/分とした以外は実施例1と同様の方法にてポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は5%、CR値は18%、残留トルクは112T/mであり、捲縮特性・収縮特性は優れたものであったが、オーバーフィード率が低いために、残留トルクは所望の性能を満足することができなかった。また、未解撚数は4個、毛羽数は11個であり、均一な仮撚加工糸を得ることができなかった。また、接触型第2ヒーター24の温度が高すぎるため、サンプリング中に糸切れがしばしば発生し、安定した加工が不可能であった。更に、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、残留トルクによる斜行が発生してしまい、また表面には毛羽・タイトスポットがあり、満足のいく品質の布帛を得ることはできなかった。
接触型第2ヒーター24の温度を70℃とした以外は実施例1と同様の方法にてポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は15%、CR値は22%、残留トルクは100T/mであり、捲縮特性と残留トルクは所望の性能を満足することができたが、寸法安定性に劣るものであった。また、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。更に、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、収縮により布帛が硬化してしまい、満足のいく品質の布帛を得ることはできなかった。
第1引取ローラー10の周速を4500m/分、第2引取ローラー11の周速を4523m/分として、それぞれを介して引き取り(引取速度4500m/分)、巻取速度4433m/分にてチーズ13を巻き取った後、供給ローラー18の周速を290m/分として仮撚加工を行った以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は7%、CR値は19%、残留トルクは70T/mであった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。
第1引取ローラー10の周速を4000m/分、第2引取ローラー11の周速を4020m/分として、それぞれを介して引き取り(引取速度4000m/分)、巻取速度3940m/分にてチーズ13を巻き取り、供給ローラー18の周速を282m/分として仮撚加工を行った以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は10%、CR値は15%、残留トルクは77T/mであった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い良好なものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない良好な表面を持つ布帛が得られた。
第1引取ローラー10の周速を3000m/分、第2引取ローラー11の周速を3015m/分として、それぞれを介して引き取り(引取速度3000m/分)、巻取速度2955m/分にてチーズ13を巻き取り、供給ローラー18の周速を250m/分として仮撚加工を行った以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、仮撚加工に供給した未延伸糸の沸騰水収縮率は65%であった。また、得られた仮撚加工糸の沸騰水収縮率は12%、CR値は9%、残留トルクは115T/mであり、捲縮特性および残留トルクは所望の性能を満足できなかった。また、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。更に、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトであるが、ふくらみに欠け、斜行が見られ、満足な品質の布帛を得ることができなかった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をL−ポリ乳酸よりなる重合体に5重量%添加したマスターペレットを作成し、これとL−ポリ乳酸よりなる重合体とを1:99の割合で混合して紡糸を行った(EBAの実質添加量は0.05重量%)以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は6%、CR値は20%、残留トルクは68T/mであり、良好な物性のポリ乳酸仮撚糸が得られた。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で2級であり、耐摩耗特性の良好な布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をL−ポリ乳酸よりなる重合体に5重量%添加したマスターペレットを作成し、これとL−ポリ乳酸よりなる重合体とを1:5.67の割合で混合して紡糸を行った(EBAの実質添加量は0.75重量%)以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は7%、CR値は19%、残留トルクは70T/mであり、良好な物性のポリ乳酸仮撚糸が得られた。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で4級であり、耐摩耗特性に優れた布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をL−ポリ乳酸よりなる重合体に5重量%添加したマスターペレットを作成し、これとL−ポリ乳酸よりなる重合体とを1:1の割合で混合して紡糸を行った(EBAの実質添加量は2.5重量%)以外は実施例1と同様の方法で紡糸を行ったが、EBAの添加量が若干多いため、紡糸時に糸切れがわずかに発生した。未延伸糸を得ることは可能であったため、実施例1と同様にポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られた仮撚糸の沸騰水収縮率は7%、CR値は19%、残留トルクは70T/mであり、良好な物性であった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で4−5級であり、耐摩耗特性に優れた布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をN−ステアリルステアリン酸アミド(SSA)とした以外は実施例6と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は6%、CR値は20%、残留トルクは68T/mであり、良好な物性のポリ乳酸仮撚糸が得られた。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で2級であり、耐摩耗特性の良好な布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をN−ステアリルステアリン酸アミド(SSA)とした以外は実施例7と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、沸騰水収縮率は7%、CR値は19%、残留トルクは70T/mであり、良好な物性のポリ乳酸仮撚糸が得られた。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で4級であり、耐摩耗特性に優れた布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をN−ステアリルステアリン酸アミド(SSA)とした以外は実施例8と同様の方法で紡糸を行ったが、添加物の添加量が若干多いため、紡糸時に糸切れがわずかに発生した。未延伸糸を得ることは可能であったため、実施例1と同様にポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られた仮撚糸の沸騰水収縮率は7%、CR値は19%、残留トルクは70T/mであり、良好な物性であった。更に、未解撚数は0個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い優れたものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない優れた表面を持つ布帛が得られた。更に、JIS L0849(1996)の摩擦試験機II型により摩擦に対する染色堅ろう度試験を行ったところ、乾燥試験で4−5級であり、耐摩耗特性に優れた布帛であった。
エチレンビスステアリン酸アミド(EBA)をL−ポリ乳酸よりなる重合体に5重量%添加したマスターペレットを作成して、紡糸を行った(EBAの実質添加量は5重量%)以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得ることを試みたが、紡糸時に糸切れが頻発してしまい、未延伸糸パッケージを得ることができなかった。
D/Yを1.2とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、T2/T1は3.5であった。また、得られた仮撚糸の沸騰水収縮率は8%、CR値は21%、残留トルクは85T/mであった。また、未解撚数は0個であり、毛羽数は8個であった。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い良好なものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない良好な表面を持つ布帛が得られた。
D/Yを1.7とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。このとき、T2/T1は1.6であった。得られた仮撚糸の沸騰水収縮率は8%、CR値は20%、残留トルクは84T/mであった。また、未解撚数は3個、毛羽数は0個であり、均一な仮撚糸が得られた。また、実施例1と同様にツイル織物を作製して染色加工を行ったところ、しなやかでソフトでありながら十分なふくらみを持ち、更にポリ乳酸仮撚糸独特の機械的なキシミ感が少なく、染色斑も無い良好なものであった。また得られた布帛には斜行も見られず、緯段や筋の発生もない良好な表面を持つ布帛が得られた。
デリベリローラー25の周速を356m/分とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は11%、CR値は22%、残留トルクは93T/mであり、優れた捲縮特性と良好な収縮特性、残留トルクであった。また、未解撚数、毛羽数ともに0個であり、均一で欠陥の無い仮撚糸が得られた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、十分なふくらみを持つ、外観の良好な布帛を得ることができた。
デリベリローラー25の周速を288m/分とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は5%、CR値は11%、残留トルクは59T/mであり、優れた収縮特性、残留トルクと良好な捲縮特性を持つ仮撚糸が得られた。また、未解撚数、毛羽数ともに0個であり、均一で欠陥の無い仮撚糸が得られた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、適度なふくらみを持ち、ソフトな風合いで外観の良好な布帛を得ることができた。
デリベリローラー25の周速を390m/分とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は15%、CR値は22%、残留トルクは103T/mであり、捲縮特性には優れるものの、収縮特性・残留トルクは所望の性能を満足できなかった。また、未解撚数、毛羽数を測定したところ、両者とも0個であり、均一性には優れていた。得られた仮撚糸を実施例1と同様の方法にて布帛評価を行った。得られた布帛は収縮が高すぎ、粗硬感の残る品位の悪いものであった。
デリベリローラー25の周速を260m/分とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は4%、CR値は9%、残留トルクは55T/mであり、収縮特性・残留トルク特性には優れるものの、捲縮特性は所望の性能を満足できなかった。また、未解撚数、毛羽数を測定したところ、それぞれ2個、6個であり、均一性は満足できるものであった。得られた仮撚糸を実施例1と同様の方法にて布帛評価を行った。得られた布帛はふくらみが足らず、品位の悪いものであった。
接触型第1ヒーター19の温度を90℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は14%、CR値は12%、残留トルクは70T/mであり、良好な寸法安定性、捲縮特性と、優れた残留トルク特性を示した。また、毛羽数は8個、未解撚数は0個であり、均一な仮撚糸を得ることができた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、良好なふくらみ、ソフト感を併せ持つものが得られた。ただし、布帛表面には若干の毛羽が見られた。
接触型第1ヒーター19の温度を150℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は6%、CR値は10%、残留トルクは68T/mであり、優れた寸法安定性、残留トルク特性と、良好な捲縮特性を示した。また、毛羽数は0個、未解撚数は3個であり、均一な仮撚糸を得ることができた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、良好なふくらみ、ソフト感を併せ持つものが得られた。ただし、布帛にはわずかにタイトスポットが観察された。
接触型第1ヒーター19の温度を100℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は11%、CR値は14%、残留トルクは69T/mであり、良好な寸法安定性、捲縮特性と、優れた残留トルク特性を示した。また、毛羽数は5個、未解撚数は0個であり、均一な仮撚糸を得ることができた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、良好なふくらみ、ソフト感を併せ持つものが得られた。ただし、布帛表面にはわずかに毛羽が見られた。
接触型第1ヒーター19の温度を140℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は8%、CR値は16%、残留トルクは68T/mであり、優れた寸法安定性、残留トルク特性と、良好な捲縮特性を示した。また、毛羽数は0個、未解撚数は1個であり、均一な仮撚糸を得ることができた。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、良好なふくらみ、ソフト感を併せ持つものが得られた。ただし、布帛にはごくわずかにタイトスポットが観察された。
接触型第1ヒーター19の温度を80℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得た。得られたポリ乳酸仮撚糸の沸騰水収縮率は16%、CR値は10%、残留トルクは72T/mであり、良好な捲縮特性と、優れた残留トルク特性を示したが、寸法安定性に劣るものであった。また、毛羽数は11個、未解撚数は0個であった。更に、実施例1と同様に布帛評価を行ったところ、布帛形成過程で毛羽による糸切れが多発した。得られた布帛は、良好なふくらみ、ソフト感を併せ持つものが得られたが、布帛表面には毛羽が多く見られ、満足のいく品質の布帛を得ることができなかった。
接触型第1ヒーター19の温度を160℃とした以外は実施例1と同様の方法でポリ乳酸仮撚糸28を得ることを試みたが、接触型第1ヒーター内で糸切れが頻発し、サンプルを得ることができなかった。
2 押出機
3 計量ポンプ
4 スピンブロック
5 紡糸パック
6 口金
7 チムニー
8 給油装置
9 流体処理装置
10 第1引取ローラー
11 第2引取ローラー
12 紡糸巻取装置
13 チーズ
14 チーズ
15 糸道ガイド
16 糸道ガイド
17 糸道ガイド
18 供給ローラー
19 第1ヒーター
20 糸道ガイド
21 冷却板
22 施撚体
23 延伸ローラー
24 第2ヒーター
25 デリベリローラー
26 糸道ガイド
27 糸道ガイド
28 仮撚糸
Claims (6)
- 50重量%以上がポリ乳酸よりなる仮撚糸であって、その沸騰水収縮率が14%以下であり、CR値が10%以上であり、かつ残留トルクが110T/m以下であることを特徴とするポリ乳酸仮撚糸。
- 仮撚糸の未解撚数が3個/10m以下であり、毛羽数が10個/1000m以下であることを特徴とする請求項1記載のポリ乳酸仮撚糸。
- 脂肪酸ビスアミドおよび/またはアルキル置換型の脂肪酸モノアミドを繊維全体に対して0.1〜3.0重量%含有してなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のポリ乳酸仮撚糸。
- 50重量%以上がポリ乳酸よりなる熱可塑性ポリエステルを溶融紡糸して冷却、給油し、引取速度4000m/min以上で引き取り未延伸糸パッケージを得た後、仮撚加工において、第1ヒーター温度90〜150℃、加工倍率1.1〜1.8倍で仮撚し、引き続き第2ヒーター温度80〜140℃、オーバーフィード率10〜30%で弛緩熱熱処理を行うことを特徴とするポリ乳酸仮撚糸の製造方法。
- 仮撚加工に供給する未延伸糸の沸騰水収縮率が25%以下であることを特徴とする請求項4記載のポリ乳酸仮撚糸の製造方法。
- 仮撚加工を行うに際し、そのディスク表面速度(D)と糸条走行速度(Y)の比(D/Y)またはベルト表面速度と糸条走行速度の比(VR)を1.1〜2.0とし、かつ加撚張力(T1)と解撚張力(T2)の比(T2/T1)が1.1〜4.0の範囲であることを特徴とする請求項4または請求項5記載のポリ乳酸仮撚糸の製造方法。
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