JP2005200050A - ドレッシング材包装体およびドレッシング材包装体の開封方法 - Google Patents

ドレッシング材包装体およびドレッシング材包装体の開封方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実且つ容易に包装体を開封できるとともに、開封後にはドレッシング材が袋体から確実に露出することにより、優れた取り出し性を発揮するドレッシング材包装体を提供することを目的とする。
【解決手段】四角形を基本形状として、その少なくとも1つの角を切り落とした形状のドレッシング材を四角形の袋体に密封した包装体であり、ドレッシング材の基本形状である四角形の平面積が袋体内部の平面積に対して65〜85%の大きさであり、袋体外周上の上記ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に、袋体の切開手段が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療分野や衛生分野などで用いられるドレッシング材を袋体に密封したドレッシング材包装体、およびドレッシング材包装体の開封方法に関するものであり、特に、開封が容易であるとともに、開封後のドレッシング材の取り出し易さにも優れたドレッシング材包装体、およびドレッシング材包装体の開封方法に関する。
ドレッシング材は、皮膚の損傷部、例えば火傷や擦傷、潰瘍、褥創などの患部や、カテーテル挿入部などの外科的切開部などに貼付するためのシート状医療用具であり、患部への微生物等の進入を防止して清潔な状態に保つとともに、患部を適度な湿潤状態に維持することにより、治癒を早める効果を発揮する。
そのため、ドレッシング材は製造後から使用時まで滅菌状態を維持するとともに、使用時には容易に取り出せるように包装しておくことが必要である。
そこで本発明者らは、使用時までドレッシング材を密封することにより衛生状態を保ち、また、容易に開封できる包装方法として、ヒートシール袋体の外周上に開封用の切開手段を設けた包装方法をドレッシング材の包装に適用することを検討した。
この包装方法では、包装フィルムに挟んだドレッシング材の周りをヒートシールすることによりドレッシング材を密封して袋体とし、その袋体の外周上に直線状の切り込み(Iノッチ)やV字状の切り込み(Vノッチ)などの切開手段を設けてドレッシング材包装体とする。
そして、これらドレッシング材包装体を開封する際は、上記切開手段を基点に、開封線が袋体内部のドレッシング材と引っ掛からないようにして、袋体の対向する辺まで切り裂くことにより、ドレッシング材を取り出すことができる。
しかし、この方法で開封した場合には、開封後にドレッシング材が袋体から露出せずに袋体の内部に入ったままであるため、ドレッシング材を取り出すためには、袋体の開口部に指を入れてドレッシング材をつまみ出す必要があり、取り出しにくいという問題があった。
このような切開手段によるヒートシール包装体の開封に関し、被包装物の取り出し性を改善するための技術として、切開手段により袋体を開封して袋体の一部を除去し、その開口部から被包装物の一部を露出させる方法が提案されており、この露出した部分を持ち手とすることにより、被包装物が取り出しやすくなる。(例えば特許文献1)
しかし、この方法では開封時に開封線が被包装物と引っ掛かって開封しにくいことがあり、この引っ掛かった状態から無理に袋体を開封しようとした場合には、開封線が側方に曲げられて十分な大きさの開口部が形成されなかったり、また、開封時のせん断力により被包装物を破損してしまうおそれがあった。
そして、ドレッシング材でこのような破損が起こると、その破損部分から微生物が侵入することも懸念されることから、この開封方法をそのままドレッシング材に適用するのは問題があった。
また、被包装物を破損せずに開封できる開封方法として、包装体を、外周に切開手段を有するヒートシール袋体に、固定用樹脂シートに担持した被包装物を密封したものとし、その固定用樹脂シートの外端部、上記切開手段付近の位置に1つ以上の凸部を設ける方法が提案されている。(例えば特許文献2)
この方法によれば、包装体の外周に設けた切開手段から袋体を開封する際に、上記凸部により開封線と固定用樹脂シートとの引っ掛りが軽減されてきれいに開封でき、さらに、上記凸部を持ち手とすることにより、固定用樹脂シートに固定された被包装物が取り出し易くなるとされている。
しかし、この方法では開封線と固定用樹脂シートとの引っ掛りが低減して開封し易くなるという効果は発揮するものの、開封線が凸部に当たらなければ固定用樹脂シートは袋体から露出せず、取り出す際には袋体の開口部から指でつまみ出さなければならない場合が多くあった。
さらに、この方法に用いる固定用樹脂シートは取り出し後は廃棄されるものであり、廃棄物の削減ならびに製品コスト低減という観点からは、このような部材を用いることは好ましいものではなかった。
特開2000-157333号公報(請求項5) 特開2001-335064号公報(請求項1)
本発明はこのような課題を解決するために為されたものであり、確実且つ容易に包装体を開封できるとともに、開封後にはドレッシング材が袋体から確実に露出することにより、優れた取り出し性を発揮するドレッシング材包装体を提供することを目的とするものである。
また本発明は、確実且つ容易に包装体を開封できるとともに、開封後にドレッシング材を袋体外部に確実に露出することができ、優れた取り出し性を発揮する上記ドレッシング材包装体の開封方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、四角形を基本形状として、その少なくとも1つの角を切り落とした形状のドレッシング材を四角形の袋体に密封した包装体であり、ドレッシング材の基本形状である四角形の平面積が袋体内部の平面積に対して65〜85%の大きさであり、袋体外周上の上記ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に、袋体の切開手段が設けられていることを特徴とするドレッシング材包装体に関するものであり、このような構成のドレッシング材とすることにより、上記課題を解決しうることを見出したものである。
また、本発明は四角形の少なくとも1つの角を切り落とした形状のドレッシング材を四角形の袋体に密封した包装体の開封方法であり、袋体の外周上の、上記ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に設けられた切開手段から、袋体の対向する辺まで開封する途中で、開封線を上記ドレッシング材の角を切り落とした部分と交差させる工程を経ることを特徴とするドレッシング材包装体の開封方法に関するものであり、このような方法で本発明のドレッシング材包装体を開封することにより、容易且つ確実にドレッシング材包装体を開封でき、また、開封後にドレッシング材が袋体外部に確実に露出して、取り出し性に優れたものになることを見出したものである。
本発明のドレッシング材は、袋体の外周上の、ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に切開手段を設けたことにより、切開手段を基点に開封した際に、開封線がドレッシング材の角を切り落とした部分の外周に確実に交差し、この交点からさらに開封操作を続けることにより、ドレッシング材を挟む包装フィルムのうち一方の包装フィルムの側では、ドレッシング材の外周の形状に沿って開封線が適度に曲げられ、スムーズに包装フィルムを切り裂くことができる。
また、もう一方の包装フィルムの側では、交点でドレッシング材が引っ掛ることがないために交点から先でも真っ直ぐ包装フィルムが切り裂かれてドレッシング材の一部が袋体から露出されるため、この露出部分を持ち手とすることにより、ドレッシング材を容易に取り出すことができる。
これらの作用により、本発明のドレッシング材包装体は余分な力を掛けなくともスムーズに開封することができ、また、開封後にドレッシング材の露出部分を持ち手とすることにより、ドレッシング材を容易に取り出すことができる。
本発明のドレッシング材包装体は、ドレッシング材を包装フィルムで挟み、そのドレッシング材の周囲の包装フィルムをヒートシール処理して密封することにより袋体を形成したものである。以下、本発明のドレッシング材包装体の一実施態様である図1記載のドレッシング材包装体1を例として、本発明のドレッシング材包装体について説明する。
ドレッシング材2は、フィルムやシート状の基材の片面に皮膚に貼付するための粘着剤層を有する貼付材であり、使用するまでは粘着剤層を保護するためのセパレータが設けられている。
一般的なドレッシング材は、非常に薄くしかも柔軟でコシがない貼付材であるため、皮膚に貼付する際にセパレータを剥がすと取扱性が悪くなるものが多い。そのため、ドレッシング材のなかには、貼付時の貼付操作性を向上させるために、フィルム背面に剥離可能な裏打材を設けることにより適度な剛性を付与しているものもある。
本発明は、このようなドレッシング材の包装に適しており、特に、裏打材を有するドレッシング材の包装に適用すると、セパレータだけでなく裏打材の剛性も本発明の開封方法にとって有利に働くために好ましい。
本発明のドレッシング材2は、正方形や長方形などの四角形を基本形状として、そのうちの少なくとも1つの角を切り落とした形状である。図1で示した本発明のドレッシング材2は、その4つの角のうちの1つの角を切り落とした形状であり、その角を切り落とした部分3の主要部分を直線で構成し、さらに図1における上側に相当する端部を曲線としたものである。
本発明で、ドレッシング材2の形状をこのように限定するのは、袋体4内でのドレッシング材2の移動を適度に制限するためである。
単にドレッシング材2を密封することのみを目的とするのであれば、ドレッシング材2の形状をこのように限定する必要はない。
しかし、本発明はドレッシング材2を密封するだけでなく、開封性や取り出し性も優れたドレッシング材包装体1を提供することを目的とするものであり、そのためには、ドレッシング材の角を切り落とした部分3と、袋体4に設けた切開手段5との相対的な位置関係が重要となるのである。
そして、このような位置関係を維持するためには、袋体4内でドレッシング材2が自由に動き回れるような構成は好ましくなく、袋体4内でのドレッシング材2の移動範囲をある程度制限して、さらに回転や傾斜なども起こりにくい構成とするのが好ましいのである。
上述の通り、本発明のドレッシング材2は正方形や長方形などの四角形を基本形状とし、その四角形の4つの角のうち少なくとも1つの角を切り落とした形状とするものである。そして、このドレッシング材の角を切り落とした部分3の大きさは、ドレッシング材2や袋体4の内部、そしてドレッシング材包装体1全体の大きさや形状とのバランスを考えて任意に決めればよく、特に、以下のような点を考慮して形状を決めるのが好ましい。
ドレッシング材の角を切り落とした部分3の形状の例としては、隣接する2辺上の任意の2点を直線で結び、その線に沿って角を切り落とした図2に示すような形状や、隣接する2辺上の任意の2点を曲線で結び、その線に沿って角を切り落とした図3のような形状、また、隣接する2辺上の任意の2点を、直線や曲線を任意に組み合わせた線によって結び、その線に沿って角を切り落とした図4のような形状等を挙げることができる。
ドレッシング材の角を切り落とした部分3をこのような形状とすれば、隣接する2辺を結ぶ線は袋体4の切開手段5を設けた辺に対して傾斜し、これにより、切開手段5から開封方向に向かう仮想線6とドレッシング材の角を切り落とした部分3が斜交する。
その結果、切開手段5から仮想線6に沿って開封する際、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線と開封線7が交差すると、その交点から先に開封を進める際にドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線に沿って開封線7が曲げられ、開封線7がドレッシング材2に引っ掛からずにスムーズに開封できるようになる。
このような形状の中でも、特に直線と曲線を組み合わせた線でドレッシング材の角を切り落とした部分3を構成することが好ましく、例えば図1や図4に示した形状のように、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の大部分を直線で構成するとともに、少なくとも開封方向に向かう側の端部を曲線で構成して、ドレッシング材2の外周の辺に対して滑らかに連結するのが好ましい。
このようにすれば、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の大部分を占める直線部では、どの位置においても一様な角度で開封線7が交差する。交点では開封線7が適度に曲げられてドレッシング材2に引っ掛かることがなく、さらに角を切り落とした部分の端部に達した時点では、ドレッシング材2の外周部が曲線となっているために、開封線7がドレッシング材2の外周に沿って滑らかに曲げられ、スムーズに辺方向に開封することができる。
一方、図5のように、角を切り落としていない四角形のドレッシング材2を密封した包装体では、ドレッシング材2の外周線と仮想線6が直交もしくは直交に近い角度で交差するため、仮想線6に沿って開封する際にドレッシング材2と開封線7が交点で引っ掛かってしまい、完全に開封できなかったりドレッシング材2を破損してしまうおそれもある。
本発明のドレッシング材包装体1で、よりスムーズに開封操作を行い、また、開封後に取り出し性を向上するための適度な面積のドレッシング材2を袋体4から露出させるには、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線と仮想線6との交差角8を、特定の範囲とすることが好ましい。
なお、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線と仮想線6が交差すると、仮想線6を挟んで両側に鋭角と鈍角が生じるが、本発明でいう交差角8とはこのうち鋭角を指すものである。
また、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の交点部分の形状が曲線となっている図3のような場合には、その交点を通る接線9と、仮想線6とで形成される角度のうちの鋭角を交差角8とする。
本発明では、交差角8が20〜80度となるように、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の形状を決めるのが好ましく、さらに、30〜60度で交差するようにドレッシング材の角を切り落とした部分3の形状を決めるのが好ましい。
このようにすれば、切開手段5から仮想線6に沿って開封する際に、ドレッシング材2の外周線と開封線7が交差したときに開封線7がドレッシング材2の外周線に沿ってスムーズに曲げられ、より小さな力で袋体4を切り裂くことができる。
それに対し、図6のように交差角8が80度を超える場合には、ドレッシング材2の外周線と開封線7が交差した際に、開封線7がドレッシング材2に引っ掛かかって開封線7がスムーズに曲がりにくくなり、その結果、開封するのに余分な力が必要となる。
一方、図7のように交差角8が20度未満となる場合には、開封線7がドレッシング材の角を切り落とした部分3に引っ掛からず、容易に開封することができる。しかし、この場合には開封後の袋体4からドレッシング材2がほとんど露出せず、交差角8が20度以上となる場合に比べると、ドレッシング材2の取り出し性向上効果は乏しくなる。
ドレッシング材2の形状を決める際には、ドレッシング材の角を切り落とした部分3と開封線7が、ドレッシング材包装体1内のどのような位置で交差するかについても考慮しておくことが好ましい。
本発明では、開封線7をドレッシング材の角を切り落とした部分3に確実に交差させることが重要であり、そのためには、図8に示すように、切開手段5を基点として袋体4の対向する辺までを結ぶ距離10(L)の1/2未満の位置で、ドレッシング材の角を切り落とした部分3と仮想線6が交差するのが好ましい。
なお、図8は本発明の一実施態様である図1記載のドレッシング材包装体1であり、そのドレッシング材2の基本形状である四角形の平面積は、袋体4内部の平面積に対して約70%である。そして、このドレッシング材包装体1では、ドレッシング材2が袋体4内でどのような位置にあっても、上記位置でドレッシング材2の外周線と開封線7が交差する。
切開手段5からドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線までの距離が、切開手段5を基点として袋体4の対向する辺までを結ぶ距離10(L)の1/2未満となるようにドレッシング材2の形状を決めた図8のような場合には、切開手段5とドレッシング材の角を切り落とした部分3との距離が近いために、目的の位置に確実に開封線7を交差させることができる。
一方、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線と仮想線6がこれより遠い距離で交差する図9のような場合には、通常の開封操作を行う限りは目的位置まで切り裂くことが容易であるが、開封操作が雑に行われた場合には、袋体4を切り裂く途中で開封線7が意図しない方向にずれる場合がまれにあり、このような場合、開封線7がドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線上の目的位置とずれた位置で交差し、ドレッシング材2の露出部分が本来よりも小さくなってしまい、取り出し時の持ち手が小さくなる場合がある。
また、本発明ではドレッシング材2の形状だけでなくその大きさも重要であり、ドレッシング材2の基本形状である四角形11の平面積を、袋体4内部の平面積に対して65〜85%の大きさ、好ましくは65〜75%の面積とする。
このような範囲とすれば、袋体4内部でのドレッシング材2の移動や傾斜、回転が適度に制限されることにより、ドレッシング材2が移動や傾斜した場合でも、ドレッシング材の角を切り落とした部分3と開封線7を交差させることが容易になる。
これに対し、ドレッシング材2の基本形状である四角形11の平面積が袋体4内部の平面積に対して65%に満たない場合、以下のような理由から、切開手段を設けることのできる範囲12が狭くなり、ドレッシング材の角を切り落とした部分3と開封線7が確実に交差するような位置に切開手段5を設けることが難しくなる。
本発明のドレッシング材包装体1では、ドレッシング材の角を切り落とした部分3に隣り合うように切開手段5を設ける必要がある。そのため、切開手段5は、ドレッシング材2が袋体4の上端に位置した場合のドレッシング材の下端と、ドレッシング材2が袋体4の下端に位置した場合のドレッシング材の上端との間に設けることになる。
そして、ドレッシング材2の基本形状である四角形11の平面積が袋体4内部の平面積に対して65%に満たない場合には、この範囲が非常に狭くなるため、切開手段5の設置位置の自由度が非常に小さくなるのである。
例えば、図10はドレッシング材2の基本形状である四角形11の平面積が袋体4内部の平面積に対して64%の場合であるが、この場合、切開手段を設けることのできる位置12は袋体4の中央付近のわずかな範囲しかないが、このような位置に切開手段5を設けると、切開手段から開封を行い開封線を本発明のように十分に曲げるようにするには、ドレッシング材の角を切り落とした部分3を大きく採らなくてはならなくなる。
しかし、ドレッシング材の切り落とし部た部分3を大きく採ると、その分だけ袋体4内でのドレッシング材2の傾斜、回転が起こりやすくなり、これによっても目的位置に開封線7を交差させることが難しくなるのである。
また、切開手段5を設ける位置を大きく採るために、ドレッシング材2の形状を図11のように長尺状した場合には、移動距離は制限されるものの、ドレッシング材2が袋体4内で傾斜、回転する自由度が大きくなるために、右に傾斜13したり左に傾斜14することも考える必要があり、切開手段5を設ける範囲を決定するのが難しくなるのである。
一方、ドレッシング材の基本形状である四角形11の平面積が袋体4内部の平面積に対して85%を超えるような場合、袋体4内部でのドレッシング材2の移動はほとんど問題とならず、通常の開封操作を行うことにより容易に開封することができる。しかし、このようなドレッシング材包装体1の開封操作を雑に行うと、開封線7がドレッシング材の角を切り落とした部分3に沿って曲げられた際に、開封線7が側方のヒートシール部分15まで切り裂いてしまうことがまれにあり、この場合、ドレッシング材2を取り出せるだけの十分な大きさの開口部16を設けることができなくなる。
例えば、ドレッシング材の基本形状である四角形11の平面積が袋体4内部の平面積に対して86%である図12のドレッシング材包装体1の場合、開封操作を雑に行うと、ドレッシング材の角を切り落とした部分3で曲げられた開封線7が、開封の勢いで側方のヒートシール部分15まで切り裂いてしまい、図13のような開口部16を形成する。
そして、この開口部16はドレッシング材2の大きさに対して小さいため、袋体4内のドレッシング材2を取り出すには、鋏などを使ってあらためて袋体4を開封する必要がある。
また、袋体4内部の平面積に対してドレッシング材2をこれほど大きくすると、ドレッシング材2の外周と袋体4のヒートシール部分15との隙間が非常に狭くなるため、ヒートシール加工時にドレッシング材2の位置がずれた場合、ドレッシング材2を挟み込んだままヒートシール加工を行ってしまうことがあり、不良品発生率が高くなってしまうおそれもある。
次に袋体4について説明する。本発明の袋体4はドレッシング材2を密封するためのものであり、ドレッシング材2を包装フィルムで挟み、そのドレッシング材の周囲の包装フィルムをヒートシール処理して袋状とする。
包装フィルムとしては、密封性とヒートシール性をバランスよく備えたフィルム、例えばポリエチレンやサーリン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体などのポリオレフィン系ポリマー、アクリル系ポリマーなどからなるプラスチックフィルムや、これらの積層体などを用いる。
包装フィルムが薄すぎると、強度が小さ過ぎて密封包装に適さないものとなり、一方、包装フィルムが厚すぎると切り裂きにくくなることから、強度と切り裂きやすさをバランスよく両立するためには、包装フィルムとしては特定の厚みのものが好ましい。
層構成や素材の種類にもよるが、通常は10〜200μmの厚みの包装フィルムを使用でき、20〜100μmの厚みのものを使用すれば十分な強度を維持したままで良好な切り裂き性を有する袋体を製造できる。そして、25〜50μm程度の厚さの包装フィルムを用いれば、これら特性のバランスが非常に優れた包装体が得られるため好ましい。
包装フィルムは、フィルム製造後にそのままヒートシール包装に用いることもできるが、本発明では一軸もしくは二軸方向に延伸したフィルム、特に一軸延伸フィルムを用いるのが好ましく、その延伸方向と袋体の切り裂き方向が同じになるように包装を行うのが好ましい。
このような構成とすることにより、袋体4を開封する際に開封線7の直進性が高くなり、その結果、開封時に特に意識しなくても切開手段から真っ直ぐ開封することができる。そして、ドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線まで袋体4を確実に開封することができる。
ドレッシング材包装体1の外周部、すなわち袋体4の外周部には、切開手段5を設ける。この切開手段5としては、直線状の切り込み(Iノッチ)やV字状の切り込み(Vノッチ)を設けたり、切り込み可能なように外周部の一部の強度を低下させておいても良い。
切開手段5を設ける位置は、ドレッシング材の角を切り落とした部分3に隣り合う位置とする。
この、「ドレッシング材の角を切り落とした部分3に隣り合う位置」とは、ドレッシング材2が袋体4の一辺側に密着している状態でドレッシング材の角を切り落とした部分3に隣接している位置のみを意味するのではなく、ドレッシング材2が袋体4内のどのような位置にあったとしても、常にドレッシング材の角を切り落とした部分3に面しているような、袋体4の外周上の位置を意味するものである。
このような位置に切開手段5を設けるには、袋体4の外周上の任意の位置に、切開手段5を設けるための候補位置17を設定する。そして、そこから開封方向に向く仮想線6が、ドレッシング材2が袋体4内でどのような位置に移動したり、傾斜や回転したとしても、その仮想線6がドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線と交差するものであれば、その候補位置17に切開手段5を設ければ、本発明のドレッシング材包装体1を製造することができる。
図14および図15はこれを説明するための図である。これらは本発明の一実施態様である図1のドレッシング材包装体1と同じ構成であり、ドレッシング材の角が切り落とされた部分3に面する袋体4の外周上に候補位置17を有する。
このドレッシング材包装体1では、上記候補位置17から開封方向に向かう仮想線6が、ドレッシング材包装体1内のドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線に交差している。そして、図14のように、このドレッシング材2が袋体4内で移動し、例えば包装体の右上隅18や左下隅19に位置していたとしても、仮想線6は上記ドレッシング材の角を切り落とした部分3に交差しており、どのような位置にドレッシング材2があったとしても、仮想線6とドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線が交差している。
さらに、このドレッシング材包装体1は、袋体4内のドレッシング材2の形状および大きさとも本発明の構成要件を満たしていることから、袋体4内でのドレッシング材2の回転が適度に制限されており、図15に示すように、たとえ袋体4内でドレッシング材2が左方向20や右方向21に傾斜したとしても、仮想線6とドレッシング材の角を切り落とした部分3の外周線が交差して、良好に開封することができる。
よって、この候補位置17に切開手段5を設ければ、本発明のドレッシング材包装体1を製造できる。
以上、図1記載のドレッシング材包装体を例として本発明のドレッシング材包装体について説明したが、本発明は図1に記載した構成のドレッシング材だけではなく、種々の形状のドレッシング材について適用することができることは言うまでもない。
例えば、ドレッシング材の角を切り落とした部分3を、切開手段5に面する角だけでなく残りの角にも設ければ、1つの角に設けた場合よりも多様な形状にすることができ、美観に優れるものとなって商品価値を高めることができる。
このようなドレッシング材包装体の例としては、切開手段5に隣り合う角とともに、その角に隣接する角にもドレッシング材の角を切り落とした部分3を設けた図16〜18、切開手段に面する角と、その対角に角を切り落とした部分を設けた図19、また、4つの角すべてを切り落とした形状とした図20や図21のような形状を挙げることができる。
本発明のドレッシング材包装体の一つの例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材包装体の角を切り落とした部分の形状の一つの例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材包装体の角を切り落とした部分の形状の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材包装体の角を切り落とした部分の形状の他の例を表す平面図である。 従来のドレッシング材包装体を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の角を切り落とした部分と仮想線との形成する角度が80度以上の場合を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の角を切り落とした部分と仮想線との形成する角度が20度未満の場合を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の角を切り落とした部分と仮想線との交差位置を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の角を切り落とした部分と仮想線との交差位置を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の基本形状である四角形の大きさが袋体内部の平面積に対して64%のドレッシング材の移動範囲を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の基本形状である四角形の大きさが袋体内部の平面積に対して64%のドレッシング材の傾斜範囲を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の基本形状である四角形の大きさが袋体内部の平面積に対して86%のドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の基本形状である四角形の大きさが袋体内部の平面積に対して86%のドレッシング材包装体を雑に開封した場合を示す平面図である。 本発明のドレッシング材の切開手段を設ける候補位置と、ドレッシング材の角を切り落とした部分との位置関係を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の切開手段を設ける候補位置と、ドレッシング材の角を切り落とした部分との位置関係を表すドレッシング材包装体の平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。 本発明のドレッシング材の他の例を表す平面図である。
符号の説明
1 ドレッシング材包装体
2 ドレッシング材
3 ドレッシング材の角を切り落とした部分
4 袋体
5 切開手段
6 仮想線
7 開封線
8 交差角
9 接線
10 切開手段から袋体の対向する辺までを結ぶ距離
11 ドレッシング材の基本形状である四角形
12 切開手段を設けることのできる範囲
13 袋体内でのドレッシング材の基本形状である四角形の傾斜位置(左回転)
14 袋体内でのドレッシング材の基本形状である四角形の傾斜位置(右回転)
15 ヒートシール部分
16 開口部
17 候補位置
18 袋体内でのドレッシング材の移動位置(右上隅)
19 袋体内でのドレッシング材の移動位置(左下隅)
20 袋体内でのドレッシング材の傾斜位置(左回転)
21 袋体内でのドレッシング材の傾斜位置(右回転)

Claims (5)

  1. 四角形を基本形状として、その少なくとも1つの角を切り落とした形状のドレッシング材を四角形の袋体に密封した包装体であり、ドレッシング材の基本形状である四角形の平面積が袋体内部の平面積に対して65〜85%の大きさであり、袋体外周上の上記ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に、袋体の切開手段が設けられていることを特徴とするドレッシング材包装体。
  2. 袋体が、袋体の開封方向に延伸されたフィルムよりなる請求項1記載のドレッシング材包装体。
  3. 袋体の切開手段を基点として開封方向に向かう仮想線と、ドレッシング材の角を切り落とした部分の外周線との交点での、上記仮想線と上記外周線との交差角が20〜80度である請求項1または請求項2記載のドレッシング材包装体。
  4. 袋体の切開手段からドレッシング材外周上の交点までを結ぶ距離が、切開手段から袋体の対向する辺までを結ぶ距離の1/2未満である請求項3記載のドレッシング材包装体。
  5. 四角形の少なくとも1つの角を切り落とした形状のドレッシング材を四角形の袋体に密封した包装体の開封方法であり、袋体外周上の、上記ドレッシング材の角を切り落とした部分に隣り合う位置に設けられた切開手段から、袋体の対向する辺まで開封する途中で、開封線を上記ドレッシング材の角を切り落とした部分と交差させる工程を経ることを特徴とするドレッシング材包装体の開封方法。
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