JP2005190471A - 特典付与サービス提供装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが既に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に寄与することを可能にする特典付与サービス提供方法を提供すること。
【解決手段】 特典付与サービスを提供する方法は、ユーザIDと商品IDとを含む要求を生成するステップ(S301)と、その要求をサーバ装置20に送信するステップ(S302)と、その要求を端末装置10から受信するステップ(S303)と、その要求に含まれる商品IDによって識別される商品がその要求に含まれるユーザIDによって識別されるユーザによって過去に購入された購入商品に関連する場合には、そのユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成するステップ(S304)と、その応答を端末装置10に送信するステップ(S305)と、その応答をサーバ装置20から受信するステップ(S306)と、その応答に含まれる特典情報を出力するステップ(S307)とを包含する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、商品を購入したユーザにキャッシュバックなどの特典付与サービスを提供する装置に関し、特に、ネットワークを介して接続された複数の端末装置に特典付与サービスを提供する装置に関する。
従来、特定の店舗または特定の店舗チェーンにおいてユーザが商品を購入する際にユーザが所持するポイントカードにポイントを加算し、一定のポイントが蓄積されるとそのポイントをクーポン券などの金券と交換するポイントシステムを導入したり、電子マネーや現金でのキャッシュバックやクーポン券の発行を行うなどの特典をユーザに付与することにより、その特定の店舗またはその特定の店舗チェーンにおいて商品の販売促進を図る方法が知られている。さらには、特定期間に購入したユーザに対しては、特典として、商品以外のものを提供したり、また、販売促進を行うため、特定のユーザに対して、映像のダイジェスト版やプロモーションビデオ等のメディア情報を特典として提供することもある。
また、このようなポイント加算や管理をインターネット上で行うシステムも知られている(特許文献1)。
特開平10−171880号公報
しかし、従来のシステムでは、1つの商品とそれに関連する関連商品とについて販売促進を図ることは考慮されていない。
本発明は、ユーザが既に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に寄与することを可能にする特典付与サービスを提供する装置などを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る特典付与サービス提供装置は、ネットワークを介して接続された複数の端末装置に特典付与サービスを提供する特典付与サービス提供装置であって、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つは、ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力手段と、商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力手段とを備え、前記特典付与サービス提供装置は、前記複数の端末装置のうちの1つから送られてくる、前記ユーザID入力手段によって入力された前記ユーザIDと前記商品ID入力手段によって入力された前記商品IDとを含む要求を受信する受信手段と、受信された前記要求に含まれる前記商品IDによって識別される前記商品が前記要求に含まれる前記ユーザIDによって識別される前記ユーザによって過去に購入された購入商品に関連するか否かを判定する判定手段と、前記商品が前記購入商品に関連すると判定された場合に、前記ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成し、前記応答を前記複数の端末装置のうちの1つに送信する送信手段とを備えることを特徴とする。これによって、端末装置から送られてくる商品IDが示す商品が過去にユーザが購入した商品に関連している場合に特典情報が端末装置に送信されるので、ユーザが購入した商品に関連する関連商品の販売が促進される。
ここで、前記特典付与サービス提供装置はさらに、前記ユーザに応じて前記特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する出力先決定手段を備え、前記送信手段は、前記複数の端末装置のうち前記特典情報出力先として決定された端末装置に前記応答を送信してもよい。例えば、前記特典付与サービス提供装置はさらに、前記ユーザが過去に購入した商品の履歴を商品購入履歴として蓄積する商品購入履歴蓄積手段を備え、前記出力先決定手段は、前記商品購入履歴蓄積手段に蓄積された商品購入履歴をもとに前記特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定してもよいし、前記商品購入履歴には、前記ユーザが過去に購入意図を入力した端末に関する情報が含まれ、前記出力先決定手段は、前記商品購入履歴をもとに前記ユーザが前記商品IDの購入意図を入力する端末を推定し、推定された端末を、前記特典情報を出力すべき特典情報出力先として決定してもよいし、前記複数の端末装置は、表示能力が異なる端末装置であり、前記出力先決定手段は、前記表現能力に応じて特典情報の出力先を決定してもよい。これによって、ユーザにとって都合のよい端末装置に特典情報が出力されるので、ユーザにとっての利便性が向上され、ユーザが商品を購入する確率が増大される。
また、前記特典情報は、動画情報であり、前記送信手段は、前記ユーザによって過去に購入された購入商品に応じて前記動画情報を変更し、変更後の動画情報を前記特典情報として生成したり、前記送信手段は、前記ユーザによって過去に購入された購入商品の購入金額または購入日の情報をもとに前記動画情報を変更してもよい。これによって、高価な商品や早い時期に購入された場合に、より商品価値のある動画情報がユーザに提供され、より高価な商品の購入や早い時期での購入が促進される。
また、前記商品IDは、前記商品の検索条件の1つとして前記複数の端末装置のうちの1つに入力され、前記受信手段は、前記商品IDとともに前記検索条件を受信し、前記送信手段は、前記端末装置に前記特典情報を送信するときに前記検索条件による検索結果を送信してもよい。このとき、前記検索条件は、例えば、前記商品IDのイベントに関するイベント情報に基づく検索条件であり、前記送信手段は、前記イベント情報を用いて前記ユーザによって過去に購入された購入商品を検索することによって前記検索結果を取得し、取得した検索結果を送信してもよい。そして、前記特典付与サービス提供装置はさらに、前記商品IDを含む前記要求を受信した履歴を商品検索履歴として蓄積する商品検索履歴蓄積手段と、前記商品検索履歴蓄積手段に蓄積された商品検索履歴の商品IDの頻度情報をもとに監視すべき商品IDを監視商品として決定する監視商品決定手段とを備え、前記送信手段は、前記監視商品の特典情報が変化したときに、前記ユーザに特典情報を含む応答を送信してもよい。これによって、ユーザが検索した興味ある商品が監視商品として登録され、ユーザに有益な情報が特典情報とともに提供されるので、ユーザの購買意欲が刺激され、商品の販売が促進される。
なお、本発明は、特典付与サービス提供装置として実現できるだけでなく、その特典付与サービスの提供を受ける端末装置として実現したり、それらの装置の特徴的な構成要素をステップとする特典付与サービス提供方法および特典情報受信方法として実現したり、それらの方法をコンピュータに実行させるプログラムとして実現したり、そのプログラムを記録したCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても実現することもできる。
本発明によれば、ユーザが商品を購入する際に、その商品がそのユーザが過去に購入した商品に関連しているか否かを判定し、その商品がそのユーザが過去に購入した商品に関連している場合にはそのユーザに特典を付与する特典付与サービスが提供される。これにより、ユーザが既に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に寄与することが可能になる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のコンピュータシステム1の構成の一例を示す。コンピュータシステム1は、ユーザ(顧客)が商品を購入する際に、その商品がそのユーザが過去に購入した商品に関連しているか否かに基づいてそのユーザに特典を付与するか否かを決定する。例えば、その商品がそのユーザが過去に購入した商品に関連している場合には、そのユーザに特典を付与する。そのユーザに特典を付与する態様としては任意の態様を採用することができる。例えば、そのユーザが所持するポイントカードに蓄積されているポイントを増加させるようにしてもよいし、その商品の値段を割り引くようにしてもよい(例えば、電子マネーや現金でのキャッシュバックやクーポン券の発行)。ポイントカードに蓄積されているポイントが一定の値に到達すると、そのポイントを商品券や景品、現金などと交換することができる。このような特典付与サービスをユーザに提供することにより、ユーザが既に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に寄与することが可能になる。
コンピュータシステム1は、複数の端末装置10と、複数の端末装置10にネットワーク22を介して接続されたサーバ装置20とを含む。
ネットワーク22としては、任意のタイプのネットワークを使用することができる。しかし、接続の利便性を考慮すると、ネットワーク22はインターネットであることが好ましい。
以下、図1を参照して、端末装置10の構成を説明する。
端末装置10は、ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力部11と、商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力部12とを有している。
ユーザIDは、例えば、ユーザが所持するカードの磁気テープに記憶されている。この場合には、その磁気テープをスキャンすることにより、そのカードに付与されているユーザIDを読み取り可能なようにユーザID入力部11が構成される。あるいは、ユーザIDは、バーコード(例えば、1次元または2次元バーコード)またはRFIDタグの形式でカードに付与されていてもよい。この場合には、そのバーコードまたはRFIDタグをスキャンすることにより、そのカードに付与されているユーザIDを読み取り可能なようにユーザID入力部11が構成される。このようなユーザID入力部11の構成は、公知の技術である。
商品IDは、例えば、バーコード(例えば、1次元または2次元バーコード)またはRFIDタグの形式で商品に付与されている。この場合には、そのバーコードまたはRFIDタグをスキャンすることにより、その商品に付与されている商品IDを読み取り可能なように商品ID入力部12が構成される。このような商品ID入力部12の構成は、公知の技術である。
なお、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用いてユーザが入力したユーザIDを端末装置10に入力するようにユーザID入力部11を構成してもよい。また、そのような入力デバイスを用いてユーザが入力した商品IDを端末装置10に入力するように商品ID入力部12を構成してもよい。
端末装置10は、ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を出力する出力部13をさらに有している。特典情報を出力する態様としては、任意の態様を採用することができる。例えば、出力部13は、紙に印刷された形式で特典情報を出力する印刷部18を有していてもよいし、特典情報を表示するLCDなどの表示部19を有していてもよい。特典情報は、印刷部18および表示部19の一方に出力してもよいし、それらの両方に出力してもよい。また、特典情報をバーコードに変換し、バーコードを印刷部18または表示部19に出力するようにしてもよい。このように特典情報をバーコードに変換して出力することは、例えば、ポイントカードに蓄積されているポイントに所定のポイントを加算するためにバーコードを利用している場合に有効である。
なお、ユーザが購入する商品にプリンタのインクカートリッジなどの消耗品である場合には、その消耗品を利用する商品情報(品名、品番、メーカー名など)と特典情報(例えば、加算ポイント)とを出力部13から出力するようにしてもよい。これにより、ユーザは間違えることなくその消耗品を購入することができる。また、書籍の全集、同じアーティストのCD、連続ドラマのDVDシリーズなどをユーザが購入している場合には、既に購入した商品とその特典情報とを出力部13から出力するようにしてもよい。これにより、ユーザが既に購入している商品を誤って購入することを防ぐことができる。
端末装置10は、ネットワーク22を介してサーバ装置20と情報を送受信する送受信部14をさらに有している。端末装置10とサーバ装置20との間の通信の態様は問わない。例えば、端末装置10とサーバ装置20との間の通信は、無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。
端末装置10は、メモリ15と、ユーザID入力部11と商品ID入力部12と出力部13と送受信部14とメモリ15とを制御する制御プログラムを実行するCPU16とをさらに有している。メモリ15には、その制御プログラムの他、その制御プログラムの実行に必要な各種のデータ(例えば、ユーザID入力部11によって入力されたユーザID、商品ID入力部12によって入力された商品IDなど)が格納される。構成要素11〜16は、例えば、内部バス17を介して相互に接続されている。
なお、図1に示される端末装置10の構成はあくまで一例であって、端末装置10の構成が図1に示されるものに限定されるわけではない。端末装置10は、ユーザID入力部11によって入力されたユーザIDと商品ID入力部12によって入力された商品IDとを含む要求を生成する機能と、その要求をサーバ装置20に送信する機能と、その要求に対する応答であって、その要求に含まれる商品IDによって識別される商品がその要求に含まれるユーザIDによって識別されるユーザによって過去に購入された商品に関連すると判定された場合にそのユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答をサーバ装置20から受信する機能と、その応答に含まれる特典情報を出力する機能とを有する限り、任意の構成を有し得る。例えば、端末装置10の上述した機能をメモリ15に格納されたプログラムを実行することによりソフトウェアで実現するようにしてもよいし、ハードウェアで実現するようにしてもよい。あるいは、端末装置10の上述した機能をソフトウェアとハードウェアとを組み合わせて実現するようにしてもよい。
図2は、端末装置10の外観の一例を示す。端末装置10は、例えば、既存のハンディターミナルを用いて構成され得る。
次に、図1を再び参照して、サーバ装置20の構成を説明する。
サーバ装置20は、購入履歴データベース32にアクセス可能に構成された購入履歴管理サーバ30と、特典データベース42にアクセス可能に構成された特典管理サーバ40と、購入履歴管理サーバ30と特典管理サーバ40とを制御する制御サーバ50とを含む。ネットワーク22がインターネットである場合には、購入履歴管理サーバ30、特典管理サーバ40および制御サーバ50は、インターネット上のWebサイトであり得る。
なお、図1に示されるサーバ装置20の構成はあくまで一例であって、サーバ装置20の構成が図1に示されるものに限定されるわけではない。サーバ装置20は、複数の端末装置10のうちの1つから送信された要求を受信する機能と、その要求に含まれる商品IDによって識別される商品がその要求に含まれるユーザIDによって識別されるユーザによって過去に購入された購入商品に関連するか否かを判定する機能と、その商品がその購入商品に関連すると判定された場合には、そのユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成する機能と、その応答を複数の端末装置10のうちの1つに送信する機能とを有する限り、任意の構成を有し得る。例えば、サーバ装置20を単一のサーバで構成するようにしてもよいし、購入履歴データベース32および特典データベース42を単一のデータベースで構成するようにしてもよい。
なお、サーバ装置20が要求に対する応答を送信する端末装置10は、その要求を送信した端末装置10と同一の端末装置10であってもよいし、その要求を送信した端末装置10と異なる端末装置10であってもよい。例えば、実施の形態3で後述するようにサーバ装置20がユーザに応じて特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する機能を有している場合には、サーバ装置20は、複数の端末装置10のうち、その特典情報出力先として指定された端末装置10に要求に対する応答を送信する。
図3は、コンピュータシステム1によって提供される特典付与サービスの処理の手順の一例を示す。この処理は、端末装置10とサーバ装置20とが協働することによって達成される。
ユーザID入力部11によってユーザIDが端末装置10に入力され、商品ID入力部12によって商品IDが端末装置10に入力されると、CPU16によってそのユーザIDとその商品IDとを含む要求が生成され、送受信部14によってその要求がサーバ装置20に送信される。
このように、複数の端末装置10のうちの1つは、ユーザID入力部11によって入力されたユーザIDと商品ID入力部12によって入力された商品IDとを含む要求を生成し(ステップS301)、その要求をサーバ装置20に送信する(ステップS302)。
サーバ装置20は、複数の端末装置10のうちの1つから送信された要求を受信し(ステップS303)、その要求に含まれる商品IDによって識別される商品がその要求に含まれるユーザIDによって識別されるユーザによって過去に購入された購入商品に関連するか否かを判定し、その商品がその購入商品に関連すると判定された場合には、そのユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成し(ステップS304)、その応答を複数の端末装置10のうちの1つに送信する(ステップS305)。
複数の端末装置10のうちの1つは、その応答をサーバ装置20から受信し(ステップS306)、その応答に含まれる特典情報を出力する(ステップS307)。
図4は、サーバ装置20によって実行される処理の手順の一例を示す。この処理は、購入履歴管理サーバ30と特典管理サーバ40と制御サーバ50とが協働することによって達成される。
制御サーバ50は、複数の端末装置10のうちの1つから送信された要求を受信し(ステップS311)、その要求に含まれるユーザIDを含む検索要求(第1の検索要求)を生成し(ステップS312)、その第1の検索要求を購入履歴管理サーバ30に送信する(ステップS313)。
購入履歴管理サーバ30は、第1の検索要求を制御サーバ50から受信し(ステップS314)、第1の検索要求に基づいて購入履歴データベース32を検索し(ステップS315)、第1の検索要求に対応する検索結果(第1の検索結果)を生成し(ステップS316)、その第1の検索結果を制御サーバ50に送信する(ステップS317)。
図7は、購入履歴データベース32の構成の一例を示す。
図7に示される例では、購入履歴データベース32には、各ユーザが過去に購入した商品(以下、「購入商品」という)を識別する商品ID32b(以下、「購入商品ID32b」という)が少なくとも格納されている。すなわち、購入履歴データベース32には、ユーザが過去に購入した商品を識別する購入商品ID32bとそのユーザを識別するユーザID32aとが少なくとも相互に関連づけられた状態で格納されている。なお、購入履歴データベース32には、購入商品の商品ジャンル32c、購入商品が購入された店舗名32d、購入金額32eおよび購入日32fなどの付加情報がさらに格納されていてもよい。
例えば、図7の行400は、"ID123456"というユーザIDを有するユーザが、"英国妖精物語1"という購入商品IDを有する商品(書籍)を"a書店"という店舗で"1,800円"という金額で"2003年4月4日"に購入したという履歴を示している。
例えば、購入履歴管理サーバ30が"ID123456"というユーザIDを含む第1の検索要求を制御サーバ50から受信した場合には、購入履歴管理サーバ30は、購入履歴データベース32の中にユーザID"ID123456"が格納されているか否かを判定する。図7に示される例では、購入履歴データベース32の行400にユーザID"ID123456"が格納されているため、購入履歴管理サーバ30は、ユーザID"ID123456"に対応する購入商品ID"英国妖精物語1"を含む検索結果(第1の検索結果)を生成し、その第1の検索結果を制御サーバ50に送信する。
図5は、第1の検索結果生成ステップ(ステップS316)の処理の手順の一例を示す。
購入履歴管理サーバ30は、購入履歴データベース32の中に第1の検索要求に含まれるユーザIDが格納されているか否かを判定し(ステップS331)、その判定結果が「Yes」の場合にはそのユーザIDに対応する購入商品IDを含む検索結果(第1の検索結果)を生成し(ステップS332)、その判定結果が「No」の場合にはそのユーザIDに対応する購入商品が存在しないことを示す検索結果(第1の検索結果)を生成する(ステップS333)。その第1の検索結果は、制御サーバ50に送信される。
図4を参照して、制御サーバ50は、その第1の検索結果を購入履歴管理サーバ30から受信する(ステップS318)。これにより、ユーザID入力部11によって入力されたユーザIDを有するユーザが過去にどのような商品を購入しているかを特定することができる。
次に、制御サーバ50は、第1の検索結果に含まれる購入商品IDと商品ID入力部12によって入力された商品IDとを含む検索要求(第2の検索要求)を生成し(ステップS319)、その第2の検索要求を特典管理サーバ40に送信する(ステップS320)。
購入履歴管理サーバ30は、第2の検索要求を制御サーバ50から受信し(ステップS321)、第2の検索要求に基づいて特典データベース42を検索し(ステップS322)、第2の検索要求に対応する検索結果(第2の検索結果)を生成し(ステップS323)、その第2の検索結果を制御サーバ50に送信する(ステップS324)。
図8は、特典データベース42の構成の一例を示す。
図8に示される例では、特典データベース42には、購入商品を識別する購入商品IDとその購入商品に関連する関連商品を識別する関連商品IDと、購入商品IDおよび関連商品IDに少なくとも関連してユーザに付与されるべき特典を示す特典情報とが少なくとも格納されている。すなわち、特典データベース42には、購入商品ID42aと関連商品ID42bと特典情報42eとが少なくとも相互に関連づけられた状態で格納されている。なお、特典データベース42には、関連商品の販売元42c、関連商品の商品ジャンル42dなどの付加情報がさらに格納されていてもよい。関連商品は、任意のタイプの商品であり得る。関連商品は、例えば、書籍、CD、DVD、ビデオ、おもちゃ、ゲーム、文房具、パック旅行、イベントなどの体験サービスの参加チケットなどであり得る。また、ソフトウェアの乗り換えキャンペーンの特典の場合には、関連商品は当該ソフトウェアであり、購入商品は他社ソフトウェアであり得る。
例えば、図8の行500は、"英国妖精物語1"という購入商品IDを有する購入商品を過去に購入したユーザが、"A旅行販売社"が販売する"不思議の国イギリス"という関連商品IDを有する関連商品(旅行)を購入した場合には、"加算ポイント500"という特典が得られることを示している。図8に示される例では、関連商品の購入に伴う特典は、ポイントカードに加算されるべきポイント(加算ポイント)という形式でユーザに提供される。例えば、図9に示すように、「不思議の国イギリス」の旅行パンフレットに添付されているバーコードを、本願発明のバーコードリーダでスキャンすると、バーコードの商品IDとバーコードに対してあらかじめ入力されていたユーザIDから、そのユーザに対して付与されるポイント情報が提示される。
しかし、ユーザに提供されるべき特典の形態はこれに限定されない。特典データベース42の特典情報42eの形式を変更することにより、任意のタイプの特典をユーザに付与することが可能になる。例えば、関連商品を購入する際にその関連商品の値段を割り引くという形式でユーザに特典を提供してもよい。この場合には、特典データベース42の特典情報42eとして加算ポイントの代わりに商品の値段の割引率(例えば、5%、10%など)を格納しておくようにすればよい。
例えば、特典管理サーバ40が"英国妖精物語1"という購入商品IDと"不思議の国イギリス"という商品IDとを含む第2の検索要求を制御サーバ50から受信した場合には、特典管理サーバ40は、購入商品ID"英国妖精物語1"に関連する関連商品IDとして商品ID"不思議の国イギリス"が特典データベース42の中に格納されているか否かを判定する。図8に示される例では、特典データベース42の行500に購入商品ID"英国妖精物語1"と関連商品ID"不思議の国イギリス"とが格納されているため、特典管理サーバ40は、購入商品ID"英国妖精物語1"と関連商品ID"不思議の国イギリス"とに対応する特典情報"加算ポイント500"を含む検索結果(第2の検索結果)を生成し、その第2の検索結果を制御サーバ50に送信する。
図6は、第2の検索結果生成ステップ(ステップS323)の処理の手順の一例を示す。
特典管理サーバ40は、特典データベース42の中に第2の検索要求に含まれる購入商品IDが格納されているか否かを判定し(ステップS341)、特典データベース42の中に第2の検索要求に含まれる商品IDが購入商品IDに関連する関連商品IDとして格納されているか否かを判定し(ステップS342)、これらの2つの判定結果がいずれも「Yes」の場合にはその購入商品IDとその関連商品IDとに対応する特典情報を含む検索結果(第2の検索結果)を生成し(ステップS343)、これらの2つの判定結果のいずれかが「No」の場合にはその購入商品IDとその関連商品IDとに対応する特典情報が存在しないことを示す検索結果(第2の検索結果)を生成する(ステップS344)。その第2の検索結果は、制御サーバ50に送信される。
図4を参照して、制御サーバ50は、その第2の検索結果を特典管理サーバ40から受信し(ステップS325)、その第2の検索結果を端末装置10から送信された要求に対する応答として複数の端末装置10のうちの1つに送信する(ステップS326)。これにより、ユーザID入力部11によって入力されたユーザIDを有するユーザが商品ID入力部12によって入力された商品IDを有する商品を購入する際に、そのユーザに何らかの特典が付与されるか否かを特定することができる。
なお、特典情報の検索では、第1の検索結果から第2の検索結果を求めるようにしたが、特典データベース42から商品IDを検索キーとして、購入商品IDと商品IDに対応する特典情報を含む検索結果(第2の検索結果)を求め、購入履歴データベース32からユーザIDと第2の検索結果で求めた購入商品IDを検索キーとして、検索結果(第1の検索結果)を求めるようにしてもよい。また、購入履歴データベース32と特典データベース42が単一のデータベースで構成されている場合には、ユーザIDと商品IDから特典情報を直接検索結果とするようにしてもよい。
なお、第2の検索結果では、特典データベース42から、ユーザの購入履歴に購入商品IDが含まれるか否かを判定し、次に、商品IDが関連商品IDに含まれるか否かを判定したが、関連商品IDが含まれるか否かを判定した後に、購入商品IDが含まれるか否かを判定してもよい。また、購入商品IDと商品IDから特典情報を直接検索結果とするようにしてもよい。
なお、特典情報(例えば、加算ポイント、価格の割引率)を基準日からの経過時間に応じて可変にするようにしてもよい。例えば、ユーザが購入商品を購入した日(購入日)を基準日として、その基準日からその購入商品に関連する関連商品を購入した日(購入日)までの経過時間に応じて特典情報を可変にするようにしてもよいし、その関連商品が発売された日(発売日)を基準日として、その基準日からその関連商品を購入した日(購入日)までの経過時間に応じて特典情報を可変にするようにしてもよい。このように特典情報を可変にすることは、例えば、特典管理サーバ40が、特典データベース42に格納されている特典情報(例えば、加算ポイント、価格の割引率)に係数k(t)を乗算することによってなされ得る。係数k(t)は時間tの関数であり、0≦k(t)≦1である。
図10は、購入商品の購入日からその購入商品に関連する関連商品の購入日までの経過時間に応じて特典情報を可変にする例を示す。図10において、実線601は、購入商品が書籍である場合のポイント加算率の変化を示す。この例では、書籍の購入日から30日以内にその書籍に関連する関連商品を購入した場合には加算ポイントの100%がポイントカードに蓄積されているポイントに加算されるのに対し、書籍の購入日から30日を過ぎるとポイントが加算されない。図10において、破線602は、購入商品がDVDである場合のポイント加算率の変化を示す。この例では、DVDの購入日から1日はポイントは加算されず、DVDの購入日から3日から60日以内にそのDVDに関連する関連商品を購入した場合には加算ポイントの100%がポイントカードに蓄積されているポイントに加算され、DVDの購入日から60日から120日以内にそのDVDに関連する関連商品を購入した場合には加算ポイントの加算率が徐々に減少していき、DVDの購入日から120日を過ぎるとポイントが加算されない。
図11は、関連商品の発売日からその関連商品の購入日までの経過時間に応じて特典情報を可変にする例を示す。図11において、実線603は、ポイント加算率の変化を示す。この例では、関連商品の発売日から60日以内にその関連商品を購入した場合には加算ポイントの100%がポイントカードに蓄積されているポイントに加算され、関連商品の発売日から60日から90日以内にその関連商品を購入した場合には加算ポイントの80%がポイントカードに蓄積されているポイントに加算され、関連商品の発売日から90日から120日以内にその関連商品を購入した場合には加算ポイントの50%がポイントカードに蓄積されているポイントに加算され、関連商品の発売日から120日を過ぎるとポイントが加算されない。
このように、基準日からの経過時間に応じてユーザに付与する特典情報を可変とすることにより、基準日から早い時期に関連商品を購入したユーザを優遇することができる。これにより、ユーザの購買意欲と収集意欲とを増進させ、関連商品の販売促進に資することが可能になる。
なお、ユーザが過去に購入した購入商品が複数ある場合や、ユーザが購入を予定している商品が複数ある場合には、特典情報(例えば、加算ポイント、価格の割引率)を可変にするようにしてもよい。
図12は、特典データベース42の構成の一例を示す。この例では、特典データベース42には、購入商品ID42aと関連商品ID42bと特典情報42e(加算ポイントおよび最大加算ポイント)とが格納されている。
例えば、ユーザが"湖南戦記1"と"湖南戦記2"と"湖南戦記3"とを所有している(購入済みである)場合において、そのユーザが新たに"湖南戦記4"を購入する場合を想定する。この場合には、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記1","湖南戦記4")に対して加算ポイントが25であり、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記2","湖南戦記4")に対して加算ポイントが30であり、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記3","湖南戦記4")に対して加算ポイントが35であるため、"湖南戦記4"を購入する場合の加算ポイントの合計は、25+30+35=90となる。このように、ユーザが過去に購入した購入商品が複数ある場合に単純に加算ポイントを合計すると加算ポイントの合計が関連商品の価格以上に相当してしまうことが起こり得る。こうした事態を防止するために、関連商品に対する最大加算ポイント(加算ポイントの合計の上限値)が特典データベース42に格納されている。関連商品を購入する場合の加算ポイントの合計は、その関連商品に対する最大加算ポイントを超えないように制限される。これにより、関連商品を購入する場合の加算ポイントの合計が膨れ上がることを防止することができる。図12に示される例では、"湖南戦記4"に対する最大加算ポイントは80であるから、"湖南戦記4"を購入する場合の加算ポイントの合計は80に制限される。
例えば、ユーザが"湖南戦記1"を所有している(購入済みである)場合において、そのユーザが新たに"湖南戦記2"と"湖南戦記3"と"湖南戦記4"とを購入する場合を想定する。この場合には、購入予定の商品の数量に応じて、加算ポイントを増加させるようにしてもよい。例えば、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記1","湖南戦記2")に対する加算ポイントを20×(100%+10%×3冊)=26とし、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記1","湖南戦記3")に対する加算ポイントを25×(100%+10%×3冊)=33とし、(購入商品,関連商品)=("湖南戦記1","湖南戦記4")に対する加算ポイントを25×(100%+10%×3冊)=33とする。
このように、多くの関連商品をまとめて購入するユーザを優遇することにより、ユーザが関連商品をまとめて購入する意欲を増進させることが可能になる。その結果、書籍の全集、同じアーティストのCD、連続ドラマのDVDシリーズなどのライブラリの収集を助長させることにより、シリーズものの商品の売り上げが増加することが見込まれる。
なお、複数の店舗または複数の業者が独自にポイントサービスなどの特典付与サービスを行っている場合には、それらの店舗(業者)ごとにユーザIDが異なっている可能性がある。この場合には、ユーザIDを統一的に管理するユーザID管理データベースを設けることにより、この問題を解決することができる。
図13は、購入履歴データベース32の構成の一例を示す。図13に示される例では、購入履歴データベース32は、A店舗用の購入履歴データベース801と、B店舗用の購入履歴データベース802と、C店舗用の購入履歴データベース803と、A店舗用のユーザIDとB店舗用のユーザIDとC店舗用のユーザIDとを統合的に管理するユーザID管理データベース804とを含む。ユーザID管理データベース804は、ユーザIDをA店舗用のユーザIDに変換し、A店舗用のユーザIDを用いてA店舗用の購入履歴データベース801にアクセスする。同様にして、ユーザID管理データベース804は、ユーザIDをB店舗用のユーザIDに変換し、B店舗用のユーザIDを用いてB店舗用の購入履歴データベース802にアクセスするとともに、ユーザIDをC店舗用のユーザIDに変換し、C店舗用のユーザIDを用いてC店舗用の購入履歴データベース803にアクセスする。
図14は、ユーザID管理データベース804の構成の一例を示す。ユーザID管理データベース804では、A店舗用のユーザID、B店舗用のユーザIDおよびC店舗用のユーザIDのうちの少なくとも1つが同一のユーザIDに関連づけられている。このように互いに関連づけられているユーザIDは同一のユーザを指す。
例えば、図14の行810は、A店舗用のユーザID"A123000"とB店舗用のユーザID"BBB19993"とC店舗用のユーザID"C189988"とはいずれも同一のユーザを指しているため、これらの3つのユーザIDを代表するユーザIDとして、コンピュータシステム1ではユーザID"ID123456"を使用することを示している。具体的には、ユーザID入力部で代表するユーザIDを入力して、コンピュータシステム1で利用しても良いし、例えば、A店舗用のユーザIDとA店舗の識別情報を入力し、それらを検索キーとして、ユーザID管理データベース804から代表するユーザIDを検索して、コンピュータシステム1で利用するようにしてもよい。
図15は、A店舗用の購入履歴データベース801、B店舗用の購入履歴データベース802およびC店舗用の購入履歴データベース803の構成の一例を示す。A店舗用の購入履歴データベース801には、A店舗用のユーザIDと購入商品IDとが少なくとも格納されている。A店舗用の購入履歴データベース801には、商品ジャンル、購入金額、購入日などの付加情報がさらに格納されていてもよい。B店舗用の購入履歴データベース802およびC店舗用の購入履歴データベース803の構成も、A店舗用の購入履歴データベース801の構成と同様である。
このように、各店舗(業者)ごとに異なるユーザIDを統一的に取り扱うことにより、各店舗(業者)ごとに管理されている購入履歴データベースを統合的に取り扱うことが可能になる。この手法によれば、同業種間の購入履歴データベースのみならず、異業種間の購入履歴データベースをも統合的に取り扱うことができるため、メリットが大きい。
なお、図1に示される例では、特典管理サーバ40に単一の特典データベース42が接続されているが、特典管理サーバ40に複数の特典データベース42を接続するようにしてもよい。この場合には、例えば、1つの特典データベースを検索した結果ヒットしなかった場合には、他の特典データベースをさらに検索するようにすればよい。
なお、図1に示されるように、サーバ装置20は、特典管理サーバ40に接続された特典履歴管理サーバ60をさらに含んでいてもよい。特典履歴管理サーバ60は、リベート情報データベース62にアクセス可能なように構成されている。特典履歴管理サーバ60は、例えば、インターネット上のWebサイトである。リベート情報データベース62には、リベート情報(すなわち、各店舗または業者においてユーザに提供された特典に応じて、スポンサー企業からその特典の原資を各店舗または業者に供給するための情報)が格納されている。
図16は、リベート情報データベース62の構成の一例を示す。
図16に示される例では、リベート情報データベース62には、ユーザに特典を付与する原因となった関連商品を識別する関連商品ID62bと、その関連商品を販売した店舗名62dと、ユーザに付与された特典を示す特典情報(例えば、加算ポイント)62eとが少なくとも格納されている。すなわち、リベート情報データベース62には、関連商品ID62bと店舗名62dと特典情報62eとが相互に関連づけられた状態で格納されている。なお、リベート情報データベース62には、その関連商品を購入したユーザを識別するユーザID62a、そのユーザが過去に購入した購入商品を識別する購入商品ID62c、その関連商品の購入日62fなどの付加情報がさらに格納されていてもよい。スポンサー企業は、一定の期間ごとに各店舗または業者ごとに特典情報(例えば、加算ポイント)を集計し、各店舗または業者においてユーザに提供された特典に応じて、スポンサー企業からその特典の原資(例えば、販売支援金)を各店舗または業者に供給する。また、関連商品ID62bと購入商品ID62cとの関係から、ユーザが購入する商品間の関係を分析することもできる。このような分析結果をマーケティングに活用することもできる。
このように、本発明のコンピュータシステム1によれば、ユーザが過去に購入した商品に関連した商品を購入する際に、そのユーザに特典を付与する特典付与サービスが提供される。これにより、ユーザの購買意欲と収集意欲とを増進させ、そのユーザが過去に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に資することが可能になる。なお、ユーザが過去に購入した商品にかかわりなく、特定の商品の購入に際して一律にユーザに特典を付与する場合には、その特定の商品の宣伝広告効果はあるものの、ユーザの囲い込みには十分な効果が期待できない。ユーザが過去に購入した商品の種類に応じて特典を変動させることにより、より高価な商品を購入するようにユーザを誘導することもできる。
また、本発明の特典付与サービスは、端末装置10のユーザID入力部11を用いてユーザIDを入力し、端末装置10の商品ID入力部12を用いて商品IDを入力するという簡単な操作によって提供され得る。購入予定の商品に付与されている特典を紙媒体で調べたりするなどの手間を必要とせず、容易に、かつ、即座に、特典情報を取得することができる。
なお、制御サーバ50の機能を端末装置10内で実現するようにしてもよい。
また、サーバ装置20の機能を端末装置10内で実現するようにしてもよい。この場合には、ネットワーク22を利用する必要がなくなるため、特典付与サービスをより迅速に提供することが可能になる。ここで、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリーカードやSDメモリーカードなどの記録媒体から読み出された情報に基づいて特典データベース42の内容を更新することにより、新製品を関連商品として追加したり、特典情報が古くなることを防止することができる。
(実施の形態2)
図17は、本発明の実施の形態2のコンピュータシステム2の構成の一例を示す。コンピュータシステム2の構成は、端末装置10の構成を除いて、図1に示される実施の形態1のコンピュータシステム1の構成と同一である。
図17において、図1に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
端末装置10は、商品検索条件入力部12aを有している。商品検索条件入力部12aは、キーボードやマウスなどの入力デバイスを用いてユーザが入力した商品の検索条件を受け取り、その商品の検索条件をメモリ15に格納する。メモリ15に格納された商品の検索条件は、ユーザIDとともに端末装置10から送信される要求に含まれる。商品の検索条件としては、例えば、その商品のジャンル(例えば、"旅行")や、その商品の販売元(例えば、"A旅行販売社")を使用することができる。
端末装置10は、ユーザID入力部11によって入力されたユーザIDと商品検索条件入力部12aによって入力された商品の検索条件とを含む要求を生成し、その要求をサーバ装置20に送信する。
制御サーバ50は、端末装置10から送信された要求を受信し、その要求に含まれるユーザIDを含む検索要求(第1の検索要求)を生成し、その第1の検索要求を購入履歴管理サーバ30に送信し、その第1の検索要求に対する検索結果(第1の検索結果)を購入履歴管理サーバ30から受信する。この処理は、実施の形態1で説明したとおりである。
次に、制御サーバ50は、その第1の検索結果に含まれる購入商品IDとその要求に含まれる商品の検索条件とを含む検索要求(第2の検索要求)を生成し、その第2の検索要求を特典管理サーバ40に送信する。
例えば、制御サーバ50は、"英国妖精物語1"という購入商品IDと"不思議の国イギリス"という商品IDとを含む第2の検索要求を生成する代わりに、"英国妖精物語1"という購入商品IDと"旅行"という商品ジャンル(商品の検索条件)とを含む第2の検索要求を生成し、その第2の検索要求を特典管理サーバ40に送信してもよい。この場合には、特典管理サーバ40は、図8に示される特典データベース42を検索することにより、購入商品ID"英国妖精物語1"と商品ジャンル(商品の検索条件)"旅行"とに対応する特典情報"加算ポイント500"と関連商品ID"不思議の国イギリス"とを含む検索結果(第2の検索結果)を生成し、その第2の検索結果を制御サーバ50に送信する。
制御サーバ50は、その第2の検索結果を端末装置10から送信された要求に対する応答として端末装置10に送信する。その第2の検索結果に含まれる特典情報と関連商品IDとは、出力部13から出力される。これにより、ユーザID入力部11によって受け取られたユーザIDを有するユーザが商品検索条件入力部12aによって受け取られた商品の検索条件に一致した商品を購入する際に、そのユーザにどのような特典が付与されるかを特定することができる。
これにより、例えば、図18に示すようなサービスが実現できる。「不思議の国イギリス」の旅行パンフレットに添付されているバーコードを、本実施例のバーコードリーダでスキャンすると、バーコードの商品IDとバーコードに対してあらかじめ入力されていたユーザIDから、そのユーザに対して付与されるポイント情報が提示されるとともに、さらに、「A旅行販売者」から提供される他のツアーについての情報も提供される。これにより、「不思議の国イギリス」のツアーの内容に満足できなくても、他の類似したツアーの情報を得ることが可能になり、ユーザの情報選択の幅を広げることが可能になる。
なお、商品検索条件入力部12aは、商品の検索条件として商品IDを端末装置10に入力する機能を有していることから、図1に示される商品ID入力部12は、商品検索条件入力部12aの一部を構成する。言い換えると、商品ID入力部12の機能は、商品検索条件入力部12aの機能のうち商品の検索条件を商品IDに限定したものである。
なお、本実施の形態においては、商品条件検索部入力部の検索内容として、旅行のジャンルを設定し、旅行に関連する情報を特典情報とともにユーザに提供する例について述べた。さらに、検索された商品に関してユーザがすでに購入したものを検索することも可能である。例えば、お中元等の目的で購入する商品の特典情報をユーザが得ようとするときに、過去にどのような商品をお中元として購入していたかをユーザに提供することで、商品選択の指針を得ることが可能になる。図19に携帯電話のバーコードリーダー機能を利用した例を示す。図19においては、「スーパー太郎」によるお歳暮セールが開始したちらしに商品IDに関する情報とともに、検索条件の情報が入った2次元バーコードが記載されている。この2次元バーコードを携帯電話のバーコードリーダー機能を利用して、スキャンすることで、ユーザに提供される特典情報とともに、ユーザが過去に購入した関連商品の情報も検索することが可能になる。
この機能は、2次元バーコードに検索条件として、お歳暮セールのちらしであるため、「同時期に購入した商品を検索する」という内容の検索条件がバーコードに符号化されて入力されている。よって、特典情報が提示されるときに、同時に、過去の購入商品の情報も提供することが可能になる。この検索条件は、お歳暮だけでなく、クリスマスやお中元等のイベント情報が入力されていてもよい。イベント情報の場合には、サーバに蓄積されたユーザの購入履歴において、イベント情報のタグが入力されていない場合には、イベントに対して、購入期間の情報に変換する必要がある。イベント情報と期間情報の対応表は、あらかじめサーバにおいてイベント情報対応表蓄積手段として保持しておく必要がある。
なお、上記の例においては、イベント情報がバーコードに入力されていたが、直接、購入期間の情報が符号化されていてもよい。これにより、上記と同様の情報サービスを提供することが可能になる。
上記実施例のフローチャートを図20を用いて説明する。サーバにおいてユーザIDと商品IDを受信するまで、S1001をくりかえす(S1001)。ユーザIDと商品IDを受信したら、次のステップへすすむ。受信した情報にイベント情報がある場合には、次のステップへすすむが、イベント情報がない場合には、S1006へすすむ(S1002)。イベント検索情報を用いてユーザIDの購入履歴データベースを検索する(S1003)。ただし、購入履歴データベースにイベントタグが利用されていない場合には、イベント情報を購入期間に関する情報に変換して検索を行う。なお、イベント情報と購入期間の対応表はあらかじめ作成され蓄積されているものとする。購入履歴データベースにおいて、ユーザIDのユーザが過去に購入した商品がある場合には、次のステップへすすむ。検索結果がない場合には、S1006へすすむ。ユーザが過去に購入していなかった場合には、受信した商品IDに関する特典情報だけを端末へ送信する(S1005)。購入商品があった場合には、商品IDに関する特典情報とともに、過去の購入商品に関する情報をユーザへ提供する。
以上の動作の結果、商品IDに関する特典情報だけでなく、商品を購入するときの指針になる関連情報も提供することが可能になる。例えば、お歳暮に関する昨年の購入商品に関する情報を提供することで、お歳暮の価格の目安として利用できたり、同じ商品を購入しないですむ、等の効果がある。贈呈品に関しては、ユーザは自分で消費しないため、記憶に残ることが少ない。そのため、贈呈品を決定するときは、特典情報だけでなく、さらに、過去の購入品を考慮することで、贈呈する相手に喜んでいただける商品を決定することが可能になる。
(実施の形態3)
実施の形態1、2においては、商品IDを入力した端末と特典情報が提供される端末が、同じである例について説明した。しかしながら、商品IDを入力できる端末が、十分な情報表現ができるとは限らない。そこで、本実施の形態においては、商品IDを入力する端末と、特典情報を提供する端末が異なる場合の例について説明する。
図21は、本発明の実施の形態3のコンピュータシステム3の構成の一例を示す。コンピュータシステム3の構成は、基本的には、図17に示される実施の形態2のコンピュータシステム2の構成と同一である。ただし、端末装置10が端末装置10aと端末装置10bとに分離されている点と、購入履歴データベース32nに格納すべき情報に特典情報出力先が追加されている点とにおいて、実施の形態2と異なっている。
図21において、図17に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
端末装置10aは、ユーザID入力部11aによって入力されたユーザIDと商品検索条件入力部12aによって入力された商品の検索条件とを含む要求を生成し、その要求をサーバ装置20に送信する。
制御サーバ50は、端末装置10aから送信された要求を受信し、その要求に含まれるユーザIDを含む検索要求(第1の検索要求)を生成し、その第1の検索要求を購入履歴管理サーバ30に送信する。
購入履歴管理サーバ30は、第1の検索要求に基づいて購入履歴データベース32nを検索することにより、第1の検索要求に対応する検索結果(第1の検索結果)を生成し、その第1の検索結果を制御サーバ50に送信する。
図22は、購入履歴データベース32nの構成の一例を示す。購入履歴データベース32nには、図7に示される情報に加えて、特典情報出力先32gがさらに格納されている。特典情報出力先32gは、例えば、メールアドレス(例えば、atrl@atrl.mei.co.jp)、電話番号(例えば、090−12345−67890)、インターネットアドレス(例えば、http://my.page/〜atrl/)などの情報によって指定され得る。第1の検索結果には、第1の検索要求に含まれるユーザIDに対応する購入商品IDと特典情報出力先とが含まれる。このように、購入履歴管理サーバ30は、ユーザに応じて特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する手段として機能する。
制御サーバ50は、第1の検索結果に含まれる購入商品IDと商品検索条件入力部12aによって入力された商品の検索条件とを含む検索要求(第2の検索要求)を生成し、その第2の検索要求を特典管理サーバ40に送信する。
特典管理サーバ40は、第2の検索要求に基づいて特典データベース42を検索することにより、第2の検索要求に対応する検索結果(第2の検索結果)を生成し、その第2の検索結果を制御サーバ50に送信する。
制御サーバ50は、その第2の検索結果を特典管理サーバ40から受信し、その第2の検索結果を第1の検索結果に含まれる特典情報出力先によって指定される端末装置10bに送信する。
端末装置10bは、その第2の検索結果を特典管理サーバ40から受信する。その第2の検索結果に含まれる特典情報は、出力部13bから出力される。出力部13bは、実施の形態2の出力部13(図17)と同一の機能を有し得る。
このようにして、サーバ装置20に要求を送信した端末装置10aとは異なる端末装置10bにおいて特典情報を受け取ることが可能になる。端末装置10bは、例えば、メールを受信可能な携帯電話であり得る。この場合、特典情報を携帯電話のメモリに保存することができる。特典情報を携帯電話のメモリに保存することにより、同一販売会社以外でも特典情報を利用することが容易になる。また、特典情報の送信にWebアクセスを利用することもできる。
なお、複数の店舗または複数の業者が独自にポイントサービスなどの特典付与サービスを行っている場合には、図13を参照して既に説明したように、A店舗用の購入履歴データベース801と、B店舗用の購入履歴データベース802と、C店舗用の購入履歴データベース803と、A店舗用のユーザIDとB店舗用のユーザIDとC店舗用のユーザIDとを統合的に管理するユーザID管理データベース804とを含むように購入履歴データベース32nを構成すればよい。この場合には、ユーザID管理データベース804に特典情報出力先が格納されるようにしておけばよい。
図23は、ユーザID管理データベース804の構成の一例を示す。ユーザID管理データベース804では、A店舗用のユーザID、B店舗用のユーザIDおよびC店舗用のユーザIDのうちの少なくとも1つが同一のユーザIDに関連づけられている。このように互いに関連づけられているユーザIDは同一のユーザを指す。
例えば、図23の行1300は、A店舗用のユーザID"A123000"とB店舗用のユーザID"BBB19993"とC店舗用のユーザID"C189988"とはいずれも同一のユーザを指しているため、これらの3つのユーザIDを代表するユーザIDとして、コンピュータシステム3ではユーザID"ID123456"を使用することを示している。さらに、図23の行1300は、ユーザID"ID123456"に対応する特典情報出力先が"atrl@atrl.mei.co.jp"であることを示している。
このように、各店舗(業者)ごとに異なるユーザIDを統一的に取り扱うことにより、各店舗(業者)ごとに管理されている購入履歴データベースを統合的に取り扱うことが可能になる。この手法によれば、同業種間の購入履歴データベースのみならず、異業種間の購入履歴データベースをも統合的に取り扱うことができるため、メリットが大きい。
本実施の形態においては、ユーザが所有する端末が複数あるときに、ある端末で商品の特典情報の検索を行ったときに、別の端末にその商品の特典情報が表示される例について説明した。これにより、商品IDを読み込む装置の表示能力がない場合でも別の端末で特典情報を表示することが可能になる。例えば、図24に示すように、商品IDタグを読み込むリーダには、表示能力が限られている場合であっても、携帯電話等の端末で商品情報を表示することで、アニメーションや音声で案内することも可能になる。図24においては、「英国妖精物語」に添付された商品IDタグで読み込み、さらに、ユーザIDを商品情報を管理しているサーバへ送信することで、その商品に関する特典情報を特定することができる。さらに、その結果をグラフィック情報を用いてユーザにわかりやすく提示するために、携帯電話へ特典情報を提供することが可能になる。
(実施の形態4)
実施の形態3では、商品IDを入力する商品IDタグリーダと特典情報が提供される携帯電話を用いて特典情報を提供する例について述べた。一方、近年、ネットワークを利用した電子ショッピングの流通により、ネットワークに接続された様々な端末を用いて、ユーザは商品を購入することができるようになってきている。例えば、図25に示すように、デジタルテレビ、パソコンによるカタログ商品の購入、さらには、携帯電話やカーナビゲーションシステムによって、屋外においても商品の購入等が可能になってきている。
一方、ユーザが購入する意図を入力する端末に特典情報を表示することで、購入機会の増加が期待できる。すなわち、ユーザは、商品のジャンルや、商品の利用形態によって、購入する端末が、ほぼ、決まっていることがある。例えば、DVDのコンテンツを購入するときは、PCで購入することが多く、また、映画館のチケットなどの購入は、テレビの大画面で予告編を見た後で、ボタンひとつで購入するという生活スタイルのユーザもいる。
そこで、本実施の形態では、ユーザの過去の商品の購入履歴から、ユーザが保有する複数の端末から、ユーザの購入が期待できる端末を特定し、その端末に対して特典情報を提供するものである。
図26は、本発明の実施の形態4のコンピュータシステム4の構成の一例を示す。コンピュータシステム4の構成は、基本的には、図21に示される実施の形態3のコンピュータシステム3の構成と同一である。ただし、ユーザが保持する端末装置10bが複数ある点と、ユーザIDとユーザが保持する端末装置10bを関連づける特典情報出力先管理データベースが追加されている点と、関連商品IDによって特典情報を出力する端末を決定する特典情報出力先データベースが追加されている点とにおいて、実施の形態3と異なっている。
図26において、図21に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
端末装置10aは、ユーザID入力部11aによって入力されたユーザIDと商品検索条件入力部12aによって入力された商品の検索条件とを含む要求を生成し、その要求をサーバ装置20に送信する。
制御サーバ50は、端末装置10aから送信された要求を受信し、その要求に含まれるユーザIDを含む検索要求(第1の検索要求)を生成し、その第1の検索要求を購入履歴管理サーバ30に送信する。
購入履歴管理サーバ30は、第1の検索要求に基づいて購入履歴データベース32を検索することにより、第1の検索要求に対応する検索結果(第1の検索結果)を生成し、その第1の検索結果を制御サーバ50に送信する。
制御サーバ50は、第1の検索結果に含まれる購入商品IDと商品検索条件入力部12aによって入力された商品の検索条件とを含む検索要求(第2の検索要求)を生成し、その第2の検索要求を特典管理サーバ40に送信する。
特典管理サーバ40は、第2の検索要求に基づいて特典データベース42を検索することにより、第2の検索要求に対応する検索結果(第2の検索結果)を生成し、その第2の検索結果を制御サーバ50に送信する。
制御サーバ50は、第2の検索結果に含まれる関連商品IDとユーザIDとを含む検索要求(第3の検索要求)を生成し、その第3の検索要求を特典出力先管理サーバ70に送信する。
特典情報出力先管理データベース805の一例を図27に示す。図27では、ユーザID805aとユーザの持つ複数の端末10bを表す特典情報出力先805bが関連付けられている。これは、各ユーザが特典情報を受信できる端末を複数保有しているため、各端末に対して、メールが受信できるものであれば、そのメールアドレスが記載してあり、メールを直接受信できない場合には、ホームページを閲覧したときに表示するアドレスが記載されている。
特典情報出力先データベース806の一例を図28に示す。図28は、特典管理サーバ40で検索された特典情報をどの特典情報出力先に出力するかを決める情報が蓄積されている。例えば、英国妖精物語1(DVD)に関しては、PCからの購入実績が最も多かったため、PC向けに特典情報を提供することで、ユーザに商品を購入していただける可能性が高いと、情報提供者側が判断し、あらかじめ図28の表を構築されている。これらの情報提供先に関する情報は、ユーザの電子ショッピングの傾向から情報提供者の意図で作成することが可能である。
特典情報出力先は、例えば、ユーザID"ID987654"のユーザが関連商品ID"英国妖精物語1(DVD)"の特典情報を得る場合、特典情報出力先データベース806から関連商品ID"英国妖精物語1(DVD)"を検索キーとして検索を行い、特典情報出力先順位に従って特典情報出力先端末種別806bのリストを得る。次に、特典情報出力先管理データベース805からユーザID"ID987654"を検索キーとして検索を行い、前記検索結果の特典情報出力先順位が上位である特典情報出力先端末種別である"PC"を特典情報出力先として決定する。第3の検索結果には、第3の検索要求に含まれる特典情報出力先が含まれる。このように、特典出力先管理サーバ70は、ユーザの持つ複数の端末に応じて特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する手段として機能する。
制御サーバ50は、第3の検索結果を特典出力先管理サーバ70から受信し、第2の検索結果である特典情報を、第3の検索結果に含まれる特典情報出力先によって指定される端末装置10bに送信する。
端末装置10bは、第2の検索結果を制御サーバ50から受信する。その第2の検索結果に含まれる特典情報は、出力部13bから出力される。
このようにして、サーバ装置20に要求を送信した端末装置10aとは異なる端末装置10bにおいて特典情報を受け取ることが可能になる。端末装置10bは、例えば、メールを受信可能な携帯電話であり得る。この場合、特典情報を携帯電話のメモリに保存することができる。特典情報を携帯電話のメモリに保存することにより、同一販売会社以外でも特典情報を利用することが容易になる。また、特典情報の送信にWebアクセスを利用することもできる。
なお、ユーザが特典情報出力先を商品IDとユーザIDをサーバに送信するときに、例えば、図29に示すように、商品IDを読み込んだ後に、特典情報をどこに表示するかを選択することができる。これは、特典情報は、過去の購入履歴から特典が計算されることが多い。そのため、特典情報を表示する端末が購入者以外の目にふれる端末である場合には、購入者以外に過去の購入実績がわかり、プライバシーが保護できない場合がある。例えば、テレビなどの端末においては、家族が共有して情報を閲覧する端末であるため、家族間でのプライバシーを保護したい特典情報の場合には、個人が所有する携帯電話などに過去の購入実績に基づく特典情報を表示したい場合がある。
このように特典情報の出力先をユーザが選択できる場合には、特典情報出力先の履歴から自動的に特典情報出力先を決定するようにしてもよい。この場合、第3の検索要求は、第2の検索結果に含まれる関連商品IDの商品ジャンルとユーザIDとから生成し、その第3の検索要求を特典出力先管理サーバ70に送信する。図30は、特典管理サーバ40で検索された特典情報をどの特典情報出力先に出力するかを決める特典情報出力先データベース807の構成の一例を示す。特典情報出力先データベース807では、ユーザID807bと関連商品IDの商品ジャンル807aと特典情報出力先端末種別807cと送信回数807dが関連づけられている。特典情報出力先は、例えば、ユーザID"ID123456"のユーザが関連商品IDの商品ジャンル"DVD"の特典情報を得る場合、特典情報出力先データベース807からユーザID"ID123456"と関連商品IDの商品ジャンル"DVD"と検索キーとして検索を行い、送信回数807dが多い順に特典情報出力先端末種別807cのリストを得る。次に、特典情報出力先管理データベース805からユーザID"ID123456"を検索キーとして検索を行い、前記検索結果の送信回数が上位である特典情報出力先端末種別である"PC"を特典情報出力先として決定する。第3の検索結果には、第3の検索要求に含まれる特典情報出力先が含まれる。このように、ユーザが特典情報出力先を選択できる場合には、特典出力先管理サーバ70は、ユーザの持つ複数の端末に応じて特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する手段として機能するようにしてもよい。
なお、特典情報の出力先を、過去の購入実績をもとに決定してもよい。これは、電子ショッピングにおいて、過去に購入の入力を行った端末に対して、特典情報を配信することで、ユーザの購入スタイルに応じて、特典情報の出力先を決定するものである。図26の購入履歴データベース32において、図31に示すようなユーザID123456の購入履歴があったとする。このユーザにおいては、例えば、書籍に関してはPCで購入することが多く、また、DVDに関してはPCまたはケータイメールで購入することが多いとわかる。そこで、これらの各ジャンルにおける購入傾向を利用して、特典情報を出力する先を決定することが可能である。このように出力先を決定するプロセスを図26の特典出力先管理サーバ70において、購入履歴管理サーバ30の情報を基に行うことが可能である。また、ユーザの購入履歴が十分に蓄積されておらず、購入端末の傾向が抽出できない場合には、一般的な他のユーザの購入履歴データベースを参照し、各商品ジャンルにおける購入傾向を抽出することで、特典情報の出力先を決定してもよい。これにより、購入傾向の多い端末において特典情報を提示できるため、特典情報を表示した後に、ユーザが購入を決定する機会を増やすことが可能になる。
以上の動作のフローを図32に示す。ユーザIDと商品IDを受信するまで、サーバにおいて待機し、受信した場合には、次のステップへすすむ(S5401)。商品IDを受信したら、その商品のジャンルを調べる(S5402)。次に、受信したユーザIDの過去の購入商品の数が所定の数以上にあるか否かを調べ、購入履歴がある場合には、S5403へすすむ。購入履歴が十分にない場合には、S5405へすすむ(S5403)。受信したユーザIDの過去の購入履歴が十分にある場合には、そのユーザIDの過去の購入品の商品ジャンルの表を生成する(S5404)。作成される表の形式は図30と同様のものとなる。S5402で調べた商品ジャンルがS5404で作成された表の中のジャンルにあるか否かを調べる(S5405)。商品ジャンルがなかった場合には、S5406へすすむ。S5406においては、ユーザID以外の過去の購入品の履歴から商品ジャンルと購入端末の関係を調べ表を作成する。最後に、受信した商品IDのジャンルが最も多く発注されていた端末を特定し、その端末に対して特典情報を送信する(S5407)。
以上の動作により、商品IDのジャンルが購入される可能性が高い端末に対して、特典情報を送信することが可能になる。
<変形例>
なお、本実施の形態においては、特典情報として過去の購入実績の情報を利用した割引率の情報であった。さらに、特典情報として、映像や音楽等のメディア情報である場合もある。例えば、新作映画のDVDの特典情報は、その予告編の映像コンテンツである場合や、新作音楽の特典情報は、その音楽の一部であるものもある。そこで、本実施の形態においては、過去の購入履歴を用いて、映像コンテンツを配信する場合について述べる。
例えば、図33に示すように、「メディアステージ」というDVDの販売店から「英国妖精物語3」のDVDが発売されたという広告が紙の媒体で提供され、その紙には、発売されたDVDの商品IDとメディアステージのサーバへ接続するための情報が2次元バーコードで印刷されている。このバーコードを携帯電話で読み取ることで、その携帯電話を保有するユーザの特典情報が提供されるものである。本例における特典情報は、「英国妖精物語3」の動画コンテンツであり、その動画コンテンツはテレビ等の大画面ディスプレイで閲覧することが可能になっている。
このとき、英国妖精物語3の前編である、英国妖精物語1、2のユーザの購入状況によって、閲覧できる特典情報としての動画コンテンツが異なる。例えば、図34に示すように、ユーザA、B、Cにおいて、それぞれ英国妖精物語1、2の購入状況が異なるとき、各ユーザに対して配信されるダイジェスト映像が異なる。具体的には、英国妖精物語1は購入しているが、英国妖精物語2を購入していないユーザAに対しては、特典映像として、英国妖精物語3だけでなく、英国妖精物語2の映像も販売促進を行うために配信を行う。また、英国妖精物語1,2の両方を購入しているが、購入日と発売日との差や、購入価格によって、特典映像の内容を変更する。具体的には、発売日の後、すぐに購入していただいている場合や、定価に近い価格で購入していただいているユーザBに対しては、英国妖精物語3に関しても、早く購入してもらえる可能性が高いため、特典情報としての映像も多く提供するというサービスを実現する。一方、発売日から購入する日まで時間が長い場合や、定価に対して購入価格が低い場合には(ユーザCに対しては)、今回もすぐに購入してもらえる可能性が低いと判断し、特典情報としての映像も短くする。このように、過去の購入履歴の実績情報をもとに、特典情報を変化させることで、ユーザの早期購入、定価に近い価格での購入を促進することが可能になる。
特典情報としての映像を決定するフローを図35を用いて説明する。はじめに、入力された商品IDの関連商品があるか否かを調べる(S5701)。関連商品がない場合には、本フローを終了する。関連商品がある場合のみ次のステップへすすむ。例えば、英国妖精物語3の場合には、関連商品が英国妖精物語1、2が関連商品となる。次に関連商品をユーザが購入済みか否かを調べる(S5702)。先の例のユーザAの場合には、英国妖精物語2を購入していなかったため、S5703へすすむ。関連商品を購入していないユーザに対しては、関連商品に関するダイジェスト映像を提供する(S5703)。ユーザB、ユーザCの場合には、ともに、英国妖精物語1、2とも購入していたため、S5704へすすむ。すでに購入している関連商品は、発売日から7日以内に購入している場合には、S5705へすすみ、購入していなかった場合には、S5707へすすむ(S5704)。ユーザBは発売日後すぐに購入しているため、S5705へすすむ。ユーザCは、発売後すぐに購入していないためS5707へすすむ。次に関連商品を定価の85%以上で購入しているかどうかを調べ、定価に近い価格ですでに購入しているユーザはS5706へすすみ、定価よりかなり安い価格でしか購入していないユーザは、S5707へすすむ。ユーザBは、定価の85%以上で購入しているため、S5706へすすむ。発売直後、かつ、定価に近い価格で購入しているユーザに対しては、S5701で入力された商品IDに関して、10分のフルダイジェスト映像を特典映像として提供する(S5706)。一方、それ以外のユーザに対しては、5分の短めのダイジェスト映像を提供する(S5707)。
以上のフローにより、特典情報が映像コンテンツの場合でも、過去の購入履歴(特に、購入日時、購入価格)によって、特典情報の差異をつけることができ、豊富な特典を得るためには、早期購入と定価に近い価格での購入を行う必要ができ、販売促進に貢献することが可能になる。
なお、本実施の形態においては、過去のDVDコンテンツの購入実績を用いて特典情報としての映像情報の制御について説明した。同様に、音楽コンテンツの購入実績を用いて、特典情報としても音楽情報やプロモーションビデオの制御についても適用が可能である。例えば、あるアーティストの音楽について、いつも発売日後すぐに購入していただいているユーザに対しては、長いプロモーションビデオ情報や、長い試聴音楽を提供するという特典情報に対しても適用が可能である。
また、本実施の形態においては、購入履歴によって特典情報の差異が設けられたが、購入は、購入の予約であってもよい。これによって、例えば、新作映画のDVDの特典情報をその予告編の映像コンテンツとし、早く購入予約したユーザに長い時間の映像コンテンツを提供することで、早い段階で多くの購入予約を集めることが可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態1から4においては、商品IDとユーザIDを入力したときに、特典情報を所定の端末に表示することでユーザに対して特典情報を提供した。しかしながら、ある商品の特典情報は、それ以外の商品の購入実績や、時期によって特典情報が変化することがある。例えば、ある店で9万円の購入実績があるユーザは、Aという商品の値引率が10%であった。その後、そのユーザが他の商品の購入したことにより、購入実績が10万円以上となり、Aという商品の値引率が15%に変化することがある。さらには、他の商品の購入もないのに、発売からの時間が経過したことにより、値引率が変化することもある。このような場合に、ユーザは、その商品の特典が変化したという事実を知ることができない。そこで、本実施の形態においては、商品IDを入力したとき以外に、特典情報を提供する方法について述べる。しかしながら、特典情報が変化した商品すべてに関しての情報をユーザに提供しても、ユーザ自身が注目している商品の特典情報を確認することが難しい。本実施の形態においては、ユーザの商品の特典情報の検索履歴、商品の購入履歴から、ユーザが注目している商品を特定し、その商品に関する特典情報が変化したときに、ユーザに通知する技術を開示するものである。
図36は、本発明の実施の形態5のコンピュータシステム5の構成の一例を示す。コンピュータシステム5の構成は、基本的には、図17に示される実施の形態2のコンピュータシステム2の構成と同一である。ただし、特典情報監視サーバ71が追加されている点と、監視商品データベース902が追加されている点、商品検索履歴データベース901が追加されている点とにおいて、実施の形態2と異なっている。
図36において、図17に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
商品検索履歴データベース901の例を図37に示す。商品検索履歴データベース901では、ユーザID901aとユーザが受信した関連商品ID901bが関連付けられている。なお、商品検索履歴データベース901には、検索した日付を表す検索日時901cがさらに格納されている。ユーザは、他の関連商品の購入や、同じ店での購入実績から、特典情報が更新されていないかどうかを確認するため、同一商品であっても特典情報の検索を複数回行っている。
監視商品データベース902の例を図38に示す。監視商品データベース902では、ユーザID901aと監視すべき商品IDを示した監視商品ID902bが関連付けられている。サーバにおいて、監視商品データベース902に登録されている商品の特典情報が変化したときに、ユーザからの特典情報の検索要求とは独立に、ユーザに特典情報の更新情報として所定のアドレスに対して情報が送信される。
特典情報監視サーバ71は、端末装置10から要求があるごとに制御サーバ50からユーザIDと商品の検索条件とを受信し、商品検索履歴データベース901に登録する。ユーザが検索を複数行い、サーバ装置20が同一の関連商品IDの特典情報を端末10に送信した(例えば、同一の関連商品IDの特典情報を3回以上送信した)場合、監視商品データベース902にユーザIDと関連商品IDを登録する。これは、ユーザが複数回にわたり、同一の商品に関して、特典情報を検索しているため、そのユーザは、その商品に関心があるとシステムが判断したためである。
次に、特典データベース42の特典情報が更新された時に、特典情報監視サーバ71は更新が行われた関連商品IDを特典管理サーバ40から受信し、更新された関連商品IDが監視商品データベース902の監視商品IDに格納されているが否かを判定し、その判定が「Yes」の場合には、更新した特典情報を該当するユーザの特典情報出力先に送信する。また、ユーザが関連商品IDを購入した場合には、監視商品データベース902から該当ユーザIDと関連商品IDの組み合わせを削除することは望ましい。
このようにして、特典データベースの特典情報が変化したタイミングで、ユーザがほしがっていた商品の特典が変化した場合に、変化した特典情報を容易に受け取ることが可能になる。
なお、本実施の形態においては、商品検索履歴データベース901に蓄積されている各商品に関する特典情報の検索回数の条件を用いて、監視商品データベース902への登録を行った。しかしながら、監視する商品を特定するための条件は、大きく次の4つのパターンで設定することが可能である。
(1)過去の購入実績から監視商品を決定する
各ユーザの購入履歴データベース32に蓄積されている関連商品の購入履歴を用いて、監視商品データベースへ登録する商品IDを決定してもよい。例えば、英国妖精物語1、2ともに購入しているユーザに対しては、英国妖精物語3も購入する可能性が高い。そこで、監視商品データベースへ登録し、特典情報が更新される度に、ユーザに通知することで、購入する可能性を高めることが可能になる。さらに、実際に英国妖精物語3の特典情報を検索した段階で、監視商品として登録することにより、より精度が高い監視商品として抽出することが可能になる。
(2)定期的に検索している商品を監視商品とする
本実施の形態では、監視商品を決定するために商品の特典情報の検索回数を用いたが、ユーザが誤って検索を行った場合に検索回数が増加する場合がある。その場合、ユーザは特に注目していないにも関わらず、監視商品として登録されてしまう。そこで、定期的に商品の特典情報を検索した履歴を用いることで、さらに精度を高めることが可能になる。例えば、所定の期間(例えば1日)に商品の特典情報を、何度検索しても1回の検索として計算することができる。これにより、誤って、連続で数回、商品の特典情報を検索した場合も、一回の検索回数として計算することが可能となる。所定の期間を3日等に延長することで、さらに、定期的に商品の特典情報を検索している頻度を計ることが可能になる。これにより、ユーザが注目している商品を特典することが可能になる。
(3)同一商品に対して複数の店舗で検索している商品を監視商品とする
また、本実施の形態では、監視商品を決定するために商品の特典情報の検索回数を用いた。さらに、ユーザが注目している商品の場合には、同一商品に対して、複数の店舗での特典情報を検索することが多い、例えば、図39に示すように、「英国妖精物語3」のDVDが発売されると同時に、DVD販売店である「メディアショップ」がちらしを配布した。そのちらしには、DVDの商品IDの情報とメディアショップの店舗の情報が入った2次元バーコードが添付されている。ユーザは、「英国妖精物語3」の購入を考えているため、そのユーザの購入履歴での特典情報の検索を携帯電話で行った。その結果、メディアショップでは「オリジナル携帯ストラップ」が特典として提供されることがわかった。一方、同じ商品に対して、「ゲーム天国」も販売を行っている。同様にちらしには2次元バーコードが記載されているため、携帯電話の読み取り機能を用いて特典情報を検索した。その結果、ゲーム天国では、「エリーのサイン入りTシャツ」が特典として提供されていることがわかった。これらの特典情報の検索結果を図40に示すように、商品ID、販売会社、検索日、検索時刻、特典情報、検索端末等の情報を商品検索履歴データベース901に登録する。この情報を参照することで、ユーザは同一商品に対して特典情報を検索した場合には、その商品に対して興味をもっていると判断し、監視商品として登録することが可能になる。
(4)購入直後に検索した商品を監視商品とする
また、図40の特典情報を検索した履歴と、ユーザの購入履歴データベースを参照することで、監視商品を決定することも可能である。特典として、購入した合計額に応じてポイント等の特典が付与されることが多い。そこで、ユーザがある店舗で購入した後に、その店舗で、別の商品に関して特典情報を検索した場合には、そのユーザは、特典情報を検索した商品に対して興味をもっていると判断し、監視商品として登録することも可能である。これは、購入履歴データベースにおいて更新があった場合には、その更新データの購入店舗と更新された時刻の情報を検索し、その時刻から所定の時間(例えば1時間)の間に、その店舗で別商品の特典情報を検索した場合には、その商品は監視商品として、監視商品データベース902へ登録する。
以上の監視商品の登録と、その監視商品の特典情報の更新の通知について、図41を用いて説明する。特典情報が検索されるまで待機し、検索されたら次のステップへすすむ(S6501)。商品検索履歴データベース901において特典情報の検索履歴を更新する(S6502)。特典情報を監視しなければならない商品IDが登録されている監視商品データベース902に登録する商品を上記の4つの条件に適合するか否かで判断する(S6503)。その結果、適合するものがあった場合には、S6504へすすむ。適合するものがなかった場合には、S6502へもどる。特典情報を監視する商品を監視商品データベース902へ登録する(S6504)。特典情報が更新された場合には、次のステップへすすむが、更新されなかった場合には、本ステップを繰り返す(S6505)。特典情報が更新された場合には、その特典情報が、監視商品データベースに登録されている商品に関連するか否かを調べる(S6506)。監視商品に関連している場合には次のステップへすすむが、関連していない場合には、S6505へもどる。監視商品がすでに購入されていないかを調べる(S6507)すでに購入されている場合には、監視商品データベースから削除し、S6505へもどる(S6508)。すでに購入されている商品でない場合には、特典の更新情報をユーザに通知する(S6509)。
以上の動作により、ユーザが注目している商品を自動的に検出し、その特典情報が更新されたときには、ユーザに通知することが可能になる。これにより、ユーザは、興味ある商品の特典情報を常に監視する必要がなくなり、システムが特典情報が更新されたときには、自動的に通知することが可能になる。この特典情報の更新の通知により、商品の販売機会の増加に貢献することができる。
また、端末10に監視商品登録ボタンを設け、特典情報を表示した時に監視商品データベース902に登録するようにしてもよい。
また、商品検索履歴データベース901ならびに監視商品データベース902は、関連商品IDを記憶する様にしたが、検索条件を記憶するようにしてもよい。その場合には、特典情報が変化した複数の関連商品IDをユーザが受け取ることが可能となる。
また、特典データベースの特典情報が変化したタイミングは、特典データベース42の特典情報が更新された場合としたが、実施の形態1で示したように特典情報を基準日からの経過時間に応じて可変にするようになっている場合にも同様に適応できる。
(実施の形態6)
図42は、本発明の実施の形態6のコンピュータシステム6の構成の一例を示す。コンピュータシステム6の構成は、基本的には、図36に示される実施の形態5のコンピュータシステム5の構成と同一である。ただし、推薦商品情報データベース903が追加されている点において、実施の形態5と異なっている。
図42において、図36に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
推薦商品情報データベース903の構成の一例を図43に示す。推薦商品情報データベース903では、ユーザが購入した購入商品IDまたは検索した関連商品IDである商品ID903aと商品ID903aを購入または検索したユーザに推薦する推薦商品ID903bが関連付けられている。なお、推薦商品情報データベース903には、推薦の度合いを表す推薦値903cと商品ID903aを購入した商品購入ユーザ数903dと商品ID903aと推薦商品ID903bのどちらとも購入している推薦商品購入ユーザ数903eがさらに格納されていても良い。
なお、推薦値903cは、商品ID903aを購入した商品購入ユーザ数903dと商品ID903aと推薦商品ID903bのどちらとも購入している推薦商品購入ユーザ数903eから求めても良いし、他の情報推薦技術を用いて算出するようにしてもよい。例えば、ユーザの年齢、性別、職業等のユーザのプロファイルと類似したプロファイルをもつ他の多くのユーザが購入している商品を推薦商品とすることが可能である。また、過去1ヶ月間に、最も多く購入実績のある商品を推薦商品とすることもできる。これにより、ユーザは、世間で流行している商品の特典情報を自動的に得ることができる。特に、発売から間もない商品に関しては、特典情報が更新されることが多く、販売促進のため、各販売店では多くの特典をつけようとする。そこで、本機能を利用することで、各販売店での特典情報を自動的に取得することができ、特典情報に応じてユーザはどこの店で購入するかを決定することが可能になる。
また、ある商品Aに関して、商品Aの特典内容が更新されることで、購入者の数が多く異なることもある。例えば、図44に示すように、ある商品Aの特典が携帯ストラップであったが、ある時期に人気のあるアイドルのサイン入りTシャツに変更になったとき、その特典内容が変化する前後において購入するユーザの数が大きく変化したとする。このとき、その商品はユーザにとっても興味のある商品の可能性が高い。そこで、特典情報の更新履歴とユーザ以外の購入者の履歴情報を利用して、このように特徴のある商品をユーザに対する推薦商品とすることも可能である。
特典情報監視サーバ71は、端末装置10から要求があるごとに制御サーバ50からユーザIDと商品の検索条件とを受信し、商品検索履歴データベース901に登録する。購入した購入商品IDと、ユーザが検索を複数行い、サーバ装置20が同一の関連商品IDの特典情報を端末10に送信した(例えば、同一の関連商品IDの特典情報を3回以上送信した)場合の関連商品IDとから、推薦商品情報データベース903の推薦商品IDを検索し、監視商品データベース902にユーザIDと推薦商品IDを監視商品IDとして登録する。なお、実施の形態5と同様に、検索により送信した関連商品IDを監視商品IDとして登録しても良い。次に、特典データベースの特典情報が更新された時に、特典情報監視サーバ71は更新が行われた関連商品IDを特典管理サーバ40から受信し、更新された関連商品IDが監視商品データベース902の監視商品IDに格納されているが否かを判定し、その判定が「Yes」の場合には、更新した特典情報を該当するユーザの特典情報出力先に送信する。また、ユーザが関連商品IDを購入した場合には、監視商品データベース902から該当ユーザIDと関連商品IDの組み合わせを削除することは望ましい。
このようにして、特典データベースの特典情報が変化したタイミングで、ユーザがほしがっていた商品だけではなく、システムが推薦する商品の特典が変化した場合に、変化した特典情報を容易に受け取ることが可能になる。
また、商品検索履歴データベース901ならびに監視商品データベース902は、関連商品IDを記憶する様にしたが、検索条件を記憶し、その検索条件に合致する関連商品を推薦商品情報データベース903の商品IDとするようにしてもよい。その場合には、特典情報が変化した複数の関連商品IDをユーザが受け取ることが可能となる。
また、特典データベースの特典情報が変化したタイミングは、特典データベース42の特典情報が更新された場合としたが、実施の形態1で示したように特典情報を基準日からの経過時間に応じて可変にするようになっている場合にも同様に適応できる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、ユーザが既に購入した商品に関連する関連商品の販売促進に寄与することを可能にする特典付与サービスを提供する装置、その方法、その方法を実現するコンピュータシステムおよびそのコンピュータシステムにおいて使用される端末装置等として有用である。
本発明の実施の形態1のコンピュータシステム1の構成の一例を示す図 端末装置10の外観の一例を示す図 コンピュータシステム1によって提供される特典付与サービスの処理の手順の一例を示す図 サーバ装置20によって実行される処理の手順の一例を示す図 第1の検索結果生成ステップ(ステップS316)の処理の手順の一例を示す図 第2の検索結果生成ステップ(ステップS323)の処理の手順の一例を示す図 購入履歴データベース32の構成の一例を示す図 特典データベース42の構成の一例を示す図 特典情報を提供しているサービス例を示す図 購入商品の購入日からその購入商品に関連する関連商品の購入日までの経過時間に応じて特典情報を可変にする例を示す図 関連商品の発売日からその関連商品の購入日までの経過時間に応じて特典情報を可変にする例を示す図 特典データベース42の構成の一例を示す図 購入履歴データベース32の構成の一例を示す図 ユーザID管理データベース804の構成の一例を示す図 A店舗用の購入履歴データベース801、B店舗用の購入履歴データベース802およびC店舗用の購入履歴データベース803の構成の一例を示す図 リベート情報データベース62の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態2のコンピュータシステム2の構成の一例を示す図 実施の形態2の特典情報を提供しているサービス例を示す図 携帯電話で商品IDを読み込み特典情報を提供している図 実施の形態2のフローチャートを示す図 本発明の実施の形態3のコンピュータシステム3の構成の一例を示す図 購入履歴データベース32nの構成の一例を示す図 ユーザID管理データベース804の構成の一例を示す図 実施の形態3の特典情報を提供しているサービス例を示す図 複数の端末で商品購入を行う図 実施の形態4のシステム構成の図 特典情報の出力先を示す図 特典情報の出力先の優先順位を示す図 特典情報の出力先をユーザが指定する図 特典情報の過去の出力先の数を示す図 ユーザの購入履歴を示す図 実施の形態4のフローチャートを示す図 特典情報が映像の場合のサービス例の図 購入履歴と特典映像の関係を示す図 特典映像を提供する例のフローチャートの図 実施の形態5のシステム構成の図 商品の検索履歴の図 ユーザごとの監視商品の図 同一商品に対する特典情報を提供する図 同一商品の特典情報の検索例の図 実施の形態5のフローチャートの図 実施の形態6のシステム構成の図 推薦商品の図 特典情報の変化に伴う購入ユーザの推移の図
符号の説明
1、2、3、4、5、6 コンピュータシステム
10、10a、10b 端末装置
11 ユーザID入力部
12 商品ID入力部
12a 商品検索条件入力部
13 出力部
14 送受信部
15 メモリ
16 CPU
17 内部バス
18 印刷部
19 表示部
20 サーバ装置
22 ネットワーク
30 購入履歴管理サーバ
32 購入履歴データベース
40 特典管理サーバ
42 特典データベース
50 制御サーバ
60 特典履歴管理サーバ
62 リベート情報データベース
70 特典出力先管理サーバ
71 特典情報監視サーバ
801〜803 購入履歴データベース
804 ユーザID管理データベース
805 特典情報出力先管理データベース
806 特典情報出力先データベース
807 特典情報出力先データベース
901 商品検索履歴データベース
902 監視商品データベース
903 推薦商品情報データベース

Claims (20)

  1. ネットワークを介して接続された複数の端末装置に特典付与サービスを提供する特典付与サービス提供装置であって、
    前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つは、ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力手段と、商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力手段とを備え、
    前記特典付与サービス提供装置は、
    前記複数の端末装置のうちの1つから送られてくる、前記ユーザID入力手段によって入力された前記ユーザIDと前記商品ID入力手段によって入力された前記商品IDとを含む要求を受信する受信手段と、
    受信された前記要求に含まれる前記商品IDによって識別される前記商品が前記要求に含まれる前記ユーザIDによって識別される前記ユーザによって過去に購入された購入商品に関連するか否かを判定する判定手段と、
    前記商品が前記購入商品に関連すると判定された場合に、前記ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成し、前記応答を前記複数の端末装置のうちの1つに送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする特典付与サービス提供装置。
  2. 前記送信手段は、前記複数の端末装置のうち前記要求を送信した端末装置と同一の端末装置に前記応答を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の特典付与サービス提供装置。
  3. 前記特典付与サービス提供装置はさらに、前記ユーザに応じて前記特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する出力先決定手段を備え、
    前記送信手段は、前記複数の端末装置のうち前記特典情報出力先として決定された端末装置に前記応答を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の特典付与サービス提供装置。
  4. 前記特典付与サービス提供装置はさらに、前記ユーザが過去に購入した商品の履歴を商品購入履歴として蓄積する商品購入履歴蓄積手段を備え、
    前記出力先決定手段は、前記商品購入履歴蓄積手段に蓄積された商品購入履歴をもとに前記特典情報を出力すべき特典情報出力先を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の特典付与サービス提供装置。
  5. 前記商品購入履歴には、前記ユーザが過去に購入意図を入力した端末に関する情報が含まれ、
    前記出力先決定手段は、前記商品購入履歴をもとに前記ユーザが前記商品IDの購入意図を入力する端末を推定し、推定された端末を、前記特典情報を出力すべき特典情報出力先として決定する
    ことを特徴とする請求項4記載の特典付与サービス提供装置。
    (DTVで購入したか、携帯電話で購入したかの過去の履歴を蓄積し、将来、購入する可能性が高い端末に対して特典情報を出力する)
  6. 前記複数の端末装置は、表示能力が異なる端末装置であり、
    前記出力先決定手段は、前記表現能力に応じて特典情報の出力先を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の特典付与サービス提供装置。
  7. 前記特典情報は、動画情報であり、
    前記送信手段は、前記ユーザによって過去に購入された購入商品に応じて前記動画情報を変更し、変更後の動画情報を前記特典情報として生成する
    ことを特徴とする請求項6記載の特典付与サービス提供装置。
  8. 前記送信手段は、前記ユーザによって過去に購入された購入商品の購入金額または購入日の情報をもとに前記動画情報を変更する
    ことを特徴とする請求項6記載の特典付与サービス提供装置。
  9. 前記商品IDは、前記商品の検索条件の1つとして前記複数の端末装置のうちの1つに入力され、
    前記受信手段は、前記商品IDとともに前記検索条件を受信し、
    前記送信手段は、前記端末装置に前記特典情報を送信するときに前記検索条件による検索結果を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の特典付与サービス提供装置。
  10. 前記検索条件は、前記商品IDのイベントに関するイベント情報に基づく検索条件であり、
    前記送信手段は、前記イベント情報を用いて前記ユーザによって過去に購入された購入商品を検索することによって前記検索結果を取得し、取得した検索結果を送信する
    ことを特徴とする請求項9記載の特典付与サービス提供装置。
  11. 前記特典付与サービス提供装置はさらに、
    前記商品IDを含む前記要求を受信した履歴を商品検索履歴として蓄積する商品検索履歴蓄積手段と、
    前記商品検索履歴蓄積手段に蓄積された商品検索履歴の商品IDの頻度情報をもとに監視すべき商品IDを監視商品として決定する監視商品決定手段とを備え、
    前記送信手段は、前記監視商品の特典情報が変化したときに、前記ユーザに特典情報を含む応答を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の特典付与サービス提供装置。
  12. 前記監視商品決定手段は、前記監視商品を決定するときに、さらに、前記ユーザによって過去に購入された購入商品の情報を利用する
    ことを特徴とする請求項11記載の特典付与サービス提供装置。
  13. 前記監視商品決定手段は、前記監視商品を決定するときに、さらに、前記ユーザ以外によって過去に購入された購入商品の情報を利用し、前記ユーザに対する推薦商品を決定し、前記推薦商品を前記監視商品とする
    ことを特徴とする請求項11記載の特典付与サービス提供装置。
  14. 前記監視商品決定手段は、前記監視商品を決定するときに、商品の特典情報の更新前と更新後において、前記ユーザ以外の購入者数の値の差が所定の値より大きいときに、前記ユーザに対する推薦商品とする
    ことを特徴とする請求項13記載の特典付与サービス提供装置。
  15. 前記送信手段は、基準日からの経過時間に応じて前記特典情報を可変にし、前記特典情報が変化したときに特典情報を含む応答を生成する
    ことを特徴とする請求項11に記載の特典付与サービス提供装置。
  16. コンピュータシステムを用いて特典付与サービスを提供する方法であって、
    前記コンピュータシステムは、複数の端末装置と、前記複数の端末装置にネットワークを介して接続されたサーバ装置とを含み、
    前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つは、ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力部と、商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力部とを備え、
    前記方法は、
    (a)前記複数の端末装置のうちの1つが、前記ユーザID入力部によって入力された前記ユーザIDと前記商品ID入力部によって入力された前記商品IDとを含む要求を生成し、前記要求を前記サーバ装置で受信するステップと、
    (b)前記サーバ装置が、前記複数の端末装置のうちの1つから送信された前記要求を受信し、前記要求に含まれる前記商品IDによって識別される前記商品が前記要求に含まれる前記ユーザIDによって識別される前記ユーザによって過去に購入された購入商品に関連するか否かを判定し、前記商品が前記購入商品に関連すると判定された場合には、前記ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を生成し、前記応答を前記複数の端末装置のうちの1つに送信するステップと
    を含むことを特徴とする特典付与サービス提供方法。
  17. ネットワークを介して接続された複数の端末装置に特典付与サービスを提供するサーバ装置のためのプログラムであって、
    請求項16記載の特典付与サービス提供方法に含まれるステップをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  18. 特典付与サービスを提供するコンピュータシステムにおいて使用される端末装置であって、
    前記端末装置は、ネットワークを介してサーバ装置に接続されており、
    前記端末装置は、
    ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力手段と、
    商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力手段と、
    前記ユーザID入力手段によって入力された前記ユーザIDと前記商品ID入力手段によって入力された前記商品IDとを含む要求を生成する手段と、
    前記要求を前記サーバ装置に送信する手段と、
    前記要求に対する応答であって、前記要求に含まれる前記商品IDによって識別される前記商品が前記要求に含まれる前記ユーザIDによって識別される前記ユーザによって過去に購入された購入商品に関連すると判定された場合に前記ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を前記サーバ装置から受信する手段と、
    前記応答に含まれる前記特典情報を出力する手段と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  19. コンピュータシステムを用いて特典情報を受信する方法であって、
    前記コンピュータシステムは、複数の端末装置と、前記複数の端末装置にネットワークを介して接続されたサーバ装置とを含み、
    前記複数の端末装置のうちの少なくとも1つは、ユーザを識別するユーザIDを入力するユーザID入力手段と、商品を識別する商品IDを入力する商品ID入力手段とを含み、
    前記方法は、
    (a)前記複数の端末装置のうちの1つが、前記ユーザID入力手段によって入力された前記ユーザIDと前記商品ID入力手段によって入力された前記商品IDとを含む要求を生成し、前記要求を前記サーバ装置に送信するステップと、
    (b)前記複数の端末装置のうちの1つが、前記要求に対する応答であって、前記要求に含まれる前記商品IDによって識別される前記商品が前記要求に含まれる前記ユーザIDによって識別される前記ユーザによって過去に購入された購入商品に関連すると判定された場合に前記ユーザに付与されるべき特典を示す特典情報を含む応答を前記サーバ装置から受信し、前記応答に含まれる前記特典情報を出力するステップと
    を含むことを特徴とする特典情報受信方法。
  20. 特典付与サービスを提供するコンピュータシステムにおいて使用される端末装置のためのプログラムであって、
    請求項19記載の特典情報受信方法に含まれるステップをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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