JP2019144802A - 情報取得サーバ、及び特典付与方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報を提供したユーザの満足度を向上すること。【解決手段】情報取得サーバ11は、車両21の走行状況に関する測定情報D1と、車両21の不具合に関する車両情報D2とを受信する処理と、車両21のユーザを特定するユーザIDと、そのユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理する処理と、測定情報D1及び車両情報D2の少なくともいずれかに応じてポイント情報を増加させる処理とを実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体の情報を取得する情報取得サーバ、及び情報取得サーバを用いて移動体のユーザに特典を付与する特典付与方法に関する。
近年、車両にサーバとの通信接続機能を搭載し、サーバが車両からの情報を収集し、収集した情報を車両のアップデート等の改良に使用する仕組みが登場している。アップデート等による恩恵は全てのユーザが等しく享受できるが、アップデートの開発に使用する情報を提供したユーザに特別な見返りはなかった。
一方、車両のユーザが携帯電話機を近接通信制御装置にかざすと、近接通信制御装置が走行距離等の情報を携帯電話機に記憶させ、走行距離に応じてオイルの無料交換等の特典を提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−158630号公報
しかし、特許文献1はユーザの利便性を目的とした技術であり、情報を提供したユーザの貢献度に報いることを目的としたものではない。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、情報を提供したユーザの満足度を向上可能な情報取得サーバ、及び特典付与方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、移動体の情報を取得する情報取得サーバにおいて、前記移動体の情報として、前記移動体の走行状況に関する測定情報と、前記移動体の不具合に関する車両情報とを受信する通信部と、前記移動体のユーザを特定するユーザIDと、前記ユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理するインセンティブ管理部と、前記測定情報及び前記車両情報の少なくともいずれかに応じて前記ポイント情報を増加させる制御部とを備えることを特徴とする。
上記情報取得サーバにおいて、前記測定情報は、前記移動体の走行時間、移動距離、及び走行時の環境の少なくともいずれかを特定可能な情報であり、前記制御部は、前記走行時間及び前記移動距離の少なくともいずれかが長いほど、及び/又は、前記走行時の環境が過酷な環境であるほど、前記ポイント情報を増加させることを特徴とする。
また、上記情報取得サーバにおいて、前記移動体の走行時間は、前記移動体の起動開始から起動終了までの時間であり、前記走行時の環境を特定可能な情報は、温度及び天候の少なくともいずれかを特定可能な情報を含むことを特徴とする。
また、上記情報取得サーバにおいて、前記制御部は、前記温度及び天候の少なくともいずれかが予め定めた範囲を外れる場合、前記予め定めた範囲内の場合よりも前記ポイント情報の増加量を増やすことを特徴とする。
また、上記情報取得サーバにおいて、前記インセンティブ管理部は、前記移動体の発売日に関する情報を有し、前記制御部は、前記発売日からの経過時間が短いほど前記ポイント情報の増加量を増やすことを特徴とする。
また、移動体の情報を取得する情報取得サーバを用いて移動体のユーザに特典を付与する特典付与方法であって、前記情報取得サーバは、前記移動体の情報として、前記移動体の走行状況に関する測定情報と、前記移動体の不具合に関する車両情報とを受信する処理と、前記移動体のユーザを特定するユーザIDと、前記ユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理する処理と、前記測定情報及び前記車両情報の少なくともいずれかに応じて前記ポイント情報を増加させる処理とを実行することを特徴とする。
本発明では、受信した測定情報及び車両情報の少なくともいずれかに応じて、ユーザIDと対応づけて管理するポイント情報を増加させるので、不具合情報の収集等に貢献したユーザの満足度を向上し易くなる。
本発明の実施形態に係る情報取得サーバを含む情報取得システムを示す図である。 車載装置、携帯無線端末及び整備データ管理サーバの機能構成を周辺構成と共に示した図である。 情報収集時の情報取得サーバの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る情報取得サーバ11を含む情報取得システム1を示す図である。
この情報取得システム1は、通信ネットワーク2に接続された情報取得サーバ11を備え、このサーバ11によって様々な車両21の情報を収集する。収集された情報は、各車両21の不具合に関する情報を含み、不具合情報の収集及び解析等に使用される。通信ネットワーク2は、無線通信網を含み、インターネット等に規定された公知の通信規格等にしたがった通信を可能にする。
本実施形態の車両21は、いわゆる普通自動車及び軽自動車に相当する四輪車である。但し、四輪車に限定しなくてもよく、二輪車等の他の車両(移動体)を含めてもよい。
図1中、符号3A〜3D、3Eは、車両21のユーザが利用可能な施設(以下、ユーザ利用施設と言う)である。ユーザ利用施設3A〜3D、3Eは、車用品を販売する店舗、又は車両21を整備する整備施設を有する店舗等であり、より具体的には、自動車ディーラ、整備工場、カー用品店、及びガソリンスタンド(ガスステーションとも称する)等である。以下、ユーザ利用施設3A〜3D、3Eを特に区別する必要が無い場合、ユーザ利用施設3と表記する。
情報取得サーバ11は、通信ネットワーク2を利用して、車両21の車載装置22、車両21のユーザが携帯する携帯無線端末23、及びユーザ利用施設3が所有する端末装置4と通信可能である。車載装置22は、情報取得サーバ11と通信する機能に加え、車両21に搭載され、搭載された車両21の走行状況に関する測定情報D1と、搭載された車両21の不具合に関する車両情報D2とを取得する機能とを有している。
図2は車載装置22、携帯無線端末23及び情報取得サーバ11の機能構成を周辺構成と共に示した図である。
図2に示すように、車載装置22は、記憶部22A、無線通信部22B、制御部22C、表示部22D、入力部22E、及びセンサ部22Fを備えている。
記憶部22Aは、制御プログラム等のデータを記憶する。無線通信部22Bは、通信ネットワーク2を介して情報取得サーバ11等と無線で通信する。制御部22Cは、記憶部22Aに記憶された制御プログラムを実行し、制御プログラムに従って車載装置22の各部を制御する。
表示部22Dは、制御部22Cの制御の下、記憶部22Aに記憶された各種の情報を表示する。入力部22Eは、ユーザの指示を入力する入力デバイスであり、タッチパネル又はハードウェアスイッチ等である。例えば、表示部22Dに操作画面の情報を表示し、操作画面の各箇所に対応する接触操作をタッチパネルを介して検出することによって、操作画面の操作、つまり、ユーザの指示を入力する。
センサ部22Fは、GPSセンサ22G、車速センサ22H、及びジャイロセンサ22Jを有し、制御部22Cは、これらセンサを利用して車両21の現在位置、加速度、進行方向、及び車速等を高精度に取得する。制御部22Cは、センサ部22Fの取得結果に基づいて「車両21の移動距離」を特定する機能を有している。つまり、センサ部22Fは、少なくとも「車両21の移動距離」を特定可能な情報を検出する。なお、車速センサ22Hは、車両2の車速パルスを計数するセンサである。
さらに、制御部22Cは、車両21に設けられた各種センサ(以下、車両側センサ22Sと言う)から「車両21の走行時間(日時を含む)」、「車両21の走行時の環境」、及び「車両21の不具合」を特定可能な情報を取得する。
「車両21の走行時間」を特定可能な情報は、車両21のパワーユニットの起動開始(エンジンスタートとも称する)又は起動停止(エンジンストップとも称する)したことを示す情報である。
なお、パワーユニットは内燃機関の場合と、駆動モータの場合とがある。制御部22C又は情報取得サーバ11が、起動開始から起動停止までの時間及び日時を特定することによって、「車両21の走行時間(日時を含む)」を特定する。なお、車両21側に走行時間(日時を含む)を検出する機能がある場合は、その検出結果を制御部22Cが取得するようにしてもよい。
「車両21の走行時の環境」を特定可能な情報は、車両21外の温度(気温に相当)、圧力(気圧)及び天気を検出する環境センサによって得られる。この種の環境センサは、例えば、吸気温度を検出する温度センサ、大気圧を検出する気圧センサ、又はワイパーを自動的に作動するために設けられた降雨センサ等を流用することが好ましい。
「車両21の不具合」を特定可能な情報は、車両21のパワーユニット(内燃機関又は駆動モータ)、エネルギー系(例えば燃料供給系及び排気系、又はバッテリの充放電系)、ステアリング系、及びブレーキ系等の各部の状態を検出するセンサ等によって得られる。この情報は、故障時の情報に限定されず、故障時以外の各部の情報を含んでもよく、要は、不具合情報の収集及び解析等に好適な情報であればよい。
このようにして、制御部22Cは、車両21(車載装置22を含む)に設けられた各種のセンサを利用して、測定情報D1として、「車両21の移動距離」、「車両21の走行時間」及び「車両21の走行時の環境」を特定可能な情報を取得するとともに、車両情報D2として、「車両21の不具合」を特定可能な情報を取得する。これら情報D1、D2は、車両21の走行中等に取得され、無線通信部22Bを利用して情報取得サーバ11に送信される。これによって、様々な車両21の測定情報D1及び車両情報D2が情報取得サーバ11に収集される。
携帯無線端末23は、車両21のユーザに携帯され、無線通信することによって通信ネットワーク2に接続された情報取得サーバ11との間で各種のデータを送受信する機能を有する。
この場合、携帯無線端末23から送信されるデータには、ユーザによるインセンティブの問い合わせがある。この問い合わせがあった場合、情報取得サーバ11は、サーバ11内に記憶されるインセンティブ情報DBに対応する情報を携帯無線端末23に送信し、携帯無線端末23を介してユーザに通知する。
インセンティブ情報DBは、車両21を購入して利用するユーザに付与するインセンティブの量を示すポイント情報であり、本実施形態では、公知のポイントサービス会社が付与するポイント(電子マネーとも称する)である。例えば、情報取得サーバ11は、ユーザによるインセンティブの問い合わせに応じて、ポイントの残量を通知する。上記ポイントは、ユーザの口座に付与され、このポイントを利用することで、ユーザがショッピングやサービスの利用が可能になる。
なお、ポイント情報は、電子マネーに限定されず、ユーザに特典を付与できるポイントであればよく、例えば商品や割引クーポン等に交換できるポイントでもよい。
携帯無線端末23は、ユーザの携帯電話端末(例えばスマートフォン)であり、図2に示すように、記憶部23A、無線通信部23B、制御部23C、表示部23D、入力部23E、及びセンサ部23Fを備える。そして、制御部23Cが、記憶部23Aに記憶された制御プログラムを実行し、この制御プログラムに従って携帯無線端末23の各部を制御することにより、入力部23Eを介して入力したユーザ指示に基づき、情報取得サーバ11に対しインセンティブの問い合わせを行う。
センサ部23Fは、GPSセンサ23G及びジャイロセンサ23Jを有し、制御部23Cは、これらセンサを利用して携帯無線端末23の現在位置等を取得可能である。なお、携帯電話端末として機能する点は従来の携帯電話端末と同様であるため、説明は省略する。
次に、情報取得サーバ11について説明する。
情報取得サーバ11は、一般的なコンピューターシステムで構成され、図2に示すように、記憶部11A、制御部11B及び通信部11Cを備えている。
記憶部11Aには、ユーザ、車両21、測定情報D1及び車両情報D2に関するデータを記憶する第1の記憶エリア12Aと、環境情報DW及び発売日情報DHを記憶する第2の記憶エリア12Bと、ユーザのインセンティブに関する情報(インセンティブ情報DB、使用履歴DU)等を記憶する第3の記憶エリア12Cとが割り当てられている。
第1の記憶エリア12Aには、複数の車両21のユーザを特定するユーザIDと、各車両21を特定する車両IDと、測定情報D1と、車両情報D2とが対応付けて記憶されている。なお、対応付けは、例えば、対応関係を記述したテーブルデータを作成すること等によって実現される。
ユーザIDは、ユーザを一意に特定可能な情報であり、例えばユーザ固有の識別番号である。第1の記憶エリア12Aには、ユーザIDと対応づけてユーザの氏名及び連絡先等の情報も記述され、ユーザを正確に特定可能である。また、連絡先には、ユーザが携帯する携帯無線端末23への連絡先(例えば電子メール)も含まれる。
車両IDは、車両21を一意に特定可能な情報であり、例えば、車両21固有の識別番号である。第1の記憶エリア12Aには、車両IDと対応づけて車両情報(例えば車体番号、型式、及び車種等)も記述され、車両21を正確に特定可能である。
なお、情報取得システム1を初めて利用するユーザの場合、ユーザが自身の携帯無線端末23又は車載装置22を利用して、氏名、連絡先及び車両情報を情報取得サーバ11に入力するようにしてもよい。
第2の記憶エリア12Bの環境情報DWは、測定情報D1を利用することによって、車両走行時の環境を特定可能な情報である。例えば、環境情報DWは、位置、及び日時から天候及び渋滞状況等を特定可能な情報である。この環境情報DWを利用することによって、車両情報D2が、通常範囲内の温度、及び/又は天候のときに得られた情報か否かと、過酷な環境であることを示す温度、及び/又は天候のときに得られた情報か否かとを特定可能である。
発売日情報DHは、各車両IDで特定される車両21それぞれの発売日の情報である。この発売日情報DHによって、車両情報D2が、発売直後の車両21か否か等を特定可能である。
第3の記憶エリア12Cのインセンティブ情報DBは、車両21のユーザに付与するインセンティブの量を示すポイント情報であり、少なくともポイント情報の残高を特定可能である。
使用履歴DUは、ユーザによるインセンティブ情報DBの使用履歴を示す情報である。この使用履歴DUは、ユーザ利用施設3から送信されたインセンティブ使用結果の通知に基づく情報である。
記憶部11Aは、制御部11Bが実行する制御プログラム等のデータも記憶しており、制御部11Bがこの制御プログラムを実行することによって、情報取得サーバ11の各部が制御される。これによって、制御部11Bは、測定情報D1及び車両情報D2の記憶を管理する情報管理部、ユーザIDと、インセンティブに関する情報(インセンティブ情報DB、使用履歴DU)とを対応づけて管理するインセンティブ管理部、及び、ユーザにインセンティブに対応するユーザ特典を付与するインセンティブ付与部等として機能する。
通信部11Cは、通信ネットワーク2を介して、ユーザ利用施設3が所有する端末装置4、車載装置22、及び携帯無線端末23と通信する。
車両21に搭載された車載装置22から測定情報D1及び車両情報D2が送信される毎に、これら情報D1、D2が記憶部11Aに記憶される。なお、この際の通信により、情報D1、D2の送信元に対応する車両ID及びユーザIDが特定される。
端末装置4は、一般的なパーソナルコンピュータ等で構成され、この端末装置4を有するユーザ利用施設3にて、ユーザによるインセンティブ情報DBに対応するポイントの利用が入力される。この場合、ユーザ利用施設3では、ユーザが商品購入又はサービス利用に伴って支払いを行う際に、利用すべきポイントの分だけ支払い額を減額し、そのポイント利用を端末装置4を介して情報取得サーバ11に通知する。なお、この支払いに関する処理は、公知のポイントサービス会社の規定に従った処理を行えばよい。
図3は情報収集時の情報取得サーバ11の動作を示すフローチャートである。
ステップS1Aにおいて、情報取得サーバ11の制御部11Bは、車両21に搭載された車載装置22からサーバ11宛てに送信された測定情報D1及び車両情報D2を含む情報を受信する。
ステップS2Aにおいて、制御部11Bは、受信した情報から車両ID及びユーザIDの少なくともいずれかを特定し、特定した車両ID又はユーザIDに対応づけて測定情報D1及び車両情報D2を記憶部11Aに記憶する。
ステップS3Aにおいて、制御部11Bは、測定情報D1に含まれる「車両21の走行時間」、「車両21の移動距離」、及び「車両21の走行時の環境」を特定可能な情報に基づいて、車両21の走行時間、移動距離、及び走行時の環境を特定する。
ステップS4Aにおいて、制御部11Bは、特定した走行時間、移動距離、及び走行時の環境に基づいてインセンティブ情報DBの増加量を設定する。
ステップS5Aにおいて、制御部11Bは、設定した増加量を、そのユーザIDに対応づけられたインセンティブ情報DBのポイントに加算することにより、記憶部11Aに記憶されるインセンティブ情報DBを更新する。
ここで、ステップS4Aにおいて、増加量は、走行時間及び移動距離の少なくともいずれかが長い程大きい値となり、且つ、走行時の環境が過酷な環境であるほど大きい値となり、更に、車両21の発売日からの経過時間が短いほど大きい値となるように設定される。
例えば、制御部11Bは、第1の計算処理として、走行時間、移動距離及び温度範囲の少なくともいずれかが、予め設定した平均的な走行時間、移動距離及び温度範囲のいずれかを超える場合、増加量を相対的に増大させる。これにより、車両21を長時間運転又は長距離運転したユーザ、及び、厳しい温度条件で運転をしたユーザに対して、インセンティブ情報DBを特別に増大させる。
なお、一回の走行時間及び移動距離に限定されず、トータルの走行時間及び移動距離が長いユーザに対しても、インセンティブ情報DBを特別に増大させることが好ましい。
また、制御部11Bは、第2の計算処理として、測定情報D1から走行場所及び走行日時を特定し、記憶部11Aに記憶された環境情報DWを参照することによって走行場所の天候を特定する。特定した天候が異常気象等の過酷な環境又は希少な環境の場合に、増加量を相対的に増大させる。なお、温度範囲が過酷な環境か否かの判定等にも環境情報DWを利用してもよい。これにより、過酷な環境等で運転したユーザに対して、インセンティブ情報DBを特別に増大させる。
さらに、制御部11Bは、第3の計算処理として、発売日情報DHを参照して車両21の発売日を特定し、測定情報D1から特定される測定日時が発売日からの経過時間が短いほど、インセンティブ情報DBの増加量を相対的に増大させる。これにより、発売直後(例えばモデルチェンジ直後)に車両21を購入したユーザに対して、インセンティブ情報DBを特別に増大させる。
このようにして、長く運転したユーザ、様々な環境で運転したユーザ、及び発売直後に購入したユーザといったような不具合情報の収集等に貢献したユーザに対し、厚い特典を付与する。
なお、上記計算処理は、計算式又はテーブルデータを用いる公知の計算処理を適用すればよい。また、上記の第1〜第3の計算処理のいずれを実行するか否かを適宜に変更してもよい。なお、車両情報D2が、不具合を示す情報であったり、貴重な情報であったりした場合にも、不具合情報の収集等への貢献度が高いため、インセンティブ情報DBの増加量を相対的に増大させてもよい。例えば、車両情報D2によって得られる数値又は作動状態が、予め設定した平均的な数値又は作動状態とは異なる場合に、増加量を相対的に増大させればよい。
以上説明したように、本実施形態の情報取得サーバ11は、車両21の情報として、車両21の走行状況に関する測定情報D1と、車両21の不具合に関する車両情報D2とを受信する処理と、車両21のユーザを特定するユーザIDと、そのユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理する処理とを実行する。更に、情報取得サーバ11は、測定情報D1及び車両情報D2の少なくともいずれかに応じてポイント情報を増加させる処理ととともに、ポイント情報に基づくユーザ特典を付与する処理とを実行する。これにより、測定情報D1及び車両情報D2の提供を通じて不具合情報の収集等に貢献したユーザに対し、貢献度に応じたユーザ特典を付与することができる。したがって、ユーザの満足度を向上し易くなる。
また、測定情報D1は、車両21の走行時間、移動距離、及び走行時の環境の少なくともいずれかを特定可能な情報であり、情報取得サーバ11の制御部11Bは、走行時間及び移動距離の少なくともいずれかが長いほど、及び/又は、走行時の環境が過酷な環境であるほどポイント情報を増加させる。これにより、車両21を長時間運転又は長距離運転したユーザ、及び、厳しい温度条件で運転をしたユーザに対して、厚い特典を付与することができる。
また、車両21の走行時間は、車両21の起動開始から起動終了までの時間であり、走行時の環境を特定可能な情報は、温度及び天候の少なくともいずれかを特定可能な情報を含んでいる。これにより、車両21が進行しているか否かに関わらず車両21の利用時間を特定でき、利用時間を考慮したポイント情報の算出が可能になる。また、利用時間を考慮して不具合を解析できる。
さらに、制御部11Bは、温度及び天候の少なくともいずれかが予め定めた範囲を外れる場合、予め定めた範囲内の場合よりもポイント情報の増加量を増やすので、極寒又は猛暑のときの車両情報D2を提供したユーザに厚い特典を付与することができる。
また、制御部11Bは、発売日情報DHを有し、車両21の発売日からの系が時間が短いほどポイント情報を増加量を増やすので、発売直後に購入したユーザに厚い特典を付与することができる。
なお、情報取得サーバ11は、ポイント情報を増加させる処理などは実行するが、ポイント情報に基づくユーザ特典を付与する処理は実行しない構成にしてもよい。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様であり、本発明の範囲内で任意に変形、及び応用が可能である。例えば、情報取得サーバ11の制御部11Bが、測定情報D1及び車両情報D2の記憶を管理する情報管理部、インセンティブに関する情報(インセンティブ情報DB、使用履歴DU)を管理するインセンティブ管理部、及びユーザにインセンティブに対応するユーザ特典を付与するインセンティブ付与部等として機能する場合を説明したが、各機能に対応する処理を独立して行う複数の機能部を設ける構成にしてもよいし、サーバ11を複数のコンピュータで構成してもよい。要は、各機能を実現可能な範囲でサーバ11の構成を任意に変更可能である。
また、図2に示す機能ブロック及び図3に示すフローチャート等についても、本発明の目的を実現できる範囲で適宜に変更可能である。また、車両21の情報を取得する情報取得サーバ11及びこのサーバ11を用いて特典を付与する特典付与方法に本発明を適用する場合を説明したが、車両以外も含む移動体の情報を取得する情報取得サーバ11及び特典付与方法に本発明を広く適用可能である。
1 情報取得システム
2 通信ネットワーク
3 3A〜3D、3E ユーザ利用施設
4 端末装置
11 情報取得サーバ
11A、22A、23A 記憶部
11C 通信部
11B 制御部(インセンティブ管理部)
21 車両
22 車載装置
22B、23B 無線通信部
22C、23C 制御部
22D、23D 表示部
22E、23E 入力部
22F、23F センサ部
23 携帯無線端末
D1 測定情報
D2 車両情報
DB インセンティブ情報

Claims (6)

  1. 移動体の情報を取得する情報取得サーバにおいて、
    前記移動体の情報として、前記移動体の走行状況に関する測定情報と、前記移動体の不具合に関する車両情報とを受信する通信部と、
    前記移動体のユーザを特定するユーザIDと、前記ユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理するインセンティブ管理部と、
    前記測定情報及び前記車両情報の少なくともいずれかに応じて前記ポイント情報を増加させる制御部と
    を備えることを特徴とする情報取得サーバ。
  2. 前記測定情報は、前記移動体の走行時間、移動距離、及び走行時の環境の少なくともいずれかを特定可能な情報であり、
    前記制御部は、前記走行時間及び前記移動距離の少なくともいずれかが長いほど、及び/又は、前記走行時の環境が過酷な環境であるほど、前記ポイント情報を増加させることを特徴とする請求項1に記載の情報取得サーバ。
  3. 前記移動体の走行時間は、前記移動体の起動開始から起動終了までの時間であり、
    前記走行時の環境を特定可能な情報は、温度及び天候の少なくともいずれかを特定可能な情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報取得サーバ。
  4. 前記制御部は、前記温度及び天候の少なくともいずれかが予め定めた範囲を外れる場合、前記予め定めた範囲内の場合よりも前記ポイント情報の増加量を増やすことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報取得サーバ。
  5. 前記移動体の発売日に関する情報を記憶し、
    前記制御部は、前記発売日からの経過時間が短いほど前記ポイント情報の増加量を増やすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報取得サーバ。
  6. 移動体の情報を取得する情報取得サーバを用いて移動体のユーザに特典を付与する特典付与方法であって、
    前記情報取得サーバは、
    前記移動体の情報として、前記移動体の走行状況に関する測定情報と、前記移動体の不具合に関する車両情報とを受信する処理と、
    前記移動体のユーザを特定するユーザIDと、前記ユーザのインセンティブとなるポイント情報とを対応づけて管理する処理と、
    前記測定情報及び前記車両情報の少なくともいずれかに応じて前記ポイント情報を増加させる処理とを実行する
    ことを特徴とする特典付与方法。
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