JP2002074154A - 情報提供支援サービス方法及びそのシステム - Google Patents

情報提供支援サービス方法及びそのシステム

Info

Publication number
JP2002074154A
JP2002074154A JP2000257693A JP2000257693A JP2002074154A JP 2002074154 A JP2002074154 A JP 2002074154A JP 2000257693 A JP2000257693 A JP 2000257693A JP 2000257693 A JP2000257693 A JP 2000257693A JP 2002074154 A JP2002074154 A JP 2002074154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
store
product
user terminal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000257693A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Inoue
智 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SKY THINK SYSTEM KK
Original Assignee
SKY THINK SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SKY THINK SYSTEM KK filed Critical SKY THINK SYSTEM KK
Priority to JP2000257693A priority Critical patent/JP2002074154A/ja
Publication of JP2002074154A publication Critical patent/JP2002074154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品に関心を持った消費者が自ら希望する情
報をインターネットを通じて簡単且つ即座に取得でき、
見込みの高い消費者に対して、適切な情報を即座に且つ
効率よく提供できる情報提供支援サービス方法及びその
システムを提供せんとする。 【解決手段】 ユーザー端末2がインターネットIを通
じて支援コンピュータ1に通信接続すれば、該支援コン
ピュータ1は、ユーザー端末2が店舗端末3から受信し
且つ内部に記憶している商品識別子40並びに店舗識別
子30を受信し、これら識別子に対応した商品情報及び
店舗情報に関するアクセス情報を、それぞれ記憶手段1
0から取り出し、ユーザー端末2に送信する。そしてユ
ーザー端末2は、前記アクセス情報に基づき商品情報或
いは店舗情報にアクセスし、送信された情報を出力表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
通じて商品情報や店舗情報の提供支援サービスを行う方
法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から店舗販売される各商品のパッケ
ージには、当該商品の紹介や使用方法、保存方法等の情
報が表示されており、多くの場合、商品を手に取った消
費者により、これら表示された情報に基づいて商品購入
の最終的な意思決定が行われている。
【0003】ところで、パッケージ全体の絵柄や模様等
のデザインによる演出効果も、当該商品の品質を反映す
るものとして消費者に捉えられる点で、購買意思決定の
重要な要素の一つであり、そのデザインは斬新且つシン
プルなものが好まれる。したがって、上記使用方法等の
情報が表示されるスペースは一般的に小さなスペースに
限られ、消費者にアピールする充分な情報を掲載できな
いといった問題があった。
【0004】一方、近年では、インターネットが個人利
用者の爆発的な増加とともに通信環境が急速に整備さ
れ、ネットワークへの参加がより低コストに行える傾向
にあることから、企業と消費者の間或いは企業と企業の
間においては、商品やサービスを当該インターネット上
で取引するインターネットコマースが急速に進展してい
る。また、このインターネットに接続する端末機の形態
も、家庭や職場に据えつけたパソコン以外に、携帯情報
端末や携帯電話機等のモバイル端末など多様化してお
り、外出先でこれら端末からインターネットに接続し
て、ニュース、天気予報等の生活情報や占い、ゲーム等
のエンターテイメント情報を取得することや、銀行振
込、ホテル、航空券の予約等を簡易に行うことができる
サービスも提供されている。
【0005】このようにインターネットを利用して情報
を提供する場合、音声や画像を含めた詳細な情報により
商品や企業イメージ等を効果的にアピールすることがで
き、印刷費が削減できるとともに、ユーザーに対して最
新の情報を即座に提供できるといった多くの利点が挙げ
られることから、インターネットを通じた情報提供サー
ビス、広告サービスは近年特に注目されている。そこ
で、仮に店舗販売される商品のパッケージに、当該商品
の情報を提供しているWebサイトのURL(Uniform
Resource Locator)を記載しておけば、該商品を手に取
った消費者が携帯している上記モバイル端末にURLを
入力して、Webサイトから情報を取得することで、前
記パッケージの小さな表示スペースにかかわらず、当該
商品に関する詳細な情報、有益な情報を取得することが
可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年高
機能化、多機能化している比較的小さなモバイル端末の
操作キーは、非常に小さく複雑であり、長いURL情報
を入力する際には、誤入力や操作ミス等が生じやすく、
店内で入力するのは特に困難である。
【0007】また、Webサイトにアクセスしても、該
当する商品の紹介ページを取得するためには、更に多階
層の画面閲覧を経て辿り着く必要があり、時間が掛かる
上に操作が煩わしく、商品を手に取った見込みの高い消
費者に対し、即座に且つ効率よく情報を提供することは
非常に困難である。
【0008】本発明はかかる現況に鑑み為されたもので
あり、商品に関心を持った消費者が長いURLをユーザ
ー端末に手入力することや、多階層の画面閲覧を経た商
品情報へのアクセス等の煩雑な操作を行うことなく、自
ら希望する情報をインターネットを通じて簡単且つ即座
に取得でき、パッケージの表示スペース等の制約を受け
ることなく、見込みの高い消費者に対し、適切な情報を
即座に且つ効率よく提供できるサービス方法及びシステ
ムを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、消費
者により携帯されるユーザー端末からインターネットを
介してサービスセンターに設けた支援コンピュータに通
信接続し、店舗販売される商品並びにその取扱い店舗に
関する情報の提供を受ける情報提供支援サービス方法で
あって、前記支援コンピュータは、インターネットを通
じて商品情報を提供するWebサイト、及び店舗情報を
提供するWebサイトの各情報にアクセスするためのア
クセス情報を予め記憶手段に記憶しておき、前記店舗販
売される商品には、当該商品に関する情報を識別する商
品識別子が関連付けられるとともに、店舗内には、前記
商品識別子が入力され、且つこれを自ら保有している店
舗識別子と伴にユーザー端末に無線送信する店舗端末が
設けられ、前記ユーザー端末が、インターネットを通じ
て前記支援コンピュータに通信接続すれば、該支援コン
ピュータは、ユーザー端末が店舗端末から受信し、且つ
内部に記憶している商品識別子並びに店舗識別子を当該
ユーザー端末から受信し、これら識別子に対応した商品
情報及び店舗情報に関するアクセス情報を、それぞれ前
記記憶手段から取り出し、該アクセス情報をユーザー端
末に送信し、前記ユーザー端末は、支援コンピュータか
ら送信された前記アクセス情報に基づき、商品情報或い
は店舗情報にアクセスし、送信された情報を出力するこ
とを特徴とする情報提供支援サービス方法を提供する。
【0010】また本発明は、店舗販売される商品であっ
て、当該商品に関する情報を識別する商品識別子が関連
付けられた商品と、インターネットを通じて前記商品の
情報を提供するWebサイトと、同じくインターネット
を通じて、前記店舗の情報を提供するWebサイトと、
前記商品が販売される店舗内に備えられ、前記商品識別
子が入力される手段、並びに、入力された商品識別子を
自ら保有している店舗識別子と伴にユーザー端末に無線
送信する手段を備えた店舗端末と、消費者に携帯され、
インターネットに接続する接続手段、前記店舗端末と無
線交信する手段、前記店舗端末から受信した商品識別子
及び店舗識別子を内部に記憶する記憶手段、並びに、送
信された商品情報或いは店舗情報を出力する出力手段を
備えたユーザー端末と、サービスセンターに設けられ、
商品情報を提供するWebサイト及び店舗情報を提供す
るWebサイトの各情報にアクセスするためのアクセス
情報を記憶する記憶手段、インターネットを介して通信
接続したユーザー端末から送信された商品識別子及び店
舗識別子に対応するアクセス情報を、それぞれ前記記憶
手段から取り出す手段、並びに、取り出したアクセス情
報をユーザー端末に送信する手段を備えた支援コンピュ
ータと、より構成してなることを特徴とする情報提供支
援サービスシステムをも提供する。
【0011】このような情報提供支援サービス方法及び
システムによれば、商品に関心を持った消費者は、店舗
端末を操作することで、長いURLをユーザー端末に手
入力することや、多階層の画面閲覧を経た商品情報への
アクセス等の煩雑な操作を行うことなく、自ら希望する
情報をインターネットを通じて簡単且つ即座に取得で
き、これら情報を参考にしながら当該商品を検討した上
で、購買の意思決定を行うことが可能になるとともに、
商品購入後も同じくインターネットを通じて有益な情報
を簡単且つ即座に入手することが可能となる。また、商
品供給者にとっては、パッケージの表示スペース等の制
約を受けることなく、見込みの高い消費者に対して適切
な情報を即座に且つ効率よく提供でき、商品購入の意思
決定を促すことにより購買促進を期待できるとともに、
企業イメージの向上にも寄与することができる。また、
販売者にとっては、購買意欲の高い消費者に対し、当該
店舗に関する有益情報を効率よく低コストで提供でき
る。さらに、サービスセンターの支援コンピュータにお
いては、ユーザー端末から商品識別子及び店舗識別子の
送信を受けた照会履歴が蓄積されるため、商品供給者並
びに販売者が当該履歴情報を利用することにより、商品
の情報にアクセスされたデータ、すなわち消費者が関心
を持った商品手持ち率のデータと、実際に購入された購
買データのそれぞれを把握することができ、商品開発や
生産、マーケットの分析、販売促進の立案などに有効に
活用できる。
【0012】ここで、支援コンピュータがインターネッ
ト上でWebサイトを運営するWWW(World Wide We
b)サーバーを備え、且つ、店舗端末が前記Webサイ
トへ通信接続するURL情報を保有しており、ユーザー
端末は、店舗端末から受信した前記URL情報に基づ
き、インターネットを介して前記Webサイトに通信接
続してなるものが好ましい。
【0013】また、支援コンピュータが、前記記憶手段
から取り出したアクセス情報を選択画面に編集し、これ
をユーザー端末に送信してなるものが好ましい。
【0014】商品に関連付けられる商品識別子がバーコ
ードからなり、これを店舗端末に入力する手段としてバ
ーコードスキャナー機能を備えたものでは、従来から商
品のパッケージに付されているバーコードを利用するこ
とが可能となり、POSシステムとの連繋が容易となり
利便性が向上する。
【0015】更に、支援コンピュータがゲートウェイサ
ーバーを備え、且つ、前記ユーザー端末が前記ゲートウ
ェイサーバーを介してインターネットに接続されるもの
では、前記支援コンピュータにユーザー端末の閲覧履歴
が蓄積され、消費者の動向をより詳細に把握できるとと
もに、当該情報サービスを利用した通話料金の払い戻し
や割引き等のシステムを構築することが可能となる。
【0016】また、店舗内には、ユーザー端末と無線交
信する手段を備えた清算端末が設けられ、該清算端末
は、清算時にユーザー端末から送信された商品情報或い
は店舗情報の閲覧記録に基づき、所定の割引を行うこと
が好ましい。
【0017】また、店舗内には、ユーザー端末と無線交
信する手段を備えた清算端末が設けられ、該清算端末
は、清算時にユーザー端末から送信されたクーポン情報
に基づき、所定の割引を行うことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る情報提供支援サービ
スシステムの構成を示し、図2は、本システムにおいて
商品情報や店舗情報の提供支援サービスを受ける手順の
一例を示したフローチャートである。図中符号1は、サ
ービスセンターに設置される支援コンピュータ、2はユ
ーザー端末、3は店舗端末、4は商品、5は商品情報サ
イト、6は店舗情報サイト、7は消費者をそれぞれ示し
ている。
【0020】本発明に係る情報提供支援サービスシステ
ムSは、図1に示すように、店舗販売される商品4と、
該商品4が販売される店舗内に備えられる店舗端末3
と、消費者7に携帯されるユーザー端末2と、サービス
センターInに設けられる支援コンピュータ1と、商品
提供者側のコンピュータ51で管理され、インターネッ
トIを通じて商品情報を提供するWebサイトである商
品情報サイト5と、販売者側のコンピュータ61で管理
され、インターネットIを通じて店舗情報を提供するW
ebサイトである商品情報サイト6とから構成されてい
る。
【0021】商品4には、商品識別子40が関連付けら
れており、店舗端末3は、前記商品識別子40が入力さ
れる手段と、入力された商品識別子40を自ら保有して
いる店舗識別子30と伴にユーザー端末2に無線送信す
る手段とを備えている。
【0022】また、ユーザー端末2は、インターネット
Iに接続される接続手段と、前記店舗端末3と無線交信
する手段と、該店舗端末3から受信した商品識別子40
及び店舗識別子30を内部に記憶する記憶手段と、商品
情報サイト5又は店舗情報サイト6から送信された商品
情報或いは店舗情報を出力する出力手段とを備えてい
る。
【0023】支援コンピュータ1は、商品情報を提供す
る商品情報サイト5、及び店舗情報を提供する店舗情報
サイト6の各情報にアクセスするためのアクセス情報が
記憶される記憶手段10と、インターネットIを介して
通信接続したユーザー端末2から送信された商品識別子
40及び店舗識別子30に対応するアクセス情報を、そ
れぞれ前記記憶手段10から取り出す手段と、これらア
クセス情報をユーザー端末2に送信する手段とを備えて
いる。
【0024】そして、ユーザー端末2が、店舗端末3か
ら商品識別子40及び店舗識別子30を無線交信により
受信して、これを内部に記憶した後、インターネットI
を通じて支援コンピュータ1に通信接続したときには、
該支援コンピュータ1は、前記商品識別子40及び店舗
識別子30を当該ユーザー端末2から受信し、これら識
別子に対応した商品情報及び店舗情報に関するアクセス
情報を、それぞれ前記記憶手段10から取り出して、こ
れらアクセス情報がユーザー端末2に送信される。この
ように支援コンピュータ1から前記アクセス情報を取得
したユーザー端末2は、該アクセス情報に基づいて商品
情報サイト5又は店舗情報サイト6にアクセスし、そこ
から取得した商品情報或いは店舗情報を出力する。
【0025】このように商品4に関心を持った消費者7
は、店舗内に備えられた店舗端末3を操作することで、
当該商品4の紹介、使い方、原材料、保存の仕方、取扱
い上の注意等の詳細情報や店舗の特売情報、特典情報な
どの自ら希望する情報をインターネットIを通じて簡単
且つ即座に取得することができ、これら情報を参考にし
ながら当該商品4を検討した上で、購買の意思決定を行
うことが可能になるとともに、当該商品4を購入した後
も、その使用方法や保存方法、管理方法、関連商品の案
内など、インターネットIを通じて有益な情報を簡単且
つ即座に入手することが可能となる。
【0026】このような情報は、商品のパッケージに商
品情報サイトや店舗情報サイトのURLを付しておき、
消費者がこれをユーザー端末に直接手入力することによ
っても得ることが可能であるが、本発明では、別途店舗
端末3を用いることにより、長いURLを携帯用の小さ
なユーザー端末2に手入力することや、多階層の画面閲
覧を経た商品情報へのアクセス等の煩雑な操作を行う必
要性を回避し、前記URLの誤入力や操作ミスを無くす
とともに、商品4に関心を持った消費者が簡単且つ迅速
に希望する情報にアクセスできるといった有利な効果を
奏する点で大きな差異がある。
【0027】また、商品情報を提供するメーカー等の商
品供給者にとっては、パッケージの表示スペース等の制
約を受けることなく、見込みの高い消費者に対し、当該
商品4に関する詳細な情報や関連商品の宣伝、企業広
告、カタログ等の適切な情報を即座に且つ効率よく提供
でき、商品購入の意思決定を促すことにより購買促進を
期待できるとともに、企業イメージの向上にも寄与する
ことができる。
【0028】また、店舗情報を提供する販売者にとって
は、商品4の商品識別子を読み取った購買意欲の高い消
費者に対し、クーポンの配信や割引情報、プレゼント等
のキャンペーンの展開、取扱い商品の情報等の地域又は
期間が限定された有益情報を、効率よく低コストで提供
できる。また、商品供給者および販売者ともに、アクセ
スした見込みの高い消費者に対してアンケート調査や特
典クラブ会員への参加呼びかけ、イベントの告知などを
展開することができるのである。
【0029】このように本発明では、主としてユーザー
主導型の情報伝達媒体であるインターネットにおいて、
見込みの高い消費者に対し、商品供給者及び販売者の側
から有益な情報を迅速且つ効率良く提供できるものであ
り、これら商品情報或いは店舗情報へのアクセスを案内
し、見込みの高い消費者への情報提供を支援している支
援コンピュータ1においては、少なくともユーザー端末
2から商品識別子40及び店舗識別子30の送信を受け
た照会履歴が蓄積されるため、商品供給者並びに販売者
は当該履歴情報を利用することにより、商品4の情報に
アクセスされたデータ、すなわち消費者が関心を持った
商品手持ち率のデータと、実際に購入された購買データ
のそれぞれを把握することができ、商品開発や生産、マ
ーケットの分析、販売促進の立案などに有効に活用でき
るのである。
【0030】また、アクセスしたユーザー端末2に情報
を提供するメーカーや販売者にとっては、販売後の消費
者とコミュニケーションを図り、商品購入後の満足度や
購入に至らなかった理由等の消費者の声をアンケート等
により低コストに収集でき、これを同じく有益な情報と
して商品開発等に利用することも可能である。
【0031】尚、これらサービス方法及びそのシステム
を提供するサービスセンターIn又は支援コンピュータ
1は、商品情報の提供支援サービスを主な業務とする事
業者が運営するもの以外に、インターネットサービスプ
ロバイダ(ISP)やインターネットプレゼンスプロバ
イダ(IPP)、或いは、商品の供給者や販売者が担う
ものであってもよい。
【0032】また、消費者のユーザー端末2は、移動体
通信網Mを介してインターネットIに接続される携帯電
話やPHS(Personal Handyphone System:簡易型携帯
電話)、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情
報端末)、ノート型パソコン、腕時計等の各種のモバイ
ル端末が利用できる。
【0033】先ず、本発明の第1実施形態を、図1〜5
を参照しながら説明する。
【0034】本実施形態に係る情報提供支援サービスシ
ステムSは、チェーン本部Frにより統括されるフラン
チャイズチェーンの加盟店舗Shで、各メーカーMaか
ら供給された商品4が販売される形態に適用した例であ
り、前記加盟店舗Shには、例えばスーパーや百貨店、
コンビニエンスストア等をはじめ、様々な種類の店舗が
該当し、生産者であるメーカーMaから供給される商品
4には、該商品4が本発明に係る提供支援サービスの対
象であることを示すシンボルマークと商品識別子40と
からなるサービスラベル4aが表面に印刷或いは貼付さ
れている。
【0035】メーカーMa側のコンピュータ51は、中
央処理手段、記憶手段および通信制御手段を少なくとも
備え、内部或いは通信経路途中に備えたWWWサーバー
によりインターネットI上で商品情報サイト5を運営し
ており、当該コンピュータ51には、各商品の内容紹
介、食べ方や使い方、原材料、産地、保存方法、管理方
法、関連商品等の情報や会社概要、キャンペーン、イベ
ント等の情報ファイルが管理されている。
【0036】例えば、メーカーMaが供給する商品4
が、音楽や映画、コンサート等を記録した記録媒体であ
るCDやビデオテープ、DVD等である場合には、その
内容紹介として、楽曲毎の音楽データや、作品のダイジ
ェスト版やプレビュー版等のプロモーション情報など
を、動画、音声、音楽データとして管理しておき、アク
セスしたユーザー端末2にこれらの情報を配信すること
で、パッケージを開けることなく視聴等することを可能
とし、消費者7の購買判断を支援することが好ましい。
ユーザー端末2に送信される動画データ、音声データ、
音楽データは、ダウンロードして内部の記憶手段に記憶
し、これを再生するもの、或いはリアルタイムで再生す
るものの何れであっても良い。
【0037】また、メーカーMaが供給する商品4が、
自動車である場合には、該自動車のハードウエアやスペ
ックの情報など、メーカーが一律に管理して配信するの
に相応しい情報が用意される。
【0038】より具体的には、前記WWWサーバーは、
それぞれHTTP(HyperText Transfer Protocol)プ
ロトコル処理等を行なうサーバ・ソフトウエアと、ハイ
パーテキスト情報が格納されるHTML(HyperText Ma
rkup Language)ファイルとから構成されており、前記
情報ファイルは、このHTMLファイルに格納された情
報で、HTTPプロトコルに基づきインターネットIを
介してユーザー端末2に非同期転送される。
【0039】そして、これら情報ファイルにアクセスす
るためのURL情報を各商品に対応させて情報提供サー
ビスセンターInの支援コンピュータ1に登録すれば、
該センターからメーカーMaに対して、各商品に対応す
る商品識別子40を備えた上記サービスラベル4aが使
用承認され、メーカーMaから加盟店舗Shに対し、前
記ラベル4aを関連づけた商品4が供給される。
【0040】商品識別子40は、支援コンピュータ1に
おいて商品情報にアクセスするURL情報を記憶手段1
0から検索する際に用いられるものであり、これらUR
L情報を管理している情報提供サービスセンターInで
決定し、登録するものや、メーカーMaが申請し、これ
を前記情報提供センターInで重複の有無や管理上の適
合性などを審査した上、登録するものが好ましく、メー
カーMaが申請するものでは、従来から既に商品に付さ
れているバーコード等を利用することが可能になる。
【0041】なお、前記サービスラベル4aは、シンボ
ルマークと商品識別子40を一体或いは別体で商品4に
印刷或いは貼着することができ、例えばシンボルマーク
を店舗側に配布し、販売者側でこれを対象商品に貼着す
ることも好ましい実施例である。また、前記サービスラ
ベル4aは、商品4に印刷或いは貼着すること以外に、
商品に括り付けた値札や商品陳列棚に設けた値札、案内
票等に設けても良い。例えばメーカーから供給される自
動車をディーラー店舗で販売する場合には、商品である
自動車のウィンドウ硝子等に前記サービスラベルを貼着
しておくこともできるが、ディーラー店舗で展示される
自動車の値段やスペックを表示した表示板に設けておく
こともできる。
【0042】前記メーカーMaから供給される商品4を
取扱うチェーン本部Fr側のコンピュータ61は、中央
処理手段、記憶手段および通信制御手段を少なくとも備
え、同じく内部或いは通信経路途中に備えたWWWサー
バーによりインターネットI上で店舗情報サイト6を開
設、運営しており、当該コンピュータ61には、クーポ
ン情報や割引情報、各店舗のイベント情報、関連商品情
報等の情報ファイルが管理されている。
【0043】なお、ユーザー端末2に送信されたクーポ
ン情報は、清算の際にレジで清算端末に送信されること
で、前記清算端末がクーポン情報に応じて当該商品の割
引きを行うことが好ましい実施例である。
【0044】また、店舗が、メーカーから供給される自
動車を販売するディーラー店舗である場合には、当該店
舗での販売価格や、在庫情報、納期、アフターサービ
ス、保守・点検の内容等や、費用、保険関係の説明な
ど、サービス面に関する情報が主に提供される。
【0045】そして、これら情報ファイルにアクセスす
るためのURL情報を各加盟店舗Shに対応させて情報
提供サービスセンターInの支援コンピュータ1に登録
すれば、該センター側からチェーン本部Frに対し、各
加盟店舗用にそれぞれ対応する店舗識別子をあらかじめ
内部に記憶させた店舗端末3が所定の台数づつ供給さ
れ、チェーン本部Frから各加盟店舗に、これら対応す
る店舗識別子を備えた店舗端末3が配給されるのであ
る。
【0046】これら店舗端末3は、商品4に付されたサ
ービスラベル4aから商品識別子40を読み取り、これ
に自ら保有している店舗識別子30を付加してなる複合
情報を、ユーザー端末2に無線送信することで、これら
識別子をユーザー端末へ入力することを支援するもので
あり、商品識別子40が一次元バーコードやスタック式
或いはマトリックス式の二次元バーコードで構成される
ときには、接触又は非接触でこれを読み取るバーコード
スキャナー機能が設けられる。その他の読み取り手段と
しては、文字等からなる商品識別子40を撮影するCC
D(Charge Coupled Device:電荷結合素子)カメラ等
を設けて画像処理するOCR(Optical Character Read
er)機能を設けることも好ましい実施例である。
【0047】また、前記複合情報をユーザー端末2に無
線送信する手段としては、当該店舗端末3とユーザー端
末2の夫々に、搬送波周波数に免許不要の2.4GHz
のISM(Industrial Scientific Medical)帯を使用
した近距離無線データ通信手段を備えたものが好まし
く、このような無線通信方式としては、「Blueto
oth」や「IEEE802.11」、「HomeR
E」などが一般的であり、特に、「Bluetoot
h」方式を採用することが低コストである点で好まし
い。その他、「IrDA」等の赤外線を使用した近距離
無線データ通信手段を備えたものも好ましい例である。
【0048】更に、店舗端末3には、コード記号で記さ
れた商品識別子40を消費者7が手入力できるキー入力
手段や音声入力手段を備えていることが好ましい実施例
である。また、各店舗端末3を、それぞれ店内に設置さ
れた有線或いは無線のLANを介して、当該店舗のPO
Sシステム或いは専用の管理コンピュータに接続してな
るものでは、各店舗端末3の内部メモリに記憶されてい
る送信履歴や店舗識別子の取り込み、変更等が、前記管
理コンピュータで一括して管理することができ便利であ
る。
【0049】これら店舗端末3は、商品4の陳列棚或い
はその近傍に設けることや、来店した各消費者7に携帯
され、レジ清算の際、或いは店舗出口で回収することが
でき、特に、店舗Sh内で使用される買物カート8や買
物籠80に設けておくことが好ましい実施例である。そ
の他、営業員に携帯させておき、消費者7の要望に応じ
て商品識別子を読み取り、消費者7のユーザー端末2に
送信してなるものも好ましい。尚、買物カート8或いは
買物籠80にユーザー端末2を保持する保持台を設けて
おけば、消費者7が前記ユーザー端末2を操作する際、
或いは出力された情報を閲覧或いは聴く際に便利であ
る。
【0050】なお、情報提供サービスセンターInから
供給された店舗端末3には、予め内部に当該店舗を対応
する店舗識別子30が記憶されているが、本発明はこれ
に限らず、チェーン本部Fr、情報提供サービスセンタ
ーIn又は自ら用意した店舗端末3に、前記情報提供サ
ービスセンターInで承認された店舗識別子30を記憶
させ、店舗内に備えることも好ましい実施例である。
【0051】また、商品購入後のアフターケアやPR等
を第一義とするのであれば、レジに設ける清算POS端
末で店舗端末3を構成し、清算時に購入した商品4の商
品識別子40及び店舗識別子30をユーザー端末2に送
信しておけば、消費者7にとっては、ユーザー端末2に
記憶されている前記識別子を用いて、購入した各商品の
使用方法や保存方法、動植物の育て方、管理方法、関連
商品の案内などを、購入後にインターネットIを通じて
入手でき、更に、前記識別子30、40とともに決済情
報が店舗端末3からユーザー端末2に送信されるもので
は、これを当該消費者7の家庭に設置されたコンピュー
タの家計簿データに入力しておけば、決済情報とともに
購入した各商品の識別子を記憶させることが可能であ
り、インターネットIを介して当該コンピュータからサ
ービスセンターInの支援コンピュータ1に通信接続
し、送信されたアクセス情報に基づいて購入した各商品
の情報や各店舗の情報を何時でも入手することが可能と
なる。
【0052】サービスセンターInの支援コンピュータ
1は、中央処理手段、記憶手段10および通信制御手段
を少なくとも備え、その内部或いは通信経路途中には、
ユーザー端末2に対する窓口としてのWebサイト11
をインターネット上で開設し、運営するためのWWWサ
ーバーが備えられている。
【0053】前記記憶手段10には、上述のURL情報
がデータベースの形態で管理され、具体的にはユーザー
端末2から送信される商品識別子40毎に、これに対応
する商品情報にアクセスするアクセス情報が整理して管
理されているメーカー・商品URLデータベース10a
と、ユーザー端末2から同時に送信される店舗識別子3
0毎に、これに対応する店舗情報にアクセスするアクセ
ス情報が整理して管理されている店舗情報URLデータ
ベース10bとを保有し、さらにユーザー利用/照会履
歴データベース10cを保有している。このユーザー利
用/照会履歴データベース10cを利用すれば、蓄積さ
れたデータを加工して、例えばユーザー動向の把握、商
品情報サイト構築のコンサルティング、販売促進企画の
提供が可能となる。
【0054】ユーザー端末2は、本例ではインターネッ
トに接続できる携帯電話からなり、インターネットを通
じて受信した選択画面情報や商品情報、店舗情報等をデ
ィスプレイに出力表示する表示用プログラム、具体的に
は、前記受信した情報のHTMLフォーマットを解析し
て文字、画像データ等を配置してディスプレイに表示さ
せるWWWブラウザが内部の記憶装置に格納されてお
り、更に、前記店舗端末3との間で無線交信する手段と
して、「Bluetooth」方式の近距離無線データ
通信手段を備えている。
【0055】特に、上述した音楽データや映像データ、
音声データ等の配信を受け、これを再生するためには、
圧縮されて送信されたこれらのデータを解凍したり、デ
ータを再生するプログラム、或いは、これら再生プログ
ラムの配信を受けて機能させるプログラムが、内部の記
憶装置に格納されていることが好ましい。
【0056】以下、図2のフローチャートを参照しなが
ら、商品4の商品識別子40に基づいて商品情報や店舗
情報の提供支援サービスを受ける手順を説明する。
【0057】先ず、消費者7は、鎖やひも等で加盟店舗
Sh内の商品陳列棚に連繋された店舗端末3を用いて、
商品4に付されたサービスラベル4aから商品識別子4
0を読み取り(Step 1)、この商品識別子40並びに当
該店舗端末3の内部に予め記憶されている店舗識別子3
0を、自ら所有するユーザー端末2に無線送信(Step
2)して、該ユーザー端末2の内部メモリに記憶させる
(Step 3)。
【0058】そして、ユーザー端末2からインターネッ
トIを介してサービスセンターInの支援コンピュータ
1に通信接続し(Step 4)、商品識別子40及び店舗識
別子30を送信することにより(Step 5)、該支援コン
ピュータ1では、送信された商品識別子40及び店舗識
別子30に対応するアクセス情報として、該当する商品
情報や店舗情報にアクセスするためのURL情報を記憶
手段10から検索して抽出し(Step 6)、これを選択画
面12に編集した上で(Step 7)、該選択画面12をユ
ーザー端末2に送信する(Step 8)。
【0059】ここで、支援コンピュータ1にアクセスす
るためのアクセス情報は、店舗端末3に予め記憶され、
前記商品識別子40及び店舗識別子30と伴にユーザー
端末2に送信してなるものが好ましい。また、支援コン
ピュータ1より送信される選択画面12は、例えば図3
に示すような複数の選択欄12a、・・・からなる画面
に編集されている。
【0060】次に、ユーザー端末2のディスプレイに出
力表示された前記選択画面12に基づき、消費者7が希
望する情報欄12aを選択すれば(Step 9)、該ユーザ
ー端末2は、選択された情報欄12aに関連付けられて
いるURL情報に基づき、インターネットを通じてメー
カーMaが運営している商品情報サイト5或いはチェー
ン本部Frが運営している店舗情報サイト6の該当する
情報にアクセスして(Step 10)、当該サイトから送信
(Step 11)された商品情報或いは店舗情報の画面5
2、62を、ディスプレイに出力表示させる(Step 1
2)。
【0061】商品情報サイト5からユーザー端末2に送
信される商品情報の画面52としては、例えば図4に示
すように、商品4の使い方や保存方法の詳細な情報、耳
寄り情報へのリンク欄等が設けられ、また、店舗情報サ
イト6からユーザー端末2に送信される店舗情報の画面
62としては、例えば図5に示すように、「○○店のお
知らせ」であれば、期間限定割引の詳細情報やクーポン
情報へのリンク欄等が設けられる。特に、この店舗情報
では、地域性豊かな情報を周辺地域に在住の消費者をタ
ーゲットに情報提供できることが特徴であり、チェーン
本部Frのコンピュータ61には、その他各店舗毎に企
画されているイベント情報や販売商品の紹介、カタログ
など、地域に根ざした多くの情報ファイルが用意されて
いる。
【0062】なお、店舗Sh内に、ユーザー端末2と無
線交信する手段を備えた清算POS端末が設けられ、該
清算POS端末において、清算時にユーザー端末2から
送信された商品情報或いは店舗情報の閲覧記録に基づ
き、所定の割引を行うこととすれば、商品情報或いは店
舗情報を閲覧するインセンティブを高め、より効果的に
販売促進を図ることができる。また、前記清算POS端
末は、清算時にユーザー端末2から送信されたクーポン
情報に基づき、所定の割引を行うことが好ましい。前記
クーポン情報が、メーカーMaから送信されたものであ
れば、当該メーカーの商品価格が割引きされ、チェーン
本部Frから送信されたものであれば、合計金額から所
定の割引きが行われることが好ましい。
【0063】このように、清算POS端末においてユー
ザー端末2から商品情報或いは店舗情報の閲覧記録を受
信すれば、店舗Sh側では、ユーザー端末の閲覧記録
と、清算端末での売上記録とをデータベース上で付き合
わせることにより、「閲覧した後に、購入を決定した商
品(消費者が閲覧した情報が購入を促したと仮定される
商品)」、「閲覧せずに購入を決定した商品」、及び
「閲覧しただけで、購入に至らなかった商品」が区別さ
れた情報が得られるのである。また、どの情報を閲覧し
たのかを把握することもでき、当該商品について、その
消費者がどの情報を購入或いは非購入の判断材料に利用
したかを推定することができ、これらの情報は、消費者
の購入意思決定のプロセスを分析する際に利用すること
ができるのである。
【0064】次に、本発明の第2実施形態について、図
6に基づき説明する。
【0065】本実施形態の情報提供支援サービスシステ
ムS2においては、サービスセンターInが、移動体通
信網MをインターネットIに接続する関門局を構成して
おり、支援コンピュータ1は、ユーザー端末2をインタ
ーネットIに接続するゲートウェイサーバーの機能が備
えられている。
【0066】ユーザー端末2は、アクセスした支援コン
ピュータ1から商品識別子40及び店舗識別子30に対
応するアクセス情報として選択画面12の送信を受け、
ディスプレイに出力表示された前記選択画面12に基づ
き、消費者7が希望する情報欄12aを選択すれば、再
度、前記支援コンピュータ1を介して、選択されたUR
L情報に基づきインターネットIを通じてメーカーMa
が運営している商品情報サイト5或いはチェーン本部F
rが運営している店舗情報サイト6の該当する情報にア
クセスして、情報を取得することとなる。
【0067】したがって、支援コンピュータ1の記憶手
段10で管理されるユーザー利用/照会履歴データベー
ス10cには、ユーザー端末から送信された商品識別子
40や店舗識別子30のみならず、送信した選択画面1
2に基づいて実際にアクセスした商品情報サイト5或い
は店舗情報サイト6の情報の閲覧履歴が蓄積され、どの
ユーザー端末(どの消費者)が、いつ何処で、どの情報
(使い方、原材料、メーカー、保存の仕方、取扱い上の
注意等)を閲覧したかを把握でき、消費者の動向をより
詳細に把握できるとともに、当該情報サービスを利用し
た通話料金の払い戻しや割引き等のシステムを構築する
ことが可能となる。
【0068】次に、本発明の第3実施形態について、図
7に基づき説明する。
【0069】本実施形態の情報提供支援サービスシステ
ムS3においては、店舗情報サイト6を管理するコンピ
ュータ61が、商品を販売する店舗Sh内に設けられて
おり、店舗端末3がサービスセンターInから直接配布
されている。このようにユーザー端末2に店舗情報を提
供するコンピュータ61が当該店舗Shで管理されてい
れば、該コンピュータ61を店内のPOSシステムに連
繋させることにより、アクセスしたユーザー端末2に対
して清算時の割引きや、クーポンの利用サービスをより
低コストに行うことが可能となる。
【0070】次に、本発明の第4実施形態について、図
8に基づき説明する。
【0071】本実施形態の情報提供支援サービスシステ
ムS4は、美術館Gaにおいて美術/工芸品供給者Br
から供給された美術/工芸品41が販売される形態に適
用した例であり、供給される美術/工芸品41自体或い
はそのプライスカード等には、当該美術/工芸品41が
本発明に係る提供支援サービスの対象であることを示す
シンボルマークと商品識別子40とからなるサービスラ
ベル4aが印刷或いは貼付されている。
【0072】このように本発明に係る店舗は、商品が販
売されるあらゆる場所が該当し、本例において美術/工
芸品供給者Brのコンピュータ51からインターネット
Iを通じてユーザー端末2に送信される美術品情報の画
面51では、関連商品の紹介や通信販売情報、小売ショ
ップ、販売ギャラリーの紹介、イベント情報などが提供
され、美術館Gaのコンピュータ61から送信される美
術館情報の画面62では、作家の紹介や作品の説明、鑑
賞の手引き、イベントの案内などが提供される。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報提供支援サ
ービス方法及びそのシステムによれば、商品に関心を持
った消費者は、店舗端末を操作することで、長いURL
をユーザー端末に手入力することや、多階層の画面閲覧
を経た商品情報へのアクセス等の煩雑な操作を行うこと
なく、自ら希望する情報をインターネットを通じて簡単
且つ即座に取得でき、これら情報を参考にしながら当該
商品を検討した上で、購買の意思決定を行えるととも
に、商品購入後も同じくインターネットを通じて、有益
な情報を簡単且つ即座に入手できる。
【0074】また、商品供給者にとっては、パッケージ
の表示スペース等の制約を受けることなく、見込みの高
い消費者に対して適切な情報を即座に且つ効率よく提供
することができ、商品購入の意思決定を促すことで購買
促進を期待できるとともに、企業イメージの向上にも寄
与できる。
【0075】また、販売者にとっては、購買意欲の高い
消費者に対し、当該店舗に関する有益情報を効率よく低
コストで提供できる。
【0076】また、サービスセンターの支援コンピュー
タにおいては、ユーザー端末から商品識別子及び店舗識
別子の送信を受けた照会履歴が蓄積されるため、商品供
給者並びに販売者が当該履歴情報を利用することで、商
品の情報にアクセスされたデータ、すなわち消費者が関
心を持った商品手持ち率のデータと、実際に購入された
購買データのそれぞれを把握することができ、商品開発
や生産、マーケットの分析、販売促進の立案などに有効
に活用できる。
【0077】また、商品供給者および販売者ともに、ア
クセスした見込みの高い消費者に対してアンケート調査
や特典クラブ会員への参加呼びかけ、イベントの告知な
どを展開することができ、販売後の消費者とコミュニケ
ーションを図ることにより、商品購入後の満足度や購入
に至らなかった理由等の消費者の声をアンケート等によ
り低コストに収集でき、これを同じく有益な情報として
商品開発等に利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る情報提供支援サー
ビスシステムの構成を示す説明図。
【図2】消費者が情報提供支援サービスを受ける手順を
示すフローチャート。
【図3】支援コンピュータより送信される選択画面を示
す説明図。
【図4】商品情報サイトから送信される商品情報の画面
を示す説明図。
【図5】店舗情報サイトから送信される店舗情報の画面
を示す説明図。
【図6】本発明の第2実施形態に係る情報提供支援サー
ビスシステムの構成を示す説明図。
【図7】本発明の第3実施形態に係る情報提供支援サー
ビスシステムの構成を示す説明図。
【図8】本発明の第4実施形態に係る情報提供支援サー
ビスシステムの構成を示す説明図。
【符号の説明】
S、S2 情報提供支援サービスシステム S3、S4 情報提供支援サービスシステム I インターネット M 移動体通信網 In サービスセンター Ma メーカー Br 美術/工芸品供給者 Fr チェーン本部 Sh 店舗 Ga 美術館 1 支援コンピュータ 2 ユーザー端末 3 店舗端末 4 商品 4a ラベル 5 商品情報サイト 6 店舗情報サイト 7 消費者 8 買物カート 10 記憶手段 10a URLデータベース 11 Webサイト 10b URLデータベース 12 選択画面 10c 履歴データベース 12a 選択欄 30 店舗識別子 40 商品識別子 41 美術/工芸品 51 コンピュータ 52 画面 61 コンピュータ 62 画面 80 買物籠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者により携帯されるユーザー端末か
    らインターネットを介してサービスセンターに設けた支
    援コンピュータに通信接続し、店舗販売される商品並び
    にその取扱い店舗に関する情報の提供を受ける情報提供
    支援サービス方法であって、 前記支援コンピュータは、インターネットを通じて商品
    情報を提供するWebサイト、及び店舗情報を提供する
    Webサイトの各情報にアクセスするためのアクセス情
    報を予め記憶手段に記憶しておき、 前記店舗販売される商品には、当該商品に関する情報を
    識別する商品識別子が関連付けられるとともに、店舗内
    には、前記商品識別子が入力され、且つこれを自ら保有
    している店舗識別子と伴にユーザー端末に無線送信する
    店舗端末が設けられ、 前記ユーザー端末が、インターネットを通じて前記支援
    コンピュータに通信接続すれば、 該支援コンピュータは、ユーザー端末が店舗端末から受
    信し、且つ内部に記憶している商品識別子並びに店舗識
    別子を当該ユーザー端末から受信し、これら識別子に対
    応した商品情報及び店舗情報に関するアクセス情報を、
    それぞれ前記記憶手段から取り出し、該アクセス情報を
    ユーザー端末に送信し、 前記ユーザー端末は、支援コンピュータから送信された
    前記アクセス情報に基づき、商品情報或いは店舗情報に
    アクセスし、送信された情報を出力することを特徴とす
    る情報提供支援サービス方法。
  2. 【請求項2】 店舗内に、ユーザー端末と無線交信する
    手段を備えた清算端末が設けられ、該清算端末は、清算
    時にユーザー端末から送信された商品情報或いは店舗情
    報の閲覧記録に基づき、所定の割引を行う請求項1記載
    の情報提供支援サービス方法。
  3. 【請求項3】 店舗内に、ユーザー端末と無線交信する
    手段を備えた清算端末が設けられ、該清算端末は、清算
    時にユーザー端末から送信されたクーポン情報に基づ
    き、所定の割引を行う請求項1又は2記載の情報提供サ
    ービス方法。
  4. 【請求項4】 店舗販売される商品であって、当該商品
    に関する情報を識別する商品識別子が関連付けられた商
    品と、 インターネットを通じて前記商品の情報を提供するWe
    bサイトと、 同じくインターネットを通じて、前記店舗の情報を提供
    するWebサイトと、 前記商品が販売される店舗内に備えられ、前記商品識別
    子が入力される手段、並びに、入力された商品識別子を
    自ら保有している店舗識別子と伴にユーザー端末に無線
    送信する手段を備えた店舗端末と、 消費者に携帯され、インターネットに接続する接続手
    段、前記店舗端末と無線交信する手段、前記店舗端末か
    ら受信した商品識別子及び店舗識別子を内部に記憶する
    記憶手段、並びに、送信された商品情報或いは店舗情報
    を出力する出力手段を備えたユーザー端末と、 サービスセンターに設けられ、商品情報を提供するWe
    bサイト及び店舗情報を提供するWebサイトの各情報
    にアクセスするためのアクセス情報を記憶する記憶手
    段、インターネットを介して通信接続したユーザー端末
    から送信された商品識別子及び店舗識別子に対応するア
    クセス情報を、それぞれ前記記憶手段から取り出す手
    段、並びに、取り出したアクセス情報をユーザー端末に
    送信する手段を備えた支援コンピュータと、 より構成してなることを特徴とする情報提供支援サービ
    スシステム。
  5. 【請求項5】 支援コンピュータがインターネット上で
    Webサイトを運営するWWWサーバーを備え、且つ、
    店舗端末が前記Webサイトへ通信接続するURL情報
    を保有しており、ユーザー端末は、店舗端末から受信し
    た前記URL情報に基づき、インターネットを介して前
    記Webサイトに通信接続してなる請求項4記載の情報
    提供支援サービスシステム。
  6. 【請求項6】 支援コンピュータが、前記記憶手段から
    取り出したアクセス情報を選択画面に編集し、これをユ
    ーザー端末に送信してなる請求項4又は5記載の情報提
    供支援サービスシステム。
  7. 【請求項7】 商品に関連付けられる商品識別子がバー
    コードからなり、これを店舗端末に入力する手段として
    バーコードスキャナー機能を備えてなる請求項4〜6の
    何れか1項に記載の情報提供支援サービスシステム。
  8. 【請求項8】 支援コンピュータが、ゲートウェイサー
    バーを備え、且つ、前記ユーザー端末が前記ゲートウェ
    イサーバーを介してインターネットに接続される請求項
    4〜7の何れか1項に記載の情報提供支援サービスシス
    テム。
  9. 【請求項9】 ユーザー端末と無線交信する手段を備え
    るとともに、ユーザー端末から送信された商品情報或い
    は店舗情報の閲覧記録に基づいて所定の割引を行う清算
    レジ端末を、店舗内に設けてなる請求項4〜8の何れか
    1項に記載の情報提供支援サービス方法。
JP2000257693A 2000-08-28 2000-08-28 情報提供支援サービス方法及びそのシステム Pending JP2002074154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000257693A JP2002074154A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 情報提供支援サービス方法及びそのシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000257693A JP2002074154A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 情報提供支援サービス方法及びそのシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002074154A true JP2002074154A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18746118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000257693A Pending JP2002074154A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 情報提供支援サービス方法及びそのシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002074154A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288398A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Drug 11:Kk 商品情報検索装置、商品情報検索プログラムおよび商品情報検索システム
JP2007219781A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fujitsu Ltd 商品チェック装置
WO2012035818A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 楽天株式会社 購入支援システム
JP2014219720A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 株式会社Nttドコモ 情報処理装置及び情報処理方法
JP2016038730A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 東芝テック株式会社 情報配信システム及び情報配信方法
JP2016042219A (ja) * 2014-08-13 2016-03-31 東芝テック株式会社 情報配信システム及び情報配信方法
JP2022159968A (ja) * 2021-04-05 2022-10-18 クーパン コーポレイション 情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
WO2023095540A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 サトーホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288398A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Drug 11:Kk 商品情報検索装置、商品情報検索プログラムおよび商品情報検索システム
JP2007219781A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fujitsu Ltd 商品チェック装置
WO2012035818A1 (ja) * 2010-09-14 2012-03-22 楽天株式会社 購入支援システム
JP5095038B2 (ja) * 2010-09-14 2012-12-12 楽天株式会社 購入支援システム
JP2014219720A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 株式会社Nttドコモ 情報処理装置及び情報処理方法
JP2016038730A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 東芝テック株式会社 情報配信システム及び情報配信方法
JP2016042219A (ja) * 2014-08-13 2016-03-31 東芝テック株式会社 情報配信システム及び情報配信方法
JP2022159968A (ja) * 2021-04-05 2022-10-18 クーパン コーポレイション 情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
WO2023095540A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 サトーホールディングス株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5124912B2 (ja) 電子広告システム及び電子広告方法
KR101020628B1 (ko) 인터넷을 이용한 전자상거래에서의 묶음할인 상품 판매방법및 이를 실행하기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을수 있는 기록매체
US20120136698A1 (en) Barcode enabled coupon search, retrieval, presentation and redemption via telecommunications devices
US20070203807A1 (en) Remote shopping system with integrated product specific advertising
WO2006134795A1 (ja) 商品評価情報配信システム及び商品評価情報配信方法
KR20000006883A (ko) 맞춤형 쇼핑몰 구축 시스템 및 방법
JP3981115B2 (ja) 特典付与サービス提供装置およびその方法
RU2544736C2 (ru) Система получения информации от покупателей и воздействия на принятие покупателями решений о приобретении товаров
JP2004509422A (ja) 携帯機器を使用してプロモーションと製品情報を受信する方法と装置
JP2014194742A (ja) 電子レシートシステム、情報処理装置及びプログラム
US20110082765A1 (en) Method and system for item collection in a shop
JP2004171417A (ja) 商品情報管理方法およびシステム
JP6987936B2 (ja) 電子レシートシステム及び電子レシート提供方法
JP2002074154A (ja) 情報提供支援サービス方法及びそのシステム
JP2007041663A (ja) 広告配信システム及び方法並びにプログラム
JP2004503012A (ja) 個別の買物リストを生成する方法とシステム
JP2003281399A (ja) 顧客データ管理システム
KR20000036359A (ko) 비교 광고 및 판매 방법 및 그 시스템
JP2005196347A (ja) 電子店舗取引システム
JP2003233751A (ja) 販売促進支援システム及び方法
CA2417124A1 (en) Method and system for using a hand held device for management of promotions
JP2003256607A (ja) コンピュータネットワークを利用した商品等販売方法及びアフィリエート広告効果測定方法
JP2003256720A (ja) 商品販売促進方法及び商品販売促進システム
JP2002329127A (ja) 広告効果測定システム、決済側システム、情報端末、広告効果測定方法、プログラムおよび記録媒体
JP2023132129A (ja) サンプル品提供システム、サンプル品提供方法及びサンプル品提供プログラム