JP2005175300A - 積層セラミック電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コイル用導体のパターン形状やコイルのターン数を変えないで、少なくとも二つのコイルのインダクタンスをそれぞれ調整することができる積層セラミック電子部品を提供する。
【解決手段】 入出力電極の位置関係から、コイルLaのターン数がコイルLbのターン数より少なくなってしまう場合には、ターン数の少ないコイルLa側の外層25aの厚み(言い換えると距離T1)を大きくして、外層25aの磁路断面積を大きくする。これにより、ターン数の少ないコイルLaのインダクタンスを増加させる。逆に、ターン数の多いコイルLb側の外層25bの厚み(言い換えると距離T2)を小さくして、外層25bの磁路断面積を小さくする。これにより、ターン数の多いコイルLbのインダクタンスを減少させる。
【選択図】 図3
【解決手段】 入出力電極の位置関係から、コイルLaのターン数がコイルLbのターン数より少なくなってしまう場合には、ターン数の少ないコイルLa側の外層25aの厚み(言い換えると距離T1)を大きくして、外層25aの磁路断面積を大きくする。これにより、ターン数の少ないコイルLaのインダクタンスを増加させる。逆に、ターン数の多いコイルLb側の外層25bの厚み(言い換えると距離T2)を小さくして、外層25bの磁路断面積を小さくする。これにより、ターン数の多いコイルLbのインダクタンスを減少させる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、積層セラミック電子部品、特に、積層コモンモードチョークコイルや積層トランスなどのように複数のコイルを磁気結合させる積層セラミック電子部品に関する。
コモンモードチョークコイルでは、コモンモードノイズに対して2つのコイルの磁界が強め合って磁性体損失を発生させる一方で、ノーマルモードの信号に対しては、二つのコイルの磁界が打ち消し合って磁性体損失が発生しないように構成されている。つまり、二つのコイルのインダクタンスが等しいとき、ノーマルモードの信号に対して磁界が最小となって磁性体損失が最小となるので、二つのコイルのインダクタンスが等しくなるように設計する。
ところで、特許文献1に記載の積層型コモンモードチョークコイルのように、二つのコイルのそれぞれのコイル軸の方向とセラミック層の積み重ね方向とが略一致した状態で、二つのコイルがセラミック層の積み重ね方向に配置された構造のコモンモードチョークコイルが知られている。図7に示すように、このコモンモードチョークコイル110は、コイル用導体111〜114,115〜118および層間接続用ビアホール126をそれぞれ設けたセラミックシート132と、予め導体が形成されていない中間層用セラミックシート133および外層用セラミックシート134などにて構成されている。
コイル用導体111〜114は、セラミックシート132にそれぞれ設けた層間接続用ビアホール126を介して電気的に直列に接続され、螺旋状コイルLaを構成する。コイル用導体115〜118は、セラミックシート132にそれぞれ設けた層間接続用ビアホール126を介して電気的に直列に接続され、螺旋状コイルLbを構成する。
以上のセラミックシート132は、積み重ねられた後、一体的に焼成されて積層体とされる。積層体の表面には入出力外部電極が設けられる。
ところが、このコモンモードチョークコイル110は、入出力外部電極の位置によって、二つの螺旋状コイルLa,Lbのターン数が等しくできない場合がある。具体的には、螺旋状コイルLaのターン数と螺旋状コイルLbのターン数を比較すると、積層枚数に関係なく常に楕円A1,A2で囲んだ部分(合計で約0.5ターン分)だけ、螺旋状コイルLbのターン数が多くなる。
二つの螺旋状コイルLaとLb間でターン数が異なると、ターン数の差がインダクタンス(インピーダンス)の差となって表れる。コモンモードチョークコイル110は、二つの螺旋状コイルLa,Lbのインダクタンス(インピーダンス)のバランスが崩れると、ノーマルモードの信号に対してインダクタンス(インピーダンス)が大きくなり、ノーマルモードの信号に対して磁性体損失が発生してしまう。
このため、従来のコモンモードチョークコイル110では、螺旋状コイルLa,Lbの径やコイル用導体111〜114,115〜118の導体幅を部分的に変更するなどして、二つの螺旋状コイルLaとLbのインダクタンスの差を調整していた。
しかしながら、コイル用導体111〜114,115〜118のパターン形状を変更する場合は、コイル用導体111〜114,115〜118のパターンの種類が増え、管理が煩雑になるとともに、インダクタンス調整のためにパターンを数種類用意して試作する必要があった。
また、変更するパターンによっては、部分的な磁束の変化ができるため、逆に螺旋状コイルLaとLbの磁気的結合を下げてしまう、すなわち、コモンモードノイズに対してインダクタンスを低下させ、ノーマルモードの信号に対してインダクタンスを増加させるおそれがあった。
特開2002−373809号公報
そこで、本発明の目的は、コイル用導体のパターン形状やコイルのターン数を変えないで、少なくとも二つのコイルのインダクタンスをそれぞれ調整したり、コイルのターン数が異なってしまう場合に、コイル用導体のパターン形状を変えないで、少なくとも二つのコイルのインダクタンスが等しくなるように調整したりすることができる積層セラミック電子部品を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る積層セラミック電子部品は、複数のセラミック層と複数のコイル用導体を積み重ねて構成した積層体と、複数のコイル用導体にて構成された第1コイルおよび第2コイルとを備え、第1コイルおよび第2コイルのそれぞれのコイル軸の方向とセラミック層の積み重ね方向とが略一致した状態で、第1コイルおよび第2コイルがセラミック層の積み重ね方向に配置され、セラミック層の積み重ね方向において、第1コイルから最も近い外層表面までの距離をT1とし、第2コイルから最も近い外層表面までの距離をT2としたとき、距離T1と距離T2が異なっていることを特徴とする。そして、第1コイルの径と第2コイルの径は、通常、略等しい。
以上の構成において、第1コイルに最も近い方の外層は、主として第1コイルによって発生する磁束の磁路となっている。第2コイルに近い方の外層は、主として第2コイルによって発生する磁束の磁路となっている。従って、距離T1と距離T2を異ならせることにより、第1コイルによって発生する磁束の磁路となる外層の断面積と、第2コイルによって発生する磁束の磁路となる外層の断面積とが調整される。つまり、距離T1またはT2を小さくして外層の断面積を小さくすると、コイルのインダクタンスは減少し、距離T1またはT2を大きくして外層の断面積を大きくすると、コイルのインダクタンスは増加する。
従って、第1コイルのターン数と第2コイルのターン数が異なるときには、ターン数の多い方のコイルに近い外層の断面積を小さくし、逆に、ターン数の少ない方のコイルに近い外層の断面積を大きくすることにより、第1コイルのインダクタンスと第2コイルのインダクタンスを等しくさせることができる。
また、本発明に係る積層セラミック電子部品は、複数のセラミック層と複数のコイル用導体を積み重ねて構成した積層体と、複数のコイル用導体にて構成された第1コイル、第2コイルおよび第3コイルとを備え、第1コイル、第2コイルおよび第3コイルのそれぞれのコイル軸の方向とセラミック層の積み重ね方向とが略一致した状態で、第1コイル、第2コイルおよび第3コイルがセラミック層の積み重ね方向に順に配置され、第1コイル、第2コイルおよび第3コイルのうち少なくとも一つのコイルが残りのコイルとターン数が異なっており、第1コイル、第2コイルおよび第3コイルのそれぞれのインダクタンスが互いに略等しくなるように、セラミック層の積み重ね方向において、第1コイルから最も近い外層表面までの距離T1と、第3コイルから最も近い外層表面までの距離T3と、第1コイルと第2コイル間の距離D1と、第2コイルと第3コイル間の距離D2とを設定していることを特徴とする。これにより、コイルを三つ備えたトリファイラ巻きの積層セラミック電子部品を得ることができる。
本発明によれば、それぞれのコイルから外層表面までの距離を異ならせることにより、コイル用導体のパターン形状やコイルのターン数を変えないで、コイルのインダクタンスをそれぞれ調整することができる。また、各コイルのターン数が異なってしまう場合にも、それぞれのコイルから外層表面までの距離を異ならせることにより、コイル用導体のパターン形状を変えないで、コイルのインダクタンスが等しくなるように調整することができる。
以下に、本発明に係る積層セラミック電子部品の実施例について添付図面を参照して説明する。
[第1実施例、図1〜図5]
図1に示すように、バイファイラタイプの積層型コモンモードチョークコイル10は、コイル用導体11〜14,15〜18および層間接続用ビアホール26をそれぞれ設けたセラミックシート32と、予め導体が形成されていない中間層用セラミックシート33および外層用セラミックシート34などにて構成されている。
図1に示すように、バイファイラタイプの積層型コモンモードチョークコイル10は、コイル用導体11〜14,15〜18および層間接続用ビアホール26をそれぞれ設けたセラミックシート32と、予め導体が形成されていない中間層用セラミックシート33および外層用セラミックシート34などにて構成されている。
セラミックシート32は、磁性体セラミック材料からなり、例えばFe−Ni−Cu系のフェライト粉末を結合剤などと一緒に混練したものをドクターブレード法などの方法でシート状にしたものである。
コイル用導体11〜14,15〜18はそれぞれ、スクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法により、セラミックシート32上に形成される。これらのコイル用導体11〜14,15〜18はAg,Pd,Cu,Auやこれらの合金などからなる。
層間接続用ビアホール26は、コイル用導体11〜13,15〜17を形成する前のシート32にレーザビームなどを用いて貫通孔を形成し、この貫通孔にAg,Pd,Cu,Auやこれらの合金などの導電性ペーストを印刷塗布などの方法により充填することによって形成される。
コイル用導体11〜14は、セラミックシート32にそれぞれ設けた層間接続用ビアホール26を介して電気的に直列に接続され、巻方向が時計回り方向の螺旋状コイルLaを構成する。コイルLaの一端部(即ち、コイル用導体11の引出し部11a)はセラミックシート32の奥側の辺の左側に露出し、他端部(即ち、コイル用導体14の引出し部14a)はセラミックシート32の手前側の辺の左側に露出している。
また、コイル用導体15〜18は、セラミックシート32にそれぞれ設けた層間接続用ビアホール26を介して電気的に直列に接続され、巻方向が反時計回り方向の螺旋状コイルLbを構成する。コイルLbの一端部(即ち、コイル用導体15の引出し部15a)はセラミックシート32の手前側の辺の右側に露出し、他端部(即ち、コイル用導体18の引出し部18a)はセラミックシート32の奥側の辺の右側に露出している。
ここで、螺旋状コイルLa,Lbのターン数を比較すると、図1において楕円A1,A2で囲んだ部分(合計で約0.5ターン分)だけ、螺旋状コイルLbのターン数が多くなっている。これは、後述の入出力電極1a〜2bの位置関係から、二つの螺旋状コイルLa,Lbのターン数を等しくできないからである。なお、コモンモードチョークコイルの場合、できるだけターン数の差が小さくなるように設計するため、ターン数の差は通常0.5ターンである。しかし、ターン数の差は、入出力外部電極と接続する引出し部の配置によって変動し、少なくとも0ターンより大きく、1.0ターンより小さい。
以上の構成からなる各シート32は、図1に示すように積み重ねられて圧着された後、一体的に焼成されて図2に示すような直方体形状を有する積層体25とされる。積層体25の奥側側面の左側および右側には、それぞれ入力電極1a,2aが設けられる。積層体25の手前側側面の左側および右側には、それぞれ出力電極1b,2bが設けられる。
入力電極1aと出力電極1bは、それぞれコイルLaの両端部、具体的には、コイル用導体11の引出し部11aとコイル用導体14の引出し部14aに電気的に接続されている。入力電極2aと出力電極2bは、それぞれコイルLbの両端部、具体的には、コイル用導体18の引出し部18aとコイル用導体15の引出し部15aに電気的に接続されている。これらの入出力電極1a〜2bは、塗布焼付け、あるいは、乾式めっきなどの方法によって形成される。
図3は、積層型コモンモードチョークコイル10の構成を模式的に示したものである。コイルLa,Lbはシート32の積み重ね方向に上下に配置されている。特に、本第1実施例の場合は、コイルLa,Lbのコイル軸がシート32の積み重ね方向に対して平行であり、しかも、各コイルLa,Lbのコイル軸を揃えることにより、コイルLa,Lb相互間の磁気結合度を大きくしている。
以上の構成からなるコモンモードチョークコイル10は、ノーマルモードインピーダンスが比較的高く、ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの両ノイズの除去効果があり、伝送信号速度が比較的遅い音声信号ラインなどに取り付けられて使用される。
ここで、この積層型コモンモードチョークコイル10は、セラミックシート32の積み重ね方向において、螺旋状コイルLaから最も近い外層表面までの距離T1と、螺旋状コイルLbから最も近い外層表面までの距離T2とを異ならせている。言い換えると、螺旋状コイルLa側の外層25aの厚みと螺旋状コイルLb側の外層25bの厚みとを異ならせている。
コイルLa側の外層25aは、主としてコイルLaによって発生する磁束φaの磁路となっている。コイルLb側の外層25bは、主としてコイルLbによって発生する磁束φbの磁路となっている。従って、距離T1と距離T2を異ならせることにより、コイルLaによって発生する磁束φaの通り道である外層25aの磁路断面積と、コイルLbによって発生する磁束φbの通り道である外層25bの磁路断面積とが調整される。つまり、外層25a,25bの磁路断面積を小さくすると、コイルLa,Lbのインダクタンスは減少し、外層25a,25bの磁路断面積を大きくすると、コイルLa,Lbのインダクタンスは増加する。
この結果、コイルLa,Lbのターン数やコイル用導体11〜14,15〜18のパターン形状を変えないで、コイルLa,Lbのそれぞれのインダクタンスを調整することができる。つまり、二つのコイルLa,Lbに異なるターン数を設定しても、距離T1,T2を調整することによって、二つのコイルLa,Lbのインダクタンスを等しくすることができる。さらに、ターン数を同じに設定しても、インダクタンスが異なるようなコイルLa,Lbを得ることもできる。
そして、本第1実施例のように、入出力電極1a〜2bの位置関係から、コイルLaのターン数がコイルLbのターン数より少なくなってしまう場合には、ターン数の少ないコイルLa側の外層25aの厚み(言い換えると距離T1)を大きくして、外層25aの磁路断面積を大きくする。これにより、ターン数の少ないコイルLaのインダクタンスを増加させる。逆に、ターン数の多いコイルLb側の外層25bの厚み(言い換えると距離T2)を小さくして、外層25bの磁路断面積を小さくする。これにより、ターン数の多いコイルLbのインダクタンスを減少させる。
こうして、コイルLa,Lbのターン数が異なってしまう場合でも、コイル用導体11〜14,15〜18のパターン形状や新たなコイル用導体を追加することなく、コイルLa,Lbのインダクタンスを等しくすることができ、ノーマルモードの信号に対するインダクタンス(インピーダンス)を小さくすることができる。特に、このコモンモードチョークコイル10を各ラインのインピーダンスを等しくすることが要求される平衡伝送ライン向けのコモンモードチョークコイルとして使用する場合に有効である。
また、外層25aと外層25bのトータルの厚みを一定(T1+T2=一定)にして、外層25a,25bの厚みの配分を変えるだけなので、部品サイズおよび製造コストも殆ど変わらない。さらに、隣接するコイルLa,Lb間の距離Dも一定で、コイル用導体11〜14,15〜18の変更もないので、コイルLaとLbの磁気的結合も下がる心配がない。
また、ターン数が異なる二つのコイルのインダクタンスを等しくする方法として、コイル径を変えることが考えられるが、コイル径を変えると、二つのコイルの結合係数が低下する。一方、本第1実施例では、コイルLa,Lbのコイル径を等しく維持しながら、インダクタンスを等しくすることができるので、高い結合係数を維持することができる。
さらに、外層厚比(T1/T2)とコイルLaとLbのインダクタンス差(Lb−La)の関係を調べるために、サイズが1.2mm(L)×1.0mm(W)×0.5mm(T)の積層型コモンモードチョークコイル10を、表1に示すように外層厚を変えて試作し、評価した。コイルLa,Lbのそれぞれのターン数は4.75ターン、5.25ターンとし、コイルLa,Lb間の距離Dは一定とした。
また、コイルLa,Lbのそれぞれのターン数を7.75ターン、8.25ターンとし、コイルLa,Lb間の距離Dを一定とした積層型コモンモードチョークコイル10も試作し、評価した(表2参照)。
図4は表1および表2の評価結果をグラフにしたものである。グラフよりターン数の少ないコイルLa側の外層25aの厚み(距離T1)を、ターン数の多いコイルLb側の外層25bの厚み(距離T2)より大きくすることにより、コイルLaとLbのインダクタンス差(Lb−La)が0に近づくことがわかる。このコモンモードチョークコイル10の電気等価回路は、図5に示されている。
[第2実施例、図6]
第2実施例はコイルを三つ備えたトリファイラタイプの積層型コモンモードチョークコイルについて説明する。図6に示すように、トリファイラタイプのコモンモードチョークコイル50は、セラミックシートの積み重ね方向に三つの螺旋状コイルLa,Lb,Lcを配置したものである。
第2実施例はコイルを三つ備えたトリファイラタイプの積層型コモンモードチョークコイルについて説明する。図6に示すように、トリファイラタイプのコモンモードチョークコイル50は、セラミックシートの積み重ね方向に三つの螺旋状コイルLa,Lb,Lcを配置したものである。
螺旋状コイルLcは、セラミックシートの表面に設けたコイル用導体19〜22を、層間接続用ビアホールを介して電気的に直列に接続して構成されている。この螺旋状コイルLcは入力電極3aと出力電極3bの間に接続されている。また、コイルLc側の外層25bは、主としてコイルLcによって発生する磁束φcの磁路となっている。
ここに、コイルLa,Lb,Lcのターン数は、入出力電極1a〜3bの位置関係から、一般に異なっている。そこで、まず、螺旋状コイルLa,Lcのそれぞれのターン数を比較し、ターン数の多い方のコイルに近い外層の厚みを小さくし、逆にターン数の少ない方のコイルに近い外層の厚みを大きくする。本第2実施例では、コイルLaのターン数がコイルLcのターン数より少ないとする。従って、ターン数の少ないコイルLa側の外層25aの厚み(言い換えると距離T1)を大きくして、外層25aの磁路断面積を大きくする。これにより、ターン数の少ないコイルLaのインダクタンスを増加させる。逆に、ターン数の多いコイルLc側の外層25bの厚み(言い換えると距離T3)を小さくして、外層25bの磁路断面積を小さくする。これにより、ターン数の多いコイルLcのインダクタンスを減少させる。こうして、コイルLaとLcのインダクタンスが等しくなるように調整を行う。
次に、中央のコイルLbと外側のコイルLa,Lcとのインダクタンスが等しくなるように調整する。即ち、コイルLbのインダクタンスがコイルLa,Lcのインダクタンスより小さい場合には、コイルLa,Lcの位置を外層25a,25b側に近づける(距離T1,T3を小さくする)ことによって、コイルLa,Lcのインダクタンスを減少させる。このとき、コイルLa,Lb間の中間層25cの厚み(距離D1)とコイルLb,Lc間の中間層25dの厚み(距離D2)とを等しくする必要はない。ただし、コイルLa,Lb,Lcの結合係数や絶縁性の観点から、一定以上に距離D1,D2を大きくしたり、小さくしたりすることは好ましくない。
逆に、コイルLbのインダクタンスがコイルLa,Lcのインダクタンスより大きい場合には、コイルLa,Lcの位置をコイルLb側に近づける(距離T1,T3を大きくする)ことによって、コイルLa,Lcのインダクタンスを増加させる。こうして、コイルLa〜Lcのインダクタンスが等しくなるように調整を行う。
以上の調整で、コイルLa〜Lcのインダクタンスの差が所望の数値に入っていなければ、さらに前述の調整を繰り返す。こうして、コイルLa〜Lcのインダクタンスを等しくすることができ、ノーマルモードの信号に対するインダクタンス(インピーダンス)が小さいトリファイラタイプのコモンモードチョークコイル50が得られる。
[他の実施例]
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。積層セラミック電子部品は、積層コモンモードチョークコイルの他に、積層トランスなどであってもよいし、四つ以上のコイルを有する積層セラミック電子部品にも本発明を適用することができる。また、前記実施例は個産品の例で説明したが、量産の場合には、複数の積層セラミック電子部品を含んだマザー積層ブロックの状態で製造される。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。積層セラミック電子部品は、積層コモンモードチョークコイルの他に、積層トランスなどであってもよいし、四つ以上のコイルを有する積層セラミック電子部品にも本発明を適用することができる。また、前記実施例は個産品の例で説明したが、量産の場合には、複数の積層セラミック電子部品を含んだマザー積層ブロックの状態で製造される。
また、前記実施例は、隣り合うコイルの巻方向が相互に逆方向であるが、隣り合うコイルの巻方向が相互に同方向に巻くものであってもよいことは言うまでもない。
また、積層セラミック電子部品を製造する場合、コイル用導体を設けたセラミックシートなどを積み重ねた後、一体的に焼成する工法に必ずしも限定されない。セラミックシートは予め焼成されたものを用いてもよい。また、以下に説明する工法によって積層セラミック電子部品を製造してもよい。すなわち、印刷等の手段によりペースト状のセラミック材料にてセラミック層を形成した後、そのセラミック層の表面にペースト状の導電性材料を塗布してコイル用導体を形成する。次に、ペースト状のセラミック材料を前記コイル用導体の上から塗布してコイル用導体が内蔵されたセラミック層とする。同様にして、順に重ね塗りをしながら、コイル用導体の必要な箇所の電気的接続を行うことにより、積層構造を有するセラミック電子部品が得られる。
10…積層型コモンモードチョークコイル
11〜22…コイル用導体
25…積層体
32…セラミックシート
La,Lb,Lc…コイル
T1,T2,T3…コイルから最も近い外層表面までの距離
D1,D2…コイル間の距離
11〜22…コイル用導体
25…積層体
32…セラミックシート
La,Lb,Lc…コイル
T1,T2,T3…コイルから最も近い外層表面までの距離
D1,D2…コイル間の距離
Claims (5)
- 複数のセラミック層と複数のコイル用導体を積み重ねて構成した積層体と、
前記複数のコイル用導体にて構成された第1コイルおよび第2コイルとを備え、
前記第1コイルおよび前記第2コイルのそれぞれのコイル軸の方向と前記セラミック層の積み重ね方向とが略一致した状態で、前記第1コイルおよび前記第2コイルが前記セラミック層の積み重ね方向に配置され、
前記セラミック層の積み重ね方向において、前記第1コイルから最も近い外層表面までの距離をT1とし、前記第2コイルから最も近い外層表面までの距離をT2としたとき、距離T1と距離T2が異なっていること、
を特徴とする積層セラミック電子部品。 - 前記第2コイルのターン数が前記第1コイルのターン数より多く、かつ、前記距離T1が前記距離T2より長いことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
- 前記第1コイルのインダクタンスと前記第2コイルのインダクタンスが略等しくなるように、前記第1コイルのターン数と前記第2コイルのターン数と前記距離T1と前記距離T2とを設定していることを特徴とする請求項2に記載の積層セラミック電子部品。
- 前記第1コイルの径と前記第2コイルの径が略等しいことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
- 複数のセラミック層と複数のコイル用導体を積み重ねて構成した積層体と、
前記複数のコイル用導体にて構成された第1コイル、第2コイルおよび第3コイルとを備え、
前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれのコイル軸の方向と前記セラミック層の積み重ね方向とが略一致した状態で、前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルが前記セラミック層の積み重ね方向に順に配置され、
前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルのうち少なくとも一つのコイルが残りのコイルとターン数が異なっており、
前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記第3コイルのそれぞれのインダクタンスが互いに略等しくなるように、前記セラミック層の積み重ね方向において、前記第1コイルから最も近い外層表面までの距離T1と、前記第3コイルから最も近い外層表面までの距離T3と、前記第1コイルと前記第2コイル間の距離D1と、前記第2コイルと前記第3コイル間の距離D2とを設定していることを特徴とする積層セラミック電子部品。
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