JP2005168136A - モータの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータの制御装置100は、モータ200に対応した相数のインバータ110を備え、インバータ110は、それぞれに還流素子が配設された双方向スイッチング素子を相数に応じて複数個備え、各双方向スイッチング素子121,122,123,131,132,133をオンオフ制御することにより、モータ200の2相間を通電する駆動信号を出力してモータ200を駆動し、モータ200の進角制御を行う場合には、各双方向スイッチング素子121,122,123,131,132,133がオン状態である位相期間につき、360度をモータ200の相数で除した位相期間よりも大きくなるように設定し、これによって還流素子1への通電規制を行う。
【選択図】図1
Description
ところで、通電状態となった2相間に流れる相電流は、当該相に対応するスイッチング素子がオフ状態となっても、各相コイルのインダクタンス等の影響により流れ続けようとする。このため、一般的に、インバータを構成するスイッチング素子には、其々の出力側(例えばFETの場合、ドレイン・ソース間)に逆並列接続された還流ダイオードが設けられている。これにより、スイッチング素子がオフしても該スイッチング素子に流れ続けようとする相電流が存在する場合には、還流ダイオードを介してこれを還流させることでスイッチング素子を保護している。
ここでは、便宜上、U相のみに着目して説明したが、V相、及びW相についてもU相と同様であり、U相、V相、W相に発生する相電流は互いに120度ずつ位相がずれている。
このように、モータを進角制御(進角45度)した場合のモータの制御装置とモータの各種信号波形の一例を、図15のタイミングチャート図に示す。図15では、進角制御に起因し、図14に示した進角制御をしていない場合と比較して、モータのU相誘起電圧Vuとインバータ出力電圧Uの位相差が大きくなることで、モータのU相誘起電圧Vuとインバータ出力電圧Uの電位差が大きくなり、1サイクル中概ね全ての期間で両者に電位差が生じている(U相端子電圧TEuの波形を参照)。このため、U相に対応するインバータのスイッチング素子がオフであっても、U相電流は1サイクル中(0度〜360度)概ね全ての期間で流れ続け、なおかつ進角制御をしていない場合と比較して電流値が大きい。
この現象は、V相、W相に関しても同様であり、したがって、進角制御をしていない場合と比較して、還流ダイオードを介して電流が流れている期間が長くなる傾向にあることが知られている。例えば、図15に示す期間B1では、インバータ出力信号Uは0レベルであり、U相に対応するスイッチング素子はオフしているが、U相負方向電流が所定のスイッチング素子の還流ダイオードを介して流れている。また、期間B2では、インバータ出力信号Uは0レベルであり、U相に対応するスイッチング素子はオフしているが、U相正方向電流が所定のスイッチング素子の還流ダイオードを介して流れている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、インバータを備えたモータの制御装置において、インバータを構成するスイッチング素子に設けられている還流ダイオードに起因する発熱を効果的に低減する技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、所定相数モータに対応した相数のインバータを備えたモータの制御装置が構成される。該インバータは、それぞれに還流素子が配設された双方向スイッチング素子を相数に応じて複数個備えている。モータの制御装置は、各双方向スイッチング素子をオンオフ制御することによりモータの2相間を通電する駆動信号を出力して当該モータを駆動する。
「所定相数モータ」としては、インバータで駆動されるとともに、後述するように進角制御が可能なモータを広く包含する。例えば、3相インバータで駆動される3相ブラシレスモータが好適に包含される。
ここで「位相期間」とは、インバータからモータに出力される各相駆動信号の1サイクルを0度〜360度とする電気角における期間(度)を示す。
従来は、「各双方向スイッチング素子がオン状態である位相期間」は、360度をモータの相数で除した位相期間であり、例えば、3相モータを前述した120度通電方式で駆動する場合には、各双方向スイッチング素子を120度の位相期間選択的にオン状態とし、各相へのインバータ出力信号としては、120度正方向通電、60度非通電、120度負方向通電、60度非通電を繰り返す信号を出力していた。インバータ出力信号において60度非通電の期間は、当該相に対応するスイッチング素子がオフ状態の場合であり、従来の技術に記載したように、進角制御を行うと、特にこの期間に当該相に対応するスイッチング素子の還流ダイオードを介して相電流が流れ易い。本発明のモータの制御装置によれば、各双方向スイッチング素子がオン状態である位相期間は、360度を前記相数で除した位相期間よりも大きく設定されるので、当該還流素子が配設されている双方向スイッチング素子のオン状態が所定期間継続されることで、従来は還流素子を流れていた相電流が、内部抵抗値の低いオン状態のスイッチング素子を逆方向に流れる。これにより、還流ダイオードに流れていた電流を低減させ、しいては還流ダイオードの発熱を低減させることができる。
このオン状態を継続する位相期間は、本発明においては存在すればよく、結果的に各スイッチング素子が360度を前記相数で除した位相期間よりも長い時間オン状態を継続していれば足りる。すなわち、例えば、前述した120度通電方式の場合には、非通電期間の60度内で所定期間オン状態が継続されていればよい。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のモータの制御装置は、さらにオンタイミング設定手段を有している。
オンタイミング設定手段は、前記したインバータの各双方向スイッチング素子を、通常進角制御を行っている場合にオン状態とするタイミングよりも、所定の遅延時間だけ遅らせたタイミングでオン状態とする。
ここで、「オン状態とするタイミング」とは、オフ状態からオン状態に切り替わる時、すなわちオン状態が開始される時を示す。また、「遅延時間」は、前記した位相期間で設定されている場合、時間で設定されている場合等を好適に包含する。
モータの制御装置は、典型的には、CPUと、モータ制御プログラムが予め記憶されたROM等の記憶手段とを備えていて、CPUは記憶手段からモータ制御プログラムを読み出してモータの制御を実行する。本発明では、この制御プログラムに、各双方向スイッチング素子をオン状態にするタイミングに所定の遅延時間を設けるステップを備えていて、典型的には、このプログラムのステップが本発明のオンタイミング設定手段に対応する。
そこで、本発明のモータの制御装置では、オン状態を継続した上アームもしくは下アームのスイッチング素子が、確実にオフ状態となってから他方のスイッチング素子がオン状態となるように、オンタイミング設定手段を用いて各双方向スイッチング素子をオン状態とするタイミングに所定の遅延時間を設けている。所定の遅延時間とは、前述したよう短絡の発生を防止できる微小な時間でも足りる。これにより、インバータを構成する各スイッチング素子に短絡が発生する可能性を回避することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1、2に記載のモータの制御装置は、さらにモータのロータ位置検出装置と、オフタイミング設定手段を有している。
オフタイミング設定手段は、前記ロータ位置検出装置から出力されるロータの位置検出信号に基づいて、前記したインバータの各双方向スイッチング素子をオフ状態とするタイミングを設定する。
「モータのロータ位置検出装置」とは、モータのロータ位置検出装置から出力される位置検出信号に基づいて、モータの制御装置が、前述したインバータを制御可能な信号を出力できる装置であればよく、典型的には、ブラシレスモータのホールセンサ等これに対応する。
典型的には、前述したモータの制御装置に記憶されているモータ制御プログラムに、位置検出信号を受信したら所定時間経過後にスイッチング素子をオフ状態とするステップを備えていて、このプログラムのステップが本発明のオフタイミング設定手段に対応する。
このようなオフタイミング設定手段により、オン状態を継続した上アームもしくは下アームのスイッチング素子が確実にオフ状態となってから他方のスイッチング素子をオン状態とすることで、請求項2に記載の発明と同様の効果を帰し、インバータを構成する各スイッチング素子に短絡が発生する可能性を回避することができる。
まず、3相ブラシレスモータ200と本発明のモータの制御装置100の構成が図1のブロック図に模式的に示される。また、該モータの制御装置100が備えている3相インバータ110を構成するNチャネルパワーMOSFET121〜123,131〜133の概略構成と、各FETの通電状態に対応する回路図が図2〜図9に示される。そして、該モータ200とモータの制御装置100の、位置検出信号Ha,Hb,Hc、インバータの出力信号U,V,W、モータのU相誘起電圧Vu、U相端子電圧、U相電流Iuの対応関係を示すタイミングチャート図が図10に示される。
3相ブラシレスモータ200には、Y結線されたU相巻線(界磁コイル)211、V相巻線212、W相巻線213が設けられたステータ210と、ステータ210の中空部に配置され永久磁石で構成されたロータ220が設けられている。
ステータ210には、位置検出装置231,232,233が、ロータ220の側面に近接しつつ互いに120度ずつずれた位置に配置されている。位置検出装置231,232,233はホールセンサを用いて構成され、ロータ220の回転位置を検出して、モータの制御装置100の制御部140に、位置検出信号Ha,Hb,Hcを出力する。これらの位置検出信号Ha,Hb,Hcは、U相コイル211、V相コイル212、W相コイル213のうち通電する2相を切り替えるタイミングを決定するのに、後述するモータの制御装置100で用いられる。
3相インバータ110は、上アーム120、下アーム130にそれぞれ3個ずつのパワーMOSFET121〜123、131〜133を備えており、各FET121〜123、131〜133は3相ブリッジ接続されている。上アーム120の各FETのドレイン側コモンは電源部150に接続され、下アーム130の各FETのソース側コモンは接地されている。
また、各FET121〜123,131〜133には、還流ダイオード121a〜123a,131a〜133aがドレイン・ソース間に逆並列接続されている。
このFET121〜123,131〜133が本発明の「双方向スイッチング素子」に対応する要素である。
このインバータ出力信号U,V,Wが本発明の「駆動信号」に対応する要素である。
制御部140は、インバータ110の上アーム120のFET121〜123のいずれか、及び下アーム130のFET131〜133のいずれかを選択的にオン状態にし、これに対応するモータ200の2相(U,V,W相のうちの2相)間を通電する。制御部140は、オン状態にするFET121〜123,131〜133を順次切り替えてモータ200の通電する2相を順次切り替える。
状態(1)FET121、FET132をオン状態にしてU相→V相通電
状態(2)FET121、FET133をオン状態にしてU相→W相通電
状態(3)FET122、FET133をオン状態にしてV相→W相通電
状態(4)FET122、FET131をオン状態にしてV相→U相通電
状態(5)FET123、FET131をオン状態にしてW相→U相通電
状態(6)FET123、FET132をオン状態にしてW相→V相通電
上記した状態(1)〜(6)を繰り返すことで、モータ200のステータ210に回転磁界を発生させ、これにより永久磁石で構成されているロータ220を回転させる。
まず、FET121がオフ状態の場合の回路図を図2に、概略構成図を図3に示す。ここでは、FET121のゲート・ソース間にゲート電圧が印加されておらず、FET121はオフ状態となっている。ところで、図2、図3に示すように、FET121のドレイン・ソース間に逆並列接続されている還流ダイオード121aは、FET121のドレイン・ソース間に形成されている半導体のPN接合による寄生ダイオードとして構成されている。
インバータ出力信号Uは、s0〜s3の180度間でプラス電圧、s3〜s6の180度間でマイナス電圧を1サイクルとして繰り返す交番信号として出力される。インバータ出力信号Vはインバータ出力信号Uと120度位相がずれた信号、インバータ出力信号Wはインバータ出力信号Vとさらに120度位相がずれた信号として出力される。
例えば、図10には、U相誘起電圧Vuの波形とインバータ出力信号Uの波形に基づくU相端子電圧TEuが示されているが、前述した図14に示す進角制御を行っていない場合と比較して、1サイクル中に両者に電位差が生じている期間が長く、その振幅の差も平均して大きい。これにより、図10に示すようなU相電流Iuが生じることとなり、このU相電流IuはU相にインバータ出力信号Uを出力するFET121,131がオフ状態であっても、常に通電状態となることが知られている。すなわち、進角制御をしていない場合のような非通電期間がないことが知られている。ここでは、U相の場合について説明したがV相、W相に関しても同様である。
図10,11に示すように、U相電流Iuの波形は、s1とs2の間の時刻sXでプラス側からマイナス側に振れて方向が逆転している。また、s4とs5の間の時刻sYでマイナス側からプラス側に振れて方向が逆転している。
そこで、図11に示すように、本発明のモータの制御装置100では、s0〜sXでは、U相電流IuはU相がプラス側となって流れているとともにFET121はオン状態であるので、FET121のドレインからソースに電流が流れる。すなわち、図4、図5に示した正方向導通状態となっている。
また、sX〜s3では、図13に示すように、U相電流IuはU相がマイナス側となって流れているとともにFET121はオン状態であるので、FET121のソースからドレインに電流が流れる。すなわち、図8、図9に示す逆方向導通状態となっている。
また、s3〜s6では、FET121はオフ状態であるとともにFET121に接続されている下アームのFET131がオン状態であるので、U相電流IuはFET131の方に流れてFET121には流れない。すなわち、図2、図3に示したオフ状態となっている。
ここで、従来のモータの制御装置においては(併せて、図15参照)、sX〜s2では、本実施の形態と同様でありFET121は逆方向導通状態となっているが、s2〜s3では、図12に示すように、U相電流IuはU相がマイナス側となって流れているとともにFET121はオフ状態であるので、FET121の還流ダイオード121aに電流が流れていた。すなわち、図6、図7に示す還流ダイオード導通状態となっていた。
また、s3〜sYでは、U相電流IuはU相がマイナス側となって流れているとともにFET131はオン状態であるので、FET131のドレインからソースに電流が流れる。すなわち、図4、図5に示した正方向導通状態となっている。
また、sY〜s6では、U相電流IuはU相がプラス側となって流れているとともにFET131はオン状態であるので、FET131のソースからドレインに電流が流れる。すなわち、図8、図9に示す逆方向導通状態となっている。
ここで、従来のモータの制御装置では(併せて、図15参照)sY〜s5では、本実施の形態と同様であり、FET131は逆方向導通状態となっているが、s5〜s6では、U相電流IuはU相がプラス側となって流れているとともにFET131はオフ状態であるので、FET131の還流ダイオード131aに電流が流れていた。すなわち、図6、図7に示す還流ダイオード導通状態となっていた。
然るに、再び図10を参照すれば、インバータ出力信号U,V,Wにより、s0〜s1では、前述した状態(1)(U相→V相通電)であるとともに、FET123のオン状態が継続されて前の期間のW相電流IwがFET123を逆方向に流れている。s1〜s2では、前述した状態(2)(U相→W相通電)であるとともに、FET132のオン状態が継続されて前の期間のV相電流IvがFET132を逆方向に流れている。s2〜s3では、前述した状態(3)(V相→W相通電)であるとともに、FET121のオン状態が継続されて前の期間のU相電流IuがFET121を逆方向に流れている。s3〜s4では、前述した状態(4)(V相→U相通電)であるとともに、FET133のオン状態が継続されて前の期間のW相電流IwがFET133を逆方向に流れている。s4〜s5では、前述した状態(5)(W相→U相通電)であるとともに、FET122のオン状態が継続されて前の期間のV相電流IvがFET122を逆方向に流れている。s5〜s6では、前述した状態(6)(W相→V相通電)であるとともに、FET131のオン状態が継続されて前の期間のU相電流IuがFET131を逆方向に流れている。この状態が繰り返される。
このモータ制御プログラムのステップが、本発明の「オンタイミング設定手段」に対応する要素である。
これにより、例えば、図10に示すs3で、FET121が確実にオフ状態となってからFET131をオン状態とすることができる。そして、上アームのスイッチング素子と下アームのスイッチング素子が同時にオン状態となることで、短絡が発生する可能性を回避できる。
このモータ制御プログラムのステップが、本発明の「オフタイミング設定手段」に対応する要素である。
これにより、モータ制御装置100は、上記した「オンタイミング設定手段」を備える場合と同様の効果を奏する。
また、「オンタイミング設定手段」と「オフタイミング設定手段」は、両方が設けられていてもよいし、片方でもよい。また、必要がない場合には設けられていなくても良い。「オンタイミング設定手段」と「オフタイミング設定手段」が両方が設けられていれば、確実にスイッチング素子の短絡が発生する可能性を回避できる。
また、本実施の形態では、モータ200の正転の場合について説明したが、モータ200の逆転の場合についても同様にして各FETに設けられている還流ダイオードに電流が流れる期間を減少させ、各還流ダイオードの発熱を効果的に低減させることができる。
(態様1)
「3相ブラシレスモータに対応した3相インバータを備え、前記インバータは、それぞれに還流素子が配設された双方向スイッチング素子を6個備え、各双方向スイッチング素子をオンオフ制御することにより、前記モータの2相間を通電する駆動信号を出力して当該モータを駆動するモータの制御装置を備えた電動工具であって、
前記モータの制御装置は、前記モータの進角制御を行う場合に、前記双方向スイッチング素子がオン状態である位相期間につき、120度よりも大きくなるように設定し、これによって前記還流素子への通電規制を行うことを特徴とする電動工具。」
110 インバータ
120 上アーム
121,122,123,131,132,133 FET
121a,122a,123a,131a,132a,133a, 還流ダイオード
130 下アーム
140 制御部
150 電源部
200 モータ
211 U相コイル
212 V相コイル
213 W相コイル
231,232,233 位置検出装置
Ha,Hb,Hc 位相検出信号
Iu U相電流
Iv V相電流
Iw W相電流
U,V,W インバータ出力信号
Vu U相誘起電圧
Claims (3)
- 所定相数モータに対応した相数のインバータを備え、前記インバータは、それぞれに還流素子が配設された双方向スイッチング素子を前記相数に応じて複数個備え、前記各双方向スイッチング素子をオンオフ制御することにより、前記モータの2相間を通電する駆動信号を出力して当該モータを駆動するモータの制御装置であって、
前記モータの進角制御を行う場合に、前記各双方向スイッチング素子がオン状態である位相期間につき、360度を前記相数で除した位相期間よりも大きくなるように設定し、これによって前記還流素子への通電規制を行うことを特徴とするモータの制御装置 - 請求項1に記載のモータの制御装置であって、
前記インバータの各双方向スイッチング素子をオン状態とするタイミングに所定の遅延時間を設けるオンタイミング設定手段を有すること特徴とするモータの制御装置。 - 請求項1または2に記載のモータの制御装置であって、
前記モータのロータ位置検装置を備え、前記ロータ位置検出装置から出力される位置検出信号に基づいて当該モータを制御するモータの制御装置であって、
前記位置検出信号に基づいて、前記インバータの各双方向スイッチング素子をオフ状態とするタイミングを設定するオフタイミング設定手段を有することを特徴とするモータの制御装置。
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