JPH0918313A - 負荷駆動回路の制御方法 - Google Patents

負荷駆動回路の制御方法

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JPH0918313A
JPH0918313A JP7166259A JP16625995A JPH0918313A JP H0918313 A JPH0918313 A JP H0918313A JP 7166259 A JP7166259 A JP 7166259A JP 16625995 A JP16625995 A JP 16625995A JP H0918313 A JPH0918313 A JP H0918313A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、直流モータの速度制御を行うパル
ス幅変調駆動回路の制御方法に関し、モータの逆起電力
により生ずる電流による電力損失を抑制することができ
る直流モータ駆動回路の制御方法を提供することを目的
とする。 【構成】 駆動トランジスタ20、40のゲート24、
44にPWM信号を付与し、駆動トランジスタ10、3
0のゲート14、34をアースに接続すると、駆動トラ
ンジスタ10はオン、30はオフに保持され、また、P
WM信号がハイレベルからローレベルに遷移する際、駆
動トランジスタ20はオン状態に遷移する。このため、
直流モータ60の逆起電力による電流は駆動トランジス
タ20に流れ、駆動トランジスタ20のソース・ドレイ
ン間に形成されたダイオード22には殆ど流れない。こ
の結果、ダイオード22における電力損失が抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷駆動回路の制御方
法に係わり、特に負荷をパルス幅変調制御を用いて駆動
する負荷駆動回路の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、直流モータの制御を行う場合
にHブリッジで構成された駆動回路を用いて、パルス幅
変調(以下、PWMと称す)制御により直流モータの速
度を制御することが行われている。
【0003】PWM制御は、直流モータを駆動するスイ
ッチング素子のオン・オフをPWMパルスによって制御
することにより、直流モータ駆動電流を制御するもので
ある。すなわち、直流モータの駆動電流を増加させる場
合にはスイッチング素子のオン時間を長く、減少させる
場合にはオン時間を短くする制御が行われる。かかるP
WM制御による直流モータ駆動回路の制御方法として
は、例えば特開平5−38188に開示される技術が従
来より公知である。
【0004】上記公報に開示される直流モータ駆動回路
の制御方法においては、直流モータに対して対角に接続
される2つのスイッチング素子からなるスイッチング素
子対を2組備えたHブリッジ型の駆動回路が用いられて
いる。そして、直流モータの駆動方向に応じて選択され
たスイッチング素子対の一方のスイッチングトランジス
タをオン状態とし、他方をオン・オフ制御することによ
り、モータ駆動電流の制御が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の直流モータ
制御回路の制御方法において、オン・オフ制御されるス
イッチングトランジスタがオン状態からオフ状態に遷移
する際、直流モータの端子両端には、逆起電力が生ず
る。かかる逆起電力からスイッチングトランジスタを保
護するため、Hブリッジ回路のスイッチングトランジス
タにはダイオードが並列に配設されている。これらのダ
イオードは、オフ状態とされたスイッチング素子にモー
タの逆起電力が作用した際に、その逆起電力に起因する
電流をバイパスして流通させることができるように配設
されている。かかる構成によれば、PWM制御に伴って
モータに逆起電力が生じても、スイッチング素子に不当
な電圧が印加されることがなく、スイッチング素子を有
効に保護することができる。
【0006】ところで、一般に、ダイオードに順方向電
流が流れる場合、ダイオードの両端子間には電圧降下が
生ずる。このため、上記従来の制御回路においては、電
流がダイオードを通って還流する時にダイオードにおい
て電力損失が生ずる。かかる電力損失が生ずると、制御
回路部からの発熱が増大するため、放熱処理など回路実
装上の構成が煩雑になるという問題が生ずる。さらに、
消費電力が増大するため、車載システムの様にバッテリ
ーが電源として用いられる場合には、バッテリー寿命に
影響を与えるという問題をも生ずる。上記従来の直流モ
ータ制御回路の制御方法は、前述の如き環流による電力
損失に伴うかかる問題を有するものであった。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、環流による電力損失を抑制することができる負
荷駆動回路の制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、負荷に対
して電気的に対角に接続される2つのスイッチング素子
からなる第1のスイッチング素子対及び第2のスイッチ
ング素子対を備えるHブリッジ式の負荷駆動回路を制御
する方法において、前記負荷への通電方向に応じて、前
記第1のスイッチング素子対または前記第2のスイッチ
ング素子対のうちの一方の素子対を構成するスイッチン
グ素子のうち一方のスイッチング素子をオン状態とし、
前記オン状態とされた一方のスイッチング素子と対をな
す他方のスイッチング素子をオン・オフ制御し、前記負
荷に対して、前記オン状態とされた一方のスイッチング
素子と対向して接続される第3のスイッチング素子を、
前記他方のスイッチング素子と反転状態に制御すること
により達成される。
【0009】
【作用】本発明において、他方のスイッチング素子がオ
ン状態の時、第3のスイッチング素子はオフ状態とされ
る。このため、負荷にはオン状態とされた一方のスイッ
チング素子と他方のスイッチング素子とを経由する所定
の方向の駆動電流が流れる。
【0010】他方のスイッチング素子がオン状態からオ
フ状態に遷移されると、負荷に付与されていた駆動電圧
は所定値からゼロに変化する。このため、負荷の端子間
には逆起電力が生ずる。この際、第3のスイッチング素
子はオフ状態からオン状態に遷移される。このため、負
荷の逆起電力による環流電流は、第3のスイッチング素
子、オン状態とされた一方のスイッチング素子、及び負
荷を経由する経路を流通する。
【0011】
【実施例】図1は本実施例で用いる直流モータ駆動回路
の回路図である。図1において、駆動用トランジスタ1
0、20はnチャネルパワーMOSFET(以下、nF
ETと称す)であり、それぞれゲート14、24がロー
レベルに設定されることによりオン状態となる。また、
駆動用トランジスタ30、40はpチャネルパワーMO
SFET(以下、pFETと称す)であり、それぞれゲ
ート34、44がハイレベルに設定されることにより、
オン状態となる。
【0012】駆動トランジスタ10、20、30、40
のゲート14、24、34、44は、スイッチ80を介
してPWM信号発生器75またはアース端子76に接続
される。スイッチ80は、駆動トランジスタ10、30
のゲート14、34をPWM信号発生器75に接続し、
かつ、駆動トランジスタ20、40のゲート24、44
をアース端子76に接続する第1の状態、及び、駆動ト
ランジスタ10、30のゲート14、34をアース端子
76に接続し、かつ、駆動トランジスタ20、40のゲ
ート24、44をPWM信号発生器に接続する第2の状
態を形成する。この場合、PWM信号発生器又はアース
端子76に同時に接続される駆動トランジスタ10と3
0、及び駆動トランジスタ20と40は、つねに互いに
異なるオン・オフ状態となるように制御される。
【0013】駆動トランジスタ10、20のドレイン1
3、23は共にV点を経由して電源50に接続されてい
る。電源50は直流モータ60の定格駆動電圧を常時出
力する。また、駆動トランジスタ10,20のソース1
5、25はそれぞれ図1中に示すA点及びB点を経由し
て駆動トランジスタ30、40のドレイン33、43に
接続されている。直流モータ60はA点とB点との間に
接続されている。
【0014】駆動トランジスタ10、20、30、40
のソース・ドレイン間には、それぞれダイオード12、
22、32、42が接続されている。本実施例において
は、ダイオード12、22、32、42をパワーMOS
FET内部に形成されるpn接合により生ずる寄生ダイ
オードによって形成している。これらダイオード12、
22、32、42により駆動トランジスタ10、20、
30、40に過大な逆方向電圧が付与されることが防止
される。なお、駆動トランジスタ10、20、30、4
0としてバイポーラ型トランジスタなど、かかる寄生ダ
イオードが形成されない素子が用いられる場合には、ダ
イオード12、22、32、42として外付ダイオード
を用いることで同様の構成を実現することができる。
【0015】かかる構成の制御回路を用いて直流モータ
60を正転方向に駆動する場合、すなわち、図1中のA
点からB点に向けて駆動電流を流す場合の制御方法を、
図2を参照しながら説明する。図2は直流モータ60を
正転方向に駆動する場合のPWM信号発生器75から出
力されるPWM信号及び駆動トランジスタ10、20、
30、40のゲート14、24、34、44への制御信
号のタイミングチャートである。なお、駆動トランジス
タ10、20は同図(B)、(C)に示す如く、ゲート
電圧がローレベル(L)の時にオン、ハイレベル(H)
の時にオフ状態となり、また、駆動トランジスタ30、
40はゲート電圧がHの時にオン状態、Lの時にオフ状
態となる。
【0016】直流モータ60を正転方向に駆動する場
合、駆動トランジスタ20及び40のゲート24及び4
4がPWMパルス発生器75の出力に接続され、駆動ト
ランジスタ10及び30のゲート14及び34がアース
に接続されるようにスイッチ80を設定する。この場
合、PWMパルス発生器75からのPWM信号に同期し
て、駆動トランジスタ10、20及び駆動トランジスタ
30、40のゲート電圧は、図2(B)、(C)、
(D)、(E)に示す如く変化する。
【0017】図2(A)の区間aに示す如く、PWM信
号がHの時には駆動トランジスタ40がオン状態とな
り、また、駆動トランジスタ20はオフ状態となる。こ
の際、駆動トランジスタ10はオン状態に、駆動トラン
ジスタ30はオフ状態にそれぞれ保持されている。この
結果、電源50、V点、駆動トランジスタ10、A点、
直流モータ60、B点、駆動トランジスタ40、E点、
アースなる順路で電流が流れ、直流モータ60は正転す
る。
【0018】また、図2(A)の区間bに示す如く、P
WM信号がLの時には駆動トランジスタ40がオフ状態
となるため、直流モータ60に付与される駆動電圧はゼ
ロとなる。従って、PWM信号のデューティ比を変化さ
せることにより、直流モータ60の駆動電流の平均値を
制御することができる。これにより、直流モータ60の
回転速度を制御することができる。
【0019】PWMパルスがHからLに遷移すると、駆
動トランジスタ40はオン状態からオフ状態に遷移し、
また、駆動トランジスタ20はオフ状態からオン状態に
遷移する。一方、駆動トランジスタ10はオン状態に、
また、駆動トランジスタ30はオフ状態にそれぞれ保持
されている。この際、直流モータ60に付与される駆動
電圧は所定値からゼロに遷移する。このため、直流モー
タ60の両端子間には逆起電力が生じ、A点はB点に対
して高電位となる。この時、前述の如く駆動トランジス
タ20及び10は共にオン状態であるため、A点、直流
モータ60、B点駆動トランジスタ20、V点、駆動ト
ランジスタ10、A点なる順路の閉回路が形成される。
このため、かかる閉回路には上記した逆起電力により環
状の電流、すなわち環流電流が流れる。この場合、駆動
トランジスタ20のソース・ドレイン間にはダイオード
22が、前記環流に対して順方向に設けられている。し
かし、ダイオード22の順方向抵抗は駆動トランジスタ
20のオン状態でのソース・ドレイン間の抵抗に比して
充分大きい。このため、環流電流はその大部分が駆動ト
ランジスタ20のソース・ドレイン間を経由して流れ、
ダイオード22を流れる電流は僅かである。従って、本
実施例によれば、環流がダイオード22を流れることに
起因する電力損失を抑制することができる。例えば、ダ
イオード22に順方向電流が流れた場合の電圧降下が
0.7V、環流電流の大きさが3.5Aとすると、従来
の制御方法に比して約2.4Wの電力損失を抑制できる
ことになる。
【0020】なお、モータ60を逆転方向に駆動する場
合には、駆動トランジスタ10及び30のゲート14及
び34がPWMパルス発生器75の出力に接続され、駆
動トランジスタ20及び40のゲート24及び44がア
ースに接続されるようにスイッチ80を設定する。この
場合、PWM信号がHからLに遷移すると、上述した正
転の場合と同様にして、A点、駆動トランジスタ10、
V点、駆動トランジスタ20、B点、直流モータ60、
A点なる順路の環流電流が流れる。トランジスタ10の
ソース・ドレイン間には環流に対して順方向にダイオー
ド12が設けられているが、環流電流の発生時にはトラ
ンジスタ10はオン状態となるため、ダイオード12に
は電流はほとんど流れない。この結果、ダイオード12
における電力損失を抑制することができる。
【0021】このように、本実施例の直流モータ制御回
路の制御方法によれば、環流にともなう電力損失を抑制
することができる。このため、電力損失による制御回路
からの発熱を低減することができ、放熱方法を簡略化す
ることができる。また、消費電力の増大を抑制すること
ができるため、電源としてバッテリーを用いた場合には
バッテリー寿命の劣化を抑制することができる。
【0022】なお、上記実施例において、直流モータ6
0が前記した負荷に対応している。また、直流モータ6
0を正転方向に駆動する場合には、駆動トランジスタ1
0が前記したオン状態とされた一方のスイッチング素子
に、駆動トランジスタ40が前記した他方のスイッチン
グ素子に、駆動トランジスタ20が前記した第3のスイ
ッチング素子に、それぞれ対応し、また、直流モータ6
0を逆転方向に駆動する場合には、駆動トランジスタ2
0が前記したオン状態とされた一方のスイッチング素子
に、駆動トランジスタ30が前記した他方のスイッチン
グ素子に、駆動トランジスタ10が前記した第3のスイ
ッチング素子に、それぞれ対応している。
【0023】なお、本実施例においては、モータ60を
正転方向に駆動する場合には、駆動トランジスタ10を
オン状態に保持し、駆動トランジスタ40のオン・オフ
を制御することにより直流モータ60の速度を制御して
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、駆動
トランジスタ40をオン状態に保持し、駆動トランジス
タ10のオン・オフを制御することにより直流モータ6
0の速度を制御してもよい。この場合には、駆動トラン
ジスタ10、20にはpFETを用い、駆動トランジス
タ30、40にはnFETを用いる。そして、駆動トラ
ンジスタ10及び30のゲート14及び34がPWMパ
ルス発生器75の出力に接続され、駆動トランジスタ2
0及び40のゲート24及び44がアースに接続される
ようにスイッチ80を設定する。かかる構成によれば、
PWM信号がHの時に直流モータ60に駆動電流が流れ
る。PWM信号がHからLに遷移すると、環流は、A
点、モータ60、B点、駆動トランジスタ40、E点、
駆動トランジスタ30なる順路を流れる。このため、環
流に対して順方向に設けられたダイオード32における
電力損失が抑制される。なお、スイッチ80を前記と逆
に設定することにより、モータ60は逆転方向に駆動さ
れる。この場合にはダイオード42における電力損失が
抑制される。
【0024】あるいは、上記実施例と同様に駆動トラン
ジスタ10、20にはnFETを用い、駆動トランジス
タ30、40にはpFETを用いて、スイッチ80を、
PWM信号発生器75とハイレベル電圧とを切り替える
ように構成しても同様の動作が得られる。モータ60を
正転方向に駆動する場合には、駆動トランジスタ10及
び30のゲート14及び34がPWMパルス発生器75
の出力に接続され、駆動トランジスタ20及び40のゲ
ート24及び44がハイレベル電圧に接続されるように
スイッチ80を設定する。かかる構成によれば、PWM
信号がLの時に直流モータ60に駆動電流が流れる。P
WM信号がLからHに遷移すると、環流は、A点、モー
タ60、B点、駆動トランジスタ40、E点、駆動トラ
ンジスタ30なる順路を流れる。このため、環流に対し
て順方向に設けられたダイオード32における電力損失
が抑制される。なお、スイッチ80を前記と逆に設定す
ることにより、モータ60は逆転方向に駆動される。こ
の場合にはダイオード42における電力損失が抑制され
る。
【0025】ところで、上記の実施例においては、駆動
トランジスタ10、20、30、40の保護を図る意味
で、ダイオード12、22、32、42を配設している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ダイオー
ドを省略することも可能である。
【0026】また、本実施例の制御方法は、DCモータ
駆動用Hブリッジ回路の制御に用いられているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、パルス状の駆動電
流により負荷を駆動するHブリッジ回路の制御に一般的
に用いることができる。例えば、ステップモータを駆動
する場合に、Hブリッジ回路によって駆動電流を制御す
ることが行われている。この場合、パルス状の駆動電流
の方向を制御することによりステップモータのステータ
側の歯とロータ側の歯との間に働く力を斥力と引力とに
切り替えることができる。本発明のHブリッジ回路の制
御方法によれば、上述の第1の状態と第2の状態を切り
替えることで、かかる斥力と引力の切り替えを行うこと
ができると共に、Hブリッジ回路における電力損失を抑
制することができる。従って、本発明は、かかるステッ
プモータ駆動用Hブリッジ回路の制御に用いることがで
きるとともに、ステップモータの駆動を省電力化するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、他方のス
イッチング素子のオン・オフ制御がPWM制御により行
われる。このため、負荷の速度を制御することができ
る。他方のスイッチング素子がオン状態からオフ状態に
遷移すると、第3のスイッチング素子はオフ状態からオ
ン状態に遷移する。このため、第3のスイッチング素子
に並列に設けられたダイオードに流れる環流を抑制する
ことができる。この結果、ダイオードにおける電力損失
を抑制することができ、従って、負荷制御回路の発熱及
び電力消費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である直流モータの制御回路の
回路図である。
【図2】本実施例の直流モータ正転時のPWM信号及び
駆動トランジスタのゲートへの制御信号のタイミングチ
ャートを示す図である。
【符号の説明】
10、20、30、40 駆動トランジスタ 12、22、32、42 ダイオード 50 電源 60 直流モータ 75 PWM信号発生器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷に対して電気的に対角に接続される2
    つのスイッチング素子からなる第1のスイッチング素子
    対及び第2のスイッチング素子対を備えるHブリッジ式
    の負荷駆動回路を制御する方法において、 前記負荷への通電方向に応じて、前記第1のスイッチン
    グ素子対または前記第2のスイッチング素子対のうちの
    一方の素子対を構成するスイッチング素子のうち一方の
    スイッチング素子をオン状態とし、 前記オン状態とされた一方のスイッチング素子と対をな
    す他方のスイッチング素子をオン・オフ制御し、 前記負荷に対して、前記オン状態とされた一方のスイッ
    チング素子と対向して接続される第3のスイッチング素
    子を、前記他方のスイッチング素子と反転状態に制御す
    ることを特徴とする負荷駆動回路の制御方法。
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