JP3300985B2 - 遮断機 - Google Patents

遮断機

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JP3300985B2
JP3300985B2 JP07762591A JP7762591A JP3300985B2 JP 3300985 B2 JP3300985 B2 JP 3300985B2 JP 07762591 A JP07762591 A JP 07762591A JP 7762591 A JP7762591 A JP 7762591A JP 3300985 B2 JP3300985 B2 JP 3300985B2
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利男 高野
守弘 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、踏切遮断機等の遮断機
に関し、特にそのDCブラシレスモータの回転方向切
関するものである
【0002】
【従来の技術】従来、踏切遮断機等に用いるDCブラシ
レスモータの回転方向の切り換えは、位置検出器の出力
側でリレー接点により論理回路の信号路を切り換え論理
状態を反転することにより行っている。例えば位置検出
器の出力が3個あるときは、図4の構成で論理回路の信
号路を切り換えている。
【0003】図において、1−1,1−2,1−3は位
置検出器、11−1,11−2,11−3は回転方向設
定部、12−1−a,12−2−a,12−3−aは電
磁リレー(切換用リレー)12のメーク接点、12−1
−b,12−2−b,12−3−bは電磁リレー12の
ブレーク接点である。回転方向設定部11−1,11−
2,11−3において、実線は、不図示の遮断機本体の
左側に遮断桿を設ける場合の結線を示し、破線は遮断機
本体の右側に遮断桿を設ける場合の結線を示す。
【0004】図示の状態は、遮断機本体の左側に遮断桿
が設けられていて、遮断桿が開放制御を行う場合を示
す。電磁リレー12の付勢をやめるとその可動接点はブ
レーク接点12−1−b,12−2−b,12−3−b
側に切り換わり、位置検出器1−1,1−2,1−3の
出力はインバータ3−1,3−2,3−3を介して出力
されるので、論理状態が反転しDCブラシレスモータの
回転方向も反転して遮断桿の遮断制御が行われる。
【0005】電磁リレーは、故障時にブレーク接点がオ
ンになる確率が極めて高いので、図示のように、ブレー
ク接点で遮断桿の遮断制御を行うように構成することに
より、電磁リレー12の故障時にはDCブラシレスモー
タは遮断桿を遮断制御する可能性が高くなり、フェール
セーフが実現できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、切換用リレ
ーは他の半導体スイッチに比べて形状が大きく、鉄道信
号用として、高信頼性を要求されることからコストも高
くなるという欠点があった。
【0007】よって、前述の従来例のように、多数の接
点で論理回路の信号路を切り換えるDCブラシレスモー
タの回転方向切換装置は、小形化及び信頼性の点で問題
がある。
【0008】本発明はこの問題を解消するためなされた
もので、信頼性の高い、DCブラシレスモータ使用の遮
断機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、遮断機を次の(1),(2)のとおりに
構成するものである。
【0010】(1)位置検出器側から信号を受けて信号の
論理状態を変えることなく後段のモータ駆動回路側へ信
号を送出する第1の論理回路アレイと、位置検出器側か
ら信号を受けて信号の論理状態を反転して後段のモータ
駆動回路側へ信号を送出する第2の論理回路アレイと、
前記第1の論理回路アレイと前記第2の論理回路アレイ
に選択的に電源供給を行う電磁リレーとを備えたCブ
ラシレスモータにより遮断棹を駆動することを特徴とす
る遮断機。
【0011】(2)磁リレーのブレーク接点側へ電源
供給したとき、遮断桿が遮断制御される前記(1)記載
遮断機
【0012】
【作用】前記(1),(2)の構成により、第1の論理
回路アレイと第2の論理回路アレイのうち、電源供給の
あった側のアレイが、位置検出器側の論理状態をそのま
ま、または論理状態を反転して後段のモータ駆動回路側
へ送出する。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
図1,図2は、本発明の一実施例である“遮断機”の要
の回路図であり、図3はその動作説明図である。
【0014】図1において、1−1,1−2,1−3
は、ホール素子と増幅器を一体にしたホールICで、同
期モータ10のステータに配置され位置検出器1を構成
している。
【0015】2は、電源が共通になっている3個のノン
・インバータ2−1,2−2,2−3からなるノン・イ
ンバータ(第1の論理回路に相当)アレイであり、ノン
・インバータ2−1,2−2,2−3の入力側はホール
IC1−1,1−2,1−3の出力側にそれぞれ接続さ
れ、出力側はダイオードを介して夫々抵抗4−1,4−
2,4−3に接続されている。2−4,2−5,2−6
は逆電流阻止用ダイオードである。
【0016】3は、電源が共通になっている3個のイン
バータ3−1,3−2,3−3からなるインバータ(第
2の論理回路に相当)アレイであり、インバータ3−
1,3−2,3−3の入力側はホールIC1−1,1−
2,1−3の出力側に夫々接続され、出力側はダイオー
ドを介して夫々抵抗4−1,4−2,4−3に接続され
ている。3−4,3−5,3−6は逆電流阻止用ダイオ
ードである。
【0017】5は、ノン・インバータアレイ2およびイ
ンバータアレイ3に選択的に電源供給を行う電源供給ス
イッチである電磁リレーであり、5−aはそのメーク接
点、5−bはブレーク接点である。11は回転方向設定
部で、実線は不図示の遮断機本体の左側に遮断桿を設け
る場合の結線を示し、破線は遮断機本体の右側に遮断桿
を設ける場合の結線を示す。6−1,6−2,6−3は
信号の論理状態を反転するインバータである。
【0018】以上の2,3,4,5,6,11は回転方
向切換装置を構成している。
【0019】図1は、ノン・インバータアレイ2に電源
供給が行われている状態即ち正転側に切り換えられ遮断
桿が開放制御されている状態を示す。位置検出器1の出
力端には、図3(a)に示す波形の電圧が発生してい
る。
【0020】図2において、7−1〜7−6は、回転方
向切換装置の出力を受けて夫々120°幅の駆動信号を
生成するアンドゲートであり、これらは分配回路7を構
成している。
【0021】UP,VP,WPは、夫々ダイオードを逆
並列接続したNPNトランジスタで、UN,VN,WN
は夫々ダイオードを逆並列接続したFET(電界効果ト
ランジスタ)であり、これらNPNトランジスタ,FE
Tは3相ブリッジ接続のインバータトランジスタ回路9
を構成している。
【0022】8は、アンドゲート7−1,7−2,7−
3の出力を受けてトランジスタUP,VP,WPに夫々
ベース電流を供給する増幅器アレイである。
【0023】インバータトランジスタ回路9の出力端
U,V,Wには同期モータ10の不図示のステータコイ
ルが接続される。ロータは永久磁石で構成されている。
【0024】なお、図2における分配回路7の信号は、
図1の回転方向切換装置が正転側に切り換えられている
ときの状態を示し、アンドゲート7−1〜7−6の入力
側は、回転方向切換装置の出力側の、対応する符号の個
所に接続されている。
【0025】以下図3を参照し動作を説明する。
【0026】電源供給スイッチ5を図1に示す正転側に
すると、ノン・インバータアレイ2は電源供給が行われ
動作する。インバータアレイ3は電源供給がないので動
作せず、その出力はグランド電位となり、ダイオード3
−4,3−5,3−6によって実質的に他の回路から切
り離される。
【0027】ノン・インバータ2−1,2−2,2−3
は、位置検出器1の出力が正電圧のとき“ハイ”を出力
し、負電圧のとき“ロー”を出力する。よって、分配回
路7のアンドゲート7−1〜7−6は、図3(b)の実
線に示す期間“ハイ”の信号を生成し、同期モータ10
は正転し、不図示の遮断桿は開放制御される。
【0028】電源供給スイッチ5をインバータアレイ3
側に切り換えると、インバータアレイ3は動作状態にな
り、ノン・インバータアレイ2側は、不動作状態となり
ダイオード2−4,2−5,2−6により実質的に他の
回路から切り離される。
【0029】インバータ3−1,3−2,3−3は、位
置検出器1の出力が正電圧のとき、“ロー”を出力し、
負電圧のとき“ハイ”を出力する。よって、回転方向切
換装置の出力および分配回路7の出力の論理状態は、図
1,図2に示す状態から反転し、アンドゲート7−1〜
7−6は、図3(c)の実線に示す期間“ハイ”信号を
生成する。
【0030】このため、例えばトランジスタUP,VN
がオンしているとき、電源供給スイッチ5を切り換えた
とすると、トランジスタUP,VNがオフし、トランジ
スタVP,UNがオンするようになり(図3参照)、ス
テータコイルの電流の向きが反転し、ロータにかかるト
ルクの向きが反転して逆転するようになり、遮断桿は遮
断制御される。
【0031】このように本実施例では、1個の切換スイ
ッチで電源供給を切り換え、正逆転の切り換えを行って
いる。よって従来例より接点数が減り、かつ接点を充分
電流が流れている状態で用いていて接点の表面状態にあ
まり左右されないので、信頼性が高い。
【0032】また、万一、接点が接触不良となった場
合、ノンインバータアレイ2及びインバータアレイ3、
両方に電源が供給されなくなるのでその出力は“L”固
定となり、従って分配回路7の出力もすべて“L”固定
となり、インバータトランジスタ回路9のトランジスタ
はすべてオフする。その結果、ロータがフリーの状態と
なる。
【0033】また、電磁リレー5が故障でブレーク接点
5−bがオンとなった場合、従来例と同様に、遮断桿が
遮断制御されフェールセーフが実現できる。
【0034】なお、実施例では、電磁リレーで電源供給
を切り換えているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば手動スイッチによる切り換え、或はピン
コネクタの差しかえといった形で実施することができ
る。
【0035】またノン・インバータアレイ,インバータ
アレイは、ICに限らず個別の素子より構成する形で実
施することができる。
【0036】また、ノン・インバータを2個直列接続し
これに更にインバータを直列接続して“インバータ”を
構成するといった適宜の手法で、ノン・インバータアレ
イ,インバータアレイを構成する形で実施することがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
頼性の高い、DCブラシレスモータ使用の遮断機を提
供することができる。また、万一、電磁リレーが故障し
ても予測外の動作をすることがなく、遮断桿は自重下降
をし、或は遮断制御されるので、フェールセーフを容易
に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 位置検出器および回転方向切換装置の回路図
【図2】 分配回路およびインバータトランジスタ回路
の回路図
【図3】 実施例の動作説明図
【図4】 従来例の回路図
【符号の説明】
1 位置検出器 2 ノン・インバータアレイ 3 インバータアレイ 9 インバータトランジスタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−23703(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/00 - 6/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置検出器側から信号を受けて信号の論
    理状態を変えることなく後段のモータ駆動回路側へ信号
    を送出する第1の論理回路アレイと、位置検出器側から
    信号を受けて信号の論理状態を反転して後段のモータ駆
    動回路側へ信号を送出する第2の論理回路アレイと、前
    記第1の論理回路アレイと前記第2の論理回路アレイに
    選択的に電源供給を行う電磁リレーとを備えたDCブラ
    シレスモータにより遮断棹を駆動することを特徴とする
    遮断機。
  2. 【請求項2】 磁リレーのブレーク接点側へ電源供給
    したとき、遮断桿が遮断制御されることを特徴とする請
    求項1記載の遮断機
JP07762591A 1991-04-10 1991-04-10 遮断機 Expired - Lifetime JP3300985B2 (ja)

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US6759819B2 (en) * 2002-03-21 2004-07-06 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Rotation detection circuit of a dc brushless motor using a fixed bias voltage
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