JPH09182463A - 電圧形インバータのアーム短絡検出装置 - Google Patents

電圧形インバータのアーム短絡検出装置

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JPH09182463A
JPH09182463A JP7342030A JP34203095A JPH09182463A JP H09182463 A JPH09182463 A JP H09182463A JP 7342030 A JP7342030 A JP 7342030A JP 34203095 A JP34203095 A JP 34203095A JP H09182463 A JPH09182463 A JP H09182463A
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JP
Japan
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circuit
arm
phase
photocoupler
self
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JP7342030A
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Kiyoaki Sasagawa
清明 笹川
Masataka Morita
昌孝 森田
Masato Mochizuki
昌人 望月
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電圧形インバータの直流主回路に電流検出器を
設置しないでもアーム短絡事故を簡単に検出できるよう
にして、素子破壊などの大事故を未然に防止できるよう
にすることにある。 【解決手段】自己消弧素子でなるインバータでは、各自
己消弧素子にホトカプラを含んだ短絡検知回路を並列接
続させると、同一相上下アーム素子が同時オンのときこ
れらの素子に属する両ホトカプラは共にオフとなる。電
流センスIGBTでなるインバータでは、各電流センス
IGBTの電流検出端子にホトカプラを含んだ短絡検知
回路を接続すると、同一相上下アーム素子が同時オンの
ときこれらの素子に属する両ホトカプラは共にオンとな
る。故障判別回路27トランジスタ27A,27Bと論
理積素子28で構成して、両ホトカプラの同時オフから
アーム短絡発生を検出する。故障判別回路47は論理積
素子28の代わりに否定論理積素子を備えることで、両
ホトカプラの同時オンからアーム短絡発生を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自己消弧素子で
構成している電圧形インバータにアーム短絡を生じたこ
とを検出するアーム短絡検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は自己消弧素子で構成した電圧形イ
ンバータの第1従来例を示した回路図であって、自己消
弧素子としてバイポーラトランジスタを使用した三相イ
ンバータを図示している。図6の第1従来例回路におい
て、6個のバイポーラトランジスタ11〜16を三相ブ
リッジ接続し、各トランジスタに別個の駆動回路11A
〜16Aを設けることで三相インバータ10を構成して
いる。これら各トランジスタをパルス幅変調制御により
別個にオン・オフ動作させることで、直流電源2からの
直流電力は、所望の電圧と周波数の三相交流電力に変換
されるから、誘導電動機3を任意の回転速度で駆動する
ことができる。
【0003】この三相インバータ10が運転中に、その
出力電流が異常値になったときに、このインバータを構
成している各バイポーラトランジスタが破壊しないよう
に保護することが重要である。図6に図示の第1従来例
回路では、過電流保護のために、三相インバータ10の
出力側に電動機電流検出器4A,4Bを設け、これの検
出電流が所定値を越えたことを交流過電流検出回路5が
検出すれば、制御回路6が三相インバータ10へ停止指
令を出力する。
【0004】図7はインバータに多用されているパルス
幅変調制御動作の説明を示したタイムチャートであっ
て、図7はパルス幅変調回路への入力信号、図7は
パルス幅変調回路の出力信号をそれぞれが示している。
即ちパルス幅変調回路は、インバータ出力電圧基準信号
Vと、高い周波数の変調信号Mとを入力し、両入力の大
小関係を比較している。比較の結果、前者の値が後者の
値よりも大のときに当該パルス幅変調回路は論理H信号
を出力し、これとは逆に後者の値のほうが大のときは論
理L信号を出力することにより、パルス幅変調されたパ
ルス列信号が得られる(図7参照)。
【0005】図8は自己消弧素子として使用されている
電流センス絶縁ゲートバイポーラトランジスタのシンボ
ル記号を示したシンボル記号図である。大電流を通流で
きるし高頻度での動作も可能な自己消弧素子として、絶
縁ゲートバイポーラトランジスタ(略号IGBT)があ
り、インバータに多用されるようになっているが、この
IGBTを高機能化した電流センス絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタ(以下では電流センスIGBTと略記す
る)30がある。電流センスIGBT30は、従来から
のコレクタ極C,エミッタ極E,ゲート極Gの他に電流
検出用端子が設けられている。電流センスIGBTで
は、そのチップ内の一部分を電流検出用チップとして利
用し、この電流検出チップに電流が流れたことを、電流
検出用端子を介して実際に検出できるようにしたもので
ある。
【0006】図9は図8に図示の電流センスIGBTの
等価回路を示した等価回路図であって、大電流のオン・
オフを分担する主IGBT30Aと、電流検出を分担す
る電流検出IGBT30Bとを並列接続した構成になっ
ている。従って電流センスIGBT30に流れる電流は
主IGBT30Aと電流検出IGBT30Bとに分流す
るが、電流検出IGBT30Bに流れる電流の大きさ
は、当該IGBTチップの全面積のうちで電流検出IG
BTチップが占める面積の割合で決まる。よって電流検
出IGBT30Bに流れる電流値から、電流センスIG
BT30を通流する全電流を知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インバータ
の過電流故障の中で、同一相の上側アーム素子と下側ア
ーム素子とが同時にオンとなる所謂アーム短絡事故が発
生すると、これら上下アームの素子で直流電源を短絡す
ることになるので、大電流が流れてこれらの素子を破壊
する大事故になる。このアーム短絡事故は、例えば各素
子の駆動回路の故障などでもたらされる。しかしながら
図6で既述の第1従来例回路では、このアーム短絡事故
時の過電流は検出できない。
【0008】図10は自己消弧素子で構成した電圧形イ
ンバータの第2従来例を示した回路図である。この図1
0の第2従来例回路で、例えば第2相上側アームトラン
ジスタ12と第2相下側アームトランジスタ15とが誤
動作により同時オンとなるアーム短絡事故が発生する
と、短絡電流は、直流電源2の正極側→第2相上側アー
ムトランジスタ12→第2相下側アームトランジスタ1
5→直流電流検出器7→直流電源2の負極側の経路で流
れる。このとき三相インバータ10の直流側に挿入され
ている直流電流検出器7が、アーム短絡事故時に流れる
短絡電流を検出する。この電流が所定値を越えれば、直
流過電流検出回路8を介して制御回路9へ事故検出信号
が送られて、三相インバータ10へ停止を指令するなど
の処置がなされるので、素子の破壊を未然に防止でき
る。
【0009】しかしながら、直流電源2と三相インバー
タ10との間に挿入する直流電流検出器7は、交流電流
検出器に比べて複雑・高価であることや、主回路の構造
上で直流電流検出器7を挿入するのが困難であるなどの
不具合が多いので、大部分の電圧形インバータは直流電
流検出器7を設置しない。それ故アーム短絡事故の検出
や保護ができず、素子破壊のような大事故を生じる恐れ
がある。
【0010】そこでこの発明の目的は、電圧形インバー
タの直流主回路に電流検出器を設置しないでもアーム短
絡事故を簡単に検出できるようにして、素子破壊などの
大事故を未然に防止できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明の電圧形インバータのアーム短絡検出装
置は、この電圧形インバータを構成する前記各自己消弧
素子に、少なくともホトカプラを備えている短絡検知回
路を別個に並列接続し、前記電圧形インバータの同一相
を構成する上側アーム自己消弧素子と下側アーム自己消
弧素子とに属する前記ホトカプラの出力を故障判別回路
に入力させ、両ホトカプラが交互にオン・オフを繰り返
しているときは正常で、両ホトカプラが同時にオフした
ときはその相にアーム短絡事故が発生したと判断して、
保護動作を行わせる。
【0012】または、前記電圧形インバータを構成する
スイッチング素子に電流センス自己消弧素子を使用し、
少なくともホトカプラを備えている短絡検知回路を前記
各電流センス自己消弧素子の電流検出端子に別個に接続
し、前記電圧形インバータの同一相を構成する上側アー
ム電流センス自己消弧素子と下側アーム電流センス自己
消弧素子とに属する前記ホトカプラが交互にオン・オフ
を繰り返しているときは正常で、両ホトカプラが同時に
オンしたときはその相にアーム短絡事故が発生したと判
断して、保護動作を行わせる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施例を表し
た回路図であって、図6で既述の第1従来例回路におけ
る三相インバータ10の第1相の部分を図示している。
この第1実施例回路では、ホトカプラ21Pと抵抗21
Rとの直列接続でなる第1相上側アーム短絡検知回路2
1を第1相上側アームトランジスタ11に並列に接続
し、ホトカプラ24Pと抵抗24Rとの直列接続でなる
第1相下側アーム短絡検知回路24を第1相下側アーム
トランジスタ14に並列に接続し、ホトカプラ21Pの
出力とホトカプラ24Pの出力とは故障判別回路27へ
入力させる。
【0014】図2は図1の第1実施例回路に記載の故障
判別回路の構成を表した回路図である。図2の回路図に
おいて、故障判別回路27はトランジスタ27Aとトラ
ンジスタ27B,及び論理積素子28で構成していて、
第1相上側アームトランジスタ11に属するホトカプラ
21Pの出力はトランジスタ27Aへ与えられ、第1相
下側アームトランジスタ14に属するホトカプラ24P
の出力はトランジスタ27Bへ与えられている。
【0015】三相インバータ10が正常に動作している
とき、第1相上側アームトランジスタ11と第1相下側
アームトランジスタ14とは交互にオン・オフを繰り返
す。よって、第1相上側アームトランジスタ11がオフ
で第1相下側アームトランジスタ14がオンのときは、
第1相上側アーム短絡検知回路21には直流電源2の全
電圧が印加されてホトカプラ21Pはオンとなるが、第
1相下側アーム短絡検知回路24の印加電圧は零とな
り、ホトカプラ24Pの出力はオフである。それ故、上
下アームのトランジスタ11と14がオン・オフすると
き、ホトカプラ21Pと24Pはこれらとは逆にオフ・
オンの動作をする(図1参照)。
【0016】図2において、前述したように第1相上側
アームトランジスタ11がオフならばホトカプラ21P
がオンするので、このオン信号を入力するトランジスタ
27Aもオンとなり、論理積素子28へは論理L信号を
出力する。一方、第1相下側アームトランジスタ14が
オンならばホトカプラ24Pはオフになるからトランジ
スタ27Bもオフとなり、論理積素子28へは論理H信
号を出力する。従って論理積素子28の出力は論理L信
号である。しかしながら、第1相下側アームトランジス
タ14がオン状態にあるときに第1相上側アームトラン
ジスタ11もオンになると、トランジスタ27Aとトラ
ンジスタ27Bはいずれもオフになって論理積素子28
へ論理H信号を出力するので、この論理積素子28も次
段へ論理H信号,即ちアーム短絡検知信号をを出力す
る。
【0017】図3は図1と図2で既述の第1実施例回路
の動作を表したタイムチャートであって、図3は第1
相上側アームトランジスタ11のオン・オフ動作、図3
はホトカプラ21Pのオン・オフ動作、図3は第1
相下側アームトランジスタ14のオン・オフ動作、図3
はホトカプラ24Pのオン・オフ動作、図3は論理
積素子28の出力信号、をそれぞれが表している。この
図3で明らかなように、第1相上側アームトランジスタ
11と第1相下側アームトランジスタ14とが共にオン
となるアーム短絡発生時点以降では、ホトカプラ21P
と24Pの出力ははいずれもオフとなる。即ち、2つの
入力がいずれも論理H信号となる論理積素子28の出力
は論理H信号となり、アーム短絡事故の発生を知らせ
る。
【0018】図4は本発明の第2実施例を表した回路図
であって、図6で既述の第1従来例回路における三相イ
ンバータ10の第1相の部分を図示しているが、このイ
ンバータのスイッチング素子には電流センスIGBTを
使用する。この第2実施例回路において、第1相上側ア
ーム電流センスIGBT31の電流検出用端子には第1
相上側アーム短絡検知回路としてのホトカプラ41Pを
接続し、第1相下側アーム電流センスIGBT34の電
流検出用端子には第1相下側アーム短絡検知回路として
のホトカプラ44Pを接続し、これら両ホトカプラ41
Pと44Pの出力を故障判別回路47へ入力させる。こ
の故障判別回路47の図示は省略するが、前述した図2
に図示の故障判別回路27とほぼ同じ回路構成である。
但し論理積素子28の代わりに否定論理積素子を使用
し、これに入力する2つの信号がいずれも論理L信号の
ときに論理H信号を出力させる。即ち第1相上側アーム
電流センスIGBT31がオンで第1相下側アーム電流
センスIGBT34もオンとなるアーム短絡事故時に
は、両ホトカプラ41Pと44Pとが共にオンとなり、
故障判別回路47に内蔵しているそれぞれに対応したト
ランジスタもオンとなり、否定論理積素子へは2つの論
理L信号が与えられる。その結果、否定論理積素子は論
理H信号を出力してアーム短絡事故の発生を知らせる。
【0019】図5は図4で既述の第2実施例回路の動作
を表したタイムチャートであって、図5は第1相上側
アーム電流センスIGBT31の動作、図5はホトカ
プラ41Pの動作、図5は第1相下側アーム電流セン
スIGBT34の動作、図5はホトカプラ44Pの動
作、図5は故障判別回路47の動作、をそれぞれが表
している。この図5で明らかなように、第1相上側アー
ム電流センスIGBT31と第1相下側アーム電流セン
スIGBT34とが共にオンとなるアーム短絡発生時点
以降では、両ホトカプラ41P,44Pの出力はいずれ
もオンとなり、故障判別回路47は論理H信号を出力し
てアーム短絡事故発生を知らせる。
【0020】
【発明の効果】スイッチング素子のブリッジ接続でなる
従来の電圧形インバータでは、アーム短絡事故の検出に
は直流主回路に直流過電流検出器を設置する必要があっ
たが、この直流過電流検出器は設置場所の制約から取付
けが困難であるし、装置全体が大形化・高価格化する欠
点があったので、直流過電流検出器の設置を省略するこ
とが多かった。そのためアーム短絡事故が検出できず、
事故時にはインバータを構成するスイッチング素子が破
壊してしまう大事故に発展する恐れがあった。
【0021】この発明によれば、電圧形インバータを構
成する各素子には、ホトカプラを構成要素にした短絡検
知回路を別個に並列接続する。または、電流センスを備
えた素子(例えば電流センスIGBT)では、各素子の
電流検出用端子にホトカプラを構成要素にしている短絡
検知回路を別個に接続する。電圧形インバータが正常動
作中は、同一相の上下アーム素子に付属している各ホト
カプラは交互にオン・オフを繰り返すが、これら同一相
上下アーム素子が同時にオンとなるアーム短絡事故時に
は、両ホトカプラは共にオン状態、または共にオフ状態
となる。両ホトカプラのこの動作の変化から、インバー
タのアーム短絡事故を簡単に検出できるので、従来は装
置を大形化・高価格化させていた直流過電流検出器が不
要になり、インバータを小形化・低価格化できる効果が
得られる。また、アーム短絡検出装置を備えていなかっ
たインバータにも簡単に取りつけることができるので、
アーム短絡により素子が破壊される大事故を未然に防止
できる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表した回路図
【図2】図1の第1実施例回路に記載の故障判別回路の
構成を表した回路図
【図3】図1と図2で既述の第1実施例回路の動作を表
したタイムチャート
【図4】本発明の第2実施例を表した回路図
【図5】図4で既述の第2実施例回路の動作を表したタ
イムチャート
【図6】自己消弧素子で構成した電圧形インバータの第
1従来例を示した回路図
【図7】インバータに多用されているパルス幅変調制御
動作の説明を示したタイムチャート
【図8】自己消弧素子として使用されている電流センス
絶縁ゲートバイポーラトランジスタのシンボル記号を示
したシンボル記号図
【図9】図8に図示の電流センスIGBTの等価回路を
示した等価回路図
【図10】自己消弧素子で構成した電圧形インバータの
第2従来例を示した回路図
【符号の説明】
2 直流電源 3 誘導電動機 5 交流過電流検出回路 6,9 制御回路 7 直流電流検出器 8 直流過電流検出回路 10 三相インバータ 11 第1相上側アームトランジスタ 12 第2相上側アームトランジスタ 13 第3相上側アームトランジスタ 14 第1相下側アームトランジスタ 15 第2相下側アームトランジスタ 16 第3相下側アームトランジスタ 21 第1相上側アーム短絡検知回路 21P,24P ホトカプラ 24 第1相下側アーム短絡検知回路 27,47 故障判別回路 27A,27B トランジスタ 28 論理積素子 30 電流センスIGBT 30A 主IGBT 30B 電流検出IGBT 31 第1相上側アーム電流センスIGBT 34 第1相下側アーム電流センスIGBT 41P,44P ホトカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/08 9184−5K H03K 17/08 B 17/16 9184−5K 17/16 K 17/78 17/78 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子に自己消弧素子を使用し
    て構成している電圧形インバータにおいて、 前記電圧形インバータを構成する前記各自己消弧素子
    に、少なくともホトカプラを備えている短絡検知回路を
    別個に並列接続し、前記電圧形インバータの同一相を構
    成する上側アーム自己消弧素子と下側アーム自己消弧素
    子とに属する前記ホトカプラの出力を故障判別回路に入
    力させ、両ホトカプラの出力状態から当該相のアーム短
    絡を検出することを特徴とする電圧形インバータのアー
    ム短絡検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電圧形インバータのアー
    ム短絡検出装置において、 前記故障判別回路は、入力する2つのホトカプラの出力
    信号が交互にオンとオフとを繰り返す状態を正常と判断
    し、2つのホトカプラの出力信号が同時にオフする状態
    をアーム短絡事故と判断する機能を備えることを特徴と
    する電圧形インバータのアーム短絡検出装置。
  3. 【請求項3】スイッチング素子に自己消弧素子を使用し
    て構成している電圧形インバータにおいて、 前記電圧形インバータを構成するスイッチング素子に電
    流センス自己消弧素子を使用し、少なくともホトカプラ
    を備えている短絡検知回路を前記各電流センス自己消弧
    素子の電流検出端子に別個に接続し、前記電圧形インバ
    ータの同一相を構成する上側アーム電流センス自己消弧
    素子と下側アーム電流センス自己消弧素子とに属する前
    記ホトカプラの出力を故障判別回路に入力させ、両ホト
    カプラの出力状態から当該相のアーム短絡を検出するこ
    とを特徴とする電圧形インバータのアーム短絡検出装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電圧形インバータのアー
    ム短絡検出装置において、 前記故障判別回路は、入力する2つのホトカプラの出力
    信号が交互にオンとオフとを繰り返す状態を正常と判断
    し、2つのホトカプラの出力信号が同時にオンする状態
    をアーム短絡事故と判断する機能を備えることを特徴と
    する電圧形インバータのアーム短絡検出装置。
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