JPH066984A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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Publication number
JPH066984A
JPH066984A JP4181542A JP18154292A JPH066984A JP H066984 A JPH066984 A JP H066984A JP 4181542 A JP4181542 A JP 4181542A JP 18154292 A JP18154292 A JP 18154292A JP H066984 A JPH066984 A JP H066984A
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JP
Japan
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power
fuse
fuses
line
conversion circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4181542A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Masuda
博之 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH066984A publication Critical patent/JPH066984A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイリスタが逆並列接続されたブリッジ回路
のヒューズの小型化を目的とする。 【構成】 ヒューズ31,32,33を交流ライン1
7,18,19に設けると共に、ヒューズ34,35を
逆方向変換回路20の直流ラインに設けることにより、
交流事故電流は交流ラインのヒューズ31,32,33
でしゃ断し、直流事故電流は直流ライン36,37のヒ
ューズ34,35でしゃ断するように成す。 【効果】 直流ラインのヒューズは、交流電流のしゃ断
能力を持てばよいので、小型安価になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイリスタ等のスイ
ッチング素子のブリッジ回路で構成され、交流電力を直
流電力に変換したり、直流電力を交流電力に変換するこ
とのできる電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば、「サイリスタ制御DCモ
ータの運転と保護」(昭和51年7月、電気書院発行)
に記載された従来の電力変換装置を示す回路図であり、
図において、1a,1b,1cは交流電力が入出力され
る端子、2a,2bは直流電力が入出力される端子、1
1〜16は順方向変換回路を構成するブリッジ接続され
たスイッチング素子としてのサイリスタ、21〜26は
逆方向変換回路を構成するブリッジ接続されたスイッチ
ング素子としてのサイリスタ、3は端子2a,2b間に
接続された平滑用コンデンサ、41〜46はサイリスタ
保護用のヒューズである。
【0003】次に動作について説明する。交流電力を直
流電力に変換する場合は、端子1a,1b,1cに交流
電源が接続され、順方向変換回路を構成するサイリスタ
11〜16が駆動されると共に、逆方向変換回路を構成
するサイリスタ21〜26が動作を停止することによ
り、端子2a,2bに直流電力が得られる。また、直流
電力を交流電力に変換する場合は、端子2a,2b,2
cに直流電源が接続され、逆方向変換回路を構成するサ
イリスタ21〜26が駆動されると共に、順方向変換回
路を構成するサイリスタ11〜16が動作を停止するこ
とにより、端子1a,1b,1cに交流電力が得られ
る。
【0004】次に、交流電力を直流電力に変換する場合
において、サイリスタの短絡等に起因して発生する事故
の場合について述べる。例えば、サイリスタ11が通電
中にサイリスタ12が短絡破壊すると、事故電流i1
交流電源→端子1b→ヒューズ42→サイリスタ12→
サイリスタ11→ヒューズ41→端子1a→交流電源の
経路で流れる。このときヒューズ41〜42が溶断し
て、健全なサイリスタ11を保護する。
【0005】次に、直流電力を交流電力に変換する場合
において、誤点弧,転流失敗等に起因して発生する事故
の場合について述べる。例えばサイリスタ23,26が
同時に誤点弧すると、直流短絡電流i2 がコンデンサ3
→サイリスタ23→ヒューズ43→ヒューズ46→サイ
リスタ26→コンデンサ3の経路で流れる。このときヒ
ューズ43,46が溶断して、サイリスタ23,26を
保護する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置は
以上のように構成されているので、各ヒューズ41〜4
6は直流電力を交流電力に変換する場合に発生する事故
による電流をしゃ断する能力を備えなければならない。
一般に直流しゃ断用のヒューズは交流しゃ断用のヒュー
ズに比べて、大型で高価であり、このためヒューズ41
〜46が大型化し、高価になるという問題点があった。
なお、この発明に関連する技術として実開昭58−15
3593号公報に示すものがある。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、小型で安価なヒューズを用いる
ことのできる電力変換装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力変換
装置は、交流ラインのヒューズと逆方向変換回路の直流
ラインのヒューズとを設け、直流ラインのヒューズの定
格電圧を交流ラインの定格電圧より高くしたものであ
る。
【0009】
【作用】この発明における交流ラインに設けたヒューズ
は、交流電源が電流の供給源となる事故電流をしゃ断す
る。また、逆方向変換回路の直流ラインに設けたヒュー
ズは、直流側が電流の供給源となる事故電流をしゃ断す
る。このようにヒューズを交流ラインと直流ラインとに
分離して設けることにより、交流ラインに設けたヒュー
ズは交流電流のしゃ断のみを対象にするので、小型,安
価なものでよい。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において図4と対応する部分には
同一符号を付して説明を省略する図1において、10は
サイリスタ11〜16のブリッジ回路で構成される順方
向変換回路、20はサイリスタ21〜26で構成される
逆方向変換回路である。17,18,19は順方向変換
回路10における交流電力の入力ラインである交流ライ
ン、31,32,33は交流ライン17,18,19に
設けられたヒューズ、36,37は逆方向変換回路にお
ける直流電力の入力ラインである直流ライン、34,3
5は直流ライン36,37に設けられたヒューズで、逆
方向変換回路20の両端と端子2a,2bとの間にそれ
ぞれ接続されている。
【0011】交流ラインのヒューズ31,32,33
は、定格電圧の低いもの、例えば、交流電源電圧相当の
ものが用いられている。また直流ラインのヒューズ3
4,35は定格電圧の高いもの、例えば2×交流電源電
圧相当のものが用いられている。
【0012】次に動作について説明する。交流電源側が
事故電流の供給源となる場合は、交流ラインに設けたヒ
ューズ31,32,33が溶断して事故電流をしゃ断す
る。ヒューズ31,32,33は交流電流のしゃ断のみ
を考えればよいので、小型のものでよい。また、直流電
源側が事故電流の供給源となる場合は、逆方向変換回路
20の直流ラインに設けられたヒューズ34,35が溶
断して事故電流をしゃ断する。ヒューズ34,35は直
流電流をしゃ断しなければならないので大型になるが、
2個でよい。
【0013】実施例2.図2はこの発明を直列12相の
変換回路を有する電力変換装置に適用した場合を示す。
図2においては、図1の順方向変換回路10と同一構成
の2つの順方向変換回路10a,10bが直列に設けら
れ、それぞれ交流ライン17a,18a,19a,17
b,18b,19bに設けたヒューズ31a,32a,
33a及び31b,32b,33bを介して端子1a,
1b,1c及び1d,1e,1fに接続されている。ま
た、図1の逆方向変換回路20と同一構成の2つの逆方
向変換回路20a,20bが直列に設けられ、その両端
の直流ライン36,37にヒューズ34,35が設けら
れている。
【0014】例えば、交流電源の電圧を1000V2回
路、直流電圧を2200Vとすると、図4の従来方式を
そのまま適用した場合は直流2200Vをしゃ断可能な
大型ヒューズが12本必要になる。これに対して、図2
の実施例では、交流1000V用のヒューズ31a,3
2a,33a,31b,32b,33bの6個と、直流
2200V用のヒューズ34,35の2個とでよいため
小型化、低コスト化の効果が大きい。
【0015】実施例3.図3は直列12相変換回路の場
合において、逆方向変換回路20a,20bの中間電位
の直流ライン38にヒューズ34,35を設置した場合
の実施例を示す。また、この構成では点線で示すように
第3の溶断表示用のヒューズ39を設けることにより、
ヒューズ34,35としては、溶断表示器なしのものを
用いることも可能である。溶断表示器のないヒューズは
溶断表示器がある場合に比べて小型になるため装置がよ
り小型になる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スイ
ッチング素子のブリッジ回路の保護ヒューズを、交流ラ
インと直流ラインとに分けてそれぞれ設け、直流ライン
のヒューズの定格電圧を高くするように構成したので、
少くとも交流ラインのヒューズが小型、安価になり、全
体として装置が小型、安価になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】この発明の実施例2を示す回路図である。
【図3】この発明の実施例3を示す回路図である。
【図4】従来の電力変換装置を示す回路図である。
【符号の説明】
11〜16 サイリスタ(スイッチング素子) 21〜26 サイリスタ(スイッチング素子) 10,10a,10b 順方向変換回路 17,18,19,17a,18a,17b,18b,
19b 交流ライン 20,20a,20b 逆方向変換回路 31,32,33,31a,32a,33a,31b,
32b,33b ヒューズ 34,35 ヒューズ 36,37,38 直流ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子のブリッジ回路
    から成り交流電力を直流電力に変換する順方向変換回路
    と、複数のスイッチング素子のブリッジ回路から成り直
    流電力を交流電力に変換する逆方向変換回路とを有する
    電力変換装置において、上記順方向変換回路における交
    流電力の入力ラインである交流ラインに接続され所定の
    定格電圧を有するヒューズと、上記逆方向変換回路にお
    ける直流電力の入力ラインである直流ラインに接続され
    上記所定の定格電圧より高い定格電圧を有するヒューズ
    とを設けたことを特徴とする電力変換装置。
JP4181542A 1992-06-17 1992-06-17 電力変換装置 Pending JPH066984A (ja)

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JP4181542A JPH066984A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 電力変換装置

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JPH066984A true JPH066984A (ja) 1994-01-14

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ID=16102607

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Cited By (4)

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