JP2005166560A - ケーブルコア及び伝送ケーブル - Google Patents
ケーブルコア及び伝送ケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005166560A JP2005166560A JP2003406566A JP2003406566A JP2005166560A JP 2005166560 A JP2005166560 A JP 2005166560A JP 2003406566 A JP2003406566 A JP 2003406566A JP 2003406566 A JP2003406566 A JP 2003406566A JP 2005166560 A JP2005166560 A JP 2005166560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- core
- conductor
- strands
- cable core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 同軸ケーブル1によって高周波帯域の信号を伝送する場合にあっても、同軸ケーブル1内における信号の減衰を十分に抑制する。
【解決手段】 撚り合わされた複数のケーブル導体9と、複数のケーブル導体9の回りを覆うコア絶縁層11とを具備してなるケーブルコア3において、各ケーブル導体9は、撚り合わされた複数の素線13を備えてあって、各ケーブル導体9は、隣接関係にある素線13間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 撚り合わされた複数のケーブル導体9と、複数のケーブル導体9の回りを覆うコア絶縁層11とを具備してなるケーブルコア3において、各ケーブル導体9は、撚り合わされた複数の素線13を備えてあって、各ケーブル導体9は、隣接関係にある素線13間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、信号を伝送する同軸ケーブル,ツインナックスケーブル等の伝送ケーブル、及びこの伝送ケーブルの主要な構成要素であるケーブルコアに関する。
従来の技術について図10について参照して説明する。
ここで、図10は、従来の同軸ケーブルの断面図である。
図10に示すように、従来の同軸ケーブル101は、信号を伝送する伝送ケーブルの一つであって、通信分野に広く用いられている。また、同軸ケーブル101は、ケーブルコア103と、このケーブルコア103の外周部に設けられかつケーブルコア103をシールドする外部導体105と、この外部導体105の回りを覆うシース107とを具備している。
更に、ケーブルコア103は、撚り合わされた複数のケーブル導体109と、複数のケーブル導体109の中心部に配置されたケーブル導体介在としてケーブル導体109Aと、複数のケーブル導体109の回りを覆うコア絶縁層111とを具備している。ここで、各ケーブル導体109(109A)は、コア導線113と、このコア導線113の外周部を覆うコア絶縁被覆115とからなっており、各コア導線113の外径は、通常、0.5〜20mmであって、各コア絶縁層111の厚さは、通常、0.4〜15mmである。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1、特許文献2、特許文献3に示すものがある。
特開2003−151380号公報
特開2003−51220号公報
特開2000−21238号公報
ところで、同軸ケーブル101によって高周波帯域(1〜2GHz)の信号を伝送する場合には、同軸ケーブル101の伝送損失が大きくなって、同軸ケーブル101内における信号の減衰量が大きくなる。そのため、上述のような場合には、同軸ケーブル101の細径化を図りつつ、同軸ケーブル101のケーブル長を長くすることができず、同軸ケーブル101の利用範囲が狭くなるという問題がある。
請求項1に記載の発明にあっては、撚り合わされた複数のケーブル導体と;
前記複数のケーブル導体の回りを覆うコア絶縁層と;
を具備してなるケーブルコアにおいて、
各ケーブル導体は撚り合わされた複数の素線を備えてあって、各ケーブル導体は、隣接関係にある素線間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されていることを特徴とする。
前記複数のケーブル導体の回りを覆うコア絶縁層と;
を具備してなるケーブルコアにおいて、
各ケーブル導体は撚り合わされた複数の素線を備えてあって、各ケーブル導体は、隣接関係にある素線間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明特定事項によると、各ケーブル導体は、撚り合わされた前記複数の素線を備えてあって、各ケーブル導体は、前記隣接関係にある素線間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されているため、各ケーブル導体内を電気的に複数に分割して、各ケーブル導体内に安定した信号路を形成することができる。
また、各ケーブル導体は撚り合わされた複数の素線を備えているため、前記ケーブルコアを主要な構成要素とした伝送ケーブルの可とう性を高めることができる。
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明特定事項の他に、各ケーブル導体は、前記複数の素線の外周部をそれぞれ覆う複数の素線絶縁被覆又は複数の素線半導電被覆とを備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明特定事項によると、請求項1に記載の発明特定事項による作用と同様の作用の他に、各ケーブル導体は前記複数の素線の外周部をそれぞれ覆う複数の素線絶縁被覆又は複数の素線半導電被覆とを備えているため、各ケーブル導体の伝送損失が小さくなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができる。
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、各素線の外周部に銀又は金のメッキ処理が施されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、各素線の外周部に銀又は金のメッキ処理が施されているため、各素線の電気伝送性が高くなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができる。
請求項4に記載の発明にあっては、請求項1から請求項3に記載の発明特定事項の他に、前記コア絶縁層は発泡樹脂により構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明特定事項によると、請求項1から請求項3のうちいずれかの請求項に記載の発明特定事項による作用の他に、前記コア絶縁層は発泡樹脂により構成されているため、前記コア絶縁層の誘電率が低くなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができる。
請求項5に記載の発明にあっては、請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項の他に、前記複数のケーブル導体の中心部に配置されたケーブル導体介在と;
を具備してなることを特徴とする。
を具備してなることを特徴とする。
ここで、前記ケーブル導体介在は、前記ケーブル導体と同様のものであってもよく、又はテンションメンバと同様のものであってもよい。
請求項5に記載の発明特定事項によると、請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
請求項6に記載の発明にあっては、請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項の他に、各ケーブル導体は、前記複数の素線の中心部に配置された素線介在を備えていることを特徴とする。
ここで、前記素線介在は、前記素線と同様のものであってもよく、又はテンションメンバと同様のものであってもよい。
請求項6に記載の発明特定事項によると、請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
請求項7に記載の発明にあっては、信号を伝送する伝送ケーブルにおいて、
請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項からなるケーブルコアを具備してなることを特徴とする。
請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項からなるケーブルコアを具備してなることを特徴とする。
ここで、前記伝送ケーブルには、同軸ケーブル、ツインナックスケーブル、ツイストペアケーブル、ペアケーブル、シールドツイストペアケーブル、及びシールドペアケーブルが含まれる。
請求項7に記載の発明特定事項によると、請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、各ケーブル導体内を電気的に複数に分割して、各ケーブル導体内に安定した信号路を形成することができため、前記伝送ケーブルによって高周波帯域の信号を伝送する場合にあっても、前記伝送ケーブル内における信号の減衰量を小さくすることができる。そのため、上述のような場合でも、前記伝送ケーブルの細径化を図りつつ、前記伝送ケーブルのケーブル長を十分に長くすることができ、前記伝送ケーブルの利用範囲を拡大することができる(第1の効果)。
また、前記ケーブルコアを主要な構成要素とした前記伝送ケーブルの可とう性を高めることができるため、前記伝送ケーブルの曲げ、ねじり等の機械的特性が向上する(第2の効果)。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果を奏する他に、各ケーブル導体の伝送損失が小さくなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができるため、前記伝送ケーブル内における信号の減衰を十分に抑制して、前記第1の効果を高めることができる。
請求項3の請求項に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果を奏する他に、各素線の電気伝送性が高くなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができるため、前記伝送ケーブル内における信号の減衰を十分に抑制して、前記第1の効果を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の発明の効果の他に、前記コア絶縁層の誘電率が低くなって、各ケーブル導体内に安定度の高い信号路を形成することができるため、前記伝送ケーブル内における信号の減衰を十分に抑制して、前記第1の効果を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
第1の発明の最良の形態について図1から図8を参照して説明する。
ここで、図1は、第1の発明の最良の形態に係わる同軸ケーブルの断面図であって、図2は、第1の発明の最良の形態に係わるケーブルコアの断面図であって、図3から図8は、第1の発明の最良の形態に係わる別態様のケーブルコアの断面図である。
図1及び図2に示すように、第1の発明の最良の形態に係わる同軸ケーブル1は、信号を伝送する伝送ケーブルの一つであって、通信分野に広く用いられている。また、同軸ケーブル1は、ケーブルコア3と、このケーブルコア3の外周部に設けられかつケーブルコア3をシールドする外部導体5と、この外部導体5の回りを覆うシース7とを具備している。
同軸ケーブル1の主要部であるケーブルコア3の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、ケーブルコア3は、撚り合わされた複数のケーブル導体9と、複数のケーブル導体9の中心部に配置されたケーブル導体介在としてケーブル導体9Aと、発泡樹脂によりそれぞれ構成されかつ複数のケーブル導体9の回りを覆うコア絶縁層11とを具備している。
各ケーブル導体9,9Aは、撚り合わされた複数の素線13と、複数の素線13の中心部に配置された素線介在としての素線13Aと、エナメルによりそれぞれ構成されかつ複数の素線13,13Aをそれぞれ覆う複数の素線絶縁被覆15とを備えている。ここで、各素線13,13Aの外周部には、銀又は金のメッキ処理が施されており、各素線13,13Aの外径は、通常、0.03〜0.1mmであって、各素線絶縁被覆15の厚さは、数μmある。なお、各素線絶縁被覆15の代わりに、カーボンにより構成された半導電被覆を用いてもよい。
同軸ケーブル1は、図1及び図2に示すケーブルコア3の代わりに、図3から図8に示すような別態様のケーブルコア17,19,21,23,25,27を構成要素としてもよい。異なる態様について説明すると、次のようになる。
即ち、図3に示すような別態様のケーブルコア17は、ケーブルコア3と異なり、素線介在としての素線の代わりに裸の素線29を用いている。また、図4に示すような別態様のケーブルコア19は、ケーブルコア3と異なり、各ケーブル導体9は、撚り合わされた複数の素線13を備える代わりに、交互に撚り合わされた複数の素線13と複数の裸の素線29を備えている。ここで、各裸の素線29の外周部には、銀又は金のメッキ処理が施されている。また、各裸の素線29の外径は、通常、0.03〜0.1mmである。
そして、図5に示すような別態様のケーブルコア21は、ケーブルコア3と異なり、ケーブル導体介在としてのケーブル導体9Aの代わりにテンションメンバ31を用いている。同様に、図6に示すような別態様のケーブルコア23は、ケーブルコア17と異なり、ケーブル導体介在としてのケーブル導体9Aの代わりにテンションメンバ31を用いてあって、図7に示すような別態様のケーブルコア25は、ケーブルコア19と異なり、ケーブル導体介在としてのケーブル導体9Aの代わりにテンションメンバ31を用いている。
更に、図8に示すケーブルコア27は、ケーブルコア21と異なり、テンションメンバ31の径を拡大して、ケーブル導体9の個数を増やしている。また、各ケーブル導体9,9Aの撚り合わす素線13,13Aの数を変更してもよい。
なお、別態様のケーブルコア17,19,23,25のいずれかであっても、ケーブルコア3と同様に、各ケーブル導体9,9Aは、隣接関係にある素線13(29)間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されている。
なお、別態様のケーブルコアであっても、各ケーブル導体は、隣接関係にある素線13(19)間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されている。
次に、本発明の最良の形態の作用について説明する。
各ケーブル導体9は、撚り合わされた複数の素線13(ケーブルコア19,25のいずれかにあっては、複数の裸の素線29を含む)及び素線介在としての素線13A(ケーブルコア17,23のいずれかにあっては、裸の素線29)を備えてあって、各ケーブル導体9は、前記隣接関係にある素線13間(ケーブルコア17,19,23,25のいずれかにあっては、素線13(19)間)が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されているため、各ケーブル導体9,9A(ケーブルコア21,23,25,27のいずれかにあっては、各ケーブル導体9)内を電気的に複数に分割して、各ケーブル導体9,9A内に安定した信号路を形成することができる。
特に、各素線13,13A(ケーブルコア17,19,23,25のいずれかにあっては、複数の裸の素線29を含む)の外周部に銀又は金のメッキ処理が施されているため、各素線13,13Aの電気伝送性が高くなる。また、コア絶縁層11は発泡樹脂により構成されているため、コア絶縁層11の誘電率が低くなる。更に、ケーブルコア3,21,27のいずれかにあっては、各ケーブル導体9は複数の素線13の外周部をそれぞれ覆う複数の素線絶縁被覆15を備えているため、各ケーブル導体9,9Aの伝送損失が小さくなる。これによって、各ケーブル導体9,9A内に安定度の高い信号路を形成することができる。
また、各ケーブル導体9は撚り合わされた複数の素線13(ケーブルコア19,25のいずれかにあっては、複数の裸の素線29を含む)を備えているため、ケーブルコア3,17,19,21,23,25,27のいずれかを主要な構成要素とした同軸ケーブル1の可とう性を高めることができる。
以上の如き、第1の発明の最良の形態によれば、各ケーブル導体9,9A内を電気的に複数に分割して、各ケーブル導体9,9A内に安定度の高い信号路を形成することができため、同軸ケーブル1によって高周波帯域の信号を伝送する場合にあっても、同軸ケーブル1内における信号の減衰を小さくできる。そのため、上述のような場合でも、同軸ケーブル1の細径化を図りつつ、同軸ケーブル1のケーブル長を十分に長くすることができ、同軸ケーブル1の利用範囲を拡大することができる。
また、ケーブルコア3,17,19,21,23,25,27のいずれかを主要な構成要素とした同軸ケーブル1の可とう性を高めることができるため、同軸ケーブル1の曲げ、ねじり等の機械的特性が向上する。
第2の発明の最良の形態について図9を参照して説明する。
ここで、図9は、第2の発明の最良の形態に係わるツインナックスケーブルの断面図である。
図9に示すように、第2の発明の最良の形態に係わるツインナックスケーブル33は、第1の発明の最良の形態に係わる同軸ケーブル1と同様に、信号を伝送する伝送ケーブルの一つであって、通信分野に広く用いられている。
また、ツインナックスケーブル33は、平行に並んだ一対のケーブルコア35と、一対のケーブルコア35に隣接したドレン線37と、一対のケーブルコア35及びドレン線37をシールドするシールドテープ39とを具備している。ここで、ケーブルコア35は、第1の発明の最良の形態に係わるケーブルコア3と同様の構成を有しており、ツインナックスケーブル35は、同軸ケーブル1と同様に、ケーブルコア35の代わりに図3から図8に示すような別態様のケーブルコア17,19,21,23,25,27を構成要素としてもよい。
従って、第2の発明の最良の形態においても、第1の発明の最良の形態と同様の作用、効果を奏する。
なお、本発明は、同軸ケーブル1、ツインナックスケーブル35に適用されるものではなく、ツイストペアケーブル、ペアケーブル、シールドツイストペアケーブル、及びシールドペアケーブル等の種々な伝送ケーブルに適用することができる。
1 同軸ケーブル
3 ケーブルコア
5 外部導体
7 シース
9 ケーブル導体
9A ケーブル導体
11 コア絶縁層
13 素線
13A 素線
15 素線絶縁被覆
17 ケーブルコア
19 ケーブルコア
21 ケーブルコア
23 ケーブルコア
25 ケーブルコア
27 ケーブルコア
29 裸の素線
33 ツインナックスケーブル
37 ドレン線
39 シールドテープ
3 ケーブルコア
5 外部導体
7 シース
9 ケーブル導体
9A ケーブル導体
11 コア絶縁層
13 素線
13A 素線
15 素線絶縁被覆
17 ケーブルコア
19 ケーブルコア
21 ケーブルコア
23 ケーブルコア
25 ケーブルコア
27 ケーブルコア
29 裸の素線
33 ツインナックスケーブル
37 ドレン線
39 シールドテープ
Claims (7)
- 撚り合わされた複数のケーブル導体と;
前記複数のケーブル導体の回りを覆うコア絶縁層と;
を具備してなるケーブルコアにおいて、
各ケーブル導体は、撚り合わされた複数の素線を備えてあって、各ケーブル導体は、隣接関係にある素線間が互いに絶縁状態又は半導電状態になるように構成されていることを特徴とするケーブルコア。 - 各ケーブル導体は、前記複数の素線の外周部をそれぞれ覆う複数の素線絶縁被覆又は複数の素線半導電被覆とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のケーブルコア。
- 各素線の外周部に銀又は金のメッキ処理が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケーブルコア。
- 前記コア絶縁層は発泡樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載のケーブルコア。
- 前記複数のケーブル導体の中心部に配置されたケーブル導体介在と;
を具備してなることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載のケーブルコア。 - 各ケーブル導体は、前記複数の素線の中心部に配置された素線介在を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれかの請求項に記載のケーブルコア。
- 信号を伝送する伝送ケーブルにおいて、
請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項からなるケーブルコアを具備してなることを特徴とする伝送ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003406566A JP2005166560A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | ケーブルコア及び伝送ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003406566A JP2005166560A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | ケーブルコア及び伝送ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005166560A true JP2005166560A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34728876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003406566A Pending JP2005166560A (ja) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | ケーブルコア及び伝送ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005166560A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242264A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Hitachi Cable Ltd | 同軸ケーブル及び多心ケーブル |
JP2008010328A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Ltk Technologies Kk | 絶縁電線、絶縁電線複合線及びシールド電線 |
WO2012120993A1 (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-13 | 株式会社 潤工社 | 伝送ケーブル |
WO2013108895A1 (ja) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | 住友電気工業株式会社 | ケーブル |
CN107785672A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-03-09 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 导电组件和具有其的电机、压缩机 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120034U (ja) * | 1979-02-19 | 1980-08-25 | ||
JPS6193509A (ja) * | 1985-07-19 | 1986-05-12 | 株式会社フジクラ | ケ−ブル導体 |
JPS61142608A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 高周波用リツツ線 |
JPS6276216A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | 株式会社フジクラ | 高周波電線 |
JPH05175059A (ja) * | 1991-12-21 | 1993-07-13 | Totoku Electric Co Ltd | 変圧器 |
JPH07335040A (ja) * | 1994-04-12 | 1995-12-22 | Minoru Edamoto | オーディオ用等のケーブル |
JPH09320350A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-12 | Fujikura Ltd | 絶縁電線 |
JPH1040745A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | リッツ線を用いた同芯ケーブル |
JP2004207386A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Nippon Koden Corp | 同軸ケーブルおよびそれを用いた伝送トランス |
-
2003
- 2003-12-04 JP JP2003406566A patent/JP2005166560A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120034U (ja) * | 1979-02-19 | 1980-08-25 | ||
JPS61142608A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 高周波用リツツ線 |
JPS6193509A (ja) * | 1985-07-19 | 1986-05-12 | 株式会社フジクラ | ケ−ブル導体 |
JPS6276216A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | 株式会社フジクラ | 高周波電線 |
JPH05175059A (ja) * | 1991-12-21 | 1993-07-13 | Totoku Electric Co Ltd | 変圧器 |
JPH07335040A (ja) * | 1994-04-12 | 1995-12-22 | Minoru Edamoto | オーディオ用等のケーブル |
JPH09320350A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-12 | Fujikura Ltd | 絶縁電線 |
JPH1040745A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | リッツ線を用いた同芯ケーブル |
JP2004207386A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Nippon Koden Corp | 同軸ケーブルおよびそれを用いた伝送トランス |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007242264A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Hitachi Cable Ltd | 同軸ケーブル及び多心ケーブル |
JP4720546B2 (ja) * | 2006-03-06 | 2011-07-13 | 日立電線株式会社 | 同軸ケーブル及び多心ケーブル |
JP2008010328A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Ltk Technologies Kk | 絶縁電線、絶縁電線複合線及びシールド電線 |
WO2012120993A1 (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-13 | 株式会社 潤工社 | 伝送ケーブル |
JP5276224B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2013-08-28 | 株式会社潤工社 | 伝送ケーブル、多芯伝送ケーブル及び信号の伝送方法 |
CN103339691A (zh) * | 2011-03-04 | 2013-10-02 | 株式会社润工社 | 传输电缆 |
US8866017B2 (en) | 2011-03-04 | 2014-10-21 | Junkosha, Inc. | Transmission cable |
WO2013108895A1 (ja) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | 住友電気工業株式会社 | ケーブル |
CN104054142A (zh) * | 2012-01-19 | 2014-09-17 | 住友电气工业株式会社 | 缆线 |
US9412497B2 (en) | 2012-01-19 | 2016-08-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Cable |
CN107785672A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-03-09 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 导电组件和具有其的电机、压缩机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2013069755A1 (ja) | 高速信号伝送ケーブル | |
EP2682953B1 (en) | Transmission cable | |
US8554034B2 (en) | Optical-electrical hybrid transmission cable | |
JP2000322950A (ja) | 平衡伝送シールドケーブル | |
JP2016201273A (ja) | 差動信号伝送ケーブル及び多芯差動信号伝送ケーブル | |
JP2011142070A (ja) | 多心ケーブル | |
JP4110382B2 (ja) | ディジタル信号差動伝送用ケーブル、その製造方法およびこれを用いたハーネス | |
JP7140074B2 (ja) | 同軸ケーブル | |
JP2011258330A (ja) | ツイストペアケーブル | |
JP2003045244A (ja) | セミフレキシブル極細同軸線及びその端末接続方法 | |
JP2014191884A (ja) | 同軸ケーブル及びその製造方法 | |
US20010032732A1 (en) | Coaxial cable improved in transmission characteristic | |
JP2005166560A (ja) | ケーブルコア及び伝送ケーブル | |
JP2009164039A (ja) | 2芯平行ケーブル | |
WO2018147293A1 (ja) | 同軸ケーブル | |
JP2006190562A (ja) | 同軸ケーブル | |
JP6572661B2 (ja) | ジャンパ線 | |
US11158439B2 (en) | Shielded two-core electric wire routing structure which can be rerouted by bent-twisting the electric wire at a number of points per unit length | |
JP6589752B2 (ja) | 差動信号伝送用ケーブル及び多芯差動信号伝送用ケーブル | |
JP2003249128A (ja) | 伝送ケーブル | |
KR101120365B1 (ko) | 코팅형 금속 차폐층을 포함하는 마이크로 동축케이블 및 이의 제조방법 | |
JP2003123555A (ja) | 極細漏洩同軸線 | |
KR102103558B1 (ko) | 오디오 케이블 | |
JP3964832B2 (ja) | 差動信号伝送用ハーネス | |
JP2002352640A (ja) | 極細同軸ケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090526 |