JP2005165371A - 整備者スキル管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】整備者のスキルを正確に把握して各種処理に適用可能ならしめる整備者スキル管理システムを提供する。
【解決手段】平均的なスキルを有する整備者の点検及び修理に要する時間を平均処理時間として点検及び修理の種類毎に格納する第1データベース11と、整備者のスキルを表すスキル値を格納する第2データベース12と、前記第1データベースに格納されている平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して前記第2データベースに登録する処理装置10、とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】平均的なスキルを有する整備者の点検及び修理に要する時間を平均処理時間として点検及び修理の種類毎に格納する第1データベース11と、整備者のスキルを表すスキル値を格納する第2データベース12と、前記第1データベースに格納されている平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して前記第2データベースに登録する処理装置10、とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、整備者スキル管理システムに関し、特に点検及び修理(以下、本明細書では、単に「点検」という場合がある)に携わる整備者のスキルを管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザからの依頼に応じて整備工場で車両を点検する場合、整備工場では、点検の種類毎に定められている複数の点検項目の各々の工数を加算して総工数を算出する。ここで、工数とは、仕事量を時間を単位として表示する場合、一人の作業者が単位時間に行う作業量を表す。そして、当該整備工場で管理している整備スケジュールを参照し、総工数を処理できる日及び時間に、その依頼に係る点検を割り当てて整備を行うという運用がなされている。
【0003】
このような技術として、例えば、特開2000−20581号は「整備車両の入庫管理システム」を開示している。この入庫管理システムでは、端末から顧客が整備内容と入庫希望条件を与えると、ホストコンピュータは、整備内容から整備に必要な期間を計算し、ホストコンピュータの記憶装置に記憶されている入出庫管理テーブルの中から顧客の希望条件に沿って整備の可能な空いている期間を検出する。この期間の中の最適な入庫日が自動決定されて端末に表示される。端末からの顧客による確定の入力に応じて、最適な入庫日及びこの入庫日から定まる出庫日が入出庫テーブルに自動登録されて入庫予約が行われる。これにより、顧客のみで入庫の登録ができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した車両の点検の依頼がなされた場合の工数は、標準的な工数に基づいて算出される。この標準的な工数は、複数の整備者の経験や能力を平均することにより予め求められる。従って、点検に要する時間は、スキルの大きい整備者とそうでない整備者とでは大きく異なる。ところで、近年は、車両の点検の依頼の形態も多様化しており、例えば出勤途中の0.5時間、1時間といった短時間で点検を完了して欲しいという顧客が増加している。
【0005】
しかしながら、従来は、標準的な工数に基づいて点検に必要な時間を算出して依頼された点検の受付可否を判断しているので、スキルの大きい整備者であれば顧客の要望に沿った時間で可能な点検であっても不可能であると判断される場合が発生している。そこで、整備者のスキルを正確に把握し、ユーザの要望に応じた納期で点検を完了できるように、適切な整備者を点検に充当できるシステムの開発が望まれている。
【0006】
本発明は上述したような要請に応えるためになされたものであり、その目的は、整備者のスキルを正確に把握して各種処理に適用可能ならしめる整備者スキル管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る整備者スキル管理システムは、上記目的を達成するために、平均的なスキルを有する整備者の点検及び修理に要する時間を平均処理時間として点検及び修理の種類毎に格納する第1データベースと、整備者のスキルを表すスキル値を格納する第2データベースと、前記第1データベースに格納されている平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して前記第2データベースに登録する処理装置、とを備えている。
【0008】
この整備者スキル管理システムによれば、平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して第2データベースに登録しているので、整備者のスキルを正確に把握することができる。
【0009】
この整備者スキル管理システムでは、前記第1データベースに格納される平均処理時間は、複数の整備者が実際の点検及び修理に要した複数の時間のうち、特異時間を除いて平均することにより算出できる。この構成によれば、平均的なスキルを有する整備者を客観的に想定することができる。
【0010】
また、この整備者スキル管理システムでは、前記第2データベースは、更に、講習受講履歴及び経験年数を表す情報を含み、前記処理装置における前記整備者のスキル値の算出は、前記差又は比、並びに前記第2データベースに格納された前記講習受講履歴及び経験年数を表す情報に基づいて行うように構成できる。この構成によれば、実処理時間のみならず、講習受講履歴及び経験年数をも勘案して整備者のスキルが定められるので、整備者に付されるスキルが、より普遍的なものになる。
【0011】
また、この整備者スキル管理システムでは、前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、依頼された車両の点検及び修理の可否を判断するように構成できる。この構成によれば、車両の点検及び修理の可否の判断の確度が向上する。
【0012】
更に、この整備者スキル管理システムでは、前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、整備者の動労に対して支払う対価を決定するように構成できる。この構成によれば、整備者を正当に評価して報酬を支払うことができるので、整備者の向上心、労働意欲を増進させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの概略構成を示すブロック図である。この整備者スキル管理システムは、処理装置10、並びに、この処理装置10に接続された第1データベース11、第2データベース12及び端末装置13から構成されている。
【0015】
処理装置10は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、汎用コンピュータといった情報処理装置から構成されている。この処理装置10は、端末装置13からの指令に応答して、第1データベース11及び第2データベースの内容に基づいて各種処理を行う。この処理装置10で実行される処理の詳細は後述する。
【0016】
第1データベース11は、例えばディスク装置上に構築することができる。この第1データベース11は、車両の点検項目(種類)毎に、平均的なスキルを有する整備者の点検に要する時間を平均処理時間(FRT:Flat Rate Time)として格納している。この第1データベース11には、点検項目として6万種程度が用意されている。従って、整備者の平均処理時間、即ち、整備者のスキル値を細かい点検項目毎に指定できるので、例えば点検に必要な時間を精密に算出できる。
【0017】
この第1データベース11は、車両のモデル毎に用意される。従って、新車種の開発及びモデルチェンジがなされる毎に、第1データベース11が作成され、車両の点検に供される。なお、平均的なスキルを有する整備者は、国や地域によって異なることが考えられる。この場合、各国や地域の実状に合致するように、第1データベース11に格納される平均処理時間に所定の係数を乗算して使用することができる。
【0018】
第2データベース12は、例えばディスク装置上に構築することができる。この第2データベース12は、複数の整備者のスキルをそれぞれ表す複数のスキル値から成るスキル情報を格納している。具体的には、複数の整備者のスキル、即ち、講習受講履歴、経験年数、実処理時間及び過去に経験した作業(修理)内容等、並びにこれらを所定の規則に従って数値化したスキル値を格納している。
【0019】
端末装置13は、例えばキーボードとモニタ装置とから構成されている。この端末装置13は、処理装置10に情報を入力し、また、処理装置10で処理された結果を表示するために使用される。
【0020】
次に、上記の構成において、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの動作を図2に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0021】
この整備者スキル管理システムでは、先ず、平均処理時間の登録処理が実行され(ステップS10〜S12)、次いで、スキル値の登録処理が実行され(ステップS13〜S16)、その後、登録されたスキル値を使用して各種処理が実行される(ステップS17)。
【0022】
平均処理時間の登録処理では、平均処理時間が算出されて第1データベース11に登録される。具体的には、先ず、n人(nは3以上の整数)の整備者が、所定の検査項目について、時間を計測しながら実際に点検作業を行う。そして、計測されたn人分の点検時間(点検作業の開始から終了までの時間)が端末装置13を用いて処理装置10に入力される(ステップS10)。
【0023】
次いで、処理装置10は、平均処理時間を算出する(ステップS11)。この処理では、点検作業に最も多くの時間を費やした整備者の点検時間と点検作業に最も少ない時間を費やした整備者の点検時間(これらを「特異時間」という)とを除くn−2人分の点検時間の平均値が算出される。
【0024】
次いで、処理装置10は、上記ステップS11で算出した平均値を、平均処理時間として第1データベース11に登録する(ステップS12)。
【0025】
図2では図示を省略しているが、上記ステップS10〜S12の処理が、6万種程度の全検査項目について実施される。これにより、第1データベース11が完成する。
【0026】
なお、上記nは例えば「10」程度とすることができる。この場合、平均処理時間の算出処理では、特異時間を除く8人分の点検時間の平均値が算出される。また、平均処理時間は、点検作業に最も多くの時間及び次に多くの時間を費やした二人の整備者の点検時間と、点検作業に最も少ない時間及び次に少ない時間を費やした二人の整備者の点検時間とを特異時間とすることもできる。この場合、6人分の点検時間の平均値が算出される。
【0027】
スキル値の登録処理では、各整備者のスキル値が算出されて第2データベース12に登録される。具体的には、先ず、一人の整備者が、所定の検査項目について、時間を計測しながら実際に点検作業を行う。そして、計測された点検時間が端末装置13を用いて処理装置10に入力される(ステップS13)。次いで、第1データベース11から上記所定の検査項目の平均処理時間が読み出される(ステップS14)。
【0028】
次いで、処理装置10は、スキル値を算出する(ステップS15)。具体的には、ステップS13で入力された点検時間とステップS14で読み出された平均処理時間との差が算出される。そして、算出された差の大きさに応じて、例えば4ランクに分類される。なお、このスキル値の算出処理では、ステップS13で入力された点検時間とステップS14で読み出された平均処理時間との比を算出し、この算出された比の大きさに応じて、例えば4ランクに分類するように構成できる。
【0029】
次いで、処理装置10は、上記ステップS15で分類されたランクを、その整備者のその検査項目に対するスキル値として第2データベース12に登録する(ステップS16)。
【0030】
図2では図示を省略しているが、上記ステップS13〜S16に示した点検や修理を行って時間を測定してスキル値を算出するという処理は、実際には、例えばエンジンやトランスミッションといった点検項目中の大分類における代表的な点検や修理項目のみについて実施される。そして、他の点検や修理項目については、実際に実施された結果から類推することによりスキル値が算出される。このような方法を用いることにより、6万種にも及ぶ点検項目の各々のスキル値を効率よく算出できる。これにより、一人の整備者に対する第2データベース12が完成する。
【0031】
なお、上記では第2データベース12へのスキル値の登録は一括して行うように構成したが、整備者が実際に点検や修理を行う都度、その点検や修理に要した時間を測定し、この測定結果に基づいてスキル値を算出し、算出されたスキル値を、その点検や修理に対応する点検項目の新たなスキル値として第2データベース12の内容を更新するように構成できる。この構成によれば、第2データベース12に格納されるスキル値は、整備者のスキルアップに伴う最新のスキル値に変更され、また、類推されたスキル値は実際のスキル値に変更されるので、常に整備者の正確なスキル値を把握できる。
【0032】
上述したようにして第1データベース11及び第2データベース12が完成すると、以下、この第2データベース12に登録されたスキル値を用いた各種処理が実行される(ステップS17)。
【0033】
この各種処理の一例として、依頼された車両の点検の可否を判断する予約点検処理を挙げることができる。この場合、例えば予約に係る車両を整備工場の整備スケジュールに組み込むことができるかどうかを判断するに際し、例えば希望納期が短い点検の依頼に対しては、予約に係る車両の点検の内容に対して大きいスキル値を有する整備者を第2データベース12から検索して割り当てることができる。この構成によれば、車両の点検の可否の判断の確度が向上し、顧客の要望に応じた短納期での点検が可能になる。
【0034】
上記各種処理の他の例として、整備者の評価処理を挙げることができる。この場合、スキル値に応じて、整備者の動労に対して支払うべき対価を決定するように構成する。この構成によれば、整備者を正当に評価して報酬を支払うことができるので、整備者の向上心、労働意欲を増進させることができる。
【0035】
以上説明したように、この実施の形態に係る整備者スキル管理システムによれば、平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して第2データベースに登録しているので、整備者のスキルを正確に把握することができる。
【0036】
なお、上述した実施の形態では、スキル値は、平均処理時間と整備者の実処理時間との差又は比で決定するように構成したが、更に、整備者の講習受講履歴及び経験年数を第2データベース12に登録しておき、上記ステップS15では、これらを加味してスキル値を算出するように構成することができる。この構成によれば、整備者に付されるスキルが、より普遍的なものになる。
【0037】
更に、上記第2データベース12の内容は、定期的に更新するように構成できる。この構成によれば、整備者の自己研鑽を反映したスキル値を付与することができるので、整備者の評価が正当なものになると共に、整備者の向上心や労働意欲を増進させることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る整備者スキル管理システムによれば、整備者のスキルを正確に把握して各種処理に適用可能ならしめる整備者スキル管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの動作を説明するためにフローチャートである。
【符号の説明】
10 処理装置
11 第1データベース
12 第2データベース
13 端末装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、整備者スキル管理システムに関し、特に点検及び修理(以下、本明細書では、単に「点検」という場合がある)に携わる整備者のスキルを管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザからの依頼に応じて整備工場で車両を点検する場合、整備工場では、点検の種類毎に定められている複数の点検項目の各々の工数を加算して総工数を算出する。ここで、工数とは、仕事量を時間を単位として表示する場合、一人の作業者が単位時間に行う作業量を表す。そして、当該整備工場で管理している整備スケジュールを参照し、総工数を処理できる日及び時間に、その依頼に係る点検を割り当てて整備を行うという運用がなされている。
【0003】
このような技術として、例えば、特開2000−20581号は「整備車両の入庫管理システム」を開示している。この入庫管理システムでは、端末から顧客が整備内容と入庫希望条件を与えると、ホストコンピュータは、整備内容から整備に必要な期間を計算し、ホストコンピュータの記憶装置に記憶されている入出庫管理テーブルの中から顧客の希望条件に沿って整備の可能な空いている期間を検出する。この期間の中の最適な入庫日が自動決定されて端末に表示される。端末からの顧客による確定の入力に応じて、最適な入庫日及びこの入庫日から定まる出庫日が入出庫テーブルに自動登録されて入庫予約が行われる。これにより、顧客のみで入庫の登録ができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した車両の点検の依頼がなされた場合の工数は、標準的な工数に基づいて算出される。この標準的な工数は、複数の整備者の経験や能力を平均することにより予め求められる。従って、点検に要する時間は、スキルの大きい整備者とそうでない整備者とでは大きく異なる。ところで、近年は、車両の点検の依頼の形態も多様化しており、例えば出勤途中の0.5時間、1時間といった短時間で点検を完了して欲しいという顧客が増加している。
【0005】
しかしながら、従来は、標準的な工数に基づいて点検に必要な時間を算出して依頼された点検の受付可否を判断しているので、スキルの大きい整備者であれば顧客の要望に沿った時間で可能な点検であっても不可能であると判断される場合が発生している。そこで、整備者のスキルを正確に把握し、ユーザの要望に応じた納期で点検を完了できるように、適切な整備者を点検に充当できるシステムの開発が望まれている。
【0006】
本発明は上述したような要請に応えるためになされたものであり、その目的は、整備者のスキルを正確に把握して各種処理に適用可能ならしめる整備者スキル管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る整備者スキル管理システムは、上記目的を達成するために、平均的なスキルを有する整備者の点検及び修理に要する時間を平均処理時間として点検及び修理の種類毎に格納する第1データベースと、整備者のスキルを表すスキル値を格納する第2データベースと、前記第1データベースに格納されている平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して前記第2データベースに登録する処理装置、とを備えている。
【0008】
この整備者スキル管理システムによれば、平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して第2データベースに登録しているので、整備者のスキルを正確に把握することができる。
【0009】
この整備者スキル管理システムでは、前記第1データベースに格納される平均処理時間は、複数の整備者が実際の点検及び修理に要した複数の時間のうち、特異時間を除いて平均することにより算出できる。この構成によれば、平均的なスキルを有する整備者を客観的に想定することができる。
【0010】
また、この整備者スキル管理システムでは、前記第2データベースは、更に、講習受講履歴及び経験年数を表す情報を含み、前記処理装置における前記整備者のスキル値の算出は、前記差又は比、並びに前記第2データベースに格納された前記講習受講履歴及び経験年数を表す情報に基づいて行うように構成できる。この構成によれば、実処理時間のみならず、講習受講履歴及び経験年数をも勘案して整備者のスキルが定められるので、整備者に付されるスキルが、より普遍的なものになる。
【0011】
また、この整備者スキル管理システムでは、前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、依頼された車両の点検及び修理の可否を判断するように構成できる。この構成によれば、車両の点検及び修理の可否の判断の確度が向上する。
【0012】
更に、この整備者スキル管理システムでは、前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、整備者の動労に対して支払う対価を決定するように構成できる。この構成によれば、整備者を正当に評価して報酬を支払うことができるので、整備者の向上心、労働意欲を増進させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの概略構成を示すブロック図である。この整備者スキル管理システムは、処理装置10、並びに、この処理装置10に接続された第1データベース11、第2データベース12及び端末装置13から構成されている。
【0015】
処理装置10は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、汎用コンピュータといった情報処理装置から構成されている。この処理装置10は、端末装置13からの指令に応答して、第1データベース11及び第2データベースの内容に基づいて各種処理を行う。この処理装置10で実行される処理の詳細は後述する。
【0016】
第1データベース11は、例えばディスク装置上に構築することができる。この第1データベース11は、車両の点検項目(種類)毎に、平均的なスキルを有する整備者の点検に要する時間を平均処理時間(FRT:Flat Rate Time)として格納している。この第1データベース11には、点検項目として6万種程度が用意されている。従って、整備者の平均処理時間、即ち、整備者のスキル値を細かい点検項目毎に指定できるので、例えば点検に必要な時間を精密に算出できる。
【0017】
この第1データベース11は、車両のモデル毎に用意される。従って、新車種の開発及びモデルチェンジがなされる毎に、第1データベース11が作成され、車両の点検に供される。なお、平均的なスキルを有する整備者は、国や地域によって異なることが考えられる。この場合、各国や地域の実状に合致するように、第1データベース11に格納される平均処理時間に所定の係数を乗算して使用することができる。
【0018】
第2データベース12は、例えばディスク装置上に構築することができる。この第2データベース12は、複数の整備者のスキルをそれぞれ表す複数のスキル値から成るスキル情報を格納している。具体的には、複数の整備者のスキル、即ち、講習受講履歴、経験年数、実処理時間及び過去に経験した作業(修理)内容等、並びにこれらを所定の規則に従って数値化したスキル値を格納している。
【0019】
端末装置13は、例えばキーボードとモニタ装置とから構成されている。この端末装置13は、処理装置10に情報を入力し、また、処理装置10で処理された結果を表示するために使用される。
【0020】
次に、上記の構成において、本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの動作を図2に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0021】
この整備者スキル管理システムでは、先ず、平均処理時間の登録処理が実行され(ステップS10〜S12)、次いで、スキル値の登録処理が実行され(ステップS13〜S16)、その後、登録されたスキル値を使用して各種処理が実行される(ステップS17)。
【0022】
平均処理時間の登録処理では、平均処理時間が算出されて第1データベース11に登録される。具体的には、先ず、n人(nは3以上の整数)の整備者が、所定の検査項目について、時間を計測しながら実際に点検作業を行う。そして、計測されたn人分の点検時間(点検作業の開始から終了までの時間)が端末装置13を用いて処理装置10に入力される(ステップS10)。
【0023】
次いで、処理装置10は、平均処理時間を算出する(ステップS11)。この処理では、点検作業に最も多くの時間を費やした整備者の点検時間と点検作業に最も少ない時間を費やした整備者の点検時間(これらを「特異時間」という)とを除くn−2人分の点検時間の平均値が算出される。
【0024】
次いで、処理装置10は、上記ステップS11で算出した平均値を、平均処理時間として第1データベース11に登録する(ステップS12)。
【0025】
図2では図示を省略しているが、上記ステップS10〜S12の処理が、6万種程度の全検査項目について実施される。これにより、第1データベース11が完成する。
【0026】
なお、上記nは例えば「10」程度とすることができる。この場合、平均処理時間の算出処理では、特異時間を除く8人分の点検時間の平均値が算出される。また、平均処理時間は、点検作業に最も多くの時間及び次に多くの時間を費やした二人の整備者の点検時間と、点検作業に最も少ない時間及び次に少ない時間を費やした二人の整備者の点検時間とを特異時間とすることもできる。この場合、6人分の点検時間の平均値が算出される。
【0027】
スキル値の登録処理では、各整備者のスキル値が算出されて第2データベース12に登録される。具体的には、先ず、一人の整備者が、所定の検査項目について、時間を計測しながら実際に点検作業を行う。そして、計測された点検時間が端末装置13を用いて処理装置10に入力される(ステップS13)。次いで、第1データベース11から上記所定の検査項目の平均処理時間が読み出される(ステップS14)。
【0028】
次いで、処理装置10は、スキル値を算出する(ステップS15)。具体的には、ステップS13で入力された点検時間とステップS14で読み出された平均処理時間との差が算出される。そして、算出された差の大きさに応じて、例えば4ランクに分類される。なお、このスキル値の算出処理では、ステップS13で入力された点検時間とステップS14で読み出された平均処理時間との比を算出し、この算出された比の大きさに応じて、例えば4ランクに分類するように構成できる。
【0029】
次いで、処理装置10は、上記ステップS15で分類されたランクを、その整備者のその検査項目に対するスキル値として第2データベース12に登録する(ステップS16)。
【0030】
図2では図示を省略しているが、上記ステップS13〜S16に示した点検や修理を行って時間を測定してスキル値を算出するという処理は、実際には、例えばエンジンやトランスミッションといった点検項目中の大分類における代表的な点検や修理項目のみについて実施される。そして、他の点検や修理項目については、実際に実施された結果から類推することによりスキル値が算出される。このような方法を用いることにより、6万種にも及ぶ点検項目の各々のスキル値を効率よく算出できる。これにより、一人の整備者に対する第2データベース12が完成する。
【0031】
なお、上記では第2データベース12へのスキル値の登録は一括して行うように構成したが、整備者が実際に点検や修理を行う都度、その点検や修理に要した時間を測定し、この測定結果に基づいてスキル値を算出し、算出されたスキル値を、その点検や修理に対応する点検項目の新たなスキル値として第2データベース12の内容を更新するように構成できる。この構成によれば、第2データベース12に格納されるスキル値は、整備者のスキルアップに伴う最新のスキル値に変更され、また、類推されたスキル値は実際のスキル値に変更されるので、常に整備者の正確なスキル値を把握できる。
【0032】
上述したようにして第1データベース11及び第2データベース12が完成すると、以下、この第2データベース12に登録されたスキル値を用いた各種処理が実行される(ステップS17)。
【0033】
この各種処理の一例として、依頼された車両の点検の可否を判断する予約点検処理を挙げることができる。この場合、例えば予約に係る車両を整備工場の整備スケジュールに組み込むことができるかどうかを判断するに際し、例えば希望納期が短い点検の依頼に対しては、予約に係る車両の点検の内容に対して大きいスキル値を有する整備者を第2データベース12から検索して割り当てることができる。この構成によれば、車両の点検の可否の判断の確度が向上し、顧客の要望に応じた短納期での点検が可能になる。
【0034】
上記各種処理の他の例として、整備者の評価処理を挙げることができる。この場合、スキル値に応じて、整備者の動労に対して支払うべき対価を決定するように構成する。この構成によれば、整備者を正当に評価して報酬を支払うことができるので、整備者の向上心、労働意欲を増進させることができる。
【0035】
以上説明したように、この実施の形態に係る整備者スキル管理システムによれば、平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して第2データベースに登録しているので、整備者のスキルを正確に把握することができる。
【0036】
なお、上述した実施の形態では、スキル値は、平均処理時間と整備者の実処理時間との差又は比で決定するように構成したが、更に、整備者の講習受講履歴及び経験年数を第2データベース12に登録しておき、上記ステップS15では、これらを加味してスキル値を算出するように構成することができる。この構成によれば、整備者に付されるスキルが、より普遍的なものになる。
【0037】
更に、上記第2データベース12の内容は、定期的に更新するように構成できる。この構成によれば、整備者の自己研鑽を反映したスキル値を付与することができるので、整備者の評価が正当なものになると共に、整備者の向上心や労働意欲を増進させることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明に係る整備者スキル管理システムによれば、整備者のスキルを正確に把握して各種処理に適用可能ならしめる整備者スキル管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る整備者スキル管理システムの動作を説明するためにフローチャートである。
【符号の説明】
10 処理装置
11 第1データベース
12 第2データベース
13 端末装置
Claims (5)
- 平均的なスキルを有する整備者の点検及び修理に要する時間を平均処理時間として点検及び修理の種類毎に格納する第1データベースと、
整備者のスキルを表すスキル値を格納する第2データベースと、
前記第1データベースに格納されている平均処理時間と整備者が実際の点検及び修理に要した実処理時間との差又は比に基づいて整備者のスキル値を算出して前記第2データベースに登録する処理装置、
とを備えた整備者スキル管理システム。 - 前記第1データベースに格納される平均処理時間は、複数の整備者が実際の点検及び修理に要した複数の時間のうち、特異時間を除いて平均することにより算出される、請求項1に記載の整備者スキル管理システム。
- 前記第2データベースは、更に、講習受講履歴及び経験年数を表す情報を含み、
前記処理装置における前記整備者のスキル値の算出は、前記差又は比、並びに前記第2データベースに格納された前記講習受講履歴及び経験年数を表す情報に基づいて行われる、請求項1又は2に記載の整備者スキル管理システム。 - 前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、依頼された車両の点検及び修理の可否を判断する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の整備者スキル管理システム。
- 前記処理装置は、更に、前記第2データベースに登録された整備者のスキル値に基づいて、整備者の労働に対して支払う対価を決定する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の整備者スキル管理システム。
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