JP2000214905A - 作業管理支援装置 - Google Patents

作業管理支援装置

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JP2000214905A
JP2000214905A JP1579199A JP1579199A JP2000214905A JP 2000214905 A JP2000214905 A JP 2000214905A JP 1579199 A JP1579199 A JP 1579199A JP 1579199 A JP1579199 A JP 1579199A JP 2000214905 A JP2000214905 A JP 2000214905A
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JP1579199A
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Yasuharu Horikawa
康晴 堀川
Yasuhito Ito
泰人 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程を短縮でき、作業管理を容易にする作業
管理支援装置を得る。 【解決手段】 作業管理支援装置は、ステップS1にお
いて製品の製造を指示する製造指示情報を工程ごとの作
業指示情報に展開し、ステップS2〜S4において設備
の処理能力から作業指示情報に対応させて設備ごとの設
備処理能力を算出し、設備処理能力と設備ごとの仕掛量
とに基づき設備優先度を設定し、設備優先度中において
計画完了時期の近い順に納期優先度を設定する。ステッ
プS5,S6において納期優先度中において予め定めら
れた製品ごとの優先度に従い進捗優先度を設定する。ス
テップS7において、作業すべき作業が発生していれば
ステップS8にてその予定時刻を修正する。ステップS
9,S10において作業優先度を設定し、作業優先度と
作業者情報とに基づき作業者への作業割り当てを設定す
る。作業者はステップS11の作業指示の表示に従って
必要な作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造ラインにおけ
る製品の製造指示情報を工程ごとの作業指示情報に展開
し、この作業指示情報と作業者情報とに基づいて作業者
への作業の割り当ての設定を行う作業管理支援装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の作業管理支援装置として、例えば
特開平7−168881号公報に示されたものがある。
これは、工程毎の作業についての作業指示情報とこの作
業指示情報に係る作業の前関係の作業の進捗状況や後関
係の作業の負荷状況等とを比較して各工程毎の作業指示
情報に優先順位を付加して作業現場へ出力するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の作
業管理支援装置は、作業者の作業状態、保有スキルなど
の作業者情報が考慮されていない。このため、例えば特
定の場所に設置したCRT画面上に表示される製品進捗
ならびに作業者スキルおよび作業者の勤怠状況をライン
の監督者が把握して、作業者へ作業エリア、作業内容を
包括的に指示していた。
【0004】作業者はライン監督者からの指示に従い発
生した作業の順に作業し、緊急を要する作業はライン監
督者が直接作業者に指示しなければならなかった。ま
た、作業者も次にどんな作業が発生するか把握できず、
指示された作業と目前で生じる作業の応答に従うだけで
あった。
【0005】このように、ライン監督者が作業エリア、
作業内容を包括的に指示し、作業者は作業の発生順に作
業していたため、作業者により作業負荷が偏り、急ぐべ
き作業が放置され、その結果製造納期が遅延したり、進
捗を乱すなどの問題点があった。この発明は、上記のよ
うな問題点を解消するためになされたものであり、作業
者情報を考慮して作業の優先順位を決定でき、最適な作
業指示が可能となり、また次にどのような作業が発生す
るかを予測、または随時発生した作業を割り込ませ、担
当作業者に作業を割り振り、作業者へ指示することがで
きる作業管理支援装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の作業管理支援装置においては、製品の製造
を指示する製造指示情報を工程ごとの作業指示情報に展
開し作業者が行うべき作業の優先度である作業優先度の
設定を行う作業優先度展開手段と、作業優先度と作業者
情報とに基づき作業者への作業割り当てを設定する作業
割り当て設定手段とを備えたものである。これら各手段
により工程を円滑に進行させることができ、特に作業割
り当て設定手段により作業優先度と作業者情報とに基づ
き作業者への作業割り当てを設定するので、作業者に適
切に作業を割り当てることができる。また、作業管理が
容易になり円滑な作業の進行を図ることができる。
【0007】そして、作業優先度展開手段は、製品の製
造を指示する製造指示情報を工程ごとの作業指示情報に
展開する工程展開手段、上記作業指示情報に対応させて
設備ごとの設備処理能力を算出する設備能力算出手段、
上記設備処理能力と上記設備ごとの仕掛量とに基づき上
記設備の優先度を設定する設備優先度設定手段、上記設
備優先度中において計画された完了時期の近い順に納期
優先度を設定する納期優先度設定手段、この納期優先度
中において上記製品ごとの優先度に従い進捗優先度を設
定する進捗優先度設定手段、及び上記作業優先度と予め
定められた作業の優先度とに基づき作業優先度を設定す
る作業優先度設定手段を有するものであることを特徴と
する。これら各手段により工程を円滑に進行させること
ができ、特に進捗優先度と作業者情報とに基づき作業者
への作業割り当てを設定する作業割り当て設定手段によ
り作業者へ適切に作業の割り当てを行うことができ作業
管理が容易である。
【0008】さらに、設備優先度設定手段は、設備の処
理能力と当該設備に仕掛かっている仕掛量とに基づき設
備余剰能力を求め、設備余剰能力の小さい順に設備優先
度を設定するものであることを特徴とする。設備余剰能
力の小さい順に設備優先度を設定するので、設備余剰能
力の小さい設備における工程を円滑に進行させることが
できる。
【0009】また、設備ごとの設備情報を収集する設備
情報収集手段、及び作業割り当ての設定情報と設備情報
とに基づき進捗の管理を行う進捗管理手段を設けたこと
を特徴とする。進捗の管理が可能となる。
【0010】そして、作業割り当て設定手段は、作業者
が行うべき作業を作業者ごとにかつ時系列に設定するも
のであることを特徴とする。行うべき作業を時系列に設
定するので、各作業者は今行うべく作業、次に行うべき
作業を容易に知ることでき、作業能率が向上する。ま
た、次に行うべき作業を事前に知ることで精神的なスト
レスが緩和される。
【0011】さらに、作業者情報は、作業者の勤怠情報
と、作業者の入退場情報と、作業可能な作業域と、作業
者の作業状態情報と、作業者の有する技能情報とのうち
の少なくとも二つを含むものであることを特徴とする。
作業者情報に基づいて作業を適切に割り当てることがで
き、また特定の作業者に作業が偏るのを防止できる。
【0012】また、作業者が作業すべき作業が発生した
とき、作業割り当ての設定を修正する作業割り当て設定
修正手段を設けたことを特徴とする。ロット処理作業や
段取り替え作業など作業者が作業すべき作業が発生した
ときに作業割り当ての設定を修正し、進捗の変化に対応
して適切に作業割り当ての設定を行う。また、変化に緊
急度の高い作業を優先させることができる。
【0013】そして、作業割り当ての設定を表示する端
末装置を設けたことを特徴とする。端末装置の表示にに
より、作業の割り当ての設定を容易に知ることができ
る。
【0014】さらに、端末装置は、作業者が着手する作
業の内容、作業の開始時刻、終了時刻を送信する送信装
置を有するものであることを特徴とする。これら送信情
報により、進捗状態や設備の処理状態を迅速に把握でき
る。
【0015】また、端末装置は、携帯可能なものである
ことを特徴とする。端末装置を、携帯可能なものとすれ
ば端末装置の活用が容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図10はこの発明の実施の
一形態を示すものであり、図1は作業者へ作業指示する
ための作業管理支援装置の構成図、図2は作業者端末の
構成図、図3はその前面図である。図4は作業管理支援
装置の動作を示すフローチャート、図5は設備優先度設
定の詳細手順を示すフローチャートである。図6は設備
優先度の設定例を示す設定図、図7は納期優先度の設定
例を示す設定図である。図8は作業者選択図、図9は予
定時刻を示す予定時刻図、図10は予定時刻修正図であ
る。
【0017】これらの図において、記憶装置1は、対象
製品ごとの工程、工程別タクトタイムなどの製品別工程
基礎情報11、製品の加工や検査を行う設備の能力や台
数、故障回数、故障修復時間の合計等の設備基礎情報1
2、各作業者の保有スキルとそのレベル等の作業者基礎
情報13を記憶している。さらに、材料の在庫情報1
4、各設備における現在処理している製品名、数量、開
始時刻、経過時間等の設備情報15、各設備に仕掛かっ
ている製品の仕掛情報16、作業者の勤怠情報17、製
造の進捗情報18を記憶している。これら記憶装置1の
各情報は随時更新される。
【0018】図示しない製造計画装置から、製造すべき
製品名、数量、必要完了日等の製造指示情報が、作業管
理装置2へ与えられる。なお、設備故障の復旧、設備の
定期点検や定期保全等の製品の製造外の製造外情報も、
作業管理装置2へ与えられる。
【0019】作業管理装置2は、工程展開手段21、設
備処理能力算出手段22、設備優先度設定手段23、納
期優先度設定手段24、進捗優先度設定手段25、作業
優先度設定手段26、作業割り当て設定手段27、及び
進捗管理手段28を有する。なお、工程展開手段21、
設備処理能力算出手段22、設備優先度設定手段23、
納期優先度設定手段24、進捗優先度設定手段25、及
び作業優先度設定手段26がこの発明における作業優先
度展開手段を構成し、作業優先度設定手段26と作業割
り当て設定手段27と進捗管理手段28とがこの発明に
おける作業割り当て設定修正手段を構成している。
【0020】工程展開手段21は与えられた製造指示情
報に基づき、記憶装置1に記憶された工程基礎情報11
を用いて各工程ごとの作業指示情報に展開する。設備処
理能力算出手段22は、工程展開手段21の展開した作
業指示情報と設備基礎情報12とから各設備ごとに処理
能力を算出する。設備優先度設定手段23は、設備別に
工程余剰能力を算出し、その数値が小さい順に設備優先
度を決定する。納期優先度設定手段24は、設備優先度
設定手段23が求めた設備優先度別に設備に仕掛かって
いるロットを全て抽出し、必要完了日までの残時間の小
さい順に納期優先度を設定する。
【0021】進捗優先度設定手段25は、開発品か量産
品かの区分、製品の必要度等により、納期優先度を見な
おし進捗優先度を設定する。作業優先度設定手段26
は、進捗優先度設定手段25が設定した進捗優先度に対
応する作業を、予め定められらた作業優先度に従って見
直し、作業優先度を設定する。
【0022】作業割り当て設定手段27は、作業優先度
設定手段26が設定した作業優先度中において、作業者
が行うべき作業を作業者基礎情報13及び勤怠情報17
を参照して作業者ごとに割り当てを設定し、作業者端末
4へ出力する。このとき、予め判明している定期点検や
定期保全などの製造外指示情報による作業は、作業優先
度設定手段26に基づいて設定された作業と作業との間
に配分する。
【0023】進捗管理手段28は、作業者が行うべき作
業が発生していないかを常時チェックし、作業が発生し
たときには作業の予定時刻を修正し、作業優先度の修正
を行い、作業者端末4へ出力する。また、進捗管理手段
28は作業者端末4、設備情報収集手段5から作業者の
作業状態、各設備の状況、すなわち作業の着手、完了、
加工開始、加工中、加工完了、停止(製品待ち)、故
障、仕掛等の情報を適宜入手して作業割り当ての設定値
と比較し、進捗の管理を行う。要すれば設備処理能力算
出手段22ないし作業割り当て設定手段27へ再計算、
再設定の指示を行う。あわせて、入手した情報を設備情
報15ないし進捗情報18へ反映する。
【0024】なお、記憶装置1、作業管理装置2は、C
PUとROM、RAM、HDDなどの記憶装置を有する
計算機により実現している。
【0025】作業者端末4は、作業管理装置2が作業者
へ指示する作業指示内容を表示するとともに作業者が作
業管理装置2へ作業の開始・完了を報告するためのもの
であるが、詳細構成は後述する。作業管理装置2と作業
者端末4との間のデータの送受信は、LAN3、図示し
ないターミナルアダプタ等を介して行われる。設備情報
収集手段5は各設備6の情報の収集を行い、作業管理装
置2を介して設備情報15、仕掛情報16へ反映する。
【0026】次に、作業者端末4の詳細を図2、図3に
より説明する。図2において、送受信部41は作業管理
装置2とのデータの送受信を行う。前面部42は作業指
示等を表示する表示部42a、開始すべき作業がある場
合に作業者へ連絡するためのスピーカ42bを有する。
作業者端末4の前面図である図3において、表示部42
aは作業指示または作業者名を表示し、作業および作業
者の選択ならびに作業の開始/終了および中断/復帰を
選択メニューを表示する。なお、作業が発生した場合等
で警告音を発するスピーカ42bは前面部42の前面部
の左下に設けられている。
【0027】入力部43は作業を選択するためにカーソ
ルを移動するための作業選択キー43a,43b及び作
業の開始/終了および中断/復帰を選択するためにカー
ソルを移動するためのメニュー選択キー43c,43
d、作業者が作業および操作を選択し、作業管理装置2
へ送信するための送信ボタン43eを有する。CPU4
4は作業者リストや詳細作業項目を記憶する。メモリは
データ変換および送受信および画面を制御する。
【0028】作業管理装置2よりLAN3を経由して伝
送された作業指示等のデータ信号は送受信部41(図
2)で受信する。この受信信号はデジタルデータに変換
しCPU44へ伝送され、メモリ45へ保存される。C
PU44は作業指示を行うために作業者端末コードと一
致する作業のみ選択し表示部42aに表示する。その
時、開始すべき未実施作業項目がある場合はスピーカ4
2bにより警告音で知らせる。
【0029】作業者が勤怠情報、入退室情報、作業情報
等を報告する時、入力部43の作業選択キー43a,4
3b、メニュー選択キー43c,43d及び送信ボタン
43eによりCPU44へ入力する。CPU44は、入
力部43からの信号に従い表示部42aを制御し、送信
指示があった場合は所定のデータフォーマットを作成し
送受信部41へ伝送する。送受信部41は上記データを
送信用信号に変換し作業管理装置2へ送信する。
【0030】次に、作業管理装置2の動作を図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、工程別に使用す
る設備6、設備別の工程別タクトタイム、ロット別必要
完了日、ロット優先情報、材料在庫情報、仕掛情報、作
業者の勤怠情報、作業状態情報、作業スキル等の情報
は、予め記憶装置1に格納され、随時更新し、必要に応
じて取り出せるようにされている。
【0031】ステップS1において、工程展開手段21
が、図示しない製造計画装置から与えられた製造指示情
報を、記憶装置1に記憶された工程基礎情報11を参照
して対象製品ごとの工程、設備、工程別タクトタイム、
各工程ごとの作業指示情報等に展開する。
【0032】ステップS2において設備情報収集手段5
によって設備の処理情報を収集する。設備情報収集手段
5は各設備の処理情報すなわち、処理プロセス名、処理
している製品名、数量、開始時刻、経過時間等を設備6
より収集する。このとき、設備が故障していれば故障時
刻、故障箇所、経過時間等の故障情報が設備の処理情報
の一部として設備基礎情報12に蓄積される。
【0033】ステップS3において、設備処理能力算出
手段22が各設備6別の設備処理能力を算出する。工程
基礎情報11より製品の処理プロセスと設備情報と製品
の工程別に使用される設備別・工程別タクトタイムとそ
の設定単位と設定年月日を検索し、収集した設備6の故
障情報をある期間について集計し、設備の処理時間と故
障件数から全ての設備6について、次の算出式 平均故障修復時間=(故障修復時間合計/故障回数の合
計)/集計期間の日数 により算出する。さらに、この1日当たり平均故障修復
時間と1日当たり基準操業時間とタクトタイムから次の
算出式 設備・工程別処理能力=(操業時間−平均故障修復時
間)/タクトタイム により各設備6の設備・工程別処理能力を算出する。
【0034】ステップS4において、設備優先度設定手
段23が設備優先度の設定を行う。すなわち、上記ステ
ップS2で求めた設備・工程別処理能力と設備6別の仕
掛数と、仕掛ロット名と、工程コードより、各設備およ
び工程別に算出した設備処理能力と現在の仕掛数を比較
して設備余剰能力を算出し、設備別に工程別余剰能力を
合計する。その数値が小さい順に設備優先度を設定す
る。合計値が等しい場合は仕掛ロットIDを比較して同
一であれば設備優先度を同一とする。等しくない場合は
工程がより後工程であるロットが含まれている設備を優
先する。
【0035】ここで、ステップS4の詳細フローを図5
に基づいて説明する。ステップS3において算出した設
備・工程別処理能力から、まず現日時のロット別に仕掛
工程を調べ、タクトタイムを全仕掛について積算した合
計値を差し引いて設備・工程別余剰能力を算出する(ス
テップS41)。この余剰能力を設備別に工程別に合計
し、設備別余剰能力の合計を算出する(ステップS4
2)。
【0036】仕掛ロットは同一工程を処理できる複数の
設備がある場合が考えられ、設備別余剰能力の合計値が
等しい設備を探す(ステップS43)。ある場合は、こ
の設備に仕掛かるロットは全く同一であるため、仕掛ロ
ットIDが全く同一かどうかを判断する(ステップS4
4)。
【0037】仕掛ロットIDが全く同一である場合は、
どの設備で処理しても可能であるため、設備優先度を同
一とする(ステップS45)。この仕掛ロットIDが一
部でも異なる場合は、設備優先度は異なるものとなり、
仕掛ロットIDの工程がより後工程である設備の設備優
先度を上げる(ステップS46)。以上の処理を全設備
に対して行い、全設備の設備優先度を設定する(ステッ
プS47)。このようにして設定された設備優先度決定
の一例を図6に示す。
【0038】次にステップS5において、納期優先度設
定手段24はロットの納期優先度の設定を行う。上記ス
テップS4にて求めた設備優先度別に設備に仕掛かって
いるロットを全て洗い出し、各ロットの該当工程毎に予
め設定されている計画工程完了日時を基準情報から検索
する。この計画完了日時から現在日時を差し引いた残時
間の小さい順に納期優先順序を設定する。同一残時間で
ある場合には同一の納期優先度とする。この算出結果の
一例を図7に示す。図中、ロット優先度欄中の符号A,
B,Cは、この順に優先度が高いことを表している。
【0039】ステップS6において、進捗優先度設定手
段25は進捗優先度の設定を行う。上記ステップS5に
おいて求めた納期優先度が通常そのまま進捗優先度とな
るが、同一の納期優先度であるロットは、予め設定され
ているロット処理優先度に従って、進捗優先度を設定す
る。このロット処理優先度は、開発品または量産品か、
製品の重要度等に基づき設定されるものである。これで
もなお、進捗優先度が同一である場合は、工程に投入さ
れた順で進捗優先度を設定する。この段階で処理するロ
ットの優先順位が設定される。
【0040】ステップS7において、進捗管理手段28
は作業の発生のチェックを行う。随時、設備処理情報収
集手段5から送られる設備の処理情報を調べ、ロット処
理や段取り替えなどの作業の発生をチェックする。作業
者の行う作業としては、例えば、材料を補充したり交換
する材料供給作業、段取り替え作業、ロットを設備6に
投入し完了したロットを次工程まで運搬するロット処理
作業、定期点検・定期保全作業、設備の故障を復旧する
故障復旧作業等がある。
【0041】ロット処理の作業が発生した場合、ステッ
プS8において、予定時刻の修正を行う。このとき、設
備情報収集手段5にて収集した設備処理情報によって確
定したロット処理時刻からロット優先順位に従って予め
設定されている設備・工程別の処理時間を累積してい
き、設備別にその後のロット毎の予定開始・完了時刻を
算出し、ステップS6にて算出した予定時刻(進捗優先
度に基づく図7の計画完了日時)を修正する。修正例を
図9に示す。時刻の修正後、ステップS9へ行く。この
ように、作業者が行う作業の発生の都度、時刻の修正を
行い、時々刻々変化する進捗状況にタイムリーに対応し
て作業割り当ての設定を行うようにしている。作業が発
生していない場合は、ステップS7から直ちにステップ
S9へ行く。
【0042】ステップS9において、作業優先度設定手
段26は、ステップS6で設定された予定時刻(進捗優
先度)あるいはステップS8で修正された予定時刻に対
応する各作業を、予め定められた作業優先順位に従って
見直す。すなわち、同一進捗優先度の場合は、作業優先
順位の高い順に作業優先度を設定する。
【0043】作業者が行う作業としては、ロットを設備
6へ投入し加工が完了したロットを取り出し次工程まで
搬送するロット処理作業、段取り替え作業、材料を補充
したり交換する材料供給作業、定期点検・定期保全作
業、設備の故障を復旧する故障復旧作業等がある。この
実施の形態においては、これら作業の優先度を、故障復
旧、材料供給、ロット処理作業、段取り替え、定期点検
・定期保全作業の順に設定している。
【0044】ステップS10において、作業割り当て設
定手段27は作業の割り当ての設定を行う。作業の割り
当ては、出勤し、入室している作業者の中から、作業エ
リア、作業スキル、作業状態、割り当て作業数に基づい
て作業者を選択する。
【0045】図8によって作業割り当て設定手段27に
よる作業割り当ての設定の例を説明する。まず、作業者
基礎情報13から該当エリアに配置されているエリア作
業者(以下、単に作業者という)と、これらの作業者の
保有スキルと、エリア別に設定されているこの作業に必
要スキルのレベルを把握する。この保有スキル及び必要
スキルの各レベルは0〜5までにランク付けし、0は全
く作業をすることができないことを意味し、数値が上が
るほどスキルのレベルが高いことを意味している。
【0046】次に、エリア内にいる作業者の作業状態を
把握して待機中の作業者を選択する。この選択された作
業者の中から必要スキルを満足し、保有スキルとの差が
小さい作業者を選択する。待機中の作業者もしくは必要
スキルを満足する作業者がいない場合は、入室している
作業者で設備優先度、作業優先度の順での低い作業をし
ている作業者から選択する。この場合も該当者がいない
場合は入室している作業者全ての中から選択する。
【0047】一人も入室していない場合は入室していな
い者も含めてエリア内の作業者全員の中から選択する。
割り当てる作業者の候補を選択した後、さらに割り当て
作業数の小さい作業者を選択し、なお且つ複数の作業者
が選択された場合は登録されている作業者リストの最初
にある作業者を選択する。このようにして、図8の枠J
で囲まれた作業者Dが選定される。同様に、他の作業に
ついても適する作業者が選定される。このようにして作
業優先度と対応させて、作業の予定時刻、当該作業を行
う予定の作業者が決定され、作業割り当ての設定が行わ
れる。以上がステップS10である。
【0048】ステップS11において、作業者別に割り
当てた作業を、作業割り当て設定手段27から作業者別
に設けられている作業者端末4へ伝達し作業指示を行
う。このとき、作業管理装置2は作業者別に割り当てた
作業を、作業者、作業者端末コード、送信時刻、設備、
工程、作業名、ロットID、段取り替え有無をファイル
として作成し、LAN3を経由し図示しないターミナル
アダプタへ送信する。
【0049】ターミナルアダプタは、作業管理装置2か
ら送信された情報を、所定の伝送フォーマットに変換し
送信する。作業者端末4は送信された情報を受信し、自
身の作業者端末コードと一致する作業のみを表示する。
作業者は図9に示すような各自の作業者端末4の指示作
業内容及びスケジュールに従って作業を実施する。
【0050】ステップS12において、作業者は作業の
開始・終了時に作業者端末4から作業管理装置2へ報告
する。ロット処理開始、故障復旧、材料供給その他の作
業必要な作業を開始する場合は、作業選択キー43a,
43bにより予め設定されている上記項目を選択し、開
始あるいは終了を選択して作業管理装置2へ報告する。
【0051】作業者の勤怠状態、入退室状態、作業状態
は作業者端末4からの報告時に、作業管理装置2は作業
者別にそれを随時更新する。また、作業者端末4からの
作業の開始・終了報告並びに設備からの設備処理情報及
び設備故障情報から、進捗管理手段28は仕掛情報16
や進捗情報18を随時更新する。また、設備別・(詳
細)作業項目別に作業時間を計算し、作業時刻の計画に
使用するためのデータベースに、一定期間の平均値を算
出して保存する。
【0052】なお、進捗管理手段28は作業者端末4か
らの作業開始・終了報告ならびに設備6からの設備処理
開始・終了報告および設備故障開始等の作業の発生の報
告があった場合は、作業割り当て設定手段26等に指令
を発し、作業優先度や作業の割り当ての設定を修正し、
作業者端末4への伝送・表示する。
【0053】また、進捗管理手段28は上記のような動
作を行うとともに、全体の工程進捗が計画通りで進行し
ているかどうかを監視し、例えば設備の小故障等により
ある程度の進捗の遅れ、当該工程での仕掛の増大等が発
生した場合は、設備処理能力算出手段22に再度設備能
力を修正算出させ、以降の一連の再設定を行わせる。ま
た、設備の故障の復旧に所定以上の時間を要する場合な
どは、復旧計画を立てこれら情報を作業管理装置2に入
力して、一連の再設定を行わせる。なお、作業優先度設
定手段26と作業割り当て設定手段27と進捗管理手段
28とがこの発明における作業割り当て設定修正手段を
構成している。
【0054】なお、図1における製造指示情報、製造外
指示情報は、所定の間隔で更新され、その更新の都度、
製造管理装置2は図4に示した一連のステップS1〜S
12を実施し、内容の更新を行う。
【0055】次に、作業者端末4の詳細機能を図3によ
って説明する。作業者は、出勤した時に作業者端末4に
表示されている作業者名リストから該当作業者を作業選
択キー43a,43bで選択し、メニュー選択キー43
c,43dで出社を選択する。その後、送信ボタン43
eを押して、作業者端末4は作業者ID、作業者端末コ
ード、送信時刻を、所定の伝送フォーマットに変換して
図示しないターミナルアダプタへ送信する。
【0056】この情報は、LAN3を経由して作業管理
装置2へ報告される。作業管理装置2はこの情報に基づ
き、作業者別の勤怠情報を更新して記憶装置1に記憶す
る。退社する場合は、メニュー選択キー43c,43d
で退社を選択し作業管理装置2へ報告する。作業管理装
置2へ報告した後、作業者端末4には作業者リストが表
示される。
【0057】また、作業者は休憩等でライン等所定域へ
の入室あるいは退室の都度、メニュー選択キー43c,
43dで入室および退室を選択した後、送信ボタン43
eを押して作業管理装置2へ送信し、作業管理装置2は
勤怠情報17と同様に作業者別の入退室情報を更新す
る。
【0058】作業者端末4は作業管理装置2から現在発
生している作業、すなわち作業割り当て情報を受信し、
現在時刻より作業予定時刻が小さい作業がある場合は、
すなわち予定時刻よりも遅れている場合は、警告音をス
ピーカ42bより発報し作業者へ知らせる。作業者は作
業者端末4に表示された作業指示内容に従い作業に着手
する。作業を開始する時に、着手する作業を作業選択キ
ー43a,43bで選択し、メニュー選択キー43c,
43dで開始を選択した後、作業管理装置2へ送信し作
業開始報告を行う。
【0059】同様にして、作業を終了した時にも作業完
了報告を行う。また、作業を中断/復帰する時も作業管
理装置2へその報告を行う。このようにして、作業管理
装置2は作業者の作業状態を作業、退場、中断、待機の
状態で把握し、記憶装置1に記憶する。なお、作業内容
を表示する画面上のカーソルはしばらくすると最上位項
目の位置に自動的に移動する。作業者は作業者端末4の
送信ボタン43eを押すだけで作業報告を完了できる。
【0060】また、詳細作業項目別に作業の報告をする
場合は、詳細をメニュー選択キー43c,43dにより
選択すると現在選択中の詳細作業項目が表示される。こ
の詳細作業項目は別途作業者端末4から作業管理装置2
の作業割り当て再設定手段27に入力され、進捗情報1
8として記憶装置1へ保存される。そして、定期的に作
業管理装置2からLAN3を経由して全ての作業者端末
4へ伝送され、作業者端末4のメモリに記憶される。
【0061】作業者は作業開始の報告をした後、詳細作
業項目を作業選択キー43a,43bにより選択し、開
始または終了をメニュー選択キー43c,43dにより
選択した後、送信ボタン43eで作業管理装置2へ報告
することが可能である。
【0062】以上のように、作業優先度設定手段により
作業の優先度を設定し、この作業優先度に従い作業者が
行うべき作業を作業者の勤怠情報、保有スキルその他の
作業者情報に基づいて割り当ての設定を行い、割り当て
の結果を作業者端末に作業者別にかつ時系列に表示する
ようにした。
【0063】このように、作業者情報を考慮して作業の
優先順位を決定でき、最適な作業指示が可能となる。ま
た、次にどのような作業が発生するかを予測、または随
時発生した作業を割り込ませ、担当作業者に作業を割り
振り、作業者へ指示することができ、作業が特定の作業
者に偏るのを防止できる。また、作業者は今行うべき作
業、これから行うべき作業を容易に知ることができ、ス
トレスが軽減される。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0065】すなわち、製品の製造を指示する製造指示
情報を工程ごとの作業指示情報に展開し作業者が行うべ
き作業の優先度である作業優先度の設定を行う作業優先
度展開手段と、この作業優先度と作業者情報とに基づき
作業者への作業割り当てを設定する作業割り当て設定手
段とを備えたので、工程を円滑に進行させることがで
き、特に作業割り当て設定手段により作業優先度と作業
者情報とに基づき作業者への作業割り当てを設定するの
で、作業者に適切に作業を割り当てることができる。ま
た、作業管理が容易になり円滑な作業の進行を図ること
ができ、工機の短縮が可能となる。
【0066】そして、作業優先度展開手段は、製品の製
造を指示する製造指示情報を工程ごとの作業指示情報に
展開する工程展開手段、作業指示情報に対応させて設備
ごとの設備処理能力を算出する設備能力算出手段、設備
処理能力と設備ごとの仕掛量とに基づき設備の優先度を
設定する設備優先度設定手段、設備優先度中において計
画された完了時期の近い順に納期優先度を設定する納期
優先度設定手段、この納期優先度中において予め定めら
れた製品ごとの優先度に従い進捗優先度を設定する進捗
優先度設定手段、及び進捗優先度と作業者情報とに基づ
き作業者への作業割り当てを設定する作業割り当て設定
手段を設けたものであることを特徴とするので、工程を
円滑に進行させることができ、特に作業割り当て設定手
段により作業優先度と作業者情報とに基づき作業者への
作業割り当てを設定するので、作業者に適切に作業を割
り当てることができる。また、作業管理が容易になり円
滑な作業の進行を図ることができ、工機の短縮が可能と
なる。
【0067】さらに、設備優先度設定手段は、設備の処
理能力と当該設備に仕掛かっている仕掛量とに基づき設
備余剰能力を求め、設備余剰能力の小さい順に設備優先
度を設定するものであることを特徴とするので、設備余
剰能力の小さい順に設備優先度を設定するので、設備余
剰能力の小さい設備における工程を円滑に進行させるこ
とができる。
【0068】また、設備ごとの設備情報を収集する設備
情報収集手段、及び作業割り当ての設定情報と設備情報
とに基づき進捗の管理を行う進捗管理手段を設けたこと
を特徴とするので、進捗の管理が可能となる。
【0069】そして、作業割り当て設定手段は、作業者
が行うべき作業を作業者ごとにかつ時系列に設定するも
のであることを特徴とするので、行うべき作業を時系列
に設定することにより各作業者は今行うべく作業、次に
行うべき作業を容易に知ることでき、作業能率が向上す
る。また、次に行うべき作業を事前に知ることで精神的
なストレスが緩和される。
【0070】さらに、作業者情報は、作業者の勤怠情報
と、作業者の入退場情報と、作業可能な作業域と、作業
者の作業状態情報と、作業者の有する技能情報とのうち
の少なくとも二つを含むものであることを特徴とするの
で、作業者情報に基づいて作業を適切に割り当てること
ができ、また特定の作業者に作業が偏るのを防止でき、
作業管理が容易になる。
【0071】また、作業者が作業すべき作業が発生した
とき、作業割り当ての設定を修正する作業割り当て設定
修正手段を設けたことを特徴とするので、ロット処理作
業や段取り替え作業など作業者が作業すべき作業が発生
したときに作業割り当ての設定を修正し、進捗の変化に
対応して適切に作業割り当ての設定を行うことができ
る。また、変化に緊急度の高い作業を優先させることが
できる。
【0072】そして、作業割り当ての設定を表示する端
末装置を設けたことを特徴とするので、端末装置の表示
により、作業の割り当ての設定を容易に知ることができ
る。
【0073】さらに、端末装置は、作業者が着手する作
業の内容、作業の開始時刻、終了時刻を送信する送信装
置を有するものであることを特徴とするので、これら送
信情報により、進捗状態や設備の処理状態を迅速に把握
できる。
【0074】また、端末装置は、携帯可能なものである
ことを特徴とするので、携帯して活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態である作業管理支援
装置の構成図である。
【図2】 図1の作業者端末の構成図である。
【図3】 図2の作業者端末の前面図である。
【図4】 図1の作業管理支援装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 設備優先度設定の詳細手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】 設備優先度の設定例を示す設定図である。
【図7】 納期優先度の設定例を示す設定図である。
【図8】 作業者の選択を示す作業者選択図である。
【図9】 予定時刻を示す予定時刻図である。
【図10】 予定時刻の修正結果を示す予定時刻修正図
である。
【符号の説明】
1 記憶装置、2 作業管理装置、4 作業者端末、5
設備情報収集手段、6 設備、11 工程基礎情報、
12 設備基礎情報、13 設備基礎情報、14 在庫
情報、15 仕掛情報、16 設備情報、17 勤怠情
報、18 進捗情報、21 工程展開手段、22 設備
処理能力算出手段、23 設備優先度設定手段、24
納期優先度設定手段、25 進捗優先度設定手段、26
作業優先度設定手段、27 作業割り当て設定手段、
28 進捗管理手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C042 RJ02 RJ12 RJ20 5B049 BB07 CC21 CC33 CC35 DD01 EE01 EE05 EE56 FF03 FF04 FF06 FF07 GG04 GG07 GG09 5H215 AA06 BB09 CC07 CX01 CX06 GG09 HH03 JJ14 JJ15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の製造を指示する製造指示情報を工
    程ごとの作業指示情報に展開し作業者が行うべき作業の
    優先度である作業優先度の設定を行う作業優先度展開手
    段と、上記作業優先度と作業者情報とに基づき作業者へ
    の作業割り当てを設定する作業割り当て設定手段とを備
    えた作業管理支援装置。
  2. 【請求項2】 作業優先度展開手段は、製品の製造を指
    示する製造指示情報を工程ごとの作業指示情報に展開す
    る工程展開手段、上記作業指示情報に対応させて設備ご
    との設備処理能力を算出する設備能力算出手段、上記設
    備処理能力と上記設備ごとの仕掛量とに基づき上記設備
    の優先度を設定する設備優先度設定手段、上記設備優先
    度中において計画された完了時期の近い順に納期優先度
    を設定する納期優先度設定手段、この納期優先度中にお
    いて上記製品ごとの優先度に従い進捗優先度を設定する
    進捗優先度設定手段、及び上記進捗優先度と予め定めら
    れた作業の優先度とに基づき作業優先度を設定する作業
    優先度設定手段を有するものであることを特徴とする請
    求項1に記載の作業管理支援装置。
  3. 【請求項3】 設備優先度設定手段は、設備の処理能力
    と当該設備に仕掛かっている仕掛量とに基づき設備余剰
    能力を求め、設備余剰能力の小さい順に設備優先度を設
    定するものであることを特徴とする請求項2に記載の作
    業管理支援装置。
  4. 【請求項4】 設備ごとの設備情報を収集する設備情報
    収集手段、及び作業割り当ての設定情報と上記設備情報
    とに基づき進捗の管理を行う進捗管理手段を設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載の作業管理支援装置。
  5. 【請求項5】 作業割り当て設定手段は、作業者が行う
    べき作業を作業者ごとにかつ時系列に設定するものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装
    置。
  6. 【請求項6】 作業者情報は、作業者の勤怠情報と、作
    業者の入退場情報と、作業可能な作業域と、作業者の作
    業状態情報と、作業者の有する技能情報とのうちの少な
    くとも二つを含むものであることを特徴とする請求項1
    に記載の作業管理支援装置。
  7. 【請求項7】 作業者が作業すべき作業が発生したと
    き、作業割り当ての設定を修正する作業割り当て設定修
    正手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業
    管理支援装置。
  8. 【請求項8】 作業割り当ての設定を表示する端末装置
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業管理支
    援装置。
  9. 【請求項9】 端末装置は、作業者が着手する作業の内
    容、作業の開始時刻、終了時刻を送信する送信装置を有
    するものであることを特徴とする請求項8に記載の作業
    管理支援装置。
  10. 【請求項10】 端末装置は、携帯可能なものであるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の作業管理支援装置。
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