JP2014026415A - 発注支援装置、発注支援方法および生産管理システム - Google Patents

発注支援装置、発注支援方法および生産管理システム Download PDF

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Takuya Takeuchi
拓也 竹内
Tetsuya Nitta
哲哉 新田
Satoshi Takatsudo
智史 高津戸
Masakazu Shiratori
雅一 白鳥
Shunichi Oikawa
俊一 及川
Hisayuki Matsumoto
久幸 松本
Shinji Arima
進司 有馬
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Abstract

【課題】交換スケジュール管理を効率よくできる発注支援装置を提供する。
【解決手段】交換部品ごとに、交換部品の信頼性の重要度を示す信頼性重要度、事前保守または事後保守の保守方式、交換周期、前回の交換からの所要時間、交換部品を発注してから納入までに要する納期時間、最小在庫数、保守担当者が要求する要求在庫数、現在在庫数が記憶されている記憶部と、発注スケジュールの作成要求を受理した際に、交換周期、前回の交換からの所要時間、納期時間に基づいて、交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブル830を作成し、要求在庫数および現在在庫数に基づき発注すべき員数を表示するとともに、保守方式が事前方式の場合、発注を要する旨の識別情報を、保守方式が事後方式の場合、発注の検討を要する旨の識別情報を、保守方式にかかわらず、在庫に余剰があると判断された場合、余剰がある旨の識別情報を、表示部に表示する処理部とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、保守担当者が保守に必要な部品を発注するための発注支援装置、発注支援方法および生産管理システムに関する。
鉄鋼プラントにおいては、コンピュータ、プラントコントローラ、ドライブシステム、センサシステムなどの各種のハードウェアを使用しているため、性能を維持するためにメンテナンスが必要である。このため、例えば、納入メーカの保守担当者は、顧客のニーズに応じるために、顧客から要求があった場合に即座にハードウェアに係わる部品を準備しなければならない。
特許文献1には、定期的なメンテナンスに必要な部品を効率的に発注するための交換部品発注処理装置が開示されている。交換部品管理サーバの制御部は、保守対象機器を特定し、保守担当者端末から注文条件を取得する。そして、制御部は保守対象機器の保守情報や部品情報を取得する。そして、制御部は、初期値設定処理の対象部品について予測残を算出し、予測残と最短サイクルとを比較する。予測残が最短サイクルより小さい場合、制御部は部品発注データ記憶部に交換個数をセットするようにしている。
特開2008−186192号公報
特許文献1に係る部品は、複合器などの電子機器を対象としたものであり、部品を交換するサイクルを特定するための量(交換サイクル量)に関するデータは、出力枚数に関するデータである。一方、鉄鋼プラントにおいては、多種多様な部品が対象となるため、交換サイクル量を所定のデータで決定することができないという問題がある。
また、鉄鋼プラントの電機品を構成する部品点数(消耗品、交換部品は含む)は、1万点以上あり、保守担当者が、今必要となる交換部品が何で、また、今後必要となる交換部品をどの順番で用意すればよいか(交換スケジュール)を効率良く把握する仕組みが渇望されていた。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、交換スケジュール管理ができ、しかも、保守担当者が保守に必要な部品を効率よく発注することができる発注支援装置、発注支援方法および生産管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明による発注支援装置(例えば、発注支援サーバ10)は、交換部品ごとに、該交換部品の信頼性の重要度を示す信頼性重要度、事前保守または事後保守の保守方式、交換周期、前回の交換からの所要時間(例えば、使用月数)、該交換部品を発注してから納入までに要する納期時間、最小在庫数、保守担当者が要求する要求在庫数(例えば、最適在庫数)、現在在庫数が記憶されている記憶部と、発注スケジュールの作成要求を受理した際に、交換周期、前回の交換からの所要時間、納期時間に基づいて、交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブル(例えば、発注スケジュールテーブル830)を作成し、要求在庫数および現在在庫数に基づき発注すべき員数を表示するとともに、保守方式が事前方式の場合、発注を要する旨の識別情報(例えば、図8に示す○印)を、保守方式が事後方式の場合、発注の検討を要する旨の識別情報(例えば、図8に示す△印)を、保守方式にかかわらず、在庫に余剰があると判断された場合、余剰がある旨の識別情報(例えば、図8に示す□印)を、表示部に表示する処理部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、交換スケジュール管理ができ、しかも、保守担当者が保守に必要な部品を効率よく発注することができる。
本発明の実施形態に係る発注支援システムを示す図である。 発注支援サーバのハードウェア構成を示す図である。 監視用通信機器のハードウェア構成を示す図である。 データベースの構成を示す図である。 データベースの構成を示す図である。 データベースの構成を示す図である。 発注支援の処理フローを示す図である。 登録画面の初期画面を示す図である。 登録画面による交換予備品・消耗品の設定方法を示す図である。 発注スケジュール画面による発注スケジュールの設定方法を示す図である。 発注依頼書の一例を示す図である。 顧客企業、保守企業、部品生産企業との関係を示す図である。 部品生産企業が需要先の発注予定を確認する確認画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る発注支援システムを示す図である。発注支援システムは、基本的には、発注支援サーバ10(発注支援装置)および保守担当者端末20から構成される。また、図1には、発注支援システムに関連するものとして、製造工場30、発注管理サーバ40、および部品発注先システム50がある。また、製造工場30内には保守対象である設備310があり、設備310の監視用通信機器320が設置されている。発注支援サーバ10、保守担当者端末20、発注管理サーバ40、監視用通信機器320、および部品発注先システム50はネットワーク60を介して相互に通信可能に接続されている。
発注支援サーバ10は、CPU13(処理部)(図2参照)と、各種データを格納するデータベース200(記憶部)とを有している。CPU13は、保守対象製品を検索する製品検索部110、製品を構成する部品の検索する部品検索部120、部品の故障情報を検索する故障情報検索部130、監視用通信機器320から故障情報を収集する故障情報収集部140、保守用の部品の発注スケジュールを作成する発注スケジュール作成部150、発注依頼書を作成する発注依頼書作成部160などの処理プログラムを実行する。
製品検索部110は、製品検索要求があると、製品名、製品IDなどをキーとして該当する製品について、製品情報210(図2、図4B参照)などを検索する処理プログラムである。部品検索部120は、部品検索要求があると、部品名、部品IDなどをキーとして該当する部品について、製品・利用部品情報220(図2、図4B参照)などを検索する処理プログラムである。故障情報検索部130は、部品の故障情報の取得要求があると、部品・修理情報231(図4B参照)などを検索し故障情報を検索する処理プログラムである。故障情報収集部140は、具体的には、多数の製造工場30の設備310の状態を監視する監視用通信機器320から、故障情報を収集する処理プログラムである。発注スケジュール作成部150は、具体的には、図8に示す発注スケジュールテーブル830を作成する処理プログラムである。詳細については後記する。発注依頼書作成部160は、発注依頼書作成要求があると、具体的には、図9に示す発注依頼書900を作成する処理プログラムである。詳細については後記する。
発注支援サーバ10は、発注依頼書作成部160で作成した発注仕様書を発注管理サーバ40に送信し、発注管理サーバ40が、各発注先の部品発注先システム50に、発注仕様書を発行する。発注管理サーバ40は、発注データを一元管理するため、発注支援サーバ10が有するデータベース200を共通に使用することが好ましい。
本実施形態の発注支援システムは、保守担当者が、例えば、各地にある鉄鋼プラントの保守部品を準備する上で、下記の事項を実現することを狙いとしている。
(1)交換部品に対し、信頼性重要度を選定し、信頼性重要度の高い部品の予備品の確保を優先することで、不要な在庫を防ぐ必要がある。
(2)保全方式として、予防保全したいもの、事後保全でもよいものを設定し、事後保全でもよいものに関しては、不要な在庫を無理に抱えないことも、顧客にとっては必要である。予防保全に係る事前保守とは、顧客が気づく前に予備品を準備し、短時間で直すという保守方法である。事後保全に係る事後保守とは、顧客からの連絡後迅速な修理対応を行う保守方法である。(3)部品の故障に起因するリプレイス方式を、部品単位、ユニット単位、盤単位と設定することで、管理する部品点数を減らし、保守担当者の作業を軽減する必要がある。すなわち、鉄鋼プラントの1万点にも及ぶ部品を準備するのにかかる保守担当者の負担を軽減することである。
図2は、発注支援サーバのハードウェア構成を示す図である。発注支援サーバ10は、表示装置11(表示部)、入力装置12(入力部)、CPU13(処理部)、通信装置14、データベース200(記憶部)、メモリ100、およびこれらを接続するバス15から構成される。表示装置11は、ディスプレイなどであり、発注支援サーバ10による処理の実行状況や実行結果などを表示する。入力装置12は、キーボードやマウスなどのコンピュータに指示を入力するための装置であり、プログラム起動などの指示を入力する。CPU13は、メモリ100に格納される各種プログラムを実行する。通信装置14は、ネットワーク60を介して、他の装置と各種データやコマンドを交換する。データベース200は、発注支援サーバ10が処理を実行するための各種データを保存する。メモリ100は、発注支援サーバ10が処理を実行する各種プログラムおよび一時的なデータを保持する。なお、CPUはCentral Processing Unitの略である。
メモリ100には、図1において前記した製品検索部110、部品検索部120、故障情報検索部130、故障情報収集部140、発注スケジュール作成部150、発注依頼書作成部160などの処理プログラムが記憶されている。
データベース200には、製品情報210、製品と部品との関連情報である製品・利用部品情報220、部品情報230、倉庫での管理品情報である倉庫・管理品情報240、倉庫情報250、顧客情報260などが記憶されている。詳細については、図4A、図4B、図4Cにおいて後記する。
図3は、監視用通信機器のハードウェア構成を示す図である。監視用通信機器320は、CPU321、設備310の状態を監視するセンサ322、設備310との入出力信号を送受信するDI/DO323、メモリ324、記憶装置325、通信装置326を含んで構成される。CPU321は、センサ322による計測値が異常であると判定した場合、または、DI/DO323による設備310の異常信号などを検知した場合、設備310の異常個所である装置または機器についての故障情報を、通信装置326を介して発注支援サーバ10に送信する。発注支援サーバ10の故障情報収集部140(図1参照)は、複数の監視用通信機器320からの装置または機器についての故障情報を収集する。
図4A、図4B、図4Cは、データベースの構成を示す図である。データベース200には、各種の情報が記憶されている。図4Aは、顧客情報260、顧客が保有する製造工場または設備を識別する顧客・サイト情報270、サイト情報280、およびサイトに納入された製品を識別するサイト・納入製品情報290を示す。図4Bは、製品情報210、製品の修理情報である製品・修理情報211、製品の発注先である製品・発注先情報212、製品の代替品である製品・代替品情報221、製品・利用部品情報220、部品の修理情報である部品・修理情報231、部品の発注先である部品・発注先情報232、および部品の代替品である部品・代替品情報233を示す。図4Cは、部品情報230、倉庫・管理品情報240、倉庫情報250、および倉庫への入庫および倉庫からの出庫の情報である倉庫・入出庫情報251を示す。
製品情報210には、製品名、製品使用条件、製品期待寿命、製品製造メーカ、製品適合規格、製品利用用途、製品製造中止日、製品不良フラグなどが関連付けられて記憶されている。製品の修理情報である製品・修理情報211には、製品名、修理・交換内容、製品故障頻度などが関連付けられて記憶されている。製品の発注先である製品・発注先情報212には、製品名、製品発注先、製品納期、製品単価、製品保障条件、製品保障期間などが関連付けられて記憶されている。製品の代替品である製品・代替品情報221には、製品名、代替製品名、代替製品メーカ、代替製品納期などが関連付けられて記憶されている。
なお、故障頻度とは、所定期間の故障発生回数を意味する。例えば、所定期間を2年として、故障が4回とすると、平均故障間隔(MTBF)は、24/4として6ヶ月/件となる。また、所定期間を2年として、故障が5回とすると、平均故障間隔(MTBF)は、4.8ヶ月/件となる。なお、平均故障間隔(MTBF)は、あるシステムや機械が故障するまでの時間の平均値であり、修理系(直しながら使うシステムや機械)に適用する。
また、発注支援サーバ10の故障情報収集部140(図1参照)を利用して、故障頻度を算出する場合は、複数の監視用通信機器320からの故障情報に基づいて、所定期間の平均故障回数を算出して求めると、前記平均故障間隔の精度がさらに向上する。すなわち、各製造工場30の設備には、故障を監視する監視用通信機器320を有し、複数の監視用通信機器320と発注支援サーバ10とはネットワークを介して通信可能に接続されており、発注支援サーバ10の処理部は、複数の監視用通信機器320からの故障情報を収集し、故障頻度を算出する場合、複数の監視用通信機器320からの故障情報に基づいて、交換部品の所定期間の平均故障件数を算出し、該算出された平均故障件数を前記故障件数に用いるとよい。
製品・利用部品情報220には、製品名、部品名、部品の製造単位となる部品製造ロット、ロットの製造期間を示すロット製造期間、部品交換周期、部品使用期間、部品の重要度である部品信頼性重要度、部品の保守方式である部品保守区分などが関連付けられて記憶されている。部品・修理情報231には、部品を利用している製品名、部品名、修理の交換情報である修理・交換内容、部品故障頻度などが関連付けられて記憶されている。部品・発注先情報232には、部品を利用している製品名、部品名、部品発注先、部品納期、部品単価、部品保障条件、部品保障期間などが関連付けられて記憶されている。部品・代替品情報233には、部品を利用している製品名、部品名、代替部品名、代替部品メーカ、代替部品納期などが関連付けられて記憶されている。
次に、図4Cについて説明する。部品情報230には、部品名、部品使用条件、部品期待寿命、部品製造メーカ、部品適合規格、部品利用用途、部品製造中止日、部品不良フラグなどが関連付けられて記憶されている。
倉庫・管理品情報240には、倉庫名、製品名、製品管理ID、部品名、部品管理ID、最大在庫数、現在在庫数、最適在庫数、最小在庫数、管理責任者などが関連付けられて記憶されている。
倉庫情報250には、倉庫名、サイト名、場所などが関連付けられて記憶されている。
倉庫への入庫および倉庫からの出庫の情報である倉庫・入出庫情報251には、倉庫名、製品管理ID、部品管理ID、入庫日、出庫日、利用製品名などが関連付けられて記憶されている。
次に図4Aについて説明する。顧客情報260には、顧客名などが関連付けられて記憶されている。顧客が保有する製造工場または設備を識別する顧客・サイト情報270には、顧客名、サイト名などが関連付けられて記憶されている。製造工場または設備を意味するサイト情報280には、サイト名などが関連付けられて記憶されている。サイトに納入された製品を識別するサイト・納入製品情報290には、サイト名、製品名、製品製造ロット、ロット製造期間、製品交換周期、製品使用期間などが関連付けられて記憶されている。
図5は、発注支援の処理フローを示す図である。図5を参照して、交換予備品または消耗品の登録処理、発注スケジュールの設定処理、および発注依頼書作成処理について説明する。図5に示す発注支援の処理フローは、CPU13(処理部)(図2参照)によって実行される。保守担当者端末20から保守支援システムに対して登録要求があると、発注支援サーバ10は、製品名選択の初期画面(図6参照)を保守担当者端末20に表示する(ステップS501)。
図6は、登録画面の初期画面を示す図である。画面600には、製品名選択欄610があり、製品名欄611のプルダウンメニューから製品名を選択し、または製品名を入力できるようになっている。保守担当者は、プルダウンメニューから製品名を選択し、または製品名を入力したのち、マウスなどで決定ボタン612を押下する。なお、画面600においては、製品名での例を示しているが、設備名、サイト名といった単位でも設定できることが好ましい。
図5に戻り、発注支援サーバ10は、決定ボタン612が押下されると、登録画面(図7参照)を表示する(ステップS502)。図7に示す画面600を参照して、保守担当者の入力例について説明する。
図7は、登録画面による交換予備品・消耗品の設定方法を示す図である。図7の画面600には、図6における製品名選択欄610以外に、入力欄620が表示される。入力欄620は、表示切替欄621、入力テーブル630、入力項目をデータベース200に登録するための登録ボタン622を有している。表示切替欄621は、部品、ユニット、盤などの単位で切り替えることができ、本画面例では、部品単位の表示となっている。
入力テーブル630は、型式631、期待寿命632、信頼性に関する重要度である信頼性重要度633、保守方式634、使用月数635、故障頻度636、現在在庫数637、納期638、発注単価639、最適在庫数63A、最小在庫数63Bなどを含んで構成される。
信頼性重要度633は、プルダウンメニューにより下記の重要度A〜Dが選択できる。
A:万一、故障し予備品が無い場合はシステムダウンし致命的影響を与えるもの。
B:故障の場合、機能が低下縮小されるもの。
C:故障の場合、機能が低下縮小されるもの。但し、市販品でも代替可能なもの。
D:通常の使用状態においては交換の必要はないが、万一を考えると準備しておきたいもの。
なお、デフォルト値は、事前に与えられており、変更も可能である。
保守方式634は、プルダウンメニューにより、下記の保守方式が選択できる。
“事前”:事前の保守に使われるもの。
“事後”:事後の修理・交換に使われるもの。
使用月数635は、保管倉庫から搬出されて交換された後、現在までの使用期間を意味する。
故障頻度636は、保守担当者がこれまでの実績から入力してもよいし、故障情報収集部140から得られた故障頻度を自動的に入力してもよい。
各項目とデータベースとの関係について説明する。
型式631は部品情報230の部品名に対応し、期待寿命632は部品情報230の部品・期待寿命または製品・利用部品情報220の部品交換周期に対応し、信頼性重要度633は製品・利用部品情報220の部品信頼性重要度に対応し、保守方式634は製品・利用部品情報220の部品保守区分に対応し、使用月数635は製品・利用部品情報220の部品使用期間に対応し、故障頻度636は部品・修理情報231の部品故障頻度に対応し、現在在庫数637は倉庫・管理品情報240の現在在庫数に対応し、納期638は部品・発注先情報232の部品納期に対応し、発注単価639は部品・発注先情報232の部品単価に対応し、最適在庫数63Aは、倉庫・管理品情報240の最適在庫数に対応し、最小在庫数63Bは倉庫・管理品情報240の最小在庫数に対応する。
型式631(図7の例では部品名)の項目が入力されると、発注支援サーバ10は、期待寿命632、信頼性重要度633、納期638、および発注単価639の項目を、データベース200から自動的に取得し、画面600に表示する。なお、期待寿命632、信頼性重要度633、納期638、および発注単価639の項目は、部品メーカの販売担当者などの情報により、データベース200に予め登録しておくとよい。
保守担当者が、画面600の保守方式634、使用月数635、故障頻度636、現在在庫数637、最適在庫数63A、および最小在庫数63Bの項目について入力する。
画面600の入力例を具体的に説明すると、型式631がX1の場合、期待寿命632は6ヶ月、信頼性重要度633は重要度A、保守方式634は“事前”、使用月数635は3ヶ月、故障頻度636は未入力、現在在庫数637は“1”、納期638は1ヶ月、発注単価639は200K円、最適在庫数63Aは“3”、最小在庫数63Bは“1”である。また、型式631がX2の場合、期待寿命632は6ヶ月、信頼性重要度633は重要度C、保守方式634は“事後”、使用月数635は3ヶ月、故障頻度636は未入力、現在在庫数637は“0”、納期638は1ヶ月、発注単価639は50K円、最適在庫数63Aは“10”、最小在庫数63Bは“10”である。
保守担当者が、保守部品の入力を終了し登録ボタン622を押下すると、図5に戻り、発注支援サーバ10は、データベース200に入力情報を登録する(ステップS503)。そして、発注支援サーバ10は、発注スケジュール設定の画面800(図8参照)を、保守担当者端末20に表示する(ステップS504)。
図8は、発注スケジュール画面による発注スケジュールの設定方法を示す図である。図8の画面800には、製品名選択欄810、発注スケジュール欄820が表示される。製品名選択欄810は、製品名欄811を有し、プルダウンメニューから製品名の選択または製品名を入力できるようになっている。保守担当者は、プルダウンメニューから製品名の選択または製品名を入力したのち、マウスなどで決定ボタン812を押下する。なお、画面600においては、製品名での例を示しているが、設備名、サイト名といった単位でも設定できることが好ましい。
本実施形態では、画面600で登録ボタン622(図7参照)が押下された後、画面800を表示する説明としているが、この場合は、画面600での入力情報を基づいて、画面800が生成される。また、保守担当者が、画面600を介せずに発注スケジュール作成要求すると、画面800が表示されるので、プルダウンメニューから製品名を選択するとよい。
発注スケジュール欄820は、表示切替欄821、発注スケジュールテーブル830、発注依頼書を作成するための発注依頼書作成ボタン822、発注品の選択ができる発注オプション欄823を有している。
表示切替欄821は、部品、ユニット、盤などの単位で切り替えることができ、本画面例では、部品単位の表示となっている。部品、ユニット、および盤の関係は、一般的には、盤は複数のユニットで構成されており、ユニットは複数の部品で構成されている。すなわち、単位の大きさは、盤>ユニット>部品となる。盤を選択すると、構成するユニットおよびユニットを構成する部品が表示される。また、ユニットを選択すると構成する部品が表示される。
発注スケジュールテーブル830は、交換予備品/消耗品831、発注スケジュール832の項目を含んで構成される。交換予備品/消耗品831は、型式、信頼性重要度、保守方式の項目を含み、各項目は図7に示す型式631、信頼性重要度633、保守方式634に対応している。なお、交換予備品/消耗品とは、部品情報230(図4C参照)の部品期待寿命または製品・利用部品情報220(図4B参照)の部品交換周期に、何からの期限が入力されているものを意味する。
発注スケジュール832には、交換周期、および、例えば四半期ごとの項目が表示される。図8に示す例の場合、交換周期が半年および1年の例であるので、四半期ごとの表示としている。交換周期が3ヶ月程度である場合は、月ごと、週ごとの表示に切り換えられる。発注スケジュール832には、○/△/□の表示がされるプルダウンメニュー欄833、および発注数量・金額表示欄834がある。なお、交換周期は、図7に示す期待寿命632に対応して規定されている。
発注数量・金額表示欄834は、例えば、(発注数量:単価金額)で表示され、数量の値は、マウスなどで選択した値を変更することができる。プルダウンメニュー欄833には、○/△/□が表示され、プルダウンメニューにより切り換えられる。なお、○/△/□の表示は下記の定義による。
・保守方式:事前の場合、デフォルトで○を表示する。
・保守方式:事後の場合、デフォルトで△を表示する。
但し、保守方式にかかわらず、
・在庫に余剰がある場合、デフォルトで□を表示する。すなわち、現在在庫数−最小在庫数>0である場合において表示する。
発注支援サーバ10は、原則的に、発注数量の算出については、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分を表示する。しかしながら、表示された発注数量に対し、最小の発注単位まで設定変更することができる。
現在日が20XX年3月末日として具体的に説明すると、型式X1の場合、保守方式が事前、使用月数が3ヶ月、期待寿命が6ヶ月、納期が1ヶ月(図7参照)であるので、第1四半期(4〜6月)に発注する必要(デフォルトで○を表示)があり、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分である発注数は「2」と表示される。しかしながら、保守担当者は、顧客側の予算などの関係上今回は厳しいと判断した場合などに、最小在庫数を維持しながら、発注数量を低減することができる。すなわち、図8においては、最小発注量である「1」と設定されている。また、型式X1の場合、保守担当者は、交換周期が半年ごとであるので、第3四半期(10〜12月)に発注予定が自動的に表示されている。
なお、発注数量・金額表示欄834をマウスなどでクリックすると子画面を表示し、子画面には、型式、発注先企業名、発注部品名、部品スペック、発注数量、希望納期、発注期限などの表示があることが好ましい。なお、型式X1の第1四半期の発注予定の場合は、発注期限は、納期を考慮すると、少なくとも20XX年5月末日までに発注する必要があることが自動的に算出される。
型式X2の場合、保守方式が事後、使用月数が3ヶ月であり、期待寿命が6ヶ月、納期が1ヶ月(図7参照)であるので、第1四半期(4〜6月)に発注する必要(デフォルトで△を表示)があり、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分である発注数は「10」と表示される。また、型式X2の場合、保守担当者は、交換周期が半年ごとであるので、第3四半期(10〜12月)に発注予定が自動的に表示されている。
型式X3の場合、保守方式が事前、使用月数が10ヶ月であり、期待寿命が12ヶ月、納期が2ヶ月(図7参照)であるので、第1四半期(4〜6月)に発注する必要(デフォルトで□を表示)があり、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分である発注数は「2」と表示される。また、型式X3の場合、第2から第4四半期には発注の予定がない。なお、デフォルトで□が表示されるのは、現在在庫数と最小在庫数とに基づく差分が「1」(1>0)と余裕があるためである。
型式X4の場合、保守方式が事前、使用月数が1ヶ月、期待寿命が6ヶ月、納期が1ヶ月(図7参照)であるので、第2四半期(7〜9月)に発注する必要(デフォルトで○を表示)があり、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分である発注数は「2」と表示される。しかしながら、保守担当者は、顧客側の予算などの関係上今回は厳しいと判断した場合などに、最小在庫数を維持しながら、発注数量を低減することができる。すなわち、図8においては、最小発注量である「1」と設定されている。また、型式X4の場合、保守担当者は、交換周期が半年ごとであるので、第4四半期(1〜3月)に発注予定が自動的に表示されている。
型式X5の場合、保守方式が事前、使用月数が13ヶ月であり、期待寿命が24ヶ月、納期が3ヶ月(図7参照)であるので、第4四半期(1〜3月)に発注する必要(デフォルトで□を表示)があり、最適在庫数と現在在庫数とに基づいて不足する差分である発注数は「2」と表示される。なお、デフォルトで□が表示されるのは、現在在庫数と最小在庫数との差分が「1」(1>0)と余裕があるためである。
発注品の選択ができる発注オプション欄823は、例えば、下記の設定ができる。
・○のみ
・○∩A :○のみ、かつ、重要度A
・○∩(A+B):○のみ、かつ、重要度Aまたは重要度B
図8に示す例においては、発注オプション欄823で「○のみ」が選択され、発注スケジュールテーブル830には、四半期(4半期)ごと、半期ごと、年間の発注予定の予算合計が算出されている。具体的に説明すると、第1四半期では、型式X1の発注予定であり、第2四半期では、型式X4の発注予定である。また、第3四半期では、型式X1の発注予定であり、第4四半期では、型式X4の発注予定である。
保守担当者は、図8に示す発注スケジュールを参照することにより、「○のみ」でよいのか、顧客の製造設備の状況および予算に合わせて、「○∩A」に変更した方がよいのか、あるいは、「○∩(A+B)」に変更した方がよいのかを、容易に変更して参照することができる。
保守担当者は、画面800に表示された発注スケジュールでよければ、発注依頼書作成ボタン822を押下すると、図5に戻り、発注支援サーバ10は、発注依頼書作成要求を受理し(ステップS505)、発注依頼書画面を表示する(ステップS506)。
図9は、発注依頼書の一例を示す図である。図9は、保守担当者端末20に表示される発注依頼書900の例である。発注依頼書900には、発注先企業名、発注部品名、部品スペック、発注数量、希望納期などが記載されている。なお、希望納期は、発注期日、部品の納期を考慮した日付が自動的に算出され記載されている。
本実施形態では、図7および図8において、使用月数、期待寿命、納期などを月数で示して説明したが、日数、時間数などで管理してもよい。
本実施形態では、保守担当者が保守担当者端末20を介して発注支援サーバ10にアクセスしているが、発注支援サーバ10の入力装置12(入力部)、表示装置11(表示部)を使用してもよい。発注支援サーバ10は、交換部品ごとに、該交換部品の信頼性の重要度を示す信頼性重要度、事前保守または事後保守の保守方式、交換周期、前回の交換からの所要時間、該交換部品を発注してから納入までに要する納期時間、最小在庫数、保守担当者が要求する要求在庫数(最適在庫数)、現在在庫数が記憶されている記憶部(例えば、データベース200)と、発注スケジュールの作成要求を受理した際に、交換周期、前回の交換からの所要時間、納期時間に基づいて、交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブルを作成し、要求在庫数および現在在庫数とに基づき発注すべき員数を表示するとともに、保守方式が事前方式の場合、発注を要する旨の識別情報を、保守方式が事後方式の場合、発注の検討を要する旨の識別情報を、保守方式にかかわらず、在庫に余剰があると判断された場合、余剰がある旨の識別情報を、表示部(例えば、表示装置11)に表示する処理部(例えば、CPU13)とを有している。
また、処理部は、最小在庫数および現在在庫数に基づき発注の必要性があると判定した場合、納期時間を考慮して、いつまでに発注する必要があるかの旨を表示部に告知するとよい。これにより、保守担当者は、発注忘れを防止することができる。
また、記憶部には、交換部品の部品製造中止日、交換部品の代替品が記憶されており、処理部は、表示部に表示した発注スケジュールテーブルの期間中に、交換部品の部品製造中止日があるときは、記憶部を検索して交換部品の代替品を選定し、表示部に交換部品が製造中止の部品である旨および選定した代替品の情報を表示部に告知するとよい。これにより、保守担当者は、製造中止の部品である旨を発注スケジュールの作成段階で知ることができ、代替品の発注をすることができる。
また、記憶部には、部品不良であるか否かの情報(例えば、図4Cの部品情報230にある部品不良フラグ)が記憶されており、処理部は、表示部に表示した交換部品が部品不良である場合、表示部に交換部品が部品不良である旨を表示部に告知するとよい。これにより、保守担当者は、交換部品の発注予定を停止することができる。なお、部品不良フラグには、部品に不具合がある部品不良に限定することなく、設計不良などの部品不良に関する情報も含めることが好ましい。
また、処理部は、発注オプションとして、
発注を要する旨の識別情報を選択する場合(例えば、図8に示す○印のみ)、
発注を要する旨の識別情報があり、かつ、信頼性重要度が高い場合(例えば、図8に示す○印であり、かつ、重要度Aの場合)
のいずれかの選択ができることができる。これにより、保守担当者が、信頼性重要度を加味して発注することができる。
また、処理部は、発注スケジュールテーブルにおける発注オプションの選択がされ、発注依頼書の作成要求があると、交換部品ごとの発注依頼書の作成をすることができる。
さらに、記憶部には、交換部品の所定期間の故障件数である故障頻度が登録されており、処理部は、所定期間を故障件数で除算することにより、平均故障間隔を算出し、平均故障間隔が交換周期より小さい場合、交換周期に代えて平均故障間隔、前回の交換からの所要時間および納期時間に基づいて、交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブル830を作成することができる。これにより、当初の交換周期より交換予定が早くなったと予想される場合においても、保守担当者は、交換部品を準備することができる。なお、平均故障間隔が交換周期以上の場合は、交換周期は期待寿命に基づいて決定するとよい。
本実施形態では、納入メーカの保守担当者として説明したが、これに限定されるものではない。設備を管理する顧客側の保守担当者が自社の発注支援サーバ10を利用してもよい。
次に、部品発注先システム50が、図8に示した発注スケジュール830を利用する場合について説明する。
図10は、顧客企業、保守企業、部品生産企業との関係を示す図である。適宜図1を参照して説明する。図10には、鉄鋼プラントを有する顧客企業1、鉄鋼プラントの保守を請け負っている保守企業2、鉄鋼プラントの保守用部品を生産する部品生産企業3との関係を示している。顧客企業1は、発注支援サーバ10、保守担当者端末20、製造工場30、および発注管理サーバ40を有している。保守企業2は、発注支援サーバ10、保守担当者端末20、および発注管理サーバ40を有している。部品生産企業3は、部品発注先システム50および部品生産工場70を有し、部品生産工場70は、生産システム710および生産調整システム720を有している。
各顧客企業1または保守企業2が保有する発注支援サーバ10は、各保守担当員が作成または訂正した、発注スケジュールテーブル830をデータベース200に記憶している。
部品生産企業3の生産調整システム720は、自工場で生産する部品/ユニット/製品に対し、部品発注先システム50を経由して、発注スケジュールテーブル830に関する問い合わせを、各顧客企業1および保守企業2が有する発注支援サーバ10にする。
問い合わせのあった各発注支援サーバ10は、問い合わせのあった生産調整システム720に問い合わせの部品などについての発注予定を通知する。この場合、各発注支援サーバ10は、送信情報として、○/△/□(図8参照)の情報のすべてを送信するのが好ましい。
生産調整システム720は、各発注支援サーバ10からの送信情報に基づいて、生産調整の管理を行う。また、生産調整システム720は、部品発注先システム50が生産調整システム720に、現在の需要状況の問い合わせをしたときは、需要スケジュールを表示する(図11参照)。生産調整システム720は、部品発注先システム50に需要スケジュールを表示する際、需要スケジュールに関する必要なもののみを伝達し、該当する部品/ユニット/製品に対する需要スケジュールテーブル1132(図11参照)を作成する。なお、生産調整システム720側においても、生産管理者の端末に表示してもよい。
図11は、部品生産企業が需要先の発注予定を確認する確認画面を示す図である。図11とは、部品発注先システム50が生産調整システム720に、例えば、部品名X7で問い合わせをしたときに表示される需要スケジュールの確認用の画面1100となる。
図11の画面1100には、部品名選択欄1110、需要スケジュール欄1120が表示される。部品名選択欄1110は、部品名欄1111を有し、プルダウンメニューから部品名の選択または部品名を入力できるようになっている。部品生産企業3の管理者は、プルダウンメニューから製品名の選択または製品名を入力したのち、マウスなどで決定ボタン1112を押下する。
需要スケジュール欄1120は、需要スケジュールテーブル1130および計算の選択ができる計算オプション欄1123を有している。
需要スケジュールテーブル1130は、需要先情報1131、需要スケジュール1132の項目を含んで構成される。需要先情報1131は、顧客企業1の識別情報である顧客、信頼性重要度、保守方式の項目を含む。
需要スケジュール1132には、交換周期、および、例えば四半期ごとの項目が表示される。図11に示す例の場合、交換周期が半年および1年の例であるので、四半期ごとの表示としている。交換周期が3ヶ月程度である場合は、月ごと、週ごとの表示に切り換えられる。需要スケジュール1132には、○/△/□の表示がされるプルダウンメニュー欄1133、および発注数量・金額表示欄1134がある。
発注数量・金額表示欄1134は、例えば、(発注数量:単価金額)で表示され、数量の値は、マウスなどで選択した値を変更することができる。プルダウンメニュー欄1133には、○/△/□が表示され、プルダウンメニューにより切り換えられる。なお、○/△/□の表示は、図8に示した定義による。
需要品の計算ができる計算オプション欄1123は、例えば、下記の設定ができる。
・○のみ
・○/△のみ :○または△
図11に示す例においては、計算オプション欄1123で「○/△のみ」が選択され、需要スケジュールテーブル1130には、四半期(4半期)ごと、半期ごと、年間の発注予定の予算合計が算出されている。
本実施形態では、交換部品の生産管理をする生産管理システム(例えば、生産調整システム720)は、複数の発注支援装置(例えば、発注支援サーバ10)にネットワークを介して通信可能に接続されており、複数の発注支援装置に対して、部品の発注スケジュールの問い合わせをし、複数の発注支援装置から送信された部品の発注スケジュールの情報を受信することができる。生産管理システムは、発注支援装置と連携しており、発注の需要に対して納期遅れがなく、生産管理を行うことができる。
1 顧客企業
2 保守企業
3 部品生産企業
10 発注支援サーバ(発注支援装置)
11 表示装置(表示部)
12 入力装置(入力部)
13 CPU(処理部)
14 通信装置
20 保守担当者端末
30 製造工場
40 発注管理サーバ
50 部品発注先システム
60 ネットワーク
70 部品生産工場
100 メモリ
110 製品検索部
120 部品検索部
130 故障情報検索部
140 故障情報収集部
150 発注スケジュール作成部
160 発注依頼書作成部
200 データベース(記憶部)
310 設備
320 監視用通信機器
600,800,1100 画面
630 入力テーブル
710 生産システム
720 生産調整システム(生産管理システム)
823 発注オプション欄
830 発注スケジュールテーブル
900 発注依頼書

Claims (11)

  1. 交換部品ごとに、該交換部品の信頼性の重要度を示す信頼性重要度、事前保守または事後保守の保守方式、交換周期、前回の交換からの所要時間、該交換部品を発注してから納入までに要する納期時間、最小在庫数、保守担当者が要求する要求在庫数、現在在庫数が記憶されている記憶部と、
    発注スケジュールの作成要求を受理した際に、前記交換周期、前記前回の交換からの所要時間、前記納期時間に基づいて、前記交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブルを作成し、前記要求在庫数および前記現在在庫数に基づき発注すべき員数を表示するとともに、前記保守方式が事前方式の場合、発注を要する旨の識別情報を、前記保守方式が事後方式の場合、発注の検討を要する旨の識別情報を、前記保守方式にかかわらず、在庫に余剰があると判断された場合、余剰がある旨の識別情報を、表示部に表示する処理部とを有する
    ことを特徴とする発注支援装置。
  2. 前記記憶部には、前記交換部品の所定期間の故障件数である故障頻度が登録されており、
    前記処理部は、前記所定期間を前記故障件数で除算することにより、平均故障間隔を算出し、前記平均故障間隔が前記交換周期より小さい場合、前記交換周期に代えて前記平均故障間隔、前記前回の交換からの所要時間および前記納期時間に基づいて、前記交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注支援装置。
  3. 前記処理部は、前記最小在庫数および前記現在在庫数に基づき発注の必要性があると判定した場合、前記納期時間を考慮して、いつまでに発注する必要があるかの旨を前記表示部に告知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注支援装置。
  4. 前記記憶部には、前記交換部品の部品製造中止日、前記交換部品の代替品が記憶されており、
    前記処理部は、前記表示部に表示した前記発注スケジュールテーブルの期間中に、前記交換部品の部品製造中止日があるときは、前記記憶部を検索して前記交換部品の代替品を選定し、
    前記表示部に前記交換部品が製造中止の部品である旨および前記選定した代替品の情報を前記表示部に告知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注支援装置。
  5. 前記記憶部には、前記部品不良であるか否かの情報が記憶されており、
    前記処理部は、前記表示部に表示した交換部品が前記部品不良である場合、前記表示部に前記交換部品が部品不良である旨を前記表示部に告知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注支援装置。
  6. 前記処理部は、発注オプションとして、
    前記発注を要する旨の識別情報を選択する場合、または、
    前記発注を要する旨の識別情報があり、かつ、前記信頼性重要度が高い場合、
    のいずれかの選択ができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の発注支援装置。
  7. 前記処理部は、前記発注スケジュールテーブルにおける前記発注オプションの選択がされ、発注依頼書の作成要求があると、前記交換部品ごとの発注依頼書の作成をする
    ことを特徴とする請求項6に記載の発注支援装置。
  8. 各製造工場の設備には、故障を監視する監視用通信機器を有し、
    複数の監視用通信機器と請求項2に記載の発注支援装置とはネットワークを介して通信可能に接続されており、
    前記発注支援装置の処理部は、前記複数の監視用通信機器からの故障情報を収集し、前記故障頻度を算出する場合、前記複数の監視用通信機器からの故障情報に基づいて、前記交換部品の所定期間の平均故障件数を算出し、該算出された平均故障件数を前記故障件数に用いる
    ことを特徴とする発注支援装置。
  9. 発注支援装置は、記憶部と処理部とを備え、
    前記記憶部には、交換部品ごとに、該交換部品の信頼性の重要度を示す信頼性重要度、事前保守または事後保守の保守方式、交換周期、前回の交換からの所要時間、該交換部品を発注してから納入までに要する納期時間、最小在庫数、保守担当者が要求する要求在庫数、現在在庫数が記憶されており、
    前記処理部は、発注スケジュールの作成要求を受理した際に、前記交換周期、前記前回の交換からの所要時間、前記納期時間に基づいて、前記交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブルを作成し、前記要求在庫数および前記現在在庫数に基づき発注すべき員数を表示するとともに、前記保守方式が事前方式の場合、発注を要する旨の識別情報を、前記保守方式が事後方式の場合、発注の検討を要する旨の識別情報を、前記保守方式にかかわらず、在庫に余剰があると判断された場合、余剰がある旨の識別情報を、表示部に表示する
    ことを特徴とする発注支援方法。
  10. 前記記憶部には、前記交換部品の所定期間の故障件数である故障頻度が登録されており、
    前記処理部は、前記所定期間を前記故障件数で除算することにより、平均故障間隔を算出し、前記平均故障間隔が前記交換周期より小さい場合、前記交換周期に代えて前記平均故障間隔、前記前回の交換からの所要時間および前記納期時間に基づいて、前記交換部品ごとの所定期間の発注スケジュールテーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の発注支援方法。
  11. 前記交換部品の生産管理をする生産管理システムは、
    請求項1から請求項8に記載のいずれか1項に記載の発注支援装置にネットワークを介して通信可能に接続されており、
    前記発注支援装置に対して、前記交換部品の発注スケジュールの問い合わせをし、
    前記発注支援装置から送信された前記交換部品の発注スケジュールを受信する
    ことを特徴とする生産管理システム。
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