JP2005164639A - コンテンツデータ送信装置及びプログラム - Google Patents

コンテンツデータ送信装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005164639A
JP2005164639A JP2003399693A JP2003399693A JP2005164639A JP 2005164639 A JP2005164639 A JP 2005164639A JP 2003399693 A JP2003399693 A JP 2003399693A JP 2003399693 A JP2003399693 A JP 2003399693A JP 2005164639 A JP2005164639 A JP 2005164639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content data
communication
host
list
karaoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003399693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4333344B2 (ja
Inventor
Masaya Okumura
正哉 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003399693A priority Critical patent/JP4333344B2/ja
Publication of JP2005164639A publication Critical patent/JP2005164639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333344B2 publication Critical patent/JP4333344B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】 1台で複数の種別の通信回線に対応し、効率的に音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置を提供する。
【解決手段】 カラオケ装置31はホスト11に対して通信を確立すると(S110)、その通信に使用した回線種別を特定する情報をホスト11に通知する(S115)。また、カラオケ装置31は、保有するデータファイルのリスト(クライアント保有リスト)をホスト11に送信する(S125)。回線種別の情報とクライアント保有リストとを受信したホスト11は、回線種別に対応する、カラオケ装置31に送信するデータファイルのリストを生成する(S135)。その後、ホスト11は、生成したリストに基づいてデータファイルをカラオケ装置31に送信し(S140〜S150)、カラオケ装置31はデータファイルを受信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置等に関する。
例えば通信カラオケ装置について言えば、近年、様々な世代やモデルのカラオケ装置が開発され、それらが混在した状況でカラオケデータの配信が行われている。例えば特許文献1に示す技術のように、カラオケ装置がそのタイプ情報をカラオケデータ配信装置に送信し、カラオケデータ配信装置が受信したタイプ情報に適合するカラオケデータをカラオケ装置に配信する技術である。ここで言うタイプ情報と言うのは、カラオケ装置自体のハードウェア的な構成に関連づけられた情報であり、具体的には、カラオケ装置の音源の最大同時発音数やADPCMデータの再生可否などに応じたカラオケデータを、カラオケデータ配信装置が選択するための情報である。
特開2000−47679号公報
ところが、近年、通信回線のブロードバンド化が進み、通信回線の種別が多様化してきた。具体的には、従来のアナログ電話回線やISDN回線だけでなく、光ケーブルやADSL回線等のブロードバンド回線と呼ばれる大容量の通信が可能な通信回線が用いられるようになってきた。このような状況に対応するため、通信回線の種別の数だけ各通信回線専用のカラオケデータ配信装置を用意する方法が考えられる。しかし、この方法の場合は、カラオケデータ配信装置間で通信量を平均化させることが接続通信回線の種別によって制限されるため、例えば低速回線に通信が集中すると低速回線に接続されたカラオケデータ配信装置の稼働率は著しく高くなるが、高速回線に接続されたカラオケデータ配信装置の稼働率は著しく低いままといったことがあり得る。このような一部のカラオケデータ配信装置に処理が集中する状態は、その処理が集中したカラオケデータ配信装置の処理レスポンスが低下するなどの問題が発生する他、システム全体からみても効率的であるとは言いづらかった。
なお、このような問題は、コンテンツデータがカラオケデータに限らず、音楽、映像、ゲーム、記事等の他のコンテンツデータでも発生し得るものである。
本願発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、1台で複数の種別の通信回線に対応し、効率的に音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置に関する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載のコンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータ記憶手段と通信手段と制御手段とを備える。コンテンツデータ記憶手段は、通信回線の種別毎にその種別に対応するコンテンツデータを記憶し、通信手段は、複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことができる。ここで言う「その種別に対応するコンテンツデータ」というのは、例えば通信回線が光回線のようなブロードバンド回線であるときは、その回線に見合ったファイルサイズのコンテンツデータのことを意味する。また、制御手段は、通信手段を介してコンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が利用する通信回線の種別情報を受け取り、その受け取った種別情報の示す情報に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ記憶手段から読み出し、通信手段を介し、前記種別情報に対応する通信回線を用いてコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を、コンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能である。
このようなコンテンツデータ送信装置であれば、1台で複数の種別の通信回線に対応し、通信相手であるコンテンツデータ受信装置が接続された通信回線の種別に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置毎に送信することができる。つまり、本発明のコンテンツデータ送信装置は、複数種類の通信回線に対応可能であるため、従来のように通信回線の種別の数だけ各通信回線専用のコンテンツデータ送信装置を用意する方法と比較し、ある特定の通信回線に通信が集中したとしても、コンテンツデータ送信装置が複数存在すれば複数のコンテンツデータ送信装置に通信を分散させることができる。したがって、処理レスポンスをコンテンツデータ送信装置間で平均化させることができると共に、システム全体の効率を向上させることができる。
また、請求項2に記載のコンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータ記憶手段と通信手段と制御手段とを備える。コンテンツデータ記憶手段は、通信回線の種別毎にその種別に対応するコンテンツデータを記憶し、通信手段は、複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことができる。ここで言う「その種別に対応するコンテンツデータ」というのは、例えば通信回線が光回線のようなブロードバンド回線であるときは、その回線に見合ったファイルサイズのコンテンツデータのことを意味する。また、制御手段は、通信手段を介してコンテンツデータ受信装置と通信した際に特定された通信回線の種別に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ記憶手段から読み出し、通信手段を介し、前記特定された通信回線の種別と同じ種別の通信回線を用いてコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置に送信する送信処理を、コンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能である。
このようなコンテンツデータ送信装置であれば、1台で複数の種別の通信回線に対応し、通信相手であるコンテンツデータ受信装置が接続された通信回線の種別に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置毎に送信することができる。つまり、本発明のコンテンツデータ送信装置は、複数種類の通信回線に対応可能であるため、従来のように通信回線の種別の数だけ各通信回線専用のコンテンツデータ送信装置を用意する方法と比較し、ある特定の通信回線に通信が集中したとしても、コンテンツデータ送信装置が複数存在すれば複数のコンテンツデータ送信装置に通信を分散させることができる。したがって、処理レスポンスをコンテンツデータ送信装置間で平均化させることができると共に、システム全体の効率を向上させることができる。
ところで、コンテンツデータ受信装置が初めて設置されて機能する際のようにコンテンツデータ受信装置にコンテンツデータが1つも記憶されていない、あるいは記憶されていたとしてもコンテンツデータ送信装置に新しいコンテンツデータが多数あるような場合には大量のコンテンツデータの受信が行われる。そして、このような場合には、特定のコンテンツデータ受信装置が長時間、通信回線を独占することも考えられ、他のコンテンツデータ受信装置の受信に影響を及ぼすおそれがある。したがって、コンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータ受信装置毎に通信継続条件を設定できるようになっているとよい。つまり、請求項3に記載のように、制御手段が、通信手段を介してコンテンツデータを送信する際に用いる通信回線の種別に基づいて通信継続条件を決定し、その通信継続条件を示す情報を通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に送信するようになっているとよい。そして、このような通信継続条件を示す情報を受信したコンテンツデータ受信装置は、通信継続条件を満たす間のみコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信し、通信継続条件を満たさなくなったときにコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータの受信を停止して通信を切断するようになっているとよい。ここで言う「通信継続条件」というのは、具体的には例えば請求項4に記載のように、通信を行う最大時間、伝送されるコンテンツデータの総ファイル数又は伝送されるコンテンツデータの総ファイルサイズの何れか少なくとも一つであるとよい。
このようになっていれば、コンテンツデータ受信装置が初めて設置されて機能する際のような大量のコンテンツデータの受信が行われる際にも、他のコンテンツデータ受信装置の受信に及ぼす影響を少なくすることができる。また、コンテンツデータ受信装置が初めて設置されて機能する際に限らず、コンテンツデータ受信装置からの接続が多いようなときには、通信時間を通常よりも短くして通信継続条件を設定することができるため、コンテンツデータ送信装置の処理負荷を一定にすることもできる。
ところで、通信継続条件を満たさなくなっても何らかの理由でコンテンツデータ受信装置が通信を切断しないような場合は、請求項5に記載のように、制御手段が、通信継続条件を満たさない状況になってもなお継続している送信処理を終了するようになっているとよい。
このようになっていれば、通信継続条件を満たさなくなっても何らかの理由(例えばプログラムアボート)でコンテンツデータ受信装置が通信を切断しない場合や、通信継続条件を途中で変更した場合であっても、確実にコンテンツデータ受信装置との通信を切断することができる。
ところで、コンテンツデータ送信装置がコンテンツデータ受信装置に送信するコンテンツデータは、毎回、対応する通信回線のコンテンツデータ全てであってもよいが、このようになっていると毎回の通信時間が非常に長くなってしまう。したがって、コンテンツデータ受信装置が有していないコンテンツデータだけをコンテンツデータ受信装置が受信するようになっているとよい。
したがって、請求項6に記載のように、制御手段が、送信処理に先立ち、コンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が保持しているコンテンツデータのリストを通信手段を介して受信し、このリストにないコンテンツデータを、リストを送信してきたコンテンツデータ受信装置へ送信処理によって送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、対応する通信回線のコンテンツデータであってコンテンツデータ受信装置が記憶していないコンテンツデータのみをコンテンツデータ送信装置が送信するため、コンテンツデータ送信装置がコンテンツ受信装置と通信する際のデータ量を、毎回、コンテンツデータ送信装置が有するコンテンツデータを全て送信する場合と比較して飛躍的に減らすことができる。その結果、通信時間を短くすることができる。
また、請求項7に記載のように、記憶手段が、通信回線の種別毎にコンテンツデータのリストを記憶し、制御手段が、送信処理に先立ち、その送信処理に用いる通信回線の種別に対応したコンテンツリストを記憶手段から読み出して通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に送信し、そのリストに基づいてコンテンツデータ受信装置から要求されたコンテンツデータを送信処理によってコンテンツデータ受信装置に送信するようになっていてもよい。
このようになっていれば、対応する通信回線のコンテンツデータであってコンテンツデータ受信装置が記憶していないコンテンツデータのみをコンテンツデータ送信装置が送信するため、コンテンツデータ送信装置がコンテンツ受信装置と通信する際のデータ量を、毎回、コンテンツデータ送信装置が有するコンテンツデータを全て送信する場合と比較して飛躍的に減らすことができる。その結果、通信時間を短くすることができる。そしてさらに、コンテンツデータ送信装置は、コンテンツデータ受信装置から受信したコンテンツデータのリストと記憶手段が記憶しているコンテンツデータのリストとを比較する必要がないため、コンテンツデータ送信装置の処理負荷も請求項6に記載のコンテンツデータ送信装置と比較して低い。
また、請求項8に記載のような、コンテンツデータ送信装置の制御手段として機能させるプログラムを、コンテンツデータ送信装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより請求項1〜請求項7の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置の制御手段として機能させることができる。また、プログラムはネットワークを用いて流通させることも可能であるため、コンテンツデータ送信装置の機能向上も容易である。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は、実施例のホスト11、インターネット3(ブロードバンド回線)、電話回線5(ナローバンド回線)、カラオケ装置31,61,71が含まれたカラオケシステムの概略構成を示すブロック図である。
まず、ホスト11について説明する。ホスト11は、制御部13、ハードディスク15、表示部17、操作部19、ネットワークインターフェース21及びモデム23を備える。
このうち、制御部13は、周知のCPU、RAM、ROM等から構成され、ハードディスク15、操作部19、ネットワークインターフェース21及びモデム23から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク15、表示部17、ネットワークインターフェース21及びモデム23に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
なお、ハードディスク15は、楽曲に関するデータファイル(特許請求の範囲に記載のコンテンツデータに相当する)を記憶している。具体的には、図2に示す説明図のように領域分けされ、データファイル等を記憶している。つまり、ハードディスク15は、ブロードバンド用データ領域151とナローバンド用領域155とに分けられ、ブロードバンド用領域151には、曲毎に分けられたMPEGデータ152や、その曲リストであるブロードバンド曲リスト153を記憶しており、ナローバンド用領域155には、曲毎に分けられたMIDIデータ156や、その曲リストであるナローバンド曲リスト157を記憶している。このようにブロードバンド用領域155には、ブロードバンド回線に接続されたカラオケ装置のための比較的大きなサイズを有するデータファイルが記憶されており(MPEGデータ152について言えば例えば50MByte)、ナローバンド用領域156には、ナローバンド回線に接続されたカラオケ装置のための比較的小さなサイズを有するデータファイルが記憶されている(MIDIデータ156について言えば例えば50KByte)。
また、表示部17は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報を表示することができる。
また、操作部19は、一般的なキーボードやマウス等から構成されており、ホスト11の管理者からの操作指示を受け付けることができる。
また、ネットワークインターフェース21は、光回線やADSL回線を介してインターネット3に接続され、カラオケ装置31,61と通信を行うことができる。
また、モデム23は、電話回線5に接続され、この電話回線5を介してカラオケ装置31,71と通信を行うことができる。
ここで、実施例のホスト11と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。ハードディスク15が特許請求の範囲に記載のコンテンツデータ記憶手段に相当し、ハードディスク15が記憶するデータファイルが特許請求の範囲に記載のコンテンツデータに相当する。また、ネットワークインターフェース21及びモデム23が特許請求の範囲に記載の通信手段に相当し、制御部13が特許請求の範囲に記載の制御手段に相当する。
次に、カラオケ装置31,61,71について説明するが、これらのカラオケ装置は接続される通信回線(インターネット3,電話回線5)に違いがあるだけで基本的に同一構成であるため、ここではカラオケ装置31についてのみ説明する。カラオケ装置31は、制御部33、ハードディスク35、操作部37、ネットワークインターフェース39、モデム41、アンプ43、マイク45、スピーカ47、表示部49を備える。
このうち、制御部33は、周知のCPU、RAM、ROM等から構成され、ハードディスク35、操作部37、ネットワークインターフェース39、モデム41から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク35、ネットワークインターフェース39、モデム41、アンプ43及び表示部49に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
また、ハードディスク35は、ホスト11から受信した楽曲に関するデータファイルを記憶するためのものである。また、データファイルの一覧であるリスト(クライアント保有リスト)を記憶しており、データファイルを新たに記憶したり削除したりするとこのリストを更新するようになっている。
また、操作部37は、キースイッチやリモートコントローラ等から構成されており、カラオケ装置31の利用者からの操作指示(例えば曲の選択、演奏音のキーの調整、音量の調整等)を受け付けることができる。
また、ネットワークインターフェース39は、光回線やADSL回線を介してインターネット3に接続され、ホスト11と通信を行うことができる。
また、モデム41は、電話回線5に接続され、この電話回線5を介してホスト11と通信を行うことができる。
また、アンプ43は、制御部33から送られる音声信号や、利用者によって入力された音声に基づいてマイク45から出力される音声信号を増幅させてスピーカ47に音として出力させる。
また、表示部49は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報(例えば背景映像や歌詞情報等)を表示することができる。
ここまででカラオケ装置31の構成について説明したが、上述した通り、カラオケ装置61,71もカラオケ装置31と同様の構成を有する。ただし、カラオケ装置61は、インターネット3にのみ接続されており電話回線5には接続されていない。また、カラオケ装置71は、電話回線5にのみ接続されておりインターネット3には接続されていない。
次に、楽曲に関するデータファイルがホスト11からカラオケ装置31,61,71へ伝送される際の伝送処理についてカラオケ装置31を例に挙げ、(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法と、(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法とに分けて説明する。楽曲に関するデータファイルの伝送処理の際には、これらの通信方法の何れが採用されてもよく、カラオケ装置に接続された通信回線(インターネット3,電話回線5)の種類によって切り替えられるようになっていてもよいし、ホスト11に対するカラオケ装置の接続台数によって切り替えられるようになっていてもよい。具体的には例えば、カラオケ装置がホスト11にインターネット3を介して接続した場合には(1)の通信方法が採用され、電話回線5を介して接続した場合には(2)の通信方法を採用されるというように切り替えられるようになっていてもよい。また、カラオケシステムにおいてカラオケ装置の数が多い場合には(2)の通信方法が採用され、カラオケシステムにおいてカラオケ装置の数が少ない場合には(1)の通信方法が採用されるというように切り替えられるようになっていてもよい。もちろん、どちらか一方の通信方法のみが固定的に用いられるようになっていてもよい。
(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合
まず、伝送処理においてホスト11が主体的に通信を制御する通信方法が用いられる場合について、図3のシーケンス図を用いて説明する。以下で説明する伝送処理は、ホスト11に関しては、制御部13において実行されるプログラムに基づいて制御部13がホスト11の各部を制御することによって実現され、カラオケ装置31に関しては、制御部33において実行されるプログラムに基づいて制御部33がカラオケ装置31の各部を制御することによって実現される。なお、この伝送処理は、カラオケ装置31の電源が投入された際や、カラオケ装置31の利用者等によって操作部37が操作された際や、予め設定された時刻になった際等に実行が開始される。
伝送処理の実行が開始されると、まずカラオケ装置31がホスト11に対して通信を試み、通信を確立する(S110)。カラオケ装置31は2つの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)の何れを用いてもホスト11と通信を行うことができるため、何れの通信インターフェースを用いて通信を確立するようになっていてもよい。カラオケ装置31がどちらの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)を用いるかは、例えば、ネットワークインターフェース39を用いてホスト11と通信を確立することを試み、通信が確立できない場合にモデム41を用いてホスト11と通信を確立するようになっているとよい。
通信が確立されるとカラオケ装置31は、回線種別の情報をホスト11に通知する(S115)。ここで言う回線種別の情報というのは、通信がインターネット3を介したものであるか電話回線5を介したものであるかを示す情報であり、S110において確立された通信が、ネットワークインターフェース39が用いられて確立された通信である場合はインターネット3を示す情報であり、S110において確立された通信が、モデム41が用いられて確立された通信である場合は電話回線5を示す情報である。
次に、カラオケ装置31は、通信モードの情報をホスト11に通知する(S120)。この通信モードの情報というのは、初期通信か定常通信かを表すものである。初期通信というのは、カラオケ装置31が工場出荷後に初めてホスト11と通信をする際の通信であり、この通信では、カラオケ装置31のハードディスク35の内容を最新の状態にするために大量のデータファイルがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される。一方、定常通信というのは、定常的に(例えば1日に1度)実行される通信であり、ホスト11側で更新されたデータファイルのみがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される通信である。なお、定常通信は、初期通信に比較して伝送量は少ない。
続いて、カラオケ装置31がハードディスク35に記憶するデータファイルのリスト(クライアント保有リスト)を送信する(S125)。
一方、ホスト11は、カラオケ装置31が実行したS110〜S125の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S110に対応してカラオケ装置31との通信を確立し、S115に対応して回線種別の情報を受け取り、S120に対応して通信モードの情報を受け取り、S125に対応してクライアント保有リストを受信する。そして、このようにして受け取った情報を用いてホスト11は最大通信時間決定処理を実行する(S130)。この最大通信時間決定処理について、図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。
まず、回線種別がインターネット3であるか否かによって分岐する(S210)。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った回線種別によって分岐する。回線種別がインターネット3であった場合はS220に進み、回線種別がインターネット3でなく電話回線5であった場合はS250に進む。
S220では、通信モードが定常通信であるか否かによって分岐する。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った通信モードによって分岐する。通信モードが定常通信であった場合はS230に進み、通信モードが定常通信でなく初期通信であった場合はS240に進む。
S230では、最大通信時間を1時間として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。S240では、最大通信時間を1時間30分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。
一方、S210で回線種別はインターネット3でないとして進んだS250では、通信モードが定常通信であるか否かによって分岐する。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った通信モードによって分岐する。通信モードが定常通信であった場合はS260に進み、通信モードが定常通信でなく初期通信であった場合はS270に進む。
S260では、最大通信時間を15分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。S270では、最大通信時間を30分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。
図3に戻り、次にホスト11が、カラオケ装置31に今から送信するデータファイルのリスト(送信リスト)を生成して送信する(S135)。このステップは、ホスト11が、カラオケ装置31から受け取った回線種別の情報に応じ、ホスト11のハードディスク15に記憶されているブロードバンド曲リスト153又はナローバンド曲リスト157の何れかを選択し、このリストにあってカラオケ装置31から受信したクライアント保有リストにないデータファイルを選択してリストを生成し、その生成したリストをカラオケ装置31に送信する。
続いて、ホスト11は、S135で送信した送信リストに基づいて該当するデータファイルをカラオケ装置31に送信する(S140〜S150)。本ステップでは、カラオケ装置31がインターネット3を介してホスト11と通信が確立されているのであればMPEGデータ152が送信され、カラオケ装置31が電話回線5を介してホスト11と通信が確立されているのであれば、MIDIデータ156が送信される。
なお、図3のシーケンス図では、データファイルを3つ伝送するように記載しているが、実際はS135で送信した送信リストに基づいてそのリストに含まれる数だけデータファイルを送信する。ただし、S130で決定した最大通信時間を超える時間が送信にかかった場合は、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの送信を停止するか、次の新たなデータファイルの送信を行わない。
ホスト11は全てのデータファイルの送信を終了すると、通信を切断することをカラオケ装置31に通知し(S155)、その後、実際に通信を切断し(S160)、本処理(伝送処理)を終了する。
一方、カラオケ装置31は、ホスト11が実行したS135〜S155の各ステップに対応する処理を実行する。具体的には、S135に対応してカラオケ装置31はホスト11から送信リストを受信し、S140〜S150に対応してカラオケ装置31はホスト11からデータファイルを受信してハードディスク35に記憶する。なお、カラオケ装置31は、送信リストを用いてホスト11からリスト中のデータファイル全てを受信したか否かを全てのデータファイルの受信を完了するまで確認し続ける。また、ホスト11が実行したS155に対しては、カラオケ装置31は通信を切断する処理(例えば電話回線5を切断する等)を実行し(S165)、本処理(伝送処理)を終了する。ただし、カラオケ装置31は、リスト中のデータファイル全てを受信しないうちにホスト11から通信を切断する通知を受け取った場合には、表示部49にその旨を表示する。
(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法の場合
次に、伝送処理においてカラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法が用いられる場合について、図5のシーケンス図を用いて説明する。以下で説明する伝送処理は、ホスト11に関しては、制御部13において実行されるプログラムに基づいて制御部13がホスト11の各部を制御することによって実現され、カラオケ装置31に関しては、制御部33において実行されるプログラムに基づいて制御部33がカラオケ装置31の各部を制御することによって実現される。なお、この伝送処理は、カラオケ装置31の電源が投入された際や、カラオケ装置31の利用者等によって操作部37が操作された際や、予め設定された時刻になった際等に実行が開始される。
伝送処理の実行が開始されると、まずカラオケ装置31がホスト11に対して通信を試み、通信を確立する(S310)。カラオケ装置31は2つの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)の何れを用いてもホスト11と通信を行うことができるため、何れの通信インターフェースを用いて通信を確立するようになっていてもよい。カラオケ装置31がどちらの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)を用いるかは、例えば、ネットワークインターフェース39を用いてホスト11と通信を確立することを試み、通信が確立できない場合にモデム41を用いてホスト11と通信を確立するようになっているとよい。
通信が確立されるとカラオケ装置31は、回線種別の情報をホスト11に通知する(S315)。ここで言う回線種別の情報というのは、通信がインターネット3を介したものであるか電話回線5を介したものであるかを示す情報であり、S310において確立された通信が、ネットワークインターフェース39が用いられて確立された通信である場合はインターネット3を示す情報であり、S310において確立された通信が、モデム41が用いられて確立された通信である場合は電話回線5を示す情報である。
次に、カラオケ装置31は、通信モードの情報をホスト11に通知する(S320)。この通信モードの情報というのは、初期通信か定常通信かを表すものである。初期通信というのは、カラオケ装置31が工場出荷後に初めてホスト11と通信をする際の通信であり、この通信では、カラオケ装置31のハードディスク35の内容を最新の状態にするために大量のデータファイルがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される。一方、定常通信というのは、定常的に(例えば1日に1度)実行される通信であり、ホスト11側で更新されたデータファイルのみがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される通信である。なお、定常通信は、初期通信に比較して伝送量は少ない。
一方、ホスト11は、カラオケ装置31が実行したS310〜S320の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S310に対応してカラオケ装置31との通信を確立し、S315に対応して回線種別の情報を受け取り、S320に対応して通信モードの情報を受け取る。そして、このようにして受け取った情報を用いてホスト11は最大通信時間決定処理を実行する(S325)。この最大時間決定処理は、上述した「(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合」で説明した最大通信時間決定処理と同じである(図4参照)。
続いて、ホスト11が、最大通信時間決定処理において決定した最大通信時間をカラオケ装置31に通知する(S330)。続いて、ホスト11が、カラオケ装置31から受け取った回線種別の情報に応じ、ホスト11のハードディスク15に記憶されているブロードバンド曲リスト153又はナローバンド曲リスト157の何れかを選択し、選択したリストをサーバ保有リストとしてカラオケ装置31に送信する(S335)。
一方、カラオケ装置31は、ホスト11が実行したS330及びS335の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S330に対応してカラオケ装置31はホスト11から最大通信時間を受け取り、S335に対応してカラオケ装置31はホスト11からサーバ保有リストを受信する。
そして、カラオケ装置31は、受信したサーバ保有リストにあって、ハードディスク35に記憶するクライアント保有リストに無いファイルデータを選択し、受信予定データファイルリストを生成する(S340)。そして、この受信予定データファイルリストの中から1つのデータファイルを選択し、その選択したデータファイルの特定情報(例えばデータファイルの名称)をホスト11に通知する(S345)。
これに対し、ホスト11は、カラオケ装置31から通知されたデータファイルの特定情報に該当するデータファイルをハードディスク15から読み出してカラオケ装置31に送信する(S350)。
これに対しカラオケ装置31は、ホスト11データファイルを受信してハードディスク35に記憶させる。
その後、カラオケ装置31は受信予定データファイルリストの中からまだ受信していないデータファイルを1つ選択し、その特定したデータファイルの特定情報(例えばデータファイルの名称)をホスト11に通知する(S355)。
これに対しホスト11はS345と同様の処理を実行し(S360)、そしてカラオケ装置31はホスト11から受信したデータファイルをハードディスク35に記憶する。このようにしてカラオケ装置31は、受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信するまで、同様の処理を繰り返す。
なお、図5のシーケンス図では、データファイルが2つ伝送されるように記載しているが2つである必要はなく、上述した通り、カラオケ装置31が、受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信するまで受信を繰り返す。なお、カラオケ装置31は、受信予定のデータファイルリストを生成する際に、例えば、サーバ保有リスト中のデータファイルに解禁日のような属性が設定されている場合には、その解禁日を過ぎたデータファイルやその解禁日が間近に迫っているデータファイルのみを選択して受信予定データファイルリストを生成するようになっているとよい。
また、カラオケ装置31が受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信していなくても、S330に対応してホスト11から受け取った最大通信時間を超える時間が受信にかかった場合は、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの受信を停止するか、次の新たなデータファイルの受信を行わない。
このようにして、ホスト11からカラオケ装置31に送信されたサーバ保有リストにあって、カラオケ装置31が記憶するクライアント保有リストに無いファイルデータ全てをカラオケ装置31が受信すると、カラオケ装置31は通信を切断することをホスト11に通知する(S365)。
カラオケ装置31は、通信を切断することをホスト11に通知すると実際に通信を切断し(S370)、本処理(伝送処理)を終了する。
一方、ホスト11は、通信を切断することをカラオケ装置31から受け取ると通信を切断し(S375)、本処理(伝送処理)を終了する。
以上、楽曲に関するデータファイルがホスト11からカラオケ装置31,61,71へ伝送される際の伝送処理についてカラオケ装置31を例に挙げ、(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合と(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法の場合とに分けて説明したが、伝送が完了してカラオケ装置31,61,71のハードディスク35にデータファイルが記憶された後は、利用者がカラオケ装置31,61,71の操作部37を操作することによりカラオケ装置31,61,71はカラオケ演奏を行うことができる。つまり、カラオケ装置31,61,71の制御部33がハードディスク35に記憶されているデータファイルを読み出し、その読み出したデータファイルを音楽データと映像データとに分け、音楽データについてはその音楽データから生成される音楽信号をアンプ43に送り、アンプ43はこの音楽信号と利用者によって入力され音声に基づいてマイク45から出力される音声信号とを合わせた信号を増幅し、スピーカ47に音として出力させる。また、映像データについてはその映像データから生成される映像信号を表示部49に送り、表示部49にカラオケの背景映像や字幕等を表示させる。
したがって、本実施例のホスト11は、1台で複数の種別の通信回線に対応し、通信相手であるカラオケ装置31,61,71が接続された通信回線の種別に対応するデータファイルをカラオケ装置毎に送信することができ、カラオケ装置31,61,71は、ホスト11から送信された回線種別に対応するデータファイルに基づいてカラオケ演奏を行うことができる。
以下、他の実施例について述べる。
(イ)上記実施例では、何れの通信方法の場合もカラオケ装置31から通信を確立するようになっていたが、ホスト11から通信を確立するようになっていてもよい。このようになっていればホスト11が、通信開始時刻や通信対象のカラオケ装置を決定することができるため、各カラオケ装置に対して公平にデータファイルを伝送することができたり、各カラオケ装置に優先順位を付け、その優先順位に基づいた格差をつけてデータファイルを伝送することができる。
(ロ)上記実施例では、カラオケ装置31が回線種別をホスト11に通知するようになっていたが(図3のS115、図5のS315参照)、ホスト11が自身でその回線種別を認識できるのであれば、カラオケ装置31が回線種別をホスト11に通知するステップを省略してもよい。具体的な認識方法としては、例えばモデム23への着信情報を利用して認識することが考えられる。
(ハ)上記実施例のホスト11はモデム23を内蔵しているが、ホスト11からこのモデム23を省き、その代わりに外部のターミナルサーバ(複数のモデムを搭載して同時に多数の通信を実行可能な装置)を利用するように構成してもよい。つまり、電話回線5を介して接続してくるカラオケ装置からの通信を全てターミナルサーバが受け付けるように構成し、そしてターミナルサーバは受け付けた通信をホスト11のネットワークインターフェース21へ転送するようになっていればよい。このようになっていれば、ホスト11は電話回線5を介して接続してくる複数のカラオケ装置と同時に通信を行うことができる。
(ニ)上述した(1)の通信方法の場合においても、(2)の通信方法の場合と同様にホスト11が決定した最大通信時間(図3のS130参照)を、決定後すぐにカラオケ装置31に通知するようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、何らかの理由でホスト11が最大通信時間を超えてデータファイルを送信し続けるような状態になっても、カラオケ装置31は決定された最大通信時間を限度として通信を切断することができるため、より決定された最大通信時間が守られることになる。
(ホ)上記実施例では、特許請求の範囲に記載の「通信継続条件」として最大通信時間を用い、この最大通信時間を伝送処理の中で決定し(図3のS130,図4,図5のS235参照)、この決定した最大通信時間を超えたとき、上記(1)の通信方法の場合は、ホスト11が、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの送信を停止するか、次の新たなデータファイルの送信を行わないようにしていた。また、上記(2)の通信方法の場合は、カラオケ装置31が、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの受信を停止するか、次の新たなデータファイルの受信を行わないようにしていた。
しかし、「通信継続条件」は最大通信時間以外のものでもよく、例えばデータファイルの総ファイル数やデータファイルの総ファイルサイズであってもよい。データファイルの総ファイル数を「通信継続条件」とする場合は、上述した実施例の最大通信時間を、データファイルの総ファイル数に読み替えればよい。そして、図4を用いて説明した最大通信時間決定処理を読み替えた、データファイルの総ファイル数決定処理において決定する具体的な総ファイル数は、例えば、S230では1000個と決定し、S240では1500個と決定し、S260では150個と決定し、S270では300個と決定すればよい。また、データファイルの総ファイルサイズを「通信継続条件」とする場合は、上述した実施例の最大通信時間を、データファイルの総ファイルサイズに読み替えればよい。そして、図4を用いて説明した最大通信時間決定処理を読み替えた、データファイルの総ファイルサイズ決定処理において決定する具体的な総ファイル数は、例えば、S230では10MByteと決定し、S240では15MByteと決定し、S260では1.5MByteと決定し、S270では3MByteと決定すればよい。
このように「通信継続条件」を上述した最大通信時間以外の条件(例えばデータファイルの総ファイル数やデータファイルの総ファイルサイズ)に置き換えても、その条件を適切に設定しさえすれば、カラオケ装置が初めて設置されて機能する際のような大量のデータファイルの通信が行われる際にも、他のカラオケ装置の通信に及ぼす影響を少なくすることができる。
(へ)上記実施例では本発明をカラオケシステムにおけるホスト11に適用したが、他にも例えばチケット予約システムやゲーム販売システム等におけるホストに適用してもよい。このようなシステムのおけるホストに本発明を適用しても上記実施例と同様の効果が得られる。
カラオケシステムの概略構成を示すブロック図である。 ホストのハードディスクの構成を示す説明図である。 伝送処理を説明するためのシーケンス図である。 最大通信時間決定処理を説明するためのフローチャートである。 伝送処理を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
3…インターネット、5…電話回線、11…ホスト、13…制御部、15…ハードディスク、17…表示部、19…操作部、21…ネットワークインターフェース、23…モデム、31…カラオケ装置、33…制御部、35…ハードディスク、37…操作部、39…ネットワークインターフェース、41…モデム、43…アンプ、45…マイク、47…スピーカ、49…表示部。

Claims (8)

  1. 通信回線の種別毎にその種別に対応するコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段と、
    複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことのできる通信手段と、
    前記通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が利用する通信回線の種別情報を受け取り、その受け取った種別情報の示す種別に対応するコンテンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段から読み出し、前記通信手段を介し、前記種別情報に対応する通信回線を用いて前記コンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置へ送信する送信処理を、コンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能な制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  2. 通信回線の種別毎にその種別に対応するコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段と、
    複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことのできる通信手段と、
    前記通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置と通信した際に特定された通信回線の種別に対応するコンテンツデータを前記コンテンツデータ記憶手段から読み出し、前記通信手段を介し、前記特定された通信回線の種別と同じ種別の通信回線を用いて前記コンテンツデータを前記コンテンツデータ受信装置に送信する送信処理を、コンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能な制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、前記通信手段を介してコンテンツデータを送信する際に用いる通信回線の種別に基づいて通信継続条件を決定し、その通信継続条件を示す情報を前記通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に送信することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  4. 請求項3に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、通信を行う最大時間、伝送されるコンテンツデータの総ファイル数、又は伝送されるコンテンツデータの総ファイルサイズの何れか少なくとも1つを前記通信継続条件として決定することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、前記通信継続条件を満たさない状況になってもなお継続している前記送信処理を終了することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記制御手段は、前記送信処理に先立ち、コンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が保持しているコンテンツデータのリストを通信手段を介して受信し、このリストにないコンテンツデータを、前記リストを送信してきたコンテンツデータ受信装置へ前記送信処理によって送信することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  7. 請求項1〜請求項5の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置において、
    前記記憶手段は、通信回線の種別毎にコンテンツデータのリストを記憶し、
    前記制御手段は、前記送信処理に先立ち、その送信処理に用いる通信回線の種別に対応した前記リストを前記記憶手段から読み出して前記通信手段を介してコンテンツデータ受信装置に送信し、そのリストに基づいて前記コンテンツデータ受信装置から要求されたコンテンツデータを前記送信処理によってコンテンツデータ受信装置に送信することを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  8. コンピュータを請求項1〜請求項7の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
JP2003399693A 2003-11-28 2003-11-28 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4333344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003399693A JP4333344B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003399693A JP4333344B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005164639A true JP2005164639A (ja) 2005-06-23
JP4333344B2 JP4333344B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=34724168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003399693A Expired - Fee Related JP4333344B2 (ja) 2003-11-28 2003-11-28 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333344B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100168A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Ntt Docomo Inc サーバ、及び通信システム並びに方法

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07288801A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Yamaha Corp 通信型カラオケ演奏装置
JPH0823375A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Mitsubishi Electric Corp Isdn呼接続制御方式
JPH08286681A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Yamaha Corp 通信カラオケネットワークの楽曲データ配信方法
JPH1013434A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット中継装置
JPH1079823A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Hitachi Ltd 画像伝送装置
JPH10116234A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Xing:Kk 情報提供システム
JPH10210106A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Konica Corp 通信方法および通信装置
JPH11136488A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Ricoh System Kaihatsu Kk 画像転送方法およびそのプログラム格納記録媒体
JP2000030366A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報受信装置、及びダウンロード進捗状況表示方法
JP2001256144A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Yamaha Corp クライアント装置、サーバ装置およびサーバクライアントシステム
JP2002027010A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 伝送装置及び伝送方法
JP2002182669A (ja) * 2001-11-02 2002-06-26 Yamaha Corp 通信カラオケシステムの運用方法、ホスト装置および通信カラオケ装置
JP2002344504A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンピュータネットワーク資源割当方法及び資源管理型コンピュータネットワークシステム及びリソース管理サーバ及びエッジスイッチ及びコンピュータネットワーク資源割当プログラム及びコンピュータネットワーク資源割当プログラムを格納した記憶媒体
JP2003256340A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Nec Infrontia Corp 電子メール送信装置及びその方法
JP2003281032A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Fujitsu Ltd コンテンツ送信方法およびコンテンツ受信方法

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07288801A (ja) * 1994-04-18 1995-10-31 Yamaha Corp 通信型カラオケ演奏装置
JPH0823375A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Mitsubishi Electric Corp Isdn呼接続制御方式
JPH08286681A (ja) * 1995-04-11 1996-11-01 Yamaha Corp 通信カラオケネットワークの楽曲データ配信方法
JPH1013434A (ja) * 1996-06-25 1998-01-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット中継装置
JPH1079823A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Hitachi Ltd 画像伝送装置
JPH10116234A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Xing:Kk 情報提供システム
JPH10210106A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Konica Corp 通信方法および通信装置
JPH11136488A (ja) * 1997-10-31 1999-05-21 Ricoh System Kaihatsu Kk 画像転送方法およびそのプログラム格納記録媒体
JP2000030366A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Sony Corp 情報受信装置、及びダウンロード進捗状況表示方法
JP2001256144A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Yamaha Corp クライアント装置、サーバ装置およびサーバクライアントシステム
JP2002027010A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 伝送装置及び伝送方法
JP2002344504A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> コンピュータネットワーク資源割当方法及び資源管理型コンピュータネットワークシステム及びリソース管理サーバ及びエッジスイッチ及びコンピュータネットワーク資源割当プログラム及びコンピュータネットワーク資源割当プログラムを格納した記憶媒体
JP2002182669A (ja) * 2001-11-02 2002-06-26 Yamaha Corp 通信カラオケシステムの運用方法、ホスト装置および通信カラオケ装置
JP2003256340A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Nec Infrontia Corp 電子メール送信装置及びその方法
JP2003281032A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Fujitsu Ltd コンテンツ送信方法およびコンテンツ受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100168A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Ntt Docomo Inc サーバ、及び通信システム並びに方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4333344B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9814979B2 (en) Data provision system, provision apparatus, execution apparatus, control method, and recording medium
JP2002077458A (ja) 携帯電話端末装置、携帯電話端末装置におけるコンテンツ再生中断再開方法、及びコンテンツ配信局
JP5676318B2 (ja) 端末のリモートサポートシステム、リモートサポート方法
US20210352458A1 (en) Method and apparatus for establishing bluetooth data channel
US20130121502A1 (en) Vehicular sound processing apparatus and vehicular apparatus
JPH09185570A (ja) マルチメディアデータ取得再生方法及びシステム
JP2011076251A (ja) リモート操作システム、クライアント装置、サーバ、通信方法、プログラム及び記録媒体
US8626939B2 (en) Method and apparatus for streaming data
JP7164270B2 (ja) 情報プッシュ先端末を選択するための方法および装置
JP2006311595A (ja) 携帯電話端末装置、携帯電話端末装置におけるコンテンツ再生中断再開方法、及びコンテンツ配信局
JP4722121B2 (ja) 連係動作方法及び通信端末装置
JP4333344B2 (ja) 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム
JP4508210B2 (ja) 受信装置及び受信システム
JP5704348B2 (ja) 携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システム
JP2005164641A (ja) コンテンツデータ受信装置及びプログラム
JP5212435B2 (ja) カラオケシステム、カラオケ装置、リモコン端末
JP5224964B2 (ja) 受信装置の受信方法及び受信装置並びにプログラム
JP2011180515A (ja) カラオケシステム、カラオケ装置、リモコン、通信方法
JP2015153176A (ja) 処理システム、サーバ、端末、サーバ処理プログラム及び端末処理プログラム
JP2004080222A (ja) 通信システム、その保留制御方法、電話機、その制御方法及びプログラム
JP5614554B2 (ja) 音楽再生システム、音楽再生装置、及び音楽再生用プログラム
JP2003333134A (ja) 通信端末
JP5431007B2 (ja) 電子機器、連携システム、制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP4585421B2 (ja) データ配信装置、データ配信方法、通信端末装置およびデータ出力プログラム
JP2008000186A (ja) ゲーム装置、プログラム及び情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4333344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees