JP4333344B2 - 通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム - Google Patents

通信システム、コンテンツデータ送信装置、コンテンツデータ受信装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置等に関する。
例えば通信カラオケ装置について言えば、近年、様々な世代やモデルのカラオケ装置が開発され、それらが混在した状況でカラオケデータの配信が行われている。例えば特許文献1に示す技術のように、カラオケ装置がそのタイプ情報をカラオケデータ配信装置に送信し、カラオケデータ配信装置が受信したタイプ情報に適合するカラオケデータをカラオケ装置に配信する技術である。ここで言うタイプ情報と言うのは、カラオケ装置自体のハードウェア的な構成に関連づけられた情報であり、具体的には、カラオケ装置の音源の最大同時発音数やADPCMデータの再生可否などに応じたカラオケデータを、カラオケデータ配信装置が選択するための情報である。
特開2000−47679号公報
ところが、近年、通信回線のブロードバンド化が進み、通信回線の種別が多様化してきた。具体的には、従来のアナログ電話回線やISDN回線だけでなく、光ケーブルやADSL回線等のブロードバンド回線と呼ばれる大容量の通信が可能な通信回線が用いられるようになってきた。このような状況に対応するため、通信回線の種別の数だけ各通信回線専用のカラオケデータ配信装置を用意する方法が考えられる。しかし、この方法の場合は、カラオケデータ配信装置間で通信量を平均化させることが接続通信回線の種別によって制限されるため、例えば低速回線に通信が集中すると低速回線に接続されたカラオケデータ配信装置の稼働率は著しく高くなるが、高速回線に接続されたカラオケデータ配信装置の稼働率は著しく低いままといったことがあり得る。このような一部のカラオケデータ配信装置に処理が集中する状態は、その処理が集中したカラオケデータ配信装置の処理レスポンスが低下するなどの問題が発生する他、システム全体からみても効率的であるとは言いづらかった。
なお、このような問題は、コンテンツデータがカラオケデータに限らず、音楽、映像、ゲーム、記事等の他のコンテンツデータでも発生し得るものである。
本願発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、1台で複数の種別の通信回線に対応し、効率的に音楽、映像、ゲーム、記事等のコンテンツデータを送信するコンテンツデータ送信装置と、そのコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信するコンテンツデータ受信装置とを備える通信システムに関する。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の通信システムは、コンテンツデータ送信装置と複数のコンテンツデータ受信装置とを備える通信システムである。
コンテンツデータ送信装置は、送信装置側記憶手段と、送信装置側通信手段と、送信装置側制御手段とを備える。送信装置側記憶手段は、ナローバンド回線と、ナローバンド回線より通信容量の大きいブロードバンド回線との通信回線の種別毎にその種別に対応するナローバンド用コンテンツデータと、ナローバンド用コンテンツデータに対して大きなサイズのブロードバンド用コンテンツデータとを記憶する手段である。送信装置側通信手段は、複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことのできる手段である。送信装置側制御手段は、送信装置側通信手段を介してコンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が利用する通信回線の種別情報と、コンテンツデータ受信装置が工場出荷後に初めてコンテンツデータ送信装置との間で通信を行う初期通信か、あるいは、コンテンツデータ受信装置がコンテンツデータ送信装置との間で定常的に実行する定常通信の何れの通信モードであるかを示す通信モード情報とを受信する第一の機能、その受信した種別情報及び通信モード情報に基づいて、種別情報がナローバンド回線を示す場合の当該通信モード別の最大通信時間、あるいは、種別情報がブロードバンド回線を示す場合の当該通信モード別の最大通信時間であって、種別情報がナローバンド回線である場合の最大通信時間よりも長い最大通信時間を少なくとも通信継続条件として設定し、その設定した通信継続条件を、通信手段を介してコンテンツデータ受信装置へ送信するする第二の機能、種別情報の示す通信回線に対応するコンテンツデータのリストを、送信装置側通信手段を介してコンテンツデータ受信装置へ送信する第三の機能、及び、送信装置側通信手段を介してコンテンツデータ受信装置よりコンテンツデータ特定情報を受信し、その受信したコンテンツデータ特定情報に対応するコンテンツデータを送信装置側記憶手段から読み出し、その読み出したコンテンツデータを、送信装置側通信手段を介しコンテンツデータ受信装置へ送信する第四の機能、の各機能をコンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能な手段である。
コンテンツデータ受信装置は、受信装置側記憶手段と、受信装置側通信手段と、受信装置側制御手段とを備える。受信装置側記憶手段は、コンテンツデータを記憶するための手段である。受信装置側通信手段は、一つの種類の通信回線と接続され、その通信回線を介してコンテンツデータ送信装置と通信を行う手段である。受信装置側制御手段は、受信装置側通信手段に接続されている通信回線の種別情報と現在の通信モードを示す通信モード情報とを、受信装置側通信手段を介してコンテンツデータ送信装置へ送信する第一の機能、受信装置側通信手段を介してコンテンツデータ送信装置から通信継続条件とリストとを受信する第二の機能、リストにあって受信装置側記憶手段に記憶されていないコンテンツデータのコンテンツデータ特定情報を、受信装置側通信手段を介してコンテンツデータ送信装置へ送信し、受信装置側通信手段を介してコンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信し、その受信したコンテンツデータを受信装置側記憶手段に記憶する第三の機能、及び、通信継続条件を満たさなくなった場合に第三の機能を停止させる第四の機能、の各機能を実行する手段である。
なお、「その種別に対応するコンテンツデータ」というのは、例えば通信回線が光回線のようなブロードバンド回線であるときは、その回線に見合ったファイルサイズのコンテンツデータのことを意味する。
このようなコンテンツデータ送信装置であれば、1台で複数の種別の通信回線に対応し、通信相手であるコンテンツデータ受信装置が接続された通信回線の種別に対応するコンテンツデータをコンテンツデータ受信装置毎に送信することができる。つまり、本発明のコンテンツデータ送信装置は、複数種類の通信回線に対応可能であるため、従来のように通信回線の種別の数だけ各通信回線専用のコンテンツデータ送信装置を用意する方法と比較し、ある特定の通信回線に通信が集中したとしても、コンテンツデータ送信装置が複数存在すれば複数のコンテンツデータ送信装置に通信を分散させることができる。したがって、処理レスポンスをコンテンツデータ送信装置間で平均化させることができると共に、システム全体の効率を向上させることができる。
また、受信した種別情報及び通信モード情報に基づいて通信継続条件を設定するため、コンテンツデータ受信装置が初めて設置されて機能する際のような大量のコンテンツデータの受信が行われる際にも、他のコンテンツデータ受信装置の受信に及ぼす影響を少なくすることができる。また、コンテンツデータ受信装置が初めて設置されて機能する際に限らず、コンテンツデータ受信装置からの接続が多いようなときには、通信時間を通常よりも短くして通信継続条件を設定することができるため、コンテンツデータ送信装置の処理負荷を一定にすることもできる。
ところで、通信継続条件を満たさなくなっても何らかの理由でコンテンツデータ受信装置が通信を切断しないような場合は、請求項2に記載のように、送信制御手段が、通信継続条件を満たさない状況になってもなお継続している第四の機能の実行を終了するようになっているとよい。
このようになっていれば、通信継続条件を満たさなくなっても何らかの理由(例えばプログラムアボート)でコンテンツデータ受信装置が通信を切断しない場合や、通信継続条件を途中で変更した場合であっても、確実にコンテンツデータ受信装置との通信を切断することができる。
また、請求項3に記載のような、コンテンツデータ送信装置であっても、対応したコンテンツデータ受信装置と組み合わせることにより、上述した通信システムと同様の効果を奏する。
また、請求項4に記載のような、コンテンツデータ受信装置であっても、対応したコンテンツデータ送信装置と組み合わせることにより、上述した通信システムと同様の効果を奏する。
また、請求項5に記載のような、コンテンツデータ送信装置の送信装置側制御手段として機能させるプログラムを、コンテンツデータ送信装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータが読みとり可能な記録媒体にプログラムを記録し、そのプログラムを必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより請求項1〜請求項2の何れかに記載のコンテンツデータ送信装置の送信装置側制御手段として機能させることができる。また、プログラムはネットワークを用いて流通させることも可能であるため、コンテンツデータ送信装置の機能向上も容易である。
また、請求項6に記載のような、コンテンツデータ受信装置の受信装置側制御手段として機能させるプログラムを、コンテンツデータ送信装置が内蔵するコンピュータに実行させるようになっていてもよい。このようなプログラムによって動作するコンテンツデータ送信装置であっても、上述した通信システムと同様の効果を奏する。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は、実施例のホスト11、インターネット3(ブロードバンド回線)、電話回線5(ナローバンド回線)、カラオケ装置31,61,71が含まれたカラオケシステムの概略構成を示すブロック図である。
まず、ホスト11について説明する。ホスト11は、制御部13、ハードディスク15、表示部17、操作部19、ネットワークインターフェース21及びモデム23を備える。
このうち、制御部13は、周知のCPU、RAM、ROM等から構成され、ハードディスク15、操作部19、ネットワークインターフェース21及びモデム23から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク15、表示部17、ネットワークインターフェース21及びモデム23に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
なお、ハードディスク15は、楽曲に関するデータファイル(特許請求の範囲に記載のコンテンツデータに相当する)を記憶している。具体的には、図2に示す説明図のように領域分けされ、データファイル等を記憶している。つまり、ハードディスク15は、ブロードバンド用データ領域151とナローバンド用領域155とに分けられ、ブロードバンド用領域151には、曲毎に分けられたMPEGデータ152や、その曲リストであるブロードバンド曲リスト153を記憶しており、ナローバンド用領域155には、曲毎に分けられたMIDIデータ156や、その曲リストであるナローバンド曲リスト157を記憶している。このようにブロードバンド用領域155には、ブロードバンド回線に接続されたカラオケ装置のための比較的大きなサイズを有するデータファイルが記憶されており(MPEGデータ152について言えば例えば50MByte)、ナローバンド用領域156には、ナローバンド回線に接続されたカラオケ装置のための比較的小さなサイズを有するデータファイルが記憶されている(MIDIデータ156について言えば例えば50KByte)。
また、表示部17は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報を表示することができる。
また、操作部19は、一般的なキーボードやマウス等から構成されており、ホスト11の管理者からの操作指示を受け付けることができる。
また、ネットワークインターフェース21は、光回線やADSL回線を介してインターネット3に接続され、カラオケ装置31,61と通信を行うことができる。
また、モデム23は、電話回線5に接続され、この電話回線5を介してカラオケ装置31,71と通信を行うことができる。
ここで、実施例のホスト11と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。ハードディスク15が特許請求の範囲に記載の送信装置側記憶手段に相当し、ハードディスク15が記憶するデータファイルが特許請求の範囲に記載のコンテンツデータに相当する。また、ネットワークインターフェース21及びモデム23が特許請求の範囲に記載の送信装置側通信手段に相当し、制御部13が特許請求の範囲に記載の送信装置側制御手段に相当する。
次に、カラオケ装置31,61,71について説明するが、これらのカラオケ装置は接続される通信回線(インターネット3,電話回線5)に違いがあるだけで基本的に同一構成であるため、ここではカラオケ装置31についてのみ説明する。カラオケ装置31は、制御部33、ハードディスク35、操作部37、ネットワークインターフェース39、モデム41、アンプ43、マイク45、スピーカ47、表示部49を備える。
このうち、制御部33は、周知のCPU、RAM、ROM等から構成され、ハードディスク35、操作部37、ネットワークインターフェース39、モデム41から受け取った情報に基づいて各種処理を実行し、ハードディスク35、ネットワークインターフェース39、モデム41、アンプ43及び表示部49に各種指令やデータを渡すことによりこれらを統括的に制御する。
また、ハードディスク35は、ホスト11から受信した楽曲に関するデータファイルを記憶するためのものである。また、データファイルの一覧であるリスト(クライアント保有リスト)を記憶しており、データファイルを新たに記憶したり削除したりするとこのリストを更新するようになっている。
また、操作部37は、キースイッチやリモートコントローラ等から構成されており、カラオケ装置31の利用者からの操作指示(例えば曲の選択、演奏音のキーの調整、音量の調整等)を受け付けることができる。
また、ネットワークインターフェース39は、光回線やADSL回線を介してインターネット3に接続され、ホスト11と通信を行うことができる。
また、モデム41は、電話回線5に接続され、この電話回線5を介してホスト11と通信を行うことができる。
また、アンプ43は、制御部33から送られる音声信号や、利用者によって入力された音声に基づいてマイク45から出力される音声信号を増幅させてスピーカ47に音として出力させる。
また、表示部49は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等から構成され、様々な情報(例えば背景映像や歌詞情報等)を表示することができる。
ここまででカラオケ装置31の構成について説明したが、上述した通り、カラオケ装置61,71もカラオケ装置31と同様の構成を有する。ただし、カラオケ装置61は、インターネット3にのみ接続されており電話回線5には接続されていない。また、カラオケ装置71は、電話回線5にのみ接続されておりインターネット3には接続されていない。
次に、楽曲に関するデータファイルがホスト11からカラオケ装置31,61,71へ伝送される際の伝送処理についてカラオケ装置31を例に挙げ、(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法と、(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法とに分けて説明する。楽曲に関するデータファイルの伝送処理の際には、これらの通信方法の何れが採用されてもよく、カラオケ装置に接続された通信回線(インターネット3,電話回線5)の種類によって切り替えられるようになっていてもよいし、ホスト11に対するカラオケ装置の接続台数によって切り替えられるようになっていてもよい。具体的には例えば、カラオケ装置がホスト11にインターネット3を介して接続した場合には(1)の通信方法が採用され、電話回線5を介して接続した場合には(2)の通信方法を採用されるというように切り替えられるようになっていてもよい。また、カラオケシステムにおいてカラオケ装置の数が多い場合には(2)の通信方法が採用され、カラオケシステムにおいてカラオケ装置の数が少ない場合には(1)の通信方法が採用されるというように切り替えられるようになっていてもよい。もちろん、どちらか一方の通信方法のみが固定的に用いられるようになっていてもよい。
(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合
まず、伝送処理においてホスト11が主体的に通信を制御する通信方法が用いられる場合について、図3のシーケンス図を用いて説明する。以下で説明する伝送処理は、ホスト11に関しては、制御部13において実行されるプログラムに基づいて制御部13がホスト11の各部を制御することによって実現され、カラオケ装置31に関しては、制御部33において実行されるプログラムに基づいて制御部33がカラオケ装置31の各部を制御することによって実現される。なお、この伝送処理は、カラオケ装置31の電源が投入された際や、カラオケ装置31の利用者等によって操作部37が操作された際や、予め設定された時刻になった際等に実行が開始される。
伝送処理の実行が開始されると、まずカラオケ装置31がホスト11に対して通信を試み、通信を確立する(S110)。カラオケ装置31は2つの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)の何れを用いてもホスト11と通信を行うことができるため、何れの通信インターフェースを用いて通信を確立するようになっていてもよい。カラオケ装置31がどちらの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)を用いるかは、例えば、ネットワークインターフェース39を用いてホスト11と通信を確立することを試み、通信が確立できない場合にモデム41を用いてホスト11と通信を確立するようになっているとよい。
通信が確立されるとカラオケ装置31は、回線種別の情報をホスト11に通知する(S115)。ここで言う回線種別の情報というのは、通信がインターネット3を介したものであるか電話回線5を介したものであるかを示す情報であり、S110において確立された通信が、ネットワークインターフェース39が用いられて確立された通信である場合はインターネット3を示す情報であり、S110において確立された通信が、モデム41が用いられて確立された通信である場合は電話回線5を示す情報である。
次に、カラオケ装置31は、通信モードの情報をホスト11に通知する(S120)。この通信モードの情報というのは、初期通信か定常通信かを表すものである。初期通信というのは、カラオケ装置31が工場出荷後に初めてホスト11と通信をする際の通信であり、この通信では、カラオケ装置31のハードディスク35の内容を最新の状態にするために大量のデータファイルがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される。一方、定常通信というのは、定常的に(例えば1日に1度)実行される通信であり、ホスト11側で更新されたデータファイルのみがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される通信である。なお、定常通信は、初期通信に比較して伝送量は少ない。
続いて、カラオケ装置31がハードディスク35に記憶するデータファイルのリスト(クライアント保有リスト)を送信する(S125)。
一方、ホスト11は、カラオケ装置31が実行したS110〜S125の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S110に対応してカラオケ装置31との通信を確立し、S115に対応して回線種別の情報を受け取り、S120に対応して通信モードの情報を受け取り、S125に対応してクライアント保有リストを受信する。そして、このようにして受け取った情報を用いてホスト11は最大通信時間決定処理を実行する(S130)。この最大通信時間決定処理について、図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。
まず、回線種別がインターネット3であるか否かによって分岐する(S210)。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った回線種別によって分岐する。回線種別がインターネット3であった場合はS220に進み、回線種別がインターネット3でなく電話回線5であった場合はS250に進む。
S220では、通信モードが定常通信であるか否かによって分岐する。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った通信モードによって分岐する。通信モードが定常通信であった場合はS230に進み、通信モードが定常通信でなく初期通信であった場合はS240に進む。
S230では、最大通信時間を1時間として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。S240では、最大通信時間を1時間30分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。
一方、S210で回線種別はインターネット3でないとして進んだS250では、通信モードが定常通信であるか否かによって分岐する。このステップは、先ほどホスト11がカラオケ装置31から受け取った通信モードによって分岐する。通信モードが定常通信であった場合はS260に進み、通信モードが定常通信でなく初期通信であった場合はS270に進む。
S260では、最大通信時間を15分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。S270では、最大通信時間を30分として決定し、最大通信時間決定処理を終了する。
図3に戻り、次にホスト11が、カラオケ装置31に今から送信するデータファイルのリスト(送信リスト)を生成して送信する(S135)。このステップは、ホスト11が、カラオケ装置31から受け取った回線種別の情報に応じ、ホスト11のハードディスク15に記憶されているブロードバンド曲リスト153又はナローバンド曲リスト157の何れかを選択し、このリストにあってカラオケ装置31から受信したクライアント保有リストにないデータファイルを選択してリストを生成し、その生成したリストをカラオケ装置31に送信する。
続いて、ホスト11は、S135で送信した送信リストに基づいて該当するデータファイルをカラオケ装置31に送信する(S140〜S150)。本ステップでは、カラオケ装置31がインターネット3を介してホスト11と通信が確立されているのであればMPEGデータ152が送信され、カラオケ装置31が電話回線5を介してホスト11と通信が確立されているのであれば、MIDIデータ156が送信される。
なお、図3のシーケンス図では、データファイルを3つ伝送するように記載しているが、実際はS135で送信した送信リストに基づいてそのリストに含まれる数だけデータファイルを送信する。ただし、S130で決定した最大通信時間を超える時間が送信にかかった場合は、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの送信を停止するか、次の新たなデータファイルの送信を行わない。
ホスト11は全てのデータファイルの送信を終了すると、通信を切断することをカラオケ装置31に通知し(S155)、その後、実際に通信を切断し(S160)、本処理(伝送処理)を終了する。
一方、カラオケ装置31は、ホスト11が実行したS135〜S155の各ステップに対応する処理を実行する。具体的には、S135に対応してカラオケ装置31はホスト11から送信リストを受信し、S140〜S150に対応してカラオケ装置31はホスト11からデータファイルを受信してハードディスク35に記憶する。なお、カラオケ装置31は、送信リストを用いてホスト11からリスト中のデータファイル全てを受信したか否かを全てのデータファイルの受信を完了するまで確認し続ける。また、ホスト11が実行したS155に対しては、カラオケ装置31は通信を切断する処理(例えば電話回線5を切断する等)を実行し(S165)、本処理(伝送処理)を終了する。ただし、カラオケ装置31は、リスト中のデータファイル全てを受信しないうちにホスト11から通信を切断する通知を受け取った場合には、表示部49にその旨を表示する。
(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法の場合
次に、伝送処理においてカラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法が用いられる場合について、図5のシーケンス図を用いて説明する。以下で説明する伝送処理は、ホスト11に関しては、制御部13において実行されるプログラムに基づいて制御部13がホスト11の各部を制御することによって実現され、カラオケ装置31に関しては、制御部33において実行されるプログラムに基づいて制御部33がカラオケ装置31の各部を制御することによって実現される。なお、この伝送処理は、カラオケ装置31の電源が投入された際や、カラオケ装置31の利用者等によって操作部37が操作された際や、予め設定された時刻になった際等に実行が開始される。
伝送処理の実行が開始されると、まずカラオケ装置31がホスト11に対して通信を試み、通信を確立する(S310)。カラオケ装置31は2つの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)の何れを用いてもホスト11と通信を行うことができるため、何れの通信インターフェースを用いて通信を確立するようになっていてもよい。カラオケ装置31がどちらの通信インターフェース(ネットワークインターフェース39,モデム41)を用いるかは、例えば、ネットワークインターフェース39を用いてホスト11と通信を確立することを試み、通信が確立できない場合にモデム41を用いてホスト11と通信を確立するようになっているとよい。
通信が確立されるとカラオケ装置31は、回線種別の情報をホスト11に通知する(S315)。ここで言う回線種別の情報というのは、通信がインターネット3を介したものであるか電話回線5を介したものであるかを示す情報であり、S310において確立された通信が、ネットワークインターフェース39が用いられて確立された通信である場合はインターネット3を示す情報であり、S310において確立された通信が、モデム41が用いられて確立された通信である場合は電話回線5を示す情報である。
次に、カラオケ装置31は、通信モードの情報をホスト11に通知する(S320)。この通信モードの情報というのは、初期通信か定常通信かを表すものである。初期通信というのは、カラオケ装置31が工場出荷後に初めてホスト11と通信をする際の通信であり、この通信では、カラオケ装置31のハードディスク35の内容を最新の状態にするために大量のデータファイルがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される。一方、定常通信というのは、定常的に(例えば1日に1度)実行される通信であり、ホスト11側で更新されたデータファイルのみがホスト11からカラオケ装置31へ伝送される通信である。なお、定常通信は、初期通信に比較して伝送量は少ない。
一方、ホスト11は、カラオケ装置31が実行したS310〜S320の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S310に対応してカラオケ装置31との通信を確立し、S315に対応して回線種別の情報を受け取り、S320に対応して通信モードの情報を受け取る。そして、このようにして受け取った情報を用いてホスト11は最大通信時間決定処理を実行する(S325)。この最大時間決定処理は、上述した「(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合」で説明した最大通信時間決定処理と同じである(図4参照)。
続いて、ホスト11が、最大通信時間決定処理において決定した最大通信時間をカラオケ装置31に通知する(S330)。続いて、ホスト11が、カラオケ装置31から受け取った回線種別の情報に応じ、ホスト11のハードディスク15に記憶されているブロードバンド曲リスト153又はナローバンド曲リスト157の何れかを選択し、選択したリストをサーバ保有リストとしてカラオケ装置31に送信する(S335)。
一方、カラオケ装置31は、ホスト11が実行したS330及びS335の各ステップに対応した処理を実行する。具体的には、S330に対応してカラオケ装置31はホスト11から最大通信時間を受け取り、S335に対応してカラオケ装置31はホスト11からサーバ保有リストを受信する。
そして、カラオケ装置31は、受信したサーバ保有リストにあって、ハードディスク35に記憶するクライアント保有リストに無いファイルデータを選択し、受信予定データファイルリストを生成する(S340)。そして、この受信予定データファイルリストの中から1つのデータファイルを選択し、その選択したデータファイルの特定情報(例えばデータファイルの名称)をホスト11に通知する(S345)。
これに対し、ホスト11は、カラオケ装置31から通知されたデータファイルの特定情報に該当するデータファイルをハードディスク15から読み出してカラオケ装置31に送信する(S350)。
これに対しカラオケ装置31は、ホスト11データファイルを受信してハードディスク35に記憶させる。
その後、カラオケ装置31は受信予定データファイルリストの中からまだ受信していないデータファイルを1つ選択し、その特定したデータファイルの特定情報(例えばデータファイルの名称)をホスト11に通知する(S355)。
これに対しホスト11はS345と同様の処理を実行し(S360)、そしてカラオケ装置31はホスト11から受信したデータファイルをハードディスク35に記憶する。このようにしてカラオケ装置31は、受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信するまで、同様の処理を繰り返す。
なお、図5のシーケンス図では、データファイルが2つ伝送されるように記載しているが2つである必要はなく、上述した通り、カラオケ装置31が、受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信するまで受信を繰り返す。なお、カラオケ装置31は、受信予定のデータファイルリストを生成する際に、例えば、サーバ保有リスト中のデータファイルに解禁日のような属性が設定されている場合には、その解禁日を過ぎたデータファイルやその解禁日が間近に迫っているデータファイルのみを選択して受信予定データファイルリストを生成するようになっているとよい。
また、カラオケ装置31が受信予定データファイルリストに含まれる全てのデータファイルリストをホスト11から受信していなくても、S330に対応してホスト11から受け取った最大通信時間を超える時間が受信にかかった場合は、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの受信を停止するか、次の新たなデータファイルの受信を行わない。
このようにして、ホスト11からカラオケ装置31に送信されたサーバ保有リストにあって、カラオケ装置31が記憶するクライアント保有リストに無いファイルデータ全てをカラオケ装置31が受信すると、カラオケ装置31は通信を切断することをホスト11に通知する(S365)。
カラオケ装置31は、通信を切断することをホスト11に通知すると実際に通信を切断し(S370)、本処理(伝送処理)を終了する。
一方、ホスト11は、通信を切断することをカラオケ装置31から受け取ると通信を切断し(S375)、本処理(伝送処理)を終了する。
以上、楽曲に関するデータファイルがホスト11からカラオケ装置31,61,71へ伝送される際の伝送処理についてカラオケ装置31を例に挙げ、(1)ホスト11が主体的に通信を制御する通信方法の場合と(2)カラオケ装置31が主体的に通信を制御する通信方法の場合とに分けて説明したが、伝送が完了してカラオケ装置31,61,71のハードディスク35にデータファイルが記憶された後は、利用者がカラオケ装置31,61,71の操作部37を操作することによりカラオケ装置31,61,71はカラオケ演奏を行うことができる。つまり、カラオケ装置31,61,71の制御部33がハードディスク35に記憶されているデータファイルを読み出し、その読み出したデータファイルを音楽データと映像データとに分け、音楽データについてはその音楽データから生成される音楽信号をアンプ43に送り、アンプ43はこの音楽信号と利用者によって入力され音声に基づいてマイク45から出力される音声信号とを合わせた信号を増幅し、スピーカ47に音として出力させる。また、映像データについてはその映像データから生成される映像信号を表示部49に送り、表示部49にカラオケの背景映像や字幕等を表示させる。
したがって、本実施例のホスト11は、1台で複数の種別の通信回線に対応し、通信相手であるカラオケ装置31,61,71が接続された通信回線の種別に対応するデータファイルをカラオケ装置毎に送信することができ、カラオケ装置31,61,71は、ホスト11から送信された回線種別に対応するデータファイルに基づいてカラオケ演奏を行うことができる。
以下、他の実施例について述べる。
(イ)上記実施例では、何れの通信方法の場合もカラオケ装置31から通信を確立するようになっていたが、ホスト11から通信を確立するようになっていてもよい。このようになっていればホスト11が、通信開始時刻や通信対象のカラオケ装置を決定することができるため、各カラオケ装置に対して公平にデータファイルを伝送することができたり、各カラオケ装置に優先順位を付け、その優先順位に基づいた格差をつけてデータファイルを伝送することができる。
(ロ)上記実施例では、カラオケ装置31が回線種別をホスト11に通知するようになっていたが(図3のS115、図5のS315参照)、ホスト11が自身でその回線種別を認識できるのであれば、カラオケ装置31が回線種別をホスト11に通知するステップを省略してもよい。具体的な認識方法としては、例えばモデム23への着信情報を利用して認識することが考えられる。
(ハ)上記実施例のホスト11はモデム23を内蔵しているが、ホスト11からこのモデム23を省き、その代わりに外部のターミナルサーバ(複数のモデムを搭載して同時に多数の通信を実行可能な装置)を利用するように構成してもよい。つまり、電話回線5を介して接続してくるカラオケ装置からの通信を全てターミナルサーバが受け付けるように構成し、そしてターミナルサーバは受け付けた通信をホスト11のネットワークインターフェース21へ転送するようになっていればよい。このようになっていれば、ホスト11は電話回線5を介して接続してくる複数のカラオケ装置と同時に通信を行うことができる。
(ニ)上述した(1)の通信方法の場合においても、(2)の通信方法の場合と同様にホスト11が決定した最大通信時間(図3のS130参照)を、決定後すぐにカラオケ装置31に通知するようになっていてもよい。このようになっていれば、例えば、何らかの理由でホスト11が最大通信時間を超えてデータファイルを送信し続けるような状態になっても、カラオケ装置31は決定された最大通信時間を限度として通信を切断することができるため、より決定された最大通信時間が守られることになる。
(ホ)上記実施例では、特許請求の範囲に記載の「通信継続条件」として最大通信時間を用い、この最大通信時間を伝送処理の中で決定し(図3のS130,図4,図5のS235参照)、この決定した最大通信時間を超えたとき、上記(1)の通信方法の場合は、ホスト11が、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの送信を停止するか、次の新たなデータファイルの送信を行わないようにしていた。また、上記(2)の通信方法の場合は、カラオケ装置31が、最大通信時間を超えた時点でデータファイルの受信を停止するか、次の新たなデータファイルの受信を行わないようにしていた。
しかし、「通信継続条件」は最大通信時間以外のものでもよく、例えばデータファイルの総ファイル数やデータファイルの総ファイルサイズであってもよい。データファイルの総ファイル数を「通信継続条件」とする場合は、上述した実施例の最大通信時間を、データファイルの総ファイル数に読み替えればよい。そして、図4を用いて説明した最大通信時間決定処理を読み替えた、データファイルの総ファイル数決定処理において決定する具体的な総ファイル数は、例えば、S230では1000個と決定し、S240では1500個と決定し、S260では150個と決定し、S270では300個と決定すればよい。また、データファイルの総ファイルサイズを「通信継続条件」とする場合は、上述した実施例の最大通信時間を、データファイルの総ファイルサイズに読み替えればよい。そして、図4を用いて説明した最大通信時間決定処理を読み替えた、データファイルの総ファイルサイズ決定処理において決定する具体的な総ファイル数は、例えば、S230では10MByteと決定し、S240では15MByteと決定し、S260では1.5MByteと決定し、S270では3MByteと決定すればよい。
このように「通信継続条件」を上述した最大通信時間以外の条件(例えばデータファイルの総ファイル数やデータファイルの総ファイルサイズ)に置き換えても、その条件を適切に設定しさえすれば、カラオケ装置が初めて設置されて機能する際のような大量のデータファイルの通信が行われる際にも、他のカラオケ装置の通信に及ぼす影響を少なくすることができる。
(へ)上記実施例では本発明をカラオケシステムにおけるホスト11に適用したが、他にも例えばチケット予約システムやゲーム販売システム等におけるホストに適用してもよい。このようなシステムのおけるホストに本発明を適用しても上記実施例と同様の効果が得られる。
カラオケシステムの概略構成を示すブロック図である。 ホストのハードディスクの構成を示す説明図である。 伝送処理を説明するためのシーケンス図である。 最大通信時間決定処理を説明するためのフローチャートである。 伝送処理を説明するためのシーケンス図である。
3…インターネット、5…電話回線、11…ホスト、13…制御部、15…ハードディスク、17…表示部、19…操作部、21…ネットワークインターフェース、23…モデム、31…カラオケ装置、33…制御部、35…ハードディスク、37…操作部、39…ネットワークインターフェース、41…モデム、43…アンプ、45…マイク、47…スピーカ、49…表示部。

Claims (6)

  1. コンテンツデータ送信装置と複数のコンテンツデータ受信装置とを備える通信システムにおいて、
    前記コンテンツデータ送信装置は、
    ナローバンド回線と、前記ナローバンド回線より通信容量の大きいブロードバンド回線との通信回線の種別毎にその種別に対応するナローバンド用コンテンツデータと、前記ナローバンド用コンテンツデータに対してコンテンツ毎のサイズが大きいブロードバンド用コンテンツデータとを記憶する送信装置側記憶手段と、
    複数種類の通信回線の何れかを介して一のコンテンツデータ受信装置と行う通信を同時に複数のコンテンツデータ受信装置と行うことのできる送信装置側通信手段と、
    前記送信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置からそのコンテンツデータ受信装置が利用する通信回線の種別情報と、前記コンテンツデータ受信装置が工場出荷後に初めて前記コンテンツデータ送信装置との間で通信を行う初期通信か、あるいは、前記コンテンツデータ受信装置が前記コンテンツデータ送信装置との間で定常的に実行する定常通信の何れの通信モードであるかを示す通信モード情報とを受信する第一の機能、その受信した種別情報及び通信モード情報に基づいて、前記種別情報がナローバンド回線を示す場合の当該通信モード別の最大通信時間、あるいは、前記種別情報がブロードバンド回線を示す場合の当該通信モード別の最大通信時間であって、前記種別情報がナローバンド回線である場合の前記最大通信時間よりも長い最大通信時間を少なくとも通信継続条件として設定し、その設定した通信継続条件を、前記通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置へ送信するする第二の機能、前記種別情報の示す通信回線に対応するコンテンツデータのリストを、前記送信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置へ送信する第三の機能、及び、前記送信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ受信装置よりコンテンツデータ特定情報を受信し、その受信したコンテンツデータ特定情報に対応するコンテンツデータを前記送信装置側記憶手段から読み出し、その読み出した前記コンテンツデータを、前記送信装置側通信手段を介し前記コンテンツデータ受信装置へ送信する第四の機能、の各機能を通信対象のコンテンツデータ受信装置毎に同時実行可能な送信装置側制御手段と、
    を備え、
    前記コンテンツデータ受信装置は、
    コンテンツデータを記憶するための受信装置側記憶手段と、
    一つの種類の通信回線と接続され、その通信回線を介して前記コンテンツデータ送信装置と通信を行う受信装置側通信手段と、
    前記受信装置側通信手段に接続されている前記通信回線の種別情報と現在の通信モードを示す通信モード情報とを、前記受信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置へ送信する第一の機能、前記受信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置から前記通信継続条件と前記リストとを受信する第二の機能、前記リストにあって前記受信装置側記憶手段に記憶されていないコンテンツデータのコンテンツデータ特定情報を、前記受信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置へ送信し、前記受信装置側通信手段を介して前記コンテンツデータ送信装置からコンテンツデータを受信し、その受信したコンテンツデータを前記受信装置側記憶手段に記憶する第三の機能、及び、前記通信継続条件を満たさなくなった場合に前記第三の機能を停止させる第四の機能、の各機能を実行する受信装置側制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記送信装置側制御手段は、前記通信継続条件を満たさない状況になってもなお継続している前記第四の機能の実行を終了することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおける前記コンテンツデータ送信装置について記載した構成を備えることを特徴とするコンテンツデータ送信装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおける前記コンテンツデータ受信装置について記載した構成を備えることを特徴とするコンテンツデータ受信装置。
  5. コンピュータを請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおける前記コンテンツデータ送信装置の前記送信装置側制御手段として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおけるコンテンツデータ受信装置の前記受信装置側制御手段として機能させるためのプログラム。
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