JP2005164143A - 自動製氷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明氷を作る自動製氷装置に関し、透明度を保ちつつ製氷時間の短縮を図る。
【解決手段】給水した水を凍結させる製氷部15と、製氷部15で製氷した氷を砕く砕氷部材29と、砕氷部材29を駆動させる砕氷用駆動部18と、製氷部15を揺動させる揺動用駆動部28を備えた自動製氷装置であり、製氷部15の温度を可変とすることにより、様々な環境条件の変動等があっても、製氷部15の温度を透明氷が効率よく製氷される適切な温度にコントロールでき、透明氷を短時間で製氷することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は透明氷を作る自動製氷装置に関するものである。
近年、清潔指向の高まりにより、冷蔵庫に対してより清潔感を求める傾向が消費者の間で高まっている。冷蔵庫で作る氷に対しても、従来の不純物を含んだ氷よりもより透明度が高く、不純物の少ない氷が求められている。
従来の透明製氷を作ることのできる自動製氷装置としては、製氷皿を所定の振動数、振幅にて軸周りに揺動させながら製氷するものがある。(例えば、特許文献1参照)
以下、図面を参照しながら上記従来の自動製氷装置を説明する。
図8は従来の自動製氷装置の平面図である。図8に示すように、従来の自動製氷装置は、矩形箱状の機体1から図中左方に向けて突出するL字状の支持部材2を備え、前記支持部材2と前記機体1間に合成樹脂製で小氷塊を生成する多数の凹部を備えた製氷皿3を軸支して取り付け、製氷皿3の上面を蓋4で覆っている。また、前記機体1内に収納されたパルスモータ5の出力軸6と製氷皿3の軸とを連結している。前記パルスモータ5は、ギヤ列等からなる駆動装置7として形成されている。
さらに、前記機体1の側面に検氷レバー8を備えるとともに、前記製氷皿3に給水する給水パイプ10の導水部11が前記製氷皿3の端部に水を導入するべく製氷皿3の回動範囲をはずれて設けている。
前記製氷皿3の端部に設けられた支軸12は支持部材13に回動自在に取り付けられている。また、前記製氷皿3の下部に製氷完了を検知する温度センサ14が設けられている。
以上のように構成された自動製氷装置について、以下その動作を説明する。
従来の自動製氷装置は、冷蔵庫の製氷室内に配置され、その周囲温度は冷凍域に保たれるとともに製氷皿3の底面に冷気を当てている。そして、給水手段により給水された水は給水パイプ10及び導水部11を介して製氷皿3の各凹部に均一に満たされる。この時、製氷皿3の上面は上蓋4で覆われているおり、かつ、上蓋4内には電気ヒータ(図示せず)が備えられているため、製氷皿3に給水された水は下面から徐々に凍結し、上面が最後に凍る。
この為、水中に含まれる気泡は下面から徐々に上面へと移動していき、結果、気泡のない氷が生成される。
また、製氷中には、駆動装置7内にあるパルスモータ5は、ある一定の振動数、振幅にて出力軸6を揺動させる。このことにより、支軸12により支持部材13に保持されている製氷皿3は支軸12周りに正転、逆転を繰り返す。これにより、製氷皿3内の水は振動が加えられ攪拌されるので、より脱気効果が期待される。
特開平6−331244号公報
しかしながら、上記従来の構成は、製氷皿3が矩形の氷を作成する為、複数の区画に分割されており、揺動させた時の水の移動距離に制限があるという欠点があった。この水の移動距離が少ないと十分に脱気(空気の気泡を逃がすこと)ができず、その結果製氷時間が延びてしまうという問題がある。
本発明は従来の課題を解決するもので、短時間で透明氷ができる自動製氷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の自動製氷装置は、間欠給水した水を段階的に凍結させる製氷部と、前記製氷部の底部を形成する熱を吸収して排熱する冷却手段を備えた自動製氷装置において、前記製氷部を揺動させる揺動用駆動部を駆動しながら、前記冷却手段を高温から低温に可変したものである。このことにより、積層して凍る過程において水の脱気を十分行いながら、早く透明な氷を製氷することができる。
本発明の自動製氷装置によれば、間欠給水した水を段階的に凍結させる製氷部と、前記製氷部の底部を形成する熱を吸収して排熱する冷却手段を備えた自動製氷装置において、前記製氷部を揺動させる揺動用駆動部を駆動しながら、前記冷却手段を高温から低温に可変したものである。このことにより、積層して凍る過程において水の脱気を十分行いながら、早く透明な氷を製氷することができる。このことにより、製氷部の温度を適切にコントロールすることができる。
請求項1に記載の発明は、間欠給水した水を段階的に凍結させる製氷部と、前記製氷部の底部を形成する熱を吸収して排熱する冷却手段を備えた自動製氷装置において、前記製氷部を揺動させる揺動用駆動部を駆動しながら、前記冷却手段を高温から低温に可変したものである。このことにより、積層して凍る過程において水の脱気を十分行いながら、早く透明な氷を製氷することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記製氷部の下面が冷却板で構成され、この冷却板の冷却手段としてペルチェ素子を用いることを特徴とするもので、このことによりペルチェ素子への電圧を変化させることにより製氷部の温度を適切にコントロールすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動製氷装置の斜視図である。図2は、同実施の形態の自動製氷装置の分解状態を示す斜視図である。図3及、図4、図5は、同実施の形態の自動製氷装置の要部断面図である。
図1、図2、図3、図4、図5において、製氷部15は製氷皿3と、製氷皿3の底面を形成する冷却板16と、製氷皿3の外周フランジと冷却板16の間に配置される水漏れ防止材17から構成され、さらに冷却板16の下方に砕氷用駆動部18が配置される。
前記砕氷用駆動部18の下方には放熱板19が配置されており、冷却板16と放熱板19の間には冷却手段、例えば複数個のペルチェ素子20が配置される。このペルチェ素子20の外周には固定部材21が配設され、ペルチェ素子20の位置を固定する役割を果たす。
前記冷却板16と固定部材21の間、放熱板19と固定部材21の間には、各々、水浸入防止材22が水密となるように設けられ、外部からペルチェ素子20近傍に水分が侵入することを防いでいる。また、冷却板16と、放熱板19は、各々アルミ等の熱伝導性の良い材料で成形されている。
保持部材23及び、保持部材24は、それぞれ一方が開口された略箱形状の保持部25、保持部26が一体に形成されており、この保持部25、保持部26により、製氷皿3と、冷却板16と、水漏れ防止材17と、砕氷用駆動部18と、放熱板19と、ペルチェ素子20と、固定部材21と、水浸入防止材22を上下に挟持するよう構成されている。
この時に、製氷皿3は保持部材23及び、保持部材24によって冷却板16方向に押さえ付けられ、同時に、水漏れ防止材は適度に圧縮されている。
また、保持部材24の一方には、挿入口27が一体に形成されており、揺動用駆動部28の出力軸が挿入される構成となっている。
また、砕氷用駆動部18には、複数個の砕氷部材29が連結されており、冷却板16を貫通して製氷部15方向へ延伸されている。この時、冷却板16の貫通穴には、砕氷部材29の周囲をシールする、水漏れ防止材30が設けられており、固定板31にて冷却板16に固定されている。
また、冷却板16には温度検知手段、例えば温度センサ32が設けられ、保持部材23に取り付けられている。
また、保持部材23、及び保持部材24内には、断熱材33が設けられている。
製氷皿3と、冷却板16と、水漏れ防止材17と、砕氷用駆動部18と、放熱板19と、ペルチェ素子20と、固定部材21と、水浸入防止材22と、保持部材23と、保持部材24と、砕氷部材29と、水漏れ防止材30と、固定板31と、温度センサ32と、断熱材33は、各々相互に固定され、全体として製氷ユニット34を構成している。
また、製氷ユニット34は、製氷室天面35に設けられた略ドーム形状の凹部内に、その上部が収納される。保持部材23と、製氷室天面35の凹部は、製氷ユニット34の回転に支障の無い程度に近接しており、製氷部15と製氷室の空気の循環は最小限に抑えられている。さらに、図示はしていないが、製氷室天面35の凹部には加熱手段が設けられている。
以上のように構成された自動製氷装置ついて、以下その動作を説明する。
給水手段により間欠的に給水される水は、製氷皿3と冷却板16に区画された製氷部15に貯えられる。製氷皿3は下方が開放され、冷却板16が露出している状態である。
この時、製氷皿3と冷却板16の間には、水漏れ防止材17が配置されているため、製氷部15に貯えられた水は下方に漏れ出ることが無い。また、砕氷部材29の周囲には、水漏れ防止材30が設けられており、同じく製氷部15の水の漏出を防いでいる。水漏れ防止材30はゴム状の弾力性のある材料を用いており、形状としてはリング状を成している。
この水漏れ防止材30の内周には、単段、あるいは複数段のヒレ形状が設けられており、その内径は、砕氷部材29の外形よりも小さくなっている。さらに、水漏れ防止材30の内周にはグリスが塗布され、より防水性を高めた構造をとっている。
製氷室天面35の凹部は加熱手段により温められ、かつ、断熱材33により製氷室内雰囲気との断熱を行うため、製氷部15近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれる。ペルチェ素子20は、冷却板16の下方に突出した凸部と接触しており、冷却板16を冷却していく。
冷凍室に配置した製氷ユニット34は約−18℃の冷凍温度になっており、この状態で冷却板16に最初の給水を行うと、一気に凍ってしまい、水からの脱気がなく白濁してしまう。このため冷却板16が約−5℃になるようにペルチェ素子20を動作させ、揺動用駆動部28によって製氷皿を揺動させながら徐徐に製氷していく。そして次の給水動作によって水が給水された時には、冷却板16を−5℃より低温に維持し、例えば−10℃で揺動させながら製氷を行う。そして複数回の給水動作を行った後、最後の給水動作によって給水し揺動させながら製氷を行う。このとき製氷ユニット周辺は約−13℃で維持されながら製氷を行う。
これによって揺動させながら、通常の冷凍温度−18℃よりも高い温度で製氷を行うので製氷時間を短縮させながら、透明度の高い氷を製氷することができる。また冷凍温度になった冷却板16により、給水された水は下部から徐々に凍結していき、水中の気体成分を上方に逃がしていくが、製氷部15近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれるため、給水された水の上面は凍結することが無い。この時、温度センサ32は冷却板16の温度を検知しており、ペルチェ素子20の電圧を適度に変化させることにより、凍結速度の最適な制御を行う。
例えば、脱気速度よりも凍結速度が速すぎる場合には、ペルチェ素子20の電圧を低下させる制御を行う。
温度センサ20が冷却板16の温度上昇を検知し、給水が完了したと判断すると、揺動用駆動部28が、ある一定の振動数、振幅で、正逆転を繰り返し、製氷ユニット34を揺動させることにより、製氷部15内に給水された水を適度に攪拌する。
この動作により、水中の気体成分を逃がす効果、すなわち脱気効果がさらに高まることになる。
この時、製氷部15内には揺動方向に略垂直な壁は無く、給水された水は製氷皿3のほぼ全幅にわたって移動することが可能である。従来の製氷皿は複数の区画に分割されており、給水された水の移動量は、従来の製氷皿に比べて大幅に多くなっている。これにより脱気効果が大になり、製氷部15には透明度の高い氷が作られる。もしくは、透明度を従来の自動製氷装置でできる氷と同程度にすると、製氷時間を短縮することができる。
温度センサ32が、冷却板16の温度低下を検知して、製氷完了の判断を行うわけであるが、このようにして作られた透明氷は略板状になっている。この時、透明氷内には砕氷部材29が内在しており、砕氷用駆動部18により砕氷部材29はある一定の方向に回転駆動する。砕氷部材29には略放射状の複数のリブ、もしくは爪が設けられており、このリブが回転することにより、リブの周囲の氷に亀裂を生じさせ、略板状の透明氷を複数に砕氷する。この砕氷された氷は、家庭での実用に供することのできる適切な大きさに設定されることが好ましい。
さらに、透明氷の砕氷後、揺動用駆動部28が製氷ユニット34を反転させ、製氷部15内の透明氷を下方に落下、離氷させる。その後揺動用駆動部28は反対方向に回転し、製氷ユニット34を正位置に復帰させ、次回の給水を待つ。
この時、仮に、砕氷部材29及び砕氷用駆動部18を一体に構成しなかった場合には、製氷後、砕氷部材29及び砕氷用駆動部18を製氷部15の上方から氷に向けて移動させる必要が出てくる。この場合、砕氷部材29を氷の中に侵入させるため、何らかの加熱手段を設ける必要が出てくると共に、砕氷部材29及び砕氷用駆動部18を上下に移動させる移動手段が別途必要になる。さらに、加熱手段をもって氷の中に砕氷部材29を侵入させたとしても、砕氷するために再度凍結させる必要があり、製氷時間の増大を招くことになる。
以上のように本実施の形態の自動製氷装置は、製氷部15と、砕氷部材29と、砕氷用駆動部18を製氷ユニット34の一部として構成することにより、部品点数の増加と機構の複雑化を防ぎつつ、短時間で適切な大きさの透明氷を作ることができる。
また、製氷部15の下面から砕氷部材29を突出させているため、製氷完了後直ぐに略板状の透明氷を砕氷することができる。
また、製氷部15の下部に砕氷用駆動部18を配置したため、製氷部15下部への砕氷部材29の配設が可能になった。
また、砕氷部材29の周囲に水漏れ防止材30を設けたため、冷却板16と、砕氷部材29との隙き間からの水漏れを防止し、同じく製氷部15下部への砕氷部材29の配設を可能としている。
また、製氷部15の外周を断熱材33で覆ったため、製氷部15の近傍を0℃より高い、凍結しない一定の温度域に保つことができる。
また、製氷部15の下面を冷却板16で構成したため、下面からの氷結が可能になり、水中の気体成分を上方へ脱気させることができる。
また、冷却板16に温度検知手段として、温度センサ32を設けたため、冷却板16の温度を検知することができ、給水検知、製氷完了検知が可能となり、さらに、凍結速度を制御することができる。
また、冷却板16の冷却手段としてペルチェ素子を用いることにより、同じく凍結速度を最適に制御することができる。
また、製氷皿3と、冷却板16の間に水漏れ防止材を設けたため、製氷皿3からの漏水を防ぐことができる。
また、保持部材23、保持部材24で製氷皿3の外周フランジを冷却板16方向へ押さえ付け、水漏れ防止材17を適度に圧縮することができる。
なお、本実施の形態において、砕氷部材29は複数個としたが、1個であっても砕氷の効果には変わりは無く、適当な個数にすることにより、提供する氷の大きさ、個数を変えることができる。
さらに、本実施の形態においては、ペルチェ素子20を複数個用いた構成になっているが、ペルチェ素子20自体に十分な冷却性能があり、かつ、冷却板16の厚さを適切に厚くすることにより冷却面の均温化が図れる場合には、必ずしも複数個用いることは必要では無く、1個でも良い。
またさらに、本実施の形態において、冷却板16は、下方に凸部を持ち、ペルチェ素子20と接触しているが、この冷却板16の凸部は同等の材質の別部品にて構成しても良い。この場合には、冷却板16の形状が簡素化され、コストダウンを図ることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2による自動製氷装置の斜視図である。
本実施の形態は、実施の形態1による砕氷用駆動部18と、揺動用駆動部28を一体化したものである。
図6において、揺動砕氷用駆動部36の手前部分には、揺動用出力軸37が設けられている。さらに、揺動砕氷用駆動部36の上面には、砕氷部材29と連結する出力軸が設けられており、製氷ユニット38の一部として構成されている。
さらに、製氷ユニット38は、揺動用出力軸37を介して冷蔵庫本体に担時されている。
以上のように構成された自動製氷装置ついて、以下その動作を説明する。
実施の形態1と同様に、温度センサ20が冷却板16の温度上昇を検知し、給水が完了したと判断すると、揺動砕氷用駆動部36の揺動用出力軸37が、ある一定の振動数、振幅で、正逆転を繰り返そうとする。この時、揺動用出力軸37は、冷蔵庫本体に固定されているため、揺動砕氷用駆動部36自身も含めて、製氷ユニット38が揺動する。このことにより、製氷部15内に給水された水が適度に攪拌される。
以上のように本実施の形態の自動製氷装置は、砕氷用駆動部と揺動用駆動部を一体化した揺動砕氷用駆動部36を備えるため、実施の形態1と同様な透明氷を作りつつ、部品点数の削減ができ、製氷ユニット38のコンパクト化が実現できる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3による冷蔵庫の断面図である。
図7において、冷蔵庫本体39は、製氷室40、冷凍室41を備えており、自動製氷装置は製氷室40内に設置される。
このことにより、冷蔵庫で連続的に透明氷を作り、保存することが可能になる。
なお、冷蔵庫本体39内の製氷室40は無い場合もあり、その時は、自動製氷装置は、冷凍室41内に設置される。
以上のように、本発明にかかる自動製氷装置は、冷却手段を高温から低温に可変制御することにより、早く透明な氷を製氷することができるので、家庭用、業務用を問わず透明氷の製氷装置及びその適用機器の分野に有用である。
本発明による自動製氷装置の実施の形態1の斜視図 本発明による自動製氷装置の実施の形態1の分解状態を示す斜視図 本発明による自動製氷装置の実施の形態1の要部断面図 本発明による自動製氷装置の実施の形態1の要部断面図 本発明による自動製氷装置の実施の形態1の要部断面図 本発明による自動製氷装置の実施の形態2の斜視図 本発明による自動製氷装置の実施の形態3の断面図 従来の自動製氷装置の平面図
符号の説明
1 機体
2 支持部材
3 製氷皿
4 上蓋
5 パルスモータ
6 出力軸
7 駆動装置
8 検氷レバー
9 案内板
10 給水パイプ
11 導水部
12 支軸
13 支持部材
14 温度センサ
15 製氷部
16 冷却板
17 水漏れ防止材
18 砕氷用駆動部
19 放熱板
20 ペルチェ素子
21 固定部材
22 水浸入防止材
23、24 保持部材
25、26 保持部
27 挿入口
28 揺動用駆動部
29 砕氷部材
30 水漏れ防止材
31 固定板
32 温度センサ
33 断熱材
34 製氷ユニット
35 製氷室天面
36 揺動砕氷用駆動部
37 揺動用出力軸
38 製氷ユニット
39 冷蔵庫本体
40 製氷室
41 冷凍室

Claims (2)

  1. 間欠給水した水を段階的に凍結させる製氷部と、前記製氷部の底部を形成する熱を吸収して排熱する冷却手段を備えた自動製氷装置において、前記製氷部を揺動させる揺動用駆動部を駆動しながら、前記冷却手段を高温から低温に可変したことを特徴とする自動製氷装置。
  2. 前記製氷部の底面が冷却板で構成され、この冷却板の冷却手段としてペルチェ素子を用いることを特徴とする請求項1に記載の自動製氷装置。
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