JP6054661B2 - 冷却装置、冷却システム、及び冷却加熱システム - Google Patents

冷却装置、冷却システム、及び冷却加熱システム Download PDF

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Description

本発明は、飲料容器を冷却する冷却装置及び冷却システムに関し、より詳細には容器中の飲料を使用時に急速に冷却可能な冷却装置及び冷却システムに関する。
自動販売機では、缶等の飲料容器は常時冷却されており、販売時に冷却状態で購入者に提供される。同様に、冷蔵庫では、飲料容器は常時冷却されており、飲用時に冷却状態で飲用者に提供される。これに対して、特許文献1では、常温状態の缶飲料等を急速に冷却する急速冷却装置が提案されている。この冷却装置は、その図10及び図11に示されるように、断熱性のキャビティ内で蓄冷パック61、65を冷凍サイクルにより冷却し、飲料水容器1をこれらの蓄冷パックと接触させつつ振動させることにより、容器を急速冷却するものである。
また、飲料容器を冷却する手段として、ペルチェ素子を用いることも提案されている。例えば、特許文献2には、ペルチェ素子により缶等の容器を冷却する容器保持装置が記載されている。この容器保持装置11は、その図1に示されるように、容器2を保持するホルダ5と、このホルダ5の底面の内側17に配置された第1の熱交換部21と、ホルダ5の底面の外側18に配置された第2の熱交換部22と、第1の熱交換部21と第2の熱交換部22の間に設けられたペルチェユニット23とを備えている。このペルチェユニット23によって、容器の保冷又は保温が行われる。
特開2004−226060号公報 特開2003−106728号公報
しかしながら、特許文献1では、蓄冷パックを冷凍サイクルを用いて常に冷却する必要があるため、缶を冷却していない時も電力を消費し冷却効率が悪い。また、特許文献2では、急速冷却を意図するものではなく、円筒形状の缶の平坦な底面をペルチェユニット23で冷却しており、ペルチェユニットと缶との間の熱交換面積を大きくとることができず、急速冷却するには不十分となっていた。
急速冷却により飲料容器を冷却することは、容器を常時冷却保持する電力を低減するために有効であるが、引用文献1に記載されるように、常時冷凍サイクルを使用して冷熱媒を低温に維持しておく方法では冷却効率が悪い。また、ペルチェ素子は急速冷却に適しているが、ペルチェ素子により飲料容器を急速に冷却するための熱交換効率が高い冷却構造は知られていなかった。
そこで、本発明は、冷却効率が高く飲料容器を急速冷却することができる冷却システムを提供することを目的とする。より具体的に、本発明は、飲料容器に対する熱交換効率の高い冷却システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明の冷却システムは、冷却素子と、前記冷却素子及び被冷却体の間で熱を伝達する熱伝達部材とを備える一対の冷却装置を有する冷却システムであって、前記それぞれの熱伝達部材は、前記被冷却体を熱交換可能かつ出し入れ可能に保持する第1端部と、前記冷却素子を熱交換可能に支持する第2端部とを備え、前記一対の冷却装置が備える前記熱伝達部材のそれぞれの前記第1端部の間に前記被冷却体が保持されものである。また、本発明の冷却システムは、前記第1端部は、前記一対の冷却装置に備えられた一対の第1端部が共働することにより、前記被冷却体の全周囲を取り囲んで密着保持する形状をなしているものとすることができる。
前記被冷却体は液体入り容器であり、前記冷却装置は、前記容器の長手方向をほぼ水平に配置した状態で、前記容器を所定方向に振動する振動装置を備える。前記所定方向は、前記長手方向、円周方向、前記容器の短手方向、上下方向、斜め上下方向のいずれか1つ、又はこれらの任意の組合せである。前記熱伝達部材の前記第1端部は湾曲又は屈曲される。前記熱伝達部材の前記第1端部は、前記被冷却体と接触する。前記熱伝達部材の前記第1端部は、前記被冷却体の外周を取り囲む。前記熱伝達部材の前記第1端部の外側面は、断熱部材で覆われる。前記熱伝達部材の前記第2端部の両面に、それぞれ前記冷却素子が固定される。前記冷却素子はペルチェ素子である。前記熱伝達部材が潜熱の移動により熱交換を行うものであり、前記第2端部が、前記第1端部より上方に位置する。前記熱伝達部材が潜熱の移動により熱交換を行うものであり、前記第1端部及び前記第2端部が、ほぼ水平に位置する。前記熱伝達部材は、蛇行細孔トンネルプレート型ヒートパイプである。前記冷却素子の排熱を冷却する冷却部材を備える。前記冷却部材は、液冷ジャケット、又は空冷ヒートシンクである。
発明の冷却システムは、前記複数の冷却装置の少なくとも1つを移動する移動装置を備える。また、本発明の冷却システムは、前記一対の冷却装置の間を開閉する開閉装置を備える。本発明の冷却加熱システムは、前記冷却装置又は前記冷却システムと、前記冷却素子に流れる電流の方向を切り替える切替手段とを備える。前記切替手段により、前記冷却加熱装置の冷却と加熱を切り替える。
本発明の冷却装置及びシステムは、熱伝達部材の第1端部で被冷却体を保持しつつ冷却し、熱伝達部材の第2端部で冷却素子に放熱することにより、効率良く被冷却体を冷却できる。また、第2端部が第1端部より上方に位置することにより、熱伝達部材に含まれる作動液の第2端部から第1端部への移動が促進されて熱交換効率が向上する。さらに、振動装置により振動することにより、容器内の液体の対流が促進されて熱交換効率がより向上する。
本発明の冷却加熱装置及びシステムは、熱伝達部材の第1端部で被冷却加熱体を保持しつつ冷却又は加熱し、熱伝達部材の第2端部で冷却加熱素子に放熱又は吸熱することにより、効率良く被冷却加熱体を冷却又は加熱できる。
本発明の第1実施形態に係る冷却システムを示す斜視図である。 図1の冷却システムに関する(a)全体の断面図、(b)要部の拡大断面図である。 図2の冷却システムにおける飲料容器の保持状態を示す断面図である。 図1の冷却装置に関する(a)分解斜視図、(b)組立斜視図である。 図1の冷却装置に用いる熱伝達部材を示す斜視図である。 図5の熱伝達部材の加工前の平板状部材を示す斜視図である。 図6の平板状部材のAA線に沿う断面図である。 図6の平板状部材の平面に並行な断面図である。 図1の冷却システムが開いた状態の一例を示す断面図である。 図1の冷却システムによる冷却状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の冷却システムに係るブロック図である。 本発明の第1実施形態の冷却システムに係るフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る冷却システムが閉じた状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る冷却システムが開いた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る冷却システムの振動装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る冷却システムの振動装置を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る冷却システムの振動装置を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る冷却システムの振動装置を示す断面図である。 本発明の第7実施形態の冷却加熱システムに係るフローチャートである。
初めに本発明の前提として、ペルチェ素子(電子冷却素子)による冷却と、圧縮機(冷凍サイクル)による冷却とに関して説明する。ペルチェ素子とは、電流を素子に流すことで、電極と半導体の接合面で瞬時に熱の吸収・放出現象が生じ、この現象を用いて冷却と加熱を行うものである。なお、ペルチェ素子は、流れる電流の方向を切り替える切替手段を備えることにより、冷却側と加熱側を切り替えることができる。
初めに、圧縮機を使用した冷却の速度について、既存の冷却機構と急冷機構とについて冷却速度を測定した。冷却機構のウォーターサーバーでは、冷却部の冷却が始まるのには2分以上かかる。急冷機構のウォーターサーバーでは、冷却伝熱部はコーン状となっていて、冷媒が噴出される天面近傍とコーンの側面と2箇所の温度変化を測定した。この場合でも、コーンの天面が冷却始まるのに25秒程度かかり、十分な低温となるには30秒以上かかる。またコーン全体が冷却温度になるには50秒程度かかる。これは、急冷機構においても圧縮機が十分に配管内の圧力を上げて安定的な蒸発吸熱が行えるようになるための時間がどうしても必要であり、配管の長さが長くなるほどその立ち上がり時間が長くなることが原因である。その為、常温から動作させて1分以内で冷却することは非常に困難である。
一方、ペルチェ素子は、電極や絶縁基板などから構成されている、硬い剛直な平板体であり、缶などの飲料容器に密着状態で接触させるためには、何らかの熱伝達部材が必要となる。例えば、アルミニウムなどの熱伝導の高い金属を加工して、飲料容器に密着しやすいように加工して用いることができる。しかしながら、この方法では、アルミニウム製の熱伝達部材はある程度の容積を必要とするため、それに応じた熱容量を有する。そのため、最初にアルミニウムそのものを冷却するための時間が必要となり、飲料容器が冷却可能になるまでに時間が必要となる。アルミニウムを熱伝達部材とした場合に、飲料容器及び接触面の冷却温度の温度降下を測定した。通電と同時に冷却は始まるが、アルミニウムの熱容量がほぼ缶の容量の液体の熱容量に等しいため、飲料容器を十分に冷却できる温度までは60秒以上かかった。そこで、本発明者は、飲料容器との接触面積を十分にとれ、かつ熱容量の小さな熱伝達部材を備える冷却システム及び冷却装置を開発した。
次に、本発明の冷却システム及び冷却装置の各実施形態を図面を参照して説明する。各実施形態において同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る冷却システムを説明する。この冷却システムは、図1から図4に示すように、同一構造の一対の冷却装置10、10を含む。各冷却装置10は、平板状の電子冷却素子(ペルチェ素子)1と、電子冷却素子1の一方の面側に接続される水冷ジャケット3と、電子冷却素子1の他方の面側に接続される熱伝達部材5と、電子冷却素子1及び熱伝達部材5を一体的に固定する枠部材6と、熱伝達部材5に接続され、発泡ウレタン等から形成される断熱部材7とから構成される。なお、電子冷却素子1はその通電極性を切り替える機構を備えることにより加温も可能となる。
水冷ジャケット3(水冷ヒートシンク)は、熱伝導性が高い金属で構成されており、冷却水が流入する流入管路を接続する流入口3aと、冷却水が流出する流出管路を接続する流出口3bと、これらに接続され熱交換を行う図示しない内部管路とを備える。さらに、流出管路及び流入管路には、外部管路が接続され、外部管路には冷却水循環ポンプが接続され、外部管路の放熱部には冷却水冷却ファンが設けられる。なお、水冷ジャケット3に替えて、空冷ヒートシンク等の任意の冷却手段を用いることもできる。また、図2の右側の冷却装置10に示すように、水冷ジャケット3と電子冷却素子1との間には、電子冷却素子1からの放熱を促進する放熱部材4が設けられる。放熱部材4は、それぞれの水冷ジャケット3と電子冷却素子1の間に設けられるが、図2(a)及び(b)の中にのみ示した。また、放熱部材4の形状を明確に理解するために、図2(b)の拡大断面図に、放熱部材4の断面形状をハッチングで示した。
図5に示すように、熱伝達部材5は、缶やペットボトルといった円筒状の液体容器9の外形に沿う曲面を有する第1端部5aと、平坦な板状の第2端部5bとを備える。第1端部5aの外側面5a1には断熱部材7が固定され(図2)、第1端部5aの内側面5a2は、液体容器9を収容且つ保持する(図3及び図4(b))。第2端部5bの両平面には、それぞれ電子冷却素子1が固定される(図1、図3、及び図4(a))。図1〜図4(a)から明らかなように、熱伝達部材5の第2端部5bの両平面は、一対の電子冷却素子1の吸熱面と密着して挟まれた構造となる。したがって、熱伝達部材5は、第1端部5aが電子冷却素子1により冷却される部分として、第2端部5bが飲料容器を冷却する部分として機能する。また、それぞれの電子冷却素子1の放熱部分1は、水冷ジャケット3と密着して冷却される。なお、冷却装置10は、複数の熱伝達部材5を備え(図4(a)では3個)、複数の熱伝達部材5のそれぞれに対応する電子冷却素子1を備える(図4(a)では6個)。
さらに、冷却装置10の上部において、熱伝達部材5の第2端部5bと、これを両面から挟む電子冷却素子1と、これらの電子冷却素子1を挟む冷却ジャケット3とから、上部分が一体的に構成される。図3に示すように、一対の冷却装置10、10が互いに当接する垂直面Hに対して、冷却装置10、10の上部分のそれぞれが、外側に傾斜して配置される。このような配置により、電子冷却素子1を上部に配置しつつ、一対の冷却装置10、10が飲料容器9を収容する際に、これらの上部分が互いに干渉することを回避できる。
断熱部材7の側面には、図4(b)に示すように、半筒状に窪んだ収容部7aが形成され、収容部7a内面は、熱伝達部材5の第1端部5aを受け入れて固定する。さらに、図4(a)に示すように、断熱部材7の上側傾斜面には、収容部7aに接続されるスリット7bが形成され、スリット7bは断熱部材7を貫通して収容部7aと接続される。熱伝達部材5は、スリット7bを介して断熱部材7に挿入されて固定される。
次に、図5に示した熱伝達部材5に用いる平板状部材5’の構造を図6から図8を参照して説明する。平板状部材5’は、アルミニウム又は銅等の熱伝達性の高い金属から形成される。図7は、図6の平板状部材5’のAA線断面である。図7に示されるように、平板状部材5’(熱伝達部材5)の内部には、矩形状断面の複数の流路5cが形成される。さらに、図8は、図6の平板状部材5’の平面に並行な断面図である。図8に示すように、複数の流路5cは、閉ループを形成し、平板状部材5’の長手方向に平行に延びて上下端で折り返されている。また、平板状部材5’には、熱伝達用の作動流体を封入する封入口5dが形成される。
次に平板状部材5’の製造法を説明する。初めに、金属材料を矩形の空間が平行に並ぶように押し出して押出材を形成する。次に、この押出材を切断し、切断された両端を密閉加工し、最後に、作動液を充填密封して平板状部材5’が完成する。さらに、図6の平板状部材5’を屈曲加工して、図5の熱伝達部材5が成形される。本実施形態では、熱伝達部材5として「蛇行細孔トンネルプレート型ヒートパイプ」(ヒートレーン(登録商標))を用いる。「蛇行細孔トンネルプレート型ヒートパイプ」内では、熱輸送媒体の顕熱による熱輸送(熱輸送媒体の振動および循環による熱輸送)と、熱輸送媒体の潜熱による熱輸送(熱輸送媒体の蒸発及び凝縮による熱輸送)とができる。そのため一般的なヒートパイプと違い、設置状態によらず熱輸送が可能である。なお、本実施形態では熱伝達部材5として、他にヒートパイプや熱伝達性の高い銅やアルミニウム等の金属を用いてもいい。
図9は、第1の実施形態における冷却装置10の開閉状態の一例を示す断面図である。図9に示すように、右側の冷却装置10と、左側の冷却装置10とは、開閉軸17により接続されている。右側の冷却装置10及び開閉軸17は、図示しない支持部材により固定されており、左側の冷却部材10は、開閉軸17を中心として、図示しない開閉モータ等により、図示しない回転ガイドに沿って回転することができる。飲料容器9は、両冷却装置10が開いた状態(図9)で、上方から搬送されて、左側の冷却装置10に収容されると、左側の冷却装置10が矢印方向に回転して、両冷却装置10の間が閉じた状態(図3)となる。
図10は、第1の実施形態の冷却システムによる飲料容器9の冷却状態を示す側面図である。一対の冷却装置10は閉じた状態で、一対の第1端部5aの間で飲料容器9を筒状に取り囲んで密着保持している。飲料容器9は、その長手方向Lがほぼ水平な状態で寝かされている。冷却装置10には、振動装置13が接続されており、振動装置13は、両冷却装置10全体を水平方向に振動させることにより、その内部に保持される飲料容器9を長手方向L(水平方向)に振動させる。また、振動装置13は、飲料容器9の平坦面に直接接触して飲料容器9を振動させもよい。振動装置13としては、カム、クランク、シリンダ、圧電素子(ピエゾ素子)、又はソレノイド、のいずれか一つを用いることができる。
なお、図10では、飲料容器9はほぼ水平な状態に寝かせた場合を説明した。ここで、「ほぼ水平」とは、飲料容器9等を完全に水平に寝かせる必要はなく、飲料容器9の長手方向Lが水平方向に対して所定角度傾いた状態で寝かされてもよい。所定角度とは、振動時に飲料容器9内の飲料と空気が長手方向Lに沿って撹拌可能な角度である。具体的には、所定角度としては、例えば0から15°の範囲の角度とすることもできる。
図10に示したような振動装置13を選択するにあたって、以下の検討を行った。冷却時に缶等の飲料容器に加える運動として、(1)飲料容器を水平に寝かせた状態で、飲料容器の長手方向H(水平方向)を回転軸とする回転運動、(2)飲料容器の長手方向Hに平行な水平振動運動、(3)飲料容器の長手方向Hに垂直な垂直振動運動、を検討した。これらの運動により飲料容器内部の対流が促進され温度低下が早くなるが、飲料容器は一般に内部に飲料と少量の気体を含むため、内部で飲料と気体がかきまぜられるような運動が好ましいことがわかった。回転運動は、層流を形成し、飲料と気体がかきまぜられないので効率は高くなかった。これに対して、円筒形の飲料容器の場合、その長手方向を水平に横に寝かして、その長手方向に平行に振動させること(水平振動運動)で効率よく撹拌できることが判明した。また、振幅が大きくなると撹拌効果は大きくなるが、振動装置が大型化してしまうので、30mm以下が望ましい。振動数は、大きくなれば効果は大きくなるが、やはり振動装置が大型化するため、8Hz以下が望ましい。超音波では内部の対流は大きく起こらないため、振動数の下限としては0.8Hz以上が望ましい。なお、飲料容器の長手方向を垂直に立てて容器を振動させると、容器内部では円筒に沿った層流が発生するためあまり有効ではない。水平振動運動で振幅30mm、振動数5Hz以上で冷却速度が最も早くなった。その結果、後述の図18に示すような水平振動運動が好ましいことが判明したが、これに限定されず、図10、図15から図17のいずれかの振動運動を加えてもよい。
図11は、本実施形態に係る冷却システムに係るブロック図である。マイクロコンピュータ等の制御部20には、熱伝達部材5の第1端部5aに設けられる第1端部温度センサ21と、冷却装置10を開閉させる開閉装置23と、飲料容器9又は冷却装置10を振動させる振動装置13と、電子冷却素子1と、水冷ジャケット3から流出する冷却水を放熱するための冷却水放熱ファン27と、水冷ジャケット3に冷却水を循環させるための冷却水循環モータ29とが接続される。
図12は、第1の実施形態に係る冷却システムのフローチャートである。図12の冷却システムは、待機時には飲料容器の温度を管理せず(即ち、加熱も冷却もせず)、利用時に飲料容器を急速に冷却するものである。制御部20により飲料容器9が飲用時にあると判断されると、制御部20は、ステップS120で電子冷却素子1に所定方向の電流を流して、電子冷却素子1による冷却を開始する。ステップS121で飲料容器9が常温の保管部から搬送されて冷却システムの一対の冷却装置10に収容される。飲料容器9が冷却装置10に収容されると、ステップS122で制御部20は、開閉装置23を駆動して冷却装置10を閉じることにより、飲料容器9は熱伝達部材5の第1端部5aと密着して保持される。ステップS123で、飲料容器9が冷却又は加熱される。ステップS124で、制御部20は、振動装置13を駆動して飲料容器9を振動する。
ステップS125で、制御部20は、第1端部温度センサ21が測定する温度が、冷却用に設定される所定温度範囲になったかを判断する。所定温度範囲でない場合には、ステップS123に戻り、所定温度範囲になっていた場合には、ステップS126に移行する。ステップS126で、制御部20は開閉装置23を駆動して冷却装置10を開き、ステップS127で冷却された飲料容器9を放出する。
本実施形態では、熱伝達部材5は、熱伝達だけでなく、支持部材又は構造材としても機能する。即ち、熱伝達部材5は、その第1端部5aにおいて、断熱部材7を固定かつ支持すると共に、飲料容器9を保持かつ冷却するための空間を形成する。また、熱伝達部材5は、その第2端部5bにおいて、電子冷却素子1、水冷ジャケット3、枠部材6を固定かつ支持する。
さらに、図3から明らかなように、「蛇行細孔トンネルプレート型ヒートパイプ」である熱伝達部材5は、飲料容器9を冷却する第1端部5aを下方に配置し、放熱する第2端部5bを上方に配置する構造となっており、この配置構造は、以下説明するように冷却効率が高いものである。一般的に、このようなヒートパイプは取付角度や向きにかかわらず熱輸送ができるとされているが、実際には、設置状態により伝熱が停止する場合がある。ヒートパイプの作動液の移動を考慮すると効率よく伝熱させるには上方で放熱し下方で吸熱する配置を維持して設置することが好ましい。そこで、電子冷却素子1の取り付け位置を、熱伝達部材5の第1端部5a(飲料容器冷却部)よりも上部に設置することで、効率の良い冷却が可能となる。なお、第1端部5a及び第2端部5bの配置は、図3の状態に限定されず、第1端部5a及び第2端部5bをほぼ水平に配置してもよい。ここで、「ほぼ水平」とは、第1端部5a及び第2端部5bを完全に水平に寝かせる必要はなく、第1端部5a又は第2端部5bの一方が他方に対して、所定角度で斜め上方に配置してもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る冷却システムを図13及び図14を用いて説明する。図13は、冷却システムに含まれる一対の冷却装置10が閉じた状態である。冷却装置10の断熱部材7の下端側に切欠部15が形成され、熱伝達部材5の第1端部5aの末端に開閉軸17が設けられる。
第2の実施形態において、飲料容器9を収容する際に図示しない開閉装置により、図13の矢印で示す方向に冷却装置10がそれぞれ回転して、両冷却装置10の間が開かれて、図14の状態になる。さらに、図14に状態で、飲料容器9が上方から落下搬送されて一対の冷却装置10の間に収容される。飲料容器9が収容されると、開閉装置により図14に矢印で示す方向に回転して両冷却装置の間を閉じて飲料容器9を保持する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る冷却システムの振動装置を図15を用いて説明する。第3の実施形態の振動装置30は、冷却システムに振り子様振動を与えるものである。図15に示すように、冷却装置10の一方の上部には、回転シャフト31を有する支持部材32が固定される。回転シャフト31は、図示しないステッピングモータにより駆動され、冷却システム全体を一定振幅と周期で反転動作を繰り返すように円周方向に振動させることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る冷却システムの振動装置を図16を用いて説明する。第4の実施形態の振動装置40は、冷却システムに上下振動を与えるものである。図16に示すように、冷却装置10の一方の上部は、支持部材42を介して上下方向に振動するリニアモータ式などの電磁アクチエータ41に固定される。電磁アクチエータ41は、垂直固定枠43に固定される。電磁アクチエータ41は、電源コントローラ44により制御され、一定振幅と周期で冷却システム全体を上下(垂直)方向に振動させる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る冷却システムの振動装置を図17を用いて説明する。第5の実施形態の振動装置50は、冷却システムに斜め上下振動を与えるものである。図17に示すように、冷却装置10の一方の上部は、支持部材52を介して斜め上下方向に振動するリニアモータ式などの電磁アクチエータ51に固定される。電磁アクチエータ51は、傾斜固定枠53に固定される。電磁アクチエータ51は、電源コントローラ54により制御され、一定振幅と周期で冷却システム全体を斜め上下方向に振動させる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係る冷却システムの振動装置を図18を用いて説明する。第6の実施形態の振動装置60は、冷却システム全体に左右振動を与えるものである。図18に示すように、冷却装置10の一方の上部は、支持部材62を介して左右方向に振動するリニアモータ式などの電磁アクチエータ61に固定される。電磁アクチエータ61は、水平固定枠63に固定される。電磁アクチエータ61は、電源コントローラ64により制御され、一定振幅と周期で冷却システム全体を水平(短手)方向に振動させる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態に係る冷却加熱システムは、第1から第6の実施形態に係る冷却システムにさらに、電子冷却素子1に流れる電流の方向を切り替える切替手段を備えたものである。これにより、冷却と加熱を切り替えることができる冷却加熱システムが提供される。
図19は、第7の実施形態に係る冷却加熱システムのフローチャートである。図19の冷却加熱システムは、待機時には飲料容器の温度を管理せず(即ち、加熱も冷却もせず)、利用時に飲料容器を急速に冷却又は加熱するものである。制御部20により飲料容器9が飲用時にあると判断されると、制御部20は、ステップS190で電子冷却素子1に所定方向の電流を流して、電子冷却素子1による冷却又は加熱を開始する。ステップS191で飲料容器9が常温の保管部から搬送されて冷却システムの一対の冷却装置10に収容される。飲料容器9が冷却装置10に収容されると、ステップS192で制御部20は、開閉装置23を駆動して冷却装置10を閉じることにより、飲料容器9は熱伝達部材5の第1端部5aと密着して保持される。ステップS193で、飲料容器9が冷却又は加熱される。ステップS194で、制御部20は、振動装置13を駆動して飲料容器9を振動する。
ステップS195で、制御部20は、第1端部温度センサ21が測定する温度が、冷却又は加熱に応じて決まる所定温度範囲になったかを判断する。所定温度範囲でない場合には、ステップS193に戻り、所定温度範囲になっていた場合には、ステップS196に移行する。ステップS196で、制御部20は開閉装置23を駆動して冷却装置10を開き、ステップS197で冷却または加熱された飲料容器9を放出する。
本発明は、上述の第1から第7の実施形態の記載に限定されず、種々の変形が可能である。即ち、一対の冷却システムまたは冷却加熱システムの開閉状態は、第1及び第2の実施形態で説明したものに限定されない。例えば、冷却システムまたは冷却加熱システムの一方を平行移動可能にして、開閉する移動機構を備えてもよい。さらに、各実施形態において、飲料容器9と熱伝達部材5の間の間隙をうめる柔軟な補助熱伝導体を設けてよい。補助熱伝導体は柔軟な外皮を備え、その内部には、圧縮冷却空気、熱伝導性ゲル、又は水が充填される。なお、振動装置による振動方向は、各実施形態に示したものに限定されず任意の方向に飲料容器を振動させることができる。さらに、第3から第6の実施形態において、飲料容器はその長手方向をほぼ水平に寝かせた状態で振動させたが、飲料容器の配置状態は、これに限定されず、任意の配置状態で振動させることができる。
1 電子冷却素子
3 水冷ジャケット
5 熱伝達部材
5a 第1端部
5b 第2端部
5’ 平板状部材
6 枠部材
7 断熱部材
9 飲料容器
10 冷却装置
13 振動装置
17 開閉軸
20 制御部
21 第1端部温度センサ
23 開閉装置
25 振動装置
27 冷却水放熱ファン
29 冷却水循環モータ
H 垂直面
L 長手方向

Claims (19)

  1. 冷却素子と、前記冷却素子及び被冷却体の間で熱を伝達する熱伝達部材とをそれぞれが備える一対の冷却装置を有する冷却システムであって、
    前記それぞれの熱伝達部材は、前記被冷却体を熱交換可能かつ出し入れ可能に保持する第1端部と、前記冷却素子を熱交換可能に支持する第2端部とを備え、
    前記一対の冷却装置が備える前記熱伝達部材のそれぞれの前記第1端部の間に前記被冷却体が保持されることを特徴とする、冷却システム。
  2. 前記第1端部は、前記一対の冷却装置に備えられた一対の第1端部が共働することにより、前記被冷却体の全周囲を取り囲んで密着保持する形状をなしていることを特徴とする、請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記被冷却体は液体入り容器であり、前記冷却装置は、前記容器の長手方向をほぼ水平に配置した状態で、前記容器を所定方向に振動する振動装置を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の冷却システム。
  4. 前記所定方向は、前記長手方向、円周方向、前記容器の短手方向、上下方向、斜め上下方向のいずれか1つ、又はこれらの任意の組合せであることを特徴とする請求項3に記載の冷却システム。
  5. 前記熱伝達部材の前記第1端部は湾曲又は屈曲されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却システム。
  6. 前記熱伝達部材の前記第1端部は、前記被冷却体と接触することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却システム。
  7. 前記熱伝達部材の前記第1端部は、前記被冷却体の外周を取り囲むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却システム。
  8. 前記熱伝達部材の前記第1端部の外側面は、断熱部材で覆われることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却システム。
  9. 冷却素子と、前記冷却素子及び被冷却体の間で熱を伝達する熱伝達部材とをそれぞれが備える一対の冷却装置を有する冷却システムであって、
    前記それぞれの熱伝達部材は、前記被冷却体を熱交換可能かつ出し入れ可能に保持するための第1端部と、前記冷却素子をその両面において熱交換可能に支持する第2端部とを備え、
    前記一対の冷却装置が備える前記熱伝達部材のそれぞれの前記第1端部の間に前記被冷却体が保持可能となっていることを特徴とする、冷却システム。
  10. 前記冷却素子はペルチェ素子であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載の冷却システム。
  11. 前記熱伝達部材が潜熱の移動により熱交換を行うものであり、前記第2端部が、前記第1端部より上方に位置することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の冷却システム。
  12. 前記熱伝達部材が潜熱の移動により熱交換を行うものであり、前記第1端部及び前記第2端部が、ほぼ水平に位置することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の冷却システム。
  13. 前記熱伝達部材は、蛇行細孔トンネルプレート型ヒートパイプであることを特徴とする、請求項1から12のいずれか1項に記載の冷却システム。
  14. 前記冷却素子の排熱を冷却する冷却部材を備えることを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載の冷却システム。
  15. 前記冷却部材は、液冷ジャケット、又は空冷ヒートシンクであることを特徴とする、請求項14に記載の冷却システム。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の冷却システムが有する冷却装置の少なくとも1つを移動する移動装置を備えることを特徴とする、冷却システム。
  17. 前記一対の冷却装置の間を開閉する開閉装置を備えることを特徴とする、請求項1から16のいずれか1項に記載の冷却システム。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の冷却システムと、前記冷却素子に流れる電流の方向を切り替える切替手段とを備えることを特徴とする、冷却加熱システム。
  19. 前記切替手段により、前記冷却加熱装置の冷却と加熱を切り替えることを特徴とする、請求項18に記載の冷却加熱システム。
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