JP2005195315A - 製氷装置および冷蔵庫 - Google Patents

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美桃子 井下
Tadashi Adachi
正 足立
Hiroshi Tatsui
洋 龍井
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Abstract

【課題】短時間で板状の氷ができ、かつ、ウイスキーの水割り等に使用する、丸みを帯びずに角張った氷を製氷することができる製氷装置を提供する。
【解決手段】冷却板18と冷却促進部材21を、熱伝導性の良い材質の鋳物で一体で成形することで、冷却板18と冷却促進部材21間の熱伝導率をアップさせ、冷却効率の向上をはかり、短時間で氷ができる。さらに、板状の氷を作る製氷部16と、板状の氷を複数に分割する為の分割手段である、砕氷軸26を設けたので、丸みを帯びずに角張った氷を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は板状の氷を不定形に砕氷する製氷装置に関するものである。
近年、家庭用の冷蔵庫においては、水を製氷皿に貯留して製氷する製氷装置が一般的に装備されており、中には所定量の氷が常備できるように給水タンクから自動給水して製氷する製氷装置が市場に提供されている。しかし、その製氷装置に対してより製氷スピードの向上と、見た目の良い不定形な氷とを求める傾向が消費者の間で高まっている。
従来の製氷装置としては、製氷スピードの向上の為に冷却源としてペルチェ素子を用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来技術の製氷装置を説明する。
図12は、従来の製氷の製氷装置の側面断面図である。図12に示すように、従来の製氷の製氷装置は、冷却装置1と、製氷皿2と、送風機3と、下ケース4と、上ケース5と、脱氷機構6とから構成されている。この時、冷却装置1は、製氷皿2に熱接触して設けられた均熱板7と、該均熱板7を介して製氷皿2の水から熱を吸収して排熱する熱電素子であるペルチェ素子8と、該ペルチェ素子8からの熱を送風機3により送風されてきた空気に排熱させるヒートシンク9から構成されている。冷却装置1は、製氷皿2と送風機3と共に下ケース4に収納され、上ケース5が蓋をなしている。下ケース4には、送風機3により吸引された空気がケース内に流入する流入口10と、流入口10の上部側に設けられて空気がケース外に流出する第1流出口11と、ダンパ12が設けられた第2流出口13とが設けられている。また、脱氷機構6の内部には駆動部14が設けられており、製氷皿2の両端に設けられた回転軸15に連結されている。
以上のように構成された製氷装置について以下その動作を説明する。
まず、給水手段により製氷皿2に水が給水される。給水された水は、ペルチェ素子8の動作により均熱板7を介して底部側から冷却され、結氷が水面に向かって進み、結氷に伴い生じた気泡は水面に向かって浮上し脱気される。
この時、ペルチェ素子8によって暖められたヒートシンク9に、送風機3により流入口10から吸入された空気が当たり、ペルチェ素子8の排熱が行われる。
ダンパ12を閉じた状態で製氷を行うと、ヒートシンク9で熱を受けた空気が、製氷皿2の表面に沿って流動して、第1流出口11から吐出されるようになるので、水面が最後に結氷して高品質な透明氷が製氷できるようになる。
また、ダンパ12を開いた状態で製氷を行うと、製氷完了時には、製氷皿2やその上の空気も十分に冷えているので、水面が水面直下の水よりも少し早く結氷してしまい、気泡が閉じ込められて白濁した不透明氷が製氷される。しかし、製氷皿2や水面が加熱した空気により暖められないので製氷速度が速くなる利点がある。
製氷完了後は、脱氷機構6の駆動部14が製氷皿2の回転軸15を回転駆動させることにより、製氷皿2を上下反転させ、脱氷動作を行う。
特開2002−127268号公報
しかしながら上記従来の構成は、ヒートシンクとペルチェ素子の排熱を行う送風機が離れている為、ペルチェ素子の放熱効率が悪く、冷却効率の低下につながり、早く氷ができないという欠点があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、短時間で氷ができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
さらに、上記従来の製氷装置の構成では、氷の形状は製氷皿の形状により決められ、毎回、同じ形状の氷しか作ることが出来ず、更に製氷終了後、製氷皿を捻って離氷させるために、氷の形状は側面に傾斜がつき、更に氷の角部が丸みを帯びてしまう。そのため、ウイスキーの水割り等に使った際、見た目上、あまり好ましくない形状の氷しか提供できなかった。
本発明は、従来の課題を解決するもので、見た目の良い不定形な氷を成形できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、冷却板と冷却促進部材を一体化形成することにより、製氷スピードを向上させたものである。また、本発明はペルチェ素子を使って透明氷を短時間で製氷するもので、冷気吐出口近傍に放熱板を配置することでより製氷速度を向上させるものである。
さらに、本発明の製氷装置は、板状の氷を作る製氷部と、前記製氷部で製氷された前記板状の氷を前記製氷部内において複数に分割する分割手段と、前記製氷部に水を供給する給水装置とを備えたものであり、板状の氷を分割することで、丸みを帯びていない、角張った氷を提供することが出来る。
本発明の冷蔵庫は、冷却効率を向上させることで、製氷時間を短くし使い勝手の良い製氷装置を提供することができる。
さらに、本発明の製氷装置は、丸みを帯びずに角張った不定形な氷を提供することができるので、官能的に見た目の良い氷が供給できる製氷装置を提供することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、板状の氷を作る製氷皿を備えた製氷部と、前記製氷部で製氷された前記板状の氷を前記製氷部内において複数の不定形な氷に分割する分割手段と、前記製氷皿に水を供給する給水装置と、前記製氷皿下部に備えられた冷却板と、前記冷却板下部に備えられた冷却促進部材とを備え、前記冷却板と前記冷却促進部材とを一体成形したもので、冷却板と冷却促進部材とを別部品で形成する場合、冷却板と冷却促進部材の間での微小空間や、介在物により、熱伝導率が低下してしまうが、冷却板と冷却促進部材を一体で成形することにより、熱伝導率が向上し、冷却部の冷却効率が向上する。
さらに、板状の氷を作る製氷容器を備えた製氷部と、前記製氷部で製氷された前記板状の氷を前記製氷部内において複数の不定形な氷に分割する分割手段と、前記製氷容器に水を供給する給水装置とを備えたものであり、板状の氷を分割することで、丸みを帯びていない、角張った氷を提供することが出来る。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、製氷皿の底面を冷却板で形成することにより、直接水を冷却板で冷却することができるので、水と冷却板との熱伝導率が向上し、冷却部の冷却効率を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、製氷皿と冷却板と冷却促進部材とを別部品で形成する場合、製氷皿と冷却板と冷却促進部材の間での微小空間や、介在物により、熱伝導率が低下してしまうが、製氷皿と冷却板と冷却促進部材を一体で成形することにより、製氷皿と冷却板と冷却促進部材の間での熱伝導率が向上し、冷却部の冷却効率が向上する。さらに、水漏れに対する信頼性の向上と、コストダウンを図れる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において前記製氷部によって製氷される板状の氷は透明度の高いものであり、透明で見栄えの良い不定形の氷を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、製氷時に前記製氷皿を揺動させる揺動機構とを備え、前記板状の氷は前記揺動機構で流水させながら凍結させたもので、氷表面の未凍結水を流水させながら凍結させることで、氷の透明度をより高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、給水装置が製氷皿への給水を複数回に分けて間欠的に行うものであり、氷表面の未凍結水を薄膜化ながら凍結させる。これにより、未凍結部の水の高さを低くできるので、未凍結水中の気泡が上部へと離脱する距離を短くすることができ、脱気が促進され、凍結する氷中の気泡の残存量を減少させることで、氷の透明度をより高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、製氷皿の下面に加熱手段を備え、離氷後、給水を開始する前に、製氷皿底面を所定の温度まで加熱を行うもので、製氷皿に給水された水が急速に凍結して透明度が低下するのを抑制することができるため、氷の透明度をより高めることができる。
請求項8に記載の発明は、冷却促進部材が冷気吐出口の近傍に配置することにより、冷却部の冷却効率を向上させることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において冷気吐出口を奥側に配置することにより風路の取り回しが簡素になり、冷気のロスを減らすことができるので、冷却効率を向上させることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の発明において、加熱手段の通電をオン、オフすることで冷却部の冷却スピードをコントロールすることができる。
請求項11に記載の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられた冷気吐出口と、前記冷蔵庫本体内部配置された製氷装置と、前記製氷装置に設けられ水を凍結させる冷却板と、前記冷却板を冷却する熱電素子と、前記熱電素子の熱を放熱する放熱板とからなり、前記放熱板は前記冷気吐出口近くに配置されたことにより、放熱板に直接冷気が当たり、冷却効率を向上させることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において冷気吐出口を奥側に配置することにより風路の取り回しが簡素になり、冷気のロスを減らすことができるので、冷却効率を向上させることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項11または12に記載の発明において冷蔵庫が、前記冷却板と製氷皿から成る製氷部と、前記製氷部を揺動させる揺動駆動部と回転軸と前記回転軸を軸支する回転軸受けから構成され、熱電素子のペルチェ素子の排熱の為の放熱板が前記冷気吐出口の近傍に配置されたことにより、ペルチェ素子の排熱を効率的に行うことができる。
請求項14に記載の発明は、前記回転軸受けと前記回転軸の一方が金属で他方が樹脂で形成されたことにより、回転軸と軸受けの摩擦が低くなり、回転軸摺動部の寿命を延ばすことができる。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明において、前記冷却板上面に、略長方形溝を設け、前記溝内に水漏れ防止材を配置し、前記水漏れ防止材上部から前記製氷皿下部に形成されたリブを前記溝に挿入させたことにより、冷却板とトレイの隙間が無くなるのでトレイと冷却板の隙間よりの水漏れが防止できる。
請求項16に記載の発明は、請求項14または15に記載の発明において、前記製氷皿は樹脂で成形され、金属で成形された前記冷却板と一体で形成されていることにより、冷却板とトレイの隙間が無くなりトレイと冷却板の隙間よりの水漏れが防止できる。
請求項17に記載の発明は、請求項14から16のいずれか一項に記載の発明において、前記回転軸受け内に前記揺動駆動部のハーネスを通すことによりユニット回転時のハーネのねじりを最小限に抑え、ハーネスの耐久性を向上することができる。
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における製氷装置の斜視図であり、図2は同実施の形態における製氷装置の分解図である。
製氷部16は、一時的に水を貯え板状の氷を作成する上下面が開口した製氷皿17と、冷却板18と、製氷皿17と冷却板18の間に配置される水漏れ防止材19とから構成され、さらに冷却板18の下方に揺動駆動部である駆動ユニット20が配置される。
駆動ユニット20の後方、冷却板18の下方にはフィン形状を備えた冷却促進部材21が冷却板18と一体で成形され、冷却部22を構成している。
また、冷却板18と、冷却促進部材21とは、アルミ等の熱伝導性の良い材料の鋳物で一体成形されている。
更に、冷却板18の製氷皿17外側で比較的製氷皿17に近い位置には、冷却板18を加熱する加熱手段23が設置されている。
製氷皿17と、冷却部22と、水漏れ防止材19と、駆動ユニット20とは、保持部材24、25により上下に狭持されるよう構成されている。
この時に、製氷皿17は、保持部材24、25により冷却板18方向に押さえ付けられ、同時に、水漏れ防止材19は適度に圧縮されている。
また、駆動ユニット20には、分割手段である複数個の砕氷軸26が連結されており、冷却板18を貫通して製氷部16方向へ延伸されている。このとき、冷却板18の貫通穴には、砕氷軸26の周囲をシールする水漏れ防止材27が設けられている。さらに、駆動ユニット20の側面には検氷軸28が設けられており、検氷軸28を介して検氷レバー29が取り付けられている。またさらに、駆動ユニット20の正面には回転軸30が設けられている。図示はしていないが、駆動ユニット20の内部には少なくとも1個の駆動部が設けられており、砕氷軸26、検氷軸28、回転軸30を駆動させる。
また、冷却板18には温度検知手段、例えば温度センサ31が設けられている。
また、製氷皿17の外周には、加熱手段23と温度センサ31を覆う断熱材32、33が設けられている。
製氷皿17と、冷却板18と、水漏れ防止材19と、駆動ユニット20と、冷却促進部材21と、加熱手段23と、保持部材24,25と、砕氷軸26と、水漏れ防止材27と、検氷軸28と、検氷レバー29と、回転軸30と、温度センサ31と、断熱材32,33は各々相互に固定され、全体として製氷ユニット34を構成しており、冷却部22を構成する冷却促進部材21が製氷室内の冷気吐出口に近接するように配置されている。
また、製氷ユニット34は、製氷室天面に設けられた、略ドーム形状の凹部内にその上部が収納される。断熱材32,33と製氷室天面の凹部は、製氷ユニット34の回転に支障の無い程度に近接しており、製氷部16と製氷室の空気の循環は最小限に抑えられている。さらに、図示はしていないが、製氷室天面の凹部には加熱手段が設けられている。
以上のように構成された製氷装置について、以下その動作、作用を説明する。
製氷制御がスタートされ、温度センサ31が所定の温度範囲内を検知すると、給水手段である給水装置200により水が給水され、製氷皿17と冷却板18で区画された製氷部16に貯えられる。製氷皿17は下方が開放され、冷却板18が露出している状態である。
この時、製氷皿17と冷却板18の間には、水漏れ防止材19が配置されている為、製氷部16に貯えられた水は下方に漏れ出ることが無い。また、砕氷軸26の周囲には、水漏れ防止材27が設けられており、同じく製氷部16の水の漏出を防いでいる。
水漏れ防止材27はゴム状の弾力性のある材料を用いており、形状としてはリング状を成している。
この水漏れ防止材27の内周には、単段、あるいは複数段のヒレ形状が設けられており、その内径は、砕氷軸26の外形よりも小さくなっている。さらに、水漏れ防止材27の内周にはグリスが塗布され、より防水性を高めた構造をとっている。
温度センサ31が冷却板18の温度上昇を検知し、給水が完了したと判断すると、回転軸30が、ある一定の振動数、振幅で、正逆転繰り返し、製氷ユニット34を揺動させることにより、製氷部16内に給水された水を適度に攪拌する。この時、回転軸30は製氷室内に固定されており、回転軸30の動作によって製氷ユニット34自体が揺動動作を行うことになる。
製氷室天面の凹部は加熱手段により温められ、かつ、断熱材32、33により製氷室内雰囲気との断熱を行うため、製氷部16近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれる。冷却促進部材21は製氷室内に吹き出される冷気により冷却され、冷却板18を冷却していく。冷却板18と冷却促進部材21が別部品で構成されている場合は、冷却板18と冷却促進部材21の間の微小空間や、その他介在物により熱伝導率が低下してしまっていたが、冷却促進部材21と冷却板18がアルミ等の熱伝導性の良い材料の鋳物で一体に成形されたことにより、冷却部22の冷却効率が向上し、早く氷を作ることができる。冷凍温度になった冷却部22により、給水された水は下部から徐々に凍結していき、水中の気体成分を上方に逃がしていくが、製氷部16近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれるため、給水された水の上面が下面よりも先に凍結することが無い。この時、温度センサ31は冷却板18の温度を検知しており、加熱手段23への印加電圧を適度に変化させるか、加熱手段23への通電をオン・オフすることにより冷却板18の温度をコントロールして、凍結速度の最適な制御を行う。例えば、脱気速度よりも凍結速度が速すぎる場合には、加熱手段23の印加電圧を増加させる制御を行う。加熱手段23への通電をオンすることにより、透明な氷を、加熱手段23への通電をオフすることにより、早く氷を作ることができる。
加えて揺動動作により、水中の気体成分を逃がす効果、すなわち脱気効果がさらに高まることになる。また、このとき製氷皿17内の未凍結の水は、製氷皿17の略全幅にわたって移動することが可能である。
凍結完了は、給水終了後、所定時間、温度センサ31が所定の温度以下になったことを検知して行う。このとき製氷皿17内には比較的透明度の高い略板状の氷ができている。
凍結完了後、揺動動作を終了し、検氷軸44を介して検氷レバー45を製氷室内に配置された貯氷箱内に降下させるが、氷が貯氷箱内に所定の量以上貯まっていると、検氷レバー45と氷が接触して検氷軸44の回転が阻害されて満氷であることを検知し、貯氷箱内の氷が所定量以下であると貯氷量が不足していることを検知する。
満氷時には、氷を製氷皿17内でそのまま保持し、例えば所定時間ごとに検氷レバー45を動作させて貯氷箱内の氷の量を検知し、氷不足になれば、加熱手段23に通電して冷却板18を加熱する。冷却板18を加熱することにより、製氷皿17内の氷の冷却板18との密着力は弱まることになる。
温度センサ31が所定の温度以上になると、加熱手段23への通電を停止し、回転軸30を駆動させて製氷部16を反転させ、更に砕氷軸26を駆動して氷を複数に分割して貯氷箱に落下させる。1枚の略板状の氷を砕氷軸26により分割する事で、不定形で丸みを帯びることのない、ウイスキーの水割り等に入れても官能的に優れた氷を提供することができる。氷の分割終了後、砕氷軸26を元の位置に戻し、更に回転軸30を駆動して製氷部16を水平位置に復帰させる、その後、製氷制御スタートに戻る。
以上のように、本実施の形態1の製氷ユニット34では、比較的簡単な構成で、安価なコストで加熱も可能な冷却板を備えた製氷装置を実現することができる。
更に、加熱手段23は、冷却板18に接触している面以外を断熱材32、33で覆われているため、加熱手段23の発熱ロスは低減し、加熱手段23の容量は比較的小さいものでも、短時間で冷却板を所定の温度まで上昇させることができる。
なお、本実施形態1では、製氷皿17の下面を開口としたが、閉口されていても良い。下面を閉口することにより、水漏れ防止材19を無くすことができる。
なお、本実施の形態1では、製氷皿17と冷却板18との接合方法として、水漏れ防止材19を圧縮させて接合させたが、冷却板18と、製氷皿17とを、冷却板18と冷却促進部材21を鋳物で成形した冷却部23に、製氷皿17を樹脂で射出成形するインモールド成形や、接着剤で接合させても良い。接着剤や、インモールド成形で接合することにより、水漏れ防止材19を無くすことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における製氷装置の分解図である。
図3において、本実施の形態における製氷装置は、実施の形態1による製氷皿17と、冷却板18と、冷却促進部材21とをアルミ等の熱伝導性の良い材質の鋳物で一体成形したものである。製氷皿17と冷却板18と冷却促進部材の間での微小空間や、介在物により、熱伝導率が低下してしまうが、製氷皿17と冷却板18と冷却促進部材21とを一体成形することにより、製氷皿17と冷却板18と冷却促進部材21の間での熱伝導率が向上し、冷却部22の冷却効率が向上する。さらに、水漏れに対する信頼性の向上と、水漏れ防止材19を無くすことができるので、コストダウンを図れる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の側断面図である。
図4において、本実施の形態では実施の形態1または実施の形態2で説明した製氷装置を家庭用冷蔵庫に適用したものである。101は複数の貯蔵室を有する冷凍冷蔵庫本体であり、102は冷凍冷蔵庫本体101の上部に形成された第1冷蔵室で、ドア103と断熱壁104によって囲まれ、外気と断熱されている。冷蔵室102の下方に形成された冷凍室105(以下、製氷室105という)は、断熱壁104とドア106によって囲まれ、外気と断熱されている。製氷室105内には、氷を貯えるための貯氷容器105aが下方に設置されている。第1冷蔵室102と製氷室105の間に位置する第2冷蔵室107は、断熱壁104とドア108によって囲まれ、外気と断熱されており、風路109により第1冷蔵室102と冷気が行き来するようになっている。製氷装置100は、第1冷蔵室2に配置された給水タンク110、給水ポンプ111、および第1冷蔵室2から断熱壁4を貫通して製氷室105に向け配置された給水経路112から構成された給水装置200と、製氷部300、および分割手段として用いる砕氷機400から構成される。
このように、本実施の形態の製氷装置は、製氷部が揺動を行うことで比較的透明度の高い氷を作成することができ、また略板状の氷を砕氷軸によって不定形の氷に分割することで不定形の官能的に優れた氷を作ることができる製氷装置を家庭用の冷蔵庫の製氷室105に適用できるまで小型化を実現しており、大型の装置を備えることなく家庭用冷蔵庫で不定形の透明な官能的に優れた氷を作成することができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4の自動製氷装置を搭載する冷蔵庫の側断面図である。
図6は、本発明の実施の形態4における製氷装置の斜視図である。図7は、本発明の実施の形態4における製氷装置の分解斜視図である。図8、図9、図10は、本発明の実施の形態4における製氷装置の要部断面図である。
図5、図6、図7、図8、図9、図10において、冷蔵庫本体516は、製氷室518、冷凍室518aを備えており、製氷装置は製氷室518内に設置される。製氷室518内の冷蔵庫本体516奥側には吐出口517が設置されている。製氷部523は製氷皿522と、冷却板519と、製氷皿522の外周フランジと冷却板519の間に配置される水漏れ防止材525とから構成され、さらに冷却板519の下方に駆動ユニット524が配置される。
駆動ユニット524の後方、冷却板519の下方で吐出口517の近傍には放熱板521が配置されており、冷却板519と放熱板521の間には熱電素子である例えばペルチェ素子527が配置される。このペルチェ素子527の外周には固定部材528が配設され、ペルチェ素子527の位置を固定する役割を果たす。さらに、冷却板519とペルチェ素子527の間には、伝熱部材529が設けられている。
固定部材528と伝熱部材529の間、放熱板521と伝熱部材529の間には、各々、水浸入防止材530,531が設けられ、外部からペルチェ素子527近傍に水分が浸入することを防いでいる。また、冷却板519と、放熱板521と、伝熱部材529は、アルミ等の熱伝導性の良い材料で成形されている。
製氷皿522と、冷却板519と、水漏れ防止材525と、駆動ユニット524と、放熱板521と、ペルチェ素子527と、固定部材528と、伝熱部材529と、水浸入防止材530,531は、保持部材532,533により上下に狭持されるよう構成されている。
この時に、製氷皿522は、保持部材532,533により冷却板519方向に押さえ付けられ、同時に、水漏れ防止材525は適度に圧縮されている。
また、駆動ユニット524には、複数個の砕氷軸534が連結されており、冷却板519を貫通して製氷部523方向へ延伸されている。このとき、冷却板519の貫通穴には、砕氷軸534の周囲をシールする水漏れ防止材535が設けられている。さらに、駆動ユニット524の側面には検氷軸536が設けられており、検氷軸536を介して検氷レバー537が取り付けられている。またさらに、駆動ユニット524の正面には回転軸538が設けられており駆動ユニット524の背面には回転軸受け539が設けられている。図示はしていないが、駆動ユニット524は冷蔵庫ドア側に揺動部、製氷皿522下部に砕氷駆動部を持っている。駆動ユニット524の内部には少なくとも1個の駆動部が設けられており、砕氷軸534、検氷軸536、回転軸538を駆動させる。
また、冷却板519には温度検知手段、例えば温度センサ540が設けられている。また、製氷皿522の外周には断熱材541、542が設けられている。
製氷皿522と、冷却板519と、水漏れ防止材525と、駆動ユニット524と、放熱板521と、ペルチェ素子527と、固定部材528と、伝熱部材529と、水浸入防止材530,531と、保持部材532,533と、砕氷軸534と、水漏れ防止材535と、検氷軸536と、検氷レバー537と、回転軸538と、温度センサ540と、断熱材541,542は各々相互に固定され、全体として製氷装置543を構成している。
また、製氷装置543は、製氷室天面544に設けられた、略ドーム形状の凹部内にその上部が収納される。断熱材541,542と製氷室天面544の凹部は、製氷装置543の回転に支障の無い程度に近接しており、製氷部523と製氷室の空気の循環は最小限に抑えられている。さらに、図示はしていないが、製氷室天面544の凹部には加熱手段が設けられている。
以上のように構成された製氷装置について、以下その動作、作用を説明する。
給水手段により給水された水は、製氷皿522と冷却板519で区画された製氷部523に貯えられる。製氷皿522は下方が開放され、冷却板519が露出している状態である。
この時、製氷皿522と冷却板519の間には、水漏れ防止材525が配置されているため、製氷部523に貯えられた水は下方に漏れ出ることが無い。また、砕氷軸534の周囲には、水漏れ防止材535が設けられており、同じく製氷部523の水の漏出を防いでいる。水漏れ防止材535はゴム状の弾力性のある材料を用いており、形状としてはリング状を成している。
この水漏れ防止材535の内周には、単段、あるいは複数段のヒレ形状が設けられており、その内径は、砕氷軸534の外形よりも小さくなっている。さらに、水漏れ防止材535の内周にはグリスが塗布され、より防水性を高めた構造をとっている。
製氷室を冷却する為の冷気の吐出口の近傍には放熱板が配置されておりペルチェ素子の排熱を促進させることができる。
製氷室天面544の凹部は加熱手段により温められ、かつ、断熱材541、542により製氷室内雰囲気との断熱を行うため、製氷部523近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれる。ペルチェ素子527は、伝熱部材529と接触しており、伝熱部材529を介して冷却板519を冷却していく。冷凍温度になった冷却板519により、給水された水は下部から徐々に凍結していき、水中の気体成分を上方に逃がしていくが、製氷部523近傍の雰囲気温度は0℃よりも高く保たれるため、給水された水の上面は凍結することが無い。この時、温度センサ540は冷却板519の温度を検知しており、ペルチェ素子527の電圧を適度に変化させることにより、凍結速度の最適な制御を行う。例えば、脱気速度よりも凍結速度が速すぎる場合には、ペルチェ素子527の印加電圧を低下させる制御を行う。
温度センサ540が冷却板519の温度上昇を検知し、給水が完了したと判断すると、回転軸538が、ある一定の振動数、振幅で、正逆転繰り返し、製氷装置543を揺動させることにより、製氷部523内に給水された水を適度に攪拌する。この時、回転軸538は製氷室内に固定されており、回転軸538の動作によって製氷装置543自体が揺動動作を行うことになる。
この動作により、水中の気体成分を逃がす効果、すなわち脱気効果がさらに高まることになる。
温度センサ540が、冷却板519の温度低下を検知して、製氷完了の判断を行うわけであるが、このようにして作られた透明氷は略板形状になっている。この時、透明氷内には砕氷部材534が内在しており、駆動ユニット524の動作により砕氷軸534はある一定の方向に回転駆動する。砕氷軸534には略放射状の複数のリブ、もしくは爪が設けられており、このリブが回転することにより、リブの周囲の氷に亀裂を生じさせ、略板状の透明氷を複数に砕氷する。この砕氷された氷は、家庭での実用に供することのできる適切な大きさに設定されることが好ましい。
さらに、透明氷の砕氷後、駆動ユニット524の動作により回転軸538が回転し、製氷装置543を反転させ、製氷部523内の透明氷を下方に落下、離氷させる。その後、回転軸538は反対方向に回転し、製氷装置543を正位置に復帰させ、次回の給水を待つ。
製氷を繰り返すことにより、製氷装置543の下方には氷が貯留されていくが、貯氷限界を検知した時には、製氷動作を止める必要がある。このため、駆動ユニット524の動作により検氷軸536を回転させ、検氷レバー537を下方に回動させる。貯留された氷に検氷レバー537が接触することにより、貯氷限界を検知することができる。
砕氷軸534と、検氷軸536と、回転軸538は駆動ユニット524の動作によって回転動作を行うが、この時、夫々の回転軸538は同時に動作することは無い。したがって、複数の回転軸538を単独の駆動部で回転させることができる。例えば、砕氷軸534と検氷軸536を1個の駆動部で回転させ、砕氷軸538はもう1個の駆動部で回転させる。または、砕氷軸534と回転軸538を1個の駆動部で回転させ、検氷軸536はもう1個の駆動部で回転させる。または、検氷軸536と回転軸538を1個の駆動部で回転させ、砕氷軸534をもう1個の駆動部で回転させる。あるいは、回転軸538全部を1個の駆動部で回転させることが考えられる。
回転軸受け539は軸の内側に貫通の穴が空いておりその穴に製氷部と冷蔵庫本体をつなぐハーネスを通す。
以上のように、本実施の形態においては、冷気の吐出口の近傍にペルチェ素子の排熱をする為の放熱板を配置することにより、ペルチェの排熱を促す事でペルチェ素子の冷却効率を促進させ、透明な氷を早く提供する事ができる。
また、本実施の形態においては、冷気吐出口を奥側に配置することにより風路の取り回しが簡素になり、冷気のロスを減らすことができるので、冷却効率を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、冷却板519上面に、略長方形溝を設け、溝内に水漏れ防止材を配置し、水漏れ防止材上部から製氷皿下部に形成されたリブを溝に挿入させたことにより、冷却板519とトレイの隙間が無くなるのでトレイと冷却板519の隙間よりの水漏れが防止できる。
また、本実施の形態においては、回転軸受け539は軸の内側にある穴に製氷部と冷蔵庫本体をつなぐハーネスを通すことにより、駆動ユニットの動作により回転してもハーネスのねじりを最小限に抑えることができ、ハーネスの耐久性を向上させることができる。
また、回転軸受け539と回転軸538の一方が金属で他方が樹脂で形成されたことにより回転軸538と回転軸受け539の摩擦が低くなり、回転軸538摺動部の寿命を延ばすことができる。
また、本実施の形態においては、複数の回転軸538を単独の駆動部で動作させることにより、駆動ユニット524の部品点数を削減することができ、より製氷装置543を小型化することができる。
また、製氷部523の下面から砕氷軸534を突出させているため、製氷完了後すぐに略板状の透明氷を砕氷することができる。
また、製氷部523の下部に駆動ユニット524を配置したため、製氷部523下部への砕氷軸534の配設が可能になった。
また、砕氷軸534の周囲に水漏れ防止材535を設けたため、冷却板519と、砕氷軸534との隙間からの水漏れを防止し、同じく製氷部523下部への砕氷軸534の配設を可能としている。
また、製氷皿522の外周を断熱材541,542で覆ったため、製氷部523の近傍を0℃より高い、凍結しない一定の温度域に保つことができる。
また、製氷部523の下面を冷却板519で構成したため、下面からの氷結が可能になり、水中の気体成分を上方へ脱気させることができる。
また、冷却板519に温度検知手段として、温度センサ540を設けたため、冷却板519の温度を検知することができ、給水検知、製氷完了検知が可能となり、さらに、凍結速度を制御することができる。
また、冷却板519の冷却手段としてペルチェ素子527を用いることにより、同じく凍結速度を最適に制御することができる。
また、製氷皿522と、冷却板519の間に水漏れ防止材525を設けたため、製氷皿522からの漏水を防ぐことができる。
また、保持部材532,533で製氷皿522の外周フランジを冷却板519方向に押さえ付け、水漏れ防止材525を適度に圧縮することができる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5における自動製氷装置の要部断面図である。
本実施の形態は、実施の形態4による製氷皿522と、冷却板519を一体化したものである。製氷皿522と、冷却板519を一体化することにより、製氷皿522と冷却板519との間からの水漏れの可能性がほとんどなくなるので水漏れ防止材525を無くすことができるので、安価に透明度が高く不定形な官能的に優れた氷を作ることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷却効率の向上を図ることができ、製氷スピードの向上を実現できるので、冷蔵庫の製氷室に搭載可能であるだけでなく、業務用製氷機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における製氷装置の斜視図 本発明の実施の形態1における製氷装置の分解図 本発明の実施の形態2における製氷装置の分解図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の側断面図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の側断面図 本発明の実施の形態4における製氷装置の斜視図 本発明の実施の形態4における製氷装置の分解斜視図 本発明の実施の形態4における製氷装置の要部断面図 本発明の実施の形態4における製氷装置の要部断面図 本発明の実施の形態4における製氷装置の要部断面図 本発明の実施の形態5における製氷装置の要部断面図 従来の製氷装置の側面断面図
符号の説明
16,523,300 製氷部
17,522 製氷皿
18,519 冷却板
19,27,525,535 水漏れ防止材
20,524 駆動ユニット
21 冷却促進部材
22 冷却部
23 加熱手段
24,25,532,533 保持部材
26,534 砕氷軸
28,536 検氷軸
29,537 検氷レバー
30,538 回転軸
31,540 温度センサ
32,33,541,542 断熱材
34 製氷ユニット
100,543 製氷装置
101,516 冷蔵庫本体
102 第一冷蔵室
103,106,108 ドア
104 断熱壁
107 第二冷蔵室
109 風路
110 給水タンク
111 給水ポンプ
112 給水経路
200 給水装置
400 砕氷機
517 吐出口
521 放熱板
539 回転軸受け
527 熱電素子(ペルチェ素子)
528 固定部材
529 伝熱部材
530,531 水浸入防止部材
544 製氷装置天面

Claims (17)

  1. 板状の氷を作る製氷皿を備えた製氷部と、前記製氷部で製氷された前記板状の氷を前記製氷部内において複数の不定形な氷に分割する分割手段と、前記製氷皿に水を供給する給水装置と、前記製氷皿下部に備えられた冷却板と、前記冷却板下部に備えられた冷却促進部材とを備え、前記冷却板と前記冷却促進部材とを一体成形した製氷装置。
  2. 前記製氷皿の底面が、前記冷却板で形成された請求項1に記載の製氷装置。
  3. 前記冷却板と、前記製氷皿と、前記冷却促進部材とを、一体成形した請求項1または2に記載の製氷装置。
  4. 前記製氷部によって製氷される板状の氷は透明度の高いものである請求項1から3のいずれか一項に記載の製氷装置。
  5. 製氷時に前記製氷皿を揺動させる揺動機構とを備え、前記板状の氷は前記揺動機構で流水させながら凍結させた請求項1から4のいずれか一項に記載の製氷装置。
  6. 前記給水装置は前記製氷皿への給水を複数回に分けて間欠的に行う間欠給水手段によって行うものである請求項1から5のいずれか一項に記載の製氷装置。
  7. 前記製氷皿の下面に加熱手段を備え、離氷終了後、給水動作を開始する前に、前記製氷皿の底面部の温度を所定の温度まで加熱することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の製氷装置。
  8. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられた冷気吐出口と、前記吐出口近傍に前記製氷装置を配置したことを特徴とした、請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記吐出口は、前記冷蔵庫本体のドア側に対して奥側に配置された事を特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記加熱手段の通電をオン、オフすることで、透明氷と速氷とを切り替えできることを特徴とした、請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられた冷気吐出口と、前記冷蔵庫本体に内部配置された製氷装置と、前記製氷装置の下部に備えた冷却板と、前記冷却板を冷却する熱電素子と、前記熱電素子の熱を放熱する放熱板とからなり、前記放熱板は前記冷気吐出口近くに配置されたことを特徴とした冷蔵庫。
  12. 前記冷気吐出口は、前記冷蔵庫本体奥側に設けられたことを特徴とした請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 前記冷却板と製氷皿から成る製氷部と、前記製氷部を揺動させる揺動駆動部と回転軸と前記回転軸を軸支する回転軸受けから構成されたことを特徴とした請求11または12に記載の冷蔵庫。
  14. 前記回転軸受けと前記回転軸の一方が金属で他方が樹脂で形成されたことを特徴とした冷蔵庫。
  15. 前記冷却板上面に、略長方形溝を設け、前記溝内に水漏れ防止材を配置し、前記水漏れ防止材上部から前記製氷皿下部に形成されたリブを前記溝に挿入させたことを特徴とする請求項14に記載の冷蔵庫。
  16. 前記製氷皿は樹脂材料で成形され、金属材料で成形された前記冷却板と一体で形成されていることを特徴とした請求項14または15に記載の冷蔵庫。
  17. 前記回転軸受け内に前記揺動駆動部のハーネスを通すことを特徴とした請求項14から16のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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