JPH053867U - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

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JPH053867U
JPH053867U JP050963U JP5096391U JPH053867U JP H053867 U JPH053867 U JP H053867U JP 050963 U JP050963 U JP 050963U JP 5096391 U JP5096391 U JP 5096391U JP H053867 U JPH053867 U JP H053867U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 急速冷却運転時においても、先に水面部分の
水が凍ることなく、確実に透明な氷を製造できるように
する。 【構成】 製氷は製氷皿12の下部に冷気を当てながら
上部をヒータ22により加熱して行う。ヒータ22は、
製氷開始と同時に通電される。そして、通常の冷却運転
時には、製氷皿用温度センサ19が−5℃を検出したと
きヒータ22を断電し、急速冷却運転時には製氷皿用温
度センサ19が−5℃を検出してもヒータ22を製氷完
了時点まで断電し続ける。このため、急速冷却運転時に
は、冷気が製氷皿12の底部に連続的に吹き当てられる
という事情があっても、水面部分の水が先に凍ることは
なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は製氷皿内に貯留された水が下から順次凍るようにして透明な氷を製造 できるようにした冷蔵庫の製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンクール式冷蔵庫では、コンプレッサの運転・停止は冷凍室の温度に基づ いて行うようにしており、冷凍室が所定温度以上になるとコンプレッサの運転が 開始されると共にファンが駆動されて冷気を庫内に供給し、この冷気供給により 冷凍室が所定温度以下になるとコンプレッサおよびファンが停止されるようにな っている。また、最近のファンクール式冷蔵庫では、冷凍室に収容した食品を急 速に冷却し冷凍できるように急速冷却運転を選択できるようにしたものがあり、 このものでは急速冷却運転を選択すると、冷凍室の温度とは無関係に例えば90 分間コンプレッサおよびファンを連続運転するようにしている。
【0003】 このような急速冷却運転可能なファンクール式冷蔵庫に設けられる製氷装置と して、製氷皿の上部をヒータ付きの蓋で覆い、そしてヒータにより製氷皿の上部 を加熱しながら、冷気を製氷皿の下部に吹き当てて製氷を行うように構成したも のがある。このものでは、製氷皿内に貯留された水は底面側から水面に向かって 氷結して行くようになるため、その過程で発生する気泡は未氷結の水面から自由 に逃げ出るようになり、透明な氷を製造できる、というものである。
【0004】 この製氷装置では、製氷皿の所定位置に製氷皿用温度センサを設けており、こ の製氷皿用温度センサの検出温度が例えば−5℃程度になると、未氷結部分が水 面部分を残すだけの状態になるため、その時点でヒータを断電して最後に水面部 分を氷結させるようにしている。そして、製氷皿に貯留された水が完全に氷結す ると、以後製氷皿の温度が急激に低下するので、製氷皿用温度センサが所定の低 温度例えば−13.5℃を検出したとき、製氷完了として次の離氷動作に移行す るようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、急速冷却運転を選択すると、その急速冷却運転中、冷気が90分と いう長い時間、連続的に製氷皿に吹き当てられるようになる。このため、製氷皿 用温度センサが−5℃を検出する時期が早まり、水面部分だけでなく、かなり深 い箇所の水までが未氷結状態にあるとき、製氷皿用温度センサが−5℃を検出し 、ヒータが断電されてしまうことがある。このようになると、水面部分に氷の膜 ができて水中の気泡の逃げ場がなくなり、気泡を含んだ不透明な氷になってしま う。
【0006】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、急速冷却運転が選 択された場合でも、透明な氷を製造することができる冷蔵庫の製氷装置を提供す るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、冷蔵庫内に組み込まれ、製氷皿の下部 に冷気を吹き当てながら上部をヒータにより加熱して、製氷皿内の水を底面側か ら氷結させるようにした冷蔵庫の製氷装置であって、製氷皿の温度を検出する製 氷皿用温度センサと、この製氷皿用温度センサが製氷完了温度よりも高い製氷完 了間近の所定温度を検出したとき前記ヒータを断電する制御手段とを具備し、前 記制御手段は、冷蔵庫内に収容された食品を急速に冷却する急速冷却運転が選択 されたときは、前記製氷皿用温度センサによる前記製氷完了間近の所定温度の検 出とは無関係に、前記ヒータに通電し続けるように構成されていることを特徴と するものである。
【0008】
【作用】
急速冷却運転が選択されると、製氷皿には連続的に冷気が吹き当てられるため 、製氷皿が先行して温度低下する傾向を生ずる。しかしながら、急速冷却運転時 には、製氷皿用温度センサが製氷完了間近の所定温度を検出しても、ヒータは断 電されることなく、発熱し続けるので、水面に氷の膜ができるおそれがない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例をファンクール式冷蔵庫の製氷装置に適用して図面を 参照しながら説明する。
【0010】 まず、図3において、冷蔵庫本体1の内部には冷凍室2、冷蔵室3、および製 氷室4が形成されており、冷却器5により冷却された空気がファン6によりそれ ら各室に供給されるようになっている。上記製氷室4内には本考案に係る製氷装 置7が設けられており、以下にこの製氷装置7について図1および図2をも参照 しながら詳述する。
【0011】 すなわち、製氷室4内の上部前側には機体8が設けられており、この機体8内 にはモータ9(図4参照)を駆動源とする歯車減速機構(図示せず)および電磁 石10(図4参照)を駆動源とする振動付与機構(同じく図示せず)が収納され ている。また、機体8の後側には支持枠11が設けられており、この支持枠11 の内側に製氷皿12が配置されている。この製氷皿12は、後側の中央部が軸1 2aを介して支持枠11に回動可能に支持され、前側の中央部が前記歯車減速機 構の出力軸および前記振動付与機構の出力子に連結されている。そして、モータ 9が正方向或いは逆方向に回転すると、製氷皿12が上下逆となるように反転し 或いは反転した位置から元の水平位置に戻るようになっている。また、電磁石1 0が駆動されてその鉄心が往復動すると、製氷皿12が前後方向に振動するよう になっている。
【0012】 なお、図示はしないが、製氷皿12の後部には突起が設けられており、反転動 作の終了間際に、その突起が支持枠11に当接するようになっている。そして、 この突起の支持枠11への当接後もモータ9は暫く回転し続けて製氷皿12の前 部を正規の反転位置まで回動させるため、製氷皿12は捻られ、この捻りにより 氷が製氷皿12から剥離されて下方の貯氷箱13内に落下貯留されるようになっ ている。
【0013】 上記製氷皿12には、給水装置14によって水が供給されるようになっている 。この給水装置14は、冷蔵室3内に配設された給水タンク15、この給水タン ク15からの水を受ける水受皿16、この水受皿16内の水を給水パイプ17を 介して製氷皿12内に汲み上げる給水ポンプ18から構成されている。そして、 製氷皿12に供給された水が氷になったことを検出するために、該製氷皿12に は製氷皿用温度センサ19が取り付けられている。
【0014】 一方、製氷室4の後壁内には、ファン6によって送られてくる冷気を該製氷室 4内に案内する冷気ダクト20が設けられている。この冷気ダクト20の出口2 0aは斜め上を向いており、その出口20aから吐出される冷気は製氷皿12の 下面に吹き当てられるようになっている。また、出口20aから吐出された冷気 が製氷皿12内に貯留された水の上面側に回り込まないようにするために、製氷 皿12にはその上面を覆う断熱材製の蓋21が回動可能に配設されている。
【0015】 この蓋21内には、製氷皿12を上面から加熱するためのヒータ22およびこ のヒータ22により加熱される製氷皿12上部の雰囲気温度を検出する蓋用温度 センサ23が設けられている。なお、蓋21は、製氷皿12の反転動作時には図 1に二点鎖線で示すように支え棒24に支えられ、氷の落下の邪魔にならないよ うになされる。
【0016】 このように構成された製氷装置7を備えた冷蔵庫は図4に示す制御手段として のマイクロコンピュータ25によって制御される。このマイクロコンピュータ2 5には、冷凍室2内の温度を検出する冷凍室用温度センサ26および急速冷却運 転スイッチ27からの信号が入力される。そして、マイクロコンピュータ25は 、これらの入力信号および予め記憶された制御プログラムに基づいて冷却装置駆 動回路28を介してコンプレッサ29およびファンモータ6aを制御する。
【0017】 この場合、通常時には、マイクロコンピュータ25は、冷凍室用温度センサ2 6の検出温度が所定温度以上になったときコンプレッサ29およびファンモータ 6aの運転を開始し、所定温度以下になるとその運転を停止する。そして、急速 冷却運転が選択された場合には、冷凍室用温度センサ26の検出温度とは無関係 に例えば90分間コンプレッサ29およびファンモータ6aを連続運転するよう になっている。
【0018】 また、マイクロコンピュータ25には、前記製氷皿用温度センサ19および蓋 用温度センサ23からの信号が入力されると共に、製氷皿12の反転位置および 水平位置を検出するためのスイッチ回路30からの信号が入力される。そして、 マイクロコンピュータ25は、これらの入力信号および予め記憶された制御プロ グラムに基づいて、歯車減速機構のモータ9、振動付与機構の電磁石10、給水 ポンプ18、ヒータ22を製氷装置駆動回路31を介して制御する。
【0019】 ここで、マイクロコンピュータ25は、製氷開始時点および製氷完了時点を製 氷皿用温度センサ19の検出温度t1 により判断するように構成されている。す なわち、製氷皿12内に給水が行われると、該製氷皿12はそれまで冷蔵室3に あった水(プラス温度)により暖められるのでその温度は上昇し、製氷が完了す ると製氷皿12の温度は低下する。そこで、マイクロコンピュータ25は、給水 ポンプ18の給水動作終了後、製氷皿用温度センサ19が或る温度T0 以上に上 昇したことを検出したとき、これを製氷開始時点と判断し、製氷皿用温度センサ 19が所定のマイナス温度(例えば−13.5℃)を検出したときを製氷完了時 点と判断するようになっている。
【0020】 また、マイクロコンピュータ25は、ヒータ22の通電期間を、通常の冷却運 転時と急速冷却運転時とで異ならせるようにしている。すなわち、マイクロコン ピュータ25は、通常の冷却運転時にあっては、ヒータ22の通電期間を、製氷 開始時点(製氷皿用温度センサ19が所定のプラス温度を検出した時点)から製 氷皿用温度センサ19が製氷完了間近の所定温度例えば−5℃を検出するまでと している。そして、マイクロコンピュータ25は、この通電期間中は、蓋用温度 センサ23の検出温度t2 が8℃以下になるとヒータ22に通電し、8℃を越え るとヒータ22を断電するようにして、製氷皿12上部の雰囲気温度を制御して いる。
【0021】 一方、急速冷却運転時にあっては、マイクロコンピュータ25は、ヒータ22 の通電期間を、製氷開始時点から製氷完了時点までとし、その間はヒータ22を 常時通電するようにしている。
【0022】 次に、製氷に関するマイクロコンピュータ25の制御内容を図5に示すフロー チャートをも参照しながら具体的に説明する。
【0023】 今、製氷皿12が反転位置から水平位置に戻ったとする。すると、スイッチ回 路30から復帰信号が出力され、これによりマイクロコンピュータ25は、給水 ポンプ18を起動させて製氷皿12に所定量の水を供給する(図5のステップS 1)。給水が終了すると、製氷皿12の温度が上昇する。そして、製氷皿用温度 センサ19の検出温度t1 が或る温度T0 以上に上昇したところで、マイクロコ ンピュータ25は当該時点を製氷開始時点と判断し(図5のステップS2で「Y ES」)、振動付与機構の電磁石10に通電して製氷皿12を振動させて製氷行 程に移行する(図5のステップS3)。
【0024】 なお、ステップS2で「NO」となった場合には、マイクロコンピュータ25 は図示しない給水ランプを点灯させて給水タンク15への水の補給を促す(図5 のステップS4)。この給水ランプの点灯を見て、使用者が給水タンク15を冷 蔵室3から取り出し、該給水タンク15に水を補給して冷蔵室3内に再セットす ると、マイクロコンピュータ25は給水タンク15のセットに応動して作動する 図示しないスイッチからの信号に基づき、ステップS1に戻り製氷皿12への給 水を実行するようになっている。
【0025】 さて、製氷行程では、マイクロコンピュータ25は、急速冷却運転中に有るか 否かを判断する(図5のステップS5)。今、急速冷却運転中になく、冷凍室用 温度センサ26の検出温度に基づいてコンプレッサ29を通断電制御する通常の 冷却運転中にあるとすると、マイクロコンピュータ25は、製氷皿用温度センサ 19の検出温度t1 が製氷完了間近の所定温度、例えば−5℃以下になるまでの 期間をヒータ22の通電期間とし、該ヒータ22を蓋用温度センサ23の検温度 t2 に基づき通断電制御する。
【0026】 すなわち、マイクロコンピュータ25は、図5のステップS6で製氷皿用温度 センサ19の検出温度t1 が−5℃以下にあるか否かを判断し(図5のステップ S6)、−5℃を越えているときには、蓋用温度センサ23の検出温度t2 が例 えば8℃以下にあるか否かを判断し(図5のステップS7)、8℃以下の場合に はヒータ22に通電し(図5のステップS8)、8℃を越えた場合にはヒータ2 2を断電する(図5のステップS9)ようになっている。
【0027】 一方、冷気ダクト20の出口20aから吐出された冷気は、製氷皿12の下面 部に吹き当たり、製氷皿12内の水を下面側から冷却する。このように冷気が製 氷皿12を下面側から冷却することに加え、ヒータ22が製氷皿12を上面側か ら暖めるため、水は下面側から凍り始める。
【0028】 そして、製氷皿12内の水の大部分が凍って未凍結部分が水面部分を残すだけ の状態になると、製氷皿12の温度が低下してくる。そして、製氷皿用温度セン サ19が−5℃以下を検出すると(図5のステップS6で「YES」)、マイク ロコンピュータ25は、ヒータ22を断電し(図5のステップS9)、以後、そ のままヒータ22を断電状態に維持する(図5のステップS10で「YES」、 ステップS5で「NO」、ステップS6で「YES」、ステップS9の繰り返し )。このヒータ22の断電により、水面部分に残されている水が凍ると、この後 、製氷皿12の温度が急速に低下し、製氷皿用温度センサ19が−13.5℃を 検出すると(図5のステップS10で「YES」)、マイクロコンピュータ25 は製氷完了と判断し、ここで振動付与機構の電磁石10を断電する(図5のステ ップS11)。
【0029】 以上のような製氷行程中に、急速冷却運転スイッチ27が操作され、急速冷却 運転が選択されたとする。急速冷却運転が選択されると、以後、冷気が90分間 連続的に製氷皿12に吹き当てられて強冷却状態となるため、製氷皿用温度セン サ19が−5℃を検出する時期が早くなり、水面部分の水だけでなく、かなり深 い部分の水まで未凍結状態にあっても、製氷皿用温度センサ19が−5℃を検出 してしまう。
【0030】 しかしながら、急速冷却運転が選択されると、マイクロコンピュータ25は、 ステップS5で「YES」となり、以後、ヒータ22を通電状態に維持する(図 5のステップS12、ステップS13で「NO」、ステップS5で「YES」の 繰り返し)。このため、急速冷却運転時には、90分間冷気が絶え間なく製氷皿 12に吹き当てられるという事情があっても、ヒータ22は通電されたままにな っているので、未凍結状態にある水の表面部分が凍り、気泡の逃げ場がなくなる という不具合は生じない。そして、水が完全に凍ると、製氷皿12の温度が急速 に低下し、製氷皿用温度センサ19が−13.5℃を検出すると(図5のステッ プS13で「YES」)、マイクロコンピュータ25は製氷完了と判断してヒー タ22を断電すると共に(図5のステップS14)、振動付与機構の電磁石10 を断電する(図5のステップS11)。
【0031】 さて、以上のようにして製氷皿用温度センサ19が−13.5℃を検出するこ とにより製氷完了と判断すると、次にマイクロコンピュータ25は、離氷に移り (図5のステップS15)、歯車減速機構のモータ9を正方向に回転させて製氷 皿12を上下反転させる。この反転動作の終了間際に、製氷皿12が捻られ、こ の捻りにより氷が製氷皿12から剥離されて貯氷箱13内に落下貯留される。そ して、製氷皿12が反転位置まで回動すると、スイッチ回路30から反転完了信 号が出力されるため、マイクロコンピュータ25は次にモータ9を逆方向に回転 させて製氷皿12を元の水平位置に戻す。製氷皿12が水平位置に戻ると、スイ ッチ回路30から復帰信号が出力されるため、マイクロコンピュータ25は製氷 皿12への給水を行うべく給水ポンプ18を駆動する、というように上述した製 氷動作を繰り返す。なお、貯氷箱13内に氷が満たされると、図示しない検知ス イッチが動作するため、以後の製氷は停止されるように構成されている。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、急速冷却運転が選択されたときは、製氷 皿用温度センサが製氷完了温度よりも高い製氷完了間近の所定温度を検出しても 、ヒータを通電し続けるように構成したことにより、急速冷却運転時には冷気が 長い時間連続して製氷皿に吹き当てられるという事情があっても、水面の水が先 に凍るという不具合を生ずるおそれがなく、確実に透明な氷を製造することがで きる、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の縦断正面図
【図2】同側面図
【図3】一部除去して示す冷蔵庫の縦断側面図
【図4】電気的制御構成を示すブロック図
【図5】製氷に関する制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
12は製氷皿、14は給水装置、19は製氷皿用温度セ
ンサ、20は冷気ダクト、21は蓋、22はヒータ、2
3は蓋用温度センサ、25マイクロコンピュータ(制御
手段)、26は冷凍室用温度センサ、27は急速冷却運
転スイッチ、29はコンプレッサである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 冷蔵庫内に組み込まれ、製氷皿の下部に
    冷気を吹き当てながら上部をヒータにより加熱して、製
    氷皿内の水を底面側から氷結させるようにした製氷装置
    であって、製氷皿の温度を検出する製氷皿用温度センサ
    と、この製氷皿用温度センサが製氷完了温度よりも高い
    製氷完了間近の所定温度を検出したとき前記ヒータを断
    電する制御手段とを具備し、前記制御手段は、冷蔵庫内
    に収容された食品を急速に冷却する急速冷却運転が選択
    されたときは、前記製氷皿用温度センサによる前記所定
    温度の検出とは無関係に、前記ヒータに通電し続けるよ
    うに構成されていることを特徴とする冷蔵庫の製氷装
    置。
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