JPH05164440A - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

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JPH05164440A
JPH05164440A JP3333249A JP33324991A JPH05164440A JP H05164440 A JPH05164440 A JP H05164440A JP 3333249 A JP3333249 A JP 3333249A JP 33324991 A JP33324991 A JP 33324991A JP H05164440 A JPH05164440 A JP H05164440A
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JP
Japan
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ice
ice making
temperature sensor
temperature
pan
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JP3333249A
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English (en)
Inventor
Keiji Nakanishi
啓二 中西
Hiroshi Tanaka
浩 田中
Toshimitsu Kato
敏光 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/12Temperature of ice trays

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷完了状態で製氷皿が長居時間冷気に晒さ
れても、過度に冷やされないようにする。 【構成】 製氷は製氷皿12の下部に冷気を当てながら
上部を蓋用ヒータ23により加熱して行う。皿用温度セ
ンサ15が−13.5℃以下を検出すると、製氷完了と
なる。この製氷完了には一定時間以上を要するので、安
全のため、温度センサ19が−13.5℃以下を検出し
ても離氷は行われないようになっている。この構成にお
いて、急速冷却運転時には製氷皿12に通常運転時より
も多量の冷気が吹き当てられるため、皿用温度センサ1
5は早期に−13.5℃を検出し、上記一定時間が経過
するまで、離氷待機状態になる。この離氷待機状態で
は、皿用ヒータ14が通電されて製氷皿12の底部およ
び皿用温度センサ15を暖めるので、製氷皿12の底部
および温度センサが過度に冷やされることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫内に組み込まれ
て自動的に製氷を行う製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の製氷装置の製氷動作を説明する
と、まず冷蔵室に設けられた給水タンクの水が給水ポン
プにより製氷室の製氷皿に供給され、その製氷皿に溜め
られた水は製氷室に供給される冷気により冷やされて氷
となる。製氷が完了すると、製氷皿が上下反転され且つ
捻られることにより、氷が製氷皿から離れ落ちて貯氷箱
に貯留される。
【0003】この製氷装置では、製氷皿の底部に温度セ
ンサが設けられており、この温度センサにより実際に製
氷皿に水が供給されたか否か、及び製氷が完了したか否
かを検出するようにしている。
【0004】すなわち、製氷が完了すると、製氷皿は極
低温となる。また、離氷後、製氷皿に水が供給される
と、それまで極低温にあった製氷皿は水により暖められ
てその温度は除々に上昇する。そこで、例えば製氷皿の
温度が−13.5℃以下になったら製氷完了、給水ポン
プの給水動作終了後12分経過した時点での製氷皿の温
度が−9.5℃以上であったら実際に製氷皿に水が供給
されたと判断するように構成している。
【0005】一方、離氷は温度センサが製氷完了温度を
検出しただけでは行われないようになっている。その理
由は、例えば温度センサが設けられた部分に冷気が強く
当たると、水が完全に氷結しなていないのに、製氷完了
温度の−13.5℃以下になることがあるからである。
このような事態を避けるために、給水が完了してから所
定時間、例えば2.8時間経過前は温度センサが−1
3.5℃以下を検出しても離氷動作に移らないように構
成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近の冷蔵庫では、冷
凍室に収容した食品を急速に冷却し冷凍できるようにし
たものがあり、このものでは急速冷却運転を選択する
と、90分間コンプレッサが連続運転されるようになっ
ている。また、冷蔵庫を設置した部屋の温度が高くなる
夏期において、冷蔵庫の扉を頻繁に開閉すると、コンプ
レッサの運転率は高くなる。
【0007】このように急速冷却運転を選択したり、コ
ンプレッサの運転率が高くなったりすると、製氷室への
冷気供給期間が長くなる。すると、上記2.8時間の経
過前に、温度センサは−13.5℃を検出し、また製氷
皿の水も完全に氷となる。
【0008】実験によれば、例えば部屋の温度が30℃
のときに急速冷却運転を選択すると、給水終了から1時
間15分程度で完全に氷となり、この場合には、製氷皿
は、水が完全に氷になってから、更に1時間30分近く
冷気に晒され続けることとなる。このため、氷の温度が
低くなり過ぎて(温度センサは−26℃程度を検出す
る)、氷が製氷皿に強固に固着するようになり、離氷時
に氷が割れることがある。しかも、離氷後に給水を行
い、それから12分経過しても、製氷皿の温度が給水完
了検知温度(−9.5℃)まで上昇しないことがあり、
給水不良として製氷動作を停止してしまうおそれがあ
る。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、製氷完了後に製氷皿が長い時間冷気に
晒されても、良好なる離氷性を維持できると共に、製氷
皿に実際に給水が行われた場合には、給水完了検知温度
まで上昇することを保証できる冷蔵庫の製氷装置を提供
するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫内に組
み込まれた製氷装置であって、製氷皿の底部に設けられ
た温度センサが製氷完了温度を検出し、且つタイマ手段
が製氷皿への給水時から所定時間をカウントしたことを
条件に、製氷皿を上下反転させて離氷させるようにした
ものにおいて、前記製氷皿の底部に設けられ該底部を前
記温度センサと共に加熱するヒータと、前記温度センサ
が製氷完了温度を検出した後、前記タイマ手段が前記所
定時間をカウントするまでの間、前記ヒータに通電する
制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】製氷が完了すると、その後、タイマ手段がカウ
ントアップするまでの間、ヒータが通電される。このた
め、製氷完了後も製氷皿が冷気に晒され続けても、氷が
製氷皿に強固に固着したり、製氷皿に供給された水によ
る温度上昇が過度に妨げられることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例をファンクール式冷
蔵庫の製氷装置に適用して図面を参照しながら説明す
る。
【0013】まず、図3において、冷蔵庫本体1の内部
には冷凍室2、冷蔵室3、および製氷室4が形成されて
おり、冷却器5により冷却された空気がファン6により
それら各室に供給されるようになっている。上記製氷室
4内には本発明に係る製氷装置7が設けられており、以
下にこの製氷装置7について図1および図2をも参照し
ながら詳述する。
【0014】すなわち、製氷室4内の上部前側には機体
8が設けられており、この機体8内にはモータ9(図4
参照)を駆動源とする歯車減速機構(図示せず)および
電磁石10(図4参照)を駆動源とする振動付与機構
(同じく図示せず)が収納されている。また、機体8の
後側には支持枠11が設けられており、この支持枠11
の内側に製氷皿12が配置されている。この製氷皿12
は、後側の中央部が軸12aを介して支持枠11に回動
可能に支持され、前側の中央部が前記歯車減速機構の出
力軸および前記振動付与機構の出力子に連結されてい
る。そして、モータ9が正方向或いは逆方向に回転する
と、製氷皿12が上下逆となるように反転し或いは反転
した位置から元の水平位置に戻るようになっている。ま
た、電磁石10が駆動されてその鉄心が往復動すると、
製氷皿12が前後方向に振動するようになっている。
【0015】なお、図示はしないが、製氷皿12の後部
には突起が設けられており、反転動作の終了間際に、そ
の突起が支持枠11に当接するようになっている。そし
て、この突起の支持枠11への当接後もモータ9は暫く
回転し続けて製氷皿12の前部を正規の反転位置まで回
動させるため、製氷皿12は捻られ、この捻りにより氷
が製氷皿12から剥離されて下方の貯氷箱13内に落下
貯留されるようになっている。
【0016】上記製氷皿12の底部の中央には、帯状の
皿用ヒータ14が密着状態に設けられており、このヒー
タ14はアルミ箔にニクロム線を敷設して構成されてい
る。そして、このヒータ14に重ねて製氷皿12の底部
の温度を検出するための皿用温度センサ15が設けられ
ている。
【0017】かかる製氷皿12には給水装置16により
給水される。この給水装置16は、冷蔵室3内に配設さ
れた給水タンク17、この給水タンク17からの水を受
ける水受皿18、この水受皿18内の水を給水パイプ1
9を介して製氷皿12内に汲み上げる給水ポンプ20か
ら構成されている。
【0018】一方、製氷室4の後壁内には、ファン6に
よって送られてくる冷気を該製氷室4内に案内する冷気
ダクト21が設けられている。この冷気ダクト21の出
口21aは斜め上を向いており、その出口21aから吐
出される冷気は製氷皿12の下面に吹き当てられるよう
になっている。また、出口21aから吐出された冷気が
製氷皿12内に貯留された水の上面側に回り込まないよ
うにするために、製氷皿12にはその上面を覆う断熱材
製の蓋22が回動可能に配設されている。
【0019】この蓋22内には、製氷皿12を上面から
加熱するための蓋用ヒータ23およびこの蓋用ヒータ2
3により加熱される製氷皿12上部の雰囲気温度を検出
する蓋用温度センサ24が設けられている。なお、蓋2
2は、製氷皿12の反転動作時には図1に二点鎖線で示
すように支え棒25に支えられ、氷の落下の邪魔になら
ないようになされる。
【0020】このように構成された製氷装置7を備えた
冷蔵庫は図4に示す制御手段およびタイマ手段としての
マイクロコンピュータ26によって制御される。このマ
イクロコンピュータ26には、冷凍室2内の温度を検出
する冷凍室用温度センサ27および急速冷却運転スイッ
チ28からの信号が入力される。そして、マイクロコン
ピュータ26は、これらの入力信号および予め記憶され
た制御プログラムに基づいて冷却装置駆動回路29を介
してコンプレッサ30およびファンモータ6aを制御す
る。
【0021】この場合、通常時には、マイクロコンピュ
ータ26は、冷凍室用温度センサ27の検出温度が所定
温度以上になったときコンプレッサ30およびファンモ
ータ6aの運転を開始し、所定温度以下になるとその運
転を停止する。そして、急速冷却運転が選択された場合
には、冷凍室用温度センサ27の検出温度とは無関係に
例えば90分間コンプレッサ30およびファンモータ6
aを連続運転するようになっている。
【0022】また、マイクロコンピュータ26には、前
記皿用温度センサ15および蓋用温度センサ24からの
信号が入力されると共に、製氷皿12の反転位置および
水平位置を検出するためのスイッチ回路31からの信号
が入力される。そして、マイクロコンピュータ26は、
これらの入力信号および予め記憶された制御プログラム
に基づいて、歯車減速機構のモータ9、振動付与機構の
電磁石10、給水ポンプ20、皿用ヒータ14、蓋用ヒ
ータ23を製氷装置駆動回路32を介して制御する。
【0023】ここで、マイクロコンピュータ26は、実
際に製氷皿12に給水されたこと、および製氷完了を皿
用温度センサ15の検出温度Tにより判断するようにプ
ログラムされている。すなわち、マイクロコンピュータ
26は、給水ポンプ20の給水動作開始から自身が有す
るタイマ機能によりタイムカウントを開始し、それから
12分経過した時点での皿用温度センサ15の検出温度
Tが例えば−9.5℃以上であるとき、実際に製氷皿1
2に給水されたと判断する。また、皿用温度センサ15
の検出温度Tが例えば−13.5℃以下になったとき製
氷完了と判断する。そして、給水動作開始から2.8時
間以上経過し、且つ皿用温度センサ15の検出温度Tが
−13.5℃以下のとき、離氷動作を行わせるようにプ
ログラムされている。
【0024】また、マイクロコンピュータ26は、製氷
皿12に給水されたと判断した後、皿用温度センサ15
の検出温度Tが−13.5℃以下になるまでを製氷期間
とし、皿用温度センサ15の検出温度Tが−13.5℃
以下になった後、給水動作開始から2.8時間経過する
までを離氷待機期間としている。そして、製氷期間を蓋
用ヒータ23の通電期間とし、この期間中、蓋用温度セ
ンサ24の検出温度tが5℃以下のとき蓋用ヒータ23
に通電し、5℃を越えると断電するように制御するよう
になっている。また、マイクロコンピュータ26は、離
氷待機期間を皿用ヒータ14の通電期間とし、この期間
中、皿用温度センサ15の検出温度Tが−16℃以下の
とき皿用ヒータ14に通電し、−16℃を越えると断電
するように制御する。
【0025】次に、製氷に関するマイクロコンピュータ
26の制御内容を図5に示すフローチャートをも参照し
ながら具体的に説明する。
【0026】今、製氷皿12が反転位置から水平位置に
戻ったとする。すると、スイッチ回路31から復帰信号
が出力され、これによりマイクロコンピュータ26は、
タイムカウントを開始すると共に、給水ポンプ20を起
動させて製氷皿12への給水を開始する(図5のステッ
プS1)。製氷皿12への給水量は給水ポンプ20の駆
動継続時間によって制御されるようになっており、マイ
クロコンピュータ26は、給水開始から一定時間経過す
ると(図5のステップS2で「YES」)、給水ポンプ
20を停止させ(同ステップS3)、次いで振動付与機
構の電磁石10に通電して製氷皿12を振動させる(同
ステップS4)。
【0027】給水が終了すると、製氷皿12の温度は次
第に上昇する。そして、マイクロコンピュータ26は、
給水開始時点から12分経過したところで(図5のステ
ップS5で「YES」)、皿用温度センサ15の検出温
度Tが−9.5℃以上にあるか否かを判断し(図5のス
テップS6)、−9.5℃以上のとき、実際に製氷皿1
2に給水されたと判断する(同ステップS6で「YE
S」)。
【0028】なお、ステップS5で「NO」となった場
合には、マイクロコンピュータ26は図示しない給水ラ
ンプを点灯させて給水タンク15への水の補給を促す
(図5のステップS7)。この給水ランプの点灯を見
て、使用者が給水タンク15を冷蔵室3から取り出し、
該給水タンク15に水を補給して冷蔵室3内に再セット
すると、マイクロコンピュータ26は給水タンク15の
セットに応動して作動する図示しないスイッチからの信
号に基づき、ステップS1に戻るように構成されてい
る。
【0029】さて、製氷期間において、冷気ダクト21
の出口21aから吐出された冷気は、製氷皿12の下面
部に吹き当たり、製氷皿12内の水を下面側から冷却す
る。そして、この製氷期間中、マイクロコンピュータ2
6は、蓋用温度センサ24の検出温度tが5℃以下にあ
るか否かを判断し(図5のステップS8)、5℃以下の
場合には蓋用ヒータ23に通電し(同ステップS9)、
5℃を越えた場合には蓋用ヒータ23を断電する(同ス
テップS10)ようになっている。このように冷気が製
氷皿12を下面側から冷却することに加え、蓋用ヒータ
23が製氷皿12を上面側から暖めるため、水は下面側
から凍り始める。
【0030】製氷皿12内の水がすべて氷になると、製
氷皿12の温度が急速に低下し、皿用温度センサ15が
−13.5℃を検出すると(図5のステップS11で
「YES」)、マイクロコンピュータ26は製氷完了と
判断し、振動付与機構の電磁石10を断電すると共に蓋
用ヒータ23を断電する(同ステップS12)。
【0031】製氷完了と判断すると、マイクロコンピュ
ータ26は、同時点が給水開始時点から2.8時間経過
したか否かを判断する(図5のステップS13)。とこ
ろで、夏期等コンプレッサ30の運転率が高い場合や急
速冷却運転が選択された場合には、前記2.8時間の経
過時点よりかなり前の時点で製氷完了となる。すると、
マイクロコンピュータ26は、ステップS13で「N
O」と判断し、離氷に移行することなく、2.8時間が
経過するまで製氷皿12をそのままの状態で待機させ
る。この離氷待機期間に入ると、マイクロコンピュータ
26は、皿用温度センサ15の検出温度Tが−16℃以
下であるか否かを判断し(同ステップS14)、該検出
温度Tが−16℃以下である場合には(同ステップS1
4で「YES」)、皿用ヒータ14に通電し(同ステッ
プS15)、−16℃を越えると、皿用ヒータ14を断
電する(同ステップS16)、という動作を繰り返す。
【0032】そして、給水開始時点から2.8時間経過
したところで(図5のステップS13で「YES」)、
マイクロコンピュータ26は、皿用ヒータ14を断電し
た後、離氷に移り(同ステップS17,18)。歯車減
速機構のモータ9を正方向に回転させて製氷皿12を上
下反転させる。この反転動作の終了間際に、製氷皿12
が捻られ、この捻りにより氷が製氷皿12から剥離され
て貯氷箱13内に落下貯留される。
【0033】そして、製氷皿12が反転位置まで回動す
ると、スイッチ回路31から反転完了信号が出力される
ため、マイクロコンピュータ26は、次にモータ9を逆
方向に回転させて製氷皿12を元の水平位置に戻す。製
氷皿12が水平位置に戻ると、スイッチ回路31から復
帰信号が出力されるため、次にマイクロコンピュータ2
6は、貯氷箱13の貯氷量を判断する(図5のステップ
S19)。そして、貯氷箱13が満杯でなければ、製氷
皿12への給水を行うべく前記ステップS1に戻り、以
後上述した動作を繰り返す。なお、貯氷箱13内に氷が
満たされると、図示しない検知スイッチが動作するた
め、貯氷箱13から氷が取り出されるまで、以後の製氷
は停止される。
【0034】一方、皿用温度センサ15の検出温度Tが
−13.5℃以下を検出し、マイクロコンピュータ26
が製氷完了と判断した時点で既に2.8時間経過してい
た場合には(図5のステップS13で「YES」)、マ
イクロコンピュータ26は、離氷に移り、これにより、
前述したと同様にして氷が製氷皿12から剥離されて貯
氷箱13に貯留される。
【0035】このように本実施例によれば、給水時から
2.8時間経過する前に、皿用温度センサ15が−1
3.5℃以下を検出した場合には、上記2.8時間が経
過するまで、製氷皿12には冷気が吹き当てられる。し
かし、このときには皿用ヒータ14が通電されて製氷皿
12の底部を暖めるので、製氷皿12と接している氷の
面が過度に温度低下するおそれはない。このため、氷が
製氷皿12に強固に固着するおそれがなく、良好なる離
氷性が得られる。
【0036】また、皿用ヒータ14により皿用温度セン
サ15も加熱されるので、該センサ15も過度に冷やさ
れることがなく、離氷後の給水により製氷皿12の温度
が一定の時間内に給水完了温度まで上昇することを保証
できる。このため、製氷皿12に実際に給水が行われた
にもかかわらず、製氷動作が停止してしまうというおそ
れがない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、製
氷完了後、離氷が行われるまでに製氷皿が長い時間冷気
に晒されても、その時間中、製氷皿の底部および温度セ
ンサはヒータにより暖められるので、良好なる離氷性を
維持できると共に、製氷皿に給水が行われた場合には、
給水完了検知温度まで上昇することを保証できる、とい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断正面図
【図2】同側面図
【図3】一部除去して示す冷蔵庫の縦断側面図
【図4】電気的制御構成を示すブロック図
【図5】製氷に関する制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
12は製氷皿、14は皿用ヒータ、15は皿用温度セン
サ、16は給水装置、22は蓋、23は蓋用ヒータ、2
4は蓋用温度センサ、26マイクロコンピュータ(制御
手段、タイマ手段)、28は急速冷却運転スイッチ、3
0はコンプレッサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫内に組み込まれた製氷装置であっ
    て、製氷皿の底部に設けられた温度センサが製氷完了温
    度を検出し、且つタイマ手段が製氷皿への給水時から所
    定時間をカウントしたことを条件に、製氷皿を上下反転
    させて離氷させるようにしたものにおいて、前記製氷皿
    の底部に設けられ該底部を前記温度センサと共に加熱す
    るヒータと、前記温度センサが製氷完了温度を検出した
    後、前記タイマ手段が前記所定時間をカウントするまで
    の間、前記ヒータに通電する制御手段とを具備してなる
    冷蔵庫の製氷装置。
JP3333249A 1991-12-17 1991-12-17 冷蔵庫の製氷装置 Pending JPH05164440A (ja)

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JP3333249A JPH05164440A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 冷蔵庫の製氷装置
KR1019920024854A KR960008175B1 (ko) 1991-12-17 1992-12-16 냉장고의 제빙장치

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020023746A (ko) * 2001-12-14 2002-03-29 이길상 얼음 취출장치
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TWI651503B (zh) * 2017-04-19 2019-02-21 日商三菱電機股份有限公司 製冰機
CN114739068A (zh) * 2018-01-16 2022-07-12 三星电子株式会社 制冰机

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