JPH0629637Y2 - 自動製氷機付冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷機付冷蔵庫

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JPH0629637Y2
JPH0629637Y2 JP4327888U JP4327888U JPH0629637Y2 JP H0629637 Y2 JPH0629637 Y2 JP H0629637Y2 JP 4327888 U JP4327888 U JP 4327888U JP 4327888 U JP4327888 U JP 4327888U JP H0629637 Y2 JPH0629637 Y2 JP H0629637Y2
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JP
Japan
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ice
temperature
water
ice making
tray
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JP4327888U
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JPH01148567U (ja
Inventor
浩二 山田
啓二 中西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、製氷皿への給水及び製氷皿からの離氷を自動
的に繰返す自動製氷機付冷蔵庫に係わり、特に製氷皿の
温度が設定温度以下になったとき、製氷完了として離氷
動作を行うものに関する。
(従来の技術) 従来の自動製氷機付冷蔵庫にあって、その自動製氷機
は、例えば冷蔵室内に設けられた給水タンクから給水ポ
ンプにより製氷室内の製氷皿内に給水し、そして製氷皿
に設けられた温度センサの検出温度が製氷完了として設
定された温度以下となったとき、氷を製氷皿から貯氷容
器に落として貯留し、その後、再び製氷皿に給水し製氷
するという動作を繰返すようになっている。この場合の
製氷室内への冷気供給は、コンプレッサの運転中駆動さ
れるファンにより行われる。
(考案が解決しようとする課題) 最近の冷蔵庫では、食品を急速に冷凍するなどの急速冷
却運転を行うことができるようになっている。この急速
冷凍のための運転は約90分という比較的長い時間コン
プレッサが連続して運転される。このため、製氷室内に
も、その間中、絶えず冷気が供給されることとなる。す
ると、製氷皿に設けてある温度センサ部分に絶えず冷気
が当たるようになるため、通常時に比べて温度センサの
検出温度がより早く低くなって、製氷皿内の水の温度と
の差が大きくなり、その結果、製氷皿内の水が未だシャ
ーベット状にある段階で、温度センサが製氷完了として
設定された温度を検出してしまい、製氷皿が反転される
離氷動作が行われてしまうという不具合を生ずる。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、急速冷却運転が行われても、製氷皿内の水が完全に
氷となった状態で離氷させることができる自動製氷機付
冷蔵庫を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の自動製氷機付冷蔵庫は、急速冷却運転が実行さ
れているときには、製氷完了設定温度を、通常時のそれ
よりも低い温度に切換える設定温度切換手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
(作用) 急速冷却運転が行われると、製氷完了とされる温度が通
常時のそれよりも低い温度に設定される。このため、温
度センサが冷気の影響を強く受けて、その検出温度が通
常時に比べてより早く低下し、製氷皿内の水の温度との
差が大きくなっても、製氷完了設定温度を検出するまで
には、水は完全に氷となる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて説
明する。
まず第2図において、1は冷蔵庫本体であり、これには
冷凍室2、製氷室3及び冷蔵室4が上から同順に形成さ
れており、また冷凍室2の背部には冷却器室5が形成さ
れている。上記冷却器室5内には冷却器6が配設され、
この冷却器6により冷却された空気は、図示しないファ
ン装置により冷凍室2内に供給される外、製氷室3及び
冷蔵室4に供給されるようになっている。そして、図示
はしない操作パネル部に設けられた急速冷凍用スイッチ
を操作すると、コンプレッサが約90分間連続運転さ
れ、冷凍室2内に収容された食品が急速に冷凍されるよ
うになっている。
さて、7は製氷室3内に設けられた自動製氷機で、この
自動製氷機7は、概略的には底部に温度センサ8を埋設
したプラスチック製の製氷皿9を基枠10に上下反転動
作可能に取付けると共に、この製氷皿9の下方に貯氷容
器11を出し入れ可能に配置した構造である。そして、
製氷皿9に給水された後、温度センサ8の検出温度が製
氷完了として設定された温度以下となったとき、基枠1
0内に配設されたモータ12により製氷皿9を反転させ
て氷を貯氷容器11内に落とし、その後、モータ12に
より製氷皿9を反転させて元に戻し、給水を実行すると
いう動作を繰返すように構成されている。そして、製氷
皿9内への給水は、冷蔵室4内に出し入れ可能に配置さ
れた給水タンク13から給水ポンプ14(第3図参照)
により行われるようになっている。
斯かる自動製氷機7の電気的制御構成を第3図に示す
が、この第3図において、15はマイクロコンピュータ
を主体とする制御装置であり、これには前記温度センサ
8からの検出温度信号が入力されるようになっている。
また、制御装置15は、予め記憶されたプログラムに従
い、駆動回路16を介して前記給水ポンプ14及び製氷
皿9の反転動作用モータ12を通断電制御する。この場
合、制御装置15は、温度センサ8の検出温度が製氷完
了として設定した温度となった時点で、氷を貯氷容器1
1内に落下させるべく、モータ12に通電して製氷皿9
を反転させる離氷動作を行わせるようになっているが、
制御装置15はその製氷完了設定温度を、予め記憶され
ているプログラムに従い、通常時には−12℃に定め、
急速冷凍が実行されている時には−20℃に定めるよう
になっている。従って、制御装置15は設定温度切換手
段としての機能を有する。
ここで、製氷皿9への給水から製氷完了に至るまでの温
度センサ8の検出温度は、実験によれば、第4図に示す
ように変化する。即ち、製氷皿9への給水が行われる
と、製氷皿9がそれまで冷蔵室5にあった水により暖め
られる状態となるので、温度センサ8の検出温度はプラ
ス温度となる。そして、冷却の進行により水温は次第に
低下して行くが、温度センサ8部分は水よりも熱容量が
小さいので、温度センサ8の検出温度は水温よりも低く
なる。そして、通常時(冷凍室2内を一定温度に維持す
るためにコンプレッサを断続的に運転する場合)、温度
センサ8の検出温度が−12℃になると、水温は約−5
℃となり、水は完全に氷となっている。
ところが、急速冷却運転が行われると、約90分の間冷
気が絶えず製氷室3内に供給され続けるため(冷気の流
れを第2図に矢印Aで示す)、第5図(b)に示すよう
に、温度センサ8の検出温度が−12℃となった時点で
は、水温が0℃程度までしか低下していない。従って、
急速冷却運転中においても、通常時と同様に製氷完了設
定温度を−12℃に設定したのでは、第5図(b)に示
すように水温約0℃,従って未だ水の状態或はシャーベ
ットの状態で離氷動作が行われてしまうこととなる。そ
こで、急速冷却運転中にあっても、水温が−5℃程度に
まで低下し、水が完全に凍った時点での温度センサ8の
検出温度は実験によれば、第5図(a)に示すように−
20℃であった。従って、急速冷却運転中にあるときに
は、製氷完了設定温度を−20℃に定めれば、水が完全
に凍った時点で離氷動作を行わせることができるもので
あり、これに基づいて上記のように急速冷却運転中にお
ける製氷完了設定温度を−20℃に定めたものである。
次に製氷に関する動作を第1図のフローチャートに従っ
て説明する。制御装置15は、まずステップSで急速
冷却運転が行われているか否かを判断する。「NO」と
判断(通常時)すると、制御装置15は次のステップS
で製氷完了設定温度を−12℃に設定する。そして、
次のステップSで温度センサ8の検出温度が−12℃
以下であるか否かを判断し、「NO」ならばステップS
の製氷動作に移り、温度センサ8の検出温度が−12
℃になるまで、ステップS〜Sを繰返して製氷動作
を継続する。そして、製氷動作の継続により、製氷皿9
内の水が完全に凍り、温度センサ8の検出温度が製氷完
了設定温度(−12℃)以下になると、制御装置15は
ステップSで「YES」と判断し、つぎのステップS
でモータ12を正転及び逆転させることにより、製氷
皿8を反転させて氷を貯氷容器11内に落下させた後再
び元に戻すという離氷動作を実行し、そして次のステッ
プSにて給水ポンプ14を駆動して給水タンク13の
水を製氷皿8内に供給する給水動作を実行し、製氷動作
に移る。
さて、冷凍室2内に収容した食品を急速に冷凍すべく、
急速冷凍用スイッチを操作する。すると、図示しないコ
ンプレッサが約90分間連続運転される急速冷却運転が
実行される。このような急速冷却運転が行われると、制
御装置15はステップで「YES」と判断し、次のス
テップSで製氷完了設定温度を−20℃に定める。そ
して、次のステップSで温度センサ8の検出温度が−
20℃以下であるか否かを判断し、「NO」ならば温度
センサ8の検出温度が−20℃以下になるまで製氷動作
を継続させる。そして、温度センサ8の検出温度が−2
0℃以下になると、制御装置15はステップSにおい
て「YES」と判断し、前述したと同様にして離氷動作
及び給水動作を実行し、製氷動作を再開させる。
このように本実施例によれば、急速冷却運転中にあると
きには、製氷完了設定温度を通常時よりも低く設定した
ので、急速冷却運転時には冷気が製氷室3内に長い時間
連続して供給され、製氷皿8底部の温度センサ9部分に
絶えず冷気が当たるようになって、通常時よりも早く温
度低下するという事情があっても、製氷皿9内の水が完
全に氷となった時点で離氷動作を行わせることができ、
水或はシャーベット状にあるときに離氷動作が行われる
という不具合は生じない。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、上記一実施
例との相違は、ステップSにおいて、急速冷却運転中
か、又は急速冷却運転停止或は中断後5分以内かを判断
し、そのいずれかにあるときには、製氷完了設定温度を
−20℃に定めるところにある。このように、急速冷却
運転停止或は中断後5分以内にあるときには、製氷完了
設定温度を−20℃に定めておくと、次のような効果を
得ることができる。即ち、第7図に示すように、急速冷
却運転が停止或は中断された時点での温度センサ8の検
出温度が−12℃よりやや低い場合には、未だ水は完全
に凍っていない。このような場合に、急速冷却運転が停
止或は中断された時点で、直ちに製氷完了設定温度を−
12℃に戻すと、製氷未完了状態で離氷動作が行われて
しまう。然るに、急速冷却運転の停止又は中断後、或る
時間経過すると、温度センサ8の検出温度と実際の水温
との関係は通常時の状態に戻るが、その時間は約5分で
ある。そこで、本実施例にように、急速冷却運転の停止
或は中断後、5分間は製氷完了設定温度を−20℃に維
持すれば、上記の問題を解消することができるものであ
る。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、急速冷却運転
が実行されているときには、製氷完了設定温度を通常時
よりも低い温度に切換えるようにしたので、製氷皿の温
度を検出する温度センサが通常時よりも早く温度低下し
て、製氷皿内の水の温度との差が大きくなっても、製氷
皿内の水が完全に氷となった状態で離氷動作させること
ができるという実用上優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
フローチャート、第2図は冷蔵庫の部分縦断側面図、第
3図は電気的制御回路構成図、第4図は通常時の温度セ
ンサの検出温度と製氷皿内の水の温度との関係を示すグ
ラフ、第5図(a)及び(b)は急速冷凍運転時の製氷
完了設定温度を通常時よりも低くした場合と通常時と同
じにした場合の第4図相当図であり、また第6図は本考
案の他の実施例を示す第1図相当図、第7図は急速冷凍
運転停止或は中断と同時に製氷完了設定温度を通常時の
それに戻した場合の第4図相当図である。 図中、3は製氷室、6は冷却器、7は自動製氷機、8は
温度センサ、9は製氷皿、11は貯氷容器、13は給水
タンク、15は制御装置(設定温度切換手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷皿の温度を検出する温度センサを設
    け、この温度センサの検出温度が製氷完了として設定さ
    れた温度以下になったとき、製氷皿から氷を取出し、そ
    の後、製氷皿に再給水して製氷する自動製氷機を備えた
    冷蔵庫において、急速冷却運転が実行されているときに
    は、前記製氷完了設定温度を、通常時のそれよりも低い
    温度に切換える設定温度切換手段を設けたことを特徴と
    する自動製氷機付冷蔵庫。
JP4327888U 1988-03-31 1988-03-31 自動製氷機付冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH0629637Y2 (ja)

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JPH01148567U JPH01148567U (ja) 1989-10-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07122539B2 (ja) * 1989-11-16 1995-12-25 株式会社東芝 自動製氷装置付冷蔵庫
JP2848122B2 (ja) * 1991-06-20 1999-01-20 三菱電機株式会社 自動製氷機付冷蔵庫

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JPH01148567U (ja) 1989-10-16

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