JP3130778B2 - 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫 - Google Patents
自動製氷機付き冷凍冷蔵庫Info
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- JP3130778B2 JP3130778B2 JP07307852A JP30785295A JP3130778B2 JP 3130778 B2 JP3130778 B2 JP 3130778B2 JP 07307852 A JP07307852 A JP 07307852A JP 30785295 A JP30785295 A JP 30785295A JP 3130778 B2 JP3130778 B2 JP 3130778B2
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Description
を自動的に行う自動製氷機を具備した冷凍冷蔵庫に関す
るものである。
凍サイクルの圧縮機を有し、この圧縮機は、冷凍室の設
定温度によって決まる圧縮機運転/停止温度と冷凍室温
度センサによって検出される冷凍室温度との比較により
運転/停止を制御される。
内に配置された製氷皿に水が供給され、製氷皿温度セン
サにより検出される製氷皿温度が製氷完了温度以下にな
れば自動離氷を行う自動製氷機を有しているものがあ
り、これは、例えば特開平6−37145号公報に示さ
れている。
冷蔵庫における一般的な製氷動作を説明する。先ずステ
ップS100で製氷皿に対する給水動作を行い、給水完
了後はステップS101へ進み、冷凍室温度センサによ
り検出される冷凍室温度が製氷完了温度以下であるか否
かの判別により製氷完了を監視する。製氷完了が完了す
れば、ステップS102で貯氷箱内の貯氷量が所定値以
下であるか否かの判別による検氷を行い、離氷が許可さ
れれば、ステップS103で離氷動作を行い、一回の自
動製氷を完了する。
冷凍冷蔵庫では、圧縮機の運転/停止は、圧縮機運転/
停止温度と冷凍室温度センサにより検出される冷凍室温
度との比較により、自動製氷機の動作とは独立して個別
に行われるため、冷凍室温度センサにより検出される冷
凍室温度が圧縮機停止温度以下になると、製氷皿温度セ
ンサにより検出される製氷皿温度が製氷完了温度以下に
達する直前であっても圧縮機の運転がそれとは関係なく
停止する。このように製氷完了直前に圧縮機の運転が停
止されると、その直ぐには製氷完了とならず、この後に
圧縮機が運転を再開して初めて製氷完了となる。
冷凍室温度センサにより検出される冷凍室温度が再び圧
縮機運転温度以上となってからであり、冷凍室温度が圧
縮機運転温度以上になるまでの時間が長ければ、それに
応じて一回の製氷に要する時間も長くなることになる。
縮機の運転停止が重なった場合には、製氷時間が長くな
り、自動製氷機による1日の製氷回数が減少し、氷が足
りなくなると云う問題が生じる。
ためになされたもので、圧縮機の運転停止によって一回
の製氷に要する時間が長くなることを回避し、自動製氷
機による1日の製氷回数が減少しないようにして氷不足
を生じないように改良された自動製氷機付き冷凍冷蔵庫
を得ることを目的としている。
めに、この発明による自動製氷機付き冷凍冷蔵庫は、冷
凍室内に配置された製氷皿に水が供給され、製氷皿温度
センサにより検出される製氷皿温度が製氷完了温度以下
になれば自動離氷を行う自動製氷機を有し、圧縮機運転
/停止温度と冷凍室温度センサにより検出される冷凍室
温度との比較により前記冷凍室を冷却するための冷凍サ
イクルの圧縮機が運転/停止される自動製氷機付き冷凍
冷蔵庫において、前記製氷皿に給水が行われたのち製氷
皿に水が入ったと判定した場合にのみ前記製氷皿温度セ
ンサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下となるまで前
記圧縮機の運転/停止温度を低下させる制御手段を有し
ているものである。
では、製氷皿に給水が行われると、製氷皿温度センサに
よる製氷皿温度が製氷完了温度以下になるまで、即ち製
氷中は圧縮機運転/停止温度が低下し、圧縮機の運転率
が上がる。
庫は、冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給され、製
氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が製氷完了
温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を有し、圧
縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより検出され
る冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却するため
の冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自動製氷機
付き冷凍冷蔵庫において、庫外温度を検出する庫外温度
センサと、前記製氷皿に給水が行われたのち製氷皿に水
が入ったと判定した場合にのみ前記庫外温度センサによ
って検出される庫外温度が所定値以上である場合には前
記製氷皿温度センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以
下となるまで前記圧縮機の運転/停止温度を低下させる
制御手段とを有しているものである。
では、製氷皿に給水が行われると、庫外温度センサによ
って検出される庫外温度が所定値以上であれば、製氷皿
温度センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下になる
まで、即ち夏期など、外気温度が高い状態下の製氷中は
圧縮機運転/停止温度が低下し、圧縮機の運転率が上が
る。
庫は、冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給され、製
氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が製氷完了
温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を有し、圧
縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより検出され
る冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却するため
の冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自動製氷機
付き冷凍冷蔵庫において、前記製氷皿に対する給水動作
が完了し製氷皿に水が入ったと判定した場合にのみ、そ
の時点からの経過時間を計測するタイマーと、前記タイ
マーによる時間計測値が所定値に達した時点で前記製氷
皿温度センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下でな
い場合には前記製氷皿温度センサによる製氷皿温度が製
氷完了温度以下となるまで前記圧縮機の運転/停止温度
を低下させる制御手段とを有しているものである。
では、製氷皿に対する給水動作が完了した時点からの経
過時間がタイマーにより計測され、給水完了後に所定時
間が経過しても製氷皿温度センサによる製氷皿温度が製
氷完了温度以下にならない場合、即ち庫内負荷が大きい
ことなどに起因して製氷に要する時間が長い場合には、
製氷完了まで圧縮機運転/停止温度が低下し、圧縮機の
運転率が上がる。
庫は、冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給され、製
氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が製氷完了
温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を有し、圧
縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより検出され
る冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却するため
の冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自動製氷機
付き冷凍冷蔵庫において、前記製氷皿に給水が行われた
のち製氷皿に水が入ったと判定した場合にのみ前記製氷
皿温度センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下とな
るまで冷凍室温度センサにより検出される冷凍室温度に
関係なく前記圧縮機を連続運転させる制御手段を有して
いるものである。
では、製氷皿に給水が行われると、製氷皿温度センサに
よる製氷皿温度が製氷完了温度以下になるまで、即ち製
氷中は圧縮機が冷凍室温度に関係なく連続運転される。
明の実施の形態を詳細に説明する。
凍冷蔵庫の全体構造を示している。自動製氷機付き冷凍
冷蔵庫は、冷蔵室1と、上段冷凍室2と、下段冷凍室3
と、野菜室4とを有し、圧縮機5と冷却器6とを含む冷
凍サイクルにより冷気を生成し、この冷気を庫内ファン
7によって冷蔵室1、上段冷凍室2、下段冷凍室3、野
菜室4の各々へ循環式に送り込む。
る圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサ8によって
検出される冷凍室温度との比較により運転/停止を制御
される。冷凍室温度センサ8は、この実施の形態では、
上段冷凍室2に配置され、上段冷凍室2内の温度を検出
する。
れている。自動製氷機は、冷蔵室1内に配置された給水
タンク9と、給水用電磁弁10と、上段冷凍室2内にあ
って給水用電磁弁10の開閉によって給水タンク9の水
を給水パイプ11より供給される製氷皿12と、製氷皿
12を上下反転駆動して離氷動作を行う自動製氷モータ
13と、製氷皿12より離氷された氷を貯める貯氷箱1
4と、製氷皿12の温度を検出する製氷皿温度センサ1
5と、貯氷箱14内の貯氷量を嵩量をもって検出するレ
バー式検氷センサ16とを有している。
を示している。この制御系はマイクロコンピュータ17
を有している。マイクロコンピュータ17は、冷蔵庫全
体を制御するプログラムを記憶しており、圧縮機運転と
自動製氷について、所謂、マイコン制御を行う。
/停止温度設定器18より圧縮機運転/停止温度を入力
し、製氷中でない場合には圧縮機運転/停止温度設定器
18によって設定されている圧縮機運転/停止温度(例
えば−15℃/−21℃)と冷凍室温度センサ8によっ
て検出される冷凍室温度との比較により駆動回路19へ
圧縮機運転/停止の指令を出力し、製氷中である場合に
は圧縮機運転/停止温度設定器18によって設定されて
いる圧縮機運転/停止温度より所定値(例えば2de
g)低い圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサ8に
よって検出される冷凍室温度との比較により駆動回路1
9へ圧縮機運転/停止の指令を出力する。
設定されている圧縮機運転/停止温度は冷凍室の設定温
度によって決まる圧縮機運転/停止温度である。この圧
縮機運転/停止温度設定器18はマイクロコンピュータ
17が実行するプログラムによってソフトウェア的に具
現することができる。
ために、給水−検氷−離氷の一連のシーケンス制御の指
令を駆動回路19へ出力する。即ち、給水時には給水用
電磁弁10を一定時間開弁させ、製氷皿温度センサ15
により検出される製氷皿温度によって給水完了を判断す
る。給水完了後は 製氷皿温度センサ15により検出さ
れる製氷皿温度によって製氷完了を判断し、製氷完了時
点でレバー式検氷センサ16のレバー降下角度より貯氷
箱14の貯氷量を調べ、貯氷箱14に貯氷余裕があれ
ば、離氷動作へ移行し、自動製氷モータ13を駆動す
る。これにより製氷皿12が捻られ、製氷皿12の氷が
離氷して貯氷箱14へ落下する。
氷皿温度センサ15による製氷皿温度が製氷完了温度以
下となるまでは製氷中であるとして、圧縮機運転/停止
温度を低下させる制御を行う。
処理フローを示している。先ずステップS1にて給水用
電磁弁10を開弁して製氷皿12に給水し、ステップS
2で給水完了を判断する。この給水完了の判断は製氷皿
温度センサ15により検出される製氷皿温度が予め設定
された給水完了温度以上まで上昇したか否かにより行
う。
機5の運転/停止温度を定常値である−15℃/−21
℃よりそれぞれ2deg下げ、次にステップS4にて製
氷皿温度センサ15により検出される製氷皿温度が製氷
完了温度以下に下がったときに製氷完了と判断し、ステ
ップS5で圧縮機5の運転/停止温度を元に戻す。
16よりの信号に基づいて離氷許可であるか否かを判別
し、離氷許可であれば、ステップS7にて自動製氷モー
タ13を駆動し、離氷動作を行う。
12に規定量の水が給水されなかった場合、あるいは何
らかの原因により製氷皿12に給水が行われなかったこ
となどにより、ステップS2にて給水完了の判定が行わ
れない場合には、ステップS8へ進み、ステップS4に
おける場合と同様の製氷完了チェックを行い、製氷完了
チェックが完了すれば、ステップS6へ進む。
水されなかった場合、あるいは何らかの原因により製氷
皿12に給水が行われなかった場合には、圧縮機5の運
転/停止温度を定常値より下げることが行われない。
示している。この運転/停止処理フローは所定時間毎に
繰り返し実行され、先ずステップS10にて設定温度低
下モードであるか否かを判別する。設定温度低下モード
とは自動製氷処理フローで、圧縮機5の運転/停止温度
を定常値である−15℃/−21℃よりそれぞれ2de
g下げる指示がなされている状態を云い、設定温度低下
モードであれば、ステップS11にて圧縮機5の運転/
停止温度(実制御温度)を、圧縮機運転/停止温度設定
器18に設定されている運転/停止温度より所定量、例
えば2deg低い運転/停止温度に設定する。
ば、ステップS12にて圧縮機5の運転/停止温度(実
制御温度)を圧縮機運転/停止温度設定器18に設定さ
れている運転/停止温度とする。
よって検出された冷凍室温度が運転温度以上であるか否
かを判別し、冷凍室温度が運転温度以上であれば、ステ
ップS14にて圧縮機5を運転する。
なければ、ステップS15へ進み、冷凍室温度センサ8
によって検出された冷凍室温度が停止温度以下であるか
否かを判別し、冷凍室温度が停止温度以下であれば、ス
テップS16にて圧縮機5の運転を停止する。
製氷中であれば、運転温度、停止温度がそうでない場合
に比して各々2deg低いことにより、その分、圧縮機
5の運転率が高くなる。
が上がるため、上段冷凍室2の庫内温度が定常時(非製
氷時)より低温に保たれ、この結果、自動製氷機の製氷
時間が短縮され、1日の製氷量も多くなる。
すれば、製氷皿12に水が入ったと判定されない限り、
設定温度低下モードにはならず、実際に製氷が行われて
いるときのみ圧縮機5の運転率が上げられるから、無駄
な電力消費がない。
場合には、製氷負荷が小さく、設定温度低下モードにす
る必要がないと云うことから、この実施の形態では、製
氷皿12に規定量の水が入らない限り、設定温度低下モ
ードにはならない。
1、図2に示されているように、庫外温度(外気温度)
センサ20が設けられており、マイクロコンピュータ1
7は、製氷皿12に給水が行われたのちに庫外温度セン
サ20によって検出される庫外温度(外気温度)が所定
値、例えば、25℃以上である場合には製氷皿温度セン
サ15による製氷皿温度が製氷完了温度以下となるまで
圧縮機運転/停止温度を低下させる。
理フローを示している。先ずステップS20にて給水用
電磁弁10を開弁して製氷皿12に給水し、ステップS
21で給水完了を判断する。
氷皿温度センサ15により検出される製氷皿温度が製氷
完了温度以下であるか否かによって製氷完了を判断す
る。
S23へ進み、庫外温度センサ20によって検出される
外気温度が25℃以上であるか否かを判別する。外気温
度が25℃以上であれば、ステップS24にて圧縮機5
の運転/停止温度を定常値である−15℃/−21℃よ
りそれぞれ2deg下げ、これに対し外気温度が25℃
以上でない場合には、ステップS25にて圧縮機5の運
転/停止温度を元の値、即ち定常値に戻す。
で圧縮機5の運転/停止温度を元の値に戻し、そしてス
テップS27でレバー式検氷センサ16よりの信号に基
づいて離氷許可であるか否かを判別し、離氷許可であれ
ば、ステップ28にて自動製氷モータ13を駆動し、離
氷動作を行う。
により製氷皿12に規定量の水が給水されなかった場
合、あるいは何らかの原因により製氷皿12に給水が行
われなかったことなどにより、ステップS21にて給水
完了の判定が行われない場合には、ステップS29へ進
み、ステップS22における場合と同様の製氷完了チェ
ックを行い、製氷完了チェックが完了すれば、ステップ
S27へ進む。
止制御は図4に示されている圧縮機運転/停止処理フロ
ーにより行われる。
に給水が行われ、庫外温度センサ20によって検出され
る外気温度が所定値(25℃)以上である時に限って製
氷完了まで圧縮機運転/停止温度が低下し、圧縮機5の
運転率が上がる。
縮機5の運転率が上がるため、上段冷凍室2の庫内温度
が定常時(非製氷時)より低温に保たれ、この結果、外
気温度が高い夏期には製氷時間が短縮され、1日の製氷
量も多くなる。
温度低下モードにはならず、氷の需要が高いと考えられ
る夏期において、実際に製氷が行われているときのみ圧
縮機5の運転率が上げられるから、無駄な電力消費がな
い。
2に示されているように、マイクロコンピュータ17の
ソフトウェアタイマー21を使用して製氷皿12に対す
る給水動作が完了した時点からの経過時間を計測する。
アタイマー21による時間計測値が所定値に達した時点
で製氷皿温度センサ15による製氷皿温度が製氷完了温
度以下でない場合には製氷皿温度センサ15による製氷
皿温度が製氷完了温度以下となるまで圧縮機5の運転/
停止温度を低下させる。
理フローを示している。先ずステップS30にて給水用
電磁弁10を開弁して製氷皿12に給水し、ステップS
31で給水完了を判断する。
フトウェアタイマー21をリセットし、ソフトウェアタ
イマー21による時間計測を開始する。
15により検出される製氷皿温度が製氷完了温度以下で
あるか否かによって製氷完了を判断する。
S34へ進み、ソフトウェアタイマー21による時間計
測値が所定値、例えば100分に到達すれば、換言すれ
ば100分経過しても製氷が完了しなければ、ステップ
S35にて圧縮機5の運転/停止温度を定常値である−
15℃/−21℃よりそれぞれ2deg下げる。
で圧縮機5の運転/停止温度を元の値に戻し、そしてス
テップS37でレバー式検氷センサ16よりの信号に基
づいて離氷許可であるか否かを判別し、離氷許可であれ
ば、ステップ38にて自動製氷モータ13を駆動し、離
氷動作を行う。
製氷皿12に規定量の水が給水されなかった場合、ある
いは何らかの原因により製氷皿12に給水が行われなか
ったことなどにより、ステップS31にて給水完了の判
定が行われない場合には、ステップS39へ進み、ステ
ップS33における場合と同様の製氷完了チェックを行
い、製氷完了チェックが完了すれば、ステップS37へ
進む。
転/停止制御は図4に示されている圧縮機運転/停止処
理フローにより行われる。
に対する給水が完了してから100分経過しても製氷が
完了しなければ、庫内負荷が大きいと判定し、この時に
限って製氷完了まで圧縮機運転/停止温度が低下し、圧
縮機5の運転率が上がる。
5の運転率が上がるため、上段冷凍室2の庫内温度が定
常時(非製氷時)より低温に保たれ、この結果、庫内負
荷が大きい場合も製氷時間が長くなることが回避され、
1日の製氷量も多くなる。
合には、設定温度低下モードにはならず、庫内負荷が大
きい状態下で実際に製氷が行われているときのみ圧縮機
5の運転率が上げられるから、無駄な電力消費がない。
2に示されているマイクロコンピュータ17は製氷皿1
2に給水が行われたのちに製氷皿温度センサ15による
製氷皿温度が製氷完了温度以下となるまで冷凍室温度セ
ンサ8により検出される冷凍室温度に関係なく圧縮機5
を連続運転させる。
の処理フローを示している。先ずステップS40にて給
水用電磁弁10を開弁して製氷皿12に給水し、ステッ
プS41で給水完了を判断する。この場合も給水完了の
判断は製氷皿温度センサ15により検出される製氷皿温
度が予め設定された給水完了温度以上まで上昇したか否
かにより行う。
み、この時の冷凍室温度に関係なく圧縮機5を強制的に
運転する。この強制運転は圧縮機5の運転/停止温度を
限界値まで下げることによっても可能である。
15により検出される製氷皿温度が製氷完了温度以下に
下がったときに製氷完了と判断し、ステップS44で
は、この時に冷凍室温度センサ8によって検出される冷
凍室温度が停止温度以下であれば、即座に圧縮機5の運
転を停止し、圧縮機5の運転モードを元の通常の運転/
停止モードに戻す。
サ16よりの信号に基づいて離氷許可であるか否かを判
別し、離氷許可であれば、ステップS46にて自動製氷
モータ13を駆動し、離氷動作を行う。
により製氷皿12に規定量の水が給水されなかった場
合、あるいは何らかの原因により製氷皿12に給水が行
われなかったことなどにより、ステップS41にて給水
完了の判定が行われない場合には、ステップS47へ進
み、ステップS43における場合と同様の製氷完了チェ
ックを行い、製氷完了チェックが完了すれば、ステップ
S45へ進む。
続運転されるため、上段冷凍室2の庫内温度が定常時
(非製氷時)より低温に保たれ、この結果、製氷時間が
短縮され、1日の製氷量も多くなる。
合には、圧縮機5が連続運転されず、実際に製氷が行わ
れているときのみ圧縮機5が連続運転されるから、無駄
な電力消費がない。
明による自動製氷機付き冷凍冷蔵庫によれば、製氷皿に
給水が行われると、製氷が完了するまで圧縮機運転/停
止温度が低下し、圧縮機の運転率が上がるから、製氷時
には冷凍室の庫内温度が非製氷時より低温に保たれ、こ
の結果、製氷時間が短縮され、1日の製氷量も多くな
る。また製氷皿に給水されない場合には、設定温度低下
モードにはならず、実際に製氷が行われているときのみ
圧縮機の運転率が上げられるから、無駄な電力消費がな
い。
庫では、製氷皿に給水が行われると、庫外温度センサに
よって検出される庫外温度が所定値以上であれば、製氷
が完了するまで圧縮機運転/停止温度が低下し、圧縮機
の運転率が上がるから、製氷時には冷凍室の庫内温度が
非製氷時より低温に保たれ、この結果、外気温度が高い
夏期での製氷時間が短縮され、1日の製氷量も多くな
る。またこの場合には、製氷皿に給水されない場合に
は、設定温度低下モードにはならず、氷の需要が高いと
考えられる夏期において、実際に製氷が行われていると
きのみ圧縮機の運転率が上げられるから、無駄な電力消
費がない。
庫では、給水完了後に所定時間が経過しても製氷皿温度
センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下にならない
場合、製氷完了まで圧縮機運転/停止温度が低下し、圧
縮機の運転率が上がるから、製氷時には庫内温度が非製
氷時より低温に保たれ、この結果、庫内負荷が大きい場
合も製氷時間が長くなることが回避され、1日の製氷量
も多くなる。この場合も、製氷皿に給水されない場合に
は、設定温度低下モードにはならず、庫内負荷が大きい
状態下で実際に製氷が行われているときのみ圧縮機の運
転率が上げられるから、無駄な電力消費がない。
庫では、製氷皿に給水が行われると、製氷中は圧縮機が
冷凍室温度に関係なく連続運転されるから、製氷時には
冷凍室の庫内温度が非製氷時より低温に保たれ、この結
果、製氷時間が短縮され、1日の製氷量も多くなる。こ
の場合も、製氷皿に給水されない場合には、圧縮機が連
続運転されず、実際に製氷が行われているときのみ圧縮
機が連続運転されるから、無駄な電力消費がない。
構成を示す概略図である。
系を示すブロック線図である。
の形態1における自動製氷の処理フローを示すフローチ
ャートである。
機の運転/停止処理フローを示すフローチャートであ
る。
の形態2における自動製氷の処理フローを示すフローチ
ャートである。
の形態3における自動製氷の処理フローを示すフローチ
ャートである。
の形態4における自動製氷の処理フローを示すフローチ
ャートである。
自動製氷の処理フローを示すフローチャートである。
菜室,5 圧縮機,6冷却器,7 庫内ファン,8 冷
凍室温度センサ,9 給水タンク,10 給水用電磁
弁,11 給水パイプ,12 製氷皿,13 自動製氷
モータ,14貯氷箱,15 製氷皿温度センサ,16
レバー式検氷センサ,17 マイクロコンピュータ,1
8 圧縮機運転/停止温度設定器,19 駆動回路,2
0 庫外温度センサ,21 ソフトウェアタイマー
Claims (4)
- 【請求項1】 冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給
され、製氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が
製氷完了温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を
有し、圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより
検出される冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却
するための冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自
動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、 前記製氷皿に給水が行われたのち製氷皿に水が入ったと
判定した場合にのみ前記製氷皿温度センサによる製氷皿
温度が製氷完了温度以下となるまで前記圧縮機の運転/
停止温度を低下させる制御手段を有していることを特徴
とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項2】 冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給
され、製氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が
製氷完了温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を
有し、圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより
検出される冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却
するための冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自
動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、 庫外温度を検出する庫外温度センサと、前記製氷皿に給
水が行われたのち製氷皿に水が入ったと判定した場合に
のみ前記庫外温度センサによって検出される庫外温度が
所定値以上である場合には前記製氷皿温度センサによる
製氷皿温度が製氷完了温度以下となるまで前記圧縮機の
運転/停止温度を低下させる制御手段とを有しているこ
とを特徴とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項3】 冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給
され、製氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が
製氷完了温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を
有し、圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより
検出される冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却
するための冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自
動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、 前記製氷皿に対する給水動作が完了し製氷皿に水が入っ
たと判定した場合にのみ、その時点からの経過時間を計
測するタイマーと、前記タイマーによる時間計測値が所
定値に達した時点で前記製氷皿温度センサによる製氷皿
温度が製氷完了温度以下でない場合には前記製氷皿温度
センサによる製氷皿温度が製氷完了温度以下となるまで
前記圧縮機運転/停止温度を低下させる制御手段とを有
していることを特徴とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項4】 冷凍室内に配置された製氷皿に水が供給
され、製氷皿温度センサにより検出される製氷皿温度が
製氷完了温度以下になれば自動離氷を行う自動製氷機を
有し、圧縮機運転/停止温度と冷凍室温度センサにより
検出される冷凍室温度との比較により前記冷凍室を冷却
するための冷凍サイクルの圧縮機が運転/停止される自
動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、 前記製氷皿に給水が行われたのち製氷皿に水が入ったと
判定した場合にのみ前記製氷皿温度センサによる製氷皿
温度が製氷完了温度以下となるまで冷凍室温度センサに
より検出される冷凍室温度に関係なく前記圧縮機を連続
運転させる制御手段を有していることを特徴とする自動
製氷機付き冷凍冷蔵庫。
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JP07307852A JP3130778B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫 |
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JP07307852A JP3130778B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫 |
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JP07307852A Expired - Fee Related JP3130778B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫 |
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JP (1) | JP3130778B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 1995-11-27 JP JP07307852A patent/JP3130778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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