JPS642137Y2 - - Google Patents
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- JPS642137Y2 JPS642137Y2 JP18904682U JP18904682U JPS642137Y2 JP S642137 Y2 JPS642137 Y2 JP S642137Y2 JP 18904682 U JP18904682 U JP 18904682U JP 18904682 U JP18904682 U JP 18904682U JP S642137 Y2 JPS642137 Y2 JP S642137Y2
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- ice
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 192
- 239000005457 ice water Substances 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 208000033748 Device issues Diseases 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は貯水槽内の水位が断水などによつて異
常に低下した場合に製氷機が停止したまゝとなつ
て、その後に給水が行なわれても再運転しなくな
る全停状態を避けることが可能で、繰り返し運転
を自動的に行ない得る製氷機用運転制御装置に関
する。
常に低下した場合に製氷機が停止したまゝとなつ
て、その後に給水が行なわれても再運転しなくな
る全停状態を避けることが可能で、繰り返し運転
を自動的に行ない得る製氷機用運転制御装置に関
する。
製氷運転に必要な水量の確保と不純物を排出す
るのに必要な量の溢水とを行わせる貯水槽と、該
貯水槽とは別の位置に配設した製氷器との間に氷
用原水を強制循環せしめて製氷器の表面に氷塊を
生成する流水循環式製氷機は、業務用製氷機とし
て近年頓に利用されるに至つている。
るのに必要な量の溢水とを行わせる貯水槽と、該
貯水槽とは別の位置に配設した製氷器との間に氷
用原水を強制循環せしめて製氷器の表面に氷塊を
生成する流水循環式製氷機は、業務用製氷機とし
て近年頓に利用されるに至つている。
この製氷機は貯水槽内の水が入れ換らないと、
残水中の不純物が氷に混入して非衛生的であり、
また、白濁水となて好ましくないので、貯水槽に
溢水口を設けて、製氷運転のサイクル毎に行う給
水時に一部水量を溢流させて換水するようにして
いる。
残水中の不純物が氷に混入して非衛生的であり、
また、白濁水となて好ましくないので、貯水槽に
溢水口を設けて、製氷運転のサイクル毎に行う給
水時に一部水量を溢流させて換水するようにして
いる。
この場合の一般的に行なう給水開始は、離氷開
始に同期させており、そして氷の白濁防止のため
に溢流分も含めて給水しているのが普通であり、
基準低水位と溢水位との間に1回分の製氷量に見
合つた氷用原水を貯溜させるようにしていて、相
当水量が槽内に確保されているかを貯水槽に付設
した計水量装置によつて検出しながら所要量の給
水は普通、給水タイマーによつて行なつていた。
始に同期させており、そして氷の白濁防止のため
に溢流分も含めて給水しているのが普通であり、
基準低水位と溢水位との間に1回分の製氷量に見
合つた氷用原水を貯溜させるようにしていて、相
当水量が槽内に確保されているかを貯水槽に付設
した計水量装置によつて検出しながら所要量の給
水は普通、給水タイマーによつて行なつていた。
このような給水方式を採るものは第5図に示す
ように、製氷運転スイツチの投入30によつて給
水用タイマーが計時開始31して給水弁を開弁さ
せ給水開始32すると同時に、離氷運転に入り3
3、かつ離氷用タイマーも計時開始し34、そし
て給水用タイマーが設定時限例えば2分経過した
際に発するタイムアツプ信号35によつて給水弁
を閉じ、給水完了する36ように作動するもので
あり、その後、離氷運転が完了する38と、前記
計水量装置によつて断水か否かを検出し44、貯
水槽内に水が充分確保されているときは製氷運転
に切り換える一方、断水状態のときは圧縮機の停
止を含む製氷機の全停50を行なわせるようにし
ている。
ように、製氷運転スイツチの投入30によつて給
水用タイマーが計時開始31して給水弁を開弁さ
せ給水開始32すると同時に、離氷運転に入り3
3、かつ離氷用タイマーも計時開始し34、そし
て給水用タイマーが設定時限例えば2分経過した
際に発するタイムアツプ信号35によつて給水弁
を閉じ、給水完了する36ように作動するもので
あり、その後、離氷運転が完了する38と、前記
計水量装置によつて断水か否かを検出し44、貯
水槽内に水が充分確保されているときは製氷運転
に切り換える一方、断水状態のときは圧縮機の停
止を含む製氷機の全停50を行なわせるようにし
ている。
従つて給水時に断水した場合は、製氷機の全停
が行なわれたからには、その後に断水が解除され
ても再運転しなくて、利用者が一時的な断水を生
じたことを知らなかつたとすると、角氷が全然作
られていない不都合な事態が発生することとなつ
て、苦情が寄せられることが多く困却しているの
が現状であつた。
が行なわれたからには、その後に断水が解除され
ても再運転しなくて、利用者が一時的な断水を生
じたことを知らなかつたとすると、角氷が全然作
られていない不都合な事態が発生することとなつ
て、苦情が寄せられることが多く困却しているの
が現状であつた。
本考案はこのような実状に鑑みて成されたもの
であつて、断水復旧後の自動制御運転再開を可能
ならしめることにより、所望量の角氷確保を果し
得る点を重要な目的としており、その為に、特に
所定水位が保持されているかどうかを検出するた
めの貯水槽に付設した計水量装置と、前記給水用
タイマーの作動完了直後において貯水槽内水位が
前記所定水位よりも低くて前記計水量装置が断水
信号を発した際、圧縮機を停止に強制保持せしめ
る運転停止手段と、前記給水用タイマーの計時作
動完了による給水終了で断水チエツク用タイマー
の計時作動を開始し、所定時間経過時点において
給水用タイマーを作動せしめ、かつ前記運転停止
手段をリセツトせしめる断水チエツク手段とから
運転制御装置を構成したことを特徴とするもので
あつて、断水が持続している間は製氷運転を停止
し、断水が解除されると給水、製氷運転の自動再
開を可能ならしめ、もつて所期の目的を達成する
に至つたのである。
であつて、断水復旧後の自動制御運転再開を可能
ならしめることにより、所望量の角氷確保を果し
得る点を重要な目的としており、その為に、特に
所定水位が保持されているかどうかを検出するた
めの貯水槽に付設した計水量装置と、前記給水用
タイマーの作動完了直後において貯水槽内水位が
前記所定水位よりも低くて前記計水量装置が断水
信号を発した際、圧縮機を停止に強制保持せしめ
る運転停止手段と、前記給水用タイマーの計時作
動完了による給水終了で断水チエツク用タイマー
の計時作動を開始し、所定時間経過時点において
給水用タイマーを作動せしめ、かつ前記運転停止
手段をリセツトせしめる断水チエツク手段とから
運転制御装置を構成したことを特徴とするもので
あつて、断水が持続している間は製氷運転を停止
し、断水が解除されると給水、製氷運転の自動再
開を可能ならしめ、もつて所期の目的を達成する
に至つたのである。
以下に、本考案の1例について添付図面を参照
しつつ詳細に説明する。
しつつ詳細に説明する。
第1図は本考案装置の1実施例に係る製氷機を
略示したものであつて、自立型のコンパクトな形
態を成し、縦長のケーシング1内は上下2室に仕
切られて、上室が製氷室1a、下室1bが圧縮機
5、凝縮機6、フアン8およびアキユムレータ7
などの冷凍機用諸機器を収納した機械室1bを構
成している。
略示したものであつて、自立型のコンパクトな形
態を成し、縦長のケーシング1内は上下2室に仕
切られて、上室が製氷室1a、下室1bが圧縮機
5、凝縮機6、フアン8およびアキユムレータ7
などの冷凍機用諸機器を収納した機械室1bを構
成している。
製氷室1bには、多数の仕切られた氷室を持つ
蒸発器によつて形成される製氷器2と、氷用原水
を製氷器2に循環流下するための原水循環装置
と、製氷器2の下方に設けた貯氷ビン3とを収納
している。
蒸発器によつて形成される製氷器2と、氷用原水
を製氷器2に循環流下するための原水循環装置
と、製氷器2の下方に設けた貯氷ビン3とを収納
している。
上記原水循環装置は製氷器2の下端縁部の直下
近傍に配置した貯水槽9と、該貯水槽9内に設け
た循環ポンプ12と、製氷器2の上端縁に添設し
た散水ノズル13と、循環ポンプ12を介して貯
水槽9と散水ノズル13とを連絡する送水管15
とからなつており、一方、貯水槽9には氷用原水
を供給するために給水弁としての電磁弁16が介
された給水管14が連絡されていて、貯水槽9内
に貯められた原水を製氷器2の各氷室に対し均散
的に流下した後、貯水槽9に滴下させ、再び循環
ポンプ12によつて散水ノズル13に送給するよ
う構成されている。
近傍に配置した貯水槽9と、該貯水槽9内に設け
た循環ポンプ12と、製氷器2の上端縁に添設し
た散水ノズル13と、循環ポンプ12を介して貯
水槽9と散水ノズル13とを連絡する送水管15
とからなつており、一方、貯水槽9には氷用原水
を供給するために給水弁としての電磁弁16が介
された給水管14が連絡されていて、貯水槽9内
に貯められた原水を製氷器2の各氷室に対し均散
的に流下した後、貯水槽9に滴下させ、再び循環
ポンプ12によつて散水ノズル13に送給するよ
う構成されている。
貯水槽9には、オーバーフロー装置としてのオ
ーバーフロー管10と計水量装置としての水位検
知器11とが配設されており、水位検知器11は
オーバーフロー管10の溢水口による溢水位より
も稍々低い所定水位まで水位が上昇してきたとき
に作動する高水位検知スイツチ11aと、基準低
水位を検知して作動する低水位検知スイツチ11
bとを備えている。
ーバーフロー管10と計水量装置としての水位検
知器11とが配設されており、水位検知器11は
オーバーフロー管10の溢水口による溢水位より
も稍々低い所定水位まで水位が上昇してきたとき
に作動する高水位検知スイツチ11aと、基準低
水位を検知して作動する低水位検知スイツチ11
bとを備えている。
そして低水位検知スイツチ11bが作動するた
めの前記基準低水位と前記溢水位との間に収容さ
れる水量が一回の製氷運転によつて生成される所
定氷塊量に相当している。
めの前記基準低水位と前記溢水位との間に収容さ
れる水量が一回の製氷運転によつて生成される所
定氷塊量に相当している。
また、貯氷ビン3は断熱壁で囲繞された上部が
開口する箱体であり、製氷器2の各氷室から離脱
した後の氷塊を貯蔵し得る容器に形成していて、
側壁の適宜位置には氷塊が満量貯蔵されたのを検
知する貯氷量検知器例えばスイツチ17を取着し
ている。
開口する箱体であり、製氷器2の各氷室から離脱
した後の氷塊を貯蔵し得る容器に形成していて、
側壁の適宜位置には氷塊が満量貯蔵されたのを検
知する貯氷量検知器例えばスイツチ17を取着し
ている。
上記構成になる製氷機は冷凍回路を第2図に図
示しているように、圧縮器5吐出口→凝縮器6→
膨張弁18→製氷器2(蒸発器)→アキユムレー
タ7→圧縮器5吸入口の冷凍サイクルによつて製
氷運転を行わせ、一方、凝縮器6と前記膨張弁1
8とをバイパスさせて設け、かつホツトガス用電
磁弁19が介設されてなるホツトガスバイパス管
を前記電磁弁28の開放操作によつて作動させる
ことにより、周知のデフロストサイクルを形成し
て離氷運転を行わせるようになつている。
示しているように、圧縮器5吐出口→凝縮器6→
膨張弁18→製氷器2(蒸発器)→アキユムレー
タ7→圧縮器5吸入口の冷凍サイクルによつて製
氷運転を行わせ、一方、凝縮器6と前記膨張弁1
8とをバイパスさせて設け、かつホツトガス用電
磁弁19が介設されてなるホツトガスバイパス管
を前記電磁弁28の開放操作によつて作動させる
ことにより、周知のデフロストサイクルを形成し
て離氷運転を行わせるようになつている。
この製氷運転・離氷運転を交互かつ自動的に行
なわせるための制御回路をブロツク示したものが
第3図であつて、この制御回路は給水用電磁弁1
6に開閉出力を与える給水出力部21、ホツトガ
ス用電磁弁19に開閉出力を与える離氷出力部2
2、製氷器2の冷媒出口管部に添着して該出口管
部が12℃以上になつたときに離氷が完了したとし
て検知することができる離氷サーモ20、製氷完
了を検出するための前記低水位検知スイツチ11
b、断水か否かを検出するための前記高水位検知
スイツチ11a、主給水量を規定するための例え
ば2分の設定時限を有する給水用タイマー23、
再給水量を規定するための例えば15秒の設定時限
を有する再給水用タイマー24、離氷運転時間を
強制保持するための例えば30分の設定時限を有す
る離氷用タイマー25、断水チエツクを行なうに
適当な時間と製氷運転に要する時間を兼ねさせ
て、例えば20〜90分の間における任意の設定時限
を調節可能となした製氷用タイマー26、圧縮機
に駆動出力を与える圧縮機出力部27を備えてい
る。
なわせるための制御回路をブロツク示したものが
第3図であつて、この制御回路は給水用電磁弁1
6に開閉出力を与える給水出力部21、ホツトガ
ス用電磁弁19に開閉出力を与える離氷出力部2
2、製氷器2の冷媒出口管部に添着して該出口管
部が12℃以上になつたときに離氷が完了したとし
て検知することができる離氷サーモ20、製氷完
了を検出するための前記低水位検知スイツチ11
b、断水か否かを検出するための前記高水位検知
スイツチ11a、主給水量を規定するための例え
ば2分の設定時限を有する給水用タイマー23、
再給水量を規定するための例えば15秒の設定時限
を有する再給水用タイマー24、離氷運転時間を
強制保持するための例えば30分の設定時限を有す
る離氷用タイマー25、断水チエツクを行なうに
適当な時間と製氷運転に要する時間を兼ねさせ
て、例えば20〜90分の間における任意の設定時限
を調節可能となした製氷用タイマー26、圧縮機
に駆動出力を与える圧縮機出力部27を備えてい
る。
次に第1図乃至第4図により、製氷機の運転態
様を説明すると、製氷運転スイツチ(図示せず)
の投入30あるいは製氷終了43すると、貯水槽
9内の水が空あるいは空に近い状態であるので、
前記低水位検知スイツチ11bによつて給水用タ
イマ23が計時開始するので31、給水出力部2
1から給水出力が発せられて、給水用電磁弁16
は開弁する32。
様を説明すると、製氷運転スイツチ(図示せず)
の投入30あるいは製氷終了43すると、貯水槽
9内の水が空あるいは空に近い状態であるので、
前記低水位検知スイツチ11bによつて給水用タ
イマ23が計時開始するので31、給水出力部2
1から給水出力が発せられて、給水用電磁弁16
は開弁する32。
同時に離氷出力部22および圧縮機出力部27
も作動して離氷出力を発し、冷凍回路が離氷運転
に入る33と共に、離氷用タイマ25も計時開始
する34。
も作動して離氷出力を発し、冷凍回路が離氷運転
に入る33と共に、離氷用タイマ25も計時開始
する34。
給水用タイマ23が2分経過時点において計時
完了35することにより、給水出力部21からの
給水出力は消失して給水用電磁弁16は閉弁し3
6、貯水槽9内には高水位検知スイツチ11aの
高水位レベルおよび溢水位を越えたレベルまで湛
水されて給水は完了し、また、給水用タイマ23
はリセツトされる。
完了35することにより、給水出力部21からの
給水出力は消失して給水用電磁弁16は閉弁し3
6、貯水槽9内には高水位検知スイツチ11aの
高水位レベルおよび溢水位を越えたレベルまで湛
水されて給水は完了し、また、給水用タイマ23
はリセツトされる。
この時点では離氷運転は続行しており、その間
に給水の完了によつて貯水槽9内では溢水位より
上部の水が排出されることにより換水が行なわれ
る。
に給水の完了によつて貯水槽9内では溢水位より
上部の水が排出されることにより換水が行なわれ
る。
なお、給水完了時点で断水事故などによつて所
要量の水が給水されない異常時の作動は後述す
る。
要量の水が給水されない異常時の作動は後述す
る。
その後、離氷用タイマ25が30分経過によつて
計時完了するかあるいはそれよりも早く離氷サー
モ20が作動するかによつて37、離氷出力部2
2からの離氷出力は消失し、冷凍回路は離氷運転
が完了38して製氷運転に切換ると共に、離氷用
タイマ25はリセツトされる。
計時完了するかあるいはそれよりも早く離氷サー
モ20が作動するかによつて37、離氷出力部2
2からの離氷出力は消失し、冷凍回路は離氷運転
が完了38して製氷運転に切換ると共に、離氷用
タイマ25はリセツトされる。
この離氷出力部22の離氷出力消失に呼応し
て、再給水用タイマ24が計時開始39するので
給水出力部21から給水出力が発せられて給水用
電磁弁16は開弁する40。同時に製氷用タイマ
26も計時開始する46ので製氷運転に入る。
て、再給水用タイマ24が計時開始39するので
給水出力部21から給水出力が発せられて給水用
電磁弁16は開弁する40。同時に製氷用タイマ
26も計時開始する46ので製氷運転に入る。
そして再給水用タイマ24が15秒経過によつて
計時完了することにより、給水出力部21からの
給水出力は消失して前記電磁弁16は閉弁42
し、貯水槽9内には僅少量の再給水が成されて給
水完了する一方、再給水用タイマ24はリセツト
される。
計時完了することにより、給水出力部21からの
給水出力は消失して前記電磁弁16は閉弁42
し、貯水槽9内には僅少量の再給水が成されて給
水完了する一方、再給水用タイマ24はリセツト
される。
この再給水が成されることによつて、貯水槽9
と製氷板2との間で行なわれる強制循環により生
じる目減り水量に相当する少量の製用原水を再給
水することが可能である。
と製氷板2との間で行なわれる強制循環により生
じる目減り水量に相当する少量の製用原水を再給
水することが可能である。
その後、製氷運転の続行によつて氷用原水は製
氷器2に流通し、結氷層が次第に体積を増して生
長してくるが、所定量の氷塊となつた時点で低水
位検知スイツチ11bが貯水槽9内水位の低下を
製氷完了43として検出するので、給水用タイマ
23が計時開始31し給水出力部21から給水出
力が発せられ給水用電磁弁16は開弁32し、同
時に離氷出力部22も作動して離氷出力を発し、
冷凍回路が製氷運転から切り換つて離氷運転に入
り33、離氷用タイマ25も計時開始する34。
氷器2に流通し、結氷層が次第に体積を増して生
長してくるが、所定量の氷塊となつた時点で低水
位検知スイツチ11bが貯水槽9内水位の低下を
製氷完了43として検出するので、給水用タイマ
23が計時開始31し給水出力部21から給水出
力が発せられ給水用電磁弁16は開弁32し、同
時に離氷出力部22も作動して離氷出力を発し、
冷凍回路が製氷運転から切り換つて離氷運転に入
り33、離氷用タイマ25も計時開始する34。
かくして製氷運転の1サイクルは完了するが、
以上述べた作動順序は正常運転の場合であつて、
前述する如き、給水完了時点で断水事故などによ
り所要量の水が給水されない異常時には下記の作
動が成される。
以上述べた作動順序は正常運転の場合であつて、
前述する如き、給水完了時点で断水事故などによ
り所要量の水が給水されない異常時には下記の作
動が成される。
高水位検知スイツチ11aが給水完了と同時に
断水か否かを検知し44、断水による水量不足の
信号を発すると、その後に離氷用タイマ25が計
時完了するが離氷サーモ20が作動して時点にお
いて離氷出力部22の出力を消失する38と共に
圧縮機出力部27の出力も消失せしめて45、冷
凍回路を冷凍サイクルに切換えた状態で圧縮機5
を停止する。
断水か否かを検知し44、断水による水量不足の
信号を発すると、その後に離氷用タイマ25が計
時完了するが離氷サーモ20が作動して時点にお
いて離氷出力部22の出力を消失する38と共に
圧縮機出力部27の出力も消失せしめて45、冷
凍回路を冷凍サイクルに切換えた状態で圧縮機5
を停止する。
この作動と同時に再給水用タイマ24に禁止信
号を加える47と共に製氷用タイマ26を計時開
始させる46。
号を加える47と共に製氷用タイマ26を計時開
始させる46。
そして製氷用タイマ26が計時完了する48こ
とにより製氷完了し43、給水用タイマ23を計
時開始させ31、かつ離氷出力部22、圧縮機出
力部27をオンさせて離氷運転に入らせる33。
とにより製氷完了し43、給水用タイマ23を計
時開始させ31、かつ離氷出力部22、圧縮機出
力部27をオンさせて離氷運転に入らせる33。
その後の作動は第4図に示す通りであつて、給
水の開始により断水事故が復旧していれば、貯水
槽9内には正常に給水されるために爾後、普通の
離氷、製氷の各運転が続けられることとなる。
水の開始により断水事故が復旧していれば、貯水
槽9内には正常に給水されるために爾後、普通の
離氷、製氷の各運転が続けられることとなる。
本考案は以上述べた如き構成および作用を有す
るものであつて、製氷運転に入る前に行う給水運
転の際に断水事故などで必要量の氷用原水を確保
できない事態が生じたとしても、断水チエツク用
タイマ26の設定時間経過後に、給水運転を自動
的に行わせて、氷用原水が確保されれば製氷運転
に入らせるようにしているので、一時的な断水事
故が発生したとしても何等支障なく連続的な製氷
運転が自動的に行なえることとなり、必要量の氷
を製造し、貯蔵できる結果、取扱い上の簡便さと
相俟つて信頼性の向上にもつながるものであつて
実用的価値は頗る大である。
るものであつて、製氷運転に入る前に行う給水運
転の際に断水事故などで必要量の氷用原水を確保
できない事態が生じたとしても、断水チエツク用
タイマ26の設定時間経過後に、給水運転を自動
的に行わせて、氷用原水が確保されれば製氷運転
に入らせるようにしているので、一時的な断水事
故が発生したとしても何等支障なく連続的な製氷
運転が自動的に行なえることとなり、必要量の氷
を製造し、貯蔵できる結果、取扱い上の簡便さと
相俟つて信頼性の向上にもつながるものであつて
実用的価値は頗る大である。
第1図は本考案の1実施例に係る製氷機の略示
構成図、第2図は同じく冷凍回路図、第3図およ
び第4図は運転制御装置のブロツク示回路図およ
び流れ線図、第5図は従来の製氷機に係る運転制
御装置の流れ線図である。 2……製氷機、9……貯水槽、11……計水量
装置、23……給水用タイマ、26……断水チエ
ツク用タイマ。
構成図、第2図は同じく冷凍回路図、第3図およ
び第4図は運転制御装置のブロツク示回路図およ
び流れ線図、第5図は従来の製氷機に係る運転制
御装置の流れ線図である。 2……製氷機、9……貯水槽、11……計水量
装置、23……給水用タイマ、26……断水チエ
ツク用タイマ。
Claims (1)
- 給水用タイマー23が計時作動の間に出す指令
によつて給水が成され、基準低水位と溢水位との
間に1回分の製氷量に見合つた氷用原水が貯溜さ
れる貯水槽9と、製氷器2との間に前記氷用原水
を強制循環せしめて製氷する製氷機において、前
記基準低水位よりも高く、かつ前記溢水位よりも
低い所定水位を検出するための前記貯水槽9に付
設した計水量装置11と、前記給水用タイマー2
3の作動完了直後において貯水槽9内の水位が前
記所定水位よりも低くて前記計水量装置11が断
水信号を発した際、圧縮機を停止に強制保持せし
める運転停止手段と、前記給水用タイマー23の
計時作動完了による給水終了で断水チエツク用タ
イマー26の計時作動を開始し、所定時間経過時
点において給水用タイマー23を再び作動せしめ
る断水チエツク手段とから構成したことを特徴と
する運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18904682U JPS5991577U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 製氷機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18904682U JPS5991577U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 製氷機の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991577U JPS5991577U (ja) | 1984-06-21 |
JPS642137Y2 true JPS642137Y2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=30407686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18904682U Granted JPS5991577U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 製氷機の運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991577U (ja) |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP18904682U patent/JPS5991577U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5991577U (ja) | 1984-06-21 |
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